JP6176271B2 - 通信仲介システム、通信仲介装置、通信仲介方法及び通信仲介プログラム - Google Patents

通信仲介システム、通信仲介装置、通信仲介方法及び通信仲介プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信仲介システム、通信仲介装置、通信仲介方法及び通信仲介プログラムに関し、特に、通信仲介装置を安全で、かつ少ない手間で導入する技術に関する。
近年、ASP(Application Service Provider)のサーバーからインターネットを介して、LAN(Local Area Network)に接続されたパーソナルコンピューター等の装置へニュースを配信する等のアプリケーション・サービス(以下、「Appサービス」と記す。)が普及している。
しかしながら、LANをインターネットに接続する場合には、ネットワークセキュリティ上の理由から、ファイアウォールを用いて不正アクセスを排除するのが一般的であり、特に、インターネット側からLAN側へのアクセスは、厳しく制限される。したがって、Appサービスを提供するサーバー(以下、「Appサーバー」と記す。)によるLAN側装置へのアクセスも制限されてしまう。
このような問題に対して、例えば、図14に示すような技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。すなわち、LAN1460に接続されたゲートウェイ1450とインターネット1430に接続された常時接続サーバー1410とを常時接続しておく。
Appサーバー1420がLAN1460に接続された装置、例えば、MFP(Multi- Function Peripheral)1470への接続を常時接続サーバー1410に要求すると、常時接続サーバー1410はゲートウェイ1450にAppサーバー1420とMFP1470との通信を仲介するよう要求する。
要求を受けたゲートウェイ1450がAppサーバー1420とMFP1470との間にトンネリング経路を確立すると、Appサーバー1420は当該経路を経由してMFP1470にAppサービスを提供する。
このようにすれば、Appサーバー1420は、ファイアウォール1440によるアクセス制限を回避してLAN側の装置にAppサービスを提供することができる。
特開2014−032597号公報 特開2014−215846号公報
従来、このようなゲートウェイ1450をLAN1460に接続する際、インターネット1430に接続された顧客管理サーバー1400を用いて、次のようなセットアップ作業が行われる。
まず、顧客管理サーバー1400の管理者は、ゲートウェイ1450のユーザーを特定するテナントIDを顧客管理サーバー1400に登録すると共に、当該ユーザーに当該テナントIDを通知する。通知を受けたユーザーはテナントIDを顧客管理サーバー1400に送信して、1回だけ有効なActivationキーを取得する。Activationキーは、当該テナントIDが正式な契約に基づいて付与されたものであることを証明する情報である。
更に、ユーザーがゲートウェイ1450をLAN1460に接続して、テナントIDとActivationキーを設定すると、ゲートウェイ1450は顧客管理サーバー1400にテナントIDとActivationキーとを送信する。顧客管理サーバー1400は、テナントIDとActivationキーとの組み合わせから当該テナントIDが正当であると判定したら、認証情報(例えば、IDとパスワード)をゲートウェイ1450に返信する。当該認証情報を用いて、ゲートウェイ1450は常時接続サーバー1410に常時接続する、というものである。
しかしながら、テナントIDやActivationキーは、電子メールや郵送にてユーザーに送付されるため、第三者に漏洩する可能性がある。また、テナントIDやActivationキーは、ゲートウェイ1450と顧客管理サーバー1400との間でのみ用いればよく、ユーザーに必ず周知しなければならないものではない。
また、個々のゲートウェイ1450をセットアップする際に、テナントIDやActivationキーを設定しなくてもよくなれば、セットアップに要する手間を省くことができる。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、セットアップに伴うセキュリティを保護すると同時に、セットアップの手間を軽減することができる通信仲介システム、通信仲介装置、通信仲介方法及び通信仲介プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信仲介システムは、LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムであって、前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記通信仲介装置が適当なLANに接続されているか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、を備え、前記管理装置は、前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記通信仲介装置に送信し、前記通信仲介装置は、前記識別情報取得手段と、当該通信仲介装置を識別する第2の識別情報を前記管理装置に送信する第2の識別情報送信手段と、前記第2の識別情報に対応する判定情報であって、前記識別情報の適否の判定に用いられる判定情報を記憶する判定情報記憶手段と、前記判定手段と、を有し、前記管理装置は、前記通信仲介装置から前記第2の識別情報を受信する第2の識別情報受信手段を有し、前記判定手段は、前記判定情報と前記識別情報とを照合して判定することを特徴とする。
このようにすれば、人手を要することなく自動的に前記設定情報が前記通信仲介装置に送信されるので、テナントIDやActivationキーが漏えいする可能性を無くして、セットアップに伴うセキュリティを保護すると同時に、セットアップの手間を軽減することができる。
