JP6213785B2 - チップを排出及び粉砕する装置並びに方法 - Google Patents

チップを排出及び粉砕する装置並びに方法 Download PDF

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Description

本発明は、チップガイド及び粉砕装置を有する、チップを排出及び粉砕する装置であって、粉砕装置に対して、チップガイドがチップ経路に沿ってチップをガイドし、チップガイドは、チャネル入口及びチャネル出口を有する、チップ経路を周方向に囲むガイドチャネルを有する、装置に関する。さらに、本発明は、チップを排出及び粉砕する方法であって、チップをガイドチャネル内でチップ経路に沿って粉砕装置までガイドし、粉砕装置によってチップを粉砕する、方法に関する。
上述したタイプの装置及び方法は特に、パイプ溶接システムと呼ばれるバイプの溶接において使用される。パイプ溶接システムは、長手方向の継ぎ目で溶接されるパイプの製造に使用され、板又は代替的にはコイルに巻回される鋼ストリップが原材料として働く。コイルは、ストリップ準備ユニットにおいて展開されて真っ直ぐにされる。その後、ストリップの端が切り取られて互いに溶接される。これは横溶接機において行われる。横溶接機における溶接プロセス中にパイプ溶接システム全体を停止しなくてもよいように、螺旋状のストリップの保管ユニットが使用され、保管ユニットは鋼ストリップで満たされ、後続の機械に連続的に給送する。螺旋状のストリップの保管ユニットの後で、ストリップはストリップ形成ユニット内にガイドされ、ストリップ形成ユニットは予形成領域及び形成領域からなる。予形成領域では、ストリップの縁が曲げられ、ストリップは円形にゆっくりと形成される。概して3つのブレードフレームからなる形成セグメントでは、ストリップの縁は、最終的に一緒に押圧されて溶接フレームにおいて溶接されるまで、正確に合わせられる。溶接中に生じる溶接度合(welding−degree)または溶接チップを除去することが可能であるように、即座に又は可能な限り迅速に、外側バリ除去装置が使用され、外側バリ除去装置は、削り取り工具を使用してチップを削り取ることにより、完成した溶接されたパイプからチップを除去する。溶接の場合、例えば高周波電流を用いた誘導圧接方法が使用される。
上記で示したタイプの装置及び方法は、例えば、特許文献1及び特許文献2から既知であり、削り取られたか又は除去されたチップを排出するとともに粉砕することが意図され、チップを排出又はガイドするチップガイドが設けられ、このガイドはチップ経路を周方向に囲むガイドチャネルを有する。
削り取られたか又は排出されたチップは概して非常に鋭利な縁を有し、最高で800℃の温度を有する可能性があるため、チップ経路を周方向に囲むガイドチャネルは、負傷に対する効果的な保護を提供する。
特に、排出されたか又は削り取られたチップが非常に鋭利な縁を有し、非常に高温であるという状況に起因して、特定の使用期間の後、チップを排出及び粉砕する装置の定期的なメンテナンスが必要である。
欧州特許第1238736号 米国特許第8,123,106号
本発明の課題は、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力を最小限に抑えることである。
これに関連して、本発明は、好適な構造的な及び処理技術の方策によってメンテナンス努力を最小限に抑えるという基本的な認識又は基本的な着想に由来するものである。この基本的な着想又は基本的な認識に由来して、独立項の特徴を有する、チップを排出及び粉砕する装置並びにチップを排出及び粉砕する方法が具体的な解決策として提案される。更なる有利な実施形態は、従属項及び以下の説明において分かる。
チップガイド及び粉砕装置を有する、チップを排出及び粉砕する装置であって、粉砕装置に対して、チップガイドがチップ経路に沿ってチップをガイドし、チップガイドは、チャネル入口及びチャネル出口を有する、チップ経路を周方向に囲むガイドチャネルを有する、装置が、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力を最小限に抑えるために、ガイドチャネルが、チャネル入口及びチャネル出口に加えてメンテナンス開口を有することを特徴とすることができる。
メンテナンス開口を設けることによって、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力を、ガイドチャネルの内部に複雑な方法でサービスする必要がなく、メンテナンスをチャネル入口又はチャネル出口のみによって行うことができるという点で、かなり最小限に抑えることができる。チップガイド又はガイドチャネルのメンテナンスは、例えば一様でないチップの除去、及びそれに伴う除去されたチップの対応する移動の結果としてチップによるチャネルの閉塞が生じる場合に特に必要とされ得る。付加的な開口によってアクセスを大幅に改善することができ、メンテナンス努力が結果として対応して最小限に抑えられる。
