JP6182850B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体素子によって構成される電力変換装置の構造に関する。
一般に、電力変換器は冷却器と金属体と半導体素子とを積層して構成される。このような電力変換器では、冷却器と金属体との間、及び、半導体素子と金属板との間に接合部材を設けてそれぞれ接合する(特許文献1参照)。
特開2010−021406号公報
前述した電力変換器を装置に実装する場合には、これらを炉の中に入れて加熱し、接合部材の融点付近まで炉の温度を上昇させることで、接合部材が膨張して冷却器と金属体、及び、半導体素子と金属体がそれぞれ接合される。
加熱後に炉から電力変換装置が取り出されると、装置全体の温度は下降するので電力変換装置は収縮する。このとき、接合部材については、外気と接触している部分と、外気と接触していない部分とで温度下降の勾配が異なる。そのため、外気と接触していない部分については、外気と接触している部分に比べて収縮してから凝固するまでの時間が長くなる。
その結果、外気と接触している部分と接触していない部分とでは、接合部材の厚みに差が生じてしまい、接合部材で接合される冷却器と金属体や、金属体と半導体素子に反りが生じる可能性がある。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた。本発明の目的は、電力変換装置において、接合部材で接合される半導体素子と金属体、又は、金属体と冷却器に反りが生じることを抑制することにある。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明による電力変換装置は、電力を変換するための半導体素子と、前記半導体素子を保持する金属体と、前記半導体素子との間に積層された前記金属体を挟んで、前記半導体素子を冷却する冷却器と、を含む。そして、前記冷却器と前記金属体とを接合する冷却器側接合層と、前記金属体と前記半導体素子とを接合する素子側接合層と、を含む。前記冷却器側接合層又は素子側接合層は、同一面内に、凝固点の高い接合部材と凝固点の低い接合部材とを有し、高凝固点接合部材は、前記金属体に接する面の中央に形成され、低凝固点接合部材は、前記高凝固点接合部材の周囲に形成され、中央に形成される高凝固点の接合部材、及び、周囲に形成される低凝固点の接合部材が溶融した状態から温度が下降する場合において、高凝固点の接合部材は、凝固点の接合部材よりも先に凝固することを特徴とする。
この態様によれば、接合部材の融点付近まで昇温させた炉から電力変換装置を取り出したときに、外気と接触している低凝固点接合部材と、内部に形成される低凝固点接合部材とが収縮して固まるタイミングを近づけることができる。
そのため、同一面内に形成される接合層の外側と内側の厚みの差を小さくできるので、接合部材によって接合される半導体素子と金属体、又は、金属体と冷却器に反りが生じることを抑制することができる。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における電力変換装置の積層構造を示す図である。 図2は、電力変換装置の接合層の平面を示す図である。 図3は、接合層を構成する2つの接合部材の温度下降特性を示す図である。 図4は、第2実施形態における接合層の平面を示す図である。 図5は、第3実施形態における接合層の平面を示す図である。 図6は、第4実施形態における電力変換装置の積層構造を示す図である。 図7は、金属電極への接合層による半導体チップの実装構造を示す図である。 図8は、半導体チップと絶縁基板の接合構造を示す図である。 図9は、第5実施形態における電力変換装置の積層構造を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における電力変換装置の積層構造を示す図である。
電力変換装置100は、例えば、車両に搭載される電気機器である。電力変換装置100は、冷却器109と、半導体モジュール110と、冷却器側接合層200と、を備える。
半導体モジュール110は、電力を変換する機能を有する回路(電力変換器)である。半導体モジュール110は、半導体チップ101と、素子側接合層102と、金属電極103と、絶縁基板104と、放熱板105と、封止樹脂106と、を有する。
半導体チップ101は、電力を変換するための半導体素子を有する。半導体素子としては、電力変換に用いられるトランジスタや、トランジスタと対向する位置に設けられるダイオードなどが半導体チップ101に形成される。
