JP6213031B2 - 映像処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像処理装置及び方法に関する。
録画再生装置には、番組内容の短時間での把握又は視聴に資するダイジェスト映像作成機能及び再生機能が備わっていることがある。ダイジェスト映像作成機能では、ユーザ指定条件に適合する1以上の対象番組内に複数の抽出区間を設定し、複数の抽出区間内の映像を結合することでダイジェスト映像を作成する。この際、ダイジェスト映像の時間長はユーザ指定の編集時間以内に収められる。
尚、番組の内容、ジャンルを考慮して、ダイジェスト再生を行う方法が提案されている(例えば、下記特許文献1の段落[0026]〜[0030]参照)。
特開2002−44572号公報
従来のダイジェスト映像作成機能では、ユーザが求めている映像がダイジェスト映像に入っていないことも多い。限られた編集時間の中で、ユーザが求めている映像をなるだけダイジェスト映像に含めることができれば、ユーザの満足度は向上する。また、ダイジェスト映像の再生時においては、複数の抽出区間の境界時点で、突如、再生映像が不連続に切り替わる。この切り替わりは、ダイジェスト映像の特性上、避けがたいものであるが、何時、映像が切り替わるのかが分からない状況はユーザにストレス等を与えうる。そのようなストレス等の軽減も、ユーザの満足度向上に資するものと考えられる。
そこで本発明は、ダイジェスト映像作成又は再生に関してユーザの満足度向上に寄与する映像処理装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明に係る映像処理装置は、放送局からの放送信号を受信する受信部と、所定条件を満たすm個の対象番組(mは1以上の整数)についてのダイジェスト映像を、前記m個の対象番組に対応する前記受信部の受信信号に基づいて作成するダイジェスト映像作成部と、を備え、前記ダイジェスト映像作成部は、各対象番組のジャンルに基づき、第1〜第5作成基準の内、何れか1以上の作成基準を用いて前記ダイジェスト映像を作成し、
前記第1作成基準では、放送時刻が比較的新しい対象番組の編集比率を放送時刻が比較的古い対象番組の編集比率よりも高め、各対象番組において、前記編集比率は、当該対象番組内の映像が前記ダイジェスト映像に含められた区間の、当該対象番組の全区間に対する比であり、前記第2作成基準では、放送時間長が比較的短い対象番組の編集比率を放送時間長が比較的長い対象番組の編集比率よりも高め、前記第3作成基準では、各対象番組において、コマーシャル前特定区間及びコマーシャル後特定区間の内の少なくとも一方の区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記コマーシャル前特定区間は、コマーシャル入り時点より前であって且つ前記コマーシャル入り時点を基準とする時点から始まり前記コマーシャル入り時点までに終わる、所定の第1長さの区間であり、前記コマーシャル後特定区間は、コマーシャル明け時点又は前記コマーシャル明け時点より後の時点から始まり次のコマーシャルに対するコマーシャル前特定区間よりも前に終わる、所定の第2長さの区間であり、前記第4作成基準では、各対象番組において、前部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記前部特定区間は、前記前記対象番組の開始時点を基準とする時点から始まる、所定の第3長さの区間であり、前記第5作成基準では、各対象番組において、後部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記後部特定区間は、前記対象番組の終了時点より前であって且つ前記対象番組の終了時点を基準とする時点から始まり前記対象番組の終了時点までに終わる、所定の第4長さの区間であることを特徴とする。
これにより例えば、ユーザが視聴を求めている可能性の高い映像部分を対象番組のジャンルに応じて推定でき、当該映像部分をダイジェスト映像に含めることが可能となる。結果、ユーザにとって満足度の高いダイジェスト映像の作成が期待される。
具体的には例えば、前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルがニュースである複数のニュース番組が含まれる場合、前記複数のニュース番組に対し、前記第1及び第2作成基準の内、少なくとも1つを適用することが好ましい。
ニュース番組に第1作成基準を適用すれば、より新しいニュース情報が発信される可能性の高い番組の映像が多くダイジェスト映像に含まれやすくなり、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。また、ニュース番組においては、放送時間長が短いほど、注目度の高いニュース情報が高密度で放送されると考えられる。従って、ニュース番組に第2作成基準を適用すれば、注目度の高いニュース情報が高密度でダイジェスト映像に含まれやすくなり、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
また具体的には例えば、前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルが音楽である音楽番組が含まれる場合、前記音楽番組に対して前記第3作成基準を適用することが好ましい。
音楽番組においては、コマーシャル区間の前後に、楽曲の後半部分、前半部分(例えば、曲の歌い終わり、歌い始め)が放送されている可能性が高い。楽曲の後半部分又は前半部分を見ることで、ユーザは、どのような楽曲が放送されていたのかを短時間で把握することができる。また、歌手が歌う曲においては、曲の歌い終わり又は歌い始めに、ユーザが視聴を望むと推定される、曲の盛り上がり部分が存在することが多い。故に、第3作成基準を音楽番組に適用することで、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
また具体的には例えば、前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルがドラマ又はニュースである特定対象番組が含まれる場合、前記特定対象番組に対して前記第4作成基準を適用することが好ましい。
ドラマ番組では、番組の冒頭部分に、ストーリーの重要部分が現れることも多い。故に、第4作成基準をドラマ番組に適用することで、ストーリーの重要部分がダイジェスト映像に含まれる可能性が高まり、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。また、ニュース番組では、番組の冒頭部分において、注目度の高いニュース情報(所謂トップニュース等)が放送される可能性が高い。故に、ニュース番組に第4作成基準を適用すれば、注目度の高いニュース情報がダイジェスト映像に含まれやすくなると考えられ、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
また具体的には例えば、前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルがドラマであるドラマ番組が含まれる場合、前記ドラマ番組に対して前記第5作成基準を適用することが好ましい。
ドラマ番組では、番組の終わりの部分周辺において、ストーリーの重要部分が現れることも多い。故に、第5作成基準をドラマ番組に適用することで、ストーリーの重要部分がダイジェスト映像に含まれる可能性が高まり、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
また例えば、当該映像処理装置は、外部からの設定指示の入力を受ける指示受付部を更に備えていて良く、前記ダイジェスト映像作成部は、入力された前記設定指示に基づき、前記第1〜第4長さの内の、何れか1つ以上の長さを設定可能であることが好ましい。
これにより、ユーザ所望のダイジェスト映像が作成されやすくなる。
また例えば、前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組内に複数の抽出区間を設定して前記複数の抽出区間内の映像を結合することでダイジェスト映像を作成する。そして、当該映像処理装置は、前記ダイジェスト映像を、表示装置を用いて再生する再生処理部と、第1抽出区間中の前記ダイジェスト映像を再生しているとき、再生映像が第2抽出区間中の前記ダイジェスト映像に切り替わるまでの残り時間に応じた情報を報知する報知部と、を更に備えていて良い。前記複数の抽出区間は、前記第1及び第2抽出区間を含み、前記第2抽出区間は前記ダイジェスト映像上で前記第1抽出区間の次に存在する抽出区間であって良い。
これにより例えば、ユーザは映像の切り替わりに対する心構えを持つことができるため、ダイジェスト映像を視聴しやすくなる。従って、ダイジェスト映像再生に関するユーザの満足度向上が期待される。
本発明に係る他の映像処理装置は、m個の対象番組(mは1以上の整数)内に設定された複数の抽出区間内の映像を結合することで作成されたダイジェスト映像を、表示装置を用いて再生する再生処理部と、第1抽出区間中の前記ダイジェスト映像を再生しているとき、再生映像が第2抽出区間中の前記ダイジェスト映像に切り替わるまでの残り時間に応じた情報を報知する報知部と、を備え、前記複数の抽出区間は、前記第1及び第2抽出区間を含み、前記第2抽出区間は前記ダイジェスト映像上で前記第1抽出区間の次に存在する抽出区間であることを特徴とする。
