JP6222645B2 - 液圧マッサージ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、座臥姿勢のマッサージ受療者の頸部、体幹、上下肢を、噴流水圧によってマッサージする液圧マッサージ装置に関する。
従来から、液体が貯留された液槽内に、液槽一辺方向に沿って移動可能に移動台車を設けたうえで、移動台車に設けた噴射部から開口に向かって噴射液を噴射することで、液槽の開口を覆って設けられた可撓性シートに座臥姿勢で乗り込んだマッサージ受療者の治療部位を噴射液でマッサージする液圧マッサージ装置がある。
特開2003−052782 特開2005−261824
液圧マッサージ装置では、マッサージ受療者の乗降を容易にするためには、装置を低床化することが望ましい。低床化には、液槽の浅底化が必要となる。しかしながら、液槽を浅底にすることで可撓性シートと噴射部との間の離間距離が近くなり過ぎると、次のような不具合が生じる。すなわち、まず噴射液を拡散噴射する構成を有する噴射部を備えた液圧マッサージ装置では、噴射部から噴射された噴射液が拡散噴射される前に可撓性シートに到達してしまい、その結果、マッサージ受療者に局所的な刺激しか付与することができずに刺激感不足となる。このように、適切な刺激感をマッサージ受療者に付与するためには、可撓性シートと噴射部との間の一定の離間距離を確保しなければならない。
さらには、液槽を浅底にすることで可撓性シートと噴射部との間の離間距離が近くなり過ぎると、過体重のマッサージ受療者等が乗り込んで可撓性シートが大きく撓むと、可撓性シートが噴射部に接触して可撓性シートや噴射部に損傷が生じる虞もある。
可撓性シートと噴射部との間の離間距離を縮めることなく液槽の浅底化を図るためには、噴射部を搭載して液槽底部に配置される移動台車の高さ寸法の小型化を図ればよい。しかしながら、従来の液圧マッサージ装置には、移動台車に設けられた噴射部に液体を供給する曲折配管が設けられるが、曲折配管は移動台車の下側を通って噴射部に連結されるため、下側に曲折配管の挿通空間を確保しなければならない分、移動台車の高さ寸法の小型化は困難であった。なお、曲折配管の径を小さくすることで曲折配管の挿通空間容積を小さくして移動台車の高さ寸法の小型化を図ることも考えられる。しかしながら、そうすると、噴射部に供給する噴射液の流量が減少して噴射液圧が低下する結果、適切な刺激感をマッサージ受療者に付与できなくなる。このように曲折配管の小径化で移動台車の高さ寸法の小型化を図ることも困難であった。
したがって本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、低床化が可能でマッサージ受療者が可撓性シートへの乗り降りを楽に行える液圧マッサージ装置の提供を主たる目的としている。
本発明の液圧マッサージ装置は、上面に開口を有して液体が貯留された液槽と、前記液槽内に、液槽一辺方向に沿って移動可能に設けられた移動台車と、前記移動台車を移動可能に案内する軸と、前記移動台車に設けられて前記開口に向かって噴射液を噴射する噴射部と、前記噴射部に前記噴射液を供給する噴射液供給部と、前記開口の少なくとも一部を覆って前記液槽に設けられておりマッサージ受療者が治療部位をシート上面に当接させて座臥乗込可能な可撓性シートとを備え、前記噴射液供給部は、前記液槽から前記液体を取り込み取り込んだ前記液体を前記噴射液として前記移動台車に供給する噴射液発生部と、前記移動台車の内部に形成されており前記移動台車に供給された前記噴射液を前記噴射部まで導く台車内流路とを備え、前記噴射部は前記移動台車上に据え付けられた噴射軸部を有し、前記液槽一辺方向と直交する方向に配列された隣り合う前記噴射軸部の間に前記軸が配置され、前記噴射液発生部は前記台車内流路の天井面に連通接続された配管を有し、前記移動台車において前記液槽一辺方向と直交する方向を幅方向とするとき、前記配管は、前記移動台車の前記幅方向の両側から前記移動台車の方に引き入れられている。
