JP6162038B2 - 打ち込み工具 - Google Patents

打ち込み工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6162038B2
JP6162038B2 JP2013260933A JP2013260933A JP6162038B2 JP 6162038 B2 JP6162038 B2 JP 6162038B2 JP 2013260933 A JP2013260933 A JP 2013260933A JP 2013260933 A JP2013260933 A JP 2013260933A JP 6162038 B2 JP6162038 B2 JP 6162038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
driving
tool
positioning
respect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013260933A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015116630A (ja
Inventor
行功 小宮
行功 小宮
典之 西土
典之 西土
勲 宮下
勲 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2013260933A priority Critical patent/JP6162038B2/ja
Publication of JP2015116630A publication Critical patent/JP2015116630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6162038B2 publication Critical patent/JP6162038B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

この発明は、例えば釘打ち機等の打ち込み工具に関する。
圧縮エアを駆動源として往復動する打撃ピストンにより打ち込み具を1本ずつ打撃して打ち出す打ち込み工具に関する技術が下記の特許文献に記載されている。この打ち込み工具は、打撃ピストンを内装した工具本体と、使用者が把持するハンドル部と、多数の打ち込み工具を装填して打ち込み通路内に1本ずつ供給するマガジンを備えている。
工具本体の先端(打ち込み方向前部)に、上記打ち込み通路を備えた打ち込みノーズ部が設けられている。打ち込みノーズ部は、工具本体に固定した第1プレートと、この第1プレートの前面に重ね合わせて固定した第2プレートを備えている。第1プレートと第2プレートとの間に、打ち込み通路が形成されている。第1プレートの後面にマガジンが結合されている。第1プレートと第2プレートとの間には、第3プレートが打ち込み方向に沿って上下に移動可能に支持されている。この第3プレートが、不用意な打ち込み動作を規制するいわゆるコンタクトレバーと称されるもので、射出口に対して突き出すオフ位置と突き出さないオン位置との間を移動可能に設けられている。
第2プレートに、マガジンから打ち込み通路内に供給された打ち込み工具が押し付けられてマガジンプッシャの押圧力が作用する。このマガジンプッシャの押圧力がコンタクトレバーに作用しないようにするため、第2プレートとは別の第4プレートが第3プレートの前面に結合されて両者間に打ち込み通路が形成されている。第2プレートと第4プレート間に形成される打ち込み通路の先端部が射出口とされている。
第2プレートと第4プレートの後面(打ち込み通路側の面)には、打ち込み具を打ち込み方向にスムーズに案内するための打ち込み案内部が設けられている。このため、第2プレートは第1プレートの前面に対して主として打ち込み方向の左右方向について位置決めされて結合され、第4プレートは第3プレートの前面に対して同じく主として打ち込み方向の左右方向について位置決めされて結合されている。
特開2011−37000号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の打ち込みノーズ部によれば、第4プレートが第3プレートに対して凹凸嵌合されることにより主として打ち込み方向に対して左右方向に位置決めされた構成であるため、打ち込み方向に移動可能に支持された第3プレートの位置によっては、第1プレートに対する第4プレートの打ち込み案内部の位置決めが確実にはなされない場合があり、その結果上流側の打ち込み通路に対して下流側の打ち込み通路の位置がばらついて打ち込み具のスムーズな打ち込みが阻害されるおそれがあった。
本発明は、コンタクトレバーを構成する第3及び第4プレート間に形成される打ち込み方向下流側の打ち込み通路の、第1及び第2プレート間に形成される打ち込み方向上流側の打ち込み通路に対する位置決めがより確実になされるようにする。
