JP6186749B2 - ボールペン用ボール - Google Patents

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Description

本発明は、ボールペンのペン先に使用されるボールペン用ボールに関するものである。
タングステンカーバイド(以下WCと称する)粒子を主成分とする硬質粒子と、これを連結する結合相とを有する焼結体である超硬材料は、優れた機械的性質により、ボールペン用ボールとして広く用いられている。例えば、特許文献1には、WC粒子の平均粒径が0.1μm〜10μm以下であり、WC粒子境界の平均間隔が0.2μm以下に形成することで、表面の結合相の部分に露呈する硬質粒子の小片を微小なものとし、その量も少なくすることにより、使用中に脱落して研磨剤として作用する小片の数を抑制するものであるとしたボールペン用ボールが開示されている。
特開2001−80260号公報
WC粒子を主成分とする硬質粒子と、これを連結する結合相とを有する焼結体である超硬材料は、pHが低い状態のインキと接触することによって、ボール表面の結合相が溶出し、さらに溶出が進行すると、結合相によって保持されているWC粒子がボール表面より脱落して、ボール表面に大きな高低差が生じ、ボールの回転が阻害され、筆記抵抗値が高く、筆記感が悪いものとなることがあった。具体的には、前記の高低差が0.3μm以上になることによって、ボールの回転が阻害され、筆記抵抗値が高く、筆記感が悪化する。
特許文献1に記載のものでは、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くなるので、僅かな結合相の溶出でも硬質粒子が脱落し易くなってしまう。WC粒子が脱落した表面は、結合相が露呈した表面となるので、結合相とインキとが接触する面積が増大することになり、さらに結合相の溶出が進み、WC粒子の脱落が加速し、筆記抵抗値が高くなって筆記感が悪化してしまう。
また、WC粒子の粒径を比較的大きくした場合であっても、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くなるので、僅かな結合相の溶出でも硬質粒子が脱落し易くなってしまう。さらに、WC粒子の脱落により、該部に大きな穴が形成されるので、その影響は大きくなるものであった。
本発明は、結合相が溶出による、硬質粒子の脱落を抑制し、また、硬質粒子が脱落した際の筆記抵抗値の上昇、筆記感の悪化を抑制できるボールペン用ボールを提供することを目的とする。
即ち、本発明は、WCを主成分とする硬質粒子と、これを連結する結合相とを有する焼結体である超硬材料を使用したボールペン用ボールにおいて、19.25μm×25.65μm視野の表面観察における前記硬質粒子の面積占有率が70%〜95%であり、同視野における前記硬質粒子として、アスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の同視野内のWC粒子の個数割合が80%以上であるボールペン用ボールを要旨とする。
硬質粒子の面積占有率が70%〜95%であり、硬質粒子として、アスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の同視野内のWC粒子の個数割合が80%以上であるものとすることで、硬質粒子の大きさに対してそれを保持する結合相を十分な量とでき、結合相の溶出で生じる硬質粒子の脱落を極力防止し、ボールの回転に対する抵抗を抑制し、常に滑らかな筆記感を維持できる。
本発明のボールペン用ボールは、硬質粒子としてタングステンカーバイド(WC)を使用している。WC粒子はタングステン粉末をボールミリング工程により粉砕し、ここに炭素粉末を混合し、高温で加熱させ炭化させることにより生成される。この時、タングステン粉末を粉砕する際の粉砕時間等でその粒子の大きさを適宜調整することが可能である。次に、前記で製造したWC粒子と結合相に使用する結合金属粉体とを混合粉砕し、焼結した後、表面を研磨する。その研磨加工後のWC粒子のアスペクト比が15以下で長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当するWC粒子の個数割合が80%以上になるようする。
例えば、原材料であるWC粒子の粉体として、平均粒径が0.7μm〜1.2μmのWC粒子を使用し、焼結温度、焼結時間を制御することによって、上記範囲内のWC粒子が表面に露出したボールを得ることができる。
また、WC粒子の長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当するWC粒子の割合が90%以上になることにより好ましい。
WC粒子の長径が0.4μm未満や、WC粒子のアスペクト比が15を超過すると、WC粒子と結合相との接触面積が少なく、僅かな結合相の溶出でも硬質粒子が脱落し易くなってしまう。さらに、WC粒子が脱落した表面は、結合相が露呈した表面となるので、結合相とインキとが接触する面積が増大することになり、さらに結合相の溶出が進み、WC粒子の脱落が加速してしまう傾向にある。
また、WC粒子の長径が1.5μm超過であると、結合相の溶出により、WC粒子の脱落が生じると、該部に大きな穴が形成される傾向にある。
さらに、結合相に使用する材質は、機械的性質の高いコバルトを主成分としているが、クロム、ニッケル等を使用したり、これらの混合物としてもかまわない。また、耐食性を向上させるため、二炭化三クロム等を添加しても良い。具体的には、焼結の際に上記で得たWCとの量の割合を調整して硬質粒子の面積占有率が70%〜95%にするものである。つまり、WCの量に対して結合相の量を少なくすると、それだけ硬質粒子のボール表面の面積占有率を多くすることができ、逆にWCの量に対して結合相の量を多くすると、硬質粒子の面積占有率を少なくできるものである。
硬質粒子の面積占有率が70%未満であると、WC粒子とWC粒子の間隔が広く、つまりインキと結合相との接触面積が広くなり、結合相の溶出量が増加し、WC粒子が脱落しやすくなる傾向にある。
また、硬質粒子の面積占有率が95%超過であると、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くなるので、WC粒子の脱落する進行度合いが早くなる傾向にある。
超硬ボールを焼結させる方法としては、硬質粉体と結合金属粉体、さらに必要であれば二炭化三クロム粉体を混合させた後、熱プラズマ焼結法や、マイクロ波焼結法、ミリ波焼結法などの無加圧焼結法、ホットプレス焼結法や、放電プラズマ焼結法、超高電圧焼結法、熱間等方加圧焼結法、高圧ガス反応焼結法などの加圧焼結法が用いることができる。焼結合金の欠陥である微小孔は、圧粉時における密度不足や焼結条件によって生じやすく、その欠陥を極力なくすためには加圧焼結法がよい。特に放電プラズマ焼結法は、粉体が自己発熱し表面の金属皮膜への熱の伝わりがよいことから、材料中の欠陥(微小孔)をつぶすため好適に使用できる。
また、焼結時間を長くする、もしくは焼結温度を高くすると、焼結後のWC粒子の長径がばらつく傾向にあるため、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当するWC粒子の個数割合を80%以上にするには、焼結時間、焼結温度を適宜調整する必要がある。
