JP6215987B2 - 生体信号モニタシステム - Google Patents

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本発明は、生体信号を収集する生体信号モニタシステムに関するものである。
近年、人体等に身に着けて使用する小型の携帯端末装置(以下、「ウエアラブル機器」と称する)が増えつつある。ウエアラブル機器としては、例えば内蔵したセンサによって検知した心電、心拍、筋電、呼吸波等の微弱な生体信号を電気信号に変換し、無線によって送信するものが知られている。
このような常時モニタのためのウエアラブル機器においては、装置を小型化および軽量化し、人体から手軽に着脱できるようにすることが重要である。
そこで、従来は、このようなウエアラブル機器の中でも特に、心電図および心拍数変動(HRV:Heart Rate Variability)に類するR−R間隔、CVRR、RR50等の生理的情報に基づく電気信号を検出する機器においては、主に2つ以上の電極が接続される入力端子を有する機器が使用されることが多かった。なお、R−R間隔とは心電図におけるR波と次のR波の間隔であり、CVRRとは一定期間、もしくは一定個数のR−R間隔について、その標準偏差を平均値で除して100を乗じた数値であり、RR50とは一定期間、もしくは一定個数のR−R間隔について、隣り合うR−R間隔の差分が50ミリ秒以上であった割合である。
例えば、非特許文献1には、複数電極および複数入力端子を有する生体信号モニタシステムが開示されている。非特許文献1に開示されているような生体信号モニタシステムでは、例えば図5のように、衣類200に取り付けられた電極101,102,103,104で検出した生体信号を、配線105を通してモニタ装置106で受信し、信号処理して表示、送信などを行っていた。
Yoo J.,et al.,"A Wearable ECG Acquisition System With Compact Planar-Fashionable Circuit Board-Based Shirt",IEEE TRANSACTIONS ON INFORMATION TECHNOLOGY IN BIOMEDICINE,VOL.13,NO.6,pp.897-902,NOVEMBER 2009
しかしながら、非特許文献1に開示されたP−FCB(Planar-Fashionable Circuit Board)のように構造的に同一な複数の電極を有する場合、モニタ装置を装着位置に注意を払わず取り付けると、その複数の電極をモニタ装置の正しい入力端子とは異なる端子に接続してしまう可能性があった。これによって、取得したい生体信号を正しく検出できなくなる可能性があった。
生体の生理的情報取得において、現在、広く普及している心拍数計測においては主に心電波形のR波と呼ばれる最大振幅の波の間隔を数値(心拍数)に換算するため、必要とする心拍数の精度によっては、心臓を挟んだ左右の2つの電極からモニタ装置に届く信号が逆になっても大きな影響がない場合もある。
しかしながら、たとえばCVRRのような高精度のデータを必要とするHRVを生体の生理的情報として活用するシステムや心電図を生理的情報として活用するシステムにおいては、生体の特定の場所から取得した信号をモニタ装置の入力端子に正しく入力するために構造が十分に考慮されているとは言い難かった。2端子までであれば、極性の反転判定などの手段による補正も考えられうるが、特に、3端子以上で、GND端子等の全く性質の異なる入力端子の取違いは、装置の正常動作を妨げる原因と成り得た。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的は、生体の特定の場所から取得した生体信号を電子装置の入力端子に正しく入力することができる生体信号モニタシステムを実現することにある。
本発明の生体信号モニタシステムは、生体と接触する衣類の面に固定された複数の生体電極と、この生体電極が検出した生体信号を処理する回路を備えた電子装置と、生体と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置され複数の電極側コネクタと、前記衣類に縫い付けるように設けられ、前記複数の生体電極と前記複数の電極側コネクタとを電気的に接続する複数の配線と、前記複数の電極側コネクタと嵌合するように前記電子装置の筐体表面に配置され、前記回路と電気的に接続された複数の装置側コネクタとを備え、前記複数の電極側コネクタは、一部のコネクタのサイズが他のコネクタと異なり、このサイズの異同に対応して前記複数の装置側コネクタのサイズが設定されることを特徴とするものである。