第1の実施の形態に係る通信仲介システムの構成を例示する図である。 ゲートウェイ150の主要なハードウェア構成を例示する図である。 ゲートウェイ150の機能構成を例示する図である。 ゲートウェイ150のセットアップ動作を例示するフローチャートである。 顧客管理サーバー100のハードウェア構成を例示する図である。 顧客管理サーバー100の機能構成を例示する図である。 顧客管理サーバー100のセットアップ管理動作を例示するフローチャートである。 ゲートウェイ150のセットアップ時における顧客管理サーバー100、常時接続サーバー110、ゲートウェイ150及びMFP170の連携動作を例示するシーケンス図である。 ゲートウェイ150の機能構成を例示する図である。 ゲートウェイ150のセットアップ動作を例示するフローチャートである。 顧客管理サーバー100の機能構成を例示する図である。 顧客管理サーバー100のセットアップ管理動作を例示するフローチャートである。 ゲートウェイ150のセットアップ時における顧客管理サーバー100、常時接続サーバー110、ゲートウェイ150及びMFP170の連携動作を例示するシーケンス図である。 従来技術を説明する図である。
以下、本発明に係る通信仲介システム、通信仲介装置、通信仲介方法及び通信仲介プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1]第1の実施の形態
(1)通信仲介システムの構成
まず、本実施の形態に係る通信仲介システムの構成について説明する。
図1に示されるように、通信仲介システム1においては、インターネット130にファイアウォール140を介してLAN160を接続したネットワーク構成において、インターネット130には顧客管理サーバー100、常時接続サーバー110及びAppサーバー120が接続されている。LAN160にはゲートウェイ150やMFP170、パーソナルコンピューター(PC)180が接続されている。なお、ファイアウォール140は、インターネット130とLAN160との間で通信するためのルーターを兼ねている。
また、顧客管理サーバー100は販売管理データベース(以下、「販売管理DB」と記す。)101と接続管理データベース(以下、「接続管理DB」と記す。)102の双方にアクセスでき、常時接続サーバー110は接続管理DB102にのみアクセスできる。ゲートウェイ150は常時接続サーバー110とMFP170との間にトンネル経路を確立して、常時接続サーバー110からMFP170への通信を可能にする。
(2)ゲートウェイ150の構成と動作
次に、ゲートウェイ150の構成と動作について説明する。
(2−1)ハードウェア構成
まず、ゲートウェイ150のハードウェア構成について説明する。
図2に示されるように、ゲートウェイ150は、CPU(Central Processing Unit)200やROM(Read Only Memory)201、RAM(Random Access Memory)202等を備えている。ゲートウェイ150に電源が投入されると、CPU200はROM201からブートプログラムを読み出して起動する。その後、CPU200は、HDD(Hard Disk Drive)203からOS(Operating System)やセットアッププログラムを読み出して、セットアップ処理を実行する。
この場合において、ゲートウェイ150は、NIC(Network Interface Card)204を用い、LAN160を経由して他の装置と通信する。なお、本実施の形態においては、ゲートウェイ150をLAN160に接続するために必要となる設定情報が予めHDDに記憶されているものとするが、ゲートウェイ150のセットアップ時に設定してもよい。この設定情報がセットアップ時に自動的に読み出されることによってゲートウェイ150がLAN160に接続される。
(2−2)機能構成
次に、ゲートウェイ150の機能構成について、特に、セットアップ処理に着目して説明する。
図3に示されるように、ゲートウェイ150は、自己識別情報記憶部301や識別情報送信部302等の機能を有している。自己識別情報記憶部301は、ゲートウェイ150自身の識別情報をROM201又はHDD203に記憶している。本実施の形態において、識別情報は、ゲートウェイ150の機種を識別するための製品番号、並びに同一機種の個々の製品を識別するためのシリアル番号からなっている。
MFP探索部305は、LAN160にMFP170が接続されていないか探索する。MFP探索部305には、MFP170を探索すべきLAN160の範囲が予め設定されており、例えば、Pingを用いて、LAN160に接続されている全装置が検出される。
探索すべきLAN160の範囲は、例えば、ネットワークアドレスを指定することによって設定される。当該範囲をネットマスクやDefaultGatewayによって指定してもよい。また、探索すべきLANの範囲は、ネットワークアドレスが異なる複数のネットワークセグメントに跨っていてもよい。
LAN160に接続されているすべての装置を検出したら、MFP探索部305はSNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて、各装置から製造元情報を取得し、当該装置が識別情報の取得対象に該当するか否かを確認することができる。
MFP識別情報取得部306は、MFP探索部305によって発見されたMFPから識別情報を取得する。この場合においても、SNMPを用いてもよいし、ゲートウェイ150とMFP170との間で専用の手順を用いてMFP170の識別情報を取得してもよい。
識別情報送信部302は、自己識別情報記憶部301に記憶されているゲートウェイ150自身の識別情報と、MFP識別情報取得部306が取得したMFP170の識別情報とを顧客管理サーバー100へ送信する。
接続情報受信部303は、常時接続サーバー110と常時接続するために必要な接続情報を顧客管理サーバー100から受信する。本実施の形態においては、接続情報としてゲートウェイ150を識別するためのテナントID、Appサーバー120と接続するためのURL(Universal Resource Locater)及び常時接続サーバー110にログインするためのID(Identifier)とパスワードを受信する。
接続処理部304は、接続情報受信部303が顧客管理サーバー100から受信した接続情報を用いて常時接続サーバー110にログインし常時接続する。また、接続処理部304は、常時接続サーバー110からAppサーバー110との通信開始要求を受け付けると、接続情報として受信したURLを用いて、Appサーバー120とMFP170との間にトンネル経路を確立する。
