JP6196627B2 - 蒸気発生器アイロン - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気発生器アイロン(steam generator iron)に関する。
蒸気発生器アイロンは、衣類又は他の素材の生地から皺を取るのに使用される。そのような蒸気発生器アイロンは、ユーザーが把持する取っ手を備えた本体を有するヘッド部と、衣類の生地に押し当てられる平面を備えたソールプレートとを含む。受水室(water receiving chamber)及び蒸気発生部(steam generating unit)は本体内に配置されているため、受水室から蒸気発生部に水が供給され、その水が蒸気に変換される。そして、その蒸気は、蒸気通路に沿って流れ、衣類の生地にソールプレートに開いた通気孔を介して蒸気発生器アイロンから放出される。蒸気は、衣類の生地から皺を効果的に取るために、該生地を温め且つ瞬時に湿らすのに使用される。
通常、蒸気発生器アイロンは、高い蒸気出力速度(high steam output rate)が得られるよう最適化されている。しかしながら、流体は流路に沿って流れるため、そのような高流量速度では、例えば、乱流又は渦といった流れの不具合(flow inabilities)に起因する高い音響パワーレベルが発生し得る。特に、流れの不具合は、蒸気通路のある部位から別の部位に流れが遷移すること、方向の変化又は流路内の障害物によって生じ得る。さらに、流路の形状構成(geometrical configuration)のいくつかは、流体の流れに渦が生じることで発生するヒューヒューという大きなノイズ(loud whistling noise)の原因となり得る。当該流路の形状構成を変えることにより、例えば、流路の断面積を大きくすることにより、発生するノイズのレベルを抑えることは可能であるが、低下の程度は限られている。
本発明の目的は、上記の課題を実質的に緩和するか又は解消する蒸気発生器アイロンを提供することである。
本発明によれば、第1の部位と、該第1の部位から延び、該第1の部位とは異なる形状構成を有するように構成された第2の部位とを有する、蒸気が流れる蒸気通路を含み、前記蒸気通路の第1の部位から第2の部位への遷移箇所(transition)に、渦及び/又は乱流を最小限に抑えるように構成された流れ安定化素子が配置された、蒸気発生器アイロンが提供される。
上記構成の利点は、蒸気が前記蒸気通路に沿って流れるため、遷移箇所におけるノイズの発生が最小限に抑えられることである。これによって、蒸気発生器アイロンの使用時に発生するノイズレベルが確実に最小限に抑えられる。また、上記構成では、蒸気が前記蒸気通路に沿って流れるため、前記蒸気通路内の蒸気の流れを安定化させることで流れへの抵抗が低減される。さらに、上記構成により、よりコンパクトな設計が可能となる。
前記第1の部位はサイクロン室を規定してもよく、前記第1の部位は、該サイクロン室内で蒸気及び水の回転流を発生させるように構成されていてもよい。
従って、サイクロン室を用いて、蒸気発生器アイロンからの過剰な水の流れを最小限に抑えながら、発生するノイズのレベルがサイクロン室を有する蒸気通路により最小限に抑えられ得る。
前記流れ安定化素子が、前記第1の部位内に伸びていると有利である。前記流れ安定化素子は、メッシュ又は発泡体で構成されていてもよく、プラスチック、セラミック又は金属で構成されていてもよい。
前記流れ安定化素子が、絡み合った金属ワイヤーメッシュ(intertwined metal wire mesh)で構成されていると都合がよい。この構成は、柔軟で形状安定性のメッシュを形成する。
前記絡み合った金属ワイヤーメッシュは、ステンレス鋼の金属ワイヤーメッシュであることが好ましい。
一実施形態において、前記絡み合ったワイヤーメッシュは、直径が0.01mm〜2mmのワイヤーで構成されている。
