JP6167730B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関し、特に液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。
このようなインクジェット記録装置では、インクを吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)の性能を維持、回復する維持回復装置を備えている。維持回復装置は、例えば、自然蒸発に起因したノズル近傍でのインクの増粘固着を防止するために、ノズル面を高い密閉性を保って覆うキャップを備えている。また、キャップでノズル面をキャッピングした状態(覆った状態)で、キャップ内空間を吸引することで、ノズルからインクを吸引する吸引手段を備えている。また、ノズルから吸引したインクの廃液を貯留する廃液容器(廃液タンク)を備えている。また、ノズル面に付着したインクを払拭し除去するためのワイパ部材、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行うための空吐出受けなどを備えている。
この維持回復装置は、ノズル近傍に付着した異物、増粘・固着した液滴を取り除き、正常に所望の吐出特性を得るために装置本体内に備えられている。特に、キャップは、画像形成装置を長期間使用しない場合に、ノズルにある液体に含まれる水分の乾燥を防ぐために、印字動作後に液滴吐出面(ノズル面)を覆うことでノズルを保湿している。
このキャップがノズル面を覆った状態で、吸引手段により吸引を実行すると、キャップ内に負圧が生じる。この負圧により、液体タンクから液体がノズルを通過し、廃液タンクに流れることになる。このとき、ノズル近傍の異物や増粘・固着した液体を廃液タンクに流すことができる。それに加えて、液体タンクから液体吐出ヘッドのノズルまでの流路に残存した気泡の排出も行うことができる。
ところで、吐出不良となった液体吐出ヘッドをキャップ吸引によって回復させる場合、キャップから吸引手段までの経路に空気が存在していると、吸引した場合に空気が膨張するため、液体吐出ヘッドに吸引圧が作用しにくくなる。しかも、空気膨張の分だけ余計にインクを消費されてしまうという不具合がある。
そこで、従来、廃液タンクから廃液をキャップに逆流させてから吸引回復することが知られている(特許文献1)。
特開2008−126554号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、廃液がノズル面に触れてノズル面が汚れるおそれがある。この場合、ノズル面に触れさせないようにするためには、キャップ内上部(ノズル面側)に空気層を残す必要があり、無駄なインク消費の低減効果が十分でないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、無駄な液体消費が少なく、効率の良い吸引回復を行えるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る画像形成装置は、
第1の液体の液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドのノズル面を覆うキャップと、
前記キャップ内の空間を吸引する吸引手段と、
前記キャップと前記吸引手段とをつなぐ吸引流路と、
2の液体を収容する液体収容容器と、
前記キャップと前記液体収容容器をつなぐ充填流路と、
前記充填流路の途中に設けられ、前記充填流路を介して前記キャップ内空間に前記第2の液体を送液する送液手段と、を有し、
前記送液手段及び前記吸引手段により前記キャップ内空間及び前記吸引流路を前記第2の液体で所定量満たした後に、前記吸引手段により前記ノズルから前記第1の液体を吸引する
構成とした。
本発明によれば、無駄な液体消費が少なく、効率の良い吸引回復を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置を示す概略平面説明図である。 同じく概略正面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 同装置の記録ヘッドの説明に供する要部拡大説明図である。 同装置のヘッドタンクの一例を示す模式的断面説明図である。 吸引経路充填装置の説明に供する模式的説明図である。 同実施形態における記録ヘッドに対する吸引回復動作の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する模式的説明図である。 