本発明に係るボールを使用したボールペンとしては、ステンレスなどの合金を機械的に切削加工や、圧延加工などすることによって形成したボールホルダーに、ボールの一部を突出した状態で抱持させてボールペンチップとし、このボールペンチップにインキ収容管を直接または、接続部材等を介して接続したものに好適に使用することができる。前記ボールホルダーの形態としては、棒材を削りだして作られるものの他に、パイプ材を加工して得られるパイプ式ボールペンチップを使用することもできる。さらに、ペン先の乾燥や、インキの漏れを防ぐためにコイルスプリングなどをボールホルダー内に配置して、ボールをボールホルダーの開口部内縁に押し付ける構造にすることもできる。
本発明に係るボールを使用したボールペンにて使用するインキは、筆跡・塗布跡を形成するものであり水を主媒体とする所謂水性インキ、有機溶剤を主媒体とする所謂油性インキのいずれをも使用することができる。
水性インキとしては、液媒体として、水の他に、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール等の水溶性有機溶剤が使用できる。
油性インキとしては、有機溶剤は、初筆かすれ性能や経時減量速度のコントロールや、インキ洩れ性能、書き味、ボテ等を両立させるため、または配合成分の溶解助剤として補助的な溶剤として用いるものであり、使用する着色剤の溶解性、分散安定性を考慮し、適宜選択する事ができる。特に好ましい有機溶剤は、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールターシャリブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、3−メチル−3−メトキシ−1−ブチルアセテート等のグリコールエーテル類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、3−メチル−1,3ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール等のグリコール類、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、3−メトキシ−1−ブタノール、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノール、3−メチル−3−メトキシペンタノール、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、イソデシルアルコール、イソトリデシルアルコール等のアルコール類、メチルイソプロピルエーテル、エチルエーテル、エチルプロピルエーテル、エチルブチルエーテル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、ヘキシルエーテル、2−エチルヘキシルエーテル等のエーテル類、酢酸−2−エチルヘキシル、イソ酪酸イソブチル、乳酸エチル、乳酸ブチル等のエステル類、フェニルグリコール、フェニルジグリコール、ベンジルモノグリコール、ベンジルジグリコール、プロピレングリコールモノフェニルエーテルベンジルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、α−メチルベンジルアルコールなどの芳香環を含む溶剤などがある。
インキに使用する着色剤としては、染料及び/又は顔料が使用できる。染料としては、酸性染料、直接染料、塩基性染料が例示できる。具体例を挙げると、ジャパノールファストブラックDコンク(C.I.ダイレクトブラック17)、ウォーターブラック100L(同19)、ウォーターブラックL−200(同19)、同ダイレクトファストブラックB(同22)、ダイレクトファストブラックAB(同32)、ダイレクトディープブラックEX(同38)、ダイレクトファストブラックコンク(同51)、カヤラススプラグレイVGN(同71)、カヤラスダイレクトブリリアントエローG(C.I.ダイレクトエロー4)、ダイレクトファストエロー5GL(同26)、アイゼンプリムラエローGCLH(同44)、ダイレクトファストエローR(同50)、アイゼンダイレクトファストレッドFH(C.I.ダイレクトレッド1)、ニッポンファストスカーレットGSX(同4)、ダイレクトファストスカーレット4BS(同23)、アイゼンダイレクトローデュリンBH(同31)、ダイレクトスカーレットB(同37)、カヤクダイレクトスカーレット3B(同39)、アイゼンプリムラピンク2BLH(同75)、スミライトレッドF3B(同80)、アイゼンプリムラレッド4BH(同81)、カヤラススプラルビンBL(同83)、カヤラスライトレッドF5G(同225)、カヤラスライトレッドF5B(同226)、カヤラスライトローズFR(同227)、ダイレクトスカイブルー6B(C.I.ダイレクトブルー1)、ダイレクトスカイブルー5B(同15)、スミライトスプラブルーBRRコンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルーS(同86)、ウォーターブルー#3(同86)、カヤラスターコイズブルーGL(同86)、カヤラススプラブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラターコイズブルーFBL(同199)等の直接染料や、アシッドブルーブラック10B(C.I.アシッドブラック1)、ニグロシン(同2)、スミノールミリングブラック8BX(同24)、カヤノールミリングブラックVLG(同26)、スミノールファストブラックBRコンク(同31)、ミツイナイロンブラックGL(同52)、アイゼンオパールブラックWHエクストラコンク(同52)、スミランブラックWA(同52)、ラニルブラックBGエクストラコンク(同107)、カヤノールミリングブラックTLB(同109)、スミノールミリングブラックB(同109)、カヤノールミリングブラックTLR(同110)、アイゼンオパールブラックニューコンク(同119)、ウォーターブラック187−L(同154)、カヤクアシッドブリリアントフラビンFF(C.I.アシッドエロー7:1)、カヤシルエローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同19)、ダイワタートラジン(同23)、カヤクタートラジン(同23)、スミノールファストエローR(同25)、ダイアシッドライトエロー2GP(同29)、スミノールミリングエローO(同38)、スミノールミリングエローMR(同42)、ウォーターエロー#6(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノールミリングエロー3G(同72)、スミノールファストエローG(同61)、スミノールミリングエローG(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノールエローNG(同135)、カヤノールミリングエロー5GW(同127)、カヤノールミリングエロー6GW(同142)、スミトモファストスカーレットA(C.I.