上記の課題は以下の各発明により解決される。
第1の発明は、工具本体に内装した打撃ピストンの往復動により打ち込みノーズ部の射出口から打ち込み具を1本ずつ打ち出す打ち込み工具である。
第1の発明では、打ち込みノーズ部は、工具本体に取り付けた第1プレートと、第1プレートとの間に打ち込み通路を形成する第2プレートと、第1プレートと第2プレートとの間に打ち込み方向に沿って移動可能に支持された第3プレートと、第3プレートに結合されて第1プレートとの間に打ち込み通路を形成する第4プレートとを備えており、第4プレートを第1プレートに設けた位置決め嵌合部に凹凸嵌合して、当該第4プレートを第1プレートに対して打ち込み方向に交差する方向(打ち込み交差方向)について位置決めした構成となっている。
第1の発明によれば、第4プレートが第1プレートに対して直接位置決めされていることから、第4プレートにより形成される下流側の打ち込み通路を、第2プレートにより形成される上流側の打ち込み通路に対して打ち込み交差方向にがたつきなく1本に連なった状態に位置決めすることができ、これにより打ち込み通路の案内機能がより確実に発揮されるようになる。
第2の発明は、第1の発明において、第4プレートが打ち込み方向に沿って延びる位置決め部を位置決め嵌合部に凹凸嵌合して第1プレートに対して直接位置決めされた打ち込み工具である。
第2の発明によれば、位置決め部の位置決め嵌合部に対する凹凸嵌合により第4プレートが第1プレートに対して打ち込み交差方向に位置決めされる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、第4プレートに設けた打ち込み通路を区画するリブを位置決め部として、第1プレートに対して凹凸嵌合させた打ち込み工具である。
第3の発明によれば、打ち込み通路を区画するために第4プレートに設けられた位置決めリブを第1プレートの位置決め嵌合部に凹凸嵌合して第4プレートが第1プレートに対して打ち込み交差方向に位置決めされる。
第4の発明は、工具本体に内装した打撃ピストンの往復動により打ち込みノーズ部の射出口から打ち込み具を1本ずつ打ち出す打ち込み工具である。
第4の発明は、打ち込みノーズ部は、工具本体に取り付けた第1プレートと、第1プレートとの間に打ち込み通路を形成する第2プレートと、第1プレートと第2プレートとの間に打ち込み方向に沿って移動可能に支持された第3プレートと、第3プレートに固定部材を介して結合された第4プレートとを備えており、固定部材は、第4プレートに対する位置決め部を備えている。
第4の発明では、固定部材の位置決め部が第4プレートの位置決め孔に挿入されて位置決めされることにより、第4プレートを第3プレートに対して打ち込み方向に交差する方向(打ち込み交差方向)に位置決めした構成となっている。
第4の発明によれば、固定部材の位置決め部が位置決め孔に挿入された状態で第3プレートが第4プレートに固定される。位置決め部が位置決め孔に挿入されることにより第3プレートは第4プレートに対して打ち込み交差方向及びその他の方向について位置決めされた状態で結合されることから、上流側の打ち込み通路に対する下流側の打ち込み通路の位置決めが従来よりも確実になされる。
第5の発明は、第4の発明において、固定部材に段付き軸部を設けて位置決め部とした打ち込み工具である。
第5の発明によれば、固定部材の段付き軸部を第4プレートの位置決め孔に挿入した状態で第4プレートが第3プレートに結合されることにより、当該第4プレートが第3プレートに対して位置決めされた状態で結合される。
第6の発明は、第5の発明において、断面円形の段付き軸部を位置決め部として有する少なくとも2つの固定部材を介して第4プレートを第3プレートにねじ止めした打ち込み工具である。
第6の発明によれば、少なくとも2つの固定部材の断面円形段付き軸部をそれぞれ第4プレートの位置決め孔に挿入した状態で当該第4プレートが第3プレートに結合される。少なくとも2つの固定部材の断面円形段付き部により、第4プレートが第3プレートに対して打ち込み交差方向のみならず、当該第4プレートの面方向の全方向について位置決めされた状態で結合される。
打ち込み工具の全体側面図である。 打ち込みノーズ部を図1中矢印(II)方向から見た前面図である。 打ち込みノーズ部の斜視図である。本図では、図2に示す状態から第4プレートを取り外した状態が示されている。 打ち込みノーズ部の横断面図であって、図2中(IV)-(IV)線断面矢視図である。 打ち込みノーズ部の横断面図であって、図2中(V)-(V)線断面矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る打ち込みノーズ部の横断面図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように本実施形態の打ち込み工具1は、圧縮エアを駆動源として上下に往復動する打撃ピストン2aを内装した工具本体部2と、使用者が把持するハンドル部3と、多数の打ち込み具を装填可能なマガジン4を備えている。打撃ピストン2aの下面中心に打ち込み具打撃用のドライバ2bが取り付けられている。このドライバ2bは、下方へ長く延びており、その先端部側は後述する打ち込みノーズ部10に至っている。