以上の構成を有する本発明では、移動台車の内部に台車内流路を設けているので、移動台車の下側に噴射液供給用の曲折配管を挿通させる空間を確保する必要がなくなり、その分、移動台車の高さ寸法を小さくして液槽の浅底化を図ることができる。液槽の浅底化は、装置全体の低床化に繋がる。低床化はマッサージ受療者が高齢者であっても、可撓性シートへの乗り降りを楽にするうえで有効となる。移動台車の高さ寸法の縮小による液槽の浅底化が可能となる本発明では、可撓性シートと噴射部との間の離間距離が縮まることがないので、適切な刺激感をマッサージ受療者に付与することができるうえに、可撓性シートが噴射部に接触してシートや噴射部が損傷することもなくなる。さらには、液槽の浅底化により、液槽容積の縮小、延いては液槽に貯留する液体容量の省量化を図ることができるので、装置の小型軽量化を行うことも可能となる。
発明には、可撓性補強帯をさらに有しており、前記可撓性補強帯は、前記可撓性シートの上側にあって前記液槽一辺方向と交差する方向に沿って前記液槽の開口両端間に架設されている、という態様がある
ッサージ受療者はシート乗降時等において下肢をシートから持ち上げて体の向きを変える動作を行うことや、起立した状態でシート状を移動する動作を行うことがあるが、これらの動作時には臀部や足裏のみを介して全体重が可撓性シートの一部分に印加されてしまって可撓性シートが過剰に撓んでしまうことがある。このようなシートの過剰撓みが生じると、マッサージ受療者がバランスを崩して転倒することが考えられる。この態様では、可撓性補強帯により可撓性シートが補強されるので、可撓性シートの過剰な撓みが防止されるので、可撓性シートが過剰に撓んでマッサージ受療者がバランスを崩して転倒することは未然に防止される。
本発明には、前記液槽の側面を覆うケーシングをさらに備え、前記ケーシングには、前記液槽一辺方向に沿った側面に位置する底部に窪みが設けられており、前記窪みは、前記可撓性シートに乗降する前記マッサージ受療者の踵が入り込む大きさを有し、且つ、前記可撓性補強帯に対応する位置に設けられている、という態様がある
降時においてマッサージ受療者は、液槽一辺方向に沿った液槽側面に位置する床面(装置載置面)から可撓性シートに腰を落とす、もしくは腰を落としている可撓性シートから起立する。その際、マッサージ受療者は、液槽一辺方向に沿った液槽側面に位置するケーシングの底部に踵をできるだけ近づけると、姿勢が安定して動作がやりやすくなる。そこで、この態様では、液槽一辺方向に沿った液槽側面に位置するケーシングの底部に、前記可撓性シートに乗降する前記マッサージ受療者の踵が入り込む大きさを有する窪みを設けることで、マッサージ受療者は踵をケーシングに近づけ易くなって姿勢が安定し、乗降動作がやりやすくなる
、窪みを設けることでマッサージ受療者の踵がケーシング側壁に接触しにくくなるため、ケーシング接触に起因する踵の創傷や、踵の接触に起因するケーシング側壁の汚れを未然に防ぐこともできる。なお、ここでいうケーシングの底部とは、ケーシングの高さ方向の中途部から最下部にかけての領域をいう。
本発明によれば、低床化が可能でマッサージ受療者が可撓性シートへの乗り降りを楽に行える液圧マッサージ装置を実現することができた。
本発明の一実施形態の液圧マッサージ装置の構成を示す一部切欠平面図である。 実施形態の液圧マッサージ装置の要部を示す図1のA−A線断面図である。 実施形態の液圧マッサージ装置のケーシングの第1の特徴を示す内部構造を省略した図1の左右方向中央部分の断面図である。 実施形態の液圧マッサージ装置のケーシングの第2の特徴を示す内部構造を省略した図1の左右方向両端部分の断面図である。 実施形態の液圧マッサージ装置の可撓性シートと可撓性補強帯の取り付け構造を示す断面図である。 実施形態の液圧マッサージ装置にマッサージ受療者が横臥状態で乗り込んだ状態を示す平面図である。 実施形態の液圧マッサージ装置における可撓性シートの撓み込み具合を示す概略断面図である。