電力変換に用いられるトランジスタとしては、例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)や、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などが挙げられる。
素子側接合層102は、半導体チップ101と金属電極103とを接合する。素子側接合層102は、例えば半田(はんだ)などの接合部材によって形成される。
金属電極103は、半導体チップ101を保持する金属板である。金属電極103によって半導体素子に電圧又は電流が供給される。金属電極103としては、導電率の高い金属、例えば銅が用いられる。
絶縁基板104は、金属電極103と冷却器109との間を電気的に絶縁する。絶縁基板104には、セラミックスや窒化アルミニウムなどの絶縁部材が用いられる。絶縁基板104は、熱圧着によって、放熱板105と金属電極103とに挟まれて接合される。
放熱板105は、半導体チップ101に生じる熱を冷却器109に伝導する。放熱板105には、熱伝導性の高い金属体が用いられる。冷却器109と反対の面には、絶縁基板104、金属電極103、素子側接合層102及び半導体チップ101が下から上に順番に積層される。また、絶縁基板104を挟んで熱圧着された金属電極103及び放熱板105は、半導体素子を保持する金属体として用いられている。
封止樹脂106は、半導体チップ101と、素子側接合層102と、金属電極103と、絶縁基板104と、放熱板105とを纏めて封止する。封止樹脂106としては、融点が比較的高い樹脂、例えばエポキシ樹脂などが用いられる。
このように、半導体チップ101と素子側接合層102と金属電極103と絶縁基板104と放熱板105を積層した後、これらを封止樹脂106で全体的に覆うことによって、半導体モジュール110が形成される。
冷却器300は、半導体モジュール110を冷却する。本実施形態では冷却器300は、冷却器300と半導体チップ101との間に積層される金属電極103、絶縁基板104及び放熱板105を挟んで、半導体チップ101を冷却する。
冷却器300には、軽量で熱伝導性が比較的高い金属が用いられる。例えば、アルミニウムや銅などが好ましい。また、冷却器側接合層200と接する冷却面に対し、Niなどでメッキ処理を施すことが望ましい。冷却器300のメッキ処理については、冷却器側接合層200と接する冷却面以外の面に施してもよい。
また、冷却器300の冷却面に接合部材よりも浅いざぐり形状の加工を施してもよい。これにより、冷却器300と半導体モジュール110との間からはんだが流れ、あふれ出ることを防止できる。
冷却器側接合層200は、半導体モジュール110と冷却器300とを接合する。冷却器側接合層200には、金属体が用いられる。これにより、冷却器300から半導体チップ101への冷却効率を高めている。
一般に、接合層には半田などの接合部材が用いられ、ロウ付け技術を使用して半導体モジュール110を冷却器300に接合する。具体的には、半導体モジュール110と冷却器300との間に接合部材を設け、その電力変換装置を炉の中に入れて加熱し、接合部材の融点付近まで炉の温度を上昇させることによって、半導体モジュール110と冷却器300とを接合する。
加熱によって接合部材が膨張した後に電力変換装置が炉から取り出されると、装置全体の温度は下降して電力変換装置は収縮する。このとき、接合層のうち、外気と接触している部分と、外気と接触していない部分とでは温度下降の勾配が違うので、外気と接触していない部分は、外気と接触している部分に比べて収縮してから凝固するまでに時間を要する。
その結果、外気と接触している部分と、外気に接触していない部分とで接合層の厚みに差が生じてしまい、接合層で接合される冷却器と金属体とに反りが生じる可能性がある。
そこで、本発明では、接合層に凝固点の異なる2つの接合部材を用いて冷却器と金属体とを接合する。
第1実施形態では、半導体モジュール110と冷却器300との冷却器側接合層200は、同一面内に凝固点の高い接合部材107と凝固点の低い接合部材108とを有する。
接合部材107及び接合部材108は、ロウ材であり、互いに同じ種類の金属である。接合部材107及び接合部材108としては、例えば、錫(Sn)と鉛(Pb)を含有する錫鉛(すずなまり)はんだ、又は、Sn-Pb-Biはんだ等が用いられる。