同実施形態における記録ヘッドに対する吸引回復動作の説明に供する模式的説明図である。 図10に続く説明に供する模式的説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する模式的説明図である。 同実施形態における記録ヘッドに対する吸引回復動作の説明に供する模式的説明図である。 図13に続く説明に供する模式的説明図である。 図14に続く説明に供する模式的説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する模式的説明図である。 同実施形態の記録ヘッドに対する吸引回復動作の説明に供する模式的説明図である。 図17に続く説明に供する模式的説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置について図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1は同記録装置の概略平面説明図、図2は同じく概略正面説明図、図3は同じく概略側面説明図である。
このインクジェット記録装置は、本体フレーム30に立設された左右の側板123L、123Rに架け渡されたガイド部材であるガイドロッド122と、本体フレーム30に配置された後フレーム128に取付けられたガイドレール124とで、キャリッジ120を主走査方向(ガイドロッド長手方向)に移動可能に保持している。そして、キャリッジ120を図示しない主走査モータとタイミングベルトによってガイドロッド122の長手方向(主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ120には、例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の第1の液体であるインクの液滴を吐出する1又は複数の液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド1が搭載されている。記録ヘッド1は、複数のインク吐出口(ノズル)を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
ここで、記録ヘッド1は、図4に示すように、発熱体基板2と液室形成部材3から構成され、発熱体基板2に形成されたインク供給路を介して共通流路7及び液室(個別流路)6に順次供給されるインクを液滴として吐出する。この記録ヘッド1は、発熱体4の駆動によるインクの膜沸騰により吐出圧を得るサーマル方式のものであり、液室6内の吐出エネルギー作用部(発熱体部)へのインクの流れ方向とノズル5の開口中心軸とを直角となしたサイドシュータ方式の構成のものである。
なお、記録ヘッドとしては、圧電素子を用いて振動板を変形させ、また、静電力で振動板を変形させて吐出圧を得るものなど様々な方式があり、いずれの方式のものも本発明に係る画像形成装置に適用することができる。
一方、キャリッジ120の下方には、記録ヘッド1によって画像が形成される用紙8が主走査方向と垂直方向(副走査方向)に搬送される。図3に示すように、用紙8は、搬送ローラ125と押えコロ126で挟持されて、記録ヘッド1による画像形成領域(印字部)に搬送され、印写ガイド部材129上に送られ、排紙ローラ対127で排紙方向に送られる。
このとき、主走査方向へのキャリッジ120の走査と記録ヘッド1からのインク吐出を画像データに基づいて適切なタイミングで同調させ、用紙8に1バンド分の画像を形成する。1バンド分の画像形成が完了した後、副走査方向に用紙8を所定量送り、前述と同様の記録動作を行う。これらの動作を繰り返し行い、1ページ分の画像形成を行なう。
一方、記録ヘッド1の上部には吐出するインクを一時的に貯留するためのインク室が形成されたヘッドタンク(バッファタンク、サブタンク、流路形成部材)101が一体的に接続される。ここでいう「一体的」とは、記録ヘッド1とヘッドタンク101がチューブ、管等で接続されることも含んでおり、どちらも一緒にキャリッジ120に搭載されているという意味である。
ヘッドタンク101は、例えば図5に示すように、内部に記録ヘッド1との接続部の近傍にフィルタ109が設けられ、インクをろ過して異物などを除去したインクを記録ヘッド1に供給する。また、ヘッドタンク101の一壁面には撓むことが可能なフィルム部材107が設けられている。
