JP6159826B2 - 方向付けて膨張するエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、膨張装置によって膨らむように構成されたエアバッグに関する。エアバッグは、少なくとも2つのエアバッグ部品を備え、各々のエアバッグ部品は、少なくとも1つの結合部と、少なくとも1つのエアバッグ開口とを備える。各々の結合部は、少なくとも1つの対応するエアバッグ開口に向かって伸びている。エアバッグ部品は、円周方向の結合部を利用して互いに装着されることで、エアバッグ部品は、前記開口を介して互いに流体接続し、各々の結合部は、少なくとも1つの対応する位置において少なくとも1つの円周方向の結合部に交差する。
今日、多くの車両は、歩行車と衝突した場合に膨らみ歩行車が受ける衝突力を和らげるように意図された少なくとも1つの外部エアバッグを備えるように構築される。このような外部エアバッグは、例えば車両のフードの後方端部において指定された筐体内に設置され、膨らんだエアバッグは少なくとも部分的にフロントガラスおよびフロントピラーの傾斜をなぞることが望ましい。多くの以前の設備は、フードから上向きに膨らむことで膨らんだエアバッグの長手方向の伸張範囲とフロントガラスの間に特定の角度が形成されるエアバッグを有する。
エアバッグを方向づけるための1つの以前より公知の設備は、エアバッグ上の異なる位置の間に、あるいはエアバッグと固定式の構造上の要素との間に設置されたストラップを利用する。このストラップは、膨張が起こったとき、所望される屈曲が実現されるように配置される。このような設備は比較的複雑であり、特殊な設置作業を必要とする。
欧州特許第2502794号は、車両のフードが膨張したエアバッグをフロントガラスに向けて曲げるように方向づける歩行車エアバッグを開示する。他の種類の歩行車エアバッグは、車両の速度に起因する空気力またはエアバッグに衝突する歩行者の力のみに依存する。
しかしながら、従来技術によるエアバッグ設備は、例えば速度に無関係であり、車両の設計にも無関係になるようにさらに改良することができる。また膨らんだエアバッグがぐらつくリスクを抑えることも望まれる。さらに、車両におけるいずれの場所においても、所定の方向に膨らむことができるエアバッグ設備を実現することが望ましい。
欧州特許第2502794号明細書
したがって、車両のいずれの特定の設計の特徴または速度などの不確定なパラメータに依拠する必要がなく、所定の方向に膨らむように構成されたエアバッグ設備を実現することが望ましい。
本発明の目的は、上記に挙げた制限なしで所定の方向に膨らむように構成され、膨らんだときに望ましい方法で車両の一部にもたれるエアバッグ設備を提供することである。
前記目的は、膨張装置によって膨らませるように構成されたエアバッグを利用して達成される。エアバッグは、少なくとも2つのエアバッグ部品を備え、各々のエアバッグ部品は、少なくとも1つの結合部と、少なくとも1つのエアバッグ開口とを備える。各々の結合部は、少なくとも1つの対応するエアバッグ開口に向かって伸びている。エアバッグ部品は、円周方向の結合部を利用して互いに装着されることで、エアバッグ部品は前記開口を介して互いに流体接続し、各々の結合部は、少なくとも1つの対応する位置において少なくとも1つの円周方向の結合部に交差する。
異なるエアバッグ部品に含まれる各々の2つのエアバッグ結合部に関して、このエアバッグ結合部は、円周方向の結合部と交差する際、任意の他のエアバッグ結合部より互いに対してより近づき、これらのエアバッグ結合部は、前記円周方向のシームと交差する際、互いから対応する特定の距離に位置決めされる。各々の距離は、対応する円周方向のシームに沿って対応する方向にオフセットを生み出す。
一例によると、エアバッグは、第1のエアバッグ部品と、第2のエアバッグ部品とを備える。第1のエアバッグ部品は、第1のシートを第2のシートに装着し第1のエアバッグ開口へと伸びる第1のエアバッグ結合部を備え、第2のエアバッグ部品は、第1のシートを第2のシートに装着し第2のエアバッグ開口へと伸びる第2のエアバッグ結合部を備える。第1のエアバッグ部品は、第1の円周方向の結合部によって第2のエアバッグ部品に装着されることで前記エアバッグ部品は、前記開口を介して互いに流体接続する。第1のエアバッグ結合部と第2のエアバッグ結合部の各一方は、少なくとも1つの対応する位置において第1の円周方向の結合部に交差する。円周方向の結合部に交差する際、任意の他のエアバッグ結合部より互いに対してより近づく第1のエアバッグ結合部および第2のエアバッグ結合部に関して、エアバッグ結合部は、前記円周方向のシームに交差する際互いから対応する特定の距離に位置決めされる。各々の距離は、対応する円周方向のシームに沿って対応する方向にオフセットを生み出す。
