JP6168836B2 - 直流電源装置およびコンバータ出力電流制限方法 - Google Patents

直流電源装置およびコンバータ出力電流制限方法 Download PDF

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本発明は、コンバータの出力に蓄電池を接続した直流電源装置に関するものであり、特に、蓄電池の不要な放電を回避することのできる直流電源装置およびコンバータ出力電流制限方法に関する。
従来の直流電源装置の定格電流は、ある固定の周囲温度に対して、コンバータ主回路素子のジャンクション温度がジャンクション温度許容値以下となる値に設定されていた。具体的には、従来の直流電源装置は、コンバータ主回路素子のジャンクション温度許容値と、出力電流、出力電圧から、ある固定の定格電流値(電流保護設定値)を算出する。
そして、従来の直流電源装置は、コンバータの出力電流検出値が大きくなった時、コンパレータが保護信号を出力し、制御部から出力される電圧指令値により、コンバータの出力電圧を低下させ、蓄電池を放電させる。この結果、コンバータの出力電流検出値が、電流保護設定値(装置定格電流)より小さくなるように動作する。
特開2010−268614号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
従来の直流電源装置は、以上のように、最悪ケース(固定)の周囲温度を使って定格電流を決めていた。このため、周囲温度が、十分低い場合であっても(すなわち、コンバータに余裕がある場合であっても)、最悪ケースの周囲温度より算出した定格電流値までの出力しか出せず、不要に蓄電池を放電させてしまう場合があるという課題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、コンバータ主回路素子の電流容量を最大限に利用して、蓄電池の不要な放電を回避できる直流電源装置およびコンバータ出力電流制限方法を得ることを目的とする。
本発明に係る直流電源装置は、供給される交流電力を直流に変換し、負荷に対して出力電流を供給するコンバータと、コンバータの変換動作を制御する制御部と、コンバータの出力に接続され、負荷に対して供給すべき負荷電流がコンバータから出力される出力電流だけでは不足する場合に、放電電流を出力する蓄電池と、コンバータの出力電流を制限するためにコンバータの出力電圧を低下させ、蓄電池から放電電流を供給させる保護信号を制御部に出力する保護回路とを備えた直流電源装置であって、使用環境に応じて、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度を求めるために使用する温度データを検出する温度検出部と、温度検出部で検出された温度データに基づいて、コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値を算出する温度計算部とをさらに備え、保護回路は、コンバータの出力電流を制限するためにあらかじめ設定された温度保護設定値よりも、温度計算部で算出されたジャンクション温度計算値が大きい場合には、保護信号を出力するものである。
また、本発明に係るコンバータ出力電流制限方法は、供給される交流電力を直流に変換し、負荷に対して出力電流を供給するコンバータと、コンバータの変換動作を制御する制御部と、コンバータの出力に接続され、負荷に対して供給すべき負荷電流がコンバータから出力される出力電流だけでは不足する場合に、放電電流を出力する蓄電池と、コンバータの出力電流を制限するためにコンバータの出力電圧を低下させ、蓄電池から放電電流を供給させる保護信号を制御部に出力する保護回路とを備えた直流電源装置に用いられるコンバータ出力電流制限方法であって、使用環境に応じて、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度を求めるために使用する温度データを検出する温度検出ステップと、温度検出ステップで検出された温度データに基づいて、コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値を算出する温度計算ステップと、コンバータの出力電流を制限するためにあらかじめ設定された温度保護設定値よりも、温度計算部で算出されたジャンクション温度計算値が大きい場合には、制御部に対して保護信号を出力する出力ステップとを備えるものである。