また、本発明の生体信号モニタシステムは、生体と接触する衣類の面に固定された複数の生体電極と、この生体電極が検出した生体信号を処理する回路を備えた電子装置と、生体と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置され複数の電極側コネクタと、前記衣類に縫い付けるように設けられ、前記複数の生体電極と前記複数の電極側コネクタとを電気的に接続する複数の配線と、生体と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置された電極側固定用コネクタと、前記複数の電極側コネクタと嵌合するように前記電子装置の筐体表面に配置され、前記回路と電気的に接続された複数の装置側コネクタと、前記電極側固定用コネクタと嵌合するように前記電子装置の筐体表面に配置された装置側固定用コネクタとを備え、前記複数の電極側コネクタと前記電極側固定用コネクタとは、一部のコネクタのサイズが他のコネクタと異なり、このサイズの異同に対応して前記複数の装置側コネクタと前記装置側固定用コネクタのサイズが設定されることを特徴とするものである。
また、本発明の生体信号モニタシステムの1構成例は、前記電極側コネクタが設けられる衣類の面と前記電子装置の筐体表面に、方向認識のためのマークを備えることを特徴とするものである。
本発明では、複数の電極側コネクタについて、一部のコネクタのサイズが他のコネクタと異なるようにし、このサイズの異同に対応して複数の装置側コネクタのサイズを設定することにより、電極側コネクタと装置側コネクタの正しい嵌合を実現することができ、生体電極によって取得された生体信号を電子装置の入力端子である装置側コネクタに正しく入力することができる。
また、本発明では、複数の電極側コネクタと電極側固定用コネクタについて、一部のコネクタのサイズが他のコネクタと異なるようにし、このサイズの異同に対応して複数の装置側コネクタと装置側固定用コネクタのサイズを設定することにより、電極側コネクタと装置側コネクタの正しい嵌合を実現することができ、生体電極によって取得された生体信号を電子装置の入力端子である装置側コネクタに正しく入力することができる。
また、本発明では、電極側コネクタが設けられる衣類の面と電子装置の筐体表面に、方向認識のためのマークを設けることにより、電子装置の衣類に対する向きを容易に認識することができ、電子装置を衣類に容易に取り付けることができる。
本発明の第1参考例に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、無線電子装置の接続面を示す平面図、およびコネクタレセプタクルと無線電子装置のコネクタプラグとの接続状態を示す断面図である。 本発明の第2参考例に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、および無線電子装置の接続面を示す平面図である。 本発明の第3参考例に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、および無線電子装置の接続面を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、および無線電子装置の接続面を示す平面図である。 従来の生体信号モニタシステムの構成を示す図である。
[第1参考例]
以下、本発明の参考例について図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の第1参考例に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、図1(B)は衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面(無線電子装置の接続面と向かい合う面)を示す平面図、図1(C)は無線電子装置の接続面(コネクタレセプタクルの接続面と向かい合う面)を示す平面図、図1(D)はコネクタレセプタクルと無線電子装置のコネクタプラグとの接続状態を示す断面図である。なお、図1(D)では、1組のコネクタレセプタクルとコネクタプラグとの接続状態のみを示している。
本参考例の生体信号モニタシステム100は、生体201(人体)と接触する衣類200の面に固定された導電性材料からなる複数の生体電極11,12,13と、生体201と接触する衣類200の面と反対側の面に露出するように取り付けられた導電性材料からなる複数のコネクタレセプタクル1,2,3,4と、衣類200に縫い付けるように設けられ、生体電極11,12,13とコネクタレセプタクル1,2,3とを電気的に接続する配線14(14−1,14−2,14−3)と、生体電極11,12,13が検出した生体信号を処理して図示しない外部装置等に無線で送信する無線電子装置30と、コネクタレセプタクル1,2,3,4と嵌合するように無線電子装置30の筐体表面に取り付けられた導電性材料からなる複数のコネクタプラグ7,8,9,10とから構成される。
