JP6196174B2 - 携帯端末、表示方法及び表示プログラム - Google Patents

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本発明は、タッチパネルを備えた携帯端末に関する。
いわゆるスマートフォンのように、タッチパネルを備えた携帯端末では、ユーザフレンドリの観点から、携帯端末のユーザによる持ち手に応じて、ソフトウェアキーボードをユーザが入力し易い位置に変更して表示することが行われている。持ち手を判断する技術として、特許文献1には、タッチパネルに対してユーザが入力するスライド操作の軌跡を検出し、その軌跡に基づいて持ち手を判断する技術が開示されている。
特開2013−80999号公報
しかしながら、持ち手の判断に特許文献1の技術を用いた場合、ユーザが携帯端末を把持してから、ユーザがタッチパネルに対して持ち手を特定できるような軌跡を描く入力を行うまでは、持ち手に応じた表示位置にソフトウェアキーボードを表示できないという問題がある。このため、例えばユーザにより携帯端末が右手から左手へと、また左手から右手へと持ち替えられた場合に、ソフトウェアキーボードを表示する位置を持ち手の変化に追随して変更することはできない。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、ユーザにより筐体が把持された場合に持ち手(把持の形態)を即時判断し、持ち手に応じた位置に表示物を表示することができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る携帯端末は、表示部を有し、筐体を構成する1対の対向する側壁のうち、一方の側壁近傍の筐体内に第1のアンテナが配され、他方の側壁近傍の筐体内に第2のアンテナが配された携帯端末であって、前記第1及び第2のアンテナそれぞれの反射係数を測定する反射係数測定部と、前記反射係数測定部により測定された反射係数がそれぞれ閾値以上であるか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果に基づいて、前記表示部に表示する表示物の表示位置を切り替える表示処理部とを備える。
ここで、判断部及び表示処理部は、一例として、プロセッサ及びメモリを含んで構成される制御部の一機能として実現される。
上述の構成により、本発明に係る携帯端末は、ユーザが側壁近傍を把持した場合に反射係数が変化することから、この反射係数を測定することでユーザによる筐体の把持の有無に応じた表示位置に表示物を表示することができる。
本発明の一実施の形態に係る携帯端末の一例を示す分解斜視図 図1に示される、凹部にアンテナが配された筐体の上面図 (a)携帯端末を背面からみた図であり、右手把持操作の場合のユーザによる筐体の把持位置と、アンテナの位置との関係の一例を示す図、(b)携帯端末を背面からみた図であり、左手把持操作の場合のユーザによる筐体の把持位置と、アンテナの位置との関係の一例を示す図、(c)携帯端末を背面からみた図であり、両手使用操作(一例として左手把持、右手操作)がされる際のユーザによる筐体の把持位置と、アンテナの位置との関係の一例を示す図 実施の形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図 (a)右手把持操作に対応する、ソフトウェアキーボードが表示画面(表示画像)の右辺に寄せて表示される画像の一例を示す図、(b)左手把持操作に対応する、ソフトウェアキーボードが表示画面の左辺に寄せて表示される画像の一例を示す図、(c)両手使用操作に対応する、ソフトウェアキーボードが表示画面の左辺及び右辺のいずれにも寄せられずに表示される画像の一例を示す図 (a)右手把持操作による文字入力の一例を示す図、(b)左手把持操作による文字入力の一例を示す図、(c)両手使用操作(一例として左手把持、右手操作)による文字入力の一例を示す図 文字入力画像対応表の一例を示す図 反射係数の実測結果の一例を示す図 文字入力画像表示制御の手順の一例を示すフローチャート (a)本発明の一変形例に係る、着信があった場合に、ユーザにより筐体の把持がされてない場合の携帯端末の、表示部における表示の状態を模式的に示す図、(b)本発明の一変形例に係る、ユーザにより筐体の把持がされている場合の携帯端末の、表示部における表示の状態を模式的に示す図 変形例に係る着信時表示制御の手順の一例を示すフローチャート 本発明の一変形例に係る、凹部にアンテナが配された筐体の上面図 本発明の一変形例に係る、携帯端末の機能構成を示すブロック図 本発明の一変形例に係る、凹部にアンテナが配された筐体の上面図
<1.実施の形態>
<1.1.概要>
以下、本発明の一実施の形態に係る携帯端末1について図面を参照しながら説明する。携帯端末1は、図1に示すように、タッチパネル11が筐体10の開口を閉塞する状態で固着されることにより形成される空間内に、バッテリ22及び回路基板23が嵌め込まれたフレーム21を収容して成る。
タッチパネル11は、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイの表示領域を覆うように貼付されたタッチパッドとから成る。フレーム21は、樹脂を用いて形成されており、バッテリ22及び回路基板23を保持する機能を有する。バッテリ22は、リチウムイオン電池で構成され、液晶ディスプレイ、タッチパネル、回路基板23に配される回路素子など給電が必要な各部材、部品への給電を行う。回路基板23は、樹脂を用いて形成された基板に金属配線パタンが形成されたプリント基板である。回路基板23上には、プロセッサ、無線通信を行う通信モジュール等の集積回路、カメラ用の撮像素子、振動モータ、反射係数測定IC(Integrated Circuit)、メモリ、コンデンサ、コイルなどの電子部品群が配されている。
筐体10は、プラスチック樹脂で形成され、図2に示すように、最大面積を有する平板部ASP0の外周に沿って側壁(ASP1〜ASP4)が起立して成る。平板部ASP0の筐体内部側の面上には、側壁ASP3に沿ってアンテナ13が形成され、側壁ASP3に対向する側壁ASP4に沿ってアンテナ14が形成されている。ユーザは、携帯端末1(特に筐体10)を把持してタッチパネル11を操作するのであるが、この把持及び操作の形態(以下「把持操作形態」という。)には、右手把持操作、左手把持操作、及び両手使用操作の3種類がある。以下に、3種類の把持操作形態それぞれについて説明する。 ここで、携帯端末1をユーザがタッチパネル11により構成されている面(以下「第1面」という。)側から見たときに、側壁ASP1、ASP2、ASP3、及びASP4がそれぞれ上側、下側、左側及び右側となるような姿勢(以下「基本姿勢」という。)で携帯端末1が使用されることを想定して、各形態について説明する。
(a)右手把持操作
