JP6226590B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
このような固形燃料の燃焼装置の場合、固形燃料を燃焼室へ投入する際、外気が燃焼室内に入り込み、高温となっている燃焼室内の温度を低下させてしまう不都合がある。また、固形燃料を燃焼室の上から燃焼中の燃料に向けて投入すると燃焼中の燃料を覆って燃焼が抑えられてしまうといった不都合もある。
そこで本発明は、燃焼室内の火が固形燃料の投入口に入り込む逆火を防ぐとともに、その投入口付近にクリンカーが発生することを防ぐことを目的としてなされたものである。
本発明にかかる燃焼装置の一形態によれば、固形燃料を収納する固形燃料収納部と、前記固形燃料を燃焼させる固形燃料燃焼部と、前記固形燃料収納部に収納された前記固形燃料を前記固形燃料燃焼部の燃焼室内部へ移送するための移送部とを備え、前記移送部は、前記固形燃料収納部の下部開口部に位置して該固形燃料収納部から落下した前記固形燃料を前記固形燃料燃焼部の下方に移送するための第一のスクリュー及び該第一のスクリューが挿入された第一の移送管を構成要素とする第一のスクリューコンベア装置と、該固形燃料燃焼部の下方へ移送された該固形燃料を前記固形燃料燃焼部の底部から該固形燃料燃焼部の燃焼室内部へ上昇させて投入するための第二のスクリュー及び該第二のスクリューが挿入された第二の移送管を構成要素とする第二のスクリューコンベア装置とを備えた燃焼装置であって、前記第二のスクリューコンベア装置が、上部開口部と、該上部開口部を塞ぐことができる蓋部と、前記固形燃料を前記燃焼室内部へ投入する際に前記蓋部を作動させて前記上部開口部を開口させる開閉機構とを備え、前記第二のスクリューコンベア装置の前記上部開口部が、前記第二のスクリューの上端に固定された天板部と前記第二の移送管の上端口との間の空隙によって構成され、前記第二のスクリューコンベア装置の蓋部が、前記第二の移送管の上部に外嵌されるように円筒状に設けられ、上端縁が前記天板部の下面に当接するように上昇された際には前記上部開口部を閉じるように設けられ、前記第二のスクリューコンベア装置の前記開閉機構が、前記円筒状の蓋部を昇降させる昇降動機構によって構成されている。
本発明に係る燃焼装置は、固形燃料5を収納する固形燃料収納部10と、固形燃料5を燃焼させる固形燃料燃焼部20と、固形燃料収納部10に収納された固形燃料5を固形燃料燃焼部20の燃焼室21内部へ移送するための移送部30とを備えている。
第一のスクリューコンベア装置31は、固形燃料収納部10の下部開口部12に位置して固形燃料収納部10の固形燃料5を固形燃料燃焼部20の下方に移送する。この第一のスクリューコンベア装置31は、第一のスクリュー31a及び第一のスクリュー31aが挿入された第一の移送管31bを構成要素として備えている。
本形態例の第二のスクリューコンベア装置35では、第二のスクリュー35aを上下動させる上下動手段36と、第二のスクリュー35aの上端部に設けられて第二の移送管35dの上部開口部35eを塞ぐことができる蓋部37とを備えている。なお、蓋部37は、円盤状であって上部開口部35eと同じ径であるが多少大きな径であってもよい。また、蓋部37は、上述の傾斜部面11の上部を覆うような断面下向きのコ字状であってもよい。
本形態例の第二のスクリューコンベア装置35は、上部開口部50と、その上部開口部50を塞ぐことができる蓋部51と、固形燃料を燃焼室内部21へ投入する際に蓋部51を作動させて上部開口部50を開口させる開閉機構55とを備えている。
以上の構成を備える燃焼装置によっても、前述した形態例と同様に、逆火の防止やクリンカー発生の防止ができるという効果を得ることができる。
以上に説明してきたように、円筒状の蓋部51を昇降動させる手段は種々考えられ、限定されるものではなく、例えば、ラックとピニオンによる運動機構を利用できるなど、既知の機構を適宜に用いることができる。
10 固形燃料収納部
11 傾斜面
12 下部開口部
20 固形燃料燃焼部
21 燃焼室
22 火格子
23 傾斜部
23a 斜面
24 空気口
25 排風部
26 底部
30 移送部
31 第一のスクリューコンベア装置
31a 第一のスクリュー
31b 第一の移送管
31c 回転駆動装置
35 第二のスクリューコンベア装置
35a 第二のスクリュー
35b 第二のスクリューの軸
35c 円盤状の板部
35d 第二の移送管
35e 上部開口部
35f 連結口
36 上下動手段
36a 円柱状部
36b カム溝
36c 固定部
36d 突起フォロア部
36e 回転駆動装置
37 蓋部
38 底
39 天板部
50 上部開口部
51 蓋部
51a 上端縁
51b カムフォロア部
52 ガイド筒体
52a 斜面状のカム面
53 回転駆動装置
53a 電動モータ
53b ピニオンギア
53c 減速ギア
55 開閉機構
56 昇降動機構
60 移動体
60a 斜面
Claims (2)
- 固形燃料を収納する固形燃料収納部と、前記固形燃料を燃焼させる固形燃料燃焼部と、前記固形燃料収納部に収納された前記固形燃料を前記固形燃料燃焼部の燃焼室内部へ移送するための移送部とを備え、前記移送部は、前記固形燃料収納部の下部開口部に位置して該固形燃料収納部から落下した前記固形燃料を前記固形燃料燃焼部の下方に移送するための第一のスクリュー及び該第一のスクリューが挿入された第一の移送管を構成要素とする第一のスクリューコンベア装置と、該固形燃料燃焼部の下方へ移送された該固形燃料を前記固形燃料燃焼部の底部から該固形燃料燃焼部の燃焼室内部へ上昇させて投入するための第二のスクリュー及び該第二のスクリューが挿入された第二の移送管を構成要素とする第二のスクリューコンベア装置とを備えた燃焼装置であって、
前記第二のスクリューコンベア装置が、上部開口部と、該上部開口部を塞ぐことができる蓋部と、前記固形燃料を前記燃焼室内部へ投入する際に前記蓋部を作動させて前記上部開口部を開口させる開閉機構とを備え、
前記第二のスクリューコンベア装置の前記上部開口部が、前記第二のスクリューの上端に固定された天板部と前記第二の移送管の上端口との間の空隙によって構成され、
前記第二のスクリューコンベア装置の蓋部が、前記第二の移送管の上部に外嵌されるように円筒状に設けられ、上端縁が前記天板部の下面に当接するように上昇された際には前記上部開口部を閉じるように設けられ、
前記第二のスクリューコンベア装置の前記開閉機構が、前記円筒状の蓋部を昇降させる昇降動機構によって構成されていることを特徴とする燃焼装置。 - 前記昇降動機構が、前記円筒状の蓋部の周側面に突設されたカムフォロア部と、該カムフォロア部に下側から当接する上端縁が円筒の上端周縁であって斜面状のカム面を構成するように設けられたガイド筒体と、該ガイド筒体を前記円筒状の蓋部に外嵌した状態で軸心を中心に回動させる回転駆動装置とを備えることを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
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