本参考例では、衣類200の生体201と接触する面に生体電極11〜13を例えば縫い付けたり接着したりすることで、生体電極11〜13が生体201側に突出するように固定されている。
衣類200の生体201と接触する面と反対側の面には、配線14−1を介して生体電極11と電気的に接続されたコネクタレセプタクル1と、配線14−2を介して生体電極12と電気的に接続されたコネクタレセプタクル2と、配線14−3を介して生体電極13と電気的に接続されたコネクタレセプタクル3と、コネクタレセプタクル4とが露出するように固定されている。
コネクタレセプタクル1〜4は、これらが設けられる衣類200の面に関して非点対称(衣類200の面上に対称点が存在しない)に配置される。コネクタレセプタクル1〜4の衣類200への固定方法としては、例えば接着や縫い付け等がある。なお、コネクタレセプタクル1〜3は、電気的接続のために用いられる電極側コネクタであるが、コネクタレセプタクル4は、電気的接続のために用いられるものではなく、無線電子装置30の固定のために用いられる電極側固定用コネクタである。
一方、無線電子装置30の筐体表面には、それぞれコネクタレセプタクル1,2,3,4と嵌合する位置にコネクタプラグ7,8,9,10が固定されている。コネクタプラグ7〜10は、コネクタレセプタクル1〜4と嵌合する位置に設けられるので、コネクタプラグ7〜10が設けられる無線電子装置30の筐体表面に関して非点対称(無線電子装置30の面上に対称点が存在しない)に配置されることになる。コネクタプラグ7〜10を設けることから、無線電子装置30の筐体は絶縁材料からなることが好ましい。
コネクタプラグ7〜9は、無線電子装置30の図示しない内部回路と電気的に接続されている。なお、コネクタプラグ7〜9は、電気的接続のために用いられる装置側コネクタであるが、コネクタプラグ10は、コネクタレセプタクル4と同様に電気的接続のために用いられるものではなく、無線電子装置30の固定のために用いられる装置側固定用コネクタである。
衣類200に印刷、縫い付け、接着、刺繍等の方法によって設けられた矢印状のマーク5と、無線電子装置30の筐体表面に印刷、接着等の方法によって設けられた矢印状のマーク6とは、無線電子装置30を衣類200に装着する際の装着方向を認識するために使用される。また、マーク6が設けられる側(図1(C)上側)の無線電子装置30の筐体形状を例えば平面視円弧状とし、マーク6が無い側(図1(C)下側)の無線電子装置30の筐体形状と異なる形とすることで、無線電子装置30の方向を容易に認識できるようにしている。
人が衣類200を着用すると、人体(生体201)の皮膚表面と接触するように生体電極11〜13が配置される。そして、図1(C)に示した無線電子装置30の接続面を図1(B)に示した衣類200の接続面と向かい合わせて、無線電子装置30のコネクタプラグ7〜10が衣類200側のコネクタレセプタクル1〜4と嵌合するように無線電子装置30を装着すれば、無線電子装置30が機械的に固定され、かつ生体電極11〜13と無線電子装置30とが電気的に接続される。図1(D)はこのときの状態を示している。図1(D)における70は凹状のコネクタレセプタクル1に挿入されるコネクタプラグ7の凸状の先端部である。こうして、機械的固定と電気接続の両方を実現することができる。
無線電子装置30は、生体電極11〜13が検出した各種の生体信号を受信し、それぞれの生体信号を電気信号に変換し、最終的には、外部装置へ無線伝送する。生体電極11〜13によって取得される生体信号としては、例えば、心電図、HVR(CVRR,RR50)、心拍、脈拍、呼吸回数、筋電位、皮膚電位等がある。
無線電子装置30は、生体電極11〜13から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、必要に応じて各種の信号処理を行い、図示しないアンテナを介して外部装置に送信する。無線電子装置30の内部回路は、例えば、A/D(Analog-to-digital)変換回路、信号処理回路、MCU(Micro Controller Unit)等のプログラム処理装置、およびRF(Radio Frequency)回路等を含んで構成される。なお、アンテナを介した無線送信の規格等に特に制限はない。また、本参考例では、生体信号を無線送信する例について説明しているが、有線送信も考えられることは言うまでもない。