これにより例えば、ユーザは映像の切り替わりに対する心構えを持つことができるため、ダイジェスト映像を視聴しやすくなる。従って、ダイジェスト映像再生に関するユーザの満足度向上が期待される。
また例えば、前記第1抽出区間中の前記ダイジェスト映像を再生しているとき、前記報知部は、前記第2抽出区間中の前記ダイジェスト映像の再生にかかる時間に応じた第2情報も報知して良い。
これにより例えば、ユーザは、自身のスケジュールを考慮して、次の場面の映像の視聴を開始するか否かを当該開始前に決定することができ、利便性が高まる。
また例えば、前記ダイジェスト映像中の特定映像の再生中に所定指示が入力されたとき、前記再生処理部は、前記特定映像を含む対象番組の映像を、前記特定映像に対応する時点から再生することが好ましい。
これにより、ユーザ所望の映像部分を、ユーザ希望に沿うように詳細に再生することが可能となる。
本発明に係る映像処理方法は、放送局からの放送信号を受信する受信ステップと、所定条件を満たすm個の対象番組(mは1以上の整数)についてのダイジェスト映像を、前記m個の対象番組に対応する前記受信ステップの受信信号に基づいて作成するダイジェスト映像作成ステップと、を備え、前記ダイジェスト映像作成ステップにおいて、各対象番組のジャンルに基づき、第1〜第5作成基準の内、何れか1以上の作成基準を用いて前記ダイジェスト映像を作成し、前記第1作成基準では、放送時刻が比較的新しい対象番組の編集比率を放送時刻が比較的古い対象番組の編集比率よりも高め、各対象番組において、前記編集比率は、当該対象番組内の映像が前記ダイジェスト映像に含められた区間の、当該対象番組の全区間に対する比であり、前記第2作成基準では、放送時間長が比較的短い対象番組の編集比率を放送時間長が比較的長い対象番組の編集比率よりも高め、前記第3作成基準では、各対象番組において、コマーシャル前特定区間及びコマーシャル後特定区間の内の少なくとも一方の区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記コマーシャル前特定区間は、コマーシャル入り時点より前であって且つ前記コマーシャル入り時点を基準とする時点から始まり前記コマーシャル入り時点までに終わる、所定の第1長さの区間であり、前記コマーシャル後特定区間は、コマーシャル明け時点又は前記コマーシャル明け時点より後の時点から始まり次のコマーシャルに対するコマーシャル前特定区間よりも前に終わる、所定の第2長さの区間であり、前記第4作成基準では、各対象番組において、前部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記前部特定区間は、前記前記対象番組の開始時点を基準とする時点から始まる、所定の第3長さの区間であり、前記第5作成基準では、各対象番組において、後部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記後部特定区間は、前記対象番組の終了時点より前であって且つ前記対象番組の終了時点を基準とする時点から始まり前記対象番組の終了時点までに終わる、所定の第4長さの区間であることを特徴とする。
本発明に係る他の映像処理方法は、m個の対象番組(mは1以上の整数)内に設定された複数の抽出区間内の映像を結合することで作成されたダイジェスト映像を、表示装置を用いて再生する再生処理ステップと、第1抽出区間中の前記ダイジェスト映像を再生しているとき、再生映像が第2抽出区間中の前記ダイジェスト映像に切り替わるまでの残り時間に応じた情報を報知する報知ステップと、を備え、前記複数の抽出区間は、前記第1及び第2抽出区間を含み、前記第2抽出区間は前記ダイジェスト映像上で前記第1抽出区間の次に存在する抽出区間であることを特徴とする。
本発明によれば、ダイジェスト映像作成又は再生に関してユーザの満足度向上に寄与する映像処理装置及び方法を提供することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る録画再生装置の全体ブロック図である。 ダイジェスト映像作成及び再生機能の実現に特に関与する部分の機能ブロック図である。 DG編集条件の内容を説明する図(a)と、DG編集条件の設定用映像を示す図(b)である。 番組のジャンルを説明するための図である。 本発明の第1実施形態にて主として想定される、対象時間帯、対象チャンネル及び対象番組を示す図である。 ダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示す図である。 第1作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示す図である。 第3作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示す図である。 第3作成基準に関与する、CM前区間とCM区間とCM後区間の関係を示す図である。 第4作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示す図である。 第4作成基準に関与する前部特定区間を説明するための図である。 第5作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示す図である。 第5作成基準に関与する後部特定区間を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係り、ダイジェスト映像の作成動作フローチャートである。 本発明の第3実施形態に係り、ダイジェスト映像の再生時における再生映像を示す図である。 本発明の第3実施形態に係り、ダイジェスト映像の再生時における再生映像を示す図である。 本発明の第3実施形態に係り、ダイジェスト映像の再生動作フローチャートである。 本発明の第3実施形態に係り、ダイジェスト映像中とダイジェスト映像の元となる番組との対応関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
<<第1実施形態>>
本発明の第1実施形態を説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係る録画再生装置1の全体ブロック図を示す。録画再生装置1は、符号11〜20によって参照される各部位を備える。表示装置2は、液晶ディスプレイ装置などの、録画再生装置1に接続された外部表示装置である。但し、表示装置2は録画再生装置1に内包されていても良い。以下の説明において、特に記述無き限り、表示とは表示装置2における表示を指し、再生とは表示装置2を用いた映像及び音声の再生を指す。
チューナ11は、アンテナATを介して受信した放送信号に含まれる所望のチャンネルの放送信号を復調し、復調された放送信号を出力する。放送信号は、各放送局から放送され、映像信号及び音声信号を含む。従って、チューナ11の出力信号は、復調によって得られた映像信号及び音声信号を含む。以下、映像信号及び音声信号をまとめてAV信号と呼ぶ。放送信号は、更にEPG情報(電子番組表情報)を含んでいる。EPG情報には、各放送局が放送する番組のタイトル、ジャンル及び内容などの情報が含まれている。
映像音声処理部12は、チューナ11からのAV信号を出力部19に送ることができる。また、映像音声処理部12は、チューナ11からのAV信号をメディアドライバ13に送ることができると共に、メディアドライバ13からのAVデータを出力部19に送ることもできる。映像音声処理部12は、AV信号をメディアドライバ13に送るとき、AV信号を圧縮符号化することができ、メディアドライバ13からのAV信号が圧縮符号化されているとき、メディアドライバ13からのAV信号を伸長復号化することができる。また、映像音声処理部12において放送信号からEPG情報を分離抽出することができる。
メディアドライバ13は、映像音声処理部12からのAV信号を記録メディア(記録媒体)14に記録することができると共に、記録メディア14に記録されたAV信号を読み出して映像音声処理部12に送ることができる。記録メディア14は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク若しくは半導体メモリ等又はそれらの組み合わせにて形成され、任意のデータ及び信号を記録可能である。尚、記録メディア14の全部又は一部は、録画再生装置1に対して着脱自在であっても良いし、録画再生装置1の外部に存在していても良い。
指示受付部15は、操作パネル等を含み、ユーザからの各種操作及び指示の入力を受け付ける。図示されないリモートコントローラを介して、ユーザからの各種操作及び指示が指示受付部15(録画再生装置1)に入力されても良い。当該リモートコントローラは、録画再生装置1の一部であると考えても良い。以下、指示受付部15に入力されたユーザからの指示を、入力指示という。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)等にて形成され、入力指示に従いつつ、録画再生装置1内の各部位の動作を統括的に制御する。制御部16は、チューナ11、映像音声処理部12及びメディアドライバ13を制御することで、入力指示に従った番組のAV信号を記録メディア14に記録することができる。記録メディア14へのAV信号の記録を録画と呼ぶ。尚、或る番組の録画と、当該番組のAV信号の記録メディア14への記録は、同義である。メモリ17は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含み、制御部16で実行されるプログラムや各種データを不揮発的に記憶すると共に録画再生装置1内で参照される任意のデータを一時記憶する。