アシッドレッド8)、カヤクシルクスカーレット(同9)、ソーラールビンエクストラ(同14)、ダイワニューコクシン(同18)、アイゼンボンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、スミノールレベリングブリリアントレッドS3B(同35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼンエリスロシン(同51)、カヤクアシッドローダミンFB(同52)、スミノールレベリングルビノール3GP(同57)、ダイアシッドアリザリンルビノールF3G200%(同82)、アイゼンエオシンGH(同87)、ウォーターピンク#2(同92)、アイゼンアシッドフロキシンPB(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノールミリングスカーレットFGW(同111)、カヤノールミリングルビン3BW(同129)、スミノオールミリングブリリアントレッド3BNコンク(同131)、スミノールミリングブリリアントレッドBS(同138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、スミノールミリングブリリアントレッドBコンク(同249)、カヤクアシッドブリリアントレッド3BL(同254)、カヤクアシッドブリリドブリリアントレッドBL(同265)、カヤノールミリングレッドGW(同276)、ミツイアシッドバイオレット6BN(C.I.アシッドバイオレット15)、ミツイアシッドバイオレットBN(同17)、スミトモパテントピュアブルーVX(C.I.アシッドブルー1)、ウォーターブルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウォーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同9)、スプラノールブルーB(同15)、オリエントソルブルブルーOBC(同22)、スミノールレベリングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンファストブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサフィロールSE(同43)、スミノールレベリングスカイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイナイロンファストスカイブルーB(同78)、スミトモブリリアントインドシアニン6Bh/c(同83)、サンドランシアニンN−6B350%(同90)、ウォーターブルー#115(同90)、オリエントソルブルブルーOBB(同93)、スミトモブリリアントブルー5G(同103)、カヤノールミリングウルトラスカイSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R(同113)、アイゼンオパールブルー2GLH(同158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシッドグリーン3)、アシッドブリリアントミリンググリーンB(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミリンググリーンG(同27)等の酸性染料、アイゼンカチロンイエロー3GLH(C.I.ベーシックイエロー11)、アイゼンカチロンブリリアントイエロー5GLH(同13)、スミアクリルイエローE−3RD(同15)、マキシロンイエロー2RL(同19)、アストラゾンイエロー7GLL(同21)、カヤクリルゴールデンイエローGL−ED(同28)、アストラゾンイエロー5GL(同51)、アイゼンカチロンオレンジGLH(C.I.ベーシックオレンジ21)、アイゼンカチロンブラウン3GLH(同30)、ローダミン6GCP(C.I.ベーシックレッド1)、アイゼンアストラフロキシン(同12)、スミアクリルブリリアントレッドE−2B(同15)、アストラゾンレッドGTL(同18)、アイゼンカチロンブリリアントピンクBGH(同27)、マキシロンレッドGRL(同46)、アイゼンメチルバイオレット(C.I.ベーシックバイオレット1)、アイゼンクリスタルバイオレット(同3)、アイゼンローダミンB(同10)、アストラゾンブルーG(C.I.ベーシックブルー1)、アストラゾンブルーBG(同3)、メチレンブルー(同9)、マキシロンブルーGRL(同41)、アイゼンカチロンブルーBRLH(同54)、アイゼンダイヤモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、アイゼンマラカイトグリーン(同4)、ビスマルクブラウンG(C.I.ベーシックブラウン1)等の塩基性染料が挙げられる。油溶性の染料としては、ローダミンBベース(C.I.45170B)、ソルダンレッド3R(C.I.21260)、メチルバイオレット2Bベース(C.I.42535B)、ビクトリアブルーF4R(C.I.42563B)、ニグロシンベースLK(C.I.50415)、バリファーストイエロー#3104(C.I.13900A)、バリファーストイエロー#3105(C.I.18690)、オリエントスピリットブラックAB(C.I.50415)、バリファーストブラック#3804(C.I.12195)、バリファーストイエロー#1109、バリファーストオレンジ#2210、バリファーストレッド#1320、バリファーストブルー#1605、バリファーストバイオレット#1701、スピロンブラックGMHスペシャル、スピロンイエローC−2GH、スピロンレッドC−GH、スピロンレッドC−BH、スピロンブルーBPNH、スピロンブルーC−RH、スピロンバイオレットC−RH、S.P.T.オレンジ6、S.P.T.ブルー−111等が挙げられる。
顔料としては、アゾ系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ系顔料、塩基性染料系顔料、酸性染料系顔料、建て染め染料系顔料、媒染染料系顔料、及び天然染料系顔料等の有機系顔料、黄土、バリウム黄、紺青、カドミウムレッド、硫酸バリウム、酸化チタン、弁柄、鉄黒、カーボンブラック等の無機顔料からなる着色剤が使用できる。具体例を挙げると、顔料ではアゾ系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ系顔料、塩基性染料系顔料、酸性染料系顔料、建て染め染料系顔料、媒染染料系顔料、及び天然染料系顔料等の有機系顔料、黄土、バリウム黄、紺青、カドミウムレッド、硫酸バリウム、酸化チタン、弁柄、鉄黒、カーボンブラック等の無機顔料等が挙げられ、これらは単独あるいは混合して使用することが出来る。具体例を挙げるとアニリンブラック(C.I.50440)、シアニンブラック、ナフトールエローS(C.I.10316)、ハンザエロー10G(C.I.11710)、ハンザエロー5G(C.I.11660)、ハンザエロー3G(C.I.11670)、ハンザエローG(C.I.11680)、ハンザエローGR(C.I.11730)、ハンザエローA(C.I.11735)、ハンザエローRN(C.I.11740)、ハンザエローR(C.I.12710)、ピグメントエローL(C.I.12720)、ベンジジンエロー(C.I.21090)、ベンジジンエローG(C.I.21095)、ベンジジンエローGR(C.I.21100)、パーマネントエローNCG(C.I.20040)、バルカンファストエロー5G(C.I.21220)、バルカンファストエローR(C.I.21135)、タートラジンレーキ(C.I.19140)、キノリンエローレーキ(C.I.47005)、アンスラゲンエロー6GL(C.I.60520)、パーマネントエローFGL、パーマネントエローH10G、パーマネントエローHR、アンスラピリミジンエロー(C.I.68420