以上、本参考例に係る生体信号モニタシステム100によれば、衣類200の面上にコネクタレセプタクル1〜4を非点対称に配置し、これらと嵌合するコネクタプラグ7〜10を無線電子装置30の筐体表面上に非点対称に配置することにより、コネクタレセプタクル1〜4とコネクタプラグ7〜10との正しい嵌合を実現することができ、生体電極11〜13によって取得された生体信号を無線電子装置30の入力端子であるコネクタプラグ7〜9に正しく入力することができる。
また、衣類200と無線電子装置30にマーク5,6を設けることにより、無線電子装置30の衣類200に対する向きを容易に認識することができ、無線電子装置30を衣類200に容易に取り付けることができる。同様に、無線電子装置30の筐体形状を非対称形状とすることにより、無線電子装置30の衣類200に対する向きを容易に認識することができ、無線電子装置30を衣類200に容易に取り付けることができる。
なお、コネクタレセプタクル4とコネクタプラグ10を複数ずつ設けるようにしてもよい。
また、本参考例では、信号伝送用のコネクタレセプタクル1〜3およびコネクタプラグ7〜9とは別に、固定用のコネクタレセプタクル4およびコネクタプラグ10を設けているが、これに限るものではなく、固定用のコネクタを設けずに、信号伝送用のコネクタのみを非点対称に配置してもよい。また、固定用のコネクタを設ける場合には、信号伝送用のコネクタについては点対称に配置してもよく、信号伝送用のコネクタと固定用のコネクタを含めて全体として非点対称配置になっていればよい。
[第2参考例]
次に、本発明の第2参考例について説明する。図2(A)は本発明の第2参考例に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、図2(B)は衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、図2(C)は無線電子装置の接続面を示す平面図であり、図1(A)〜図1(D)と同様の構成には同一の符号を付してある。
本参考例の生体信号モニタシステム100aは、図1に示した第1参考例の生体信号モニタシステム100と同様の構成を採っているが、相違点は、以下の部分である。
本参考例では、第1参考例と同様に、生体201と接触する衣類200の面と反対側の面にコネクタレセプタクル1〜3を非点対称に配置しているが、特に平面視二等辺三角形(正三角形を除く)の各頂点の位置にコネクタレセプタクル1〜3を1つずつ配置している。したがって、コネクタレセプタクル1〜3と嵌合するコネクタプラグ7〜9も、無線電子装置30aの筐体表面上の平面視二等辺三角形(正三角形を除く)の各頂点の位置に1つずつ配置されることになる。
また、本参考例では、二等辺三角形の等しい2辺が交差する頂点に配置されるコネクタプラグ(図2の例ではコネクタプラグ7)の位置を特定できるようにするため、無線電子装置30aの筐体形状を非対称形状としている。具体的には、無線電子装置30aの先端40が窄まる形状、すなわちコネクタレセプタクル2,3がある側(図2(C)下側)からコネクタプラグ7がある側(図2(C)上側)に向かって無線電子装置30aの筐体が窄まる形状となっている。
その他の構成は第1参考例で説明したとおりであり、無線電子装置30aの内部回路は第1参考例の無線電子装置30の内部回路と同じ構成である。
以上、本参考例に係る生体信号モニタシステム100aによれば、衣類200の面上にコネクタレセプタクル1〜3を二等辺三角形の各頂点の位置に配置し、無線電子装置30aの筐体表面上にコネクタレセプタクル1〜3と嵌合するコネクタプラグ7〜9を二等辺三角形の各頂点の位置に配置することにより、コネクタレセプタクル1〜3とコネクタプラグ7〜9との正しい嵌合を実現することができ、生体電極11〜13によって取得された生体信号を無線電子装置30aの入力端子であるコネクタプラグ7〜9に正しく入力することができる。また、本参考例では、無線電子装置30aの筐体形状を非対称形状とすることにより、無線電子装置30aの衣類200に対する向きを容易に認識することができ、無線電子装置30aを衣類200に容易に取り付けることができる。
なお、第1参考例と同様に、衣類200と無線電子装置30aにマーク5,6を設けるようにしてもよい。
[第3参考例]
次に、本発明の第3参考例について説明する。図3(A)は本発明の第3参考例に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、図3(B)は衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、図3(C)は無線電子装置の接続面を示す平面図であり、図1(A)〜図1(D)と同様の構成には同一の符号を付してある。
本参考例の生体信号モニタシステム100bは、図1に示した第1参考例の生体信号モニタシステム100と同様の構成を採っているが、相違点は、以下の部分である。