OSD(On Screen Display)部18は、制御部16からの指示に基づいて生成したOSDデータを出力部19に送る。OSDデータは、設定メニュー等を示す映像の映像信号である。出力部19は、映像音声処理部12からのAV信号に含まれる映像信号及び音声信号を表示装置2に供給する。これにより、表示装置2において、出力部19からの映像信号及び音声信号が映像及び音として再生される。出力部19は、映像信号を表示装置2に供給する際、映像音声処理部12からの映像信号にOSDデータを合成し、これによって得られた合成映像信号を表示装置2に供給しても良い。また、出力部19は、そのような合成を行わずにOSDデータをそのまま表示装置2に供給することもできる。出力部19から表示装置2に供給されるべき信号及びデータは制御部16によって制御される。通信部20は、インターネット網などの任意のネットワークNETに接続可能であり、ネットワークNETを介し、ネットワークNETに接続された任意の機器との間で、任意の情報を通信可能である。
録画再生装置1は、1以上の番組についてのダイジェスト映像を作成するダイジェスト映像作成機能及びダイジェスト映像を表示装置2を用いて再生するダイジェスト映像再生機能を有している。ダイジェスト映像を作成する際、ダイジェスト映像に同期した音声信号も生成され、ダイジェスト映像に付与される。ダイジェスト映像を記録メディア14等に記録する際、ダイジェスト映像に同期した音声信号も記録メディア14等に記録される。ダイジェスト映像を再生する際、ダイジェスト映像に付与された音声信号も、ダイジェスト映像に同期して再生される。但し、以下では、説明の簡略化上、特に必要のない限り、ダイジェスト映像に付与される音声信号の存在を無視する。
図2は、ダイジェスト映像作成及び再生機能の実現に特に関与する部分の機能ブロック図であり、符号31〜34によって参照される各部位が録画再生装置1に設けられる。
ダイジェスト映像作成部31(以下、作成部31と略記することがある)は、DG編集条件を満たすm個の対象番組についてのダイジェスト映像を、m個の対象番組に対する放送信号(即ち、チューナ11の受信信号)に基づいて作成する。作成部31は、例えば、図1の映像音声処理部12及び制御部16によって実現される。以下では、主として、mが2以上の整数であることを想定するが、mは1であっても良い。ダイジェスト映像の元となる各対象番組の放送信号は、一旦、記録メディア14に記録され、作成部31は、記録メディア14に記録された各対象番組の放送信号に基づきダイジェスト映像を作成する。但し、記録メディア14を介さずにダイジェスト映像を作成しても良い。作成されたダイジェスト映像を、制御部16の制御の下、記録メディア14に記録することができる。
図3(a)に示す如く、DG編集条件は複数の要素から成る。ユーザは、指示受付部15に対して編集条件設定指示を入力することで、DG編集条件を指定することができる。編集条件設定指示の入力を受け付ける際、制御部16は、例えば、図3(b)に示すような設定用映像を表示させる。対象番組は、対象チャンネルにおいて対象時間帯に放送され且つ対象ジャンルに分類される番組である。DG編集条件は、対象チャンネル、対象時間帯及び対象ジャンルを規定する。対象チャンネルの個数を1以上の任意の個数にすることができる。対象ジャンルの個数も1以上の任意の個数にすることができる。対象時間帯は、連続する1つの時間帯であっても良いし、互いに分離した複数の時間帯にて対象時間帯が形成されていても良い。また、ダイジェスト映像の全時間長である編集時間LDGもDG編集条件に規定される。DG編集条件は、この他にも、ダイジェスト映像の作成及び記録等に関わる各種条件を定めうる。例えば、DG編集条件は、作成したダイジェスト映像を毎日更新しながら記録メディア14に記録するのか或いは次々と作成されるダイジェスト映像を別々に記録メディア14に記録するのかを規定する更新条件を含む。
再生処理部32は、ダイジェスト映像を含む任意の映像を表示装置2を用いて再生する。再生処理部32は、例えば、図1の映像音声処理部12、メディアドライバ13、制御部16、OSD部18及び出力部19によって実現される。
ジャンル判定部33は、制御部16に内包され、各放送局からの各番組が属するジャンルを判定する。ジャンル判定部33は、チューナ11にて受信された放送信号中のEPG情報又はネットワークNET及び通信部20を介して取得したEPG情報(iEPG情報とも呼ばれる)に基づき当該判定を行うことができる。各放送局からの各番組は、複数のジャンルの何れかに分類されている。複数のジャンルは、図4に示す如く、ニュース、音楽、ドラマ及びスポーツ等を含む。報知部34については後述する。
図5を参照する。対象チャンネルがAチャンネル(A ch)及びBチャンネル(B ch)から成り且つ対象番組が番組PG1〜PG3から成ることを想定する。当該想定を、便宜上、想定αと呼び、以下では、特に記述無き限り、想定αの下で各種動作の具体例を説明する。想定αにおける対象時間帯は、時刻t1から時刻t5までの時間帯である。任意の整数iに関し、時刻ti+1は、時刻tiよりも後の時刻である。想定αにおいて、対象番組PG1は、Aチャンネルにおいて時刻t2及びt3間に放送された対象ジャンルの番組である。想定αにおいて、対象番組PG2は、Bチャンネルにおいて時刻t1及びt3間に放送された対象ジャンルの番組であり、対象番組PG3は、Bチャンネルにおいて時刻t4及びt5間に放送された対象ジャンルの番組である。LPG1、LPG2、LPG3は、夫々、対象番組PG1の全区間の時間長(即ち時刻t2及びt3間の時間長)、対象番組PG2の全区間の時間長(即ち時刻t1及びt3間の時間長)、対象番組PG3の全区間の時間長(即ち時刻t4及びt5間の時間長)を指す。
作成部31は、m個の対象番組内に複数のDG抽出区間を設定して当該複数のDG抽出区間内の映像を時系列方向に結合することでダイジェスト映像を作成する。1つの対象番組に設定されるDG抽出区間の個数は1でも良いし2以上でも良い。例えば、図6に示す如く、対象番組PG1、PG2、PG3に、夫々、2つ、3つ、1つのDG抽出区間が設定された場合を考える。この場合、対象番組PG1から2つのDG抽出区間内の映像301及び302が抽出され、対象番組PG2から3つのDG抽出区間内の映像303〜305が抽出され、対象番組PG3から1つのDG抽出区間内の映像306が抽出される。そして、映像301〜306を時系列方向に結合することでダイジェスト映像が作成される。図6の例では、映像301〜306が、時間の進行方向に沿って、この順番で結合されている。従って、図6のダイジェスト映像の再生が指示されたとき、映像301〜306が、この順番で再生される。作成部31は、DG編集条件に規定される編集時間LDGに基づき各DG抽出区間の長さを設定する。この際、作成されたダイジェスト映像の全時間長が編集時間LDGと一致するように又は編集時間LDG未満となるように、各DG抽出区間の長さが設定される。
ダイジェスト映像を形成するDG抽出区間内に映像を、DG抽出映像と呼ぶ。図6の例では、映像301〜306の夫々がDG抽出映像である。ダイジェスト映像内における、複数のDG抽出映像の並べ方は任意である。但し、1つの対象番組から複数のDG抽出映像が抽出された場合、当該対象番組内における当該複数のDG抽出映像の時系列順と、ダイジェスト映像内における当該複数のDG抽出映像の時系列順を合わせておくと良い。
また、原則として、複数の対象番組の内、放送開始時刻が比較的早い対象番組に基づくDG抽出映像を、放送開始時刻が比較的遅い対象番組に基づくDG抽出映像よりも、ダイジェスト映像の先頭に近づけると良い。これに従い、図6の例では、ダイジェスト映像において、対象番組PG2に基づくDG抽出映像303〜305が対象番組PG3に基づくDG抽出映像306よりも、ダイジェスト映像の先頭に近い。但し、対象チャンネルが複数ある場合、複数の対象チャンネル間で優先順位が定められていても良い。この場合、優先順位が比較的高いチャンネルの対象番組に基づくDG抽出映像は、優先順位が比較的低いチャンネルの対象番組に基づくDG抽出映像よりも、ダイジェスト映像の先頭に近づけられる。図6の例では、Aチャンネルに対してBチャンネルよりも高い優先順位が与えられている。故に、ダイジェスト映像において、DG抽出映像301及び302がDG抽出映像303〜305よりも、ダイジェスト映像の先頭に近くなっている。ユーザが指定できるDG編集条件に上記優先順位が含まれていても良い。
DG抽出区間の設定方法として、ダイジェスト映像の作成に関わる公知の任意の方法を用いることができる。例えば、対象番組内において部分的にコマーシャルが放送されている場合、コマーシャルの放送区間を除外してDG抽出区間を設定する。これにより、対象番組内の主映像をダイジェスト再生することが可能となり、ユーザの満足度向上が期待される。
本実施形態では、ユーザの更なる満足度向上に資するダイジェスト映像の作成方法を提案する。具体的には、作成部31は、以下に示す第1〜第5作成基準の内、任意の何れか1以上の作成基準を用いて、ダイジェスト映像を作成する。この際、作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を用い、何れの作成基準を用いてダイジェスト映像を作成するのかを、各対象番組のジャンルに基づいて決定すると良い(具体的な決定方法については後述)。これにより、ジャンルに応じた適切な基準(ユーザの満足度向上に資する基準)にてダイジェスト映像が作成される。