このヘッドタンク101には、液体供給チューブ71が接続される。液体供給チューブ71の他端部は、図1に示すように、液体貯留容器としての液体タンクである本体据え置きのカートリッジホルダ77に接続される。カートリッジホルダ77には、各色のインクを収容した液体貯留容器としての液体タンクであるインクカートリッジ(メインタンク)76が着脱可能に装着される。
また、装置本体の主走査方向の他端部側には記録ヘッド1の維持回復を行う維持回復機構(維持回復装置)31が配置されている。
この維持回復機構31は、記録ヘッド1のノズル面をキャッピングする(覆う)キャップ32と、キャップ32内を吸引して記録ヘッド1のノズル5からインクを吸引する吸引手段である吸引ポンプ34とを備えている。吸引ポンプ34で吸引されたインクの廃液は本体フレーム30側に配置された廃液容器である廃液タンク36に排出される。キャップ32、吸引ポンプ34及び廃液タンク36は排出経路となる廃液チューブ33でつながれている。廃液チューブ33のうちキャップ32と吸引ポンプ34との間は吸引経路を、吸引ポンプ34と廃液タンク36との間は廃液経路を構成している。
この維持回復機構31にはキャップ32を記録ヘッド1のノズル面に対して進退移動(この例では昇降)させる移動機構を備えている。また、維持回復機構31には、図示しないが、記録ヘッド1のノズル面をワイピングするワイパ部材をワイピングユニットにて保持してノズル面に対して進退可能に配設している。
また、この画像形成装置では、維持回復装置31に隣接して流路充填手段である吸引経路充填装置40を備えている。
次に、この吸引経路充填装置40について図6を参照して説明する。図6は同装置の説明に供する模式的説明図である。
吸引経路充填装置40は、充填する液体(第2の液体)が収容された液体収容容器である充填液タンク41と、この充填液タンク41とキャップ32を通じる充填流路である充填チューブ37と、充填チューブ37に備えられた送液手段である充填ポンプ44から構成される。
ここで、充填チューブ37はキャップ32の充填ポート43に接続されている。また、前述した維持回復装置31の廃液チューブ33はキャップ32の吸引ポート42に接続されている。
なお、充填する液体(充填液)としては様々なものを用いることができるが、安価な液体という点では水が好ましい。また、記録ヘッド1のノズル面や吸引経路に接触するのでそれらの部位を洗浄するという点では、洗浄液を用いても良い。また、充填液タンク41としては、内部が大気に通じたタンクであると、補充が容易になる点で好ましいが、撓むことが可能な袋状部材なども使用することができる。
次に、本実施形態における記録ヘッドに対する吸引回復動作について図7を参照して説明する。図7は同説明に供する模式的説明図である。
まず、記録ヘッド1のノズル面からキャップ32が離間した状態で、充填ポンプ44のみを駆動する。これにより、図7(a)に示すように、キャップ32の底部に設けられた充填ポート43からキャップ32内に充填液500が流入する。
その後、充填ポンプ44を駆動したまま、吸引ポンプ34を駆動する。これにより、キャップ32内の充填液500は、図7(b)に示すように、キャップ32の底部に設けられた吸引ポート42から廃液チューブ33に流れ出る。
ここで、充填ポンプ44の送液流量と吸引ポンプ34の送液流量はほぼ同じものとしている。したがって、キャップ32内の充填液500の液面はほぼ一定に保持されたまま廃液チューブ33が充填液500で満たされていく。
そして、充填液500が吸引ポンプ34に達する時間が経過したときに、吸引ポンプ34のみを停止する。すると、図7(c)に示すように、キャップ32内の充填液の液面が再度上昇し、キャップ32が完全に充填され、充填液500がキャップ32の縁から溢れ出る。溢れ出た充填液500は、図示しない廃液誘導路を伝って廃液タンク36に誘導される。
そして、充填ポンプ44を停止した後、キャップ32を上昇させて記録ヘッド1をキャッピングし、吸引ポンプ34のみを駆動し、ノズル5からインクを吸引する(これを「ノズル吸引」という。)。
このように、ノズル吸引を行うときに吸引ポンプ34の上流側となる吸引空間(キャップ32の内部と廃液チューブ33)が予め液体で満たされている。これにより、吸引ポンプ34を駆動することによって発生する圧力(負圧)が空気でダンピングされないので効率よく記録ヘッド1の内部に作用する。
したがって、吸引ポンプ34の駆動と同時に記録ヘッド1に大きな負圧を作用させることができるので、無駄な吸引する必要がなく、短時間で、記録ヘッド1の吸引回復を行うことができる。