さらに、メンテナンス開口を設けることによって、摩耗したパーツの交換又は装置に連結される削り取り工具の交換を含むメンテナンスも簡単かつ実用的に行うことができ、チャネル入口及びチャネル出口に加えて設けられるメンテナンス開口の結果として、装置のメンテナンス努力を累積的に又は代替的にかなり最小限に抑えることが伴う。
チップガイド及び粉砕装置が提供され、チップガイドはチップをチップ経路に沿って粉砕装置までガイドする。これに関連して、チップ経路は、排出されたチップのチップ部分を有する定位置にあるものと想像される地点のトラックカーブであるものと理解される。これに関して、このトラックカーブの構成は特に、除去されたチップがチャネル入口によりガイドチャネルに入る移動方向及び移動速度、チップの固有の材料張力、並びに、ブレード又はスクレーパがチップを除去する方法に依存する。トラックカーブの構成に影響する更なる技術的な特徴はまた、当然ながら、チップガイド、又はチップ経路を周方向に囲むガイドチャネルの構成である。
全体的に見て、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力は、上記で説明したものに基づいて、上記の装置を使用することによって最小限に抑えることができ、メンテナンス開口を設けることは、メンテナンス努力を最小限に抑える好適な構造的な方策を表す。
チップを粉砕する粉砕装置として任意の所望の粉砕装置を設けることができ、この装置は、排出されたチップを粉砕するように設定される。特に、粉砕装置は作動機構を含むことができ、作動機構によって、作動機構に接続される切断要素を、切断要素の切断効果によってチップ部分又はチップ片をチップから切断するためにチップに移動させることができる。これに関連して、切断要素は、特に切断ブレード又は剪断工具の形態で構成することができる。
好ましくは、メンテナンス開口はカバーによって閉じることができる。メンテナンス開口は、カバーによって実用的かつ簡単に閉じることができ、それによって、メンテナンス開口を通ってガイドチャネルからチップが出ることを、その排出及び粉砕中には排除することができる。排出されたチップは概して非常に鋭利な縁を有し、最高で800℃の温度を有する可能性があるため、閉じることが可能なカバーを設けることによって、チップの排出及び粉砕中の作業上の安全性を大幅に高めることができる。
特に、カバーは、フラップ若しくはスライド、例えば回転スライドとして、又は、メンテナンス開口に挿入することができるドア若しくは挿入パーツとしても構成することができる。
特に好ましくは、カバー、好ましくはフラップは、閉じた状態では、チップ経路を周方向に囲むガイドチャネルを形成するようにガイドチャネルを完成させ、これによって単純な構造が生じ、また好適な設計によって、可能な限り平滑で縁のないガイドチャネルの壁も生じる。このように、ガイドチャネルは有利には、閉じた状態で利用可能とすることができ、これはチップ経路を周方向に囲むガイドチャネルの形態で構成され、それによって、存在する有利なメンテナンス開口にかかわらずチップの非常に効果的なガイド又は排出を可能にする。
メンテナンス開口がガイドチャネルの全長にわたって延びる場合に有利である。ガイドチャネルの全長にわたって提供される広がりの結果として、対応して長いように設計されるメンテナンス開口を利用可能とすることができ、それによって、アクセス性の改善が伴うため、メンテナンス努力をかなりの程度まで最小限に抑えることを可能にする。
好ましくは、ガイドチャネルは、耐熱性及び/又は耐水性の材料から構成される壁を含むことができる。チップガイド又はガイドチャネルは、削り取られたチップ又は削り取られた無端のチップを粉砕装置にガイド又は通過させるように設けられる。削り取られたチップは概して、非常に鋭利な縁を有し、最高で800℃の温度を有するため、ガイドチャネルの壁に沿って、この状態で粉砕装置まで移動するか又は押される。これらのストレスに耐えるために、ガイドチャネルが耐熱性及び/又は耐水性の材料から構成される壁を含むことが好ましい。特に、チャネルの壁は、この目的で特に好ましくは少なくとも部分的に31CrMoV9からなることができ、少なくとも部分的に窒化することもできる。したがって、材料は特にHV650超の表面硬度を有することができる。
チップガイド及び粉砕装置を有し、粉砕装置に対して、チップガイドがチップ経路に沿ってチップをガイドし、チップガイドは、チャネル入口及びチャネル出口を有する、チップ経路を周方向に囲むガイドチャネルを有する、チップを排出及び粉砕する装置が、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力を最小限に抑えるために、粉砕装置が交換モジュールに配置される切断要素を備えることも特徴とすることができる。
