JP6219767B2 - リチウムイオン二次電池の制御システム - Google Patents
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Description
図1は、リチウムイオン二次電池の制御システムの装置を模式的に示している。ここで、リチウムイオン二次電池の制御システム100は、図1に示すように、リチウムイオン二次電池101と、電圧センサ102(電圧検出器)と、電流センサ103(電流検出器)と、制御装置104とを備えている。ここでは、リチウムイオン二次電池の制御システム100は、車両(例えば、ハイブリッド車両)に組み込まれた場合を例に挙げて説明する。
この実施形態では、リチウムイオン二次電池101は、複数の単電池101aが組み合わされた組電池で構成されている。電圧センサ102は、リチウムイオン二次電池101の電圧を検知する装置である。この実施形態では、電圧センサ102は、組電池としてのリチウムイオン二次電池101のみならず、各単電池101aの電圧が検知できるように構成されている。電流センサ103は、リチウムイオン二次電池101の電流を検知する装置である。ここでは、リチウムイオン二次電池101に直列に接続されており、リチウムイオン二次電池101に流れる電流を検知している。なお、ここでは、リチウムイオン二次電池101は単電池101aが直列に組み合わされており、各単電池101aに流れる電流が検知されうる。ここで提案されるリチウムイオン二次電池101の制御方法は、例えば、リチウムイオン二次電池101が急激に充電され、予め定められた上限電圧を超えた時に、充電を停止し、上限電圧を超えてから少なくとも5秒以内に放電を開始する。制御装置104は、かかる制御方法を具現化する。
ここで、制御装置104は、リチウムイオン二次電池101の充電と放電を制御する装置である。制御装置104は、記憶部104aと、放電制御部104bとを備えている。制御装置104は、例えば、電気的な記憶装置と演算装置とを備えており、予め設定されたプログラムに沿って電気的な演算処理を行う。そして、制御装置104は、ここで開示される制御を具現化するための所定の制御信号を発信する。
ここで、記憶部104aは、リチウムイオン二次電池101に対して予め定められた上限電圧を記憶している。ここでは、例えば、単電池101aに対して上限電圧を記憶している。ここで、上限電圧は、例えば、リチウムイオン二次電池の負極に、金属リチウムが析出し始める電圧を予め試験などを行って特定し、定められた電圧値である。かかる電圧値は、任意に定められ、予め制御装置において記憶されている。あるいは、プログラム中において書き込まれていてもよい。かかる観点において、上限電圧は、例えば、4.5Vに設定されうる。なお、上限電圧は、4.5Vに限らず、適当な電圧を設定することができる。
放電制御部104bは、電圧センサ102で検知された電圧が上限電圧を超えた時に、充電を停止し、放電を開始するように制御する装置である。ここで、放電制御部104bは、電圧センサ102で検知された電圧が上限電圧を超えてから少なくとも5秒以内に放電が開始する。これにより、電圧センサ102で検知された電圧が上限電圧を超えると、そこから5秒以内に放電が開始される。つまり、上限電圧を超えて金属リチウムの析出が始まった場合でも、5秒以内の短時間で放電モードに切り替わる。
具体的には、この実施形態では、制御装置104は、リチウムイオン二次電池101を監視する電池監視装置111と、電源制御装置112とを備えている。電池監視装置111は、リチウムイオン二次電池101の状態を監視する装置であり、例えば、電圧センサ102と電流センサ103とで、検知される電圧値と、電流値を、予め定められた時間間隔で継続して検知し、これを記憶する。電池監視装置111は、例えば、100msec(1/10秒)毎に、電圧センサ102と電流センサ103とで検知された電圧値と電流値を記憶するとよい。これによって、電圧値と電流値の変動を細かく検知することができる。なお、電圧値と電流値とを検知する時間間隔は、100msec(1/10秒)毎に限定されず、任意に定めることができる。例えば、1msec〜1000msecで任意に定めるとよい。
ここで、電池監視装置111で検知された電流値(I)、検知する時間間隔を(dt)、電圧が上限電圧を超えてから(n)時間目までの積算充電容量(Qc(n))とする。電圧が上限電圧を超えてから(n+1)時間目までの積算充電容量(Qc(n+1))は、以下の式で表される。
Qc(n+1)=Qc(n)+I×dt;
つまり、積算充電容量Qc(m1)は、電圧が上限電圧を超えてから上限電圧を下回るまでの時間(m1)に、単位時間(dt)当たりにリチウムイオン二次電池101に流れた電気量(I×dt)を積算することによって求められる(ここで、m1=n+1)。
Qd(n+1)=Qd(n)+I×dt;
つまり、積算放電容量Qd(m2)は、放電が開始されてからの経過時間(m2)に、単位時間(dt)当たりにリチウムイオン二次電池101から流された電気量(I×dt)を積算することによって求められる(ここで、m2=n+1)。
101 リチウムイオン二次電池
101a 単電池
102 電圧センサ
103 電流センサ
104 制御装置
104a 記憶部
104b 放電制御部
111 電池監視装置
112 電源制御装置
121 駆動装置
122 充電装置
Qc 積算充電容量
Qd 積算放電容量
Claims (8)
- リチウムイオン二次電池と、
前記リチウムイオン二次電池の電圧を検知する電圧センサと、
前記リチウムイオン二次電池の充電と放電を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
予め定められた上限電圧を記憶する記憶部と、
前記電圧センサで検知された電圧が前記上限電圧を超えた時に、充電を停止し、前記電圧センサで検知された電圧が前記上限電圧を超えてから少なくとも5秒以内に放電を開始するように制御する放電制御部と
を備えた、
リチウムイオン二次電池の制御システム。 - さらに前記リチウムイオン二次電池の電流を検知する電流センサを備え、
前記放電制御部は、
前記電圧センサで検知された電圧が前記上限電圧を超えてから前記上限電圧よりも低くなるまでの積算充電容量を、前記電流センサで検知された電流値を基に算出し、
前記電流センサで検知された電流値を基に、前記放電制御部における積算放電容量を算出し、
前記積算放電容量が少なくとも積算充電容量を超えるまで放電する、
請求項1に記載されたリチウムイオン二次電池の制御システム。 - 前記放電制御部は、前記電圧センサで検知された電圧が前記上限電圧を超えた時に、充電を停止した後で、前記電圧センサで検知された電圧が前記上限電圧を超えてから少なくとも5秒以内で、かつ、前記電圧センサで検知された電圧が再び前記上限電圧を下回ってから放電を開始する、請求項1または2に記載されたリチウムイオン二次電池の制御システム。
- 前記放電制御部の放電電流は、1.0C以上である、請求項1から3までの何れか一項に記載された記載されたリチウムイオン二次電池の制御システム。
- リチウムイオン二次電池が予め定められた上限電圧を超えた時に、充電を停止し、上限電圧を超えてから少なくとも5秒以内に放電を開始する、リチウムイオン二次電池の制御方法。
- 前記放電では、前記リチウムイオン二次電池が前記上限電圧を超えてから前記上限電圧よりも低くなるまで間に充電された積算の電気量以上の電気量を放電する、請求項5に記載されたリチウムイオン二次電池の制御方法。
- 前記リチウムイオン二次電池が前記上限電圧を超えてから少なくとも5秒以内で、かつ、再び前記上限電圧を下回ってから、前記放電を開始する、請求項5または6に記載されたリチウムイオン二次電池の制御方法。
- 前記放電は、1.0C以上の電流で放電する、請求項5から7までの何れか一項に記載されたリチウムイオン二次電池の制御方法。
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