右手把持操作は、ユーザが携帯端末1の把持と操作を右手で行う形態である。右手把持操作の場合、ユーザは、一例として図6(a)に示すように、携帯端末1のASP4付近を右手で把持し、右手の親指でタッチパネル11を操作する。右手把持操作がなされているときには、図3(a)に示すように、携帯端末1をASP0により構成されている面(以下「第2面」という。)側から見るとアンテナ14の少なくとも一部がユーザの右手によって覆われている。一方、アンテナ13は覆われていない。
(b)左手把持操作
左手把持操作は、ユーザが携帯端末1の把持と操作を左手で行う形態である。左手把持操作の場合、ユ―ザは、一例として図6(b)に示すように、携帯端末1のASP3付近を左手で把持し、左手の親指でタッチパネル11を操作する。左手把持操作がなされているときには、図3(b)に示すように、携帯端末1を第2面の側から見るとアンテナ13の少なくとも一部がユーザの左手によって覆われている。一方、アンテナ14は覆われていない。
(c)両手使用操作
両手使用操作は、携帯端末1の把持と操作を両手で行う形態である。両手使用操作の場合、ユーザは、(i)携帯端末1を一方の手(一例として左手)で、ASP3付近及びASP4付近の双方を把持し、他方の手(一例として右手)の人差し指でタッチパネル11を操作するか、又は、(ii)携帯端末1のASP4付近を右手で把持し、ASP3付近を左手で把持し、少なくとも一方の手の親指でタッチパネル11を操作する。両手使用操作がなされているときには、一例として図6(c)に示すように、携帯端末1を第2面の側から見るとアンテナ13の少なくとも一部、アンテナ14の少なくとも一部の双方がユーザの手によって覆われる。
ここで、アンテナ(13、14)がユーザの手で覆われると、覆われたアンテナと人体とが容量的に結合するなどの理由により、覆われたアンテナの共振周波数にずれが生じて、覆われたアンテナの反射係数が増加する。ここで、反射係数は、アンテナに入力される進行波の大きさと、共振周波数がずれることでアンテナから反射される反射波の大きさとの比である。携帯端末1では、各アンテナの反射係数を測定し、その反射係数を用いてユーザによる筐体の持ち方を判断し、特定した持ち方に応じた処理を行うことでユーザの利便性向上を図っている。
<1.2.構成>
携帯端末1は、機能構成としては、図4に示すように、表示部12、アンテナ13、アンテナ14、送受信部401、サーキュレータ402、反射係数測定部403、双方向性結合器404、送受信部411、サーキュレータ412、反射係数測定部413、双方向性結合器414、制御部421、入力部431、記憶部432、及び報知部433を含んで構成される。
表示部12は、上述の液晶ディスプレイで実現され、画像等を表示領域に表示する機能を有する。また、表示部12は、液晶ディスプレイのバックライトをオンする機能、オフする機能を有する。バックライトをオンにするかオフにするかは、制御部421により指示される。
入力部431は、上述のタッチパッドで実現され、静電容量の変化によってユーザによる接触操作を検知し、接触操作を表す検出信号を制御部421に出力する機能を有する。入力部431は、ユーザが、液晶ディスプレイに表示されたカーソルを移動させ、又はアイコン等の表示物を選択するなどの指示を入力するのに用いられる。
アンテナ13は、所定の周波数帯(一例として800MHz帯)の電波を用いた無線通信を行うための平板状のアンテナである。アンテナ13の電気長は、無線通信に用いる電波の1/4波長となっている。アンテナ13は、携帯端末1がユーザによって右手把持操作又は両手使用操作がされた場合に、アンテナ13の少なくとも一部がユーザの右手で覆われることで反射係数が変化する位置(図2参照)に配されている。
アンテナ14は、所定の周波数帯(一例として2GHz帯)の電波を用いた無線通信を行うための平板状のアンテナである。アンテナ14の電気長は、無線通信に用いる電波の1/4波長となっている。アンテナ14は、携帯端末1がユーザによって左手把持操作又は両手使用操作された場合に、アンテナ14の少なくとも一部がユーザの左手で覆われることで反射係数が変化する位置(図2参照)に配されている。
送受信部401は、無線通信用のLSIで実現されており、基地局やアクセスポイントなどの通信相手と、アンテナ13を用いて無線通信する機能を有する。送受信部401は、周波数帯として800MHz帯を用いて無線通信を行う。送受信部401は、信号送信端子(TX1)と、信号受信端子(RX1)とを備える。送受信部401は、制御部421から送信データを含む送信指示を受け取った場合、受け取った送信データに基づき搬送波を変調することで送信信号を生成する。そして、送受信部401は、生成した送信信号をTX1から出力する。また、送受信部401は、アンテナ13により受信され、RX1に入力される受信信号を受け取った場合、受け取った受信信号を復調することで受信データを復元し、復元した受信データを制御部421に出力する。
また、送受信部401は、搬送波出力機能を有する。送受信部401は、搬送波出力機能に係る処理として、制御部421から反射係数計測開始指示を受信した場合に、反射係数を計測するための進行波として、800MHz帯の搬送波を所定の搬送波送出期間の間、TX1から出力する。反射係数計測停止指示を受信した場合、TX1からの搬送波の出力を停止する。搬送波送出期間は、反射係数測定部403により反射係数の計測が可能な長さであれば足りる。搬送波送出期間は、一例として、搬送波10周期分の長さである。
また、搬送波出力機能を実行する際に用いる搬送波の電力は、反射係数測定部403により反射係数が計測できる程度であれば足り、基地局やアクセスポイントなどの通信相手と通信する場合に用いる搬送波の電力と比べて非常に小さい(例えば1/10程度)ものでよい。反射係数の測定には、通信時よりも小さい電力しか必要としないので電力消費を抑制することができる。
また、送受信部401は、アンテナ13が受信する受信信号のRSSI(受信信号強度)を測定する機能を有する。
サーキュレータ402は、3つのポート(PA1、PB1、PC1)を有するサーキュレータ素子で実現されている。サーキュレータ402は、あるポートに入力される信号を、特定のポートにのみ通過させる。具体的には、サーキュレータ402は、PA1に入力された信号をPB1のみに出力し、PB1に入力された信号をPC1のみに出力し、PC1に入力された信号をPA1のみに出力する。
PA1は、図4に示すように、双方向性結合器404のOP1と接続される。PB1は、アンテナ13と接続される。PC1は、送受信部401の受信信号入力端子(RX1)と接続される。サーキュレータ402は、原則、PB1からPA1へ、PC1からPB1へ、PA1からPC1への信号はいずれも通過させないが、アンテナ13で生じる反射波についてはPB1、PA1を通って出力される。