交換モジュールに配置される切断要素を有する粉砕装置を設けることによって、チップの粉砕のために設けられる切断要素の交換を、簡単かつ実用的に行うことができ、それによって、特に切断ブレードの形態で構成することができる切断要素の交換に伴うメンテナンス努力をかなり最小限に抑えることを可能にする。これに関連して、交換モジュールは、粉砕装置から取り出すか又は分解して取り外すことができ、粉砕装置に再び固着させるか又は設置することもできるモジュール又はデバイスであるものと理解され、この目的で、対応して構成される収容部に形状嵌めによって収容される、例えば成形パーツ及び/又はねじ接続部等の任意の種類の解放可能な形状嵌め接続部を特別に設けることができる。好ましくは、取り出すか又は分解するか又は取り外すことは、好ましくは、他のモジュールを分解することなく行うことができ;必要であれば、メンテナンス開口をこの目的で開かなければならない。
交換モジュールが粉砕装置から取り出されるか又は分解された状態で、切断要素は、好適な設計を有する場合、分解又は取り出しの結果として利用可能とすることができる設置スペースのために、交換のために簡単かつ実用的に交換モジュールから取り出すことができ、切断要素は、例えばこの目的で解放可能なねじ接続部によって交換モジュールに固着させることができる。
上記で記載した方法で切断要素の交換のためのメンテナンス努力を最小限に抑えることは、チップを粉砕する切断要素に対する大きな機械的応力の結果として非常に有利であり、これは、大きな機械的応力が特に鈍化につながり、切断要素の頻繁な交換を必要とするためである。
好ましくは、粉砕装置は、互いに切断するように作用する2つの切断要素を備え、これらの双方は交換モジュールに配置される。互いに切断するように作用する2つの切断要素を設けることによって、チップの非常に効果的な動作上信頼性が高い粉砕を、チップのチップ部分又はチップ片の切断によって行うことができる。
実用的な実施形態では、切断要素はキャリッジ収容部内で移動するように配置されるキャリッジに配置され、キャリッジはキャリッジ収容部から出すように移動させることができる。
キャリッジ収容部内で移動するように配置されるキャリッジに切断要素を配置することであって、キャリッジはキャリッジ収容部から出すように移動させることができる、配置することは、例えば、最初に、キャリッジが、切断要素とともにキャリッジ収容部から出るように移動され、その後、切断要素が好ましくは同じ構成を有するか又は好ましくは実質的に同じ構成を有する切断要素と交換されるためにキャリッジから取り出されるか又は取り外されるという点で、キャリッジに配置される切断要素を簡単かつ実用的に交換することを可能にする。これに関連して、キャリッジへの切断要素の配置は、特に、切断要素が少なくとも1つのねじ接続部によってキャリッジに接続されるようなものとすることができ、それによって、切断要素の簡単な交換のために、ねじ接続部を解放し、その後で新たな又は交換される切断要素によって再び修復しなければならない。
好ましくは、少なくとも1つの更なる切断要素を交換モジュールに配置することができ、これは、キャリッジに配置される切断要素と切断するように作用する切断要素であり、キャリッジ上の切断要素は、キャリッジ収容部内でキャリッジを移動させることによって更なる切断要素に向かって移動させることができる。特にこの構成によって、キャリッジ収容部及びキャリッジによって利用可能となる切断要素の簡単な交換可能性は、キャリッジを切断要素とともに更なる切断要素に向かって移動させることにより例えばギロチンのようにチップ部分又はチップ片のチップからの切断又は除去を有利に行うことが可能であるように、移動機能としても有利に使用することができ、この目的で、切断要素及び更なる切断要素を特に、キャリッジを更なる切断要素に向かって移動させることによって、互いに僅かな距離だけ通過させることができる。これに関して、交換可能であることの利点、及びまた、簡単かつ実用的に行うことができる粉砕可能性の利点も、構造的に実用的かつコンパクトに実現することができる。
当然ながら、キャリッジ及びキャリッジ収容部によって利用可能となる切断要素の可動性はまた、特に切断要素がキャリッジによってチップに移動され、切断要素による切断がこの移動によってチップに伝達されるインパルスによって行われるという点で、更なる切断要素を用いることさえもなくチップ部分又はチップ片の切断又は除去に有利に使用することができる。
好ましくは、キャリッジ及び/又はキャリッジ収容部は、少なくとも部分的に、950ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)〜1200ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)の範囲内、好ましくは1000ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)〜1100ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)の範囲内にある引張強度を有する材料からなる。
