JP6184458B2 - 先行埋設/予備穿孔装置及びこの先行埋設/予備穿孔装置を備えた管路ボックス - Google Patents

先行埋設/予備穿孔装置及びこの先行埋設/予備穿孔装置を備えた管路ボックス Download PDF

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Description

本発明は、建築物の先行埋設/予備穿孔装置に関し、特に、ファイヤーストップ機能を有する、建築物の先行埋設/予備穿孔のための持続的安全な装置に関する。
一般的な建築物の築造は、床スラブと壁の築造を含み、床スラブの築造は、型枠又はデッキプレート(一般的に「DECK板」という)を下地とし、壁は例えば型枠或いは軽量鉄骨間仕切でその厚み及び構造を決定する。建築物の屋内配管を考慮すると、床スラブ又は壁を問わず、施工時に管材の通過位置を予め保留しておいて管材の配置方向が床スラブ及び壁の制限を受けないようにしなければならない。管材の予備孔を製作する方式は、一般的にパイプスリーブ先行埋設工法が用いられ、つまりコンクリートを基礎地盤に打設する前に、パイプスリーブを型枠或いはDECK板に挿通して固定することで、予備孔を形成し、その後の配管作業において管材が、配置される施設に挿通されることができる。
又、建築の消防安全を考慮すると、火災の発生に伴う火の勢いと濃煙が管材とパイプスリーブとの隙間の経路に沿って建築物の複数の空間に伝わり延焼する可能性がある。これに鑑み、このような先行埋設型パイプスリーブも更に多くの付加性能を発展させ、加熱膨張材料を組み合わせてファイヤーストップパイプスリーブを形成している。具体的に言うと、ファイヤーストップパイプスリーブ内に加熱されて膨張するファイヤーストップ材料を配置し、火災に伴う高温の火の勢い或いはガスが管材経路に沿って十分に高い温度を先行埋設型パイプスリーブに伝えた時、該材料が反応し始めて劇的に膨張することでパイプスリーブ内の空間を充満し、火の勢い及び濃煙の蔓延を防止する。
ファイヤーストップパイプスリーブに異なる機能を与えるため、様々なパイプスリーブ設計と種類も次々と誕生した。例を挙げると、特許文献1では、ファイヤーストップ延焼装置が開示されている。本願の図1を参照すると、該装置は、主にパイプスリーブ10と加熱膨張性発泡体11と固定具12とを含む。加熱膨張性発泡体11と固定具12とが結合して環状体を形成して、パイプスリーブ10上に嵌設され、また固定具12の調整機構を介して固定される。パイプスリーブ10の一端はフランジリング101を備え、その働きは施工時の基礎底面(例えば型枠)にフィットしてパイプスリーブ10を鉛直に設置させることにある。埋め込んだ後、パイプスリーブ10が管材の予備孔を形成し、加熱膨張性発泡体11と固定具12が建築物構造内に取り込まれる。
その他、特許文献2では、同様にファイヤーストップ延焼装置が開示されている。本願の図2を参照にすると、該装置は、主にパイプスリーブ20と加熱膨張体21と固定具22とを含む。ここのパイプスリーブ20は、異なる半径方向寸法の管体からなり、これを介してパイプスリーブ20内に加熱膨張体21を十分収納できる環状空間を形成し、また固定具22で加熱膨張体21をパイプスリーブ20内に封止する。ここのパイプスリーブ20の一端は、同様にフランジリング201を備えることで、パイプスリーブ20を施工時の基礎底面に鉛直に設置させるよう確保する。埋め込んだ後、パイプスリーブ20と加熱膨張体21と固定具22は、建築物の構造内に取り込まれる。
又、特許文献3は、防火封止材が開示されている。本願の図3に示される断面を参照すると、この封止材は管状を呈し、フロント基部30とリア基部31と膨張材料32とフロントアクセサリ33と剥離可能層34とを含む。膨張材料32がフロント基部30とリア基部31の間に挟持される。剥離可能層34は、貫通しようとする管材の寸法により数層剥くことで適切な寸法の通路を形成できる。フロントアクセサリ33は、前述の段落で言及したフランジリングに類似し、同様に取付の考慮上の水平機構とする。埋め込まれた後、フロント基部30とリア基部31と膨張材料32は、全て建築物の構造内に取り込まれる。