また、無駄な吸引をしないで済むため、記録ヘッド1の吸引回復に消費されるインク量を減らすことができる。また、充填液として水や洗浄液を用いることができるので、それらの液体に記録ヘッド1を浸すことにより、吸引の後に通常行われるワイピング動作によってノズル面を洗浄する効果も奏する。
本実施形態では、充填ポンプ44と吸引ポンプ34を同じ送液流量のものとして、充填ポンプ44を先行駆動した後両ポンプを同時に駆動して廃液チューブ33を充填し、その後、吸引ポンプ34のみを停止してキャップ32を充填したが、充填方法はこれに限られない。
例えば、充填ポンプ44を吸引ポンプ34よりも流量が大きいポンプとすれば、2つのポンプを同時駆動してキャップ32と廃液チューブ33の両方を充填することができ、ポンプ制御が簡単になる。
また、キャップ32の容積が廃液チューブ33における吸引ポンプ34よりも上流側の容積よりも大きければ、充填ポンプ44を駆動してキャップ32を一杯にした後に充填ポンプ44を一旦停止し、吸引ポンプ34のみを駆動して廃液チューブ33を充填液で充填し、再度、充填ポンプ44のみを駆動してキャップ32を再充填することで、吸引経路全体を充填液で満たすことができる。この方法によれば、同時に2つのポンプを駆動する必要がないので、例えば、ポンプを動作させるモータの回転方向で駆動するポンプを切り替える等ができ、駆動源を共通化して装置を低コストすることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図8を参照して説明する。図8は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、キャップ32の下方(重力方向下方)にキャップ32から溢れた充填液500を受け入れる液体受けであるオーバーフロー受け部45が設けられている。このオーバーフロー受け部45は、内部がすり鉢状になっており、最下部にドレン穴46が設けられている。
このオーバーフロー受け部45は、キャップ32と一緒に上下する形態となっている。
また、オーバーフロー受け部45の下方側には、ドレン穴46を開閉する栓部材47を配置している。ここで、記録ヘッド1に対してキャップ32が離間しているときは、図8(a)に示すように、ドレン穴46は栓47でシールされ、図8(d)に示すように、キャップ32が上昇するとドレン穴46が栓47から離れてシールが解除ざれる。
また、オーバーフロー受け部45の傾斜面の中間部には、液体の有無を検出するための液体検出手段である一対の液体検知電極ピン48が備えられている。2つの液体検知電極ピン48、48の間の電気抵抗が抵抗検出器49で測定できる構成としている。
なお、キャップ32周辺部以外の構成は前記第1実施形態と同じである。
次に、本実施形態における吸引経路の充填及び記録ヘッド1に対する回復動作について説明する。
まず、図8(a)は記録ヘッド1からキャップ32が離間した状態で充填ポンプ44のみを駆動し、キャップ32内に充填液500を供給している状態を示している。このとき、オーバーフロー受け部45には充填液はなく、2つの液体検知電極ピン48の間は空気絶縁されている。
図8(b)は充填ポンプ44と吸引ポンプ34を両方駆動して吸引ポート42と吸引ポンプ34の間の流路を充填している状態を示している。
図8(c)は再度、充填ポンプ44のみを駆動してキャップ32内に充填液を供給している状態を示している。キャップ32が記録ヘッド1に対して離間しているときは、ドレン穴46が栓47でシールされているため、キャップ32の縁から溢れた充填液500はオーバーフロー受け部45に流れ溜まっていく。
そして、図8(c)に示すように、一対の液体検知電極ピン48の間に充填液500が介在する状態となると、液体検知電極ピン48の間の電気抵抗が下がり、この抵抗値変化が抵抗検出器49で検出される。そこで、抵抗検出器49が抵抗値低下を検出したことをトリガにして、充填ポンプ44を停止する。
次に、図8(d)に示すように、キャップ32を記録ヘッド1のノズル面に当てて接触させてキャッピングし、吸引ポンプ34を駆動しノズル吸引を行う。
本実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、予め吸引経路を液体で充填しているので、少ない吸引量で大きな吸引圧力を得ることができ、効率よく、且つ、インク消費量少なく記録ヘッド1の性能を回復させることができる。
なお、記録ヘッド1の吸引動作を行なうときに、キャップ32が上昇することによってオーバーフロー受け部45のドレン穴46が栓47に対して離間するため、ドレン穴46から溜まっていた充填液500が排出され、次の回復動作に向けて状態がリセットされる。