本発明によれば、ある固定の周囲温度ではなく、使用環境や使用状況に応じて変化する温度データに基づいてコンバータの出力電流を制限することにより、コンバータ主回路素子のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を出力できることで、コンバータ主回路素子の電流容量を最大限に利用して、蓄電池の不要な放電を回避できる直流電源装置およびコンバータ出力電流制限方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1における直流電源装置の構成図である。 本発明の実施の形態1における温度計算部の内部構成図である。 本発明の実施の形態2における直流電源装置の構成図である。 本発明の実施の形態3における直流電源装置の構成図である。 本発明の実施の形態3における温度計算部の内部構成図である。 本発明の実施の形態4における直流電源装置の構成図である。 本発明の実施の形態5における直流電源装置の構成図である。 本発明の実施の形態6における直流電源装置の構成図である。 従来の直流電源装置の構成図である。
以下、本発明の直流電源装置およびコンバータ出力電流制限方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
まず始めに、本発明の直流電源装置を説明する前に、比較対象となる従来の直流電源装置について、図面を用いて説明する。図9は、従来の直流電源装置の構成図である。従来の直流電源装置20は、交流電源1から供給される交流電源を、負荷4に応じた直流電源に変換して出力する。
図9に示した従来の直流電源装置20は、コンバータ2、制御部3、コンパレータ9、出力電流計測部10、および蓄電池15を備えて構成されている。コンバータ2は、交流電源1から供給される交流を直流に変換する。そして、負荷4に対しては、コンバータ2から出力される出力電流(21)と、蓄電池15から出力される放電電流(16)との合計値である負荷電流(14)が供給される。
出力電流計測部10は、コンバータから出力される出力電流(21)の電流値(11)を検出する。コンパレータ(比較器)9は、電流保護設定値(7)と、出力電流計測部10により検出された電流値(11)とを比較して、電流値(11)が電流保護設定値(7)よりも大きい場合に保護信号0(19)を制御部3に対して出力する。
制御部3は、コンパレータ9から保護信号0(19)を受信した場合には、コンバータ2に対して電圧指令値(18)を出力することで、コンバータ2の出力電圧を低下させる。この結果、負荷電流が不足する場合には、蓄電池15から放電電流(16)が放電させることとなり、コンバータの出力電流検出値(11)が、電流保護設定値Ir(装置定格電流7)より小さくなるように動作することとなる。
換言すると、従来の直流電源装置20は、以下のように動作する。
・最悪ケースの周囲温度と、コンバータ主回路素子のジャンクション温度許容値と、出力電流、出力電圧からある固定の電流保護設定値Ir(装置定格電流7)が算出される。
・算出された固定の電流保護設定値Ir(装置定格電流7)に対して、コンバータ2の出力電流検出値(11)が大きくなったときには、コンパレータ9が保護信号0(19)を出力する。
・コンパレータ9が保護信号0(19)を出力した場合には、制御部3から出力される電圧指令値(18)により、コンバータ2の出力電圧を低下させ、不足電流分は、蓄電池15を放電させることで補う。
・この結果、コンバータの出力電流検出値11が、電流保護設定値Ir(装置定格電流7)より小さくなるように動作し、コンバータ2の出力電流を制限することができる。
このような動作においては、実際の使用状況における周囲温度が、ある固定の周囲温度よりも低く、コンバータ主回路素子のジャンクション温度がジャンクション温度許容値よりも低い場合であっても、出力電流検出値(11)が電流保護設定値(7)を超えた場合には、蓄電池15を放電させてしまう。このため、コンバータ主回路素子の通電容量を最大限に利用できず、蓄電池の劣化を抑制できない動作となっていた。
このような従来技術を前提として、以下に、本実施の形態1における直流電源装置について、図1、図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における直流電源装置の構成図である。図1に示した本実施の形態1の直流電源装置20aは、コンバータ2、制御部3、コンパレータ9a、出力電流計測部10、および蓄電池15に加えて、周囲温度検出部5、温度計算部6、および出力電圧計測部12を備えて構成されている。