上述に挙げた従来技術は、ファイヤーストップの働きを確実に発揮でき、つまり火災で生じる高温の熱気がこれらパイプスリーブを伝わった時、加熱膨張性発泡体が反応を起こして劇的に膨張させることで、管材に沿って蔓延する火の勢いと濃煙を阻止できる。しかしながら、前述で挙げた設計は、いずれもパイプスリーブ取付上の利便性及び加熱膨張性発泡材料の有効性が全く考慮されていない。
取付の利便性から言うと、フランジリング構造付きパイプスリーブをデッキプレートに設置する時、一般的に、泥除けボックスのようなバリア材を別途組み合わせて設置する必要がある。これはデッキプレート上に開設された取付孔と管材の間がフランジリング寸法の影響により隙間が生じるため、バリア材を別途取り付けてコンクリートの注入時に隙間から漏れるのを防止する。この方式は、手間がかかる。
加熱膨張性発泡体の有効性について言うと、一旦材料の経年劣化や異なる環境などの原因で加熱膨張性発泡体の耐久性が影響されると、例えば、その発泡体が吸湿して変質したり温度差があったりすると、その効力を失って、ファイヤーストップの能力が下げられる可能性がある。よって、材料状態を確保するチェック作業と交換作業は必要とする。逆にしてみると、前記特許技術で提供される技術的思想は、いずれも埋め込まれた加熱膨張性発泡体を点検できず、当然取り外して交換することもできない。長期間埋設されている状況において、当初埋設された加熱膨張性発泡体が長期間使用の機能を発揮できることを保証することが難しかった。
よって、パイプスリーブ取付の利便性を更に高め、並びに加熱膨張性発泡体に点検可能性、交換可能性を持たせるため、パイプスリーブの配置構造はいずれか一項の解決課題となっていた。
台湾実用新案第M443260号 台湾実用新案第M450591号 台湾発明特許第I357961号
本発明は、取り外し可能型構造を通じて穿孔装置内の防火材料を点検及び交換するため、取り外し可能型構造の先行埋設/予備可能な穿孔装置を提供することを目的とする。
上記従来技術の問題点を解決するため、本発明は両端を有し、その両端の間に管材挿通用通路を備えるパイプスリーブと、取り外し可能な方式で該パイプスリーブの通路内に収容される加熱膨張性発泡体と、取り外し可能な方式で該パイプスリーブと結合する点検リングであって、その一部が加熱膨張性発泡体に当接することで、加熱膨張性発泡体を該通路内に保持させる点検リングと、を含む先行埋設/予備穿孔装置を提供する。
本発明の取り外し可能な機構を介して、操作者は該点検リングを選択的に該パイプスリーブから外し、装置内の加熱膨張性発泡体を取り出し、その後の点検又は交換を行い、加熱膨張性発泡体の有効性を確保し、該装置で提供されるファイヤーストップ/火遮断の効果を維持できる。既存の建物構造を破壊して埋設後の装置を取り出す必要が無いため、利便性と保守性に配慮している。
本発明の前記各方面及び他の方面は、下記に限定されない具体的実施例を添付図面に基づいて詳細に説明すると、更に理解できる。
本発明に関わる従来技術を各々示す模式図である。 本発明に関わる従来技術を各々示す模式図である。 本発明に関わる従来技術を各々示す模式図である。 本発明の好ましい実施例の先行埋設/予備穿孔装置を示す立体図で、一部が切断されて断面を呈する。 本発明の別の実施例の先行埋設/予備穿孔装置を示す立体図で、一部が切断されて断面を呈する。 図4Aに基づき本発明の先行埋設/予備穿孔装置のうちの一端を示す立体図である。 本発明の先行埋設/予備穿孔装置の実施例のインサートリング及びインサートリングが入れられるパイプスリーブを示す図である。 本発明の先行埋設/予備穿孔装置の実施例に図4Aに示すリングスライド及びリングスライドが嵌設されたパイプスリーブを示す分解図である。 本発明の先行埋設/予備穿孔装置を型枠とデッキプレートと結合した場合の側面図である。 埋設後の穿孔装置を示す断面図である。 本発明の先行埋設/予備穿孔装置を管路ボックスに応用した模式図である。 本発明の先行埋設/予備穿孔装置を軽量間仕切に応用した模式図である。 本発明の先行埋設/予備穿孔装置を軽量間仕切に応用した模式図である。