前記絡み合ったワイヤーメッシュは、直径が0.03〜0.40mmのワイヤーで構成されていることが好ましい。
前記絡み合ったワイヤーメッシュは、充填密度(packing density)が5%〜80%のワイヤーで構成されていてもよい。
ワイヤーメッシュは、充填密度が10%〜30%のワイヤーで構成されていることが好ましい。
前記蒸気通路の第2の部位の直径は、前記第1の部位の直径より小さくてもよい。
この構成によって、蒸気通路の直径が大きなところから小さいところへの遷移箇所でのノイズレベルを、最小限に抑えることができる。
前記蒸気通路の第2の部位の縦軸が、前記蒸気通路の第1の部位の縦軸から逸れていると都合がよい。
一実施形態において、前記第2の部位は、前記第1の部位の側壁から延びている。
従って、上記の構成を有する蒸気通路により生じたノイズレベルが最小限に抑えられる。
前記第2の部位は管状部を含み、該管状部の自由端は、前記第1の部位内に形成された流路内に突出していてもよい。
前記第1の部位から前記2の部位への遷移箇所が、前記管状部の自由端に形成されていると有利である。
前記蒸気通路は、前記第2の部位から延びた第3の部位を含み、前記流れ安定化素子が、前記蒸気通路の第2の部位から第3の部位への遷移箇所に伸びていてもよい。
本発明の他の態様によれば、ヘッド部とベース部とを含み、蒸気通路が該ヘッド部内に配置され、受水室及び/又は蒸気発生部が該ベース部内に配置され、水及び/又は蒸気がホースを介して当該ベース部から当該ヘッド部に供給される、蒸気発生器アイロンが提供される。
本発明の他の態様によれば、蒸気発生器アイロン用の挿入体(insert)が提供され、該挿入体は、渦及び/又は乱流を最小限に抑えるように蒸気発生器アイロンの蒸気通路内に配置されるように構成され、且つ少なくとも1つの蒸気流路が形成された流れ安定化素子を含み、当該挿入体が前記蒸気通路内に配置された場合には、前記蒸気通路に沿った蒸気の流れを安定化する。
本発明のこれらの及び他の態様は、後述の実施形態から明らかになり、また該実施形態を参照することで明瞭になる。
添付の図面を参照して、本発明の実施形態を一例として説明する。
図1は、蒸気発生器アイロンのソールプレートの下部を上から見た概略平面図である。 図2は、図1に示す下部に対応する、蒸気発生器アイロンのソールプレートの上部を下から見た概略平面図である。 図3は、図1及び図2に示す蒸気発生器アイロンのソールプレートの蒸気通路に収容可能な流れ安定化素子の斜視図である。 図4は、図1及び図2に示す蒸気発生器アイロンのソールプレートの一部を通る蒸気通路を、流れ安定化素子が除かれた状態で示す概略図である。 図5は、図1及び図2に示す蒸気発生器アイロンのソールプレートの一部を通る蒸気通路を、該蒸気通路内に流れ安定化素子が配置された状態で示す概略図である。 図6は、一構成に係る蒸気通路に沿った蒸気通路を、流れ安定化素子が除かれた状態で示す概略図である。 図7は、一構成に係る蒸気通路に沿った蒸気通路を、流れ安定化素子が存在する状態で示す概略図である。 図8は、他の構成に係る蒸気通路に沿った蒸気通路を、流れ安定化素子が除かれた状態で示す概略図である。 図9は、他の構成に係る蒸気通路に沿った蒸気通路を、流れ安定化素子が存在する状態で示す概略図である。 図10は、絡み合った金属ワイヤーのワイヤーメッシュで構成された流れ安定化素子の斜視図である。
ここで、図1及び図2を参照して、蒸気発生器アイロン用のソールプレート3の下部1及び上部2を示す。図1に、ソールプレート下部1の上面5を示し、図2に、ソールプレート上部2の底面6を示す。下部外縁7は、ソールプレート下部1の上面5の周縁部から立直し、該周縁部の周りに延在している。上部外縁8は、ソールプレート上部2の底面6の周縁部から立直し、該周縁部の周りに延在している。