ここで、コンバータ2、制御部3、コンパレータ9a、出力電流計測部10、および蓄電池15は、先の図9にも含まれている構成であり、基本的な動作は同じである。そこで、先の図9とは異なる構成である、周囲温度検出部5、温度計算部6、および出力電圧計測部12を中心に、以下に説明する。
出力電圧計測部12は、コンバータ2の出力電圧を検出する。周囲温度検出部5は、使用環境における現状の周囲温度を検出する。そして、温度計算部6は、出力電流計測部10による出力電流検出値(11)と、出力電圧計測部12による出力電圧検出値(13)と、周囲温度検出部により検出された周囲温度Ta(17)とから、コンバータ主回路素子のジャンクション温度ΔT1(8)を、固定値ではなく動的に計算する。
そして、コンパレータ9aは、温度計算部6で計算されたジャンクション温度ΔT1(8)と、ジャンクション温度許容値Tjである温度保護設定値(7a)とを比較して、ジャンクション温度ΔT1(8)が温度保護設定値(7a)よりも大きい場合に、保護信号1(19a)を制御部3に対して出力する。
換言すると、本実施の形態1における直流電源装置20aは、以下のように動作する。
・周囲温度Ta(17)と、出力電圧検出値(13)と、出力電流検出値(11)から、現状のジャンクション温度ΔT1(8)を動的に算出する。
・算出されたジャンクション温度ΔT1(8)が、ジャンクション温度許容値Tj(7a)に対して大きくなった場合には、コンパレータ9aが保護信号1(19a)を出力する。
・コンパレータ9aが保護信号1(19a)を出力した場合には、制御部3から出力される電圧指令値(18)により、コンバータ2の出力電圧を低下させ、不足電流分は、蓄電池15を放電させることで補う。
・この結果、ジャンクション温度ΔT1(8)が、ジャンクション温度許容値Tj(7a)より小さくなるように動作し、コンバータ2の出力電流を制限することができる。
次に、本実施の形態1における温度計算部6について、詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態1における温度計算部6の内部構成図である。図2に示した温度計算部6は、最大値検出器22、および損失計算部23を備えており、以下のような一連の処理により、周囲温度Ta(17)と出力電流検出値(11)と出力電圧検出値(13)の3入力に基づいて、コンバータ主回路素子のジャンクション温度ΔT1(8)を計算することができる。
損失計算部23は、出力電流検出値(11)と出力電圧検出値(13)から素子の損失を計算する。具体的には、損失計算部23は、IGBTの損失Wq(24)と、フリーホイールダイオードの損失Wd(25)を計算する。
そして、最大値検出器22は、IGBTの損失Wq(24)とIGBTの熱抵抗Rthq(28)により算出されるIGBTの温度上昇値ΔTq(26)と、フリーホイールダイオードの損失Wd(25)とフリーホイールダイオードの熱抵抗Rthd(29)により算出されるフリーホイールダイオードの温度上昇値ΔTd(27)とを読み込む。
さらに、最大値検出器22は、IGBTの温度上昇値ΔTq(26)と、フリーホイールダイオードの温度上昇値ΔTd(27)の大きい方の値である、ジャンクションからIGBTのケース間の温度上昇値ΔTjc(32)を出力する。
また、IGBTの損失Wq(24)とフリーホイールダイオードの損失Wd(25)との加算値と、IGBTのケースとIGBTを冷却するフィンの間の接触熱抵抗Rthcf(30)により、IGBTのケースとIGBTを冷却するフィンの間の温度上昇値ΔTcf(31)が計算される。
また、温度上昇値ΔTcf(31)と温度上昇値ΔTjc(32)との加算値として、ジャンクションからフィン間の温度上昇値ΔTjf(33)が計算される。
また、IGBTの損失Wq(24)とフリーホイールダイオードの損失Wd(25)との加算値と、IGBTを冷却するフィンの熱抵抗Rthf(34)により、フィンの温度上昇値ΔTf(35)が計算される。
そして、最終的に、温度計算部6は、周囲温度Ta(17)と、温度上昇値ΔTjf(33)と、温度上昇値ΔTf(35)とを加算することで、コンバータ主回路素子のジャンクション温度ΔT1(8)を計算し、コンバータ9aに対して出力する。