なお、ゲートウェイ150と常時接続サーバー110との常時接続には、例えば、XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)を用いることができる。また、Appサーバー120とMFP170とのトンネル接続は、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)トンネリングとしてもよいし、SSH(Secure Shell)トンネリングとしてもよい。
(2−3)セットアップ処理
次に、ゲートウェイ150のセットアップ処理について説明する。このセットアップ処理は、上述のセットアッププログラムを実行することによって実行される。
図4に示されるように、ゲートウェイ150はセットアップ時に、まず、自己識別情報記憶部301からゲートウェイ150自身の識別情報を読み出す(S401)。次に、MFP探索部305にてLAN160に接続されているMFP170を探索し(S402)、MFP識別情報取得部306にて発見したMFP170に識別情報を要求する(S403)。
すべてのMFPから識別情報を取得したら(S404:YES)、識別情報送信部302にてゲートウェイ150自身の識別情報及びMFPの識別情報を顧客管理サーバー100へ送信する(S405)。その後、接続情報受信部303にて顧客管理サーバー100から接続情報を受信したら(S406:YES)、接続処理部304にて常時接続サーバー110と常時接続を確立する(S407)。
(3)顧客管理サーバー100の構成と動作
次に、顧客管理サーバー100の構成について説明する。
(3−1)ハードウェア構成
まず、顧客管理サーバー100のハードウェア構成について説明する。
図5に示されるように、顧客管理サーバー100は、CPU(Central Processing Unit)500やROM(Read Only Memory)501、RAM(Random Access Memory)502等を備えている。顧客管理サーバー100に電源が投入されると、CPU500はROM501からブートプログラムを読み出して起動する。
その後、CPU500は、HDD(Hard Disk Drive)503からOS(Operating System)や管理プログラムを読み出して実行し、ゲートウェイ150のセットアップ処理を管理する。
この場合において、顧客管理サーバー100は、NIC(Network Interface Card)504を用い、インターネット130を経由して他の装置と通信する。
(3−2)機能構成
次に、顧客管理サーバー100の機能構成について、特に、ゲートウェイ150のセットアップ処理の管理に着目して説明する。
図6に示されるように、顧客管理サーバー100は、識別情報受信部601や識別情報確認部602等の機能を有している。識別情報受信部601は、ゲートウェイ150からゲートウェイ150自身の識別情報とゲートウェイ150が取得したMFP170の識別情報とを受信する。
識別情報確認部602は、識別情報受信部601がゲートウェイ150から識別情報を受信すると、ゲートウェイ150の識別情報をキーとして販売管理DB101から確認情報を読み出す。確認情報は、ゲートウェイ150が接続されるべきLAN160に接続されている場合に、ゲートウェイ150が取得する筈であるMFP170の識別情報である。
識別情報確認部602は、確認情報と、ゲートウェイ150から受信したMFP170の識別情報とを照合して、一致しているか確認する。これによって、ゲートウェイ150が契約通りのLAN160に接続されているか否かが判定される。すなわち、ゲートウェイ150の設置場所の正当性が自動的に判定される。
また、この正当性判定に際してはゲートウェイ150のユーザー(顧客)や、ゲートウェイ150のベンダーから派遣されたサービスマンによるセットアップ時のテナントIDの入力作業が不要になる。なお、販売管理DB101には、ゲートウェイ150のセットアップに先立って、例えばゲートウェイ150の出荷時に、ゲートウェイ150の識別情報とMFP170の識別情報とが登録されているものとする。
接続情報取得部603は、識別情報確認部602によってゲートウェイ150の設置場所の正当性が確認された場合に、ゲートウェイ150の識別情報をキーとして接続管理DB102からゲートウェイ150の接続情報を読み出す。ゲートウェイ150がAppサービスの提供対象となっている場合には接続情報を読み出すことができるが、提供対象となっていない場合には接続情報は登録されていないため読み出すことができない。これによって、ゲートウェイ150のユーザーがAppサービスの利用者に該当しているか否かが確認される。
従って、従来技術とは異なり、ゲートウェイ150のユーザーがActivationキーを取得してゲートウェイ150に設定する手間を省くことができる。
なお、接続管理DB102は、確認情報と、ゲートウェイ150から受信したMFP170の識別情報との一致が確認された場合に、当該ゲートウェイ150に対応するテナントIDと当該ゲートウェイの識別情報との何れか一方または両方を用いて、常時接続サーバー110にログインするためのIDとパスワードを生成してもよい。また、ゲートウェイのセットアップに先立って、例えばゲートウェイ150の出荷時に当該IDとパスワードを生成しても良い。
接続管理DB102には、ゲートウェイのセットアップに先立ってゲートウェイ150の出荷時などに、接続情報のうちテナントIDと接続先URLが登録される。また、接続管理DB102は、ゲートウェイ150のActivation状態、すなわちゲートウェイのセットアップが完了しているか否かを記録してもよく、セットアップ完了前にはActivation状態は「未」と記録される。
接続情報送信部604は、接続情報取得部603が取得した接続情報をゲートウェイ150に送信する。
(3−3)管理動作
次に、顧客管理サーバー100のセットアップ管理動作について説明する。
図7に示されるように、顧客管理サーバー100は識別情報受信部601にてゲートウェイ150から識別情報を受信すると(S701:YES)、識別情報確認部602にてゲートウェイ150の識別情報をキーとして販売管理DB101から確認情報を読み出して照合する(S702)。
その結果、識別情報と確認情報とが一致している場合には(S703:YES)、接続情報取得部603にてゲートウェイ150の識別情報をキーとして接続管理DB102から接続情報を取得する。接続情報の取得に成功した場合には(S704:YES)、当該接続情報を接続情報送信部604にてゲートウェイ150へ送信して(S705)、セットアップ管理動作を終了する。