そのような蒸気発生器アイロンは、衣類の生地から皺を取るために、該生地に蒸気を当てるのに使用される。後述の実施形態は、衣類の生地に蒸気を当てることに関するものであるが、他の生地又は素材から皺を取るために、そのような蒸気発生器アイロンを使用してもよいことが分かる。
組み立てがなされると、ソールプレート3の下部1及び上部2は、上面5と底面6とが対向し且つ蒸気散布空間(steam dispersal space)9を形成するため離間されるように、固定された状態で互いに取り付けられる。下部外縁7は上部外縁8に当接し、上部外縁8と係合する。固定素子(図示せず)により、下部1と上部2とが固定された状態で互いに取り付けられて、組み立てられた状態のソールプレート3が形成される。固定要素としては、限定されないが、リベット、ボルト、溶接及び接着剤が挙げられる。ソールプレート3は、ステンレス鋼もしくはアルミ金属等の剛性の熱伝導材又はプレスされる衣類に対向するソールプレート下部1の底面(図示せず)にセラミックコーティングが施されたプラスチックのソールプレートで構成される。
下部円形壁(lower circular wall)10は、ソールプレート下部1の上面5から立直しており、対応する上部円形壁(upper circular wall)12は、ソールプレート上部2の底面6から立直している。組み立てがなされると、下部円形壁10と上部円形壁12とは互いに合致し且つ当接して、円筒状のサイクロン室13を形成する。入口キャビティ14は、サイクロン室13から接線方向に伸びており、下部円形壁10及び上部円形壁12に開口を形成する。入口キャビティ14の面を形成するソールプレート上部2の底面6の一部に、高圧の蒸気が流れる蒸気入口15が形成されている。
管状の蒸気出口16は、サイクロン室13内で立直し、円筒状のサイクロン室13の中心軸に沿って延びている。蒸気出口16はサイクロン室13内に突出しており、サイクロン室13内に配置された自由端17を有する。蒸気出口16は、開口を有する円筒状のボアを自由端17で形成する。サイクロン室13及び管状の蒸気出口16の概略図を図4及び図5に示す。蒸気出口16は、ソールプレート上部2の底面6を貫通し、蒸気導管18と連通している。蒸気導管18は、ソールプレート上部2の上面19に沿って延びており、ソールプレート上部2に形成された蒸気導管出口孔20に至る。従って、蒸気導管18は、サイクロン室13内の蒸気出口16と、蒸気導管出口孔20とを流体連通させ、蒸気導管出口孔20は、蒸気散布空間9と流体連通している。
複数の蒸気孔22がソールプレート下部1に形成されており、下部1の上面5と下部1の底面との間に延びている。該蒸気孔は、ソールプレート下部1の外縁部周辺で間隔をあけて配置されており、蒸気散布空間9をソールプレート3の下部1の底面と流体連通させる。
ソールプレート3は、蒸気発生器アイロンの蒸気発生器アイロンヘッド部(steam generator iron head unit)(図示せず)の一部を構成している。また、蒸気発生器アイロンヘッド部は、ソールプレートが取り付けされる本体部(図示せず)と、該本体部と一体形成された取っ手(図示せず)とを含む。ユーザーは、アイロンの使用時に取っ手を把持することで、蒸気発生器アイロンヘッド部の操作及び位置決めができるようになる。
本実施形態では、受水室(図示せず)が本体部内に配置されている。水が受水室に貯蔵され、水を蒸気に変換する蒸気発生部(図示せず)に水が供給される。蒸気発生部は、水を蒸気に変換するため、水が加熱器(図示せず)によって加熱されることで蒸気が高圧力で生成される蒸気生成室(図示せず)を備えたボイラーである。蒸気放出バルブを開けると、蒸気発生部から蒸気が蒸気通路に沿って供給される。本実施形態は、受水室及び蒸気発生部がヘッド部内に配置された蒸気発生器アイロンに関するが、代替実施形態も可能なことが分かる。例えば、他の実施形態では、蒸気発生器アイロンは、受水室及び蒸気発生部がベース部内に配置され、蒸気が、ソールプレートを含む蒸気発生器アイロンヘッド部にホースを介して供給される蒸気システムアイロン(steam system iron)である。さらなる実施形態では、蒸気発生器アイロンは、受水室がベース部内に配置され、ソールプレートを含む蒸気発生器アイロンヘッド部内の蒸気発生部に水が供給される冷水システムアイロン(cold water system iron)である。
