JP6249856B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、内釜を加熱して炊飯する炊飯器に関するものである。
従来の炊飯器は、内釜内の温度を測定するために、内釜の底部にサーミスタを押しつけて内釜の温度を検出し、そこから内釜の炊飯物の温度を推測している。この場合、サーミスタや内釜の熱抵抗の影響で温度が伝わるまでの時間差、加熱による内釜の内側と外側の温度差を考慮しなければならなかった。
そこで、サーミスタより温度検出の精度が高い炊飯器として、赤外線透過板を通して内釜から放射される赤外線を受光し、受光した赤外線から内釜の温度を検知するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−239630号公報(要約、図1)
しかしながら、特許文献1に記載の炊飯器は、赤外線を透過させる赤外線透過板が必要であり、赤外線透過板に傷がついたり、赤外線透過板が汚れたりして、透過率が変化するようなことがあった場合には、正確に内釜の温度を検出できなくなる虞がある。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、赤外線センサーを用いなくても、内釜の温度を精度良く測定できる炊飯器を得ることを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、上部に開口を有する本体と、本体に開口から出し入れ自在に収容される内釜と、本体に設けられ、本体内に収容された内釜を加熱する加熱手段と、内釜の底部に埋め込まれ、加熱手段により加熱される内釜の温度を検出する底部温度センサーと、内釜の胴部に埋め込まれ、胴部の深さ方向の温度分布を検出する胴部温度センサーとを備え、胴部温度センサーは、胴部の深さ方向と左右方向に複数箇所に配置されており、胴部の深さ方向において同じ深さにある胴部温度センサーは左右対称に配置されているものである。
本発明によれば、温度センサーを内釜の底部に埋め込んでいるので、内釜の外面から温度を検出する従来と比べ、内釜の温度を正確に検出することができ、このため、内釜内の炊飯物の温度を精度良く測定できる。
実施の形態1に係る炊飯器の外観を示す斜視図。 図1の炊飯器の蓋体を開いた状態を示す斜視図。 図1の内釜においてサーミスタ及び基板の配置図。 図3のサーミスタが埋め込まれた内釜の胴部の側壁を拡大して示す断面図。 図4をA−A方向から見て示すシート状サーミスタの正面図。 図3に示す基板の拡大詳細図。 実施の形態1におけるサーミスタの電源系及び通信系のブロック図。 電源系及び通信系の各コイルの位置関係を模式的に示す図。 実施の形態2におけるパターン成形のシート状サーミスタを示す正面図。 給電を受ける受電コイルの変形例を示す斜視図。 図6の変形例を示す電源及び通信用の接続端子の配置図。 図7のブロック図の変形例を示すサーミスタの電源系及び通信系のブロック図。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る炊飯器の外観を示す斜視図、図2は図1の炊飯器の蓋体を開いた状態を示す斜視図、図3は図1の内釜においてサーミスタ及び基板の配置図である。
実施の形態1における炊飯器100は、上部に開口を有する本体1と、本体1の上部を開閉自在に覆う蓋体2と、本体1内に開口から出し入れ自在に収容される内釜5と、本体1の前面に取り外し自在に取り付けられた蒸気回収タンク4とを備えている。本体1の内部には、内釜5の底部を加熱する加熱手段と、内釜5の胴部を加熱する側面加熱手段と、内蓋8の裏面に設置された蓋加熱手段とが設けられている。内釜5の開口の縁部に互いに対向する取っ手6、7が取り付けられている。なお、加熱手段、側面加熱手段及び蓋加熱手段により加熱手段が構成されている。
蓋体2の上面には、操作部3が配置されており、蓋体2の下面には、蓋体2に取り外し自在の内蓋8が取り付けられている。この内蓋8には、炊飯時に発生する内釜5内の蒸気が流入する蒸気導入口9が設けられている。この蒸気導入口9は、蓋体2内に設けられた蒸気導出口10と連通している。蒸気回収タンク4の上面には、取り外し自在の上蓋4aが取り付けられている。この上蓋4aには、蓋体2が本体1の上部を覆ったときに、蒸気導出口10と連結される蒸気流入口11が設けられている。