)、スダーンI(C.I.12055)、パーマネントオレンジ(C.I.12075)、リソールファストオレンジ(C.I.12125)、パーマネントオレンジGTR(C.I.12305)、ハンザエロー3R(C.I.11725)、バルカンファストオレンジGG(C.I.21165)、ベンジジンオレンジG(C.I.21110)、ペルシアンオレンジ(C.I.15510)、インダンスレンブリリアントオレンジGK(C.I.59305)、インダンスレンブリリアントオレンジRK(C.I.59105)、インダンスレンブリリアントオレンジGR(C.I.71105)、パーマネントブラウンFG(C.I.12480)、パラブラウン(C.I.12071)、パーマネントレッド4R(C.I.12120)、パラレッド(C.I.12070)、ファイヤーレッド(C.I.12085)、パラクロルオルトアニリンレッド(C.I.12090)、リソールファストスカーレット、ブリリアントファストスカーレット(C.I.12315)、ブリリアントカーミンBS、パーマネントレッドF2R(C.I.12310)、パーマネントレッドF4R(C.I.12335)、パーマネントレッドFRL(C.I.12440)、パーマネントレッドFRLL(C.I.12460)、パーマネントレッドF4RH(C.I.12420)、ファストスカーレットVD、バルカンファストルビンB(C.I.12320)、バルカンファストピンクG(C.I.12330)、ライトファストレッドトーナーB(C.I.12450)、ライトファストレッドトーナーR(C.I.12455)、パーマネントカーミンFB(C.I.12490)、ピラゾロンレッド(C.I.12120)、リソールレッド(C.I.15630)、レーキレッドC(C.I.15585)、レーキレッドD(C.I.15500)、アンソシンB(C.I.18030)、ブリリアントスカーレットG(C.I.15800)、リソールルビンGK(C.I.15825)、パーマネントレッドF5R(C.I.15865)、ブリリアントカーミン6B(C.I.15850)、ピグメントスカーレット3B(C.I.16105)、ボルドー5B(C.I.12170)、トルイジンマルーン(C.I.12350)、パーマネントボルドーF2R(C.I.12385)、ヘリオボルドーBL(C.I.14830)、ボルドー10B(C.I.15880)、ボンマルーンライト(C.I.15825)、ボンマルーンメジウム(C.I.15880)、エオシンレーキ(C.I.45380)、ローダミンレーキB(C.I.45170)、ローダミンレーキY(C.I.45160)、アリザリンレーキ(C.I.58000)、チオインジゴレッドB(C.I.73300)、チオインジゴマルーン(C.I.73385)、パーマネントレッドFGR(C.I.12370)、PVカーミンHR、ワッチングレッド,モノライトファストレッドYS(C.I.59300)、パーマネントレッドBL、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ(C.I.42535)、ジオキサジンバイオレット、アルカリブルーレーキ(C.I.42750A、C.I.42770A)、ピーコックブルーレーキ(C.I.42090)、ピーコックブルーレーキ(C.I.42025)、ビクトリアブルーレーキ(C.I.44045)、フタロシアニンブルー(C.I.74160)、ファストスカイブルー(C.I.74180)、インダンスレンブルーRS(C.I.69800)、インダンスレンブルーBC(C.I.69825)、インジゴ(C.I.73000)、ピグメントグリーンB(C.I.10006)、ナフトールグリーンB(C.I.10020)、グリーンゴールド(C.I.12775)、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ(C.I.42000)、フタロシアニングリーン等が挙げられる。これらの着色剤の使用量は、インキ全量に対して0.5〜30重量%が好ましい。0.5重量%未満では、薄くて筆跡としての性能を果たさず、30重量%を超えるとチップ内でのドライアップが増長し書き出し性能が悪くなる傾向が有る。
また、これらの顔料の他に加工顔料も使用可能である。それらの一例を挙げると、RenolYellow GG−HW30、同HR−HW30、同OrangeRL−HW3
0、同Red HF2B−HW30、同FGR−HW30、同F5RK−HW30、同C
armineFBB−HW30、同Violet RL−HW30、同BlueB2G−
HW30、同CF−HW30、同GreenGG−HW30、同BrownHFR−HW30、BlackR−HW30(以上クラリアントジャパン(株)製)、UTCO−001エロー、同012エロー、同021オレンジ、同031レッド、同032レッド、同042バイオレット、同051ブルー、同052ブルー、同061グリーン、同591ブラック、同592ブラック(以上大日精化工業(株)製)、MICROLITHYellow4G−A、同MX−A、同2R−A、Brown5R−A、Scarlet R−A、
Red2C−A、同3R−A、Magenta2B−A、VioletB−A、Blue4G−A、GreenG−A(以上チバスペシャリティケミカルズ(株)製)等がある。
着色剤に顔料を用いた場合は顔料を安定に分散させるために分散剤を使用することは差し支えない。分散剤として従来一般に用いられている水溶性樹脂もしくは水可溶性樹脂や、アニオン系もしくはノニオン系の界面活性剤など、顔料の分散剤として用いられるものが使用できる。一例として、高分子分散剤として、リグニンスルホン酸塩、セラックなどの天然高分子、ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物の塩、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物の塩、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、リン酸塩、などの陰イオン性高分子やポリビニルアルコール、ポリエチレングリコールなどの非イオン性高分子などが挙げられる。また、界面活性剤として、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。
その他に、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸等の樹脂やヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、ガーガム、キサンタンガム、ヒアルロン酸等の多糖類からなる粘度調整剤、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルスルホカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類などの非イオン性界面活性剤等の界面活性剤、ベンゾトリアゾール、エチレンジアミン四酢酸等の防錆剤、デハイドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン等の防黴・防腐剤、場合によっては、アスコルビン酸、コウジ酸やハイドロキノン、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、タンニン酸、没食子酸等のポリフェノール類などの還元性を有する物質などが使用できる。