反射係数を測定する場合に送受信部401のTX1から出力される進行波は、双方向性結合器404を介してPA1に入力される。PA1に入力された進行波は、PB1からアンテナ13へと出力される。アンテナ13に入力された進行波に対して反射波が生じた場合、その反射波に関してはPB1、PA1を介して双方向性結合器404のOP1に出力される。
反射係数測定部403は、反射係数を測定する機能を有する反射係数測定ICで実現されている。反射係数測定部403は、進行波入力端子(INF1)と反射波入力端子(INR1)とを有する。INF1には、双方向性結合器404のCP1から出力される進行波が入力される。また、INR1には、双方向性結合器404のCP2から出力される、アンテナ13からの反射波が入力される。ここで、双方向性結合器404のCP1から出力される信号は、実際には、後述するように、進行波そのものではなく、進行波の一定割合(一例として、100分の1)の大きさの信号である。また、双方向性結合器404のCP2から出力される信号についても、反射波そのものではなく、反射波の一定割合(一例として、100分の1)の大きさの信号である。しかしながら、本明細書では、便宜上、特にこれらを区別する必要がある場合を除き、反射係数測定部403に入力される、進行波の一定割合の大きさの信号についても「進行波」と表現し、反射係数測定部403に入力される、反射波の一定割合の大きさの信号についても「反射波」と表現する。
反射係数測定部403は、制御部421から反射係数測定指示を受け取ると、INF1から入力される進行波の電圧の実効値(Vf1)を所定の計測期間の間、計測する。また、INR1から入力される反射波の電圧の実効値(Vr1)を所定の期間、計測する。そして、反射係数測定部403は、Vf1及びVr1を用いてアンテナ13の反射係数RE1(=Vf1/Vr1)を算出し、算出した反射係数RE1を制御部421に出力する。なお、反射係数測定部403は、送受信部401から送出された進行波がINF1に入力されており、進行波に対する反射波がINR1に入力されている期間内に反射係数を計測する。
双方向性結合器404は、4つのポート(IP1、OP1、CP1、CP2)を有する双方向性結合器である。双方向性結合器404は、IP1に入力される信号をOP1から出力するとともに、一定の割合でCP1からも出力する機能を有する。また、双方向性結合器404は、OP1に入力される信号を、IP1から出力するとともに一定の割合でCP2からも出力する機能を有する。ここで一定の割合は、一例として100分の1とする。IP1はTX1に接続され、OP1はPA1に接続され、CP1はINF1に接続され、CP2はINR1に接続されている。
送受信部411は、無線通信用のLSIで実現されており、基地局やアクセスポイントなどの通信相手と、アンテナ14を用いて無線通信する機能を有する。送受信部411は、周波数帯として2GHz帯を用いて無線通信を行う。送受信部411は、信号送信端子(TX2)と信号受信端子(RX2)とを備える。送受信部411は、制御部421から送信データを含む送信指示を受け取った場合、受け取った送信データに基づき搬送波を変調することで送信信号を生成する。そして、送受信部411は、生成した送信信号をTX2から出力する。また、送受信部411は、アンテナ14により受信され、RX2に入力される受信信号を受け取った場合、受け取った受信信号を復調することで受信データを復元し、復元した受信データを制御部421に出力する。
また、送受信部411は、搬送波出力機能を有する。送受信部411は、搬送波出力機能に係る処理として、制御部421から反射係数計測開始指示を受信した場合に、反射係数を計測するための進行波として、2GHz帯の搬送波を所定の搬送波送出期間の間、TX2から出力する。反射係数計測停止指示を受信した場合、TX2からの搬送波の出力を停止する。搬送波送出期間は、反射係数測定部413により反射係数の計測が可能な長さであれば足りる。搬送波送出期間は、一例として、搬送波10周期分の長さである。また、搬送波出力機能を実行する際に用いる搬送波の電力は、反射係数測定部413により反射係数が計測できる程度であれば足り、基地局やアクセスポイントなどの通信相手と通信する場合に用いる搬送波の電力と比べて非常に小さいもの(例えば1/10程度)でよい。反射係数の測定には、通信時よりも小さい電力しか必要としないので電力消費を抑制することができる。
また、送受信部411は、アンテナ14が受信する受信信号のRSSIを測定する機能を有する。
サーキュレータ412は、3つのポート(PA2、PB2、PC2)を有するサーキュレータ素子で実現されている。サーキュレータ412は、あるポートに入力される信号を、特定のポートにのみ通過させる。具体的には、サーキュレータ412は、PA2に入力された信号をPB2のみに出力し、PB2に入力された信号をPC2のみに出力し、PC2に入力された信号をPA2のみに出力する。
PA2は、図4に示すように、双方向性結合器414のOP2と接続される。PB2は、アンテナ14と接続される。PC2は、送受信部411の受信信号入力端子(RX2)と接続される。サーキュレータ412は、原則、PB2からPA2へ、PC2からPB2へ、PA2からPC2への信号はいずれも通過させないが、アンテナ14で生じる反射波についてはPB2、PA2を通って出力される。
反射係数を測定する場合に送受信部411のTX2から出力される進行波は、双方向性結合器414を介してPA2に入力される。PA2に入力された進行波は、PB2からアンテナ14へと出力される。アンテナ14に入力された進行波に対して反射波が生じた場合、その反射波に関してはPB2、PA2を介して双方向性結合器414のOP1に出力される。
反射係数測定部413は、反射係数を測定する機能を有する反射係数測定ICで実現されている。反射係数測定部413は、進行波入力端子(INF2)と反射波入力端子(INR2)とを有する。INF2には、双方向性結合器414のCP3から出力される進行波が入力される。また、INR2には、双方向性結合器414のCP4から出力される、アンテナ14からの反射波が入力される。ここで、双方向性結合器414のCP3から出力される信号は、実際には、後述するように、進行波そのものではなく、進行波の一定割合(一例として、100分の1)の大きさの信号である。また、双方向性結合器414のCP4から出力される信号についても、反射波そのものではなく、反射波の一定割合(一例として、100分の1)の大きさの信号である。しかしながら、本明細書では、便宜上、特にこれらを区別する必要がある場合を除き、反射係数測定部413に入力される、進行波の一定割合の大きさの信号についても「進行波」と表現し、反射係数測定部413に入力される、反射波の一定割合の大きさの信号についても「反射波」と表現する。