本実施形態では接合部材107及び接合部材108は、錫鉛はんだである。錫鉛はんだに関しては、錫と鉛の比率を変えることよって凝固点を調整することができる。具体的には、金属構成のうち鉛の比率がプラス0%〜81%の範囲で、凝固点の調整が可能である。金属構成のうち鉛の比率が37%のときに凝固点が最も低くなる。
接合部材107は、外気と接触しない部分に設けられる。接合部材107は、冷却器側接合層200と放熱板105の接触面の中央に形成される。接合部材107は、高凝固点接合部材であり、接合部材107の凝固点は、接合部材108の凝固点よりも高くなるように調整される。接合部材107としては、例えば、金属構成のうち鉛の比率が73%である鉛錫はんだが用いられる。
接合部材108は、外気と接触する部分に設けられる。すなわち、接合部材108は、接合部材107の周囲に形成される。接合部材108は、凝固点が接合部材107よりも低い低凝固点接合部材である。本実施形態では、接合部材108として、凝固点の最も低い錫鉛はんだ、すなわち鉛の比率が37%の錫鉛はんだが用いられる。
接合部材108の内周は、接合部材107の外周に一致している。一般的に接合部材同士の接合境界においては金属の凝集が起こる。本実施形態では、接合部材107及び接合部材108に同じ種類の金属を用いることで、接合境界での金属の凝集を起こりにくくしている。
このように、凝固点の異なる接合部材107及び接合部材108が半導体モジュール110と冷却器300との間に設けられ、この状態で電力変換装置100を炉に入れて加熱することによって、半導体モジュール110と冷却器300とを接合する。そして接合部材107及び接合部材108が溶融した状態で電力変換装置100が炉から取り出され、接合部材107及び接合部材108の温度が下降する。
この場合において、接合部材107の凝固点は、接合部材108よりも高く調整されているため、内側の接合部材107と外側の接合部材108とが凝固するタイミングが近くなり、接合部材107と接合部材108の厚みの差を小さくできる。したがって、半導体モジュール110に生じる反りを抑制することができるとともに、冷却器側接合層200に生じる応力を低減することができる。
図2は、接合部材107及び接合部材108の配置を示す平面図である。
接合部材108は、接合部材107を包含するように設けられる。接合部材107は、冷却器側接合層200の中央に形成され、接合部材108は、接合部材107の周囲に形成される。接合部材107及び接合部材108は、共に四角形状に形成され、互いに相似の関係にある。
接合部材108の中央部分は、接合部材107と同じ形状に切り抜かれる。そのため、接合部材108の内周の形状は、接合部材108の外周と同じ形状であり、接合部材108の内周は、接合部材107の外周とぴったり一致する。
例えば、接合部材108の内周の形状が円形であり、接合部材107の外周の形状が四角形だとすると、双方の境界面の隙間が大きくなって熱性能が低下する。これに対し、本実施形態のように接合部材108の内周と接合部材107の外周とを同じ形状にすることで、接合部材108と接合部材107の境界面の隙間を小さくすることができる。したがって、隙間が生じることによる熱性能の悪化を防止することができる。
接合部材107は、長辺の長さLiが接合部材108の長さLoに対して50%以下となるように形成される。冷却器側接合層200においては、中央から外側に離れるほど温度の降下速度が大きく急になる傾向がある。特に、中央から外周(2/Lo)までの範囲のうち半分よりも外側の部分については、温度の降下勾配が大きくなる。そのため、接合部材108に温度の下降勾配が大きくなる部分が包含されるように、接合部材108の長辺Loに占める接合部材107の割合を50%以下にする。
これにより、接合部材108と接合部材107の凝固するタイミングを近づけることが容易となる。したがって、接合部材107と接合部材108をより均一にすることが可能となる。
また、接合部材108の対角線の交点は、接合部材107の対角線の交点と一致している。すなわち、接合部材108の重心が接合部材107の面内に位置している。これにより、温度の下降勾配が大きい部分に接合部材108を、温度の下降勾配が小さい部分に接合部材107を確実に形成することが可能となる。
図3は、接合部材107及び接合部材108の温度下降特性117及び118を示す図である。図3では横軸が時間を示し、縦軸が温度を示す。温度t1は接合部材107の凝固点である。温度t2は接合部材108の凝固点である。
