JP6223994B2 - マイクロカプセル、かかるマイクロカプセルを作成する方法およびかかるマイクロカプセルを利用した組成物 - Google Patents

マイクロカプセル、かかるマイクロカプセルを作成する方法およびかかるマイクロカプセルを利用した組成物 Download PDF

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Description

本開示は、マイクロカプセル、かかるカプセルを作成する方法、およびかかるマイクロカプセルを利用する組成物に関する。
マイクロカプセル、壁に囲まれた液体または固体の小粒子は、長年にわたって知られてきた。米国特許第2,800,457〜8号における最初のマイクロカプセルの公表以来、分野が広く拡大し、多くの充填粒子を含有する多くの壁材のマイクロカプセルが、多くの分野において使用されてきた。充填粒子の性質は、様々である。それらは典型的には活性成分であり、それらの保護あるいは遅延放出が望まれ、典型例は、(これらに限定されないが)日焼け止め剤、染料、接着剤および接着剤成分、フレグランス、ビタミン、医薬活性物質、美容活性物質、フレーバー、殺虫剤、植物保護物質、撥水剤、難燃剤、相変化材料および化学反応のための触媒が含まれる。
マイクロカプセル形成の最も一般的な方法の1つは、コアセルベーションであり、そこで充填粒子は、壁材料またはその前駆体を溶解させた連続媒体中に分散され、この壁材料は、次に、溶液から分散粒子上に現れ、壁を形成する。
食品または消臭剤および洗濯洗剤などの消費財に関連する様々な用途における遅延放出の目的で、香料またはフレーバーなどの揮発性材料のカプセル化に関心がある。マイクロカプセルは、(破損による)放出まで全ての香料または少なくとも実質的に全ての香料を保持するとみられる。香料のカプセル化のための典型的な材料は、アミン−アルデヒド樹脂、とりわけメラミン−ホルムアルデヒドおよび架橋ゼラチンを含む。メラミン−ホルムアルデヒド(MF)は、良好な香料保持性、安価および容易にふさわしい程度の破砕性を付与する能力の利点を有する。しかしながら、MFは、多くの欠点を有している。これらの中で最も重要なものの1つは、遊離ホルムアルデヒドの望ましくない存在である。結果として、相当数の特許文献が現れ、全て遊離ホルムアルデヒドの問題を克服しようとしている。他のものは、フレグランスの限られた固有拡散および使用できるフレグランスの公式上の制約を含む。
ポリ尿素、アクリル、ポリアミドおよびケイ酸塩などの多数の他のカプセル材料が試されているが、全てが、好ましくない材料、安定性の悪さおよび不十分なパフォーマンスなどのそれら独自の特定の欠点を有している。
カプセル化に対するこれらの確立されたアプローチの欠点は、これらの欠点を克服しようとする問題に対する多数の新たなアプローチをもたらした。1つのかかるアプローチは、ポリイソシアネートにより架橋されたアミン基を有するポリシロキサンをシェル形成のために使用することができるという考えであった(WO2009/147119)。さらなる発展は、壁を強化するために、酸化物などの無機物を使用することであった(WO02/16020)。またさらなるアプローチは、アルコキシシラン由来のケイ酸塩の壁を有するカプセルの創作である(WO2009/106318)。
優れた活性剤の保持および放出特性を有し、全くホルムアルデヒドが入っていないマイクロカプセルを製造することが可能であることが今や見出された。したがって、活性剤含有マイクロカプセルを形成する方法であって、
(i)高分子乳化剤の存在下で活性剤を水中に乳化し、
(ii)こうして形成されたエマルジョンに少なくとも2つのシランのブレンドを事前に添加し、およびそれらを加水分解し、その後に、
(iii)pHを増加させることによりシェルを形成する、
工程によって形成し、
(iv)高分子乳化剤が有機ケイ素化合物のための鋳型剤としても作用し、
(v)シランは、式I
式中、Rは独立してC〜Cの直鎖状または分枝状アルキルまたはアルケンであり、任意にアミノおよびエポキシから選択される官能基を含み、mは1〜4であり、異なる官能価mを有する少なくとも2つのシランが存在するように選択される、
で表される化合物である、
ことを特徴とする、前記方法を提供する。
また、本明細書中に上述したように製造可能な活性剤含有マイクロカプセルも提供する。
以下の記載は、カプセル化において最も重要な分野の1つであり、いくつかの点で最も問題があるものの1つであるフレグランスを特に参照するが、本開示はフレグランスに限定されるものではなく、カプセル化が望ましいあらゆる他の活性剤も包含される。これらは、限定されないが、本明細書において言及されたものを含む。全てのかかる材料が、全ての用途に適しているのではないことが理解されるであろうが、材料および条件を適切に選択することは、まさにその技術分野の通常の技術の範囲内である。
高分子乳化剤の性質は、それが活性剤の乳化剤として機能する(ということは、それが親油性および親水性成分の両方を適切な割合で有する)だけでなく、それはまた、鋳型剤としても作用する。「鋳型剤」とは、モノマー種の重合を、重合に望ましい形状にそれらを構築することによって促進する材料を意味する。用語「鋳型重合」は、当該技術分野において既知であり、技術は、一般に、例えばvan Bommel et al in Angew. Chem. Int. Ed. 2003, 42, No.9, 980-999で説明されている。鋳型重合において、所望のポリマーを形成した後、鋳型が除去されることが多い。しかしながら、上述したvan Bommelの論文において示されるように、鋳型剤/界面活性剤は、その場に残り、有機/無機ハイブリッドを生じ得る。かかるハイブリッド構造とその後のin situで形成されるポリマーとの組合せが、所望の特性を有するマイクロカプセルをもたらすことが見出された。