反射係数測定部413は、制御部421から反射係数測定指示を受け取ると、INF2から入力される進行波の電圧の実効値(Vf2)を所定の計測期間の間、計測する。また、INR2から入力される反射波の電圧の実効値(Vr2)を所定の期間、計測する。そして、反射係数測定部413は、Vf2及びVr2を用いてアンテナ14の反射係数RE2(=Vf2/Vr2)を算出し、算出した反射係数RE2を制御部421に出力する。なお、反射係数測定部413は、送受信部411から送出された進行波がINF2に入力されており、進行波に対する反射波がINR2に入力されている期間内に反射係数を計測する。
双方向性結合器414は、4つのポート(IP2、OP2、CP3、CP4)を有する双方向性結合器である。双方向性結合器414は、IP2に入力される信号を、OP2から出力するとともに一定の割合でCP3からも出力する機能を有する。また、双方向性結合器414は、OP2に入力される信号を、IP2から出力するとともに一定の割合でCP4からも出力する機能を有する。ここで一定の割合は、一例として100分の1とする。IP2はTX2に接続され、OP2はPA2に接続され、CP3はINF2に接続され、CP4はINR2に接続されている。
記憶部432は、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)などの不揮発性メモリで実現され、データを保持する機能を有する。記憶部432は、携帯端末1が動作するのに必要な情報を保持する。記憶部432は、一例として、アドレス帳情報、表示部12に表示する画像を生成するためのデータ、及び文字入力画像対応表などを保持する。
アドレス帳情報は、電話番号と名前とを対応づけて記載している情報である。
画像を生成するためのデータは、ソフトウェアキーボード画像501(図5(a)〜(c)参照)など、フレーム画像の一部を構成するオブジェクトを含む。
文字入力画像対応表は、図7に示すように、把持操作形態と、その把持操作形態に対応する、表示部12に表示すべき文字入力画像との対応を示す表である。文字入力画像対応表において、把持操作形態は、変数LHと変数RHとの組(LH,RH)で表されている。変数LHは、ユーザの左手で筐体10が覆われているか否かを表している。変数LHの値が1の場合、ユーザの左手で筐体10が覆われていることを示す。変数LHの値が0の場合、ユーザの左手で筐体10が覆われていないことを示す。また、変数RHは、ユーザの右手で筐体10が覆われているか否かを表している。変数RHの値が1の場合、ユーザの右手で筐体10が覆われていることを示す。変数RHの値が0の場合、ユーザの右手で筐体10が覆われていないことを示す。
(LH,RH)が(0,1)である場合、右手把持操作を表す。(0,1)に対応付けられている文字入力画像は、図5(a)に示すR画像511である。R画像511は、右手把持操作の場合にユーザが右手の親指で文字入力をし易いように、文字入力をする際にタッチされるソフトウェアキーボード画像501を、R画像511の右手に近い辺(筐体10におけるASP4側に対応)に寄せたフレーム画像である。
(LH,RH)が(1,0)である場合、左手把持操作を表す。(1,0)に対応付けられている文字入力画像は、図5(b)に示すL画像512である。L画像512は、左手把持操作の場合にユーザが左手の親指で文字入力をし易いように、ソフトウェアキーボード画像501をL画像512の左手に近い辺(筐体10におけるASP3側に対応)に寄せたフレーム画像である。
(LH,RH)が(1,1)である場合、両手使用操作を表す。(1,1)に対応付けられている文字入力画像は、図5(c)に示すB画像513である。B画像513では、両手使用操作の場合にユーザが文字入力し易いように、ソフトウェアキーボード画像501をB画像の中央下部に配置したフレーム画像である。
(LH,RH)が(0,0)である場合、ユーザにより携帯端末1が把持されていない状態を表す。(0,0)には、デフォルトの文字入力画像としてのB画像513が対応付けられている。
報知部433は、振動モータで構成されており、制御部421から振動指示を受けた場合に振動するバイブレーション機能を有する。報知部433がバイブレーション機能を実行することで携帯端末1全体が振動する。バイブレーション機能は、ユーザに対し、着信が発生していることなどを報知するために用いられる。
タイマ部434は、リアルタイムクロックICで構成され、時刻、時間を計測する機能を有する。
制御部421は、プロセッサ及びメモリを含んで構成されており、携帯端末1の全体動作を制御する機能を有する。ここで、制御部421の有する各機能は、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。制御部421は、主要な機能として、反射係数取得機能、把持状態判断機能、及び表示処理機能を有する。以下、各機能について説明する。
(a)反射係数取得機能
反射係数取得機能は、アンテナ13の反射係数RE1、及びアンテナ14の反射係数RE2を取得する機能である。制御部421は、RE1及びRE2を取得するために、送受信部401、送受信部411、反射係数測定部403、及び反射係数測定部413を制御する(図9のステップS903、及びステップS904)。
(b)把持状態判断機能
把持状態判断機能は、RE1及びRE2に基づき、ユーザにより筐体が把持されているか否かの判断、把持されている場合には把持操作形態を判断する機能である(図9のステップS902、ステップS904〜ステップS906、ステップS908〜ステップS915)。
(c)表示処理機能
表示処理機能は、把持状態判断機能により判断された結果に応じて、文字入力画像等の画像を生成し、表示部12に表示させる機能である(図9のステップS913〜S915)。
<1.3.制御部421が用いる閾値についての検討>
図8は、携帯端末1について、筐体が把持されている(アンテナが人体に覆われている)ときと、筐体が把持されていないときの、アンテナの反射係数を実測した結果を示す。
アンテナが用いる電波の周波数が800MHzの場合、筐体が把持されていないときの反射係数は0.26である。筐体が把持されると反射係数は、0.74に上昇する。閾値TH1は、把持有り時の反射係数と、把持無し時の反射係数の中間値である0.5を用いている。
アンテナが用いる電波の周波数が2GHzの場合、筐体が把持されていないときの反射係数は0.07である。筐体が把持されると反射係数は、0.42に上昇する。閾値TH2としては、把持有り時の反射係数と、把持無し時の反射係数の中間値である0.25を用いている。以上のように、アンテナの反射係数は、アンテナが使用する周波数帯毎に異なるので、閾値についても周波数帯ごとに異なる値を用いることとしている。
<1.4.動作>
以上のように構成された携帯端末1が実行する文字入力画像表示処理について説明する。
まず、ステップS901において、ユーザは、入力部431を用いて、文字入力画像の表示指示を入力する。文字入力画像の表示指示は、例えば、表示部12に表示されている、文字入力の開始を指示するアイコンをユーザがタッチすることで行う。入力部431は、文字入力の開始を指示するアイコンがタッチされたことを検出すると、検出信号として、文字入力画像表示指示を制御部421に出力する。制御部421は、文字入力画像表示指示を取得する。