温度下降特性118では、接合部材108が接合部材107よりも外側にあるため、温度降下時の熱時定数τ2が、温度下降特性117の熱時定数τ1よりも小さい。このため、接合部材108は、接合部材107よりも早く冷える。例えば、接合部材107と接合部材108の凝固点が同じであれば、外側の接合部材108から凝固することになる。
そこで、接合部材107の凝固点t1を接合部材108の凝固点t2よりも高くして、接合部材108から先に凝固するように設計している。接合部材107と接合部材108の凝固点の温度差は、金属構成の比率変更による温度調整可能な範囲内において10℃以上に設計することが望ましい。
温度t1では、接合部材107が凝固し始めるのに対し、接合部材108は溶融状態である。一方、接合部材108の温度の下降速度は接合部材107よりも速いので、接合部材108は、接合部材107が凝固した時点T1の温度t2’から凝固点t2まで早期に到達する。このため、接合部材107が凝固するタイミングT1と、接合部材108が凝固するタイミングT2とを近づけることができる。
したがって、接合部材107と接合部材108が凝固するタイミングを近づけつつ、確実に接合部材108を先に凝固させることができる。
このように、接合部材107と接合部材108とが凝固するタイミングを近づけることによって、電力変換装置1を急冷する工程を設けることなく、ダイボンディングによって半導体モジュール110と冷却器300とを接合することができる。
本発明の第1実施形態によれば、冷却器側接合層200において、凝固点の高い接合部材107が放熱板105との接触面の中央に形成され、接合部材108が接合部材107の周囲に形成される。
これにより、接合部材108の融点付近まで加熱した炉から電力変換装置100を取り出したときに、外側の接合部材108と内側の接合部材107の収縮するタイミングが近づくため、接合部材107と接合部材108の厚みの差を小さくすることができる。その結果、半導体チップ101の直下部分における冷却器300と放熱板105の反りを抑制することができる。
さらに接合部材107及び接合部材108に生じる応力が低減されるので、冷却器側接合層200の信頼性を高めることができる。
また、本実施形態では、接合部材108は、重心が接合部材107の面内に位置するように形成される。これにより、冷却器300と放熱板105の中央部分に生じる反りが抑制されるので、半導体チップ101の冷却性能をより高めることができる。
さらに本実施形態では、接合部材108の内周は、接合部材107の外周と一致している。このように、接合部材108の内周と接合部材107の外周の形状を同一にすることで、接合部材108と接合部材107の境界面の隙間を小さくできる。したがって、冷却器側接合層200に隙間が生じることによる放熱性能の低下を防ぐことができる。
そして接合部材107及び108には、互いに同じ種類の金属が用いられる。これにより、接合部材同士の境界で起こりやすい金属の凝集を抑制することができる。このため、境界面における接合の信頼性を高めることができる。
また、本実施形態では、接合部材108に対する接合部材107の長辺の比率が50%以下に設定される。このため、冷却器側接合層200のうち、温度の下降勾配が大きい部分に接合部材108を形成し、温度の下降勾配が小さい部分に接合部材107を形成することができる。
したがって、接合部材107と接合部材108が凝固するタイミングを、精度良く調整することが可能となり、両者の凝固タイミングをより近づけることができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態における冷却器側接合層200の配置を示す平面図である。
冷却器側接合層200は、同一面内に凝固点の高い接合部材207と、凝固点の低い接合部材208とを有する。凝固点の低い接合部材208は、凝固点の高い接合部材207を包含する。内側の接合部材207及び外側の接合部材208は、共に円形状に形成され、互いに相似の関係にある。
接合部材207は、図1に示した接合部材107と同じ金属部材であり、接合部材208は、接合部材108と同じ金属部材である。また接合部材207の凝固点は、接合部材208の凝固点よりも低くなるように調整されている。