以上のように、本実施の形態1の直流電源装置によれば、周囲温度と出力電流検出値と出力電圧検出値とに基づいて、現状のジャンクション温度を動的に算出している。そして、算出した現状のジャンクション温度とジャンクション温度許容値との比較結果に基づいて、コンバータの出力電流を定格出力電流となるように制御している。
このような制御を行うことで、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を出力できるとともに、負荷急増時でも、蓄電池の不要な放電を回避することができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、検出した周囲温度を使って算出した、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明した。これに対して、本実施の形態2では、先の実施の形態1のように、検出した周囲温度を現状のジャンクション温度の計算に使用して保護信号を生成することに加え、コンバータの出力電圧を低下させるための別の保護信号をさらに加味する場合について説明する。
具体的には、本実施の形態2では、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値より出力電流検出値が大きくなった場合にも、コンバータの出力電圧を低下させ、蓄電池からも電力を供給させることで、コンバータ主回路素子以外の主回路部材を保護する保護信号を制御部に出力する保護回路を追加する場合について説明する。このような別の保護回路を備えることで、直流電源装置の高信頼化を図ることができる。
以下、本実施の形態2を図3に基づいて説明する。図3は、本発明の実施の形態2における直流電源装置の構成図である。図3に示した本実施の形態2の直流電源装置20bは、先の図1に示した実施の形態1の直流電源装置20aの構成に加え、さらに、コンパレータ9bを備えて構成されている。そこで、この新たな構成であるコンパレータ9bを中心に、以下に説明する。
コンパレータ9bは、出力電流検出値(11)と、コンバータ主回路素子以外の部材の電流許容値Imaxである電流保護設定値(7b)とを比較し、出力電流検出値(11)が電流保護設定値(7b)よりも大きい場合には、保護信号4(19d)を出力する。
そして、制御部3は、コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値に基づく保護信号1(19a)が出力されない場合であっても、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値Imaxより出力電流検出値(11)が大きくなった場合には、保護信号4(19d)を受信することで、コンバータ2の出力電圧を低下させ、蓄電池15からも電力を供給させ、コンバータ主回路素子以外の主回路部材も保護するように動作する。
以上のように、本実施の形態2の直流電源装置によれば、先の実施の形態1と同様の効果に加え、固定の周囲温度から計算される電流保護設定値より大きい、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値に基づいて保護信号を出力するコンパレータを備えている。このような構成を備えることで、コンバータ主回路素子のジャンクション温度がジャンクション温度許容値以下となる出力電流で、かつコンバータ主回路素子以外の部材の保護も可能となる出力電流を超えないよう動作させることができる。この結果、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避しつつ、より信頼性の高い動作が可能となる。
実施の形態3.
先の実施の形態1では、検出した周囲温度を使って算出した、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明した。これに対して、本実施の形態3では、周囲温度の代わりにコンバータ主回路素子を冷却するフィンの温度Tfを使って算出した、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明する。このような制御を行うことでも、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避させることができる。