本発明の技術的特徴、内容と利点及び実現可能な効果を審査官に更に理解してもらうため、以下に本発明の実施例を挙げて図面に基づいて詳細に説明する。使用する図面の趣旨は、見取り及び明細書の補助のために用いられるが、必ずしも本発明実施後の真の比率と正確な配置ではないため、添付図面の比率と配置関係が本発明の実際の実施上における権利範囲として解釈、制限されるべきものではない。この点につき、予め説明しておく。本発明で言及する「パイプスリーブ」或いは「保護管」は、管状構造を指すもので、具体的に明示しない限り該分野において通常の知識を有する者は、2種類の用語で表現される部品の態様が記述方式の違いによっても相違点があるものではないことについて理解すべきである。
図4Aは、本発明の先行埋設穿孔装置の好ましい実施例で、主にパイプスリーブ40と加熱膨張性発泡体41と点検リング42とを含む。各構成要素の詳細な特徴を以下の段落で説明する。
該パイプスリーブ40は、外表面401と内表面402とを備える。該パイプスリーブ40の外表面401は、均一な略円柱面を呈し、Z軸に沿って延伸する。該パイプスリーブ40は、Z軸方向において高さを有する。該パイプスリーブ40の高さは、埋設しようとする床スラブ又は壁の厚みに合わせて設計できる。該パイプスリーブ40の内表面402は、平滑な略曲面を呈し、通路を定義する。該通路は、少なくとも1本の管材(図示略)が経由して該パイプスリーブ40に挿通すると共に延伸保護管45に繋がることができるために用いられる。該パイプスリーブ40は、金属、プラスチック材料、防火材料或いはその他の複合材料で製造でき、且つ形状も本発明の図面に開示されたものに限られるものではない。
該パイプスリーブ40は、Z軸方向において両端を有し、該通路が該両端の間に介在し、一端が他端に対応している。該パイプスリーブ40の外表面401にリングスライド44を嵌設し、リングスライド44が該パイプスリーブ40の両端間で摺動できる。該パイプスリーブ40の両端に近い箇所にも各々耳付き固定具403とリング状の遮煙部材404とを備える。該耳付き固定具403は該リングスライド44上の該パイプスリーブ40に近い一端に形成され、且つ該リングスライド44から外方に向かって延伸し、その方向はZ軸と直交する。該耳付き固定具403は、該パイプスリーブ40の一端に略揃え又は落差を有することができる。本発明の他の実施例において、該リングスライド44は、複数の耳付き固定具403を備えることができる。耳付き固定具403に関する説明は、図8の説明時に併せて記述する。該リングスライド44は、実際パイプスリーブ40との間に隙間(図示略)が存在する。リングスライド44をパイプスリーブ40上に固定させるため、該リングスライド44に複数の締め付け穴441を設けており、ボルト442の締め付けのために用いられる。締め付けられたボルト442は、該パイプスリーブ40の外表面401に突張ることで、リングスライド44が固定される。締め付け穴441とボルト442が設けられているため、該リングスライド44は、選択的に調整できる(図8)。
該リング状の遮煙部材404は、弾性を持つ片体で、略環状を呈する。該リング状の遮煙部材404の一部表面は、パイプスリーブ40の内表面402にフィットでき、該パイプスリーブ40に近い他端に設けられている。本発明の他の実施例において、該リング状の遮煙部材404は嵌込方式でパイプスリーブ40と結合することもでき、これは該分野における通常の知識を有する者がその知識に基づいて知得することができるので、詳細な内容をここで省略する。図に示すように、該リング状の遮煙部材404の他部分が傾斜状を呈し、該パイプスリーブ40の内部に向けて延伸する。本発明の他の実施例において、該リング状の遮煙部材404の傾斜方向もパイプスリーブ40の外端(図示略)に向けることができる。該リング状の遮煙部材404の用途は、該パイプスリーブ40を貫通する管材に良好な密着性を持たせて隙間の存在を減少し、気体が該パイプスリーブ40を通過することを避ける。これを介して、火災の発生によって生じる大量の濃煙があちこちに蔓延することを防止できる。これに比べ、背景技術で言及した特許文献には、この効果がない。