内釜5の取っ手6には、後述するが、基板30が設けられ、内釜5の胴部には、深さ方向に複数のサーミスタ20、21、22、23が並列に並んだ状態で埋め込まれている。内釜5の底部には、径方向に複数のサーミスタ24が埋め込まれている。なお、複数のサーミスタ24を内釜5の底部に、底部の軸心を中心として放射状に配置しても良い。
ここで、内釜5の胴部に埋め込まれたサーミスタの構成及び埋込深さについて、図4及び図5を用いて説明する。
図4は図3のサーミスタが埋め込まれた内釜の胴部の側壁を拡大して示す断面図、図5は図4をA−A方向から見て示すシート状サーミスタの正面図である。
まず、内釜5の構成について説明する。内釜5は、有底筒形状に形成され(図3参照)、例えば図4に示すように、外側に誘導加熱に適した磁性材5aが使用され、この磁性材5aの内面に熱伝導の良いアルミニウム5b(又は銅)を張り合わせて構成されている。内釜5の内面には、炊飯する米の合数に応じて必要な水量を示す水位線が記されている。磁性材5aは、加熱手段に生じる磁束が透過する程度の薄い板厚であり、アルミニウム5bは、磁性材5aよりも板厚が厚く形成されている。
前述のサーミスタ20、21、22、23は、例えば、抵抗体及びリード線である銅箔25をポリイミドフィルムからなるフィルム26上にパターン成形を行って、その表面を同じフィルム26(ポリイミドフィルム)で覆って構成されるシート状サーミスタTh1である。このシート状サーミスタTh1は、予めアルミニウム5bの胴部の外周面に形成された縦方向に長い凹みの中に嵌め込まれている。シート状サーミスタTh1の埋込深さは、加熱手段からの磁力線の影響を受けないように、磁力線の浸透深さよりも内側である。各サーミスタ20、21、22、23の銅箔25は、図3に示すように、取っ手6に設けられた基板30と接続されている。
シート状サーミスタTh1は、炊飯量を検出するためと、炊飯工程、むらし工程及び保温工程の各工程における内釜5の深さ方向の温度分布を検出するために使用される。シート状サーミスタTh1のうちのサーミスタ21、22、23は、前述の水位線よりも僅かに低い位置に配置されている。例えば、サーミスタ23は1合用の水位線よりも僅かに低い位置に設置され、サーミスタ22は2合用の水位線よりも僅かに低い位置に設置され、サーミスタ21は3合用の水位線よりも僅かに低い位置に設置されている。サーミスタ20は、各サーミスタ21、22、23との温度差を検出するための基準用としてサーミスタ21よりも高い位置に設置されている。また、各サーミスタ20、21、22、23は、炊飯工程、炊飯工程終了後の保温工程における内釜5の深さ方向の温度分布を検出するためにも使用される。
内釜5の底部に配置された複数のサーミスタ24は、前記と同様に、抵抗体及びリード線である銅箔25をポリイミドフィルムからなるフィルム26上にパターン成形を行って、その表面を同じフィルム26で覆って構成されるシート状サーミスタTh2である。このシート状サーミスタTh2は、シート状サーミスタTh1と同様に、内釜5の底部のアルミニウム5bに形成された凹みの中に嵌め込まれている。この場合、各サーミスタ24は、加熱手段と対向する位置から外れた位置に設置されるようにする。これは、加熱手段からの磁力線によって、サーミスタ24が自己発熱しないようにするためである。
シート状サーミスタTh2の埋込深さは、前述したように、磁力線の浸透深さよりも内側である。シート状サーミスタTh2の各サーミスタ24の銅箔25は、図3に示すように、取っ手6に設けられた基板30と接続されている。シート状サーミスタTh2は、予熱工程及び炊飯工程の各工程における内釜5の温度を検出するために設けられている。
次に、前述のシート状サーミスタTh1、Th2に給電する電源系及びシート状サーミスタTh1、Th2により検出された各温度を送信する通信系の構成について、図6〜図8を用いて説明する。
図6は図3に示す基板の拡大詳細図、図7は実施の形態1におけるサーミスタの電源系及び通信系のブロック図、図8は電源系及び通信系の各コイルの位置関係を模式的に示す図である。
前述の基板30には、上面に受電コイル31と釜側通信コイル32とが隣接して実装され、下面に制御回路33が実装されている。制御回路33は、図7に示すように、受電用制御部34、送受信部35、制御部36などにより構成されている。受電コイル31は、蓋体2が閉じられたときに、蓋体2内に設置された給電コイル53と対向するように配置され、釜側通信コイル32は、前記と同様に蓋体2が閉じられたときに、給電コイル53に隣接して設置された蓋側通信コイル55と対向するように配置されている。受電コイル31及び釜側通信コイル32は、図8に示すように、互いの距離Bが給電コイル53及び蓋側通信コイル55とのギャップAよりも長くとられている。これは、電磁結合による電磁誘導作用が互いに干渉しないようにするためである。