以下、本発明の一実施形態の液圧マッサージ装置100の構成を、図1〜図7を参照して説明する。液圧マッサージ装置100は、液槽1と移動台車2と第1〜第4の噴射部3A〜3Dと噴射液供給部4と可撓性シート5と可撓性補強帯6と台車移動機構7とケーシング8とを備えている。
液槽1は、上面に開口1aを有して水等の液体Aが貯留される直方体形状(平面視楕円形状を含む)の内容積を有している。ケーシング8は、全周にわたって液槽1の側面を覆っている。移動台車2は、図2に示すように、転動輪2aを有している。移動台車2は、転動輪2aを液槽1内の底部で転動させることで、液槽1の一辺方向1bに沿って水平移動可能となっている。なお、本実施形態では、液槽1は一方辺が他方辺より長い形状を有しており、長い方の一方辺に沿った方向を一辺方向1bとしている。
第1〜第4の噴射部3A〜3Dは、外部から供給される噴射液Bを液槽底部側から開口1aに向かって噴射している。噴射液供給部4は、第1〜第4の噴射部3A〜3Dに噴射液Bを供給している。
可撓性シート5はゴムシート材からなり、液槽1に、開口1aの全部を覆って取り付けられており、マッサージ受療者Cが治療部位をシート上面に当接させて座臥状態で乗込可能となっている。具体的には可撓性シート5は、図5に示すように、シート全周が液槽1の縁上端1cにボルト止めされることで、液槽1に装着されている。
可撓性補強帯6は、アラミド繊維からなるシート部材もしくは網状部材からなり、可撓性シート5の上側にあって液槽1の一辺方向1bと交差する方向に沿って開口1a上に架設されている。可撓性補強帯6は、マッサージ受療者Cが一辺方向1bに沿って可撓性シート5に横臥した際に、マッサージ受療者Cの腰部が当接する部位に設けられている。可撓性補強帯6は、帯両端6aが液槽1の縁上端1cにボルト止めされることで、開口1a上に架設されている。具体的には、図5に示すように、液槽1の縁上端1cに可撓性シート5を張り渡したうえで、さらに可撓性シート5の上から縁上端1cにベルト30を張り渡す。さらに、ベルト30の上から縁上端1cに支持金具31を配置しボルト33で固定する。可撓性補強帯6の帯両端6aに形成される断面視口状の口状部6bに押さえ金具32を挿通し、支持金具31上に配置したうえで、断面視口状部6bから延出する押さえ金具32をボルト33によって縁上端1cに連結する。次に、口状部6bの上面からボルト33を差し込み可撓性補強帯6を縁上端1cに連結する。このように本実施形態では、可撓性補強帯6の連結強度を高めるために、可撓性補強帯6の帯両端6aを断面視口状に形成して、この口状部6bに押さえ金具32を挿通させたうえで、ボルト33によって押さえ金具32を縁上端1cに連結している。
噴射液供給部4は、噴射液発生部12と台車内流路26とを備えている。噴射液発生部12は、吸水ポンプ部13と曲折配管14とを備えている。吸水ポンプ部13は、液槽1から液体Aを吸水して圧送する。曲折配管14は、吸水ポンプ部13によって吸水された液体Aを、直線反復移動中の移動台車2まで圧送する。台車内流路26は、図2に示すように、移動台車2の底部2bに設けられている。台車内流路26は、移動台車2の底部2bを水密封止することで形成されている。図示はされていないが台車内流路26は、曲折配管14に連通接続されている。なお、台車内流路26は、移動台車2の内部の隙間であればどの位置に設けてもよい。本実施形態では、移動台車2の底部2bに台車内流路26を設けているがこれは一例にすぎない。例えば、台車内流路が移動台車2の内部空間を密封することで形成されると、別途、台車内流路を設ける必要もないので、さらに移動台車2の高さ寸法の小型化や液槽1の浅底化を図ることが可能となる。また、移動台車2を配管として利用できるので、配管構造の簡素化によるコストダウンが図れる。また、流路断面積を大きくすることが可能な移動台車2の内部空間を配管として利用するので、配管抵抗の低減を図ることもできる。