このように、本実施形態では、キャップ32への充填が完了したことを検出する検出手段を備えているので、充填ポンプ44の性能がばらついても、精度よく充填完了を検出して、充填工程を安定して行うことができる。
また、充填液タンク41内の充填液が不足した場合には、キャップ32の充填工程で所定時間充填ポンプ44を駆動しても抵抗検出器49が液体検知電極ピン48間の抵抗変化を検出しないことになる。これによって、充填液タンク41が空であることを検知することもできる。
次に、本発明の第3実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態において、充填チューブ37の途中に、充填流路開閉弁50と、容積可変部材である逆流防止バッファ54とを設けている。
逆流防止バッファ54は、液体が出入り自在の収縮可能な形態の容器で、内部の圧力が負圧になることによって収縮し、負圧が低下すると元の形状まで膨張するもので、例えば、ゴム性の蛇腹構造体などで形成することができるものである。この逆流防止バッファ54はキャップ32よりも下方に配置されるのが好ましい。
また、廃液チューブ33途中に、液体検出センサ53を設けている。この液体検出センサ53は、詳細な構成の図示は省略するが、前記第2実施形態と同様に電気抵抗変化を検出するもので構成することもできる。
また、キャップ32の吸引ポート42のキャップ内空間への開口部42aは、キャップ32の記録ヘッド1のノズル面に当って接触するニップ部32aの近傍に配置されている。これにより、キャップ32でノズル面をキャッピングしたときに、吸引ポート42の開口部42aと記録ヘッド1のノズル面の間に微小なギャップが形成される。
次に、本実施形態における記録ヘッド1に対する吸引回復動作について図10及び図11を参照して説明する。
まず、図10(a)に示すように、記録ヘッド1とキャップ32が離間した状態で、吸引ポンプ34を駆動する。このとき、充填流路開閉弁50の開閉に関わらず充填ポート43は大気圧なので逆流防止バッファ54は膨張した状態である。吸引ポート42からは空気が流入するので、廃液チューブ33内の液体は排出され、液体検出センサ53は「液体なし」を検出する。
その後、図10(b)に示すように、キャップ32を上昇させて、記録ヘッド1のノズル面をキャッピングし、キャップ32の内部空間を密閉状態にする。この状態で充填流路開閉弁50を開いて吸引ポンプ34で吸引する。これにより、充填液タンク41内の充填液500が吸引され、キャップ32内に流入する。このとき、充填チューブ37の太さが十分太ければ充填チューブ37での圧力損失は小さいので、逆流防止バッファ54内は大きな負圧にならず容積を維持する。
本実施形態のキャップ32は、吸引ポート42の開口部42aがキャップ32内の上方に位置するので、キャップ32内の空気が排出され、図11(a)に示すように、キャップ32内が充填液500で満たされ、その後、廃液チューブ33に充填液500が充填される。
そして、液体検出センサ53が液体を検知したのをトリガにして吸引ポンプ34を停止させる。これにより、吸引経路が全て液体で満たされた状態となる。
その後、図11(b)に示すように、充填流路開閉弁50を閉じて、吸引ポンプ34で吸引する。これにより、記録ヘッド1の上流側は高抵抗であるので、吸引経路内に大きな負圧が発生する。
ここで、記録ヘッド1のノズル5からインクを吸引するときの圧力損失よりも小さい圧力で変形するように、逆流防止バッファ54を構成すれば、吸引により発生する負圧によって、まず逆流防止バッファ54が収縮し、内部の液体が排出され、完全に潰れきった状態となる。その後に記録ヘッド1に負圧が作用し記録ヘッド1の吸引回復ができる。
吸引回復後、キャップ32を記録ヘッド1から離間させ、図示しないワイパ部材でノズル面を払拭する。
キャッピング状態でなくなることにより、キャップ32内は大気圧に戻るためキャップ32内の液体(インクと充填液)は充填チューブ37を逆流する。このとき、逆流防止バッファ54が膨張しながら逆流した液体を回収するので、インクが充填液タンク41に流れず、充填液タンク41内の充填液500を清浄に保つことができる。このような効果を十分得るためには、逆流防止バッファ54の可変容積はキャップ32の容積よりも大きいことが好ましい。
本実施形態では、吸引ポンプ34のみで吸引経路の充填と記録ヘッド1の吸引回復を行うことができ、前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、廃液チューブ33に液体検出センサ53を備えるので、吸引ポンプ34のばらつきがあっても無駄時間なく回復動作が行える。