これらの両方の機能を果たすことができる、あらゆる化合物または化合物の組合せも、本開示における高分子乳化剤として有用である。1つの特定の例は、式II
式中、nは1000〜200万の分子量を与える大きさである、
に示されるタイプのモノマー単位から構成されるポリ無水物である。材料は、例えばVertellusによって商品化されているZeMacTM E400として市販されている。
他の例は、
− ラクタム基を含むポリマー、例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ−(N−ビニルカプロラクタム)(PNVC)、
− 主鎖中にエーテル基を含むポリマー(例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレングリコール)またはペンダント部分としてエーテル基を含むポリマー(例えばポリ(ビニルメチルエーテル))、
− アクリル系ポリマー、例えば、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド)、
− 高分子アルコール、例えば、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)、ポリ(2−ヒドロキシエチルビニルエーテル)、
− その他の合成ポリマー、例えば、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)、ポリ(N−アセチルイミノエチレン)、スチレン−マレイン酸無水物コポリマー、
− 水溶性の非イオン性多糖類、例えば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース
を含むが、これらに限定されない。
いかなる場合においても本開示を制限するものではないが、本開示における高分子乳化剤/鋳型剤として有用な化合物は、強力な水素結合複合体を形成する材料であると考えられる。本明細書に挙げた材料のみがこの機能を果たすことができるのではなく、当業者は、日常の非発明的な実験により、他の適切な材料を直ちに見出すことができる。
PVPの場合、驚くべきことに、鋳型性能は、ある比率のカルボキシメチルセルロース(CMC)などのセルロース誘導体を添加することによって増強され得ることが、見出された。必要な重量比は、50〜90%セルロース誘導体および10〜50%PVP、特に、65〜75%CMC−25〜35%PVPである。
シランは、混合物が2つの異なる官能価を有する少なくとも2つのシランを有し、ここでmは2であり、mは3でありおよびmは4であるよう、上述の式Iから選択される。これらを3つの特定のモノマーを有する3−モノマー系を参照して説明するが、説明はこれらに限定されるものではなく、同じタイプの異なるシラン、例えば、2または3以上のシランをm=2と混合することが可能である。特定の具体例は、メチルトリエトキシシラン(MTES)、テトラエトキシシラン(TEOS)およびジメチルジエトキシシラン(DMDES)である。
m=1であるシラン、例えばトリエチルエトキシシランを少量の比率で含むことも可能であるが、これはシランの全重量の5%を超えるべきではない。各種シランタイプの比率は、カプセル特性に影響を与える。異なる官能価を有するシランの混合は、直鎖状および環状無機ネットワークへ影響を与え、低多孔性ハイブリッドポリマーにつながる。
以下の図解は、比率が変更されたときに何が起こるかの指標を与える。
ここで重要な特徴は、シランの官能価であり、すなわち、式Iにおけるmの値である。シラン混合物の平均官能価が上昇するにつれて、機械的特性が向上するが、安定性が犠牲になる。ほとんどの目的ためのこれら3つの材料の最良の妥協点は、2.5〜3.5、より具体的には2.6〜3.2の平均官能価にあることが見出された。しかしながら、本開示はこれらの値に限定されるものではなく、特定の目的のためのマイクロカプセルはこれらの範囲外で作ることが可能である。さらに、異なるモノマー混合物は、わずかに異なる最適な平均官能価を有することになるが、これらは発明性のない日常的な試験により直ちに決定することができる。
シランは、系のpHを酸へと、特にpH2〜3へと変化させることによって加水分解されてもよい。これは、酸、典型的には、酢酸およびギ酸およびそれらの混合物などの有機酸を添加することによって行ってもよい。結果としてポリマーシェルが形成される。
シェルは次いで架橋される。これは水性媒体のpHを再度上昇させることによって達成し得る。これは徐々に行われるべきである。典型的な方法において、pHは30分かけて4.5に、さらに30分後に5に、さらに30分後に5.5に、さらに4時間後に6に上昇させる。縮合工程の間は酸性媒体のままにすることが好ましいが、反応は、塩基性媒体中で完了することができる。これらの値は固定されず、それらは特定の材料および方法の要件に応じて変更することができる。pH上昇は、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムおよび水酸化アンモニウムなどの添加する塩基により影響される。
この方法に従って作成された活性剤含有マイクロカプセルは、多くの利点を有する。それらは優れた機械的特性を有し、いかなる具体的な用途にも適合させることができる。それらは非常に不透過性であり、保管中のフレグランスなどの揮発性材料の損失が大幅に低減されることを意味する。最も重要なのは、それらがホルムアルデヒドあるいはイソシアネート、グルタルアルデヒドまたはエポキシドなどの他の望ましくないまたは潜在的に有害な化合物を含有しないことである。