該加熱膨張性発泡体41は、略環状を呈することができる。該加熱膨張性発泡体41がZ軸方向において高さを有する。該加熱膨張性発泡体41が外側面(未表示)と内側面(未表示)とを備える。該加熱膨張性発泡体41を該パイプスリーブ40内に入れるため、該加熱膨張性発泡体41の外側面がパイプスリーブ40の内表面402の位置に対応する。管材が該パイプスリーブ40に挿通した後、該加熱膨張性発泡体41の内側面が該管材に対向する。該加熱膨張性発泡体41の高さは、該パイプスリーブ40の高さより低い。本発明の他の実施例において、パイプスリーブ40内に収納する加熱膨張性発泡体41も複数を設けることができる。該加熱膨張性発泡体41は、真空包装からなる塊状物、又は塗布方式で加熱膨張性発泡体41をパイプスリーブ40の内表面に塗布できる。これを介して、該加熱膨張性発泡体41が熱を受けて膨張した時、管内の空間を封止して密閉するまで管材内で膨張する。
同時に図4A及び図5を参照すると、該点検リング42は、取り外し可能な方式でパイプスリーブ40内に結合し、且つ該加熱膨張性発泡体41の一側に当接する。該点検リング42は、主に当接部421と延伸部422で構成される。該当接部421は、XY平面と平行となる略環状体を呈し、その半径方向寸法は、パイプスリーブ40の内径と略同一或いはより少し小さい。該延伸部422は、該当接部421からZ軸に沿って該パイプスリーブ40の両端に向かって適切な距離まで延伸し、該点検リング42がパイプスリーブ40内の加熱膨張性発泡体41を保持させることができる。該延伸部422はパイプスリーブ40外までも延伸できる。該点検リング42は、パイプスリーブ40との間の接触構造を通じて結合できる。例を挙げると、図5内において該パイプスリーブ40の内表面402が少なくとも1個の凸起部4021を凸設し、該点検リング42の当接部421の周縁に少なくとも1個の対応切欠部(図示略)を設けることができる。これを介して、該点検リング42を該パイプスリーブ40内に入れると、該凸起部4021は該切欠部を滑って通過し、該点検リング42が凸起部4021を通過させることできる。次に、点検リング42を少しだけ回すことで該凸起部4021と切欠部をずれさせて該凸起部4021が当接部421と接触(図9)し、該点検リング42が該パイプスリーブ40から離脱するのを避ける。本発明の他の実施例において、機械的結合を利用することもでき、例を挙げると、ねじ山或いは適切な設置(図示略)で該点検リング42を該パイプスリーブ40内に嵌設できる。管材が該パイプスリーブ40を挿通した時、該点検リング42も通過する。本発明の他の実施例において、該点検リング42は、前記リング状の遮煙部材404に類似した構造(図示略)を別途配置し、パイプスリーブ40の両端を挿通する管材に密着させることで、更に火災と濃煙の蔓延を効果的に防止できる。点検リング42の使用説明に関しては、以下の段落で記述する。
図4Bを参照すると、図4Bは本発明の別の実施例の先行埋設/予備穿孔装置を示す。図4Aに示す締め付け穴441とボルト442はピン443に置き換えられてもよい。該ピン443は一方の端がリングスライド44と外表面401の間に差し込まれることによって、リングスライド44が外表面401に固定されるためのものである。該ピン443は略L字状を呈する。図において外表面401とリングスライド44の間の隙間が示されていないが、該ピン443の厚さがほぼ該隙間に相当する。該ピン443が一方の端で外表面401とリングスライド44の間に差し込まれると、該ピン443による摩擦力により、リングスライド44が外表面401に固定されることを確保することができる。すなわち、外表面401とリングスライド44の位置が決められたら、該ピン443をそれらの間に差し込んで固定する。図に示されていないが、リングスライド44はそのZ軸方向の高さが実際の応用に応じて設定されるように製造される。一般的に、リングスライド44のZ軸方向の高さが外表面401のZ軸方向の高さを超えない。
本発明の図6を参照すると、本発明に関わる態様である。ここで提供するインサートリング43は、略環状を呈する容器とすることができ、型枠取り外し後その底部に管材挿通用の穴を有する。同様に、該インサートリング43は、取り外し可能な方式で適切な寸法のパイプスリーブ内に結合し、このパイプスリーブは例えば本発明が提供するパイプスリーブ47である。該インサートリング43は、加熱膨張性発泡体(図示略)にも詰めることもでき、この方式で加熱膨張性発泡体をパイプスリーブ47内に入れる。図7は、図4Aに基づくリングスライド44とパイプスリーブ47の結合を示す模式図である。ここのパイプスリーブ47は、該パイプスリーブ40とは異なり、パイプスリーブ47が図11に示すように多層管路における外管又は内管とすることができる。