なお、識別情報と確認情報とが一致しない場合や(S703:NO)、接続情報の取得に失敗した場合には(S704:NO)、その旨をゲートウェイ150に通知してもよい。
図8は、ゲートウェイ150のセットアップ時における顧客管理サーバー100、常時接続サーバー110、ゲートウェイ150及びMFP170の連携動作を示すシーケンス図である。図8に示されるように、ゲートウェイ150はセットアップ処理を開始すると、まず、MFP170に識別情報を要求する。ゲートウェイ150は、MFP170から識別情報の応答をうけると、ゲートウェイ150自身の識別情報とMFPの識別情報とを顧客管理サーバー100に送信する。
顧客管理サーバーは、ゲートウェイ150から識別情報を受信すると、販売管理DB101から確認情報を読み出してゲートウェイ150の設置場所の正当性を確認する。設置場所が正当であると判定された場合には、顧客管理サーバー100は、接続管理DBから接続情報を読み出してゲートウェイ150へ送信する。接続情報を受信したゲートウェイ150は、当該接続情報を用いて常時接続サーバー110に接続する。
このようにすれば、ゲートウェイ150のセットアップに際して、テナントIDやActivationキーといった情報をゲートウェイ150のユーザーに通知する必要が無くなるので、当該通知に伴ってこれらの情報が第三者に漏えいする可能性を無くすことができる。また、ゲートウェイ150の導入時に人手によるセットアップ操作が無くなるので、ユーザーやサービスマンによる作業が不要になるという意味において導入コストを削減することができる。
[2]第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係る通信仲介システムは、上記第1の実施の形態に係る通信仲介システムと概ね同様の動作を実行する一方、シリアル番号の当否をゲートウェイが確認する点において相違する。以下、主に相違点に着目して説明する。
なお、実施の形態や変形例の間において共通する部材には共通の符号が付されている。
(1)ゲートウェイ150の構成と動作
まず、本実施の形態に係るゲートウェイ150の構成と動作について説明する。
本実施の形態に係るゲートウェイ150は、上記第1の実施の形態に係るゲートウェイ150と同様のハードウェア構成を備えているため、ハードウェア構成に関する説明は省く。
(1−1)機能構成
ゲートウェイ150の機能構成、特に、セットアップ処理に関する機能について説明する。
図9に示されるように、ゲートウェイ150は、自己識別情報記憶部301や自己識別情報送信部901等の機能を有している。なお、自己識別情報記憶部301、接続情報受信部303、接続処理部304、MFP探索部305及びMFP識別情報取得部306は上記第1の実施の形態と共通するので説明を省く。
自己識別情報送信部901は、自己識別情報記憶部301が記憶しているゲートウェイ150自身の識別情報を顧客管理サーバー100に送信する。
確認情報受信部902は、MFP識別情報取得部306にて取得したMFP170の識別情報を確認するための確認情報を顧客管理サーバー100から受信する。
識別情報確認部903は、確認情報受信部902が顧客管理サーバー100から受信した確認情報とMFP170の識別情報とを照合して、一致するか否かを確認する。これは、上記第1の実施の形態においては、顧客管理サーバー100の識別情報確認部602が実行する処理である。
接続情報要求部904は、識別情報確認部903にてMFP170の識別情報と確認情報との一致が確認されたら、当該一致が確認された旨を顧客管理サーバー100に通知して、ゲートウェイ150を常時接続サーバー110に接続するために必要な接続情報を要求する。
(1−2)セットアップ動作
次に、ゲートウェイ150のセットアップ動作について説明する。
図10に示されるように、ゲートウェイ150はセットアップ時に、まず、自己識別情報記憶部301からゲートウェイ150自身の識別情報を読み出して(S401)、自己識別情報送信部901にて顧客管理サーバー100へゲートウェイ150自身の識別情報を送信する(S1001)。そして、確認情報受信部902にて顧客管理サーバー100から確認情報を受信したら(S1002:YES)、MFP探索部305にてLAN160に接続されているMFP170を探索する(S402)。
MFP170を発見したら、MFP識別情報取得部306にて識別情報を要求する(S403)。MFP170から識別情報を受信したら(S404:YES)、識別情報確認部903にて顧客管理サーバー100から受信した確認情報と、MFP170から受信した識別情報とを照合して、一致するか確認する(S1003)。確認情報と識別情報とが一致する場合には(S1004:YES)、接続情報要求部904にて顧客管理サーバー100に接続情報を要求する(S1005)。
その後、接続情報受信部303にて顧客管理サーバー100から接続情報を受信したら(S406:YES)、接続処理部304にて常時接続サーバー110と接続する(S407)。
(2)顧客管理サーバー100の構成と動作
次に、顧客管理サーバー100の構成と動作について説明する。
本実施の形態に係る顧客管理サーバー100は、上記第1の実施の形態に係る顧客管理サーバー100と同様のハードウェア構成を備えているため、ハードウェア構成に関する説明は省く。
(2−1)機能構成
まず、ゲートウェイ150のセットアップ処理の管理に関する顧客管理サーバー100の機能構成について説明する。
図11に示されるように、顧客管理サーバー100は、識別情報受信部1101や確認情報送信部1102等の機能を有している。識別情報受信部1101は、ゲートウェイ150からゲートウェイ150自身の識別情報を受信する。
確認情報送信部1102は、識別情報受信部1101がゲートウェイ150の識別情報を受信すると、ゲートウェイ150の識別情報をキーとして販売管理DB101から確認情報を読み出して、ゲートウェイ150へ送信する。
接続情報要求受信部1103は、ゲートウェイ150から接続情報の要求を受信する。接続情報取得部603並びに接続情報送信部604は、上記第1の実施の形態と同様である。
(2−2)管理動作
次に、顧客管理サーバー100のセットアップ管理動作について説明する。