作成部31は、第1〜第5作成基準以外の作成基準(以下、付加作成基準という)を更に用いることも可能である。付加作成基準に、コマーシャルの放送区間を除外してDG抽出区間を設定するという基本作成基準F1や、1つの対象番組内に設定した複数のDG抽出区間の長さを互いに同じにするという基本作成基準F2が含まれていても良い。1つの対象番組内に複数のDG抽出区間を均等に分散して設定するという基本作成基準F3を、付加作成基準に含めても良い。基本作成基準F3において、1つの対象番組内に幾つのDG抽出区間を設定するのかは、所定のアルゴリズムに従って決定すれば良く、各DG抽出区間の長さは一定値(例えば20秒)でも良い。以下、第1〜第5作成基準を個別に説明する。
――第1作成基準――
第1作成基準を説明する。図7は、想定αの下、第1作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示している。図7の例では、対象番組PG1にDG抽出区間311〜313が設定され、対象番組PG2にDG抽出区間314〜317が設定され、対象番組PG3にDG抽出区間318及び319が設定されている。そして、対象番組PG1に基づくDG抽出区間311〜313内の映像321〜323と、対象番組PG2に基づくDG抽出区間314〜317内の映像324〜327と、対象番組PG3に基づくDG抽出区間318及び319内の映像328及び329とが、DG抽出映像として結合されてダイジェスト映像DG1が形成されている。
第1作成基準では、放送時刻が比較的新しい対象番組の編集比率が、放送時刻が比較的古い対象番組の編集比率よりも高められる。放送時刻が比較的新しい、比較的古いとは、ダイジェスト映像の作成を行う現時刻に対して、放送時刻が比較的近い、比較的遠いことを指す。ここにおける放送時刻は、対象番組の放送開始時刻である。但し、第1作成基準における放送時刻は、対象番組の放送終了時刻、又は、対象番組の放送開始時刻及び放送終了時刻間の中間時刻であっても良い。
編集比率は対象番組ごとに設定される。各対象番組において、編集比率とは、対象番組内の映像がダイジェスト映像に含められた区間の、対象番組の全区間に対する比を指す。従って、図7の例において、対象番組PG2の編集比率は、対象番組PG2の全区間の長さLPG2(図5参照)に対する、区間314〜317の長さの合計の比である。同様に、対象番組PG3の編集比率は、対象番組PG3の全区間の長さLPG3(図5参照)に対する、区間318及び319の長さの合計の比である。対象番組PG1の編集比率についても同様である。
第1作成基準によれば、対象番組PG3の編集比率が対象番組PG1及びPG2のそれらよりも高められ、また、対象番組PG1の編集比率が対象番組PG2のそれよりも高められる。複数の対象番組間において、放送時刻の相違に応じ、どの程度編集比率を相違させるのかは、予め定めておけば良い。
第1作成基準を用いる場合、作成部31は、対象番組PG1〜PG3の放送時刻と、長さLPG1〜LPG3(図5参照)と、編集時間LDGとに基づき、各対象番組の編集比率を設定する。各対象番組の編集比率の設定後、例えば、上述の基本作成基準F1〜F3を用いてダイジェスト映像DG1を作成することができる。
作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を参照し、m個の対象番組の中にジャンルがニュースである複数のニュース番組が含まれる場合に、当該複数のニュース番組に対して第1作成基準を適用すると良い。ニュース番組においては、放送時刻が新しいほど、より新しいニュース情報が放送されると考えられる。また、ニュース番組は、次々と発生する新たな情報を発信する番組であると言えるため、放送時刻が新しいニュース情報ほど、ニュース情報としての価値が高いと考えられる。ニュース番組に第1作成基準を用いれば、より新しいニュース情報が発信される可能性の高い番組の映像が多くダイジェスト映像に含められるため、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
――第2作成基準――
第2作成基準を説明する。第2作成基準では、放送時間長が比較的短い対象番組の編集比率を、放送時間長が比較的長い対象番組の編集比率よりも高める。対象番組PG1、PG2及びPG3の放送時間長は、夫々、LPG1、LPG2及びLPG3である(図5参照)。そして、“LPG2>LPG1>LPG3”であるとすると、対象番組PG3の編集比率が対象番組PG1及びPG2のそれらよりも高められ、また、対象番組PG1の編集比率が対象番組PG2のそれよりも高められる。複数の対象番組間において、放送時間長の相違に応じ、どの程度編集比率を相違させるのかは、予め定めておけば良い。
図7は、想定αの下、第2作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例をも示している。第2作成基準を用いる場合、作成部31は、対象番組PG1〜PG3の放送時間長LPG1〜LPG3(図5参照)と、編集時間LDGとに基づき、各対象番組の編集比率を設定する。各対象番組の編集比率の設定後、例えば、上述の基本作成基準F1〜F3を用いてダイジェスト映像DG1を作成することができる。
作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を参照し、m個の対象番組の中にジャンルがニュースである複数のニュース番組が含まれる場合に、当該複数のニュース番組に対して第2作成基準を適用すると良い(第1作成基準も合わせて適用しても良い)。ニュース番組においては、放送時間長が短いほど、注目度の高いニュース情報が高密度で放送されると考えられる。ニュース番組に第2作成基準を用いれば、注目度の高いニュース情報が高密度でダイジェスト映像に含まれやすくなり、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
――第3作成基準――
第3作成基準を説明する。図8は、想定αの下、第3作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示している。図8の例では、対象番組PG1にDG抽出区間341〜345が設定され、対象番組PG2にDG抽出区間346〜352が設定され、対象番組PG3にDG抽出区間353〜355が設定されている。そして、対象番組PG1に基づくDG抽出区間341〜345内の映像361〜365と、対象番組PG2に基づくDG抽出区間346〜352内の映像366〜372と、対象番組PG3に基づくDG抽出区間353〜355内の映像373〜375とが、DG抽出映像として結合されてダイジェスト映像DG2が形成されている。
任意の番組において、コマーシャルが放送される区間をCM区間と呼び、コマーシャルではない主映像が放送される区間をメイン区間と呼ぶ。区間341〜355は全てメイン区間に属する。対象番組PG1において、区間342の後、区間343までに、CM区間CM1が存在し、区間344の後、区間345までに、CM区間CM2が存在する。対象番組PG2において、区間347の後、区間348までに、CM区間CM3が存在し、区間349の後、区間350までに、CM区間CM4が存在し、区間351の後、区間352までに、CM区間CM5が存在する。対象番組PG3において、区間354の後、区間355までに、CM区間CM6が存在する。
第3作成基準では、各対象番組において、CM前区間及びCM後区間における映像を優先映像として且つそれ以外の区間における映像を非優先映像として定め、優先映像を非優先映像よりも優先的にダイジェスト映像に含める。但し、CM前区間における映像とCM後区間における映像の内、どちらか一方のみを優先映像に設定するようにしても良い。作成部31は、CM区間を検出するための公知の任意の方法を用いることができる。例えば、放送信号に含まれる音声信号に基づきCM区間を検出することができる。
作成部31は、1つのCM区間に対して、CM前区間(コマーシャル前特定区間)及びCM後区間(コマーシャル後特定区間)を1つずつ設定することができる。図9を参照して、1つのCM区間390に対するCM前区間391及びCM後区間392を説明する。コマーシャル入り時点に相当するCM区間390の開始時刻、コマーシャル明け時点に相当するCM区間390の終了時刻は、夫々、tA、tBである。尚、本明細書では、時間の記号(例えばtA)に対応する文言として、文脈の都合上、用語“時点”を使用したり、用語“時刻”を使用したりすることがあるが、両者は共通の意義を有する。
CM前区間391は、コマーシャル入り時点tAを基準とする時点(時刻)tA1から始まり、その後の時点(時刻)tA2にて終わる区間である。従って、CM前区間391は、時刻tA1及びtA2間の時間長に相当する、所定の長さL391を持つ。時点tA1及びtA2は、コマーシャル入り時点tAより前の時点(時刻)である。但し、“tA2=tA”であっても良い。CM後区間392は、コマーシャル明け時点tBを基準とする時点(時刻)tB1から始まり、その後の時点(時刻)tB2にて終わる区間である。従って、CM後区間392は、時刻tB1及びtB2間の時間長に相当する、所定の長さL392を持つ。時点tB1及びtB2は、コマーシャル明け時点tBより後の時点(時刻)である。但し、“tB1=tB”であっても良い。時刻tA2及びtA間の間隔ΔA並びに時刻tB及びtB1間の間隔ΔBは、予め定められた所定値を有していても良いし、入力指示に従って設定されても良い。間隔ΔA及びΔBの内の少なくとも一方は、ゼロになりうる。