フレグランスの場合、カプセルは、消費者製品などの多種多様な用途で使用してもよく、非限定的な例としては、パーソナルケア製品(化粧品、石鹸、シャワージェル、日焼け止め)、ホームケア製品(硬質表面用洗浄剤)、ランドリーケア製品(液体および粉末洗濯洗剤、柔軟仕上げ剤およびコンディショナー、ランドリーリンスオフ製品)を含む。したがって、本明細書で定義したように消費者製品基剤および活性剤含有カプセルを含む消費者製品が提供される。(「消費者製品基剤」とは、消費者製品に必要な全ての他の材料の全体を意味する。これらは通常の慣行と技術用途に応じて選択し得る。)
フレグランスの場合、本明細書に上述したカプセルがフレグランス成分の並外れて広いスペクトルのカプセル化を可能にすることが見出された。特定のフレグランス成分は、いくつかのカプセル化系と潜在的に反応性であることが周知であり、例えば、一般的なメラミン−ホルムアルデヒド系は、特定のアルデヒドフレグランス材料との間に問題があり、調香師が開発したものと少し異なるフレグランスの放出となり得る。本明細書に上述したカプセルは、公知のカプセル化方法に比べて大幅に低い程度でこの問題に悩まされる。
フレグランス含有カプセルのさらなる特定の態様において、本明細書に上述したカプセルのあるものは、濡れた条件下で、例えば、湿った布においてフレグランスを放出するのに特に有効であることが見出された。これは、アミノプラストカプセルなどの当該技術分野で知られた多くのカプセルでは、あまりうまくいかないか、あるいは時には全くうまくいかない。デンプンベースのカプセルなどのいくつかのカプセルは、水中でよく放出するが、乾いた布上ではあまり良好ではない。本明細書に上述した特定のカプセルは、濡れた状況と乾燥した状況の両方で同等の性能を実現する。したがって、湿った洗濯した布へのフレグランスの排出を提供する方法であって、本明細書に上述したように製造されたカプセルを含むランドリー製品で布を処理することを含み、鋳型剤として作用する乳化システムがポリビニルピロリドンおよびそのセルロース誘導体との混合物から選択される、前記方法を提供する。
さらに、本明細書に上述したように製造されたカプセルを含むランドリー製品を提供し、鋳型剤として作用する乳化システムが、ポリビニルピロリドンおよびそのセルロース誘導体との混合物から選択される。
本開示は、さらに以下の例を参照して記載され、それらは特定の態様を示し、いかなる方法においても限定するものではない。
例1
水462g、ギ酸15gおよび10%ポリビニルピロリドン溶液250gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてMTES30.3g、TEOS15.4g、DMDES22.9gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%水酸化ナトリウム溶液でpHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
固形分26.6%のマイクロカプセルのスラリーが得られる。マイクロカプセルは、20マイクロメートルの平均粒径を有する。
例2
MTES58.3g、TEOS13.4g、DMDES2.9gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを使用して例1の手順を繰り返す。
結果物は、固形分27.9%および17マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例3
MTES58.3g、TEOS13.4g、DMDES2.9gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを使用して例1の手順を繰り返す。
結果物は、固形分27.9%および17マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例4
MTES44.6g、TEOS16.4g、DMDES11.4gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを使用して例1の手順を繰り返す。
結果物は、固形分26.2%および17マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例5
フレグランス300gおよび水362gとともに例3の手順を繰り返す。
結果物は、固形分41.7%および17マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例6
水610g、ギ酸10g、酢酸30gおよび10%ZEMAC溶液75gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてMTES36.8g、TEOS18.7g、DMDES16gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%アンモニア溶液でpHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
結果物は、固形分21.8%および20マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例7
水410g、ギ酸15gおよび10%ポリビニルピロリドン溶液250gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてビニルトリエトキシシラン40.4g、TEOS16.4g、DMDES11.4gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%水酸化ナトリウム溶液でpHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