蒸気発生器アイロンが組み立てられると、蒸気が流れる蒸気通路が、蒸気発生部(図示せず)から蒸気発生器アイロンの外側に形成されることが分かる。蒸気通路は、蒸気経路(steam path)(図示せず)に沿って、蒸気発生部(図示せず)から蒸気入口15に延び、蒸気入口キャビティ14に沿ってサイクロン室13に延び、そして蒸気出口16を通り、蒸気導管18に沿って蒸気導管出口孔20に延び、蒸気散布空間9を通過して、蒸気孔22を通って蒸気発生器アイロンの外側に至る。
図5で概略的に示すように、流れ安定化素子24が蒸気出口16内に配置されている。以下で明らかになるように、流れ安定化素子24は、ノイズ低減手段の役割を果たして、蒸気発生器アイロンの動作時に発生するノイズレベルを低減する。流れ安定化素子24は、蒸気出口16のボア内に位置する流体透過性プラグを含む。流れ安定化素子24の下端25は、蒸気出口16の自由端17からサイクロン室13内に伸びている。流れ安定化素子24の上端26は、蒸気出口16のボアから蒸気導管18内に伸びている。
流れ安定化素子24は、柔軟でありながらも形状安定性がある、絡み合ったステンレス鋼ワイヤーメッシュ(図10を参照)で構成されている。これによって、ワイヤーは絡み合っているものの、ある程度の圧縮及び/又は伸長を許容するため互いに固着されていない構成が確保される。代替的構成では、流れ安定化素子は、アルミニウム等の他の金属又はセラミックで構成されている。ワイヤーメッシュは、1つ以上の絡み合った金属ワイヤー27が円筒状又は円錐状に形成されたものである。流れ安定化素子24は、ワイヤーの最外部により定義される外面28、下面29及び上面30を有する。流れ安定化素子24の上端から2つのタブ32(図3を参照)が正反対の方向(diametrically opposing)に伸びている。以下で明らかになるように、タブ32は、蒸気出口16内に流れ安定化素子24を配置するのに役立つ。蒸気出口16内への流れ安定化素子24の配置をしやすくするために、1つ又は代替数のタブ32を用いてもよい。
流れ安定化素子が流体通路を通る蒸気の流れを安定化させるように、ワイヤーメッシュの充填密度及び流れ安定化素子のワイヤーメッシュを形成する絡み合った金属ワイヤー27の直径が設定される。ワイヤーの柔軟性によって、局所的な圧力勾配がより均衡のとれたものになり、より静かで安定した流れが得られる。これは、流れにおける渦の数や程度が低減され、騒音の発生が直接軽減されることを意味する。流れ安定化素子24のさらなる利点は、流れ安定化素子24が蒸気の流路内に配置されるものの、該素子によりもたらされる流れの安定化によって、流体通路内の流れ抵抗が低減されることである。
絡み合ったワイヤーメッシュは、直径が0.01mm〜約2mmの範囲、好ましくは0.03mm〜0.40mmの範囲のワイヤーで構成されている。ワイヤーの充填密度は、5%〜80%の範囲、好ましくは10%から30%の範囲であり、充填密度が30%であるということは、金属が30体積%であるのに対して開口が70体積%であることを意味する。
ワイヤーの直径及び充填密度が上記の範囲にあると、挿入体によって得られる騒音の低減幅が大きく抑えられることなく、当該挿入体を簡単に製造することができる。例えば、充填密度が80%を超えて増加すると、挿入体の製造はより困難になり、気体通路内の挿入体により流れ抵抗が発生する。
現在説明中の実施形態では、流れ安定化素子24が、ランダムに配置されたワイヤーメッシュを円錐状に形成したもので構成されているが、流れ安定化素子の構成はこれに限定されないことが分かる。ステンレス鋼の金属ワイヤーメッシュを用いることの利点としては、蒸気発生器アイロン内で生じる温度への耐性、腐食耐性、スケール堆積がわずかである点及び流れ抵抗の低減が挙げられる。