接合部材208の中央部は、接合部材207と同じ形状に切り抜かれている。すなわち、接合部材208の内周と接合部材207の外周とは互いに同じ形状である。接合部材208の中心点は、接合部材207の中心点と一致している。接合部材108の重心は、接合部材107の面内に位置している。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに本実施形態では、第1実施形態と異なり、接合部材207と接合部材208が同心円形状に形成される。したがって、同心円状に凝固タイミングを揃えることができ、接合部材207と接合部材208の境界での接合層の厚みを均一にすることができる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態における冷却器側接合層200の配置を示す平面図である。
冷却器側接合層200は、同一面内に、凝固点の高い接合部材307と、凝固点の低い4つの接合部材308と、を有する。接合部材307及び接合部材308は、それぞれ、図1で述べた接合部材107及び接合部材108と同じ金属部材であり、接合部材307の凝固点は、接合部材308の凝固点よりも低い。
接合部材307及び接合部材308は、共に四角形状に形成される。接合部材308は、接合部材307の各辺にそれぞれ設けられる。接合部材307と接合部材308の接する各辺の長さはそれぞれ一致している。
接合部材308は、図2に示した接合部材108の四隅を取り除いた形状をしている。そのため、接合部材108と同様、接合部材308の重心は、接合部材307の面内に位置する。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに本実施形態では、第1実施形態と異なり、接合部材308の接触面の面積を小さくしている。
一般的に、接合部材308の面積が大きくなるほど、接合部材308に生じる応力が大きくなる。このため、接合部材308の面積を接合部材108よりも小さくすることによって、接合部材308に生じる応力を緩和することができる。これにより、接合の信頼性をより高めることができる。
なお、各実施形態では、半導体モジュール110の素子側接合層102を1つの接合部材で形成する例について説明したが、冷却器側接合層200と同様に、素子側接合層102を凝固点の異なる2つの接合部材により素子側接合層102を形成してもよい。以下に、素子側接合層102を凝固点の異なる接合部材で形成した例について説明する。
(第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態における半導体モジュール111の積層構造を示す図である。図6では、素子側接合層102の同一平面内に、凝固点の高い接合部材501と凝固点の低い接合部材502とが配置される。他の構成は、図1に示した半導体モジュール110と同様であるため、同一の符号を付してここでの説明を省略する。
接合部材501及び接合部材502は、半導体チップ101と金属電極103とを接合する。接合部材501及び接合部材502は、冷却器側接合層200と同様、はんだ等のロウ材であり、互いに同じ種類の金属である。
接合部材501は、外気と接触しない部分に設けられる。接合部材501は、半導体チップ101に接する面の中央に配置される。一方、接合部材502は、外気と接触する部分に設けられる。接合部材502は、接合部材501の周囲に配置される。
接合部材501の外周は、接合部材502の内周とぴったり一致している。接合部材502の内部に占める接合部材501の比率は50%以下である。さらに接合部材502の重心は、接合部材501の面内に位置する。
接合部材502の凝固点は、接合部材502の内部に形成される接合部材501の凝固点よりも低い。例えば、接合部材501及び接合部材502は、金属の組成比率を変えて凝固点の調整をするのが望ましい。
図7は、接合部材501及び接合部材502による半導体チップ101を金属電極103に実装する実装構造を示す図である。
接合部材502は、凝固点が接合部材501よりも低く、かつ、接合部材501の周囲に設けられる。その結果、ダイボンディングによって半導体チップ101を金属電極103に実装する工程において、第1実施形態と同じように、内側の接合部材501と外側の接合部材502の厚みに差が生じ難くなる。
これにより、半導体チップ101と金属電極103との線膨張係数の違いによって生じる半導体チップ101の反りや応力を低減することができる。