結果物は、固形分24.5%および22マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例8
水462g、ギ酸15gおよび10%ポリビニルピロリドン溶液250gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてMTES58.6g、TEOS17.9gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%アンモニア溶液でpHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
結果物は、固形分27.7%および23マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例9
水440g、ギ酸15gおよび10%ポリビニルピロリドン溶液250gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてMTES40.1g、TEOS16.4g、DMDES11.4g、フェニルトリエトキシシラン3.2gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%水酸化ナトリウム溶液pHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
結果物は、固形分28.1%および22マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例10
水440g、ギ酸15gおよび10%ポリビニルピロリドン溶液250gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてMTES40.1g、TEOS16.4g、DMDES11.4g、フェニルトリエトキシシラン3.2gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%水酸化ナトリウム溶液pHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
結果物は、固形分28.1%および22マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルスラリーである。
例11
望ましい範囲のすぐ外側である平均官能価3.6の例。
MTES8.5g、TEOS68.4g、DMDES8.6gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを使用して例1の手順を繰り返す。
結果物は、固形分15.8%および35マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。マイクロカプセルがより大きく、固形分がより低いことが分かる。さらに、耐久試験は、以下の例12に記載されたように、柔軟剤組成物における37℃で1週間の保管に曝されたとき、カプセルは、カプセル化されたフレグランスの全てを失っているように見え、いくつかの場合においては許容され得るが、ここでは許容できない多孔性を示している。
例12
水70g、ギ酸15g、10%ポリビニルピロリドン溶液100gおよび2%CMC 7LF溶液400gを撹拌しながら1Lの反応器に導入する。攪拌速度を上昇させ、室温で、独自の香料200g、続いてMTES44.1g、TEOS16.4g、DMDES11.4gおよびアミノプロピルトリエトキシシラン2.5gを添加する。
2時間の加水分解の後、20%水酸化ナトリウム溶液pHを徐々に6まで上昇させ、温度を80℃に上昇させる。80℃で4時間の後、マイクロカプセルスラリーを徐々に25℃に冷却する。
結果物は、固形分28.1%および11マイクロメートルの平均粒径のマイクロカプセルのスラリーである。
例13
マイクロカプセルの試験
マイクロカプセルは、以下の柔軟剤配合物で試験する。
例4で製造したカプセルを使用する。それらは、水性スラリーの形態で柔軟剤配合物に添加される。
同じ柔軟剤の他のサンプルへ、欧州特許第2111214号に記載されるように製造し、同じ香料が同じ範囲で投入されたメラミン−ホルムアルデヒド(MF)マイクロカプセルのスラリーを、投入する。
柔軟剤のさらなるサンプルは、カプセル化した香料を有さず、カプセル化されたものと同じタイプのフリーの香料のみを、同じ香料の割合にするために添加する。
2種類のマイクロカプセルは、配合物において0.2重量%の香料濃度を提供するために十分な比率で添加する。この特定のケースにおいて、MFカプセル含有量(香料充填36%)は、配合物の0.56%であり、例4の含有量(香料充填20%)は1%である。マイクロカプセルを有しないサンプルは、フリーの香料0.2%を有する。
テリータオル地の同一のサンプルを、同じ条件下において各柔軟剤で洗濯する。結果は、以下のように0〜10のスケールで経験豊富なテストパネルによって判断される。
0=香りを感じない
2=かろうじて香りを感じる
4=弱い香りを感じる
6=容易に香りを感じる
8=香りが強い
10=香りが非常に強い
表1に最初の時点の、表2に2か月後の結果を示す。
空気清浄効果、すなわち、乾燥中に香料を放出する技術的能力を24時間にわたって評価し、上述したメラミン−ホルムアルデヒドマイクロカプセルのそれと比較する。それらは、本明細書において上述したように同じスケールで評価し、結果を表3に示す。