第1〜第4の噴射部3A〜3Dは、図1、図2に示すように、移動台車2に装着されている。第1の噴射部3Aと第2の噴射部3Bとは互いに連動する組構成となっており、第3の噴射部3Cと第4の噴射部3Dとは互いに連動する組構成となっている。
第1噴射部3Aは第1の噴射軸部20Aと第1の噴射部本体21Aと第1の噴射ノズル22Aとを備えている。同様に、第2〜第4の噴射部3B〜3Dは第2〜第4の噴射軸部20B〜20Dと第2〜第4の噴射部本体21B〜21Dと第2〜第4の噴射ノズル22B〜22Dとを備えている。
第1〜第4の噴射軸部20A〜20Dは軸心を垂直にして移動台車2上に据え付け配置されている。具体的には、第1〜第4の噴射軸部20A〜20Dは、台車内流路26の天井面26aに立設配置されている。ここで、第1、第2の噴射軸部20A、20Bはその対向方向αを液槽1の一辺方向1bと直交する向きにして配列されている。同様に第3、第4の噴射軸部20C、20Dはその対向方向αを液槽1の一辺方向1bと直交する向きにして配列されている。
第1の噴射軸部20Aの外周側には第1の回転筒18Aが第1の噴射軸部20Aと同軸に外嵌配置されている。第1の回転筒18Aは、両端にある軸受19を介して第1の噴射軸部20Aに対して同軸でかつ相対回転可能に装着されている。同様に、第2〜第4の噴射軸部20B〜20Dの外周側には第2〜第4の回転筒18B〜18Dが、軸受19を介して第2〜第4の噴射軸部20B〜20Dと同軸にかつ相対回転可能に外嵌配置されている。
第1の回転筒18Aの上端には第1の連結ギア23Aが同軸かつ回転一体に取り付けられている。同様に第2〜第4の回転筒18B〜18Dの上端には第2〜第4の連結ギア23B〜23Dが同軸かつ回転一体に取り付けられている。第1の連結ギア23Aと第2の連結ギア23Bとは互いに噛合して連動連結している。同様に、第3の連結ギア23Cと第4の連結ギア23Dとは互いに噛合して連動連結している。
第1の噴射部本体21Aは平面視卵形形状をしており、第1の連結ギア23Aの上面に取り付けられている。第1の噴射部本体21Aはその主軸を第1の連結ギア23Aと同軸にして回転一体に第1の連結ギア23Aに取り付けられている。同様に、第2〜第4の噴射部本体21B〜21Dは平面視卵形形状をしており、第2〜第4の連結ギア23B〜23Dの上面に取り付けられている。第2〜第4の噴射部本体21B〜21Dはその主軸を第2〜第4の連結ギア23B〜23Dと同軸にして回転一体に第2〜第4の連結ギア23B〜23Dに取り付けられている。
第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dは、第1〜第4の噴射部本体21A〜21Dの上面に装着されている。第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dは、外部から供給される噴射液Bを液槽1の底部から開口1aに向かって噴射する機能を有している。
第1の噴射軸部20Aの内部には、その軸方向両端にわたって軸内流路20Aaが形成されている。第1の連結ギア23Aの内部と第1の噴射部本体21Aの内部とには、噴射部内流路21Aaが形成されている。軸内流路20Aaの下端は台車内流路26に連通している。軸内流路20Aaの上端は噴射部内流路21Aaに連通している。噴射部内流路21Aaは、第1の噴射ノズル22Aに連通接続されている。これにより、第1の噴射ノズル22Aは、噴射部内流路21Aaと軸内流路20Aaとを介して台車内流路26に流路連通している。