以下、本実施の形態3を図4に基づいて説明する。図4は、本発明の実施の形態3における直流電源装置の構成図である。図4に示した本実施の形態3の直流電源装置20cは、先の図1に示した実施の形態1の直流電源装置20aの構成に含まれている周囲温度検出部5の代わりに、フィン温度検出部5aを備えて構成されている。そこで、この新たな構成であるフィン温度検出部5aを中心に、以下に説明する。
フィン温度検出部5aは、フィン温度Tf(17a)を検出する。また、温度計算部6aは、出力電流検出値(11)と出力電圧検出値(13)とフィン温度(17a)から、コンバータ主回路素子のジャンクション温度ΔT2(8a)を、固定値ではなく動的に計算する。
そして、コンパレータ9aは、温度計算部6aで計算されたジャンクション温度ΔT2(8a)と、ジャンクション温度許容値Tjである温度保護設定値(7a)とを比較して、ジャンクション温度ΔT2(8a)が温度保護設定値(7a)よりも大きい場合に、保護信号2(19b)を制御部3に対して出力する。
制御部3は、コンパレータ9aから保護信号2(19b)を受信した場合には、先の実施の形態1と同様に、電圧指令値(18)を出力する。この結果、制御部3は、コンパレータ9aから保護信号2(19b)によっても、コンバータ2の出力電圧を低下させ、蓄電池15を放電させることで、ジャンクション温度ΔT2(8a)が、ジャンクション温度許容値Tj(7a)より小さくなるように制御することができる。
次に、本実施の形態3における温度計算部6aについて、詳細に説明する。図5は、本発明の実施の形態3における温度計算部6aの内部構成図である。図5に示した温度計算部6は、最大値検出器22、および損失計算部23を備えており、以下のような一連の処理により、フィン温度Tf(17a)と出力電流検出値(11)と出力電圧検出値(13)の入力から、コンバータ主回路素子のジャンクション温度ΔT2(8a)を計算することができる。
損失計算部23は、出力電流検出値(11)と出力電圧検出値(13)から素子の損失を計算する。具体的には、損失計算部23は、IGBTの損失Wq(24)と、フリーホイールダイオードの損失Wd(25)を計算する。
そして、最大値検出器22は、IGBTの損失Wq(24)とIGBTの熱抵抗Rthq(28)により算出されるIGBTの温度上昇値ΔTq(26)と、フリーホイールダイオードの損失Wd(25)とフリーホイールダイオードの熱抵抗Rthd(29)により算出されるフリーホイールダイオードの温度上昇値ΔTd(27)とを読み込む。
そして、最大値検出器22は、IGBTの温度上昇値ΔTq(26)と、フリーホイールダイオードの温度上昇値ΔTd(27)の大きい方の値である、ジャンクションからIGBTのケース間の温度上昇値ΔTjc(32)を出力する。
また、IGBTの損失Wq(24)とフリーホイールダイオードの損失Wd(25)との加算値と、IGBTのケースとIGBTを冷却するフィンの間の接触熱抵抗Rthcf(30)により、IGBTのケースとIGBTを冷却するフィンの間の温度上昇値ΔTcf(31)が計算される。
また、温度上昇値ΔTcf(31)と温度上昇値ΔTjc(32)との加算値として、ジャンクションからフィン間の温度上昇値ΔTjf(33)が計算される。
そして、最終的に、温度計算部6は、フィン温度Tf(17a)と、温度上昇値ΔTjf(33)とを加算することで、コンバータ主回路素子のジャンクション温度ΔT2(8a)を計算し、コンバータ9aに対して出力する。
以上のように、本実施の形態3の直流電源装置によれば、フィン温度と出力電流検出値と出力電圧検出値とに基づいて、現状のジャンクション温度を算出している。そして、算出した現状のジャンクション温度とジャンクション温度許容値との比較結果に基づいて、コンバータの出力電流を定格出力電流となるように制御している。
このような制御を行うことで、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を出力できるとともに、負荷急増時でも、蓄電池の不要な放電を回避することができる。
さらに、本実施の形態3では、実施の形態1、2に比べて、よりジャンクション温度に近い温度(フィン温度)からジャンクション温度を計算している。この結果、より精度よく定格出力電流を計算できるとともに、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避できる。
実施の形態4.