第3作成基準を用いる場合、作成部31は、対象番組PG1〜PG3におけるCM区間の個数Qと、編集時間LDGとに基づき、各CM前区間の長さ(即ちL391)及び各CM後区間の長さ(即ちL392)を設定することができる。最も単純には例えば、優先映像としてのCM前区間及びCM後区間の映像のみにてダイジェスト映像を形成する場合、L391=L392=“LDG/(Q×2)”としても良い。但し、優先映像をダイジェスト映像に含めつつ、非優先映像の一部をダイジェスト映像に含めるようにしても良い。図8の例では、各対象番組の冒頭部分の区間341、346及び353の映像361、366及び373がダイジェスト映像DG2に含められている。このため、例えば、区間341、346及び353の長さの合計を編集時間LDGから差し引き、その残り時間を(Q×2)で割って得た商を、長さL391及びL392に設定しても良い。
作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を参照し、m個の対象番組の中にジャンルが音楽である1以上の音楽番組が含まれる場合に、当該1以上の音楽番組に対して第3作成基準を適用すると良い。音楽番組においては、コマーシャル区間の前後に、楽曲の後半部分、前半部分(例えば、曲の歌い終わり、歌い始め)が放送されている可能性が高い。楽曲の後半部分又は前半部分を見ることで、ユーザは、どのような楽曲が放送されていたのかを短時間で把握することができる。また、歌手が歌う曲においては、曲の歌い終わり又は歌い始めに、ユーザが視聴を望むと推定される、曲の盛り上がり部分が存在することが多い。故に、第3作成基準を音楽番組に適用することで、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
――第4作成基準――
第4作成基準を説明する。図10は、想定αの下、第4作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示している。図10の例では、対象番組PG1にDG抽出区間411〜414が設定され、対象番組PG2にDG抽出区間415〜419が設定され、対象番組PG3にDG抽出区間420及び421が設定されている。そして、対象番組PG1に基づくDG抽出区間411〜414内の映像431〜434と、対象番組PG2に基づくDG抽出区間415〜419内の映像435〜439と、対象番組PG3に基づくDG抽出区間420及び421内の映像440及び441とが、DG抽出映像として結合されてダイジェスト映像DG3が形成されている。
第4作成基準では、各対象番組において、前部特定区間における映像を優先映像として且つそれ以外の区間における映像を非優先映像として定め、優先映像を非優先映像よりも優先的にダイジェスト映像に含める。具体的には例えば、優先映像をダイジェスト映像に入れることを確保した上で、ダイジェスト映像の時間長が編集時間LDG以下に収まる条件下で、非優先映像(前部特定区間以外の区間)に対して基本作成基準F1〜F3を適用する。図11を参照し、或る1つの対象番組460に対する前部特定区間461を説明する。対象番組460の開始時刻はtCである。
前部特定区間461は、時刻tCを基準とする時点(時刻)tC1から始まり、その後の時点(時刻)tC2にて終わる区間である。時刻tC1及びtC2は対象番組460の放送時間帯に属する。前部特定区間461は、時刻tC1及びtC2間の時間長に相当する、所定の長さL461を持つ。tC及びtC1間の間隔ΔCは、予め定められた所定値を有していても良いし、入力指示に従って設定されても良い。間隔ΔCはゼロであっても良い(即ち、時刻tC1は時刻tCと一致していても良い)。図10において、区間411、415及び420が、夫々、対象番組PG1、PG2及びPG3の前部特定区間に相当する。
第4作成基準を用いる場合、作成部31は、優先映像の全てをダイジェスト映像に含めつつ、非優先映像の一部をダイジェスト映像に含めると良い。図10の例では、前部特定区間411、415及び420の夫々の長さを一定値に収めつつ、各対象番組において前部特定区間以外の区間に対し上述の基本作成基準F1〜F3を適用している。結果、映像431、435及び440に加えて、映像432等もダイジェスト映像DG3に含められている。図10において、前部特定区間411、415及び420以外の各DG抽出区間の長さは一定値(例えば20秒)でも良い。前部特定区間としての1つのDG抽出区間の長さ(例えば区間411の長さ)を、前部特定区間ではない1つのDG抽出区間の長さ(例えば区間412の長さ)より長くしても良い。尚、優先映像としての前部特定区間の映像のみにてダイジェスト映像を形成することも可能である。
作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を参照し、m個の対象番組の中にジャンルがドラマである1以上のドラマ番組が含まれる場合に、当該1以上のドラマ番組に対して第4作成基準を適用すると良い。ドラマ番組では、番組の冒頭部分に、ストーリーの重要部分が現れることが多いと考えられる。故に、第4作成基準をドラマ番組に適用することで、ストーリーの重要部分がダイジェスト映像に含まれる可能性が高まり、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。冒頭部分より後においては、どの部分に重要度の高い部分が現れるのかが判別しにくいため、基本作成基準F1〜F3を適用すると良い。
また、一連の物語を複数回に分けて放送するドラマ番組では、各回の放送冒頭部分に前回のあらすじを放送した後、主題歌を流し、その後において、新たな内容の中核部分を放送することも多い。これを考慮し、作成部31は、各対象番組における前部特定区間の開始時刻を設定しても良い。当該設定方法を図11の対象番組460に注目して説明する。作成部31は、対象番組460の放送信号中の音声信号に基づき、音声信号のスペクトル解析等を用いて、音楽に分類される音の成分が含まれている楽音区間を、対象番組460の全区間内で時刻tCを起点として走査及び探索する。そして、作成部31は、検出された最初の楽音区間の終了時刻、又は、その終了時刻から所定時間経過後の時刻を時刻tC1として良い。
作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を参照し、m個の対象番組の中にジャンルがニュースである1以上のニュース番組が含まれる場合に、当該1以上のニュース番組に対して第4作成基準を適用しても良い。ニュース番組では、番組の冒頭部分において、注目度の高いニュース情報(所謂トップニュース等)が放送される可能性が高い。故に、ニュース番組に第4作成基準を用いれば、注目度の高いニュース情報がダイジェスト映像に含まれやすくなると考えられ、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。
――第5作成基準――
第5作成基準を説明する。図12は、想定αの下、第5作成基準を用いたダイジェスト映像の作成方法及び内容の例を示している。図12の例では、対象番組PG1にDG抽出区間481〜484が設定され、対象番組PG2にDG抽出区間485〜489が設定され、対象番組PG3にDG抽出区間490及び491が設定されている。そして、対象番組PG1に基づくDG抽出区間481〜484内の映像501〜504と、対象番組PG2に基づくDG抽出区間485〜489内の映像505〜509と、対象番組PG3に基づくDG抽出区間490及び491内の映像510及び511とが、DG抽出映像として結合されてダイジェスト映像DG4が形成されている。
第5作成基準では、各対象番組において、後部特定区間における映像を優先映像として且つそれ以外の区間における映像を非優先映像として定め、優先映像を非優先映像よりも優先的にダイジェスト映像に含める。具体的には例えば、優先映像をダイジェスト映像に入れることを確保した上で、ダイジェスト映像の時間長が編集時間LDG以下に収まる条件下で、非優先映像(後部特定区間以外の区間)に対して基本作成基準F1〜F3を適用する。図13を参照し、或る1つの対象番組530に対する後部特定区間531を説明する。対象番組530の終了時刻はtDである。
後部特定区間531は、時刻tDを基準とする時点(時刻)tD1から始まり、その後の時点(時刻)tD2にて終わる区間である。時刻tD1及びtD2は対象番組530の放送時間帯に属する。後部特定区間531は、時刻tD1及びtD2間の時間長に相当する、所定の長さL531を持つ。時刻tD2及びtD間の間隔ΔDは、予め定められた所定値を有していても良いし、入力指示に従って設定されても良い。間隔ΔDはゼロであっても良い(即ち、時刻tD2は時刻tDと一致していても良い)。図12において、区間484、489及び491が、夫々、対象番組PG1、PG2及びPG3の後部特定区間に相当する。