例えば、切断要素と更なる切断要素との、これらを互いに向かって移動させることによる相互作用によってチップの粉砕を行うために、キャリッジがキャリッジ収容部内で高速で移動される場合、キャリッジ及びキャリッジ収容部は、相対移動の結果として大きな材料応力に暴露される。上記の引張強度の値は有利には、材料応力に伴う摩耗を大幅に低下させるか又はほぼ全体的に排除するために与えられる。キャリッジ及び/又はキャリッジ収容部は、好ましくは、鋼材料又は焼き入れ及び焼き戻しされる鋼の形態の材料から部分的に又は全体的になることができる。焼き入れ及び焼き戻しされる鋼は、特に好ましくは焼き入れ及び焼き戻しされる鋼51CrV4であるものとすることができる。焼き入れ及び焼き戻しされる鋼51CrV4は、好適な焼き入れ及び焼き戻し技法によって、上記の範囲内の引張強度まで、特に1300ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)の引張強度まで焼き入れ及び焼き戻しすることができる。
チップをガイドチャネル内でチップ経路に沿って粉砕装置までガイドし、粉砕装置によってチップを粉砕する、チップを排出及び粉砕する方法が、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力を最小限に抑えるために、所定のチップ長を有するチップの排出及び粉砕後に、チャネル入口及びチャネル出口に加えて設けられるメンテナンス開口によって、ガイドチャネルがサービスされることを特徴とすることができる。これによって、例えば、可能性のあるチップの残留物をチャネル入口又はチャネル出口を通して排他的にではなく、メンテナンス開口を通して補足的に又は排他的に除去することができるという結果が生じる。
上記で既に説明したように、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力は、メンテナンス開口を設けることによって最小限に抑えることができる。この方法では、使用される装置のメンテナンスは、各場合に、所定のチップ長を有するチップの排出及び粉砕後に行われ、所定のチップ長は特に有利には経験値に基づくチップ長であるものとすることができ、これを超えると、例えばガイドチャネルの閉塞に起因して多くの場合に障害が生じるため、所定のチップ長に達すると、メンテナンス開口によってメンテナンスを行う必要がある。
上記で説明したものに基づいて、チップを排出及び粉砕する方法は特に、チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力を最小限に抑えるための処理技術の好適な方策も呈する。
上記で記載した解決策及び特許請求の範囲に記載される解決策の特徴は、適用可能であれば、それに従って利点を累積的に実現することが可能であるように組み合わせることもできることが理解される。
本発明の更なる利点、目的及び特性を、特に添付の図面にも示されている例示的な実施形態の以下の説明を用いて説明する。
チップを排出及び粉砕する装置の例示的な実施形態の概略3次元図である。 図1による例示的な実施形態の、装置を外側バリ除去装置に取り付ける取り付け要素と併せた概略分解図である。 図1による例示的な実施形態の概略的な部分断面3次元図である。 図1による例示的な実施形態の概略的な部分断面3次元図である。 図1による例示的な実施形態の概略的な部分断面3次元図である。 図1による例示的な実施形態の交換モジュールの概略的な3次元図である。 図1による例示的な実施形態の交換モジュールの概略的な3次元図である。 図1による例示的な実施形態の交換モジュールの概略的な3次元分解図である。 図1による例示的な実施形態の、装置を外側バリ除去装置及び保護カバーに取り付ける取り付け要素と併せた概略的な3次元図である。 図1による例示的な実施形態の、図1による例示的な実施形態による装置が取り付けられる外側バリ除去装置の概略的な3次元図と併せた概略的な3次元図である。
図1に概略的に示されている、(チップ12がある図6は別として図示されていない)チップを排出及び粉砕する装置10はチップガイド14及び粉砕装置16を備え、粉砕装置16に向かってチップガイド14がチップ経路に沿ってチップをガイドする。
チップガイド14は、カバーとしてのフラップ28の閉じた状態では、チャネル入口22及びチャネル出口24を有するチップ経路を周方向に囲むガイドチャネル20を有する(図3B及び図3Cも参照のこと)。