本参考例では、生体201と接触する衣類200の面と反対側の面に、コネクタレセプタクル1〜3が露出するように固定され、さらにコネクタプラグ50が露出するように固定されている。
一方、無線電子装置30bの筐体表面には、それぞれコネクタレセプタクル1〜3と嵌合する位置にコネクタプラグ7〜9が固定され、さらにコネクタプラグ50と嵌合する位置にコネクタレセプタクル51が固定されている。本参考例の場合、コネクタプラグ50(電極側固定用コネクタ)とコネクタレセプタクル51(装置側固定用コネクタ)とは、電気的接続のために用いられるものではなく、無線電子装置30bの固定のために用いられるものとなる。
その他の構成は第1参考例で説明したとおりであり、無線電子装置30bの内部回路は第1参考例の無線電子装置30の内部回路と同じ構成である。なお、本参考例においては、コネクタレセプタクル1〜3およびコネクタプラグ50を非点対称に配置することは必須の構成要件ではない。
無線電子装置30bを取り付ける際には、図3(C)に示した無線電子装置30bの接続面を図3(B)に示した衣類200の接続面と向かい合わせ、無線電子装置30bのコネクタプラグ7〜9が衣類200側のコネクタレセプタクル1〜3と嵌合し、コネクタレセプタクル51がコネクタプラグ50と嵌合するように無線電子装置30bを装着すればよい。
以上、本参考例に係る生体信号モニタシステム100bによれば、衣類200の面上にコネクタレセプタクル1〜3とコネクタプラグ50という異なる種類のコネクタを配置し、これに応じて無線電子装置30bの筐体表面上にコネクタプラグ7〜9とコネクタレセプタクル51という異なる種類のコネクタを配置したので、無線電子装置30bが誤った向きで装着されることを防止でき、コネクタレセプタクル1〜3とコネクタプラグ7〜9との正しい嵌合を実現することができ、生体電極11〜13によって取得された生体信号を無線電子装置30bの入力端子であるコネクタプラグ7〜9に正しく入力することができる。
なお、第1参考例と同様に、衣類200と無線電子装置30bにマーク5,6を設けるようにしてもよい。
また、第1参考例および第2参考例と同様に、無線電子装置30bの筐体形状を非対称形状としてもよい。
また、コネクタプラグ50とコネクタレセプタクル51を複数ずつ設けるようにしてもよい。
また、本参考例では、信号伝送用のコネクタレセプタクル1〜3およびコネクタプラグ7〜9とは別に、固定用のコネクタプラグ50およびコネクタレセプタクル51を設けているが、これに限るものではなく、固定用のコネクタを設けずに、信号伝送用のコネクタの中で一部のコネクタのオス/メスを変えるようにしてもよい。
[実施の形態]
次に、本発明の実施の形態について説明する。図4(A)は本発明の実施の形態に係る生体信号モニタシステムの構成を示す図、図4(B)は衣類に取り付けられたコネクタレセプタクルの接続面を示す平面図、図4(C)は無線電子装置の接続面を示す平面図であり、図1(A)〜図1(D)と同様の構成には同一の符号を付してある。
本実施の形態の生体信号モニタシステム100cは、図1に示した第1参考例の生体信号モニタシステム100と同様の構成を採っているが、相違点は、以下の部分である。
本実施の形態では、生体201と接触する衣類200の面と反対側の面に、コネクタレセプタクル1〜3が露出するように固定され、さらにコネクタレセプタクル1〜3とサイズが異なるコネクタレセプタクル52が露出するように固定されている。
一方、無線電子装置30cの筐体表面には、それぞれコネクタレセプタクル1〜3と嵌合する位置にコネクタレセプタクル1〜3と対応するサイズのコネクタプラグ7〜9が固定され、さらにコネクタレセプタクル52と嵌合する位置にコネクタレセプタクル52と対応するサイズのコネクタプラグ53が固定されている。本実施の形態の場合、コネクタレセプタクル52(電極側固定用コネクタ)とコネクタプラグ53(装置側固定用コネクタ)とは、電気的接続のために用いられるものではなく、無線電子装置30cの固定のために用いられるものとなる。
その他の構成は第1参考例で説明したとおりであり、無線電子装置30cの内部回路は第1参考例の無線電子装置30の内部回路と同じ構成である。なお、本実施の形態においては、コネクタレセプタクル1〜3,52を非点対称に配置することは必須の構成要件ではない。
無線電子装置30cを取り付ける際には、図4(C)に示した無線電子装置30cの接続面を図4(B)に示した衣類200の接続面と向かい合わせ、無線電子装置30cのコネクタプラグ7〜9,53が衣類200側のコネクタレセプタクル1〜3,52と嵌合するように無線電子装置30bを装着すればよい。