インキの乾燥、逆流を防ぐ目的で、粘調性の流体であるインキ逆流防止体を使用することもできる。
インキ逆流防止体は、基材としては、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまたはコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイル等の不揮発性液体又は難揮発性液体などに、ゲル化剤として、表面を疎水処理したシリカ、表面をメチル化処理した微粒子シリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、疎水処理を施したベントナイトやモンモリロナイトなどの粘土系増粘剤、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、トリベンジリデンソルビトール、脂肪酸アマイド、アマイド変性ポリエチレンワックス、水添ひまし油、脂肪酸デキストリン等のデキストリン系化合物、セルロース系化合物などを添加したものとすることができる。そして、これに着色防止としてアルコール系溶剤やグリコール系溶剤、逆流防止として界面活性剤、樹脂、金属酸化物等の微粒子を添加することもできる。
実施例1
平均粒径0.7μmの炭化タングステン粉体(WC07NR、株式会社アライドマテリアル製)75.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)12.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)5.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)7.5gとを、
ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例2
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC12、株式会社アライドマテリアル製)75.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)12.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)5.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)7.5gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例3
平均粒径1.0μmの炭化タングステン粉体(WC10、株式会社アライドマテリアル製)75.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)12.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)5.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)7.5gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例4
平均粒径0.7μmの炭化タングステン粉体(WC07NR、株式会社アライドマテリアル製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例5
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC12、株式会社アライドマテリアル製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例6
平均粒径1.0μmの炭化タングステン粉体(WC10、株式会社アライドマテリアル製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例7
平均粒径0.7μmの炭化タングステン粉体(WC−F、日本新金属株式会社製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
実施例8
平均粒径0.7μmの炭化タングステン粉体(WC−F、日本新金属株式会社製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで12時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例1
平均粒径0.7μmの炭化タングステン粉体(WC07NR、株式会社アライドマテリアル製)67.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)16.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)6.6gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)9.9gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例2
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC12、株式会社アライドマテリアル製)67.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)16.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)6.6gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)9.9gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例3
平均粒径1.0μmの炭化タングステン粉体(WC10、株式会社アライドマテリアル製)67.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)16.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)6.6gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)9.9gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例4
平均粒径0.45μmの炭化タングステン粉体(WC04N、株式会社アライドマテリアル製)67.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)16.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)6.6gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)9.9gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例5
平均粒径1.3μmの炭化タングステン粉体(WC15、株式会社アライドマテリアル製)67.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)16.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)6.6gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)9.9gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例6