チップを排出及び粉砕する装置10は、パイプ86がパイプ溶接システム(図示せず)において一緒に溶接されるときに形成される外側チップ又は外側バリ(図6を参照のこと)の形態のチップ12を排出及び粉砕するために提供される。このために、装置10は、溶接されたパイプ86の移動状態において溶接されたパイプ86に下げられ、削り取り工具88によって削り取られたチップ12は、ガイドチャネル20のチャネル入口22によってガイドチャネル20までガイドされる。この場合、チップガイド14又はガイドチャネル20は、チップ12をチャネル出口24によってチップ経路に沿って粉砕装置16までガイドする。
図1では分からないが図3B及び図3Cでは分かるチャネル出口24によってチップガイド14から出た後で、粉砕装置16によるチップの粉砕が生じる。
ガイドチャネル20は、チャネル入口22及びチャネル出口24に加えてメンテナンス開口26を有する。チップの排出及び粉砕に伴うメンテナンス努力は、ガイドチャネル20がチップによって閉塞したときに、例えばメンテナンス開口26によって簡単かつ実用的にチャネルにアクセス可能であるという点で、メンテナンス開口26によって明らかに低減することができる。したがって、メンテナンス開口26を設けずにチャネル入口22及び/又はチャネル出口24によってメンテナンスを複雑に行う必要なく行うことが有利には可能である。
チップが排出されるときのチップガイド14による効果的なガイドを確実にするために、また、作業安全性を高めるために、メンテナンス開口26をフラップ28によって閉じることができ(特に図1を参照のこと)、フラップ28は、閉じた状態では、チップ経路を周方向に囲むガイドチャネル20を形成するようにガイドチャネル20を完成させる。フラップ28は、閉じることが可能であるように関節式に提供される。
メンテナンス開口26はガイドチャネル20の全長にわたって延び、それによって、改善されたアクセス性が伴う結果としてメンテナンス努力をかなりの程度まで最小限に抑えることを可能にする。
ガイドチャネル20は、HV650超の表面硬度を有する耐熱性及び/又は耐水性の材料から構成される壁30を更に有する。
粉砕装置16は交換モジュール32を有し、その構造は図4A〜図4Cにより詳細に示されている。切断要素34及び35が交換モジュール32に配置される。交換モジュール32は、キャリッジ収容部36、及び、キャリッジ収容部36内で移動するように配置されるキャリッジ38を有する。切断要素34が交換モジュール32のキャリッジ38に固定して配置され、このキャリッジはキャリッジ収容部36から出すように移動させることができる(図4Bを参照のこと)。
2つの更なる切断要素35が交換モジュール32の工具保持体46に固定して配置され、切断要素34もねじ接続によってキャリッジ38に固定して配置される(図4Cを参照のこと)。
2つの更なる切断要素35のそれぞれは、キャリッジ38に配置される切断要素34と切断するように作用する切断要素35である。キャリッジ38上の切断要素34は、キャリッジ収容部36内でキャリッジ38を移動させることによって更なる切断要素35に向かって移動させることができる。この可動性は、特に、キャリッジ38上の切断要素34が更なる切断要素35に向かって移動されることによって更なる切断要素35から僅かな距離だけ更なる切断要素35を越えてガイドされるという点で、チャネル出口24から出る、工具保持体46に設けられる細長い凹部60に入るか又は貫入するチップ片又はチップ部分の切断を可能にする(これに関して、要素を越えてガイドされるプロセスがより詳細に概略的に示される図3B及び図3Cも参照のこと)。キャリッジ38はそれによって、ギロチンのようにチップ片又はチップ部分を切断することによってチップの非常に効果的な粉砕を行うことができ、チップ部分の非常に動作上信頼性が高いか又は非常に効果的な切断が、キャリッジ38の移動方向に互いに追従するように配置される2つの更なる切断要素35を設けることによって、時間的に互いに追従する切断プロセスによって有利に行われる。
キャリッジ38には、互いに対向するとともに、キャリッジ収容部36に設けられるガイド72内で長手方向に移動するように収容することができる2つのガイドレール70が設けられる。キャリッジ収容部36はさらに、ねじ接続によって工具保持体46にしっかりと固着される。
切断要素34、35は、図面に専ら非常に概略的に示されており、この例示的な実施形態における具体的な実施形態では、各場合にブレードの形態で構成されており、それによって、キャリッジ38に設けられる切断要素34はブレードを呈し、工具保持体46に設けられる2つの更なる切断要素35は相手方のブレードを呈する。特定の使用期間の後、切断要素34、35は鈍くなり、機能することが可能な新たな切断要素34、35と交換しなければならない。