第5作成基準を用いる場合、作成部31は、優先映像の全てをダイジェスト映像に含めつつ、非優先映像の一部をダイジェスト映像に含めると良い。図12の例では、後部特定区間484、489及び491の夫々の長さを一定値に収めつつ、各対象番組において後部特定区間以外の区間に対し上述の基本作成基準F1〜F3を適用している。結果、映像504、509及び511に加えて、映像501等もダイジェスト映像DG4に含められている。図12において、後部特定区間484、489及び491以外の各DG抽出区間の長さは一定値(例えば20秒)でも良い。後部特定区間としての1つのDG抽出区間の長さ(例えば区間504の長さ)を、後部特定区間ではない1つのDG抽出区間の長さ(例えば区間503の長さ)より長くしても良い。尚、優先映像としての後部特定区間の映像のみにてダイジェスト映像を形成することも可能である。
作成部31は、ジャンル判定部33の判定結果を参照し、m個の対象番組の中にジャンルがドラマである1以上のドラマ番組が含まれる場合に、当該1以上のドラマ番組に対して第5作成基準を適用しても良い。ドラマ番組では、番組の終わりの部分周辺において、ストーリーの重要部分が現れることも多い。故に、第5作成基準をドラマ番組に適用することで、ストーリーの重要部分がダイジェスト映像に含まれる可能性が高まり、結果、ダイジェスト映像に対するユーザの満足度が増すと期待される。後部特定区間以外においては、どの部分に重要度の高い部分が現れるのかが判別しにくいため、基本作成基準F1〜F3を適用すると良い。
矛盾無き限り又は矛盾が発生しないように、第1〜第5作成基準の内、複数の作成基準を組み合わせて使用しても良い。例えば、第4及び第5作成基準を組み合わせても良い。この組み合わせを行った場合、作成部31は、各対象番組の前部特定区間及び後部特定区間の映像を優先映像として且つそれ以外の区間における映像を非優先映像として定め、優先映像を非優先映像よりも優先的にダイジェスト映像に含める。具体的には例えば、優先映像をダイジェスト映像に入れることを確保した上で、ダイジェスト映像の時間長が編集時間LDG以下に収まる条件下で、非優先映像(前部特定区間及び後部特定区間以外の区間)に対して基本作成基準F1〜F3を適用する。
――作成動作フローチャート――
次に、図14を参照して、ダイジェスト映像の作成に関わる動作の手順を説明する。まず、ステップS11において、図1の制御部16は、ダイジェスト録画設定がオンとなっているか否かをチェックする。ユーザは、番組の録画予約画面又は所定の設定画面上にて、指示受付部15を通じ、ダイジェスト録画設定のオン/オフを指定することができる。ダイジェスト録画設定がオフである場合、図14の動作を終了するが、ダイジェスト録画設定がオンである場合、ステップS12への移行が発生する。尚、ダイジェスト録画設定において、DG編集条件が定められる。
ステップS12において、対象番組の録画、即ち、対象番組のAV信号の記録メディア14への記録が行われる。続くステップS13において、制御部16は、対象番組の全録画時間(即ち、録画された対象番組の全時間長)を編集時間LDGと比較する。対象番組の全録画時間が編集時間LDGより長い場合には、ステップS14にて上述の方法によりダイジェスト映像が作成され、そうでない場合には、ステップS15にてダイジェスト映像が作成される。ステップS15では、録画された対象番組の映像をそのまま繋ぎ合わせることでダイジェスト映像を作成する。従って、ステップS15にて生成されるダイジェスト映像では、対象番組の全区間がDG抽出区間に相当することになる。
ステップS14では、第1〜第5作成基準の何れかを対象番組のジャンルに応じて適宜利用しつつ、ダイジェスト映像を生成する。生成されたダイジェスト映像は記録メディア14に記録される。対象ジャンルが複数存在する場合、対象ジャンルごとにダイジェスト映像を生成する。例えば、対象ジャンルがニュース及びドラマを含む場合、ジャンルがニュースの対象番組の映像からダイジェスト映像を作成する一方で、それとは別に、ジャンルがドラマの対象番組の映像から他のダイジェスト映像を作成する。DG編集条件によっては、ジャンルがニュースの対象番組の映像とジャンルがドラマの対象番組の映像が、1つのダイジェスト映像に含まれるようにしても良い。
尚、1以上の番組を録画した後に、ダイジェスト録画設定をオンにすることもできる。この場合、1以上の番組が録画された後、作成部31は、録画された1以上の番組を、指示受付部15を通じたユーザの入力指示等に従い、対象番組に設定すると良い。その後、設定した対象番組に対し、ステップS13の分岐処理を通じて、ステップS14又はS15の処理を実行すると良い。
<<第2実施形態>>
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態及び後述の第3実施形態は第1実施形態を基礎とする実施形態であり、第2及び第3実施形態において特に述べない事項に関しては、特に記述無き限り且つ矛盾の無い限り、第1実施形態の記載が第2及び第3実施形態にも適用される。矛盾の無い限り、第1〜第3実施形態の内、任意の複数の実施形態を組み合わせても良い。
第1実施形態で述べた、CM前区間の長さ、CM後区間の長さ、前部特定区間の長さ及び後部特定区間の長さの内、少なくとも1つの長さを、編集条件設定指示の中で、ユーザが指定できても良い。作成部31は、その指定に従って、その4つの長さの内の何れか1以上の長さを設定することができる。これにより、ユーザ所望のダイジェスト映像が得られる。
第1実施形態では、ダイジェスト映像を作成するための処理の全てを、対象番組の録画の完了後に行うことを想定しているが、その処理の一部を、対象番組の録画中に行うようにしても良い。これにより、ダイジェスト映像の作成に付随して発生し得る、ユーザの待ち時間を抑制することができる。例えば、第3作成基準を用いる場合、対象番組の録画中にCM区間の検出を並行して行い、その検出結果を記録メディア14又はメモリ17に保存しておく。その後、当該検出結果を用いて、任意のタイミングでダイジェスト映像を作成すれば良い。
ダイジェスト映像では、任意の整数iに関し、第i配置順位が与えられた対象番組内のDG抽出映像が、第(i+1)配置順位が与えられた対象番組内のDG抽出映像よりも、ダイジェスト映像の先頭の近くに配置される。図6等では、対象番組PG1、PG2、PG3に対して、夫々、第1、第2、第3配置順位が与えられていることを想定しているが、ダイジェスト映像内におけるDG抽出映像の並び方を様々に変更することが可能である。その並び方を、編集条件設定指示の中で、ユーザが指定できても良い。
或いは、ダイジェスト映像の再生順序(即ち、ダイジェスト映像内における複数のDG抽出映像の再生順序)を学習し、新たにダイジェスト映像を生成する際、その学習内容に基づいて、各対象番組に与える配置順位を決定するようにしても良い。これにより、ダイジェスト映像における映像の並び方を、ユーザの好みに応じたものにすることができる。
例えば、対象番組PG1、PG2、PG3に対し、夫々、第1、第2、第3配置順位を与えて生成した第1ダイジェスト映像が再生された場合を考える。その再生において、ユーザが、指示受付部15への所定操作(早送り操作等)を用い、まず、対象番組PG2に基づく映像を再生させ、次に、対象番組PG1に基づく映像を再生させ、最後に、対象番組PG3に基づく映像を再生させたとする。この場合、制御部16は、その再生順序に関する履歴を記録メディア14又はメモリ17に保存しておく。その後、第1ダイジェスト映像に対するDG編集条件と同じDG編集条件で第2ダイジェスト映像を作成する際、作成部31は、再生順序に関する履歴に基づき、対象番組PG2、PG1、PG3に対して、夫々、第1、第2、第3配置順位が与えて第2ダイジェスト映像を生成しても良い。これは最も単純な例であるが、複数回分の再生順序を統計的に処理して、新たにダイジェスト映像を作成する際の配置順位付けを行っても良い。
また例えば、ジャンルがニュース又は音楽である番組を混合して1つのダイジェスト映像を作成すべきことを、ユーザが、編集条件設定指示にて指定した場合を考える。この場合において、対象番組PG1、PG2、PG3のジャンルが、夫々、ニュース、音楽、ニュースであったとし、対象番組PG1、PG2、PG3に対し、夫々、第1、第2、第3配置順位を与えて生成した第1ダイジェスト映像が再生されたことを考える。そして、その再生において、ユーザが、指示受付部15への所定操作(早送り操作等)を用い、まず、対象番組PG2に基づく映像(即ち音楽映像)を再生させ、次に、対象番組PG1に基づく映像(即ちニュース映像)を再生させ、最後に、対象番組PG3に基づく映像(即ちニュース映像)を再生させたとする。この場合、制御部16は、音楽とニュースが混在したダイジェスト映像では、音楽映像がニュース映像よりも先に再生される傾向があることを学習できる。その傾向に鑑み、ジャンルがニュース又は音楽である番組を混合した1つのダイジェスト映像を新たに作成する際、作成部31は、音楽をジャンルとする対象番組に対し、ニュースをジャンルとする対象番組よりも、値の小さな配置順位を与えてよい。上述したように、複数回分の再生順序を統計的に処理して、新たにダイジェスト映像を作成する際の配置順位付けを行っても良い。
ダイジェスト映像の再生順序の学習は、ダイジェスト映像の再生状況の学習の一種である。ダイジェスト映像の再生状況の学習結果を、今後、新たに作成するダイジェスト映像の作成方法に反映させる方法は、上述したものに限定されない。例えば、ダイジェスト映像の再生時において、ユーザが、コマーシャル明け直後の映像を頻繁に早送りするという傾向があった場合には、その傾向に鑑み、次回以降に作成するダイジェスト映像にコマーシャル明け直後の映像が入らないようにしても良い。