上記の流れ安定化素子には柔軟性があるが、剛性構造を有するように流れ安定化素子を形成してもよいことが分かる。柔軟構造の利点は、発生するノイズの低減幅が大きくなることである。代替的構成では、流れ安定化素子24が、例えば金属もしくはプラスチックで構成されたオープンセル構造の発泡体、迷路もしくはより小さな流路と共に形成された挿入体又は有孔シートで構成される。
蒸気発生器アイロンが組み立てられると、流れ安定化素子24が蒸気出口16に収容される。流れ安定化素子の上端26は、蒸気出口16から突出し、蒸気導管18内に伸びる。同様に、流れ安定化素子24の下端25は、蒸気出口16の自由端17から突出し、サイクロン室13内に伸びる。流れ安定化素子24の下端25は、サイクロン室13の底部から離れている。流れ安定化素子24をサイクロン室13の底部から離すことの利点は、流れ安定化素子24がサイクロン室内の水をサイクロン室13外に導くのを防止することである。
タブ32は、蒸気導管18内にあり、流れ安定化素子24を固定された状態で配置させる。本実施形態では、流れ安定化素子24が、流れ安定化素子24の収束側表面(converging side surface)により、サイクロン室13と蒸気出口16との遷移箇所及び蒸気出口16と蒸気導管18との遷移箇所に固定された状態で配置されている。しかしながら、代替実施形態では、流れ安定化素子24が、例えば蒸気出口16と一体形成されているか、クリーニングをしやすくするために着脱可能な状態で蒸気出口16内に取り付けられているか、もしくは接着剤又は固定化手段によって固定された状態で蒸気出口16内に取り付けられている。
ここで、図1〜図5を参照して、上記の実施形態の動作を説明する。
ユーザーは、受水室(図示せず)に水を注ぎ、蒸気発生部(図示せず)は従来通り動作する。蒸気発生部は、蒸気生成室(図示せず)に供給された水を加熱し、沸騰させて蒸気を生成する。蒸気生成室内で生成された蒸気は、同室内に貯まる。バルブによって圧力が解放されると、蒸気は、蒸気生成室と流体連結された蒸気通路に沿って流れるよう促される。
蒸気は、蒸気通路の経路形成部に沿って流れて、ソールプレート上部2の底面6に形成された蒸気入口15に至る。そして、高圧下の蒸気が蒸気入口キャビティ14に供給され、該蒸気が蒸気入口キャビティ14に沿ってサイクロン室13に流入する。蒸気は、高流速且つ接線方向でサイクロン室13に入るため、サイクロン室13内の回転経路に沿って流れるよう促される。高速流中の過剰な水は、蒸気発生器アイロンから液体状態で流出しないよう、回転運動により付与された遠心力によって蒸気から分離され、サイクロン室内で蒸発し、蒸気発生器アイロンから蒸気として流れるようにサイクロン室内で蒸気に変換される。
蒸気出口16の自由端17は、サイクロン室13内に伸び、且つサイクロン室13に対して開いている。サイクロン室13内を高速で流れる蒸気が、流体通路における蒸気の高圧力によって蒸気出口16を通り、サイクロン室13から流れ出るよう促される。しかしながら、サイクロン室13内の蒸気は、回転経路に沿って流れ、直線流路に流入するよう促される。説明のみを目的として図4に示す、流れ安定化素子24が存在しない構成の場合、回転流体の流れからより直線的な流路への遷移により生じる乱流や渦等の流れの不具合によって、サイクロン室13と蒸気出口16との自由端17に近い遷移箇所で大きなノイズが発生する。しかしながら、本発明では、図5に示すように、流体通路の第1の部位であるサイクロン室13と、流体通路の第2の部位である蒸気出口16との遷移箇所に流れ安定化素子24が配置されている。そのため、蒸気の流れが流れ安定化素子24に流入して、流れ安定化素子24に形成された経路を通った蒸気によって蒸気の流れが安定化される。従って、蒸気通路を通る蒸気の流れを制限することなく騒音の発生源を抑制することで、ノイズレベルが最小限に抑えられる。