切断要素34を交換するには、キャリッジ38を、図4Bに示されているように、キャリッジ収容部36から出すように簡単かつ実用的に移動させることができ;その後、切断要素34を、ねじ接続部を緩めることによってキャリッジ38から取り出すことができ、最後に、機能することが可能であるとともに同じ構成を有する新たな切断要素34を、ねじ接続部を回復させることによって、キャリッジ38に再びしっかりと固着させることができる(これに関しては図4Cを参照のこと)。同様に、更なる切断要素35を交換するのに必要な工具保持体46へのアクセス性も、キャリッジ38をキャリッジ収容部36から出すように移動させることによって利用可能にすることができる。このように露出される更なる切断要素35を次に、設けられているねじ接続部を緩めることによって工具保持体46から分離し、機能することが可能であるとともに同じ構成を有する新たな切断要素35と交換することができ、この要素はさらに、ねじ接続部を回復させることによって工具保持体46にしっかりと配置することができる。
工具の交換を上述したように行った後で、交換モジュール32を次に装置10に再び固着させることができる(図1を参照のこと)。
既に上記で説明したように、キャリッジ収容部36内のキャリッジ38の移動可能な配置は、チップを粉砕する役割も果たし、ピストン/シリンダユニット42(例えば図1を参照のこと)を、チップを粉砕するために設け、このために、このユニットはピストン62及びシリンダ64を有する。
ピストン62には、キャリッジ38との形状嵌め接続を行うために周方向の凹部66が設けられ、この凹部には、形状嵌めを生成するために、キャリッジ38に設けられる対応する成形パーツ68が係合することができる(図3B及び図4Bも参照のこと)。
ピストン/シリンダユニット42のピストン62の移動はこの場合、上記で説明したようにチップ部分又はチップ片の切断によってチップの粉砕を行うために、上述した形状嵌め接続によって、キャリッジ収容部36内のキャリッジ38の対応する並進移動に有利には変換することができる。
ピストン62又はそのピストンロッドのガイドを改善するために、ガイドブッシュ54が装置10の保持体52内に設けられ、このブッシュにはさらに、ガイドリング56及びストリッパ58が設けられる。ピストン62からは、ストリッパ58によって不純物を除去することができ、ガイドリング56は有利には付加的な又は安定化ガイドを利用可能にするために設けられる。
粉砕装置16を設けることによって、既知の切欠きローラを使用することなく特に有利に行うことが可能である。既知の切欠きローラの場合、計画された破断位置として働く切欠き部がチップに導入される。チップは次に、切欠きローラ及び切欠き部における破断の後に削り取られる。既知の切欠きローラの使用には、切欠き部を作るときに、非常に正確な注意を切欠き部の深さに払う必要があるという不都合点がある。切欠き部が十分に深くない場合、チップは全ての切欠き部では破断せず、長さが成長する。しかし、長いチップは極めて危険であり、回避しなければならない。他方で、切欠きローラがあまりに深くに設定される場合、チップは全ての切欠き部において破断し、それによって、パイプの表面にマークが残り、これが表面品質の低下につながる可能性がある。切欠きローラの使用に関連するこれらの不都合点は全て、粉砕装置16の使用によって有利には回避される。
キャリッジ収容部36におけるキャリッジ38の移動中の摩擦に起因して生じる熱を放散し、不都合な過熱を防止することが可能であるために、交換モジュール32は、特に、進行中の動作中にエマルションによって有利には冷却することができる。エマルションの使用には、冷却及び潤滑の双方を、摩擦が生じる領域又は位置、換言すると、特にキャリッジ38とキャリッジ収容部36との間の領域又はガイドレール70とガイド72との間の領域において行うことができるという利点がある。
交換モジュール32は、交換モジュールとして簡単かつ実用的に装置10から取り外すことができ(例えば図1を参照のこと)、図3A〜図3Cを用いて具体的に後述するように装置10に固着させることもできる。
交換モジュール32は、互いに対向する2つのフック形状の成形パーツ74を有し、これらは保持体52に設けられる直線的な溝76内に係合することができる(例えば図3Aを参照のこと)。これに関連して、溝76内のフック形状の成形パーツ74の完全な収容を、2つのねじピン90によって防止することができ、これは、交換モジュール32の長手方向に対して平行に装置10上でガイドされる交換モジュール32を、停止部としてのねじピン90によってガイド方向へのその可動性を妨げることができるためである。これに関連して、図3Aは、2つのフック形状の成形パーツ74が対応して押し上げられるか又は変位されることによって溝76内に全体的に収容される状況を示している。ねじピン90は対応して緩められているか又は外されている。この状態で、交換モジュール32を次に、フック形状の成形パーツ74が溝76から引き出されるという点で装置10から全体として解放することができる(特に図3Cを参照のこと)。交換モジュール32が引き出されるときに、ピストン62における形状嵌めの収容から解放される結果としてキャリッジ38は重力の影響下でキャリッジ収容部36において下方に移動する(上記の説明も参照のこと)。