ハンドル部3は、工具本体部2の側部から側方へ突き出す状態に設けられている。ハンドル部3の後端部に設けたジョイント3aに圧縮エア供給用のエアホース(図示省略)が接続される。ハンドル部3の基部下面には、トリガ形式のスイッチレバー3bが設けられている。ハンドル部3を把持した手の指先でこのスイッチレバー3bを引き操作すると、工具本体部2において打ち込み動作がなされる。
打ち込みノーズ部10は、工具本体部2の下面から下方へ突き出す状態に設けられている。この打ち込みノーズ部10と、ハンドル部3の後端部との間に跨った状態でマガジン4が装備されている。マガジン4内には、多数の打ち込み具が並列に仮結合された平板形状の連結打ち込み具が装填される。マガジン4内に装填した打ち込み具は、ばね付勢されたプッシャで押されることにより、工具本体部2の打ち込み動作に連動して1本分ずつ打ち込みノーズ部10側に供給される。
本実施形態の打ち込み工具1は、打ち込みノーズ部10に従来にない特徴を備えている。打ち込みノーズ部10は、それぞれ平板形状をなす第1〜第4プレート11〜14を概ね相互に重ね合わせた構成を備えている。第1〜第4プレート11〜14を相互に重ね合わせた構成の打ち込みノーズ部10の先端に打ち込み具が打ち出される射出口が設けられている。この射出口には、打ち込み材Wの傷つきを防止するための樹脂製のキャップ17が装着されている。打ち込みノーズ部10の詳細が図2以降に示されている。
図2及び図3に示すように、第1プレート11は、2本の固定ねじ11a,11aにより、工具本体部2の下面に固定されている。この第1プレート11は、工具本体部2の下面から下方へ張り出す状態に固定されている。この第1プレート11の後面側にマガジン4が結合されている。第1プレート11に設けた供給口11bを経てマガジン4から打ち込み具が供給される。
第1プレート11の前面側に一定の間隔をおいて第2プレート12が結合されている。第2プレート12は、2本の固定ねじ12a,12aで第1プレート11に固定されている。第1プレート11と第2プレート12との間に、打ち込み具が供給される打ち込み通路15が設けられている。
第1プレート11と第2プレート12との間に、第3プレート13が支持されている。第3プレート13は、上下に一定の範囲で移動可能に支持されている。第3プレート13はおおむね二股形状に形成されており、左右に脚部13d,13dを備えている。この左右の脚部13d,13dが第1プレート11と第2プレート12との間に上下に移動可能に挟み込まれている。
第3プレート13の左右幅方向の中央に沿って案内溝部13bが板厚方向に貫通して設けられている。この案内溝部13bには、第2プレート12の下部に設けた案内縁部12bが進入している。案内溝部13bの下部側には、案内凹部13aが設けられている。案内凹部13aは案内溝部13bと同じ幅で形成されている。案内凹部13aは有底溝形状に形成されて板厚方向に貫通していない。
図3に示すように案内溝部13bの下部には、左右一対の逃がし凹部13c,13cが設けられている。この左右一対の逃がし凹部13c,13c内に、それぞれ第1プレート11の前面下部に設けた位置決め嵌合部11cが進入している。左右の逃がし凹部13c,13cは、上下に長く形成されている。このため、左右の位置決め嵌合部11c,11cは、それぞれ逃がし凹部13c内において上下に一定の範囲で相対変位可能となっている。左右の逃がし凹部13c,13cと位置決め嵌合部11c,11cとの間には適度なクリアランスが設定されて、両位置決め嵌合部11c,11cの逃がし凹部13c,13c内における相対変位がスムーズになされるようになっている。このように、位置決め嵌合部11c,11cは、逃がし凹部13c,13cに対して左右方向に嵌合されてはいないため、第3プレート13は、この位置決め嵌合部11c,11cによっては、左右方向に位置決めされた状態とはなっていない。
第3プレート13の案内凹部13aの上部には、打ち込み具の先端を打ち込み通路15内に案内するための案内傾斜部13eが設けられている。また、同じく案内凹部13aの先端側左右には、前記した樹脂製のキャップ17を装着位置に保持するための係合凹部13f,13fが設けられている。