ステップS902において、制御部421は、変数LH、RHを値0で初期化する。変数LHは、値が1の場合に、ユーザの手によりASP3の少なくとも一部が覆われるよう把持されていることを示し、値が0の場合には、ユーザによりASP3付近が把持されていないことを示す。また変数RHは、値が1の場合に、ユーザの手によりASP4の少なくとも一部が覆われるよう把持されていることを示し、値が0の場合には、ユーザによりASP4付近が把持されていないことを示す。
ステップS903において、制御部421は、送受信部401、反射係数測定部403、送受信部411、及び反射係数測定部413に対し、反射係数計測開始指示を送信する。
送受信部401は、反射係数計測開始指示を受け取ると、搬送波出力機能により、TX1から搬送波を進行波として出力する。進行波は、双方向性結合器404のIP1、OP1を通ってサーキュレータ402のPA1に入力されて、PB1からアンテナ13へと出力される。また、進行波は、双方向性結合器404のIP1、CP1を通って反射係数測定部403のINF1に入力される。アンテナ13において、その進行波に対する反射波が発生した場合、反射波は、PB1、PA1を介して双方向性結合器404のOP1に出力される。PA1から出力された反射波は、双方向性結合器404のOP1、CP2を通って反射係数測定部403のINR1に入力される。反射係数測定部403は、INF1から入力される進行波の電圧の実効値(Vf1)を計測する。また、反射係数測定部403は、INR1から入力される反射波の電圧の実効値(Vr1)を計測する。そして、反射係数測定部403は、Vf1及びVr1を用いてアンテナ13の反射係数RE1を算出し、算出した反射係数RE1を制御部421に出力する。
ステップS904において、制御部421は、反射係数測定部403が出力した反射係数RE1を受け取る。制御部421は、受け取った反射係数RE1が、第1閾値(TH1)以上であるか否かを判定する。制御部421は、反射係数RE1がTH1以上であると判断した場合(ステップS904でYES)、変数lhに1を代入する(ステップS905)。また、制御部421は、反射係数RE1がTH1未満であると判断した場合(ステップS904でNO)、変数lhに0を代入する(ステップS906)。
ステップS907において、送受信部411は、反射係数計測開始指示を受け取ると、搬送波出力機能により、TX2から搬送波を進行波として出力する。進行波は、双方向性結合器414のIP2、OP2を通ってサーキュレータ412のPA2に入力されて、PB2からアンテナ14へと出力される。また、進行波は、双方向性結合器414のIP2、CP3を通って反射係数測定部413のINF2に入力される。アンテナ14において、その進行波に対する反射波が発生した場合、反射波は、PB2、PA2を介して双方向性結合器414のOP2に出力される。PA2から出力された反射波は、双方向性結合器414のOP2、CP4を通って反射係数測定部413のINR2に入力される。反射係数測定部413は、INF2から入力される進行波の電圧の実効値(Vf2)を計測する。また、反射係数測定部413は、INR2から入力される反射波の電圧の実効値(Vr2)を計測する。そして、反射係数測定部413は、Vf2及びVr2を用いてアンテナ13の反射係数RE2を算出し、算出した反射係数RE2を制御部421に出力する。
ステップS908において、制御部421は、反射係数測定部413が出力した反射係数RE2を受け取る。制御部421は、受け取った反射係数RE2が、第2閾値(TH2)以上であるか否かを判定する。制御部421は、反射係数RE2がTH2以上であると判断した場合(ステップS908でYES)、変数rhに1を代入する(ステップS909)。また、制御部421は、反射係数RE2がTH2未満であると判断した場合(ステップS908でNO)、変数rhに0を代入する(ステップS910)。
ここで、図9のステップS903からステップS910は、反射係数測定部403がRE1を測定し、その後、反射係数測定部413がRE2を測定するというようにシーケンシャルな処理のように記載されている。しかしながら、RE1の測定と、RE2の測定とは並行して実行可能であり、並行して実行するものとしてもよい。
ステップS911において、制御部421は、LHとlhが一致し、かつRHとrhが一致しているか否か判断する。一致している場合(ステップS911でYES)、ステップS914に進み、一致していない場合(ステップS911でNO)、ステップS912に進む。
ステップS912において、制御部421は、変数LHに、変数lhの値を代入し、変数RHに、変数rhの値を代入する。
ステップS913において、制御部421は、記憶部432に記憶されている文字入力画像対応表を参照する。そして、制御部421は、文字入力画像対応表において、(LH,RH)に対応づけられている文字入力画像を、記憶部432に記憶されているソフトウェアキーボード画像501などのオブジェクトを用いて生成する。そして、制御部421は、生成した文字入力画像を表す信号を表示部12に出力する。表示部12は、文字入力画像を表す信号を受け取り、表示領域に文字入力画像を表示する。
ステップS914において、制御部421は、文字入力画像の表示停止指示がされたか否かを判断する。文字入力画像の表示停止指示は、例えば、表示部12に表示される、文字入力の停止を指示するアイコン(不図示)をユーザがタッチすることなどに行われる。制御部421は、入力部431から、文字入力画像の表示停止指示を示す検出信号を受け取ったか否かによって、文字入力画像表示停止指示がされたか否かを判断する。
ステップS915において、制御部421は、文字入力画像表示停止指示を受けとると、表示部に対し、文字入力画像の表示停止指示を送信する。表示部12は、表示領域に表示している文字入力画像の表示を停止する。また、制御部421は、送受信部401、及び送受信部411に対し、搬送波出力機能の実行の停止を指示する。送受信部401、及び送受信部411は、搬送波出力機能の実行を停止する。また、制御部421は、反射係数測定部403、及び反射係数測定部413に対し、反射係数測定の停止指示を出力する。反射係数測定部403、及び反射係数測定部413は、反射係数測定の停止指示を受け取ると、反射係数の測定を中止する。
以上説明したように、携帯端末1は、把持操作形態の判断を、携帯端末1内(送受信部401、411)で生成する搬送波を進行波とした反射係数を測定することにより行う。よって、携帯端末1は、アンテナ13及び14が電波を受信できない場所においても、把持操作形態の判断を行うことができる。また、携帯端末1は、ユーザが文字入力を行う場合に、ユーザによるタッチパネル11への入力がなされなくても、把持操作形態の判断を行い、把持操作形態に応じて、ソフトウェアキーボードをユーザが入力をし易い位置に即時表示することができる。