編集条件設定指示において、ダイジェスト映像の内容に関わる多様な設定を行えるようにしておくと良い。例えば、対象番組1時間当たりの編集時間LDGを設定できるようにしても良い。この場合、全ての対象番組の時間長の合計に依存してダイジェスト映像の時間長が変動するため、編集条件設定指示の中で、ダイジェスト映像の時間長に上限を定められるようにしておくと良い。また、編集条件設定指示において、どのような映像を優先映像にすべきか否かをユーザが指定できても良い。上述したように、優先映像は非優先映像よりも優先的にダイジェスト映像に含められる。例えば、音楽番組において、歌手が歌う前に歌手が会話(曲前トーク)を行う場合も多く、ユーザが、その会話の視聴を望む場合、その会話の映像を優先映像に含めるべきことを編集条件設定指示の中で指定できても良い。この指定を受けた作成部31は、例えば、対象番組の放送信号中の音声信号に基づき、音声信号のスペクトル解析等を用いて楽音区間を検出し、検出楽音区間と、その検出楽音区間の直前のCM区間との間の区間を、DG抽出区間に含めれば良い。
<<第3実施形態>>
本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態では、ダイジェスト映像の再生方法を説明する。第3実施形態におけるダイジェスト映像は、第1又は第2実施形態の方法にて作成された任意のダイジェスト映像であることを想定するが、それ以外のダイジェスト映像でも良い。
第3実施形態では、図2の報知部34が有効に機能する。上述したように、ダイジェスト映像は、m個の対象番組内に設定された複数のDG抽出区間内の映像を結合することで作成される。報知部34は、第1DG抽出区間中のダイジェスト映像を再生しているとき、切り替わり時間情報を、録画再生装置1の外部に対して(ユーザに対して)報知する。切り替わり時間情報は、再生映像が第2DG抽出区間中のダイジェスト映像に切り替わるまでの残り時間に応じた情報である。第1及び第2DG抽出区間は、m個の対象番組内に設定された複数のDG抽出区間に含まれ、第2DG抽出区間は、ダイジェスト映像上で第1DG抽出区間の次に存在するDG抽出区間である。切り替わり時間情報の報知は、映像による報知若しくは音声による報知、又は、それらの組み合わせである。
以下では、説明の具体化のため、再生されるべきダイジェスト映像が図7のダイジェスト映像DG1であると考えて、再生動作を説明する。ダイジェスト映像DG1では、DG抽出区間311〜319内のDG抽出映像である映像321〜329が、時間の進行方向に沿って、この順番で結合されている。従って、ダイジェスト映像DG1の再生が指示されたとき、映像321〜329が、この順番で再生される。映像321〜328の夫々は、第1DG抽出区間中のダイジェスト映像になりうる。映像321が、第1DG抽出区間中のダイジェスト映像であると考えた場合、第2DG抽出区間中のダイジェスト映像は映像322である。同様に、映像322が、第1DG抽出区間中のダイジェスト映像であると考えた場合、第2DG抽出区間中のダイジェスト映像は映像323である。
図15は、ダイジェスト映像DG1の再生中における再生映像の変化の様子を示している。再生映像は、表示装置2に表示される映像である。再生処理部32の機能により、ダイジェスト映像DG1中の映像321が再生されているとき、報知部34は、再生映像が映像321から映像322に切り替わるまでの残り時間を検出し、その残り時間に応じた切り替わり時間情報を表示装置2に表示させる。ダイジェスト映像DG1の構造を規定する記録メディア14内の保持データから、残り時間の検出を容易に実現できる。図15の例では、切り替わり時間情報としてのカウントダウン映像611、612が、再生映像に重畳して表示されている。尚、カウントダウン映像の表示は、残り時間が所定時間(例えば10秒)以下になったときにのみ行えば良い。再生映像が映像321から映像322に切り替わると、カウントダウン映像の表示は停止される。但し、その後、再生映像が映像322から映像323に切り替わるまでの残り時間が所定時間以下となると、再び、カウントダウン映像が表示される。尚、ダイジェスト映像の再生中、カウントダウン映像を常に表示するようにしても良い。
ダイジェスト映像の再生時においては、複数のDG抽出映像間の切り替わり時点にて、突如、再生映像が不連続に切り替わる。この切り替わりは、ダイジェスト映像の特性上、避けがたいものであるが、何時、映像が切り替わるのかが分からない状況はユーザにストレス等を与えうる。上述の如く、切り替わり時間情報を報知することで、ユーザは映像の切り替わりに対する心構えを持つことができるため、上記ストレス等の軽減が期待され、ダイジェスト映像を視聴しやすくなる。従って、ダイジェスト映像再生に関するユーザの満足度向上が期待される。
また、報知部34は、第1DG抽出区間中のダイジェスト映像を再生しているとき、第2DG抽出区間中のダイジェスト映像の再生にかかる時間に応じた次映像時間情報を、録画再生装置1の外部に対して(ユーザに対して)報知しても良い。次映像時間情報の報知は、映像による報知若しくは音声による報知、又は、それらの組み合わせである。次映像時間情報の報知を、切り替わり時間情報の報知と共に行っても良い。
図16の例では、それらの情報が共に報知されている。即ち、再生処理部32の機能により、ダイジェスト映像DG1中の映像321が再生されているとき、報知部34は、カウントダウン映像611又は612と共に、次映像時間情報としての映像(次場面再生必要時間映像)620も表示装置2に表示させる。図16の例では、カウントダウン映像611又は612と映像620が再生映像に重畳して表示されている。映像620には、第2DG抽出区間中のダイジェスト映像の再生にかかる時間、即ち、映像322の時間長が示されている。ダイジェスト映像DG1の構造を規定する記録メディア14内の保持データから、映像322の時間長が特定される。尚、映像620の表示有無は、例えば、カウントダウン映像の表示有無に連動して行えば良い。但し、映像620は、DG抽出映像321の再生期間中、常時表示されるものであっても良い。また、カウントダウン映像の表示を割愛し、映像620だけ表示することも可能である。
ダイジェスト映像は、対象番組の全体を視聴するほどの時間的余裕が無いときに利用されることが多く、故に、ダイジェスト映像を細切れの空き時間を利用して視聴するユーザも多い。例えば、朝の出勤前の空き時間に、ダイジェスト映像DG1の一部を視聴した後、帰宅後に、残りを視聴するといった利用形態がある。このような利用形態においても、1つのDG抽出映像の再生中(即ち一連の場面の映像再生中)に、ダイジェスト映像の再生を停止することは、通常、望まれない。次映像時間情報を報知するようにすれば、次の場面の映像を視聴するためにかかる時間を事前に知ることができる。このため、ユーザは、自身のスケジュールを考慮して、次の場面の映像の視聴を開始するか否かを当該開始前に決定することができ、利便性が高まる。例えば、あと3分しか空き時間が無いときに、図16に示す如く、映像620が“5分”を示していたならば、ユーザは、次場面(即ち映像322)の視聴を取りやめるという判断を行うことができる。
――再生動作フローチャート――
次に、図17を参照して、ダイジェスト映像の再生に関わる動作の手順を説明する。図14の動作の完了後、任意のタイミングで図17の動作を行うことができる。ダイジェスト映像DG1の再生を求める入力指示が指示受付部15に与えられると、ステップS21において、図2の再生処理部32は、ダイジェスト映像DG1の再生を開始する。ダイジェスト映像DG1の再生時においては、上述の切り替わり時間情報及び次映像時間情報の報知も行う。ダイジェスト映像DG1の再生開始後、ステップS22にて、ダイジェスト映像DG1の再生が終了したか否かがチェックされる。ダイジェスト映像DG1の再生が終了すると、図17の再生動作を終了するが、当該再生が終了していない場合には、ステップS23に移行する。
ステップS23において、再生処理部32は、所定の詳細再生指示が指示受付部15に与えられているか否か(例えば、指示受付部15内の詳細ボタンが押されているか否か)をチェックする。詳細再生指示が与えられている場合には、ステップS24に移行し、詳細再生指示が与えられていない場合には、ステップS22に戻る。ステップS24において、再生処理部32は、詳細再生指示の入力タイミングにおいて再生されていた映像(以下、遷移元映像という)に対応する対象番組(以下、遷移先番組という)及び時点(以下、遷移先時点という)を特定する。図18(a)及び(b)に示す如く、遷移元映像が、DG抽出映像321内の映像である場合、DG抽出映像321を含む対象番組PG1が遷移先番組であり、対象番組PG1において遷移元映像が存在する時点が遷移先時点である。同様に、遷移元映像が、DG抽出映像324内の映像である場合(図7参照)、DG抽出映像324を含む対象番組PG2が遷移先番組であり、対象番組PG2において遷移元映像が存在する時点が遷移先時点である。
ステップS24において、再生処理部32は、遷移先番組の映像を、表示装置2を用いて遷移先時点から再生する。遷移先番組のAV信号は、図14の動作によって記録メディア14に記録されている。ダイジェスト映像DG1内の各映像が、何れの対象番組の何れの時点の映像であるのかを特定可能な管理データが、記録メディア14に保持されており、その管理データを用いてステップS24の再生を実現できる。ステップS24における再生の開始後、ステップS25にて、遷移先番組の映像再生が終了したか否かがチェックされる。遷移先番組の映像再生が終了すると、図17の再生動作を終了するが、当該再生が終了していない場合には、ステップS26に移行する。尚、遷移先番組の映像再生が終了した時、ステップS27へ移行するようにしても良い。