さらに(図2及び図5を参照のこと)、装置10全体を鉛直方向に並進移動させるピストン/シリンダユニット40が、チップを排出及び粉砕する装置10にしっかりと固着される。これに関連して、ピストン/シリンダユニット40のピストン80には、ピストン80の長手方向に延びる窪み(詳細には示さず)が設けられ、この窪み内に、取り付け要素44に形成されるロッド78を収容し(図2を参照のこと)、ピストン80を取り付け要素44に取り付けるか又は固着させることができる。
チップを排出及び粉砕する装置10全体の、取り付け要素44に対する並進する鉛直な移動は、ピストン/シリンダユニット40の動作によって行うことができる。図5も参照のこと。図5は、この例示的な実施形態において、特に作業上の保護の有利な改善を伴う、人員又は機械の操作者が粉砕装置16の周囲の危険位置に手を伸ばすことを効果的に防止するために、保護カバー48が設けられることも示している。
したがって、装置10をピストン/シリンダユニット40とともに外側バリ除去装置82に取り付ける取り付け手段44が設けられる(図6を参照のこと)。外側バリ除去装置82は、パイプ溶接システムにおけるパイプ86の溶接中にパイプ86の長手方向に形成される外側チップ又は外側溶接チップの形態のチップ12を削り取るために設けられる。これに関連して、削り取るために削り取り工具88がバリ取りユニット84に設けられ、この工具は、特にバリ取りユニット84の対応する下降によってパイプ86の移動状態においてパイプに下ろされる。バリ取り又は削り取り中に生じるチップ12は次に、チップガイド14のチャネル入口22によって装置10までガイドされ(例えば図1を参照のこと)、チップガイド14は、同様に上記で説明したように、チップ12を粉砕装置16までガイドする。鉛直方向にパイプ86に向かう装置10の下降も行うために、取り付け要素44によって外側バリ除去装置82のバリ取りユニット84に取り付けられる、既に上記で説明したようなピストン/シリンダユニット40が設けられる。
図2を用いて最も良く示されるように、保持体52は、装置10の全ての構成要素及び更なる要素を取り付けることができる中央要素を呈する。これに関連して、保持体52自体は、一体の本体の形態で構成される。中央の保持体52を設けることによって、ねじ接続部の数を有利には最小限に抑えることができる。これは、チップ12が削り取られる間に生じる振動がねじの緩みにつながる可能性があるという状況に起因して特に有利であり、またこの理由から、ねじ接続部の数を最小限に減らすことが有利である。ピストン/シリンダユニット40も保持体52に取り付けられる。
装置10を用いてチップ12を排出及び粉砕する方法において、チップ12は、ガイドチャネル20内をチップ経路に沿って粉砕装置16までガイドされ、粉砕装置16によってチップ12は粉砕され、ガイドチャネル20は、所定のチップ長を有するチップの排出及び粉砕後に、ガイドチャネル20のチャネル入口22及びチャネル出口24に加えて設けられるメンテナンス開口26によってサービスすることができる。
10 装置
12 チップ
14 チップガイド
16 粉砕装置
20 ガイドチャネル
22 チャネル入口
24 チャネル出口
26 メンテナンス開口
28 フラップ
30 壁
32 交換モジュール
34 切断要素
35 切断要素
36 キャリッジ収容部
38 キャリッジ
40 ピストン/シリンダユニット
42 ピストン/シリンダユニット
44 取り付け要素
46 工具保持体
48 保護カバー
52 保持体
54 ガイドブッシュ
56 ガイドリング
58 ストリッパ
60 凹部
62 ピストン
64 シリンダ
66 周方向凹部
68 成形パーツ
70 ガイドレール
72 ガイド
74 成形パーツ
76 溝
78 ロッド
80 ピストン
82 外側バリ除去装置
84 バリ取りユニット
86 パイプ
88 削り取り工具
90 ねじピン

Claims (11)

  1. チップガイド(14)及び粉砕装置(16)を有する、チップ(12)を排出及び粉砕する装置(10)であって、前記粉砕装置に対して、前記チップガイド(14)がチップ経路に沿って前記チップ(12)をガイドし、前記チップガイド(14)は、チャネル入口(22)及びチャネル出口(24)を有する、前記チップ経路を周方向に囲むガイドチャネル(20)を有し、
    前記ガイドチャネル(20)は、前記チャネル入口(22)及び前記チャネル出口(24)に加えてメンテナンス開口(26)を有し、
    前記メンテナンス開口(26)は、前記ガイドチャネル(20)が前記チップ(12)によって閉塞された場合において必要となる前記ガイドチャネル(20)のメンテナンスに用いるためのものであって、前記チップ(12)の排出及び粉砕中には閉じられている、ことを特徴とする、装置。