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC−15、日本新金属株式会社製)67.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)16.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)6.6gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)9.9gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を700s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例7
平均粒径0.45μmの炭化タングステン粉体(WC04N、株式会社アライドマテリアル製)75.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)12.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)5.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)7.5gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例8
平均粒径1.3μmの炭化タングステン粉体(WC15、株式会社アライドマテリアル製)75.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)12.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)5.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)7.5gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例9
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC−15、日本新金属株式会社製)75.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)12.5gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)5.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)7.5gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を700s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例10
平均粒径0.45μmの炭化タングステン粉体(WC04N、株式会社アライドマテリアル製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例11
平均粒径1.3μmの炭化タングステン粉体(WC15、株式会社アライドマテリアル製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例12
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC−15、日本新金属株式会社製)90.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)5.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)2.0gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)3.0gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を700s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例13
平均粒径0.7μmの炭化タングステン粉体(WC07NR、株式会社アライドマテリアル製)98.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)1.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.4gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.6gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例14
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC12、株式会社アライドマテリアル製)98.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)1.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.4gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.6gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例15
平均粒径1.0μmの炭化タングステン粉体(WC10、株式会社アライドマテリアル製)98.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)1.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.4gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.6gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例16
平均粒径0.45μmの炭化タングステン粉体(WC04N、株式会社アライドマテリアル製)98.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)1.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.4gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.6gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例17
平均粒径1.3μmの炭化タングステン粉体(WC15、株式会社アライドマテリアル製)98.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)1.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.4gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.6gとを、ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1500℃になるように連続パルス通電を600s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