先の実施の形態3では、検出したフィン温度を使って算出した、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明した。これに対して、本実施の形態4では、先の実施の形態3のように、検出したフィン温度を現状のジャンクション温度の計算に使用して保護信号を生成することに加え、コンバータの出力電圧を低下させるための別の保護信号をさらに加味する場合について説明する。
具体的には、本実施の形態4では、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値より出力電流検出値が大きくなった場合にも、コンバータの出力電圧を低下させ、蓄電池からも電力を供給させることで、コンバータ主回路素子以外の主回路部材を保護する保護信号を制御部に出力する保護回路を追加する場合について説明する。このような別の保護回路を備えることで、先の実施の形態2と同様に、直流電源装置の高信頼化を図ることができる。
以下、本実施の形態4を図6に基づいて説明する。図6は、本発明の実施の形態4における直流電源装置の構成図である。図6に示した本実施の形態4の直流電源装置20dは、先の図4に示した実施の形態3の直流電源装置20cの構成に加え、さらに、コンパレータ9bを備えて構成されている。そこで、この新たな構成であるコンパレータ9bを中心に、以下に説明する。
コンパレータ9bは、出力電流検出値(11)と、コンバータ主回路素子以外の部材の電流許容値Imaxである電流保護設定値(7b)とを比較し、出力電流検出値(11)が電流保護設定値(7b)よりも大きい場合には、保護信号4(19d)を出力する。
そして、制御部3は、コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値に基づく保護信号2(19b)が出力されない場合であっても、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値Imaxより出力電流検出値(11)が大きくなった場合には、保護信号4(19d)を受信することで、コンバータ2の出力電圧を低下させ、蓄電池15からも電力を供給させ、コンバータ主回路素子以外の主回路部材も保護するように動作する。
以上のように、本実施の形態4の直流電源装置によれば、先の実施の形態3と同様の効果に加え、固定の周囲温度から計算される電流保護設定値より大きい、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値に基づいて保護信号を出力するコンパレータを備えている。このような構成を備えることで、コンバータ主回路素子のジャンクション温度がジャンクション温度許容値以下となる出力電流で、かつコンバータ主回路素子以外の部材の保護も可能となる出力電流を超えないよう動作させることができる。この結果、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避しつつ、より信頼性の高い動作が可能となる。
実施の形態5.
先の実施の形態1では、検出した周囲温度を使って算出した、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明した。これに対して、本実施の形態5では、周囲温度の代わりにコンバータ主回路素子のジャンクション温度(Tj1、・・・Tjn)を直接検出し、検出したジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明する。このような制御を行うことで、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避させることができる。
以下、実施の形態5を図7に基づいて説明する。図7は、本発明の実施の形態5における直流電源装置の構成図である。図7に示した本実施の形態5の直流電源装置20eは、先の図1に示した実施の形態1の直流電源装置20aの構成に含まれている周囲温度検出部5、出力電流計測部10、出力電圧計測部12がない代わりに、n個の素子温度検出部5b1〜5bnを備えて構成されている。そこで、この新たな構成であるn個の素子温度検出部5b1〜5bnを中心に、以下に説明する。
素子温度検出部5b1は、1番目の素子のジャンクション温度を検出する1番目の素子ジャンクション温度検出部であり、1番目の素子ジャンクション温度Tj1(17b1)を検出する。また、5bnは、n(nは、2以上の整数)番目の素子のジャンクション温度を検出するn番目の素子ジャンクション温度検出部であり、n番目の素子ジャンクション温度Tjn(17bn)を検出する。
温度計算部6bは、1番目の素子ジャンクション温度Tj1(17b1)からn番目の素子ジャンクション温度Tjn(17bn)までのn個のデータを読み込み、それらの最大値を求めることで、ジャンクション温度ΔT3(8b)を、固定値ではなく動的に計算する。
そして、コンパレータ9aは、温度計算部6bで計算されたジャンクション温度ΔT3(8b)と、ジャンクション温度許容値Tjである温度保護設定値(7a)とを比較して、ジャンクション温度ΔT3(8b)が温度保護設定値(7a)よりも大きい場合に、保護信号3(19c)を制御部3に対して出力する。
制御部3は、保護信号3(19c)を受信した場合には、先の実施の形態1と同様に、電圧指令値(18)を出力する。この結果、制御部3は、コンバータ2の出力電圧を低下させ、蓄電池15を放電させることで、ジャンクション温度ΔT3(8b)が、ジャンクション温度許容値Tj(7a)より小さくなるように制御する。
以上のように、本実施の形態5の直流電源装置によれば、ジャンクション温度検出値から計算できる出力電流を定格出力電流とするため、コンバータ主回路素子のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を出力できる。また、先の実施の形態1〜4に比べて、ジャンクション温度そのものを検出しているため、より精度よく定格出力電流を計算できるとともに、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避することができる。
実施の形態6.