また、充填液タンク41内の充填液が不足した場合には、廃液チューブ33の充填工程で所定時間充填ポンプ44を駆動しても液体検出センサ53が液体で流路が充填されたことを検出しないことになる。したがって、充填液タンク41が空であることを検知することもできる。
また、逆流防止バッファ54を備えているので、吸引回復時にキャップ32を満たしていた廃液を逆流防止バッファ54内に回収してキャップ32内の液面を下げるので、回復動作後に記録ヘッド1をキャッピングしたときにノズル面が再度廃液に接触することを防止できる。また、廃液の充填液タンク41への混入を防止できる。
次に、本発明の第4実施形態について図12を参照して説明する。図12は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、記録ヘッド1の供給経路(供給チューブ71)の途中にチョーク弁56が設けられ、インク供給経路を遮断自在としている。
また、充填チューブ37には逆止弁55が設けられている。
また、キャップ32は、略中央部に吸引ポート42が設けられ、吸引ポート42の記録ヘッド1側端面にはスリット57が形成されている。また、キャップ32の吸引ポート42の周辺部には薄肉部58が形成されている。
これにより、キャップ32でノズル面を覆った状態で形成されるキャップ内空間を吸引ポンプ34で吸引するときに、キャップ32内の吸引流路(廃液チューブ33)と通じる部分である吸引ポート42が上方に移動する。そして、キャップ32内の吸引流路(廃液チューブ33)と通じる部分である吸引ポート42は、管形状でスリット57によって側方に開口している。
次に、本実施形態における記録ヘッド1に対する吸引回復動作について図13ないし15を参照して説明する。
まず、図13(a)に示すように、記録ヘッド1とキャップ32が離間した状態で、吸引ポンプ34を駆動する。吸引ポート42からは空気が流入するので、廃液チューブ33内の液体は排出され、液体検出センサ53は「液体なし」を検出する。
そして、図13(b)のように、キャップ32を上昇させ、記録ヘッド1をキャッピングし、キャップ32の内部を密閉状態にする。また、チョーク弁56を閉じて、供給経路を遮断する。この状態で充填流路開閉弁50を開いて吸引ポンプ34で吸引する。これにより、充填液タンク41内の充填液500が吸引され、キャップ32内に流入する。
また、チョーク弁56が閉じていて記録ヘッド1からインクが供給されないのでキャップ32内部が負圧となり、キャップ32底部に形成された薄肉部58が撓んで吸引ポート42が記録ヘッド1側に変位し、当って接触する。これにより、キャップ32内の容積は減少する。このとき、吸引ポート42の端面にはスリット57が形成されているので、キャップ内空間の最上部からスリット57を介して空気が吸引され、廃液チューブ33に排出され、図14(a)に示すように、キャップ32内が完全に充填液500で満たされる。その後、廃液チューブ33に充填液500が充填される。
そして、液体検出センサ53が液体を検知したことをトリガにして、吸引ポンプ34を停止させる。これにより、吸引経路が全て液体で満たされた状態となる。
その後、図14(b)に示すように、充填流路開閉弁50を閉じてチョーク弁56を開き、吸引ポンプ34で吸引する。すると、記録ヘッド1の上流側からインクが供給されて記録ヘッド1の吸引回復が行われる。
吸引回復後、キャップ32を記録ヘッド1から離間させ、図示しないワイパ部材でノズル面を払拭する。
キャッピング状態でなくなることにより、キャップ32内は大気圧に戻るが、本実施形態では充填チューブ37に逆止弁55が備えられているため、キャップ32内の液体(インクと充填液)が充填チューブ37を逆流して充填液タンク41に流れることを防止できる。これにより、充填液タンク41内の充填液500を清浄に保つことができる。
また、キャップ32内が大気圧に戻ることにより、キャップ32の薄肉部58の変形が元に戻り、キャップ32内の容積が元の容積に復活すると共に、吸引ポート42の位置が下がる。
したがって、図15に示すように、吸引ポンプ34を駆動することでキャップ32内の液面を下げることができるため、回復動作後に記録ヘッド1をキャッピングした時にノズル面が再度廃液に接触することを防止できる。