蓋体2を閉じた後に、炊飯器100の操作部3の操作に基づく炊飯開始が行われる際、蓋体2内に設置された基板上の制御部50(例えばマイコン)、給電用制御部52、送受信部54などに、動作に必要な電源51が供給される。給電用制御部52は、交流電圧を給電コイル53に供給して電磁誘導により、受電コイル31に誘導起電力(電圧)を発生させる。制御部50は、一定時間毎に、シート状サーミスタTh1、Th2により検出された温度を読み込むための読込指令信号を送受信部54に送信する。送受信部54は、読込指令信号が入力されたときに、蓋側通信コイル55に交流電圧を供給して、電磁誘導により釜側通信コイル32に誘導起電力(電圧)を発生させる。
受電用制御部34は、受電コイル31に発生した誘導起電力を直流に変換し、送受信部35及び制御部36に、動作に必要な直流電圧を供給すると共に、シート状サーミスタTh1、Th2に5Vの直流電圧を供給する。送受信部35は、釜側通信コイル32に発生した誘導起電力を直流に変換し、これを読込指令信号として制御部36に入力する。制御部36は、読込指令信号が入力されたときに、シート状サーミスタTh1、Th2により検出された各温度を、送受信部35、釜側通信コイル32、蓋側通信コイル55及び送受信部54を介して制御部50に入力する。なお、送受信部35、釜側通信コイル32、蓋側通信コイル55及び送受信部54により通信手段が構成される。
制御部50は、炊飯開始の際には、シート状サーミスタTh1の各サーミスタ20〜23の検出温度を読み込んで、サーミスタ20の検出温度を基準として、サーミスタ23の検出温度との温度差、サーミスタ22の検出温度との温度差、及びサーミスタ23の検出温度との温度差をそれぞれ算出する。例えば、制御部50は、サーミスタ23の検出温度がサーミスタ20の検出温度よりも低く、サーミスタ22の検出温度がサーミスタ20の検出温度よりも低く、さらに、サーミスタ21の検出温度がサーミスタ20の検出温度に近く設定温度未満のときには、炊飯する米の合数を2合と判定する。
また、制御部50は、予熱工程が実行されているとき、予熱工程の後の炊飯工程が実行されているときには、例えば、シート状サーミスタTh2の各サーミスタ24の検出温度を読み込んで内釜5の底部の平均温度を算出する。この平均温度は、本体1内に設置された加熱手段の制御部に送られる。この制御部は、平均温度を内釜5の底部の温度として、加熱手段の通電制御を行う。
さらに、制御部50は、炊飯工程の後のむらし工程が実行されているとき、むらし工程の後の保温工程が実行されているときには、例えば、シート状サーミスタTh1の各サーミスタ20〜23の検出温度を読み込んで本体1内に設置された加熱手段の制御部に送る。制御部は、各サーミスタ20〜23の検出温度から内釜5の深さ方向の温度分布を判定し、この温度分布から温度の低い部分があるときには、その部分が加熱されるように、内釜5の底部及び胴部、内蓋8にそれぞれ設置された各加熱手段の通電制御を行う。
以上のように実施の形態1によれば、内釜5の底部に複数のサーミスタ24を埋め込んでいるので、内釜5の底部外側から温度を検出する従来と比べ、より正確に内釜5の底部の温度を検出することができる。また、底部にサーミスタ24を複数配置しているので、内釜5の底部の温度分布を把握することができ、このため、きめ細かい加熱制御ができ、炊き上がり状態を改善することができる。
また、内釜5の胴部の深さ方向に複数のサーミスタ20、21、22、23を配置しているので、胴部の深さ方向の温度分布を把握することができる。このため、その温度分布に応じて内釜5の底部、胴部及び内蓋8に配置された各加熱手段の制御をきめ細かく行うことができ、炊き上がり状態を改善することができる。また、複数のサーミスタ20、21、22、23のうちサーミスタ21、22、23を合数に応じた水位を検出できる位置に配置している。これにより、従来、重量センサーから炊飯量を判定する必要が無く、また、予熱工程や炊飯工程において内釜5の温度変化率から炊飯量を決定することなく、容易に合数を検知することができる。