別の例によると、エアバッグは、第1のシートを第2のシートに装着し第3のエアバッグ開口に向かって伸びる第3のエアバッグ結合部を備える第3のエアバッグ部品を備える。第2のエアバッグ部品は、第4のエアバッグ結合部を備え、第2のエアバッグ結合部および第4のエアバッグ結合部は、第2のエアバッグ部品に含まれる第2のエアバッグ開口と、第4のエアバッグ開口の間に伸びている。第3のエアバッグ部品は、第2の円周方向の結合部によって第2のエアバッグ部品に装着されることで、エアバッグ部品は、一方で第1のエアバッグ開口および第2の開口を介して、他方で第3のエアバッグ開口および第4のエアバッグ開口を介して互いに流体接続する。
他の例は、従属クレームから明らかである。
本発明を利用することでいくつかの利点が得られる。主に、車両のいずれの特定の設計の特徴または速度などの不確定なパラメータに依拠する必要なしに所定の方向に膨らむように構成されたエアバッグ設備が提供される。
次に本発明を添付の図面を参照してより詳細に記載する。
車両の概略側面図である。 車両の前方部分の概略頂面図である。 本発明によるエアバッグが膨らんだ状態の車両の前方部分の概略頂面図である。 組み立て前のエアバッグ部品を示す図である。 半ば組み立てられたエアバッグ部品の図である。 組み立て後のエアバッグを示す図である。
図1および図2を参照すると、車両1は、フロントガラス2と、いわゆるフロントピラー、すなわちフロントガラス2の右手側の第1のフロントピラー3およびフロントガラス2の左手側の第2のフロントピラー4とを備える。フロントピラーは車両の分野においてよく知られており、車両1の屋根5へと伸びている。右手側および左手側は、その前方に伸びる方向Dで車両に沿って見たときに定義される。車両はまたフード6を備える。
図2は、通常の設置位置における車両歩行者エアバッグ設備7を示しており、図3は、エアバッグ9が膨らんだときの車両歩行者エアバッグ設備7を示しており、図2および図3は、車両の前方部分の部分的な頂面図を示している。
車両歩行者エアバッグ設備7は、フード6の後部側に位置決めされ、筐体8と、エアバッグ9と、万一衝突した場合エアバッグ9を膨らませるように配置された火工式装置10と、蓋11とを備える。
万一歩行者と衝突した場合、歩行者の車両1との衝突を和らげることが望ましく、したがって、エアバッグ9は、図3に指摘されるように、膨らんだときにそれが少なくとも部分的にフロントガラス2およびフロントピラー3、4を覆うように配置されるようにして設置される。この方法において、膨らんだエアバッグ6は、衝撃力の一部を軽減させる。フロントガラス2は、好適なエネルギー吸収体であるため、フロントピラー3、4のように、ぶつかったときにさほど危険ではないことが分かっており、エアバッグ7はこれに従って成形されており、ここではU字型を有するように示される。
エアバッグは、第1のエアバッグ部品12、第2のエアバッグ部品13および第3のエアバッグ部品14から作製され、これらの部品12、13、14は併せて縫い合わされている。膨らんだとき、第1のエアバッグ部品12は、少なくとも部分的に第1のフロントピラー3を覆うように意図され、第2のエアバッグ部品13は、少なくとも部分的にフロントガラス2を覆うように意図され、第3のエアバッグ部品14は少なくとも部分的に第2のフロントピラー4を覆うように意図されている。
図4を参照すると、これらの部品12、13、14は各々、対応する第1のシート12a、13a、14aおよび第2のシート12b、13b、14bによって構成されたシートの対から作製される。また図5を参照すると、各々のシートの対12a、12b;13a、13b;14a、14bに関して、第1のシート12a、13a、14aおよび第2のシート12b、13b、14bは、対応するシームによって併せて縫い合わされ、第1のエアバッグ部品12は第1のシーム15を有し、第2のエアバッグ部品13は第2のシーム16および第4のシーム18を有し、第3のエアバッグ部品14は第3のシーム17を有する。シーム15、16、17は、目に見える場合は破線の点線で、隠れた場合は破線で示されている。