先の実施の形態5では、直接検出したコンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度が、ジャンクション温度許容値以下となる最大の出力電流を定格出力電流とした場合について説明した。これに対して、本実施の形態6では、先の実施の形態5のように、検出した素子ジャンクション温度を使用して保護信号を生成することに加え、コンバータの出力電圧を低下させるための別の保護信号をさらに加味する場合について説明する。
具体的には、本実施の形態6では、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値より出力電流検出値が大きくなった場合にも、コンバータの出力電圧を低下させ、蓄電池からも電力を供給させることで、コンバータ主回路素子以外の主回路部材を保護する保護信号を制御部に出力する保護回路を追加する場合について説明する。このような別の保護回路を備えることで、先の実施の形態2、4と同様に、直流電源装置の高信頼化を図ることができる。
以下、本実施の形態6を図8に基づいて説明する。図8は、本発明の実施の形態6における直流電源装置の構成図である。図8に示した本実施の形態6の直流電源装置20fは、先の図7に示した実施の形態5の直流電源装置20eの構成に加え、さらに、コンパレータ9bを備えて構成されている。そこで、この新たな構成であるコンパレータ9bを中心に、以下に説明する。
コンパレータ9bは、出力電流検出値(11)と、コンバータ主回路素子以外の部材の電流許容値Imaxである電流保護設定値(7b)とを比較し、出力電流検出値(11)が電流保護設定値(7b)よりも大きい場合には、保護信号4(19d)を出力する。
そして、制御部3は、コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値に基づく保護信号3(19c)が出力されない場合であっても、コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値Imaxより出力電流検出値(11)が大きくなった場合には、保護信号4(19d)を受信することで、コンバータ2の出力電圧を低下させ、蓄電池15からも電力を供給させ、コンバータ主回路素子以外の主回路部材も保護するように動作する。
以上のように、本実施の形態6の直流電源装置によれば、先の実施の形態5と同様の効果に加え、固定の周囲温度から計算される電流保護設定値より大きい、コンパレータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値に基づいて保護信号を出力するコンパレータを備えている。このような構成を備えることで、コンバータ主回路素子のジャンクション温度がジャンクション温度許容値以下となる出力電流で、かつコンバータ主回路素子以外の部材の保護も可能となる出力電流を超えないよう動作させることができる。この結果、周囲温度が低い場合は、蓄電池の不要な放電を回避しつつ、より信頼性の高い動作が可能となる。
2 コンバータ、3 制御部、5、5a、5b1〜5bn 温度検出部、6、6a、6b 温度計算部、9、9a、9b コンパレータ、10 出力電流計測部、12 出力電圧計測部、15 蓄電池、20a、20b、20c、20d、20e、20f 直流電源装置、22 最大値検出器、23 損失計算部。

Claims (7)

  1. 供給される交流電力を直流に変換し、負荷に対して出力電流を供給するコンバータと、
    前記コンバータの変換動作を制御する制御部と、
    前記コンバータの出力に接続され、前記負荷に対して供給すべき負荷電流が前記コンバータから出力される前記出力電流だけでは不足する場合に、放電電流を出力する蓄電池と、
    前記コンバータの出力電流を制限するために前記コンバータの出力電圧を低下させ、前記蓄電池から前記放電電流を供給させる保護信号を前記制御部に出力する保護回路と
    を備えた直流電源装置であって、
    使用環境に応じて、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度を求めるために使用する温度データを検出する温度検出部と、
    前記温度検出部で検出された前記温度データに基づいて、前記コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値を算出する温度計算部と
    をさらに備え、
    前記保護回路は、前記コンバータの前記出力電流を制限するためにあらかじめ設定された温度保護設定値よりも、前記温度計算部で算出された前記ジャンクション温度計算値が大きい場合には、前記保護信号を出力する
    直流電源装置。
  2. 請求項1に記載の直流電源装置において、
    前記コンバータの出力電流を検出し出力電流検出値として出力する電流検出部と、