ステップS26において、再生処理部32は、所定の戻り指示が指示受付部15に与えられているか否か(例えば、指示受付部15内の戻るボタンが押されているか否か)をチェックする。戻り指示が与えられている場合には、ステップS27に移行し、戻り指示が与えられていない場合には、ステップS25に移行する。ステップS27において、再生処理部32は、ダイジェスト映像DG1のResume再生を行う。即ち、遷移元映像(図18(a)参照)が再生されていた時点の続きからダイジェスト映像DG1の再生を再開する。その後、ステップS22に戻る。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
録画再生装置1である対象装置又は録画再生装置1内の任意の部位にて形成される対象装置を、集積回路等のハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。対象装置にて実現される機能の全部又は一部である任意の特定の機能をプログラムとして記述して、該プログラムを対象装置に搭載可能なフラッシュメモリに保存しておいても良い。そして、該プログラムをプログラム実行装置(例えば、対象装置に搭載可能なマイクロコンピュータ)上で実行することによって、その特定の機能を実現するようにしてもよい。上記プログラムは任意の記録媒体に記憶及び固定されうる。上記プログラムを記憶及び固定する記録媒体は対象装置と異なる機器(サーバ機器等)に搭載又は接続されても良い。
録画再生装置1は、映像の録画、作成又は再生を実現するための映像処理装置の一種である。或いは、録画再生装置1は、当該映像処理装置を内包していると考えても良い。
1 録画再生装置
2 表示装置
11 チューナ
12 映像音声処理部
16 制御部
31 ダイジェスト映像作成部
32 再生処理部
33 ジャンル判定部
34 報知部
PG1〜PG3 対象番組

Claims (8)

  1. 放送局からの放送信号を受信する受信部と、
    所定条件を満たすm個の対象番組(mは1以上の整数)についてのダイジェスト映像を、前記m個の対象番組に対応する前記受信部の受信信号に基づいて作成するダイジェスト映像作成部と、を備え、
    前記ダイジェスト映像作成部は、各対象番組のジャンルに基づき、第1〜第5作成基準の内、何れか1以上の作成基準を用いて前記ダイジェスト映像を作成し、
    前記第1作成基準では、放送時刻が比較的新しい対象番組の編集比率を放送時刻が比較的古い対象番組の編集比率よりも高め、各対象番組において、前記編集比率は、当該対象番組内の映像が前記ダイジェスト映像に含められた区間の、当該対象番組の全区間に対する比であり、
    前記第2作成基準では、放送時間長が比較的短い対象番組の編集比率を放送時間長が比較的長い対象番組の編集比率よりも高め、
    前記第3作成基準では、各対象番組において、コマーシャル前特定区間及びコマーシャル後特定区間の内の少なくとも一方の区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記コマーシャル前特定区間は、コマーシャル入り時点より前であって且つ前記コマーシャル入り時点を基準とする時点から始まり前記コマーシャル入り時点までに終わる、所定の第1長さの区間であり、前記コマーシャル後特定区間は、コマーシャル明け時点又は前記コマーシャル明け時点より後の時点から始まり次のコマーシャルに対するコマーシャル前特定区間よりも前に終わる、所定の第2長さの区間であり、
    前記第4作成基準では、各対象番組において、前部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記前部特定区間は、前記対象番組の開始時点を基準とする時点から始まる、所定の第3長さの区間であり、
    前記第5作成基準では、各対象番組において、後部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記後部特定区間は、前記対象番組の終了時点より前であって且つ前記対象番組の終了時点を基準とする時点から始まり前記対象番組の終了時点までに終わる、所定の第4長さの区間である
    ことを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルがニュースである複数のニュース番組が含まれる場合、前記複数のニュース番組に対し、前記第1及び第2作成基準の内、少なくとも1つを適用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルが音楽である音楽番組が含まれる場合、前記音楽番組に対して前記第3作成基準を適用する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像処理装置。
  4. 前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルがドラマ又はニュースである特定対象番組が含まれる場合、前記特定対象番組に対して前記第4作成基準を適用する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の映像処理装置。
  5. 前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組に、ジャンルがドラマであるドラマ番組が含まれる場合、前記ドラマ番組に対して前記第5作成基準を適用する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の映像処理装置。
  6. 外部からの設定指示の入力を受ける指示受付部を更に備え、
    前記ダイジェスト映像作成部は、入力された前記設定指示に基づき、前記第1〜第4長さの内の、何れか1つ以上の長さを設定可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の映像処理装置。
  7. 前記ダイジェスト映像作成部は、前記m個の対象番組内に複数の抽出区間を設定して前記複数の抽出区間内の映像を結合することでダイジェスト映像を作成し、
    当該映像処理装置は、
    前記ダイジェスト映像を、表示装置を用いて再生する再生処理部と、
    第1抽出区間中の前記ダイジェスト映像を再生しているとき、再生映像が第2抽出区間中の前記ダイジェスト映像に切り替わるまでの残り時間に応じた情報を報知する報知部と、を更に備え、
    前記複数の抽出区間は、前記第1及び第2抽出区間を含み、前記第2抽出区間は前記ダイジェスト映像上で前記第1抽出区間の次に存在する抽出区間である
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の映像処理装置。
  8. 放送局からの放送信号を受信する受信ステップと、
    所定条件を満たすm個の対象番組(mは1以上の整数)についてのダイジェスト映像を、前記m個の対象番組に対応する前記受信ステップの受信信号に基づいて作成するダイジェスト映像作成ステップと、を備え、
    前記ダイジェスト映像作成ステップにおいて、各対象番組のジャンルに基づき、第1〜第5作成基準の内、何れか1以上の作成基準を用いて前記ダイジェスト映像を作成し、
    前記第1作成基準では、放送時刻が比較的新しい対象番組の編集比率を放送時刻が比較的古い対象番組の編集比率よりも高め、各対象番組において、前記編集比率は、当該対象番組内の映像が前記ダイジェスト映像に含められた区間の、当該対象番組の全区間に対する比であり、
    前記第2作成基準では、放送時間長が比較的短い対象番組の編集比率を放送時間長が比較的長い対象番組の編集比率よりも高め、
    前記第3作成基準では、各対象番組において、コマーシャル前特定区間及びコマーシャル後特定区間の内の少なくとも一方の区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記コマーシャル前特定区間は、コマーシャル入り時点より前であって且つ前記コマーシャル入り時点を基準とする時点から始まり前記コマーシャル入り時点までに終わる、所定の第1長さの区間であり、前記コマーシャル後特定区間は、コマーシャル明け時点又は前記コマーシャル明け時点より後の時点から始まり次のコマーシャルに対するコマーシャル前特定区間よりも前に終わる、所定の第2長さの区間であり、
    前記第4作成基準では、各対象番組において、前部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記前部特定区間は、前記対象番組の開始時点を基準とする時点から始まる、所定の第3長さの区間であり、
    前記第5作成基準では、各対象番組において、後部特定区間における映像を、それ以外の区間における映像よりも優先的に前記ダイジェスト映像に含め、各対象番組において、前記後部特定区間は、前記対象番組の終了時点より前であって且つ前記対象番組の終了時点を基準とする時点から始まり前記対象番組の終了時点までに終わる、所定の第4長さの区間である
    ことを特徴とする映像処理方法。
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