図5および図6を参照すると、第1のエアバッグ部品12は、第1のエアバッグ開口19を備え、第2のエアバッグ部品13は第2のエアバッグ開口20を備え、第1のエアバッグ部品12と第2のエアバッグ部品13は、第1の円周方向のシーム21を利用して互いに装着されることで、第1のエアバッグ開口と第2のエアバッグ開口が互いに接続される。さらに第3のエアバッグ部品は、第3のエアバッグ開口22を備え、第2のエアバッグ部品は第4のエアバッグ開口23を備え、第3のエアバッグ部品14と第2のエアバッグ部品13は、第2の円周方向のシーム24を利用して互いに装着されることで、第3のエアバッグ開口22と第4のエアバッグ開口23が互いに接続される。このような配置を利用することで、第1のエアバッグ部品12、第2のエアバッグ部品13および第3のエアバッグ部品14が、開口19、20;22、23を介して互いに流体接続するようになる。
第1のシーム15は、第1のエアバッグ開口19のところに第1シームの第1端部15aを備え、第2のシーム16は、第2のエアバッグ開口22のところに第2のシームの第1端部16aを備え、第3のシーム17は、第3のエアバッグ開口22のところに第3のシームの第1端部17aを備え、第4のシーム18は、第2のエアバッグ開口23のところに第4のシームの第1端部18aを備える。
さらに第1のシーム15は、第1のエアバッグ開口19のところに第1のシームの第2端部15bを備え、第2のシーム16は、第4のエアバッグ開口23のところに第2のシームの第2端部16bを備え、第3のシーム17は、第3のエアバッグ開口22のところに第3のシームの第2端部17bを備え、第4のシーム18は、第4のエアバッグ開口23のところに第4のシームの第2端部18bを備える。
エアバッグ9が膨らんだとき、第2のシーム16は、フード5に面するように配置され、第4のシーム18は、フード5から離れるように向くように配置される。
エアバッグ部品12、13、14が互いに装着される際、第1のエアバッグ開口19は、第2のエアバッグ開口20に接続され、第3のエアバッグ開口22は第4のエアバッグ開口23に接続され、第1のシーム15、第2のシーム16、第3のシーム17および第4のシーム18は全て、円周方向のシーム21、24に交差することで、前記シーム15、16、17、18の各端部15a、15b、16a、16b、17a、17b、18a、18bは、対応する円周方向のシーム21、24上に位置決めされる、あるいは対応するシーム15、16、17、18の主要な部分以外の対応する円周方向のシーム21、24の別の側に位置決めされる。図6において、第1のシーム15、第2のシーム16、第3のシーム17および第4のシーム18は全て、円周方向のシーム21、24に交差し、これを通過する。
本発明によると、図6を参照すると、円周方向のシーム21、24に交差する際、互いに最も近づくシームは、前記円周方向のシーム21、24と交差する際、互いから対応する特定の距離D1、D2、D3、D4に位置決めされ、そのため各々の円周方向のシーム21、24において、各々の距離D1、D2、D3、D4は、対応する円周方向のシーム21、24に沿って対応する方向にオフセットを生み出す。このような方向は、エアバッグ9が膨らんだとき、第1のエアバッグ部品12と、第3のエアバッグ部品14がフロントガラス2に向かって角度を付けて回転されるように方向づけられる。車両1の左手側から見られるように、第1のエアバッグ部品12と、第3のエアバッグ部品14の角度付きの回転は、時計周りの方向で行われる。
より詳細には、第1のエアバッグ部品12は、第1の円周方向のシーム21を利用して第2のエアバッグ部品13に装着され、第1のシーム15は2つの位置において、すなわち第1のシームの第2端部15bより第1のシームの第1端部15aにより近い第1の位置P1と、第1のシームの第1端部15aより第1のシームの第2端部15bにより近い第2の位置P2において第1の円周方向のシーム21に交差する。第1のシームの第1端部15aはよって、第1の位置P1と第1のエアバッグ開口19の間に位置決めされ、第1のシームの第2端部15bはよって、第2の位置P2と第1のエアバッグ開口19の間に位置決めされる。