比較例18
平均粒径1.2μmの炭化タングステン粉体(WC−15、日本新金属株式会社製)98.0gと、コバルト粉体(関東化学株式会社製)1.0gと、クロム粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.4gと、ニッケル粉体(三津和化学薬品株式会社製)0.6gとを、
ステンレス製ポットにアセトン溶媒と超硬合金製ボールと共に挿入し、ボールミルで48時間の混合粉砕後、乾燥して100gの混合粉末を得た。これらの混合粉末を内部が球状の金型に投入し、放電プラズマ焼結法にて球状焼結合金を得た。なお、放電プラズマ焼結は、放電プラズマ焼結装置(SPS−1050;SPSシンテックス株式会社製)を用いて、焼結圧力15MPa、on−off時間100ms、短形波直流パルス電流100Aの条件で900sの予備焼結を行った後、焼結圧力を40MPaに上げ焼結温度が1600℃になるように連続パルス通電を700s間行った。さらに前記球状焼結合金の表面を鏡面状態にまで研磨し、φ0.3mmのボールペン用ボールを得た。
硬質粒子長径の測定方法
走査型電子顕微鏡(JSM−6510LA 日本電子株式会社/JEOL)により、5000倍の倍率で、ボール表面を撮影し、19.25μm×25.65μm視野内で、硬質粒子1粒の長径と短径を無作為に50〜100個測定する。
測定した全WC粒子長径の内、0.4μm〜1.5μmの範囲にある個数の割合を算出した。さらに、硬質粒子の長径を短径で除することで、アスペクト比を算出した。
視野を5000倍の倍率で19.25μm×25.65μmにすることで、WC粒子の長径及び短径が測定しやすいものとなる。
WC粒子の面積占有率の測定方法
走査型電子顕微鏡(JSM−6510LA 日本電子株式会社/JEOL)により、5000倍の倍率で、ボール表面を撮影し、19.25μm×25.65μm視野におけるWC粒子の面積が占める割合を、WC粒子の面積占有率とした。
測定方法は、画像測定ソフト(VHX−2000Software 株式会社キーエンス)の、面積測定機能を使用し、明度の高い部分をWC粒子、明度の低い部分をWC粒子以外とし、画像を白と黒に分ける2値化処理を行い、WC粒子の面積を算出し、測定視野全体面積に対するWC粒子面積の割合を算出し、WC粒子の面積占有率を求めた。
次いで、実施例1〜8および比較例1〜18のボールペン用ボールを、ぺんてる株式会社製の水性ゲルインキボールペン、エナージェル(BL57)のボールと取り換えて、50℃30%RHの恒温槽に、ペン先を下向きにして180日間放置した。このとき使用したインキは以下のインキ1とした。
インキ1
WaterBlack256L(黒色染料の14%水溶液、オリエント化学工業株式会社
製) 40.0重量部
エチレングリコール 10.0重量部
グリセリン 8.0重量部
プロクセルGXL(S)(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア株式会社) 0.2重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶株式会社製) 0.3重量部
水 41.5重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンARの溶液を得た。この液と残りの成分を混合し均一になるまで1時間攪拌して黒色水性インキを得た。このもののインキpHは8.5であった。
最表面のインキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の高低差の測定方法
実施例1〜8および比較例1〜18のボールペン用ボールを、ぺんてる株式会社製の水性ゲルインキボールペン、エナージェル(BL57)のボールと取り換えて、筆記試験用のボールペンを作成した。その後、同じボールペンサンプルを50℃30%RHの恒温槽に、ペン先を下向きにして180日間放置し、原子間力顕微鏡(走査型プローブ顕微鏡SPA−400、エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社製)を用いて、視野20μm×20μm内に、経時後のボール最表面のインキ非接触部分とインキ接触部分がまたがるように(視野の中心付近にインキ非接触部分とインキ接触部分の境界部分となるように)、配置した。その後、視野内の最大山高さ(Rp)と最大谷深さ(Rv)を測定し、その差を最表面のインキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の高低差とし、結果を表1に示す。
なお、ここで言う高低差とは、最表面のインキ非接触部分の最大山高さ(Rp)(JIS B 0601記載)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)(JIS B 0601記載)の差を指す。
筆記抵抗値の測定
実施例1〜8および比較例1〜18のボールペン用ボールを、ぺんてる株式会社製の水性ゲルインキボールペン、エナージェル(BL57)のボールと取り換えて、筆記試験用のボールペンを作成した。初期値として、静・動摩擦測定器(トリラボ トライボマスター Type:TL201Sa、株式会社トリニティーラボ製)を用いて、筆記荷重100gf、筆記速度4mm/秒、筆記角度70条件で、直線筆記し、筆記方向にかかる荷重を測定し、その後、同じボールペンサンプルを50℃30%RHの恒温槽に、ペン先を下向きにして180日間放置し、初期値測定と同条件にて測定を行った。このとき使用したインキは上記のインキ1とした。
結果を表1に示す。
Figure 0006186749
前記の結果より、実施例1〜8において、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以下であり、筆記抵抗値の変化が少ないことから、WC粒子の面積占有率が70%〜95%であり、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%以上であることで、WC粒子の大きさに対してそれを保持する結合相を十分な量とでき、結合相の溶出で生じる硬質粒子の脱落を極力防止し、ボールの回転に対する抵抗を抑制し、常に滑らかな筆記感を維持できるボールペン用ボールが提供される。
また、実施例1〜6において、WC粒子の面積占有率が70%〜95%であり、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%以上であっても、長径が1.5μmを超過する粒子の個数割合が少ない方がより、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が低くなり、筆記感の悪化を抑制できる。
さらに、実施例4、実施例7において、双方比較すると、WC粒子の面積占有率が70%〜95%であり、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が90%以上と高くなると、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が低くなり、より筆記感の悪化が抑制できた。