同様に、第2〜第4の噴射軸部20B〜20Dの内部には、その軸方向両端にわたって軸内流路20Ba〜20Daが形成されている。第2〜第4の連結ギア23B〜23Dの内部と第2〜第4の噴射部本体21B〜21Dの内部とには、噴射部内流路21Ba〜21Daが形成されている。軸内流路20Ba〜20Daの下端は台車内流路26に連通している。軸内流路20Ba〜20Daの上端は噴射部内流路21Ba〜21Daに連通している。噴射部内流路21Ba〜21Daは、第2〜第4の噴射ノズル22B〜22Dに連通接続されている。これにより、第2〜第4の噴射ノズル22B〜22Dは、噴射部内流路21Ba〜21Daと軸内流路20Ba〜20Daとを介して台車内流路26に流路連通している。
第1の回転筒18Aの周面には、ねじ歯車からなる第1の受動ギア24Aが形成されている。第1の受動ギア24Aには、第1のねじギア25Aが噛合して連動連結している。第1のねじギア25Aの軸心は水平配置されている。同様に、第3の回転筒18Cの周面には、ねじ歯車からなる第2の受動ギア24Bが形成されている。第2の受動ギア24Bには、第2のねじギア25Bが噛合して連動連結している。第2のねじギア25Bの軸心は水平配置されている。
台車移動機構7は、図1に示すように、軸9とチェーン駆動部10と回転駆動部11とを備えている。軸9は断面矩形状を有しており、液槽1の底部に一辺方向1bに沿って水平配置されている。回転駆動部11は、液槽1の底部の一端に装着されている。軸9は、その一端9aが回転駆動部11に軸受を介して連動連結されており、これにより、軸9は液槽1の底部に一辺方向1bに沿いかつ回転駆動部11によって回転駆動可能に配置されている。
軸9は移動台車2を一辺方向1bに沿って次のようにして直線反復移動可能に案内している。すなわち、図2を参照して上述したように、移動台車2の上部には、第1、第2の受動ギア24A、24Bと、第1、第2のねじギア25A、25Bとが設けられている。第1、第2の受動ギア24A、24Bを有する第1、第3の回転筒18A、18Cは、移動台車2に対して相対回転可能に配置されている。第1、第2のねじギア25A、25Bは、軸心を水平にしかつその軸心を軸9の軸心と一致させた状態で第1、第2の受動ギア24A、24Bに噛合している。
第1のねじギア25Aの軸心には、軸9の横断面形状と同等形状を有する連結孔25Aaが形成されている。同様に、第2のねじギア25Bの軸心には、軸9の横断面形状と同等形状を有する連結孔25Baが形成されている。軸9の他端9bは第1、第2のねじギア25A、25Bの連結孔25Aa、25Baを貫通配置されている。これにより、第1、第2のねじギア25A、25Bは、軸9に対してその軸方向に沿って相対的に反復直線移動可能かつ軸9に対して回転一体に、軸9の他端9bに連動連結されている。同時に軸9の他端9bは、第1、第2のねじギア25A、25Bによって機械的に支持されている。
チェーン駆動部10は、図1に示すように、駆動モータ10aと、駆動ギア10bと、従動ギア10cと、チェーン10dとを備えている。駆動ギア10bと従動ギア10cとは、軸9と平行な方向に沿って配列されている。駆動ギア10bは駆動モータ10aにより回転駆動される。チェーン10dは駆動ギア10bと従動ギア10cとの間に架け渡されており、チェーン10dの両端は移動台車2に連結されている。駆動モータ10aにより駆動ギア10bが回転すると、駆動ギア10bと従動ギア10cとの間に架け渡されているチェーン10dが、軸9の軸方向と平行に直線移動し、これにより、チェーン10dの両端に連結された移動台車2が軸9に案内された状態で、一辺方向1bに沿って直線反復移動する。
ケーシング8の底部には、図3、図4に示すように窪み8aが形成されている。窪み8aは一辺方向1bに沿った液槽1の側面に位置するケーシング8の底部に設けられている。ここで、底部とは、ケーシング8の高さ方向の中途部から最下部にかけての領域をいう。窪み8aは、可撓性シート5に乗降するマッサージ受療者Cの踵Caや爪先またはマッサージ施療介添者Dの爪先Daが入り込む大きさを有している。窪み8aの形状は、踵または爪先が入り込むことが可能な形状であればどのような形状であってもよく特に限定されない。例えば、図3、図4では、窪み8aの上端からケーシング8の下端にかけてケーシング8の内側に傾斜する直線状としている。このほか、窪み8aの上端からケーシング8の下端にかけてケーシング8の内側に傾斜する曲線状(湾曲状)や、直線と曲線を組み合わせた形状や、窪み8aの上端からケーシング8の下端にかけてケーシング8を矩形状に切り欠いた形状であってもよい。