図8は、半導体チップ101と絶縁基板104の接合構造を示す図である。
絶縁基板104は、金属電極103と放熱板105とで挟まれ、ロウ付け等の技術によって接合される。本実施形態ではロウ付けによって、絶縁基板104の表面が半導体チップ101と接合され、絶縁基板104の裏面が金属電極103と接合されている。
ダイボンディング工程において、凝固点が高い接合部材501の周囲に、凝固点が低い接合部材502を配置することで、内側の接合部材501と外側の接合部材502とが凝固するタイミングが近くなり、接合部材501と接合部材502の厚みが均一になる。これにより、半導体チップ101と絶縁基板104の線膨張係数の差によって生じる反りや、素子側接合層102に生じる応力を緩和することができる。
第4実施形態によれば、素子側接合層102において、凝固点の高い接合部材501が半導体チップ101との接触面の中央に形成され、凝固点の低い接合部材502が凝固点の高い接合部材501の周囲に形成される。これにより、接合部材501と接合部材502との凝固するタイミングが近くなるので、内側の接合部材501及び外側の接合部材502の厚みの差を小さくすることができる。
したがって、第1実施形態と同様、半導体チップ101の中央部に生じる反りを低減することができるとともに、素子側接合層102に生じる応力を低減することで信頼性を高めることができる。
さらに本実施形態では、接合部材502は、重心が接合部材501の面内に位置するように形成される。これにより、半導体チップ101と金属電極103の中央部分に生じる反りを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、接合部材502の内周は、接合部材501の外周と一致している。このように、接合部材502と接合部材501の隙間を小さくすることによって、素子側接合層102の放熱性能の低下を防ぐことができる。
そして接合部材501及び接合部材502は、互いに同じ種類の金属である。これにより、接合部材同士の境界で起こりやすい金属の凝集を抑制することができる。
また、本実施形態では、接合部材502に対する接合部材501の長辺の比率は50%以下に設定される。このため、素子側接合層102のうち、温度の下降勾配が大きい部分に接合部材108を、温度の下降勾配が小さい部分に接合部材107を確実に形成することができる。
したがって、接合部材同士の凝固するタイミングを精度良く調整することが可能となり、両者の凝固タイミングをより近づけることができる。
(第5実施形態)
図9は、本発明の第5実施形態における電力変換装置の積層構造を示す図である。
電力変換装置600は、半導体チップの両面を2つの金属電極で挟む構成である。電力変換装置600は、半導体モジュール610と、冷却器側接合層631及び冷却器側接合層632と、冷却器641及び冷却器642と、を有する。
半導体モジュール610は、両面電極のパワーモジュールである。半導体モジュール610は、半導体チップ601と、半導体チップ601の一方の面に積層される素子側接合層612と、金属電極613と、絶縁基板614と、放熱板625と、を有する。さらに半導体モジュール610は、半導体チップ601の他方の面に積層される素子側接合層622と、金属電極623と、絶縁基板624と、放熱板625と、を有する。そして半導体モジュール610は、これらを封止樹脂606によって封止する。
金属電極613及び金属電極623と、絶縁基板614及び絶縁基板624と、放熱板615及び放熱板625と、冷却器641及び冷却器642とは、図1に示したものと同じ構成であるのでここでの説明を省略する。
素子側接合層612及び素子側接合層622は、図6に示した素子側接合層102と同じ構成である。
素子側接合層612は、半導体チップ601の表面と金属電極613とを接合する。素子側接合層612は、同一面内に凝固点の異なる接合部材711及び接合部材712を有する。素子側接合層612には、凝固点の高い接合部材711が中央部に形成され、凝固点の低い接合部材712が接合部材711の周囲に形成される。
素子側接合層622は、半導体チップ601の裏面と金属電極623とを接合する。素子側接合層622は、同一面内に凝固点が異なる接合部材721及び接合部材722を有する。素子側接合層622には、凝固点の高い接合部材721が中央部に形成され、凝固点の低い接合部材722が接合部材721の周囲に形成される。