また、本実施形態では、吸引ポンプ34のみで吸引経路の充填と記録ヘッド1の吸引回復を行うことができ、前述した実施形態と同様の効果を得ることができる。また、廃液チューブ33に液体検出センサ53を備えるので、吸引ポンプ34のばらつきがあっても無駄時間なく回復動作が行える。
なお、本実施形態では、インク供給路にチョーク弁56を備えて、充填液の充填過程でチョーク弁56を閉じてインクの供給を遮断したが、チョーク弁56は必須ではない。要するに、「記録ヘッドからインクを吸引する時の記録ヘッドより上流部の圧力損失」>「充填液の吸引中の充填チューブの圧力損失」>「キャップの変形に必要な圧力」の関係を満たせば本発明を適用することができる。
次に、本発明の第5実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態は、前記第4実施形態が充填液タンク41と廃液タンク36のいずれも大気開放されたものであるのに対して、充填液タンク41と廃液タンク36のいずれも密閉状態とできる構成としている。
つまり、充填液タンク41は、充填液500の補給のために充填液補充口39を開けた時のみ大気開放されるが、充填流路開閉弁50が閉じている状態では通常は密閉状態とされている。また、廃液タンク36については、タンク内部を大気に通じる大気開放路59とこれを開閉する大気開放弁51が備えられており、この大気開放弁51が閉じている状態では密閉状態となる。ただし、この二つのタンクは上部で、圧力伝達流路52でつながれているため、両者は同じ圧力となる。
次に、本実施形態の記録ヘッド1に対する吸引回復動作について図17及び図18を参照して説明する。
まず、図17(a)に示すように、記録ヘッド1とキャップ32が離間した状態で大気開放弁51を開いて、吸引ポンプ34を駆動する。このとき、充填流路開閉弁50の開閉にかかわらず、充填ポート43は大気圧であるので、逆流防止バッファ54は膨張した状態である。吸引ポート42からは空気が流入するので、廃液チューブ33内の液体は排出され、液体検出センサ53は「液体なし」を検出する。
次に、図17(b)に示すように、キャップ32を上昇させ、記録ヘッド1をキャッピングし、キャップ32の内部空間を密閉状態にする。この状態で大気開放弁51を閉じ充填流路開閉弁50を開いて吸引ポンプ34で吸引する。これにより、充填液タンク41内の充填液が吸引され、キャップ32内に流入する。
このとき、廃液タンク36に流入した空気又は液体によって廃液タンク36の圧力が上昇するので、その圧力が圧力伝達流路を介して充填液タンク41に作用する。そのため、充填液500のキャップ32部分への供給をアシストする。この作用により充填チューブ37での圧力損失は小さくなるので、逆流防止バッファ54内は大きな負圧にならず容積を維持する。
本実施形態のキャップ32は吸引ポート42がキャップ32内の上部に位置するので、キャップ32内の空気が排出され、図18(a)に示すように、キャップ32内が充填液500で満たされ、その後、廃液チューブ33に充填液500が充填される。
そして、液体検出センサ53が液体を検知したことをトリガにして吸引ポンプ34を停止させる。これにより、吸引経路が全て液体で満たされた状態となる。
その後、図18(b)に示すように、充填流路開閉弁50を閉じ、大気開放弁51を開いて吸引ポンプ34で吸引する。これにより、記録ヘッド1の上流側は高抵抗なので吸引経路内に大きな負圧が発生する。
このとき、記録ヘッド1のノズル5からインクを吸引する際の圧力損失よりも小さい圧力で変形するように逆流防止バッファ54を構成すれば、吸引により発生する負圧によってまず逆流防止バッファ54が収縮し、内部の液体が排出され、完全に潰れきった状態となる。
その後に記録ヘッド1に負圧が作用し、記録ヘッド1の吸引回復ができる。吸引回復後、キャップ32を記録ヘッド1から離間させ、図示しないワイパでノズル面を吸引する。キャッピング状態でなくなることにより、キャップ内は大気圧に戻るためキャップ内の液体(インクと充填液)は充填チューブ37を逆流する。このとき、逆流防止バッファ54が膨張しながら逆流した液体を回収するので、インクが充填液タンク41に流れず充填液タンク41内の充填液を清浄に保つことができる。
本実施形態では、図9の実施形態の効果に加えて、充填液の充填時に加圧アシストするので、充填装置の設計制約を緩和することができる効果を奏する。具体的には、充填液を高粘度化することを許容したり、充填経路を長く細くすることを可能にして充填液タンク41の配置自由度を高めたりすることができる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味である。被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