図12に示されるように、顧客管理サーバー100は識別情報受信部1101にてゲートウェイ150の識別情報を受信すると(S1201:YES)、確認情報送信部1102にてゲートウェイ150の識別情報をキーとして販売管理DB101から確認情報を読み出して、ゲートウェイ150へ送信する(S1202)。
その後、接続情報要求受信部1103にてゲートウェイ150からMFP170の識別情報と確認情報とが一致した旨の通知を伴う接続情報の要求を受信したら(S1203:YES)、接続情報取得部603にて接続管理DB102から接続情報を取得する。
この場合において、識別情報受信部1101にて受信したゲートウェイ150からの識別情報を保持しておき、当該識別情報をキーとして接続情報取得部603が接続管理DB102から接続情報を読み出してもよい。また、ゲートウェイ150が接続情報を要求する際に、併せてゲートウェイ150の識別情報を顧客管理サーバー100に通知してもよい。
接続情報の取得に成功した場合には(S704:YES)、当該接続情報を接続情報送信部604にてゲートウェイ150へ送信して(S705)、セットアップ管理動作を終了する。接続情報の取得に失敗した場合には(S704:NO)、その旨をゲートウェイ150に通知してもよい。
図13は、ゲートウェイ150のセットアップ時における顧客管理サーバー100、常時接続サーバー110、ゲートウェイ150及びMFP170の連携動作を示すシーケンス図である。図13に示されるように、ゲートウェイ150はセットアップ処理を開始すると、まず、顧客管理サーバー100にゲートウェイ150自身の識別情報を通知する。これに対して、顧客管理サーバー100がゲートウェイ150に確認情報を送信すると、ゲートウェイ150はMFP170に識別情報を要求する。
MFP170がゲートウェイ150に識別情報を応答し、ゲートウェイ150は、MFP170から受信した識別情報と顧客管理サーバー100から受信した確認情報とを照合して両者の一致を確認したら、顧客管理サーバー100に接続情報を要求する。顧客管理サーバーが接続情報を送信すると、ゲートウェイ150は受信した接続情報を用いて常時接続サーバー110に常時接続する。
このようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[3]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては、ゲートウェイ150がMFP170の識別情報を取得する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、顧客管理サーバー100がゲートウェイ150に依らずにMFP170の識別情報を取得してもよい。このようにすれば、ゲートウェイ150の設置場所の正当性をより高い精度で確認することができる。
この場合において、顧客管理サーバー100が識別情報を取得するMFP170の範囲は、サブネットマスクやDefaultGatewayによって指定することができる。
なお、顧客管理サーバー100がゲートウェイ150に依らずに取得したMFP170の識別情報を用いて、顧客管理サーバー100が確認情報と照合してもよいし、当該識別情報と確認情報とを顧客管理サーバー100がゲートウェイ150に送信し、ゲートウェイ150がこれらを照合してもよい。
また、顧客管理サーバー100は、ゲートウェイ150に依らずに取得したMFP170の識別情報と、ゲートウェイ150が取得したMFP170の識別情報とを照合し、両者が一致する場合にのみ、識別情報と確認情報とを照合してもよい。このようにすれば、より確実にゲートウェイ150の設置場所の正当性を確認することができる。
(2)上記実施の形態においては、ゲートウェイ150がSNMPを用いて取得した各装置の製造元情報から当該装置が識別情報の取得対象に該当するか否かを判定する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
すなわち、ゲートウェイ150はMFP170の探索に先立ち、ゲートウェイ150自身の識別情報を顧客管理サーバー100に送信することによって、顧客管理サーバー100からMFP170のタイプを取得し、当該タイプに該当するMFP170のみから識別情報を取得してもよい。MFP170が、当該タイプに該当するか否かは、例えば、SNMPを用いてMFP170のタイプを取得することによって確認することができる。
このようにすれば、ゲートウェイ150が接続されているLAN160に数多くのMFP170が接続されている場合に、識別情報を収集すべきMFP170の数を絞ることができるので、ゲートウェイ150のセットアップに要する時間を短縮することができる。
なお、MFP170のタイプとは、MFP170本体の機種のみならず、どのようなオプションが追加されているかも含む。
(3)上記実施の形態においては、ゲートウェイ150がLAN160に接続されているMFP170の識別情報を取得する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、MFP170に代えて、或いはMFP170と共に他の装置から識別情報を取得してもよい。どの装置から識別情報を取得するかについては、ゲートウェイ150に予め設定しておいてもよいし、ゲートウェイ150が顧客管理サーバーに問い合わせもよい。
MFP以外の装置とは、プリンター、スキャナーを備えた複写機、更に通信機能を備えたファクシミリ装置などであってもよく、また、パーソナルコンピューター180などの画像形成装置以外の装置であってもよい。
(4)上記実施の形態においては、特に限定していないが、ゲートウェイ150がセットアップ処理を実行するのは、出荷後、最初にLAN160に接続される場合のみならず、故障交換などによって新たなLAN160に接続された場合にもセットアップ処理を実行してもよい。
(5)上記実施の形態においては、識別情報として、ゲートウェイ150及びMFP170の機種を識別するための製品番号、並びに同一機種の個々の製品を識別するためのシリアル番号を用いる場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
例えば、シリアル番号のみを識別情報として用いてもよい。また、識別情報の取得対象となる装置を個別に特定することができる情報であればシリアル番号以外の情報を識別情報として用いてもよい。