さらに、従来、保温時に内釜の胴部に温度差が生じるようなことがあった場合、温度の低い部分に結露が発生して、その結露が米飯に垂れて保温状態が良くないことがあるが、本実施の形態では、前述のように胴部の深さ方向の温度分布を把握することができるので、温度の低い部分を集中的に加熱して結露を抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、複数のサーミスタ20、21、22、23が内釜5の深さ方向に並列に並んだ状態のシート状サーミスタTh1を用いたことを述べたが、実施の形態2は、複数のサーミスタ20、21、22、23が左右対称に配置されたシート状サーミスタを内釜の胴部に埋め込んだものである。
図9は実施の形態2におけるパターン成形のシート状サーミスタを示す正面図である。なお、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
図9に示すシート状サーミスタTh3は、左右方向に長い長方形形状のフィルム26の中に左右対称に配置されたサーミスタ20、21、22、23がパターン成形されている。サーミスタ20、21、22、23の各銅箔25は、フィルム26の中央上端に突出して形成された配線パターン部26aに集中している。このシート状サーミスタTh3は、予めアルミニウム5bの胴部の外周面に形成された周方向に長い凹みの中に嵌め込まれている。配線パターン部26aは、取っ手6に設けられた基板30と接続されている。
シート状サーミスタTh3は、前述したように、炊飯量を検出するためと、予熱工程、炊飯工程、むらし工程及び保温工程の各工程における内釜5の深さ方向の温度分布を検出するために使用される。シート状サーミスタTh3のうちのサーミスタ21、22、23は、内釜5の内周面に記された水位線よりも僅かに低い位置に配置されている。2つのサーミスタ23は1合用の水位線よりも僅かに低い位置に設置され、2つのサーミスタ22は2合用の水位線よりも僅かに低い位置に設置され、2つのサーミスタ21は3合用の水位線よりも僅かに低い位置に設置されている。2つのサーミスタ20は、それぞれサーミスタ21、22、23との温度差を検出するための基準用として、サーミスタ21よりも高い位置に設置されている。
実施の形態2においては、実施の形態1と比べ、内釜の胴部の深さ方向の温度を細かく検出することができる。これにより、胴部の深さ方向の温度分布をより細かく把握することができ、内釜の底部、胴部及び内蓋に配置された加熱手段の制御をきめ細かく行うことができ、炊き上がり状態を改善することができる。
なお、実施の形態1、2では、受電コイル31と釜側通信コイル32とが実装された基板30を取っ手6の中に設置して、蓋体2内に設置された給電コイル53と受電コイル31とを電磁結合させて、シート状サーミスタTh1、Th2、Th3の電源を得るようにしたが、例えば図10に示すように、加熱コイル12から電源を得るようにしても良い。
図10は給電を受ける受電コイルの変形例を示す斜視図である。なお、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
図中に示す受電コイル31aは、パターン成形された渦巻形状の銅箔25を、シート状サーミスタTh1(又はTh3)、Th2と同様に、フィルム26で覆って形成されている。この受電コイル31aは、取っ手6内に設置された基板30と接続され、シート状サーミスタTh1(又はTh3)、Th2の電源となる。この場合、取っ手6には、釜側通信コイル32が実装された基板30が設置される。
また、実施の形態1、2では、受電コイル31と釜側通信コイル32を用いて、電源の受電及びシート状サーミスタTh1(又はTh3)、Th2の検出温度の通信を行うようにしたが、例えば図11に示すように、接続端子を用いて電源の受電と通信を行えるようにしても良い。
図11は図6の変形例を示す電源及び通信用の接続端子の配置図である。なお、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
図中に示す基板30aは、取っ手6内の下側に設置され、シート状サーミスタTh1(又はTh3)、Th2と接続されている。また、基板30aには、下方に突出する接続端子30bが配置されている。この接続端子30bは、本体1の上部に設置された本体側接続端子と接続される。つまり、内釜5を本体1に開口から収容したときに、接続端子30bと本体側接続端子と接続される。
さらに、実施の形態1、2では、受電コイル31と釜側通信コイル32を用いて、電源の受電及びシート状サーミスタTh1(又はTh3)、Th2の検出温度の通信を行うようにしたが、例えば図12に示すように、受電と通信を1つのコイルで行えるようにしても良い。