<2.変形例>
以上、本発明に係る携帯端末の実施の形態を説明したが、例示した携帯端末を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施の形態で示した通りの携帯端末に限られないことは勿論である。
(1)上述の実施の形態では、反射係数を測定するために、反射係数測定部403及び反射係数測定部413の2個の構成要素を用いていたが、全アンテナの反射係数を測定できれば足りる。例えば、1個の反射係数測定部で、複数のアンテナの反射係数を測定することとしてもよい。この場合、一例として、1個の反射係数測定部の進行波入力端子に、各アンテナに与える進行波が入力されるよう接続し、その反射波係数測定部の反射波入力端子に、各アンテナに生じる反射波が入力されるよう接続する。そして、送受信部401と送受信部411とが、所定時間長のタイムスライス毎に交互に、搬送波出力機能を実行して進行波を出力する。あるタイムスライスにおいては、反射波係数測定部の進行波入力端子に送受信部401がアンテナ13に出力した進行波が入力されるとともに、進行波入力端子にアンテナ13からの反射波が入力される。このタイムスライスでは、反射波係数測定部は、RE1を測定することとなる。次のタイムスライスにおいては、反射波係数測定部の進行波入力端子に送受信部411がアンテナ13に出力した進行波が入力されるとともに、進行波入力端子にアンテナ14からの反射波が入力される。このタイムスライスでは、反射波係数測定部は、RE2を測定することとなる。
(2)上記実施の形態では、アンテナ13の反射係数、及びアンテナ14の反射係数を、把持操作形態を判断するのに用いていた。しかしながら、本願発明は、把持操作形態までは判断せず、単に、筐体がユーザにより把持されているか否かの判断に適用することとしてもよい。
以下に、筐体がユーザにより把持されているか否かに応じて、表示に係る処理を変更する携帯端末1aの一例について説明する。携帯端末1aの機能構成は、制御部421による制御内容が異なることを除き、図4に示した携帯端末1の機能構成と同じである。よって、携帯端末1aの機能構成の図示は省略する。
本変形例の携帯端末1aは、着信があった場合にユーザが携帯端末1aの筐体10を把持していないときには、図10(a)に示すように、バイブレーションによる報知は行うが、表示部12のバックライトはオフにし省電力化を図る。一方、ユーザが筐体10を把持しているときには、図10(b)に示すように、バイブレーションによる報知を行い、かつ、表示部12のバックライトをオンにして、ユーザに対し着信に係る情報(着信がある旨、発信元の名前)を含む着信画像1002を提示する。
以下、携帯端末1aによる、反射係数を用いてユーザによる筐体の把持の有無を判断する処理を含んだ着信時表示制御処理の一例について、図11を用いて説明する。
ステップS1101において、送受信部401がアンテナ13を介して、又は送受信部411がアンテナ14を介して、基地局からの着信呼び出し信号を受信する。送受信部401又は送受信部411は、着信呼び出し信号を受信すると表示報知開始トリガを制御部421に送信する。表示報知開始トリガには、着信呼び出し信号に含まれる、携帯端末1aとの通信を要求した相手先端末の電話番号が含まれる。制御部421は、表示報知開始トリガを取得する。
ステップS1102において、制御部421は、変数DISPに値2を代入する。ここで、変数DISPは、値が2の場合、筐体が把持されているか否かの判断が行われていないことを示す。値が1の場合、筐体が把持されていることを示し、値が0の場合に筐体が把持されていないことを示す。
ステップS1103において、制御部421は、変数iに値1を代入する。
ステップS1104において、制御部421は、反射係数REi(iが1の場合はRE1、iが2の場合はRE2である)を取得する。ここで、i=1の場合、ステップS1104で行う処理は、RE1を取得する図9のステップS903と同じ処理となる。また、i=2の場合、ステップS1104で行う処理は、RE2を取得する図9のステップS907と同じ処理となる。
ステップS1105において、制御部421は、反射係数REiが、閾値THi(iが1の場合はTH1、iが2の場合はTH2である)以上であるか否かを判定する。反射係数REiがTHi以上であると判断した場合(ステップS1105でYES)、制御部421は、変数dispに1を代入し(ステップS1109)、ステップS1110に進む。ここで、変数dispは、値が1の場合、筐体が把持されていることを示し、値が0の場合、筐体が把持されていないことを示す。
反射係数REiがTHi未満であると判断した場合(ステップS1105でNO)、制御部421は、変数iの値を1増加させる(ステップS1106)。そして、変数iがアンテナ数(本変形例では2)より大きいか否か判断する(ステップS1109)。iがアンテナ数以下である場合(ステップS1107でNO)、ステップS1104に進む。iがアンテナ数より大きい場合(ステップS1107でYES)、制御部421は、変数dispに0を代入し(ステップS1108)、ステップS1110に進む。
ステップS1110において、制御部421は、変数DISPと変数dispの値が一致するか否か判断する。一致すると判断した場合(ステップS1110でYES)、ステップS1116に進み、一致しないと判断した場合(ステップS1110でNO)、ステップS1111に進む。
ステップS1111において、制御部421は、変数DISPに変数dispの値を代入する。
ステップS1112において、制御部421は、DISPの値が1であるか否か判断する。DISPが1である場合(ステップS1112でYES)、ステップS1113に進み、DISPが0である場合(ステップS1112でNO)、ステップS1115に進む。
ステップS1113において、制御部421は、バックライトをオンにするよう表示部12に指示する。表示部12は、指示を受け付けるとバックライトをオンにする。
ステップS1114において、制御部421は、表示報知開始トリガに含まれる電話番号に対応する名前をアドレス帳から読み出す。そして、「着信」「読み出した名前」を表記したパネル1001を含む着信画像1002を生成し、着信画像1002を表す信号を表示部12に出力する。表示部12は、着信画像1002を表す信号を受信し、受信した信号に基づき着信画像1002を表示する。
ステップS1115において、制御部421は、バックライトをオフにするよう表示部12に指示する。表示部12は、指示を受け付けるとバックライトをオフにする。
ステップS1116において、制御部421は、表示報知を停止するか否か判断する。制御部421は、(a)ユーザが入力部431を用いて、着信に応答するための指示(一例として、表示部12に表示されるオフフック用のアイコン(不図示)にユーザが接触)を入力したことを検知するか、又は、(b)表示報知開始トリガの取得から所定の報知時間が経過した場合に、表示報知を停止すると判断する。