第1の位置P1から第1の円周方向のシーム21に沿って第1の方向R1の第1の距離D1において、第2のシーム16は第3の位置P3において第1の円周方向のシーム21に交差する。さらに第2の位置P2から第1の円周方向のシームに沿って第1の方向R1の第2の距離D2において、第4のシームは第4の位置P4において第1の円周方向のシームに交差する。
同様の方法において、他方側で、第3のエアバッグ部品14が、第2の円周方向のシーム24を利用して第2のエアバッグ部品13に装着され、第3のシーム17は、2つの位置において、すなわち第3のシームの第2端部17bより第3のシームの第1端部17aにより近い第5の位置P5と、第3のシームの第1端部17aより第3のシームの第2端部17bにより近い第6の位置P6において第2の円周方向のシーム24に交差する。第3のシームの第1端部17aはよって、第5の位置P5と第3のエアバッグ開口23の間に位置決めされ、第3のシームの第2端部17bはよって、第6の位置P6と第3のエアバッグ開口23の間に位置決めされる。
第5の位置P5から第2の円周方向のシーム24に沿って第2の方向R2の第3の距離D3において、第2のシーム16は、第7の位置P7において第2の円周方向のシーム24に交差する。さらに第6の位置P6から第2の円周方向のシーム24に沿って第2の方向R2の第4の距離D4において、第4のシーム18は8の位置P8において第2の円周方向のシーム24に交差する。全ての交差位置P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8は想像し得る黒い点によって示される。
本発明は上記の例に限定されるものではないが、添付の特許請求の範囲の範囲内で自由に変更する場合がある。例えば第1のエアバッグ部品と第2のエアバッグ部品のみが在る場合もあり、第2のエアバッグ部品はこのとき、1つのエアバッグ開口と1つのシームのみを備え、第3のエアバッグ部品と同様である。
さらに各々の第1のシート12a、13a、14aおよび対応する第2のシート12b、13b、14cは、一方の側に沿って折り曲げられ、シームを利用して他方の側に沿って装着される一片の材料から形成されてよい。大まかに言うと、点線で印しが付けられた隠れたシームは、この例では代わりに折り曲げる印しを成す場合がある。
シーム15、16、17、18;21、24は概ね結合部の形態であり、例えば接着結合によって構成されてよい。
火工式装置10は一般に膨張装置によって構成される。
全てのエアバッグ部品12、13、14は、予め公知の方法において、各々のエアバッグ部品12、13、14の総体積をより小さなこれ以下の体積に分割するバッフルまたは壁部品を備える場合がある。各々のこのような壁は好適には、開口または弁フラップを備える。
エアバッグ9は、歩行者保護エアバッグである必要はないが、エアバッグの少なくとも1つの部品の特定の膨張方向が望まれる、車両におけるいずれの種類のエアバッグであってよい。
例えば第1の距離D1、第2の距離D2、第3の距離D3、および第4の距離D4は、等しい場合、あるいは異なる値を有する場合がある。これらの距離はまた2つずつ等しい場合もある。これは、エアバッグの形状に左右される可能性がある。
距離D1、D2、D3、D4は各々、対応する円周方向のシーム21、24の全長の50%未満の長さを有することができる。例えば、少なくとも1つのこれらの距離D1、D2、D3、D4は、対応する円周方向のシーム21、24の全長の1/3、対応する円周方向のシーム21、24の全長の1/6、対応する円周方向のシーム21、24の全長の1/10のいずれかを超える長さを有する場合がある。
等しいなどの用語は、数学的に正確なものと解釈すべきではなく、実際に実現可能なもの範囲内にあると解釈すべきである。
図6において、第1のエアバッグ部品12および第3のエアバッグ部品14は、第2のエアバッグ部品13に対してねじ込まれるように示されているが、このエアバッグ部品にねじ込まれるエアバッグ部品は当然変わる可能性がある。円周方向のシーム、より一般的には円周方向の結合部を作製することを可能にする重なり部分が生じる必要がある。