アイロン台の上でアイロンがけを行う場合、公知の蒸気発生器アイロンでは、平均音響パワーレベルが一般に80dB(A)〜85dB(A)である。しかしながら、流れ安定化素子24を実装することで、性能を低下させることなく蒸気発生器アイロンの騒音レベルを約65dB(A)のレベルにまで下げることができる。
本構成において、流れ安定化素子24の下端は、蒸気出口16の自由端17からサイクロン室13内に伸びており、蒸気出口16に入る空気の流れをさらに安定化させる。同様に、流れ安定化素子24の上端は、流体通路の第3の部位である蒸気導管18内に伸びており、蒸気出口16と蒸気導管18との遷移箇所を表すコーナー部周辺の空気の流れを安定化させる。そのため、当該遷移箇所で発生するノイズが最小限に抑えられる。
そして、蒸気は、蒸気導管18に沿い、蒸気導管出口20を通って蒸気散布室9に流入し、蒸気孔22を通って蒸気散布室9から流れ出し、プレスされる衣類に至る。
流れ安定化素子24は、蒸気通路内で発生するノイズレベルを最小限に抑えるものであると上で説明したが、蒸気発生器アイロンの使用時の騒音レベルを増加させることなく、よりコンパクトな又は複雑な構成を形成するために、蒸気発生器アイロンの蒸気通路内に1つ以上の流れ安定化素子を実装してもよいことが分かる。流れ安定化素子には、流体通路に沿った蒸気の流れを安定化させることにより、流体通路内の流れ抵抗を低減させる効果もある。
上記の構成では、主要なノイズ源が、蒸気出口の自由端周辺の流れの遷移箇所にあり、流れ安定化素子24が、サイクロン室13と蒸気出口16との遷移箇所及び蒸気出口16と蒸気導管18との遷移箇所に固定された状態で配置されていることが分かる。しかしながら、流れ安定化素子24が蒸気通路に沿った1つ以上の代替的な遷移点に配置されて、蒸気通路のそのような1つ以上の位置で流れを安定化させ、発生するノイズを抑え得ることが分かる。
特に、図4及び図5を参照して上述したように、乱流又は渦は、流路の一部位の形状構成と、流路の別の部位の別の形状構成との遷移箇所、例えば、流体通路内の屈曲部、流体通路の直径の遷移箇所、チャンバと流体流路との遷移箇所又は回転流から直線流への遷移箇所で生じる。
流体通路の第1の部位33と、流体通路の第2の部位34との間の流路の遷移箇所の例を、図6及び図7に示す。この構成では、流体通路の第2の部位34が、流体通路の第1の部位33の反対方向に伸びるように、流体通路がコーナー部周辺に延在している。図7に示す構成では、流れ安定化素子35が第1の部位33と第2の部位34との遷移箇所に配置されているのに対して、図6に示す構成は説明のみを目的としており、流れ安定化素子が配置されてない。
流れ安定化素子35が不在の場合、流体通路の第1の部位33と第2の部位34との遷移箇所を形成するコーナー部で渦及び/又は乱流が形成される。しかしながら、流れ安定化素子35が第1の部位33と第2の部位34との遷移箇所に配置されると、流れ安定化素子が流れを安定化させるよう作用するため、乱流や渦等の流れの不具合の発生が最小限に抑えられる。そのため、第1の部位と第2の部位との遷移箇所で発生するノイズレベルが最小限に抑えられ、蒸気発生器アイロンの動作時の全体的な騒音レベルが最小限に抑えられる。流れ安定化素子35には、流体通路に沿った蒸気の流れを安定化させることにより、流体通路内の流れ抵抗を低減させる効果もある。
図7では、第1の部位から第2の部位への遷移箇所に流れ安定化素子が配置されるような形で、流れ安定化素子が第2の部位内に示されているが、流れ安定化素子は、第1の部位から第2の部位への遷移箇所に配置されるような形で、代替的に第1の部位内に配置されるか又は第1もしくは第2の部位から他の部位に延びていることが分かる。