  2. 装置(10)であって、前記メンテナンス開口(26)はカバーによって閉じることができることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 装置(10)であって、前記カバーは、閉じた状態では、前記チップ経路を周方向に囲むガイドチャネル(20)を形成するように該ガイドチャネル(20)を完成させることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 装置(10)であって、前記メンテナンス開口(26)は前記ガイドチャネル(20)の全長にわたって延びることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 装置(10)であって、前記ガイドチャネル(20)は、耐熱性及び/又は耐水性の材料から構成される壁(30)を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. チップガイド(14)及び粉砕装置(16)を有する、チップ(12)を排出及び粉砕する装置(10)であって、前記粉砕装置に対して、前記チップガイド(14)がチップ経路に沿って前記チップ(12)をガイドし、前記チップガイド(14)は、チャネル入口(22)及びチャネル出口(24)を有する、前記チップ経路を周方向に囲むガイドチャネル(20)を有し、
    前記ガイドチャネル(20)は、前記チャネル入口(22)及び前記チャネル出口(24)に加えてメンテナンス開口(26)を有し、
    前記メンテナンス開口(26)は、前記ガイドチャネル(20)が前記チップ(12)によって閉塞された場合において必要となる前記ガイドチャネル(20)のメンテナンスに用いるためのものであって、前記チップ(12)の排出及び粉砕中には閉じられていること、および
    前記粉砕装置(16)は交換モジュール(32)に配置される切断要素(34)を備えることを特徴とする、装置。
  7. 装置(10)であって、前記粉砕装置(16)は、互いに切断するように作用する2つの切断要素(34、35)を備え、これらの双方は前記交換モジュール(32)に配置されることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 装置(10)であって、前記切断要素(34)は、キャリッジ収容部(36)内で移動するように配置されるキャリッジ(38)に配置され、該キャリッジ(38)は前記キャリッジ収容部(36)から出すように移動させることができることを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  9. 装置(10)であって、少なくとも1つの更なる切断要素(35)が前記交換モジュール(33)に配置され、該更なる切断要素(35)は、前記キャリッジ(38)に配置される前記切断要素(34)と切断するように作用する切断要素(35)であり、前記キャリッジ(38)上の前記切断要素(34)は、前記キャリッジ収容部(36)内で前記キャリッジ(38)を移動させることによって前記更なる切断要素(35)に向かって移動させることができることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 装置(10)であって、前記キャリッジ(38)及び/又は前記キャリッジ収容部(36)は、少なくとも部分的に、950ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)〜1200ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)の範囲内、好ましくは1000ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)〜1100ニュートン/平方ミリメートル(N/mm)の範囲内にある引張強度を有する材料からなることを特徴とする、請求項8〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. チップ(12)を排出及び粉砕する方法であって、前記チップ(12)をガイドチャネル(20)内でチップ経路に沿って粉砕装置(16)までガイドし、該粉砕装置によって前記チップ(12)を粉砕し、
    所定のチップ長を有するチップ(12)の排出及び粉砕後に、前記ガイドチャネル(20)のチャネル入口(22)及びチャネル出口(24)に加えて設けられるメンテナンス開口(26)によって前記ガイドチャネル(20)にサービスすること、および
    前記メンテナンス開口(26)は、前記ガイドチャネル(20)が前記チップ(12)によって閉塞された場合において必要となる前記ガイドチャネル(20)のメンテナンスに用いるためのものであって、前記チップ(12)の排出及び粉砕中には閉じられていること、を特徴とする、方法。
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