制御部421が表示報知を停止しないと判断した場合(ステップS1116でNO)、ステップS1103に進む。
制御部421が表示報知を停止すると判断した場合(ステップS1116でYES)、ステップS1117に進む。
ステップS1117において、制御部421は、着信画像1002の表示を停止するよう表示部12に指示する。表示部12は、着信画像1002の表示を停止する。
以上の制御により、携帯端末1は、着信があった場合に、ユーザにより筐体10が把持されているときには着信画像1002を表示し、筐体10が把持されていないときにはバックライトがオフになる。
以上のように、本変形例に係る携帯端末によれば、筐体がユーザにより把持されているか否かを、アンテナの反射係数を計測するという簡易な構成で実現することができる。
(3)上述の実施の形態及び各変形例では、図2に示す形状のアンテナを一例として用いていたが、筐体内に配されたアンテナの反射係数の変化により、ユーザにより筐体が把持されたことを検出できれば、アンテナの大きさ、長さ、形状等は問わない。例えば、図12に示すように、アンテナ13及び14が、ASP0の外周に沿って略矩形環状の形状を構成するよう、アンテナ13及び14を配してもよい。このようにすると、ユーザが筐体10の側壁ASP1〜4のいずれを覆うような把持の仕方をした場合にも、把持したことを検知できる。
(4)上述の実施の形態及び変形例では、2個のアンテナの反射係数を用いて、ユーザによる筐体10の把持を検出していたが、1個、又は3個以上のアンテナの反射係数を用いることとしてもよい。
以下では、一例として、ユーザによる筐体10の把持の有無を、4個のアンテナを用いて検知する携帯端末1bを例に説明する。
携帯端末1bでは、各アンテナは、図12に示すように、ANT1〜ANT4が、ASP0上に、ASP0の外周に沿って略矩形環状となるよう配されている。
携帯端末1bは、図13に示すように、機能構成として、図4の携帯端末1が有する構成に加え、アンテナ1300、送受信部1301、サーキュレータ1302、反射係数測定部1303、双方向性結合器1304、アンテナ1310、送受信部1311、サーキュレータ1312、反射係数測定部1313、及び、双方向性結合器1314を備えている点が異なる。
アンテナ1300、送受信部1301、サーキュレータ1302、反射係数測定部1303、及び双方向性結合器1304のそれぞれが有する機能は、アンテナ13、送受信部401、サーキュレータ402、反射係数測定部403、及び双方向性結合器404が備える機能と同様である。
アンテナ1300の反射係数RE3は、以下のように測定可能である。すなわち、送受信部1301が、搬送波出力機能を実行することにより搬送波を進行波として出力すると、その進行波は、双方向性結合器1304を介して反射係数測定部1303の進行波入力端子に、また双方向性結合器1304及びサーキュレータ1302を介してアンテナ1300に入力される。アンテナ1300にて反射波が生じた場合、その反射波は、サーキュレータ1302及び双方向性結合器1304を介して反射係数測定部1303の反射波入力端子に入力される。
反射係数測定部1303は、進行波入力端子に入力される進行波の電圧の実効値(Vf3)を計測し、反射波入力端子に入力される反射波の電圧の実効値(Vr3)を計測する。そして、Vf3及びVr3を用いてアンテナ1300の反射係数RE3(=Vf3/Vr3)を算出し、算出した反射係数RE3を制御部421に出力する。
制御部421は、RE3を受け取った場合、RE3が所定の閾値TH3以上であるか否かを判断する。RE3がTH3以上である場合に、ユーザによって、アンテナ1300が覆われるように筐体10が把持されていると推定する。
また、アンテナ1310の反射係数RE4についても、以下のように測定可能である。すなわち、送受信部1311が、搬送波出力機能を実行することにより搬送波を進行波として出力すると、その進行波は、双方向性結合器1314を介して反射係数測定部1313の進行波入力端子に、また双方向性結合器1314及びサーキュレータ1312を介してアンテナ1310に入力される。アンテナ1310にて反射波が生じた場合、その反射波は、サーキュレータ1312及び双方向性結合器1314を介して反射係数測定部1313の反射波入力端子に入力される。
反射係数測定部1313は、進行波入力端子に入力される進行波の電圧の実効値(Vf4)を計測し、反射波入力端子に入力される反射波の電圧の実効値(Vr4)を計測する。そして、Vf4及びVr4を用いてアンテナ1310の反射係数RE4(=Vf4/Vr4)を算出し、算出した反射係数RE4を制御部421に出力する。
制御部421は、RE4を受け取った場合、RE4が所定の閾値TH4以上であるか否かを判断する。RE4がTH4以上である場合に、ユーザによって、アンテナ1310が覆われるように筐体10が把持されていると推定する。
ここで、アンテナ13、14、1300、1310のそれぞれについて測定した反射係数RE1〜RE4を用いる場合にも、上述の図11に示すフローチャートに示す手順によりユーザが筐体10を把持したか否か検知することができる。この場合、図11のステップS1109の「アンテナの数」は4となる。図11のフローチャートの説明は、既に行っているので省略する。
アンテナ1300、アンテナ1310が使用する周波数については、特に説明していないが、アンテナ13又はアンテナ14と同じ周波数帯であってもよいし、異なっていてもよい。また、上述のTH3、TH4は、使用する周波数帯に応じた所定の値を用いればよい。
(5)上述の実施の形態では、報知部433は、振動によってユーザに報知を行うこととしていたが、ユーザに報知できれば足りる。例えば、報知部433を、音声処理LSIで構成し、着信音を発生するなどしてユーザに対する報知を行ってもよい。
(6)上述の実施の形態では、タッチパッドは、静電容量の変化によってユーザによる接触操作を検知する静電容量方式によるものとしたが、ユーザによるタッチ操作が検出できる方式によるものであれば足りる。例えば、タッチパッドは、抵抗膜方式、表面弾性波方式などによりタッチ操作を検知するものであってもよい。
(7)上述の実施の形態及び各変形例で示した携帯端末1は、一例として、いわゆるスマートフォン、タブレット端末装置、携帯電話機、タブレット型のパーソナルコンピュータなどの情報端末である。また、筐体10は、プラスチック樹脂を用いて形成されるとしたが、マグネシウム合金などの軽量材料を用いて構成することとしてもよい。また、表示部12は、液晶ディスプレイで構成されるとしたが、画像等を表示する機能を有するデバイスであれば足り、例えば、有機ELディスプレイで構成することとしてもよい。また、フレーム21は、樹脂を用いて形成されるとしたが、バッテリ22及び回路基板23などの部材の保持が可能な素材で形成されれば足り、例えば、アルミニウムなどの金属で形成されることとしてもよい。
