JP6157990B2 - データ解析装置 - Google Patents
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- 対象空間における地物表面からレーザスキャナによって抽出された点群の3次元座標データに基づき、地物について変状を検出するデータ解析装置であって、
鉛直面である切断平面を前記対象空間に仮想的に設定して、当該切断平面での前記地物の断面形状を前記点群に基づいて求める地物断面形状抽出手段と、
前記地物の形状に関する基準モデルを与えられ、前記地物表面に設定された注目部分について、前記切断平面にて、前記点群に基づく前記地物の断面形状を前記基準モデルの断面形状と対比し、前記地物が前記基準モデルより凸になる凸部領域と凹になる凹部領域とをそれぞれ特徴領域として検出し、当該両特徴領域それぞれの面積を算出する断面対比手段と、
前記凸部領域の面積と前記凹部領域の面積とに基づいて前記変状を検出する変状検出手段と、
を有し、
前記地物は前記注目部分とされる法面を有し、
前記切断平面は前記法面に交差し、
前記変状検出手段は、
前記両特徴領域それぞれの代表点の位置を算出する代表位置算出手段と、
鉛直方向の位置に関し前記凹部領域の前記代表点が前記凸部領域の前記代表点より上に位置し、かつ前記両特徴領域の面積の相違が予め定めた限度以下である場合に、前記変状として円弧滑りが発生したことを検出する円弧滑り検出手段と、
を有することを特徴とするデータ解析装置。 - 請求項1に記載のデータ解析装置において、
前記代表位置算出手段は、前記切断平面上での前記法面に沿った方向を基準方向として、前記両特徴領域それぞれの前記代表点の前記基準方向に関する位置を算出し、
前記変状検出手段は、さらに、前記両特徴領域それぞれの前記基準方向に関しての広がりの程度を示すスケール値を算出し、前記両特徴領域が前記基準方向に関し隣接した状態となる場合における前記代表点の前記基準方向に関する位置間の距離である隣接距離を前記両特徴領域の前記スケール値に応じて定める隣接距離決定手段を有し、
前記円弧滑り検出手段は、前記両特徴領域の前記代表点の前記基準方向に関する位置間の距離が前記隣接距離以下であることを前記円弧滑りの発生検出の追加要件とすること、 を特徴とするデータ解析装置。 - 対象空間における地物表面からレーザスキャナによって抽出された点群の3次元座標データに基づき、地物について変状を検出するデータ解析装置であって、
鉛直面である切断平面を前記対象空間に仮想的に設定して、当該切断平面での前記地物の断面形状を前記点群に基づいて求める地物断面形状抽出手段と、
前記地物の形状に関する基準モデルを与えられ、前記地物表面に設定された注目部分について、前記切断平面にて、前記点群に基づく前記地物の断面形状を前記基準モデルの断面形状と対比し、前記地物が前記基準モデルより凸になる凸部領域と凹になる凹部領域とをそれぞれ特徴領域として検出し、当該両特徴領域それぞれの面積を算出する断面対比手段と、
前記凸部領域の面積と前記凹部領域の面積とに基づいて前記変状を検出する変状検出手段と、
を有し、
前記地物は天端と法面とを有した堤防であり、
前記切断平面は前記法面に交差し、
前記断面対比手段は、前記堤防のうち前記法面のみに設定された前記注目部分について第1の前記凸部領域の面積と第1の前記凹部領域の面積とを算出し、前記堤防全体に設定された前記注目部分について第2の前記凸部領域の面積と第2の前記凹部領域の面積とを算出し、
前記変状検出手段は、前記第1の凸部領域の面積と前記第1の凹部領域の面積との差の絶対値が予め定めた第1のしきい値以上であり、かつ前記第2の凸部領域の面積と前記第2の凹部領域の面積との差の絶対値が予め定めた第2のしきい値以下である場合に、前記変状としてはらみ出しが発生したことを検出すること、
を特徴とするデータ解析装置。 - 対象空間における地物表面からレーザスキャナによって抽出された点群の3次元座標データに基づき、地物について変状を検出するデータ解析装置であって、
鉛直面である切断平面を前記対象空間に仮想的に設定して、当該切断平面での前記地物の断面形状を前記点群に基づいて求める地物断面形状抽出手段と、
前記地物の形状に関する基準モデルを与えられ、前記地物表面に設定された注目部分について、前記切断平面にて、前記点群に基づく前記地物の断面形状を前記基準モデルの断面形状と対比し、前記地物が前記基準モデルより凸になる凸部領域と凹になる凹部領域とをそれぞれ特徴領域として検出し、当該両特徴領域それぞれの面積を算出する断面対比手段と、
前記凸部領域の面積と前記凹部領域の面積とに基づいて前記変状を検出する変状検出手段と、
を有し、
前記地物は前記注目部分とされる河川堤防の川裏法尻近傍の基礎地盤の表面を含み、
前記切断平面は前記川裏法尻近傍の基礎地盤の表面に交差し、
前記変状検出手段は、前記凸部領域の面積と前記凹部領域の面積との差の絶対値が予め定めたしきい値以上である場合に、前記変状として盤ぶくれが発生したことを検出すること、
を特徴とするデータ解析装置。 - 対象空間における地物表面からレーザスキャナによって抽出された点群の3次元座標データに基づき、地物について変状を検出するデータ解析装置であって、
鉛直面である切断平面を前記対象空間に仮想的に設定して、当該切断平面での前記地物の断面形状を前記点群に基づいて求める地物断面形状抽出手段と、
前記地物の形状に関する基準モデルを与えられ、前記地物表面に設定された注目部分について、前記切断平面にて、前記点群に基づく前記地物の断面形状を前記基準モデルの断面形状と対比し、前記地物が前記基準モデルより凸になる凸部領域と凹になる凹部領域とをそれぞれ特徴領域として検出し、当該両特徴領域それぞれの面積を算出する断面対比手段と、
前記凸部領域の面積と前記凹部領域の面積とに基づいて前記変状を検出する変状検出手段と、
を有し、
前記地物は天端と法面とを有した堤防であり、
前記切断平面は前記法面に交差し、
前記断面対比手段は、前記堤防のうち前記法面のみに設定された前記注目部分について第1の前記凸部領域の面積と第1の前記凹部領域の面積とを算出し、前記堤防全体に設定された前記注目部分について第2の前記凸部領域の面積と第2の前記凹部領域の面積とを算出し、
前記変状検出手段は、
前記第1の凸部領域の面積と前記第1の凹部領域の面積との差の絶対値が予め定めた第1のしきい値以上であり、かつ前記第2の凸部領域の面積と前記第2の凹部領域の面積との差の絶対値が予め定めた第2のしきい値以下である場合に、前記変状としてはらみ出しが発生したことを検出し、
一方、前記第1の凸部領域の面積と前記第1の凹部領域の面積との差の絶対値が前記第1のしきい値以上であり、かつ前記第2の凸部領域の面積から前記第2の凹部領域の面積を引いた差が前記第2のしきい値を超える場合に、前記変状としてパイピングによる膨らみが発生したことを検出すること、
を特徴とするデータ解析装置。
Priority Applications (1)
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JP2013174629A JP6157990B2 (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | データ解析装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013174629A JP6157990B2 (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | データ解析装置 |
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JP2015042956A JP2015042956A (ja) | 2015-03-05 |
JP6157990B2 true JP6157990B2 (ja) | 2017-07-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013174629A Active JP6157990B2 (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | データ解析装置 |
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