また図4Aを参照すると、本発明の他の実施例において、先行埋設/予備穿孔装置は、識別装置7を更に含むことができ、識別装置7は該先行埋設穿孔装置の適切な位置に貼付すると共にリモート管理システム(未表示)に通信可能に接続することで、先行埋設穿孔装置の製品情報を提供する。例を挙げると、該識別装置7は、例えばRFタグのようなRF識別装置とすることができ、主に読み書き能力を有するチップ及びアンテナで構成される。該識別装置7は、例えば該先行埋設穿孔装置の該点検リング42の一方の表面に貼り合わせることができる。RF識別装置は、先行埋設穿孔装置の製品情報を記憶しておくことができ、例えば該先行埋設穿孔装置の番号や寸法、対応する管材、詰めた加熱膨張性発泡体41の材質、使用年数等の情報を記憶しておく。こうすると、該識別装置7と通信するリモート管理システムのアクセス装置(図示略)を通じて該先行埋設穿孔装置に関する情報をアクセスすることができ、建築物の先行埋設/予備穿孔装置及びその管材を効果的に管理するのをサポートする。本発明の先行埋設/予備穿孔装置と識別装置7及びリモートアクセス等の技術とを結合することで、1つの先行埋設/予備穿孔システムを構成できる。
他の実現可能な具体的実施例において、該識別装置7はバーコードタグであり、バーコードタグは該先行埋設穿孔装置に対応する前記製品情報(該バーコードは該製品情報へのアクセスと関係あり)を記憶しておくことで、施工者がバーコードリーダーで先行埋設穿孔装置の点検と保守を行う時、その情報を、ファイヤーストップ材料(つまり加熱膨張性発泡体)を交換するかどうかの評価根拠とすることができる。
建築物の施工の過程において、床スラブ又は壁に管材の挿通する予備孔を製作しようとする場合、本発明の先行埋設/予備穿孔装置を基礎底面構造に固定することで、予備孔の位置を決定しなければならない。例を挙げると、図8のデッキプレート5と型枠8は、床スラブの築造でよく見られる基礎底面構造である。図8を参照すると、本発明の先行埋設穿孔装置とデッキプレート5とが結合したときの側面図である。取付前、事前にデッキプレート5上に取付孔を開設し、取付孔の半径方向寸法Dは先行埋設穿孔装置が置かれるように先行埋設穿孔装置のパイプスリーブ40の半径方向寸法と大まかに同一でなければならない。そして、リングスライド44をパイプスリーブ40に嵌め込むと共に溶接作業を通じて固定する。リングスライド44の位置は、デッキプレート5の高さによって適切な位置に調整され、パイプスリーブ40とリングスライド44とがデッキプレートと多点接触して溶接固定させることができる。ここで、リングスライド44上の耳付き固定具403或いはリングスライド44自体は、デッキプレート5の水平面上に寄りかけることで、該パイプスリーブ40がデッキプレート5上に鉛直に置くことを確保する。耳付き固定具403或いはリングスライド44と該デッキプレート5との間は溶接固定を用い又は型枠8においてボルトで固定されることができる。特に、先行技術と比べると、本発明の先行埋設穿孔装置は従来のフランジリングを耳付き固定具403で簡素化できる。よって、該取付孔の設置寸法Dは、本発明の先行埋設穿孔装置を取付孔内に直接収容し、隙間が発生しないようにパイプスリーブの寸法のみを考慮すればよい。簡素化の理由としては、フランジリングを有する従来構造の場合に、取付孔の寸法がパイプスリーブの寸法より大きなり、隙間が出てしまう。本発明の場合に、隙間がないと、遮蔽物(泥除けボックス)を別途増設してコンクリートをデッキプレートに打設した後、コンクリートが隙間から漏れるのを防止する必要がない。取り付け上の便利性において、顕著な有用性がある。
