JP6202291B2 - アルミニウム電解コンデンサ - Google Patents
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Description
上記リード端子が、扁平部と丸棒部とを有するタブ端子と、表面に鉛フリーの錫メッキ層を有し上記丸棒部の端部に溶接される外部引出リード線とを備え、上記封口ゴムの端子挿通孔には、上記タブ端子の丸棒部が嵌合される丸棒嵌合孔と、上記丸棒嵌合孔と同軸であって上記外部引出リード線が挿通される上記丸棒嵌合孔よりも小径のリード線挿通孔とが含まれ、上記リード線挿通孔の孔径が上記外部引出リード線の外径よりも小径であり、上記外部引出リード線が上記リード線挿通孔内に強制的に挿通されて上記外装ケース外に引き出され、上記丸棒部と外部引出リード線との溶接部が外気と遮断されるアルミニウム電解コンデンサにおいて、
上記端子挿通孔内における上記丸棒嵌合孔と上記リード線挿通孔との間には、漸次縮径する円錐状のガイド面が形成されており、上記外部引出リード線は、上記リード線挿通孔の孔径よりも大径のリード線本体と、上記リード線本体の先端部に一体に連設された挿通ガイド部とを有し、上記外部引出リード線を上記リード線挿通孔に挿通する際に上記コンデンサ素子にピーク的な負荷がかからないようにするため、上記挿通ガイド部は、上記リード線挿通孔の孔径よりも小径となるように上記リード線本体から漸次縮径するように形成され、上記挿通ガイド部には、所定の傾斜角を有するほぼ円錐状のスロープ面が形成されており、上記端子挿通孔を通る軸線Yと直交する仮想平面Xに対する上記ガイド面の傾斜角をθaとし、上記スロープ面の傾斜角をθbとして、θa<θbであることを特徴としている。
2 リード端子
3 外装ケース
4 封口ゴム
5 端子挿通孔
21 タブ端子
21a 扁平部
21b 丸棒部
22 外部引出リード線
221 リード線本体
222 挿通ガイド部
222a 挿通ガイド部の先端部
223 スロープ面
23 溶接部
30 ダミー端子
51 丸棒嵌合孔
52 リード線挿通孔
53 ガイド面
53a 第1傾斜面
53b 第2傾斜面
P 交点
Claims (8)
- ともにリード端子が取り付けられた陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して巻回してなるコンデンサ素子と、上記コンデンサ素子が所定の電解物質とともに収納される有底筒状の外装ケースと、上記リード端子用の端子挿通孔が穿設されていて上記外装ケースの開口部に装着される封口ゴムとを含み、
上記リード端子が、扁平部と丸棒部とを有するタブ端子と、表面に鉛フリーの錫メッキ層を有し上記丸棒部の端部に溶接される外部引出リード線とを備え、
上記封口ゴムの端子挿通孔には、上記タブ端子の丸棒部が嵌合される丸棒嵌合孔と、上記丸棒嵌合孔と同軸であって上記外部引出リード線が挿通される上記丸棒嵌合孔よりも小径のリード線挿通孔とが含まれ、
上記リード線挿通孔の孔径が上記外部引出リード線の外径よりも小径であり、上記外部引出リード線が上記リード線挿通孔内に強制的に挿通されて上記外装ケース外に引き出され、上記丸棒部と外部引出リード線との溶接部が外気と遮断されるアルミニウム電解コンデンサにおいて、
上記端子挿通孔内における上記丸棒嵌合孔と上記リード線挿通孔との間には、漸次縮径する円錐状のガイド面が形成されており、
上記外部引出リード線は、上記リード線挿通孔の孔径よりも大径のリード線本体と、上記リード線本体の先端部に一体に連設された挿通ガイド部とを有し、
上記外部引出リード線を上記リード線挿通孔に挿通する際に上記コンデンサ素子にピーク的な負荷がかからないようにするため、上記挿通ガイド部は、上記リード線挿通孔の孔径よりも小径となるように上記リード線本体から漸次縮径するように形成され、上記挿通ガイド部には、所定の傾斜角を有するほぼ円錐状のスロープ面が形成されており、上記端子挿通孔を通る軸線Yと直交する仮想平面Xに対する上記ガイド面の傾斜角をθaとし、上記スロープ面の傾斜角をθbとして、θa<θbであることを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記封口ゴムは、ショア硬度が80以上のゴム材からなることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記外部引出リード線の少なくとも上記挿通ガイド部の表面および/または上記封口ゴムの少なくとも上記リード線挿通孔の内面には、低摩擦樹脂がコーティングされていることを特徴とする請求項1または2に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記低摩擦樹脂のコーティング厚が0.3〜1.5μmであることを特徴とする請求項3に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記低摩擦樹脂が、ポリパラキシレンもしくはシリコーンオイルエマルジョンであることを特徴とする請求項3または4に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記封口ゴムの全体に低摩擦樹脂がコーティングされているとともに、上記電解物質として、非水系もしくは水系の電解液が用いられることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記端子挿通孔を通る軸線Yと直交する仮想平面Xに対する上記溶接部の傾斜角をθcとし、上記リード線本体と上記リード線挿通孔とを同軸とした状態における上記リード線本体の外径面の延長線と上記ガイド面との交点部分を境として、上記ガイド面には、上記交点部分から上記丸棒嵌合孔の内面にかけて上記傾斜角θcとほぼ同じ角度をもって傾斜する第1傾斜面と、上記交点部分から上記リード線挿通孔の内周縁にかけて上記傾斜角θcよりも小さな角度で傾斜する第2傾斜面とが含まれていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
- 上記リード端子は、上記第1傾斜面が上記溶接部とほぼ密着するように、上記溶接部の下端が上記交点部分に当接するまで上記端子挿通孔内に嵌合されることを特徴とする請求項7に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
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