(6)上記実施の形態においては、確認情報が、ゲートウェイ150が接続されるべきLAN160に接続されている場合に、ゲートウェイ150が取得する筈であるMFP170の識別情報である場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、ゲートウェイ150が取得する筈であるMFP170の識別情報そのものに代えて、当該識別情報から算出されるハッシュ値など、当該識別情報から一意に算出される計算値を用いてもよい。
この場合においては、ゲートウェイ150が取得した識別情報から算出される計算値が照合の対象となる。
(7)上記実施の形態においては、顧客管理サーバー100が単体のサーバー装置である場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、複数のコンピューターを用いたクラウドシステムであってもよい。常時接続サーバー1410及びAppサーバー1420もまた単体のサーバー装置であってもよいしクラウドシステムであってもよい。
(8)上記実施の形態においては、通信仲介装置の一例としてゲートウェイ150を例に説明したが、ゲートウェイ150に実行させる通信仲介処理を、ゲートウェイ150を制御するCPU200に実行させる通信仲介プログラムとして発明をとらえることができることは言うまでもない。
本発明に係る通信仲介システム、通信仲介装置、通信仲介方法及び通信仲介プログラムは、通信仲介装置を安全で、かつ少ない手間で導入する技術として有用である。
1………通信仲介システム
100…顧客管理サーバー
110…常時接続サーバー
120…Appサーバー
130…インターネット
140…ファイアウォール
150…ゲートウェイ
160…LAN
170…MFP
180…パーソナルコンピューター

Claims (19)

  1. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記通信仲介装置が適当なLANに接続されているか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、を備え、
    前記管理装置は、前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記通信仲介装置に送信し、
    前記通信仲介装置は、
    前記識別情報取得手段と、
    当該通信仲介装置を識別する第2の識別情報を前記管理装置に送信する第2の識別情報送信手段と、
    前記第2の識別情報に対応する判定情報であって、前記識別情報の適否の判定に用いられる判定情報を記憶する判定情報記憶手段と、
    前記判定手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記通信仲介装置から前記第2の識別情報を受信する第2の識別情報受信手段を有し、
    前記判定手段は、前記判定情報と前記識別情報とを照合して判定する
    ことを特徴とする通信仲介システム。
  2. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記通信仲介装置が適当なLANに接続されているか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、を備え、
    前記管理装置は、前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記通信仲介装置に送信し、
    前記通信仲介装置は、
    前記識別情報取得手段と、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを判定するための判定情報を、前記管理装置から取得する判定情報取得手段と、
    前記判定手段と、
    前記判定が肯定的である場合に、その旨を前記管理装置に通知する通知手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記通信仲介装置に前記判定情報を送信する判定情報送信手段と、
    前記通信仲介装置から前記通知を受信する通知受信手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記識別情報と前記判定情報とを照合して判定する
    ことを特徴とする通信仲介システム。
  3. 前記通信仲介装置は、
    当該通信仲介装置を識別するための第2の識別情報を前記管理装置に送信する第2の識別情報送信手段を有し、
    前記管理装置は、
    前記通信仲介装置から前記第2の識別情報を受信する第2の識別情報受信手段を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信仲介システム。
  4. 前記判定情報送信手段は、前記第2の識別情報に対応する判定情報を前記通信仲介装置に送信する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信仲介システム。
  5. 前記管理装置は、前記第2の識別情報に対応する設定情報を前記通信仲介装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の通信仲介システム。
  6. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記通信仲介装置が適当なLANに接続されているか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、を備え、
    前記管理装置は、前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記通信仲介装置に送信し、
    前記識別情報取得手段にて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶手段を備え、
    前記識別情報取得手段は、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする通信仲介システム。
  7. 前記識別情報取得手段にて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶手段を備え、
    前記識別情報取得手段は、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載の通信仲介システム。