1 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
31 維持回復機構
32 キャップ
33 廃液チューブ(吸引流路、廃液流路)
34 吸引ポンプ(吸引手段)
36 廃液タンク(廃液容器)
37 充填チューブ(充填流路)
40 吸引経路充填装置(流路充填手段)
41 充填液タンク(液体収容容器)
44 充填ポンプ(送液手段)
71 供給チューブ
76 インクカートリッジ
101 ヘッドタンク

Claims (9)

  1. 第1の液体の液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドのノズル面を覆うキャップと、
    前記キャップ内の空間を吸引する吸引手段と、
    前記キャップと前記吸引手段とをつなぐ吸引流路と、
    2の液体を収容する液体収容容器と、
    前記キャップと前記液体収容容器をつなぐ充填流路と、
    前記充填流路の途中に設けられ、前記充填流路を介して前記キャップ内空間に前記第2の液体を送液する送液手段と、を有し、
    前記送液手段及び前記吸引手段により前記キャップ内空間及び前記吸引流路を前記第2の液体で所定量満たした後に、前記吸引手段により前記ノズルから前記第1の液体を吸引する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 第1の液体の液滴を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドのノズル面を覆うキャップと、
    前記キャップ内の空間を吸引する吸引手段と、
    前記キャップと前記吸引手段とをつなぐ吸引流路と、
    前記吸引手段で吸引された廃液を収容する廃液容器と、
    前記吸引手段と前記廃液容器とをつなぐ廃液流路と、
    前記キャップ内空間及び前記吸引流路に第2の液体を充填する流路充填手段と、を備え、
    前記流路充填手段は、
    前記第2の液体を収容する液体収容容器と、
    前記キャップと前記液体収容容器をつなぐ充填流路と、
    前記充填流路に設けられた流路を開閉する開閉弁と、を有し、
    前記開閉弁を開いた状態で、前記吸引手段によって吸引して、前記キャップ内の空間及び前記吸引流路を前記第2の液体で所定量満たした後に、前記開閉弁を閉じた状態で、前記吸引手段により前記ノズルから前記第1の液体を吸引する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記液体収容容器と前記廃液容器とをつなぐ通路と、
    前記液体収容容器及び前記廃液容器の少なくともいずれかを大気に通じる大気開放路と、
    前記大気開放路を開閉する大気開放弁と、を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記キャップの下方に液体受けが設けられ、
    前記液体受けには、液体の有無を検出する液体検出手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記キャップ又は前記吸引流路内には、液体の有無を検出する液体検出手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記キャップ内での前記吸引流路と通じる部分は、前記ノズル面と接触する部分とギャップを隔てた位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  7. 前記キャップで前記ノズル面を覆った状態で形成されるキャップ内空間を前記吸引手段で吸引するときに、前記キャップ内の前記吸引流路と通じる部分が上方に移動する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  8. 前記キャップ内の前記吸引流路と通じる部分は、管形状で側方に開口している
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記充填流路には、逆止弁又は容積可変部材が備えられている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
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