図12は図7のブロック図の変形例を示すサーミスタの電源系及び通信系のブロック図。なお、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
受電と通信を兼ね備えた釜側コイル65は、基板30の上面に実装され、受電用制御部66、送受信部67、制御部68などを備えた制御回路33aは、基板30の上面に実装されている。釜側コイル65は、蓋体2が閉じられたときに、蓋体2内に設置された蓋側コイル64と対向するように配置されている。この場合、まず、一定時間、給電用制御部62からの交流電圧により蓋側コイル64と釜側コイル65との電磁結合を行って制御回路33aに電源を供給する。一定時間経過後に、シート状サーミスタTh1、Th2により検出された温度を蓋側コイル64と釜側コイル65との電磁結合により送受信部63に送信して制御部60に入力する。これを一定時間毎に繰り返し行う。なお、電源61は、炊飯開始の際に、制御部60,給電用制御部62及び送受信部63に供給する。
また、実施の形態1、2では、磁性材とアルミニウムとで構成される内釜5に適用したが、これに代えて、土鍋など、磁性材のプレートを中に入れているものは、プレート上にシート状サーミスタTh1、Th2を設置して埋め込むようにしても良い。
また、実施の形態1、2では、基板30を取っ手6に設けているが、もう一方の取っ手7に基板30を設けても良い。さらに、取っ手6に受電コイル31を設け、もう一方の取っ手7に蓋側通信コイル55を設けても良い。
1 本体、2 蓋体、3 操作部、4 蒸気回収タンク、4a 上蓋、5 内釜、5a磁性材、5b アルミニウム、6、7 取っ手、8 内蓋、9 蒸気導入口、10 蒸気導出口、11 蒸気流入口、12 加熱コイル、20、21、22、23、24 サーミスタ、25 銅箔、26 フィルム、26a 配線パターン部、Th1、Th2、Th3 シート状サーミスタ、30、30a 基板、30b 接続端子、31、31a 受電コイル、32 釜側通信コイル、33、33a 制御回路、34 受電用制御部、35 送受信部、36 制御部、50 制御部、51 電源、52 給電用制御部、53 給電コイル、54 送受信部、55 蓋側通信コイル、60 制御部、61 電源、62 給電用制御部、63 送受信部、64 蓋側コイル、65 釜側コイル、66 受電用制御部、67 送受信部、68 制御部、100 炊飯器。

Claims (5)

  1. 上部に開口を有する本体と、
    前記本体に前記開口から出し入れ自在に収容される内釜と、
    前記本体に設けられ、当該本体内に収容された前記内釜を加熱する加熱手段と、
    前記内釜の底部に埋め込まれ、前記加熱手段により加熱される前記内釜の温度を検出する底部温度センサーと、
    前記内釜の胴部に埋め込まれ、前記胴部の深さ方向の温度分布を検出する胴部温度センサーとを備え
    前記胴部温度センサーは、前記胴部の深さ方向と左右方向に複数箇所に配置されており、
    前記胴部の深さ方向において同じ深さにある前記胴部温度センサーは左右対称に配置されていることを特徴とする炊飯器。
  2. 前記加熱手段に加熱コイルが使用され、
    前記底部温度センサーは、前記内釜を前記本体に収容したときに、前記加熱コイルと対向する位置から外れた位置に設置されていることを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  3. 前記内釜の前記胴部の深さ方向に炊飯量に応じて複数の水位線が設けられ、
    前記胴部温度センサーは、それぞれ前記水位線より低い位置に設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の炊飯器。
  4. 前記内釜は、磁性材と、前記磁性材の内周面に張り合わせられた熱伝導性を有する熱伝導材とで構成され、
    前記底部温度センサー及び前記胴部温度センサーは、熱伝導材に埋め込まれていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の炊飯器。
  5. 前記加熱手段を制御する制御手段を備え、
    前記底部温度センサー及び前記胴部温度センサーにより検出された温度は、通信手段を用いて前記制御手段に送ることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の炊飯器。
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