第1のシーム15、第2のシーム16、第3のシーム17および第4のシーム18は、対応する円周方向のシームにおいて中断する、または特定の距離それを過ぎて続く場合もあるが、密閉されるエアバッグを実現するために交差する部分が必要である。記載される例において、第1のシーム15、第2のシーム16、第3のシーム17および第4のシーム18は、各々のエアバッグ部品12、13、14の縁部まで続き、それぞれのエアバッグ開口19、20において中断するように示されている。

Claims (8)

  1. 歩行者保護エアバッグ装置において、
    膨張ガスを発生するインフレータ(10)と;
    前記膨張ガスによって膨張展開する第1のエアバッグ(13)及び、第2のエアバッグ(12,14)と、を備え、
    前記第1及び第2のエアバッグ(13,12,14)の各々は、長手方向に沿って延びる結合ライン(15;16,18;17)によって筒状に成形され、
    前記第1及び第2のエアバッグ(13,12,14)は、互いを流体連通する開口部(19;20,23;22)を備え、
    前記結合ライン(15;16,18;17)は、対応するエアバッグの開口部(19;20,23;22)に向かって延び、
    前記第1及び第2のエアバッグ(13,12,14)の前記開口部(19;20,23;22)を連結する、円周方向の結合ライン(21,24)を備え、
    前記第1のエアバッグ(13)の結合ライン(16,18)が、所定の位置(P3、P4、P7、P8)において前記円周方向の結合ライン(21、24)に交差し、
    前記第2のエアバッグ(12,14)の結合ライン(15,17)は、所定の位置(P1、P2;P5、P6)において前記円周方向の結合ライン(21、24)に交差し、
    前記第1のエアバッグ(13)の前記結合ライン(16,18)との交差位置(P3,P4;P7,P8)と、前記第2のエアバッグ(12,14)の前記結合ライン(15;17)との交差位置(P1,P2;P5,P6)とが、前記円周方向の結合ライン(21,24)に沿った方向にオフセットしていることを特徴とする歩行者保護エアバッグ装置。
  2. 前記第1のエアバッグ(13)は、車幅方向に延び、
    前記第2のエアバッグ(12,14)は、前記第1のエアバッグ(13)の左右両端部に連結されて、Aピラーを覆うように展開することを特徴とする請求項1に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  3. 前記第1及び第2のエアバッグ(13,12,14)の各々は、第1のシート(13a、12a、14a)及び第2のシート(13b、12b、14b)の縁部を前記結合ライン(15;16,18;17)で結合することによって成形されることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  4. 各々の第1のシート(12a、13a、14a)は、前記結合ライン(15;16,18;17)のみで前記対応する第2のシート(12b、13b、14b)に固定されることを特徴とする、請求項3に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  5. 各々の第1のシート(12a、13a、14a)および対応する第2のシート(12b、13b、14b)は、一方の側に沿って折り曲げられ、少なくとも一方の他方の側に沿って結合される一片の材料から形成されることを特徴とする、請求項3または4に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  6. 前記オフセットの前記円周方向の結合ライン(21,24)に沿った長さは、対応する結合ライン(21,24)の全長の1/10を超えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  7. 前記オフセットの前記円周方向の結合ライン(21,24)に沿った長さは、対応する結合ライン(21,24)の全長の1/6を超えることを特徴とする、請求項6に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
  8. 前記オフセットの前記円周方向の結合ライン(21,24)に沿った長さは、対応する結合ライン(21,24)の全長の1/3を超えることを特徴とする、請求項7に記載の歩行者保護エアバッグ装置。
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