第3プレート13の左側の脚部13dに、コンタクトレバーを構成する中間レバー18の下端部が固定ねじ18aで結合されている。中間レバー18の上部側は、スイッチレバー3bの周辺に至っている。第3プレート13とこの中間レバー18によりいわゆるコンタクトレバーが構成される。このコンタクトレバーのオンオフ操作によりスイッチレバー3bの引き操作の有効、無効が切り換えられ、これにより不用意な打ち込み動作が防止される。このコンタクトレバーについては従来公知の技術であるので、その構成及び動作についての詳細な説明は省略する。
第3プレート13の前面に第4プレート14が重ね合わせられた状態に結合されている。第4プレート14は、2本の固定ねじ16,16により第3プレート13に固定されている。図3には、この固定ねじ16,16が締め込まれるねじ孔13g,13gが示されている。
図4及び図5に示すように第4プレート14の後面(第3プレート13に対する対向面)には、打ち込み通路15を区画する左右一対の位置決めリブ14a,14aが設けられている。この左右一対の位置決めリブ14a,14aは、相互に平行で上下に長く延びている。この左右一対の位置決めリブ14a,14aは、第3プレート13の案内凹部13aの左右側壁部に沿って位置している。この両位置決めリブ14a,14a間に打ち込み通路15が形成されている。
図4に示すようにこの左右一対の位置決めリブ14a,14aは、第1プレート11の位置決め嵌合部11c,11c間に、上下に相対変位可能に嵌め込まれて当該第4プレート14が第3プレート13の前面に重ね合わされている。このため、左右幅方向(図4において上下方向)の位置について、第4プレート14は第1プレート11に対して直接位置決めされた状態で第3プレート13に結合されている。これに対して図5に示すように左右の位置決めリブ14a,14aと第3プレート13の案内凹部13aの左右側壁部との間には適度なクリアランスが発生して嵌合された状態とはなっていない。このため、第4プレート14は、第3プレート13に対して打ち込み交差方向に直接位置決めされた状態とはなっていない。第3プレート13は、打ち込み交差方向の位置について、第4プレート14を介して第1プレート11に対して間接的に位置決めされている。
相互に結合された第3プレート13と第4プレート14は、上下に一定の範囲で移動可能となっており、下降端位置がコンタクトレバーのオフ位置に相当し、上動端位置がコンタクトレバーのオン位置に相当する。第3プレート13と第4プレート14が一体で上下動する際には、第4プレート14の位置決めリブ14a,14aがそれぞれ第1プレート11の位置決め嵌合部11cの側面に摺接される。
以上のように構成した本実施形態に係る打ち込み工具1によれば、スイッチレバー3bの不用意な引き操作を防止する機能を有するコンタクトレバーを構成するために、打ち込みノーズ部10の先端部(射出口)を構成する第3プレート13がオン位置とオフ位置との間で上下に変位可能に構成されている。第3プレート13には第4プレート14が重ね合わさるように結合されて打ち込み通路15が形成されている。打ち込み通路15は、第1プレート11と第2プレート12との間(上流側の打ち込み通路15a)と、第3プレート13と第4プレート14との間(下流側の打ち込み通路)とが1本に連なって形成されている。上流側の打ち込み通路15aと下流側の打ち込み通路15bは、前後方向あるいは左右方向に位置ずれすることなく、相互に1本に連なった打ち込み通路15とする必要がある。上流側の打ち込み通路15aと下流側の打ち込み通路15bが打ち込み方向側方に相互に位置ずれすることなく、1本に連なった状態となることにより、打ち込み具が上流側の打ち込み通路15aから下流側の打ち込み通路15b内にスムーズに案内されて当該打ち込み具が射出口から正しい姿勢で(真っ直ぐに)打ち出される。
この点、本実施形態に係る打ち込み工具1によれば、第4プレート14の位置決めリブ14a,14aが、第1プレート11の位置決め嵌合部11c,11c間に嵌め込まれて打ち込み交差方向に位置決めされることから、下流側の打ち込み通路15bを形成する第4プレート14が、上流側の打ち込み通路15aを形成する第1プレート11に対して直接打ち込み交差方向に位置決めされた状態となり、その結果上流側の打ち込み通路15aと下流側の打ち込み通路15bが精確に1本に連なった状態に維持される。
このように本実施形態に係る打ち込み工具1によれば、コンタクトアームを構成する第3プレート13に対してマガジンプッシャの押圧力を作用させないようにしてそのスムーズな上下動作を確保しつつ、打ち込み通路15の上流側と下流側の位置ずれを防止して打ち込み具の滑らかな打ち込み動作を確実に行うことができる。
この点、従来は第4プレートは第3プレートに対して打ち込み交差方向に位置決めされる構成であったので、上流側の打ち込み通路15aに対して下流側の打ち込み通路15bが打ち込み交差方向に位置ずれ(がたつき)する場合があり、その結果打ち込み具のスムーズな打ち込み動作が阻害されるおそれがあった。