次に、実施例7、実施例8において、共に、WC粒子の面積占有率が70%〜95%であり、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が95%であるが、実施例8は、前記個数割合の内アスペクト比15以上のWC粒子が多数入っているため、実施例7と比較して、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が高くなり、筆記感が悪化した。但し、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以下であったため、筆記感の悪化は抑制できる。
これに対して、比較例1〜6では、WC粒子の面積占有率が70%未満であるため、WC粒子とWC粒子の間隔が広く、つまりインキと結合相との接触面積が広くなり、結合相の溶出量が増加し、WC粒子の脱落が発生し、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以上となり、筆記感が悪化した。
さらに、比較例4において、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%未満であり、長径が0.4μm未満の個数割合が多い。つまり、WC粒子が比較的小さいものが多く、WC粒子とWC粒子の間隔が広いため、結合相の溶出量が増加し、WC粒子と結合相との接触面積が少なく、僅かな結合相の溶出でもWC粒子が脱落してしまう。よって、WC粒子が脱落した表面は、結合相が露呈した表面となるので、結合相とインキとが接触する面積が増大することになり、結合相の溶出が進み、WC粒子の脱落が加速してしまい、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μmよりも増大し、筆記感が悪化した。
また、比較例5において、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%未満であり、長径が1.5μm超過の個数割合が多い。つまり、WC粒子が比較的大きくものが多く、WC粒子とWC粒子の間隔が広いため、結合相の溶出量が増加し、WC粒子の脱落が発生すると、該部に大きな穴が形成されるので、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μmより増大し、筆記感が悪化した。
次に比較例6において、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%未満であり、長径が0.4μm未満の個数割合、1.5μm超過の個数割合が多い。つまり、前記の比較的小さいWC粒子で起こる問題点と比較的大きいWC粒子で起こる問題点が発生するため、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μmより増大し、筆記感が悪化した。
比較例7〜12において、WC粒子の面積占有率が70%〜95%の範囲であるが、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%未満である。その中で、比較例7、10では、WC粒子がアスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の個数割合が80%未満であり、長径が0.4μm未満の個数割合が多い。つまり、WC粒子が比較的小さいものが多いことで、WC粒子と結合相との接触面積が少なく、僅かな結合相の溶出でもWC粒子が脱落し、WC粒子が脱落した表面は、結合相が露呈した表面となるので、結合相とインキとが接触する面積が増大することになり、さらに結合相の溶出が進み、WC粒子の脱落が加速してしまうことで、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以上となり、筆記感が悪化した。また、比較例8、11では、長径が1.5μm超過の個数割合が多い。つまり、WC粒子が比較的大きくものが多く、WC粒子の脱落が発生すると、該部に大きな穴が形成されるので、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以上となり、筆記感が悪化した。
次に、比較例9、12では、長径が0.4μm未満の個数割合、1.5μm超過の個数割合が多い。つまり、前記の比較的小さいWC粒子で起こる問題点と比較的大きいWC粒子で起こる問題点が発生するため、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以上となり、筆記感が悪化した。
比較例13〜18において、WC粒子の面積占有率が95%超過であるため、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くなるので、僅かな結合相の溶出でもWC粒子が脱落し、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μm以上となり、筆記感が悪化した。
その中で、比較例16においては、WC粒子の面積占有率が95%超過であり、長径が0.4μm未満の個数割合が多い。つまり、WC粒子が比較的小さいものが多く、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くため、WC粒子と結合相との接触面積が少なく、僅かな結合相の溶出でもWC粒子が脱落し、WC粒子が脱落した表面は、結合相が露呈した表面となるので、結合相とインキとが接触する面積が増大することになり、さらに結合相の溶出が進み、WC粒子の脱落が加速してしまうことで、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μmよりも増大し、筆記感が悪化した。
また、比較例17において、WC粒子の面積占有率が95%超過であり、長径が1.5μm超過の割合が多い。つまり、WC粒子が比較的大きくものが多く、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くなるので、僅かな結合相の溶出でもWC粒子が脱落する上、該部に大きな穴が形成されるので、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μmよりさらに高くなり、筆記感が悪化した。
また、比較例16において、WC粒子の面積占有率が95%超過であり、0.4μm未満の割合、1.5μm超過の割合が多い。つまり、個々のWC粒子も、それを保持する結合相も狭くなるので、僅かな結合相の溶出でもWC粒子が脱落する上、前記の比較的小さいWC粒子で起こる問題点と比較的大きいWC粒子で起こる問題点が発生するため、インキ非接触部分の最大山高さ(Rp)とインキ接触部分の最大谷深さ(Rv)の差が0.3μmよりも増大し、筆記感が悪化した。

Claims (1)

  1. WCを主成分とする硬質粒子と、これを連結する結合相とを有する焼結体である超硬材料を使用したボールペン用ボールにおいて、19.25μm×25.65μm視野の表面観察における前記硬質粒子の面積占有率が70%〜95%であり、同視野における前記硬質粒子として、アスペクト比15以下であると共に、長径が0.4μm〜1.5μmの範囲に該当する粒子の同視野内のWC粒子の個数割合が80%以上であるボールペン用ボール。
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