    前記コンバータの出力電圧を検出し出力電圧検出値として出力する電圧検出部と
    をさらに備え、
    前記温度検出部は、前記温度データとして前記コンバータ主回路素子の周囲温度を検出し、周囲温度検出値として出力し、
    前記温度計算部は、前記電流検出部による前記出力電流検出値と、前記電圧検出部による前記出力電圧検出値と、前記温度検出部による前記周囲温度検出値とに基づいて、前記ジャンクション温度計算値を算出する
    直流電源装置。
  3. 請求項1に記載の直流電源装置において、
    前記コンバータの出力電流を検出し出力電流検出値として出力する電流検出部と、
    前記コンバータの出力電圧を検出し出力電圧検出値として出力する電圧検出部と
    をさらに備え、
    前記温度検出部は、前記温度データとして前記コンバータ主回路素子の冷却用フィン温度を測定し、フィン温度検出値として出力し、
    前記温度計算部は、前記電流検出部による前記出力電流検出値と、前記電圧検出部による前記出力電圧検出値と、前記温度検出部による前記フィン温度検出値とに基づいて、前記ジャンクション温度計算値を算出する
    直流電源装置。
  4. 請求項1に記載の直流電源装置において、
    前記温度検出部は、前記温度データとして前記コンバータ主回路素子のそれぞれのジャンクション温度を直接検出し、複数の素子温度検出値として出力し、
    前記温度計算部は、前記温度検出部により検出された前記複数の素子温度検出値の中から最大値を求めることで前記ジャンクション温度計算値を算出する
    直流電源装置。
  5. 請求項2または3に記載の直流電源装置において、
    前記電圧検出部による前記出力電圧検出値が、前記コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値よりも大きくなった場合には、前記コンバータの出力電流を制限するために前記コンバータの出力電圧を低下させ、前記蓄電池から前記放電電流を供給させる第2の保護信号を前記制御部に出力する第2の保護回路をさらに備え、
    前記制御部は、前記保護回路から出力される前記保護信号と、前記第2の保護回路から出力される前記第2の保護回路とに基づいて、前記コンバータの出力電流を制限するために前記コンバータの出力電圧を低下させ、前記蓄電池から前記放電電流を供給させるように前記コンバータの変換動作を制御する
    直流電源装置。
  6. 請求項4に記載の直流電源装置において、
    前記コンバータの出力電圧を検出し出力電圧検出値として出力する電圧検出部と
    前記電圧検出部による前記出力電圧検出値が、前記コンバータ主回路素子以外の主回路部材の許容電流値よりも大きくなった場合には、前記コンバータの出力電流を制限するために前記コンバータの出力電圧を低下させ、前記蓄電池から前記放電電流を供給させる第2の保護信号を前記制御部に出力する第2の保護回路と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記保護回路から出力される前記保護信号と、前記第2の保護回路から出力される前記第2の保護回路とに基づいて、前記コンバータの出力電流を制限するために前記コンバータの出力電圧を低下させ、前記蓄電池から前記放電電流を供給させるように前記コンバータの変換動作を制御する
    直流電源装置。
  7. 供給される交流電力を直流に変換し、負荷に対して出力電流を供給するコンバータと、
    前記コンバータの変換動作を制御する制御部と、
    前記コンバータの出力に接続され、前記負荷に対して供給すべき負荷電流が前記コンバータから出力される前記出力電流だけでは不足する場合に、放電電流を出力する蓄電池と、
    前記コンバータの出力電流を制限するために前記コンバータの出力電圧を低下させ、前記蓄電池から前記放電電流を供給させる保護信号を前記制御部に出力する保護回路と
    を備えた直流電源装置に用いられるコンバータ出力電流制限方法であって、
    使用環境に応じて、コンバータ主回路素子の現状のジャンクション温度を求めるために使用する温度データを検出する温度検出ステップと、
    前記温度検出ステップで検出された前記温度データに基づいて、前記コンバータ主回路素子のジャンクション温度計算値を算出する温度計算ステップと、
    前記コンバータの前記出力電流を制限するためにあらかじめ設定された温度保護設定値よりも、前記温度計算ステップで算出された前記ジャンクション温度計算値が大きい場合には、前記制御部に対して前記保護信号を出力する出力ステップと
    を備えるコンバータ出力電流制限方法。
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