以上説明した第1実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、第4プレート14の位置決めリブ14a,14aを第1プレート11の位置決め嵌合部11c,11c間に嵌合して位置決めする構成を例示したが、これに加えて位置決めリブ14a,14aを第3プレート13の案内凹部13aに対して嵌合させて当該第4プレート14を第3プレート13に対しても位置決めする構成としてもよい。
図6には、第2実施形態の打ち込みノーズ部10が示されている。第2実施形態に係る打ち込みノーズ部10では、第4プレート14が第1プレート11に対して直接打ち込み交差方向に位置決めされた構成が省略されている。このため、第2実施形態では第4プレート14のリブ14a,14a及び第1プレート11の位置決め嵌合部11c,11cが省略されている。
第2実施形態では、第4プレート14を第3プレート13に対して固定するための固定ねじ16,16に代えて固定部材20,20が用いられている。2つの固定部材20,20は、それぞれ断面円形の段付き軸部20a(位置決め軸部)とねじ軸部20bを有している。段付き軸部20aは、第4プレート14の位置決め孔14bに径方向にがたつきなく嵌め込まれている。ねじ軸部20bは、第3プレート13に設けたねじ孔13gに締めこまれている。
2つの固定部材20,20により第4プレート14が第3プレート13に結合されるとともに、当該第4プレート14が打ち込み交差方向を含む面方向の全方向について第3プレート13に対して位置決めされる。このことから、第4プレート14の第3プレート13に対する面方向の位置のばらつきが抑制されて、両プレート13,14間に形成される下流側の打ち込み通路15の位置ずれが防止され、ひいては上流側の打ち込み通路15aに対する下流側の打ち込み通路15bの位置ずれを従来よりも抑制することができる。
以上説明した第1又は第2実施形態にもさらに変更を加えることができる。例えば、固定ねじ16,16又は固定部材20,20のねじ軸部20b,20bのねじ孔13g,13gに対する締め込みにより第4プレート14を第3プレート13に固定するねじ止め構造を例示したが、これに代えて固定ねじ16又はねじ軸部20bにナットを締め付けてナット止めにより両プレート13,14を結合する構成としてもよい。この場合、ねじ孔13gを単なる挿通孔に変更することができる。
さらに、圧縮エアを駆動源として作動する圧縮エア駆動式の打ち込み工具1を例示したが。ガスの爆発力により打撃ピストンを下動させて打ち込み具を打ち出すガス燃焼式の打ち込み工具、あるいは電動モータを駆動源とする電動式の打ち込み工具について例示した第1又は第2実施形態を適用することにより同様の作用効果を得ることができる。
1…打ち込み工具
2…工具本体部、2a…打撃ピストン、2b…ドライバ
3…ハンドル部、3a…ジョイント、3b…スイッチレバー
4…マガジン
10…打ち込みノーズ部
11…第1プレート
11a…固定ねじ、11b…供給口、11c…位置決め嵌合部
12…第2プレート
12a…固定ねじ、12b…案内縁部
13…第3プレート
13a…案内凹部、13b…案内溝部、13c…逃がし凹部、13d…脚部
13e…案内傾斜部、13f…係合凹部、13g…ねじ孔
14…第4プレート
14a…位置決めリブ(第1実施形態)、14b…位置決め孔(第2実施形態)
15…打ち込み通路
15a…上流側の打ち込み通路、15b…下流側の打ち込み通路
16…固定ねじ
17…キャップ
18…中間レバー(コンタクトレバー)
20…固定部材
20a…段付き軸部(位置決め軸部)、20b…ねじ軸部

Claims (3)

  1. 工具本体に内装した打撃ピストンの往復動により打ち込みノーズ部の射出口から打ち込み具を1本ずつ打ち出す打ち込み工具であって、
    前記打ち込みノーズ部は、前記工具本体に取り付けた第1プレートと、該第1プレートとの間に打ち込み通路を形成する第2プレートと、該第2プレートと前記第1プレートとの間に打ち込み方向に沿って移動可能に支持された第3プレートと、該第3プレートに結合されて前記第1プレートとの間に打ち込み通路を形成する第4プレートとを備えており、
    前記第4プレートを前記第1プレートに設けた位置決め嵌合部に凹凸嵌合して打ち込み方向に交差する方向について位置決めした打ち込み工具。
  2. 請求項記載の打ち込み工具であって、前記第4プレートが打ち込み方向に沿って延びる位置決め部を前記位置決め嵌合部に凹凸嵌合して前記第1プレートに対して位置決めされた打ち込み工具。
  3. 請求項1又は2記載の打ち込み工具であって、前記第4プレートに設けた打ち込み通路を区画するリブを前記位置決め部として、前記第1プレートに対して凹凸嵌合させた打ち込み工具。