なお、このような形状を有する窪み8aを、一辺方向1bに沿った液槽1の側面に位置するケーシング8の部位の全体にわたって設けてもよいが、本実施形態では次のように設けている。すなわち、マッサージ受療者Cが一辺方向1bに沿った液槽側面側の液槽載置面Eから可撓性補強帯6に乗降するマッサージ受療者Cの踵Caや爪先に対向する位置とその近傍位置とにおける窪み8a(図3参照)の凹み度合を、他の位置における窪み8a(図4参照)の凹み度合より大きくしている。ここでいう窪み度合とは、一辺方向1bと直交する方向に沿った窪み8aの断面積や、窪み形成部位の最底辺において、一辺方向1bと直交する方向に沿った窪み表面部位と窪み無しケーシングの表面部位との間の離間間隔を一例として挙げることができる。
次に以上の構成を備えた液圧マッサージ装置100の動作を説明する。図6に示すように、液圧マッサージ装置100の可撓性シート5の上面にマッサージ受療者Cが、治療部位をシート上面に当接させて座臥(例えば横臥)する。この状態で、マッサージ受療者Cもしくは、マッサージ施療介添者Dが装置100の動作を開始するスイッチをオンにする。すると、吸水ポンプ部13が駆動して液槽1から液体Aを吸水し、吸水した液体Aを加圧して噴射液Bにし、さらにこのようにして発生させた噴射液Bを曲折配管14を介して移動台車2の台車内流路26に圧送する。台車内流路26に圧送された噴射液Bは、軸内流路20Aa〜20Daと噴射部内流路21Aa〜21Daを経て、第1〜第4の噴射部3A〜3Dの第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dまでさらに圧送される。各噴射ノズル22A〜22Dは、圧送されてきた噴射液Bを開口1aに向かって液槽1内の液体A中に噴射する。噴射された噴射液Bは、可撓性シート5の裏面に突き当たったうえで液槽1内の液体A中に拡散する。その際、可撓性シート5が噴射液Bの噴射によって部分的に上方側に屈曲変形し、屈曲シート部位に位置するマッサージ受療者Cの体表部位をマーサージする。
以上の噴射液Bの噴射を行いながら、チェーン駆動部10の駆動モータ10aが任意に正逆回転することで、移動台車2が一辺方向1bに沿って反復直線移動する。このとき、移動台車2は、第1、第2のねじギア25A、25Bの連結孔25Aa、25Baが断面矩形状の軸9に挿通することで、その直線移動が案内される。これにより、移動台車2に装着されている第1〜第4の噴射部本体21A〜21Dの第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dが反復直線移動する。
さらに、この状態で回転駆動部11が軸9を正逆回転駆動することで、軸9によって第1、第2のねじギア25A、25Bが正逆回転される。すると、第1、第2のねじギア25A、25Bに連動連結された第1、第2の受動ギア24A、24Bが回転駆動され、これにより、第1、第3の回転筒18A、18Cと第1、第3の連結ギア23A、23Cと第1、第3の噴射部本体21A、21Cとが回転する。さらに第1、第3の連結ギア23A、23Cに噛合している第2、第4の連結ギア23B、23Dが回転し、それに伴って第2、第4の噴射部本体21B、21Dが回転する。このとき、第1、第3の噴射部本体21A、21Cと第2、第4の噴射部本体21B、21Dとは互いに逆方向に回転する。これにより、第1〜第4の噴射部本体21A〜21Dに装着されている第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dが第1〜第4の噴射軸部20A〜20Dの軸心を中心にして回動する。