埋設された穿孔装置は、床スラブ又は壁に予備孔を形成して、管材を挿通させることができる。管材の寸法は、管材がリング状の遮煙部材404に密着するように設定することが好ましい。図9を参照すると、埋設後、加熱膨張性発泡体41も一緒に床スラブ又は壁に隠蔽する。点検リング42が埋め込まず、且つパイプスリーブ40からZ軸回りに少しだけ点検リング42を回して取り外すことができ、内部に詰められた加熱膨張性発泡体41が取り出されることができる。これと比べて、先行技術に基づいて埋設された加熱膨張性発泡体は、取り出して点検されることができないため、加熱膨張性発泡体の有効性を知ることができなかった。本発明の先行埋設穿孔装置は、取り外し可能な構造を有するため、埋設後の加熱膨張性発泡体を取り出して点検及び交換でき、穿孔装置周囲の構造を破壊することなく、加熱膨張性発泡体を取り出すことができる。加熱膨張性発泡体の点検可能作業及び交換可能性について言うと、先行技術に比べても顕著な差異がある。
図10に示されるのを参照すると、本発明の先行埋設/予備穿孔装置は、管路ボックス6と組み合わせて、嵌め込み方式で壁(或いは床スラブ)と結合できる。該管路ボックス6の表面(対向面が未表示)に複数の本発明の先行埋設穿孔装置を嵌設し、異なる寸法を有して異なるタイプの管材の挿通に供することができる。該管路ボックス6はチャンバーを備え、該チャンバーの一部にそれら複数の先行埋設穿孔装置が嵌め込まれて収容され、該チャンバーの残り部分に防火材料を充てんして、この残り部分のファイヤーストップ効果を向上させることができる。該管路ボックス6は完全にコンクリート構造内に埋め込み、それら複数の先行埋設穿孔装置のみを露出してもよい。それら複数の先行埋設/予備穿孔装置の露出側が点検リングを有する場合、作業者が各先行埋設穿孔装置内の加熱膨張性発泡体を取り出して点検及び交換できるという利便性がある。
図11及び図12を参照すると、建築物の間仕切壁、例えば軽量鉄骨間仕切壁50に前記先行埋設/予備穿孔装置(図内ではパイプスリーブ47のみを表示)を貫設した様子を示す。該建築物の間仕切壁50の一方の表面にリテーナリング46を設け、フランジを備える。該リテーナリング46は、ねじを通じて該建築物の間仕切壁50の一方の表面に固定され、且つ該リテーナリング46のフランジが該パイプスリーブ47内に挿入し、該パイプスリーブ47が該建築物の間仕切壁50の一方の表面から離脱するのを防止する。該リテーナリング46と該パイプスリーブ47の間にファイヤーストップ部材48を設けることができ、ファイヤーストップ部材48は前記リング状の遮煙部材404の構造に類似する。ファイヤーストップ部材48は、難燃材質で製造できる。該パイプスリーブ47に挿通する貫通材49に燃焼が起きた場合、該パイプスリーブ47内に入れているファイヤーストップ部材48を介して火遮断を行うことができ、ファイヤーストップ部材48の設置もファイヤーストップ及び濃煙の遮断を効果的に達成でき、効果をより一層向上させる。RF識別装置7は、データにアクセスするため、該リテーナリング46上にも設けることができる。
先行技術に比べると、本発明で提供する先行埋設/予備穿孔装置は、取り外し可能な構造を備えるため、本発明の先行埋設穿孔装置が内部ファイヤーストップ材料を点検及び交換させ、ファイヤーストップの効果が引き続き各管路システム内に存在するよう確保できる。本発明の先行埋設/予備穿孔装置も耳付き固定具で従来のフランジリングの設計に代替し、取り付け作業上、より一層便利になる。本発明の先行埋設/予備穿孔装置に更にリング状の遮煙部材を設けて、平常時に気密機能を提供することができ、万が一火災となると、火災の濃煙がパイプスリーブを越えて他の空間に蔓延するのを防止できる。よって、ファイヤーストップ、煙遮断の有効性の維持及び取り付けの利便性について言うと、本発明の先行埋設/予備穿孔装置は、顕著な改良を有する。
これにより、本発明の先行埋設/予備穿孔装置の好ましい実施例は、上記説明及び図面で説明した。本明細書内で開示された全ての特徴は、その他の方法と結合でき、本明細書内に開示される各特徴は選択的に同一、同等又は近似の目的特徴で代替できる。よって、特別顕著な特徴を除き、全ての本明細書で開示される特徴は、同等或いは近似特徴のうちの一つの例だけである。本発明の好ましい実施例の記述を経た後、当業者は本発明が実際新規性、進歩性及び産業上の利用可能性を有する発明であり、発展価値を極めて有することを理解すべきである。本発明は当業者が種々なる変更、修正、改良等(例えば固定方法又は固定位置の変更)を実施できるが、特許の請求範囲で保護しようとするものを含む。