また、携帯端末1は、通常のスマートフォン等が有するスピーカ、レシーバ、マイクロフォン、カメラ、及びGPSなどの構成要素についても具備しているものとする。また、携帯端末1は、通常の情報端末が有する電話機能、データ通信機能、カメラ撮影機能、GPSを用いた現在位置取得機能、及び近距離無線通信機能などを備えるものとする。
(8)上述の実施の形態及び変形例では、アンテナ13及びアンテナ14は、一例として800MHz帯、2GHz帯の電波を用いた無線通信に用いられるとしたが、他の周波数帯の電波を用いた通信に用いることとしてもよい。各アンテナが用いる周波数帯は、すべて異なっていてもよいし、2個以上のアンテナが同じ周波数帯を用いることとしてもよい。
(9)上述の実施の形態及び各変形例では、携帯端末1は、ASP1がユーザから見て上側になるような姿勢で用いられることを前提としていたが、これに限らない。例えば、携帯端末1に構成として、携帯端末1の地面に対する向きを検出できる加速度センサ等を追加し、加速度センサ等で検知した姿勢を前提とした把持操作形態の検出を行うこととしてもよい。例えば、上述の図12に示すようにアンテナが配置されている場合に、加速度センサで、ASP3がユーザから見て上側になっていることを検出したときには、アンテナ14及びアンテナ1300の反射係数を測定し、アンテナ14の反射係数のみが閾値以上の場合に左手把持操作と判断し、アンテナ1300の反射係数のみが閾値以上の場合に右手把持操作と判断することとしてよい。
(10)上述の実施の形態及び各変形例で示した各機能構成要素は、その機能を実行する回路として実現されてもよいし、1又は複数のプロセッサによりプログラムを実行することで実現されてもよい。
(11)上述の実施の形態及び各変形例を、部分的に組み合せてもよい。
本発明の一形態に係る携帯端末は、タッチパネルを用いて文字等の情報入力を行う携帯電話機、スマートフォンなどの端末等として好適である。
1 携帯端末
10 筐体
11 タッチパネル
12 表示部
13、14 アンテナ
21 フレーム
22 バッテリ
23 回路基板
401、411、1301、1311 送受信部
402、412、1302、1312 サーキュレータ
403、413、1303、1313 反射係数測定部
404、414、1304、1314 双方向性結合器
421 制御部
431 入力部
432 記憶部
433 報知部
434 タイマ部
501 ソフトウェアキーボード画像
511 R画像
512 L画像
513 B画像

Claims (6)

  1. 表示部を有し、筐体を構成する1対の対向する側壁のうち、一方の側壁近傍の筐体内に第1のアンテナが配され、他方の側壁近傍の筐体内に第2のアンテナが配された携帯端末であって、
    前記第1及び第2のアンテナを用いて無線通信を行う場合に用いる搬送波よりも小さい振幅の搬送波を、進行波として、前記第1及び第2のアンテナに対して出力することで、前記第1及び第2のアンテナそれぞれの反射係数を測定する反射係数測定部と、
    前記反射係数測定部により測定された反射係数がそれぞれ閾値以上であるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記表示部に表示する表示物の表示位置を切り替える表示処理部とを備える
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記表示処理部は、前記表示位置を、前記判断部による判断結果から推定される前記筐体の把持の形態に応じて切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記表示処理部は、前記表示物として、ユーザが情報を入力するためのソフトウェアキーボードを画面に表示する場合に、前記判断部により前記第1のアンテナの反射係数のみが閾値以上であると判断されたときには、前記ソフトウェアキーボードを前記一方の側壁側に寄せて表示し、前記判断部により前記第2のアンテナの反射係数のみが閾値以上であると判断されたときには、前記ソフトウェアキーボードを前記他方の側壁側に寄せて表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記反射係数測定部は、前記第1及び第2のアンテナそれぞれの反射係数を繰り返し測定し、
    前記判断部は、前記反射係数計測部により反射係数が測定される毎に、測定された反射係数がそれぞれ閾値以上であるか否かを判断し、
    前記表示制御部は、前記判断部による判断結果から推定される前記筐体の把持の形態が、前回の判断結果から推定された前記筐体の把持の形態と異なる場合に、前記表示部に表示する表示物の表示位置を、今回の判断結果から推定される筐体の把持の形態に応じて切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 表示部を有し、筐体を構成する1対の対向する側壁のうち、一方の側壁近傍の筐体内に第1のアンテナが配され、他方の側壁近傍の筐体内に第2のアンテナが配された携帯端末が実行する表示方法であって、
    前記第1及び第2のアンテナを用いて無線通信を行う場合に用いる搬送波よりも小さい振幅の搬送波を、進行波として、前記第1及び第2のアンテナに対して出力することで、前記第1及び第2のアンテナそれぞれの反射係数を測定する反射係数測定ステップと、
    前記反射係数測定ステップにより測定された反射係数がそれぞれ閾値以上であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによる判断結果に基づいて、前記表示部に表示する表示物の表示位置を切り替える表示処理ステップとを含む
    ことを特徴とする表示方法。
  6. コンピュータを、表示部を有し、筐体を構成する1対の対向する側壁のうち、一方の側壁近傍の筐体内に第1のアンテナが配され、他方の側壁近傍の筐体内に第2のアンテナが配された携帯端末として機能させるための表示プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記第1及び第2のアンテナを用いて無線通信を行う場合に用いる搬送波よりも小さい振幅の搬送波を、進行波として、前記第1及び第2のアンテナに対して出力することで、前記第1及び第2のアンテナそれぞれの反射係数を測定する反射係数測定手段と、
    前記反射係数測定部により測定された反射係数がそれぞれ閾値以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断部による判断結果に基づいて、前記表示部に表示する表示物の表示位置を切り替える表示処理手段
    として機能させることを特徴とする表示プログラム。
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