以上の反復直線移動/反復回動移動を受けた第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dは、一辺方向1bに沿って複雑な移動軌跡を描きながら、液槽1内を移動する。これによりマッサージ受療者Cは、複雑な移動軌跡を描きながら移動する第1〜第4の噴射ノズル22A〜22Dが噴射する噴射液Bによって念入りかつ丁寧にマッサージされる。
以上のマッサージ施療を行う液圧マッサージ装置100において、本実施形態では、移動台車2の内部に台車内流路26を設けていることで、次のような効果が得られる。すなわち、従来では、移動台車2の下側に噴射液供給用の曲折配管を挿通させる空間を確保する必要があったが、液圧マッサージ装置100では、そのような無用な空間を確保する必要がなくなり、その分、移動台車2の高さ寸法を小さくして液槽1の浅底化を図ることができる。液槽1の浅底化は、装置全体の低床化に繋がる。低床化はマッサージ受療者Cが高齢者であっても、可撓性シート5への乗り降りを楽にするうえで有効となる。移動台車5の高さ寸法の縮小による液槽1の浅底化では、可撓性シート5と第1〜第4の噴射部3A〜3Dとの間の離間距離を縮めることがないので、適切な刺激感をマッサージ受療者Cに付与することができるうえに、可撓性シート5が第1〜第4の噴射部3A〜3Dに接触してシート5や噴射部3A〜3Dが損傷することもなくなる。さらには、液槽1の浅底化により、液槽容積の縮小、延いては液槽1に貯留する液体Aの容量の省量化を図ることができるので、装置の小型軽量化を行うことも可能となる。
また、液圧マッサージ装置100では、可撓性補強帯6を設けており、これによって可撓性シート5が補強されるので、図7に示すように、可撓性シート5の過剰な撓みが防止され、可撓性シート5が過剰に撓んでマッサージ受療者Cがバランスを崩して転倒することは未然に防止される。なお、図7において、実線で示した可撓性シート5の形状は、可撓性補強帯6を設けた本実施形態の液圧マッサージ装置100における可撓性シート5の撓み込み具合を示しており、仮想線で示した可撓性シート5の形状は、可撓性補強帯6を設けていない従来例における可撓性シート5の撓み込み具合を示している。
通常、マッサージ受療者Cの転倒は、乗降時に臀部のみを可撓性シート5に当接させる行為中に生じることが多い。そこで、液圧マッサージ装置100では、マッサージ受療者Cが可撓性シート5に乗降する際にマッサージ受療者Cの臀部が当接する部位に可撓性補強帯6を設けている。そのため、乗降時に臀部のみを可撓性シート5に当接させる行為により生じる可撓性シート5の過剰な撓みを確実に防止してマッサージ受療者Cの転倒を確実に防ぐことができる。なお、可撓性補強帯6が設けられる、臀部が当接する部位とは、マッサージ受療者Cが一辺方向1bに沿って可撓性シート5上に横臥した際にマッサージ受療者Cの腰部から臀部、またはその近傍部が当接する範囲のことをいう。
また、液圧マッサージ装置100では、ケーシング8の底部に窪み8aを設けるので、次のような効果が得られる。すなわち、乗降時においてマッサージ受療者Cは、一辺方向1bに沿った液槽側面1dに位置する床面(装置載置面)Eから可撓性シート5に腰を落とす、もしくは腰を落としている可撓性シート5から起立する。その際、マッサージ受療者Cは、液槽側面1dに位置するケーシング8の底部にできるだけ踵Caや爪先を近づけると、姿勢が安定して動作がやりやすくなる。液圧マッサージ装置100では、液槽側面1dに位置するケーシング8の底部に、可撓性シート5に乗降するマッサージ受療者Cの踵Caや爪先またはマッサージ施療介添者Dの爪先Daが入り込む大きさを有する窪み8aを設けている。これにより、マッサージ受療者Cは、踵Caや爪先をケーシング8に近づけ易くなって姿勢が安定し、乗降動作がやりやすくなる。