また、冷却器側接合層631及び冷却器側接合層632は、図1に示した冷却器側接合層200と同じように半導体モジュールと冷却器とを接合する。
冷却器側接合層631は、放熱板615と冷却器641とを接合する。冷却器側接合層631は、同一平面内に凝固点の異なる接合部材731及び接合部材732を有する。冷却器側接合層631には、凝固点の高い接合部材731が中央部に形成され、凝固点の低い接合部材732が接合部材731の周囲に形成される。
冷却器側接合層632は、放熱板625と冷却器642とを接合する。冷却器側接合層632は、同一平面内に凝固点の異なる接合部材741及び接合部材742を有する。冷却器側接合層632には、凝固点の高い接合部材741が中央部に形成され、凝固点の低い接合部材742が接合部材731の周囲に形成される。
第5実施形態によれば、素子側接合層612及び素子側接合層622において凝固点の低い接合部材を凝固点の高い接合部材の周囲に形成し、金属電極613と金属電極623とに挟まれた半導体チップ601を金属電極613及び金属電極623に接合する。
これにより、素子側接合層612及び素子側接合層622の厚みの差が小さくなるので、半導体チップ601、金属電極613及び金属電極623の中央部の反りや、素子側接合層612及び622に生じる応力を軽減することができる。
さらに本実施形態では、冷却器側接合層631及び冷却器側接合層632においても凝固点の低い接合部材を凝固点の高い接合部材の周囲に形成して、冷却器641と冷却器642とに挟まれる半導体モジュール610を冷却器641及び冷却器642に接合する。
これにより、冷却器側接合層631及び冷却器側接合層632の厚みが均一になるので、半導体モジュール610、冷却器641及び冷却器642の接合部に生じる反りや応力を緩和することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
100、500 電力変換装置
101、601 半導体チップ(半導体素子)
102、612、622 素子側接合層
501 接合部材(高凝固点接合部材)
502 接合部材(低凝固点接合部材)
103、613、623 金属電極(金属体)
105、615、625 放熱板(金属体)
200、631、632 冷却器側接合層
107、207、307 接合部材(高凝固点接合部材)
108、208、308 接合部材(低凝固点接合部材)
300、641、642 冷却器

Claims (5)

  1. 電力を変換するための半導体素子と、
    前記半導体素子を保持する金属体と、
    前記半導体素子との間に積層された前記金属体を挟んで、前記半導体素子を冷却する冷却器と、
    前記冷却器と前記金属体とを接合する冷却器側接合層と、
    前記金属体と前記半導体素子とを接合する素子側接合層と、を含み、
    前記冷却器側接合層又は前記素子側接合層は、同一面内に、凝固点の高い接合部材と凝固点の低い接合部材とを有し、
    高凝固点の接合部材は、前記金属体に接する面の中央に形成され、
    低凝固点の接合部材は、前記高凝固点の接合部材の周囲に形成され、
    前記中央に形成される前記高凝固点の接合部材、及び、前記周囲に形成される前記低凝固点の接合部材が溶融した状態から温度が下降する場合において、前記高凝固点の接合部材は、記低凝固点の接合部材よりも先に凝固する、電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記低凝固点の接合部材の重心は、前記高凝固点の接合部材の面内に位置する、
    電力変換装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置において、
    前記低凝固点の接合部材の内周は、前記高凝固点の接合部材の外周と一致している、
    電力変換装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力変換装置において、
    前記低凝固点の接合部材の長辺に対する前記高凝固点の接合部材の長辺の比率は50%以下である、
    電力変換装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置において、
    前記2つの接合部材は、互いに同じ種類の金属である、
    電力変換装置。
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