10 パイプスリーブ
101 フランジリング
11 加熱膨張性発泡体
12 固定具
20 パイプスリーブ
201 フランジリング
21 加熱膨張体
22 固定具
30 フロント基部
31 リア基部
32 膨張材料
33 フロントアクセサリ
34 剥離可能層
40 パイプスリーブ
401 外表面
402 内表面
4021 凸起部
403 耳付き固定具
404 リング状の遮煙部材
41 加熱膨張性発泡体
42 点検リング
421 当接部
422 延伸部
43 インサートリング
44 リングスライド
441 締め付け穴
442 ボルト
443 ピン
45 延伸保護管
46 リテーナリング
47 パイプスリーブ
48 ファイヤーストップ部材
49 貫通材
50 軽量鉄骨間仕切壁
5 デッキプレート
6 管路ボックス
7 RF識別装置
8 型枠
D 取付孔の半径方向寸法

Claims (17)

  1. 建築物に設けられて、該建築物の管材が挿通するための予備孔を提供する先行埋設/予備穿孔装置において、
    両端を有し、その両端の間に管材及び配線の挿通用通路を備えるパイプスリーブと、
    中空柱状として成形し、且つ取り外し可能な方式で前記パイプスリーブの通路内に収容される少なくとも1つの加熱膨張性発泡体と、
    取り外し可能な方式で前記パイプスリーブの一端に結合する点検リングであって、その一部が前記少なくとも1つの加熱膨張性発泡体に当接することで、前記少なくとも1つの加熱膨張性発泡体を前記通路内に保持させる点検リングと、
    前記パイプスリーブの外周に嵌設され、且つ前記パイプスリーブの両端の間を摺動でき、前記パイプスリーブの取付に適したリングスライドと、
    を含み、
    前記点検リングを選択的に前記パイプスリーブから外すことで、前記少なくとも1つの加熱膨張性発泡体を選択的に前記パイプスリーブの通路から取り出すことができることを特徴とする先行埋設/予備穿孔装置。
  2. 前記リングスライドは、前記点検リングに近い一端に設けられる少なくとも1個の耳付き固定具を備えることを特徴とする請求項1に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  3. 前記パイプスリーブの前記点検リングから離れた一端に設けられるリング状の遮煙部材を更に含み、前記リング状の遮煙部材の一部は前記パイプスリーブの内表面に結合し、前記リング状の遮煙部材と前記パイプスリーブに挿通する管材とが密着することを特徴とする請求項2に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  4. 前記点検リングは、当接部を有し、前記当接部が環状体を呈し且つ前記点検リングと伴って選択的に前記パイプスリーブと結合することを特徴とする請求項1に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  5. 前記点検リングは、リング状の容器で、取り外しできるように前記パイプスリーブに嵌合することを特徴とする請求項1に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  6. 前記先行埋設/予備穿孔装置の上に貼付すると共にリモート管理システムに通信可能に接続することで、前記先行埋設/予備穿孔装置の製品情報を提供する識別装置を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  7. 前記識別装置は、前記先行埋設/予備穿孔装置の製品情報を記憶しておくRF識別装置或いはバーコードを含むことを特徴とする請求項6に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  8. 前記先行埋設/予備穿孔装置の製品情報は、前記先行埋設/予備穿孔装置の製品番号と寸法と対応する管材と前記加熱膨張性発泡体の材質と使用年数とを含むことを特徴とする請求項7に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  9. 