  8. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記通信仲介装置が適当なLANに接続されているか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、を備え、
    前記管理装置は、前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記通信仲介装置に送信し、
    インターネットに接続されており、前記通信の仲介に先立って前記設定情報を用いて前記通信仲介装置に接続され、インターネットから前記LANに接続された端末装置への接続要求を受け付けて、前記通信仲介装置に前記通信の仲介を要求する接続装置を備え、
    前記通信仲介装置は、
    前記接続装置からの仲介要求を受信する仲介要求受信手段と、
    前記仲介要求に応じて、前記インターネットから前記LAN側に接続された端末装置までの通信経路を確立する通信経路確立手段と、を有し、
    前記LANは、ファイアウォールを介してインターネットに接続されており、
    前記通信経路は、前記ファイアウォールを越えて確立されるトンネリング経路である
    ことを特徴とする通信仲介システム。
  9. インターネットに接続されており、前記通信の仲介に先立って前記設定情報を用いて前記通信仲介装置に接続され、インターネットから前記LANに接続された端末装置への接続要求を受け付けて、前記通信仲介装置に前記通信の仲介を要求する接続装置を備え、
    前記通信仲介装置は、
    前記接続装置からの仲介要求を受信する仲介要求受信手段と、
    前記仲介要求に応じて、前記インターネットから前記LAN側に接続された端末装置までの通信経路を確立する通信経路確立手段と、を有し、
    前記LANは、ファイアウォールを介してインターネットに接続されており、
    前記通信経路は、前記ファイアウォールを越えて確立されるトンネリング経路である
    ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の通信仲介システム。
  10. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記通信仲介装置が適当なLANに接続されているか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、を備え、
    前記管理装置は、前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記通信仲介装置に送信し、
    前記通信仲介装置のユーザーを識別する第3の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段と、
    前記通信仲介装置が前記接続装置に接続する際に、当該接続装置に送信する認証情報を前記3の識別情報を用いて生成する認証情報生成手段と、を備え、
    前記設定情報は前記認証情報を含む
    ことを特徴とする通信仲介システム。
  11. LANに接続されており、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報をインターネットに接続された管理装置から受信する通信仲介装置であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報を前記管理装置に送信する識別情報送信手段と、
    前記管理装置から前記設定情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記識別情報取得手段にて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶手段と、を備え、
    前記識別情報取得手段は、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする通信仲介装置。
  12. LANに接続されており、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報をインターネットに接続された管理装置から受信する通信仲介装置であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを判定するための判定情報を、前記管理装置から取得する判定情報取得手段と、
    前記識別情報と前記判定情報とを照合して前記適否を判定する判定手段と、
    前記判定が肯定的である場合に、その旨を前記管理装置に通知する通知手段と、
    前記管理装置から前記設定情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記識別情報取得手段にて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶手段と、を備え、
    前記識別情報取得手段は、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする通信仲介装置。
  13. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムが実行する通信仲介方法であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記管理装置から前記通信仲介装置に送信する送信ステップと、
    前記通信仲介装置が、当該通信仲介装置を識別する第2の識別情報を前記管理装置に送信する第2の識別情報送信ステップと、
    前記通信仲介装置が、前記第2の識別情報に対応する判定情報であって、前記識別情報の適否の判定に用いられる判定情報を記憶する判定情報記憶ステップと、
    前記管理装置が、
    前記通信仲介装置から前記第2の識別情報を受信する第2の識別情報受信ステップと、を含み、
    前記通信仲介装置は、前記識別情報取得ステップと、前記判定ステップと、を実行し、
    前記判定ステップは、前記判定情報と前記識別情報とを照合して判定する
    ことを特徴とする通信仲介方法。