流体通路の第1の部位36と、流体通路の第2の部位37との間の流路の遷移箇所の別の例を図8及び図9に示す。この構成では、流体通路の第2の部位37の直径が、流体通路の第1の部位36の直径よりも大きい。図9に示す構成では、流れ安定化素子38が第1の部位36と第2の部位37との遷移箇所に配置されているのに対して、図8に示す構成は説明のみを目的としており流れ安定化素子が配置されてない。
流れ安定化素子38が不在の場合、流体通路の第1の部位36と第2の部位37との遷移箇所で渦及び/又は乱流が形成される。しかしながら、流れ安定化素子38が、第2の部位37において、第1の部位36と第2の部位37との遷移箇所に配置されていると、流れ安定化素子が流れを安定化させるよう作用するため、乱流や渦等の流れの不具合の発生が最小限に抑えられる。そのため、第1の部位と第2の部位との遷移箇所で発生するノイズレベルが最小限に抑えられ、蒸気発生器アイロンの動作時の全体的な騒音レベルが最小限に抑えられる。流れ安定化素子38には、流体通路に沿った蒸気の流れを安定化させることにより、流体通路内の流れ抵抗を低減させる効果もある。
上記の実施形態では、受水室及び蒸気発生部が、蒸気発生器アイロンの蒸気発生器アイロンヘッド部内に配置されている。しかしながら、上記の構成は、加圧蒸気流(pressurised steam flow)を提供する代替システム、例えば蒸気システムアイロンでも使用され得ることが分かる。
蒸気システムアイロン(図示せず)は、蒸気発生部が配置されるベース部と、該ベース部とは別の蒸気発生器アイロンヘッド部とを含み、該ベース部と該蒸気発生器アイロンヘッド部とが、可塑性のホースにより接続されている。蒸気発生器アイロンヘッド部はユーザーによって把持され、該蒸気発生器アイロンヘッド部は、衣類の生地に押し当てられるソールプレートを有する。蒸気発生器アイロンヘッド部の構成は、先述の実施形態で説明した蒸気発生器アイロンヘッド部の構成と同様なので、その詳細な説明はここでは省略する。しかしながら、本実施形態では、蒸気発生室を含む蒸気発生部は、ヘッド部から独立したベース部内に配置されている。ベース部内で生成された蒸気は、可塑性のホースを介して蒸気発生器アイロンヘッド部に供給され、ベース部内の蒸気発生部により生成された蒸気は、ホースに沿って流れ、本体部に至る。そして、蒸気は、ソールプレートに開いた蒸気孔を介して蒸気発生器アイロンヘッド部から放出される。
同様に、冷水システムアイロン(図示せず)では、受水室がベース部内に配置され、該ベース部から独立した蒸気発生器アイロンヘッド部が、可塑性のホースによってベース部に接続されている。蒸気発生器アイロンヘッド部はユーザーによって把持され、ソールプレートは衣類の生地に押し当てられる。蒸気発生器アイロンヘッド部の構成は、先述の実施形態で説明した蒸気発生器アイロンヘッド部の構成と同様なので、その詳細な説明はここでは省略する。しかしながら、本実施形態では、可塑性のホースを介して、ベース部内の受水室から蒸気発生器アイロンヘッド部に水が供給され、そしてその水が、蒸気発生器アイロンヘッド部内の蒸気発生部によって蒸気に変換されて、ソールプレートに開いた蒸気孔を介して本体部から放出される。
「含む(comprising)」という用語は、他の要素又は工程を排除するものではなく、また不定冠詞「a」又は「an」は、複数を排除するものではなことが分かる。単一の処理装置によって、請求項に記載のいくつかの事項の機能が充足され得る。互いに異なる従属項に特定の手段が記載されているとしても、それは、該手段を組み合わせて有利に用いることができないということを意味しない。請求項内のいずれの参照符号も、請求項の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