前記当接部の周縁は切欠部を備え、前記パイプスリーブの内表面が凸起部を備え、前記凸起部は選択的に前記切欠部を通過することを特徴とする請求項4に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  10. 前記リングスライドと前記パイプスリーブの相対位置が選択的に調整及び固定可能であることを特徴とする請求項1に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  11. 前記リングスライドは締め付け手段により前記パイプスリーブに固定されることを特徴とする請求項10に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  12. 前記リングスライドがピンにより前記パイプスリーブに固定されることを特徴とする請求項10に記載の先行埋設/予備穿孔装置。
  13. 建築物に埋設して管材を収容するための管路ボックスであって、
    少なくとも1個の請求項12に記載の先行埋設/予備穿孔装置を含み、前記少なくとも1個の先行埋設/予備穿孔装置は、前記管路ボックスに嵌設されて、前記少なくとも1個の先行埋設/予備穿孔装置の点検リングを前記管路ボックスの一方の表面から露出させることを特徴とする管路ボックス。
  14. 建築物に埋設して管材を収容するための管路ボックスであって、
    少なくとも1個の請求項11に記載の先行埋設/予備穿孔装置を含み、前記少なくとも1個の先行埋設/予備穿孔装置は、前記管路ボックスに嵌設されて、前記少なくとも1個の先行埋設/予備穿孔装置の点検リングを前記管路ボックスの一方の表面から露出させることを特徴とする管路ボックス。
  15. 請求項12に記載の先行埋設/予備穿孔装置が貫設された建築物の間仕切壁であって、
    フランジを備え、前記建築物の間仕切壁の一方の表面に固定され、且つ前記フランジが前記パイプスリーブ内に挿入して、前記パイプスリーブが前記建築物の間仕切壁の一方の表面から離脱するのを防止するリテーナリングと、
    リング状を呈し且つ前記リテーナリングと前記パイプスリーブの間に設けられるファイヤーストップ部材と、
    を含むことを特徴とする建築物の間仕切壁。
  16. 請求項11に記載の先行埋設/予備穿孔装置が貫設された建築物の間仕切壁であって、
    フランジを備え、前記建築物の間仕切壁の一方の表面に固定され、且つ前記フランジが前記パイプスリーブ内に挿入して、前記パイプスリーブが前記建築物の間仕切壁の一方の表面から離脱するのを防止するリテーナリングと、
    リング状を呈し且つ前記リテーナリングと前記パイプスリーブの間に設けられるファイヤーストップ部材と、
    を含むことを特徴とする建築物の間仕切壁。
  17. 建築物に設けられ、該建築物の管材が挿通するための予備孔を提供する先行埋設/予備穿孔装置において、
    両端を有し、その両端の間に管材及び配線の挿通用通路を備えるパイプスリーブと、
    中空柱状として成形し、且つ取り外し可能な方式で前記パイプスリーブの通路内に収容される少なくとも1つの加熱膨張性発泡体と、
    取り外し可能な方式で前記パイプスリーブの一端に結合する点検リングであって、その一部が前記少なくとも1つの加熱膨張性発泡体に当接することで、前記少なくとも1つの加熱膨張性発泡体を前記通路内に保持させる点検リングと、
    前記パイプスリーブの外周に嵌設され、且つ前記パイプスリーブの両端の間を摺動でき、前記パイプスリーブの取付に適したリングスライドと、
    前記先行埋設/予備穿孔装置の上に貼付すると共にリモート管理システムに通信可能に接続することで、前記先行埋設/予備穿孔装置の製品情報を提供する識別装置であって、前記先行埋設/予備穿孔装置の製品情報を記憶しておくRF識別装置或いはバーコードを含む識別装置と、
    を含み、
    前記点検リングを選択的に前記パイプスリーブから外すことで、前記少なくとも1つの加熱膨張性発泡体を選択的に前記パイプスリーブの通路から取り出すことができることを特徴とする先行埋設/予備穿孔装置。
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