  14. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムが実行する通信仲介方法であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記管理装置から前記通信仲介装置に送信する送信ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを判定するための判定情報を、前記通信仲介装置が前記管理装置から取得する判定情報取得ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、その旨を前記通信仲介装置が前記管理装置に通知する通知ステップと、
    前記管理装置が、前記通信仲介装置に前記判定情報を送信する判定情報送信ステップと、
    前記管理装置が、前記通信仲介装置から前記通知を受信する通知受信ステップと、を含み、
    前記通信仲介装置は、前記識別情報取得ステップと、前記判定ステップと、を実行し、
    前記判定ステップは、前記識別情報と前記判定情報とを照合して判定する
    ことを特徴とする通信仲介方法。
  15. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムが実行する通信仲介方法であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記管理装置から前記通信仲介装置に送信する送信ステップと、
    前記識別情報取得ステップにて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶ステップと、を含み、
    前記識別情報取得ステップは、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする通信仲介方法。
  16. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置と、インターネットに接続されており、前記通信の仲介に先立って前記設定情報を用いて前記通信仲介装置に接続され、インターネットから前記LANに接続された端末装置への接続要求を受け付けて、前記通信仲介装置に前記通信の仲介を要求する接続装置と、を有する通信仲介システムが実行する通信仲介方法であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記管理装置から前記通信仲介装置に送信する送信ステップと、
    前記通信仲介装置が、前記接続装置からの仲介要求を受信する仲介要求受信ステップと、
    前記通信仲介装置が、前記仲介要求に応じて、前記インターネットから前記LAN側に接続された端末装置までの通信経路を確立する通信経路確立ステップと、を含み、
    前記LANは、ファイアウォールを介してインターネットに接続されており、
    前記通信経路は、前記ファイアウォールを越えて確立されるトンネリング経路である
    ことを特徴とする通信仲介方法。
  17. LANに接続された通信仲介装置と、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報を前記通信仲介装置に送信する管理装置であって、インターネットに接続された管理装置とを有する通信仲介システムが実行する通信仲介方法であって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを、前記識別情報を用いて判定する判定ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、前記設定情報を前記管理装置から前記通信仲介装置に送信する送信ステップと、
    前記通信仲介装置のユーザーを識別する第3の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶ステップと、
    前記通信仲介装置が前記接続装置に接続する際に、当該接続装置に送信する認証情報を前記3の識別情報を用いて生成する認証情報生成ステップと、を含み、
    前記設定情報は前記認証情報を含む
    ことを特徴とする通信仲介方法。
  18. LANに接続されており、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報をインターネットに接続された管理装置から受信する通信仲介装置が実行する通信仲介プログラムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記識別情報を前記管理装置に送信する識別情報送信ステップと、
    前記管理装置から前記設定情報を受信する設定情報受信ステップと、
    前記識別情報取得ステップにて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶ステップと、を含み、
    前記識別情報取得ステップは、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする通信仲介プログラム。
  19. LANに接続されており、インターネットから前記LANに接続された端末装置への通信を仲介するために必要な設定情報をインターネットに接続された管理装置から受信する通信仲介装置が実行する通信仲介プログラムであって、
    前記LANに接続されている端末装置のうち所定の端末装置から当該端末装置の識別情報を取得する識別情報取得ステップと、
    前記所定の端末装置が接続されているLANが前記通信仲介装置を接続すべきLANとして適当であるか否かを判定するための判定情報を、前記管理装置から取得する判定情報取得ステップと、
    前記識別情報と前記判定情報とを照合して前記適否を判定する判定ステップと、
    前記判定が肯定的である場合に、その旨を前記管理装置に通知する通知ステップと、
    前記管理装置から前記設定情報を受信する設定情報受信ステップと、
    前記識別情報取得ステップにて識別情報を取得すべき端末装置を指定する指定情報を記憶する指定情報記憶ステップと、を含み、
    前記識別情報取得ステップは、前記指定情報によって指定された端末装置から前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする通信仲介プログラム。
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