以上、本実施の形態に係る生体信号モニタシステム100cによれば、衣類200の面上にコネクタレセプタクル1〜3とコネクタレセプタクル52という異なるサイズのコネクタを配置し、これに応じて無線電子装置30cの筐体表面上にコネクタプラグ7〜9とコネクタプラグ53という異なるサイズのコネクタを配置したので、無線電子装置30cが誤った向きで装着されることを防止でき、コネクタレセプタクル1〜3とコネクタプラグ7〜9との正しい嵌合を実現することができ、生体電極11〜13によって取得された生体信号を無線電子装置30cの入力端子であるコネクタプラグ7〜9に正しく入力することができる。
なお、第1参考例と同様に、衣類200と無線電子装置30cにマーク5,6を設けるようにしてもよい。
また、第1参考例および第2参考例と同様に、無線電子装置30cの筐体形状を非対称形状としてもよい。
また、コネクタレセプタクル52とコネクタプラグ53を複数ずつ設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、信号伝送用のコネクタレセプタクル1〜3およびコネクタプラグ7〜9とは別に、固定用のコネクタレセプタクル52およびコネクタプラグ53を設けているが、これに限るものではなく、固定用のコネクタを設けずに、信号伝送用のコネクタの中で一部のコネクタのサイズを変えるようにしてもよい。
第1〜第3参考例および実施の形態では、コネクタのオス/メス関係を示す用語として、プラグ(オス)とレセプタクル(メス)という表現で記載をしたが、この関係が記述上、逆になっても意図することには何ら影響を与えない。すなわち、第1〜第3参考例および実施の形態においてコネクタレセプタクルの代わりにコネクタプラグを用い、コネクタプラグの代わりにコネクタレセプタクルを用いるようにしてもよい。
また、以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。例えば第1〜第3参考例および実施の形態では、衣類200の例としてシャツの例を挙げているが、ベルトを用いてもよい。
本発明は、日常生活において複数の生体電極を用いて生体信号を取得する技術に適用することができる。
1〜4,51,52…コネクタレセプタクル、5,6…マーク、7〜10,50,53…コネクタプラグ、11〜13…生体電極、14…配線、30,30a,30b,30c…無線電子装置、100,100a,100b,100c…生体信号モニタシステム、200…衣類、201…生体。

Claims (3)

  1. 生体と接触する衣類の面に固定された複数の生体電極と、
    この生体電極が検出した生体信号を処理する回路を備えた電子装置と、
    生体と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置され複数の電極側コネクタと、
    前記衣類に縫い付けるように設けられ、前記複数の生体電極と前記複数の電極側コネクタとを電気的に接続する複数の配線と、
    前記複数の電極側コネクタと嵌合するように前記電子装置の筐体表面に配置され、前記回路と電気的に接続された複数の装置側コネクタとを備え、
    前記複数の電極側コネクタは、一部のコネクタのサイズが他のコネクタと異なり、このサイズの異同に対応して前記複数の装置側コネクタのサイズが設定されることを特徴とする生体信号モニタシステム。
  2. 生体と接触する衣類の面に固定された複数の生体電極と、
    この生体電極が検出した生体信号を処理する回路を備えた電子装置と、
    生体と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置され複数の電極側コネクタと、
    前記衣類に縫い付けるように設けられ、前記複数の生体電極と前記複数の電極側コネクタとを電気的に接続する複数の配線と、
    生体と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置された電極側固定用コネクタと、
    前記複数の電極側コネクタと嵌合するように前記電子装置の筐体表面に配置され、前記回路と電気的に接続された複数の装置側コネクタと、
    前記電極側固定用コネクタと嵌合するように前記電子装置の筐体表面に配置された装置側固定用コネクタとを備え、
    前記複数の電極側コネクタと前記電極側固定用コネクタとは、一部のコネクタのサイズが他のコネクタと異なり、このサイズの異同に対応して前記複数の装置側コネクタと前記装置側固定用コネクタのサイズが設定されることを特徴とする生体信号モニタシステム。
  3. 請求項1または2記載の生体信号モニタシステムにおいて、
    前記電極側コネクタが設けられる衣類の面と前記電子装置の筐体表面に、方向認識のためのマークを備えることを特徴とする生体信号モニタシステム。
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