本願では、特徴の特定の組み合わせに対して請求項が策定されているが、本発明の開示の範囲には、それがいずれかの請求項で現在クレームされているものと同一の発明に関するかどうか、また、親発明が軽減するものと同一の技術的課題のうちの任意のもの又は全てを緩和するかどうかに関わらず、本明細書で明確に又は暗示的に開示されている任意の新規特徴もしくは新規特徴の任意の組み合わせ又はその一般化されたものも含まれると理解すべきである。出願人は、そのような特徴及び/又はその組み合わせに対する新たな請求項を、本願又は本願から派生するさらなる出願の手続き中に策定し得ることをここに通知する。

Claims (13)

  1. 第1の部位と、該第1の部位から伸び、該第1の部位とは異なる形状構成を有するように構成された第2の部位とを有する、蒸気が流れる蒸気通路を含み、
    前記蒸気通路は、前記蒸気通路の前記第2の部位が前記第1の部位と反対方向に伸びるようにコーナー部周辺に延在し、前記蒸気通路の前記第1の部位から前記第2の部位への遷移箇所に、渦及び/又は乱流を最小限に抑える流れ安定化素子が配置され、
    前記蒸気通路は、前記第2の部位から伸びる第3の部位を含み、前記流れ安定化素子は、前記蒸気通路の前記第2の部位から前記第3の部位への遷移箇所に向かって伸びる、蒸気発生器アイロン。
  2. 前記第1の部位はサイクロン室を規定し、前記第1の部位は、該サイクロン室内で蒸気及び水の回転流を発生させるように構成されている、請求項1に記載の蒸気発生器アイロン。
  3. 前記流れ安定化素子は前記第1の部位内に伸びている、請求項1に記載の蒸気発生器アイロン。
  4. 前記流れ安定化素子はメッシュ又は発泡体で構成されている、請求項1に記載の蒸気発生器アイロン。
  5. 前記流れ安定化素子は絡み合った金属ワイヤーメッシュで構成されている、請求項4に記載の蒸気発生器アイロン。
  6. 前記絡み合ったワイヤーメッシュは、直径が0.01mm〜2mmのワイヤーで構成されている、請求項5に記載の蒸気発生器アイロン。
  7. 前記絡み合ったワイヤーメッシュは、充填密度が5%〜80%のワイヤーで構成されている、請求項6に記載の蒸気発生器アイロン。
  8. 前記蒸気通路の第2の部位の直径は前記第1の部位の直径よりも小さい、請求項1に記載の蒸気発生器アイロン。
  9. 前記蒸気通路の第2の部位の縦軸の向きは、前記蒸気通路の第1の部位の縦軸の向きとは異なる、請求項1に記載の蒸気発生器アイロン。
  10. 前記第2の部位は前記第1の部位の側壁から伸びている、請求項9に記載の蒸気発生器アイロン。
  11. 前記第2の部位は管状部を含み、該管状部の自由端は、前記第1の部位内に形成された流路内に突出し、前記第1の部位から前記2の部位への遷移箇所は、当該管状部の自由端に形成されている、請求項1に記載の蒸気発生器アイロン。
  12. ヘッド部とベース部とをさらに含み、前記蒸気通路は該ヘッド部内に配置され、受水室及び/又は蒸気発生部が該ベース部内に配置され、水及び/又は蒸気がホースを介して当該ベース部から当該ヘッド部に供給される、請求項1乃至11のいずれかに記載の蒸気発生器アイロン。
  13. 蒸気発生器アイロン用の挿入体であって、
    気発生器アイロンの蒸気通路内に配置されるように構成され、且つ少なくとも1つの蒸気流路が形成された流れ安定化素子を含み、前記蒸気通路が、第1の部位と、該第1の部位から伸びる第2の部位とを有し、
    当該挿入体が前記蒸気通路内に配置されるとき、前記蒸気通路は、前記蒸気通路の前記第2の部位が、前記第1の部位と反対方向に伸びるようにコーナー部周辺に延在し、前記流れ安定化素子が、前記蒸気通路の前記第1の部位から前記第2の部位への遷移箇所に配置されて渦及び/又は乱流を最小限に抑えることにより、前記蒸気通路に沿った蒸気の流れを安定化し、
    前記蒸気通路は、前記第2の部位から伸びる第3の部位を含み、前記流れ安定化素子は、前記蒸気通路の前記第2の部位から前記第3の部位への遷移箇所に向かって伸びる、挿入体。
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