JP2013260933A 2013-12-18 2013-12-18 打ち込み工具 Active JP6162038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013260933A JP6162038B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 打ち込み工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013260933A JP6162038B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 打ち込み工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015116630A JP2015116630A (ja) 2015-06-25
JP6162038B2 true JP6162038B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=53529852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013260933A Active JP6162038B2 (ja) 2013-12-18 2013-12-18 打ち込み工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6162038B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6930566B2 (ja) * 2016-06-21 2021-09-01 マックス株式会社 打ち込み工具
JP6642801B2 (ja) * 2016-06-21 2020-02-12 マックス株式会社 打ち込み工具

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671074U (ja) * 1993-03-18 1994-10-04 兼松日産農林株式会社 連結固着具の打込機
US6938813B1 (en) * 2004-04-12 2005-09-06 Aplus Pneumatic Corp. Nail stapler nozzle
JP5228261B2 (ja) * 2010-09-30 2013-07-03 マックス株式会社 釘打機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015116630A (ja) 2015-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080098842A1 (en) Electrical tool with a multi-stage gear transmission
EP3437803B1 (en) Dry-fire lockout mechanism for a powered fastener driver
JP6162038B2 (ja) 打ち込み工具
JP4923440B2 (ja) 打込み工具のコンタクトアーム機構
JP5015248B2 (ja) 打ち込み工具のノーズアダプタ
AU2003236136B2 (en) An improved nail restrainer and a nailing machine equipped with said restrainer
JP5994566B2 (ja) 空気圧工具
JP5266924B2 (ja) ステープル打ち用釘打機
JP5018146B2 (ja) 打込み工具
JP2011005619A (ja) 釘打機
JP2009255272A (ja) 打ち込み工具
US20090039132A1 (en) Driving tool
JP5233538B2 (ja) 釘打機
JP6720634B2 (ja) 手持ち工具
JP5584009B2 (ja) 車両用組付部品
JP3127530U (ja) 固着部材打込機およびその位置決め補助具
JP6705186B2 (ja) 打込機
JP2017196703A (ja) 打込機
JP4221554B2 (ja) 釘打機のコンタクト部材連結機構
KR20130056091A (ko) 차량용 휠가드 조립체
JP7367729B2 (ja) 打ち込み工具
JP6923357B2 (ja) 固定体装置、および固定装置
JP2017205836A (ja) 留め具打込み工具、および留め具打込み装置
JP2015142954A (ja) 打込機
JP2009083061A (ja) 打込機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6162038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250