Claims (20)

  1. 活性剤含有マイクロカプセルを形成する方法であって、
    (i)高分子乳化剤の存在下で活性剤を水中に乳化し、
    ここで、高分子乳化剤が、ポリビニルピロリドン(PVP)または式II
    式中、nは1000〜200万の間の分子量を与える大きさである、
    で示されるタイプのモノマー単位から構成されるポリ無水物を含む、
    (ii)こうして形成されたエマルジョンに少なくとも2つのシランのブレンドを事前に添加し、およびそれらを加水分解し、その後に、
    (iii)pHを増加させることによりシェルを形成する、
    工程によって形成し、
    (iv)高分子乳化剤が有機ケイ素化合物のための鋳型剤としても作用し、
    (v)シランは、式I
    式中、Rは独立してC〜Cの直鎖状または分枝状アルキルまたはアルケンであり、任意にアミノおよびエポキシから選択される官能基を含み、mは1〜4であり、異なる官能価mを有する少なくとも2つのシランが存在するように選択される、
    で表される化合物である、
    ことを特徴とする、前記方法。
  2. − ラクタム基を含むポリマー、
    − 主鎖中にまたはペンダント部分としてエーテル基を含むポリマー、
    − アクリル系ポリマー、
    − 高分子アルコール、
    − その他の合成ポリマー、
    − 水溶性の非イオン性多糖類、
    からなる群から選択される高分子乳化剤をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 請求項2で配合された高分子乳化剤が、
    − ラクタム基を含むポリマーが、ポリビニルピロリドン(PVP)およびポリ−(N−ビニルカプロラクタム)(PNVC)から選択され、
    − 主鎖中にまたはペンダント部分としてエーテル基を含むポリマーが、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレングリコールおよびポリ(ビニルメチルエーテル)から選択され、
    − アクリル系ポリマーが、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)およびポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド)から選択され、
    − 高分子アルコールが、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(2−ヒドロキシエチルアクリレート)およびポリ(2−ヒドロキシエチルビニルエーテル)から選択され、
    − その他の合成ポリマーが、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)、ポリ(N−アセチルイミノエチレン)およびスチレン−無水マレイン酸コポリマーから選択され、
    − 水溶性の非イオン性多糖類が、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースから選択される、請求項2に記載の方法。
  4. ポリマー乳化剤が、セルロース誘導体と組み合わせたPVPである、請求項2または3に記載の方法。
  5. 重量比が、50〜90%セルロース誘導体および10〜50%PVPである、請求項4に記載の方法。
  6. 重量比が、65〜75%セルロース誘導体および25〜35%PVPである、請求項4または5に記載の方法。
  7. セルロース誘導体が、カルボキシメチルセルロース(CMC)である、請求項2または3に記載の方法。
  8. 3つのシランが存在する、請求項1に記載の方法。
  9. シランが、メチルトリエトキシシラン(MTES)、テトラエトキシシラン(TEOS)およびジメチルジエトキシシラン(DMDES)である、請求項8に記載の方法。
  10. 平均シラン官能価が、2.5〜3.5である、請求項9に記載の方法。
  11. 平均シラン官能価が、2.6〜3.2である、請求項9または10に記載の方法。
  12. m=1であるシランが、最大範囲の5重量%で存在する、請求項1に記載の方法。
  13. シランが、系のpHを酸性へと変化させることによって、ポリマーシェルを形成するために加水分解される、請求項1に記載の方法。
  14. シランが、系のpHをpH2〜3へと変化させることによって、ポリマーシェルを形成するために加水分解される、請求項1に記載の方法。
  15. シェルが、pHを30分かけて4.5に、さらに30分後に5に、さらに30分後に5.5に、さらに4時間後に6に上昇させることによって架橋される、請求項1に記載の方法。
  16. 活性剤がフレグランスである、請求項1に記載の方法。
  17. 請求項1に記載の方法によって製造される活性剤含有マイクロカプセル。
  18. 消費者製品基剤および請求項17に記載の活性剤含有カプセルを含む、消費者製品。
  19. 湿った洗濯した布へのフレグランスの放出を提供する方法であって、請求項1に従い製造されるフレグランス含有カプセルを含むランドリー製品で布を処置することを含み、ポリマー乳化剤がポリビニルピロリドンおよびそのセルロース誘導体との混合物から選択される、前記方法。
  20. 鋳型剤として作用する乳化系が、ポリビニルピロリドンおよびポリビニルピロリドンとセルロース誘導体との混合物から選択される、請求項1に従い製造されるカプセルを含む、
    ランドリー製品。
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