また、マッサージ動作中の液圧マッサージ装置100にマッサージ施療介添者Dが近づいて液圧マッサージ装置100の操作やマッサージ受療者Cの介添えを行うことがある。その際、マッサージ施療介添者Dの爪先Daも窪み8aに入り込むので、マッサージ施療介添者Dは装置100に近づきやすくなって、操作や介添えが容易になる。さらには、窪み8aを設けることでマッサージ受療者Cの踵Caや爪先、もしくはマッサージ施療介添者Dの爪先Daがケーシング8に接触しにくくなるため、ケーシング接触に起因する踵や爪先の創傷や、踵や爪先の接触に起因するケーシング8の汚れを未然に防ぐこともできる。
さらには、液圧マッサージ装置100では、液槽側面1d側の液槽載置面Eから可撓性補強帯6に乗降するマッサージ受療者Cの踵Caや爪先に対向する位置とその近傍位置とにおける窪み8aの凹み度合を、他の位置における前記窪みの凹み度合より大きくしているので、マッサージ受療者Cの踵Caや爪先をケーシング8にさらに確実に近づけることが可能となる。
なお、図3は、可撓性補強帯6を設けた部位における窪み8aの形状を示し、図4は可撓性補強帯6を設けていない部位における窪み8aの形状を示している。
1 液槽
1a 開口
2 移動台車
3A〜3D 第1〜第4の噴射部
4 噴射液供給部
5 可撓性シート
6 可撓性補強帯
8 ケーシング
8a 窪み
12 噴射液発生部
13 吸水ポンプ部
26 台車内流路
100 液圧マッサージ装置
A 液体
B 噴射液
C マッサージ受療者
Ca 踵
D マッサージ施療介添者
Da 爪先

Claims (3)

  1. 上面に開口を有して液体が貯留された液槽と、
    前記液槽内に、液槽一辺方向に沿って移動可能に設けられた移動台車と、
    前記移動台車を移動可能に案内する軸と、
    前記移動台車に設けられて前記開口に向かって噴射液を噴射する噴射部と、
    前記噴射部に前記噴射液を供給する噴射液供給部と、
    前記開口の少なくとも一部を覆って前記液槽に設けられておりマッサージ受療者が治療部位をシート上面に当接させて座臥乗込可能な可撓性シートと、
    を備え、
    前記噴射液供給部は、
    前記液槽から前記液体を取り込み取り込んだ前記液体を前記噴射液として前記移動台車に供給する噴射液発生部と、
    前記移動台車の内部に形成されており、前記移動台車に供給された前記噴射液を前記噴射部まで導く台車内流路と、
    を備え、
    前記噴射部は前記移動台車上に据え付けられた噴射軸部を有し、前記液槽一辺方向と直交する方向に配列された隣り合う前記噴射軸部の間に前記軸が配置され、
    前記噴射液発生部は前記台車内流路の天井面に連通接続された配管を有し、
    前記移動台車において前記液槽一辺方向と直交する方向を幅方向とするとき、前記配管は、前記移動台車の前記幅方向の両側から前記移動台車の方に引き入れられた
    ことを特徴とする液圧マッサージ装置。
  2. 可撓性補強帯をさらに有しており、
    前記可撓性補強帯は、前記可撓性シートの上側にあって前記液槽一辺方向と交差する方向に沿って前記液槽の前記開口の両端間に架設されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液圧マッサージ装置。
  3. 前記液槽の側面を覆うケーシングをさらに備え、
    前記ケーシングには、
    前記液槽一辺方向に沿った側面に位置する底部に窪みが設けられており、
    前記窪みは、
    前記可撓性シートに乗降する前記マッサージ受療者の踵が入り込む大きさを有し、且つ、前記可撓性補強帯に対応する位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載の液圧マッサージ装置。
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