JP6155642B2 - 太陽パネルユニット - Google Patents
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Description
この実施形態に係る太陽パネルユニット(10)は、図1に示すように、複数枚の太陽パネル(20)を備え、これら各太陽パネル(20)の角度を太陽の位置に合わせて調節するように構成されている。この太陽パネルユニット(10)は、当該太陽パネルユニット(10)同士が複数組み合わされることで、いわゆるメガソーラーシステムと呼ばれる大規模太陽光発電システムを構築することができるものである。
太陽パネルユニット(10)は、各々一枚の太陽パネル(20)を有する複数台(図1に示す例では5台)のモジュールユニット(2A, 2B)を備えている。各モジュールユニット(2A, 2B)は、太陽パネル(20)を、その受光面(21)が太陽光の方向を向くように太陽の動きに追従させて、所定の角度範囲において東西方向に回動させるように構成されている。
次に、上記構成の太陽パネルユニット(10)の運転動作について説明する。
)が上昇すると、第1モジュールユニット(2A)では、回動中心軸(35)を中心としてフレーム(33)ともども太陽パネル(20)が回動する。第1モジュールユニット(2A)のフレーム(33)が回動すると、その動作がリンク機構(30)及び連結ロッド(31)を介して第2モジュールユニット(2B)に伝達される。そして、第2モジュールユニット(2B)のフレーム(33)及び太陽パネル(20)が第1モジュールユニット(2A)と同じ動きをし、全てのモジュールユニット(2A, 2B)の太陽パネル(20)が同期して回動する。
この実施形態によれば、太陽パネル(20)の角度(検知角)を所定の目標角に近づけていき、該太陽パネル(20)の角度が所定の目標角に達する前に、空気弁(44)を閉状態に切り換えて、空気袋(41a)内に対する圧縮空気の給排気を止めるので、太陽パネル(20)の角度(検知角)が目標角となった時点で空気袋(41a)内への圧縮空気の給排気を止める場合に比べて、太陽パネル(20)の角度が目標角を超えてオーバーシュートする度合を抑えることができる。これによって、たとえ太陽パネル(20)の角度が目標角に対しハンチングしても該ハンチングを早期に収束させることができ、太陽パネル(20)の角度を速やかに目標角とすることができる。したがって、アクチュエータ(41)を駆動させる時間を短くすることができると共に、圧縮空気の浪費が抑えられることで空気圧縮機(45)の運転時間を減らすことができるので、太陽パネルユニット(10)において太陽パネル(20)の角度制御に必要な消費電力を減少させることができる。その結果、太陽パネル(20)の追従動作に起因する発電ロスを減少させることができ、太陽光追尾型の太陽パネルユニット(10)で得られる発電量を増大させることができる。
本実施形態の太陽パネルユニット(10)では、図5に示すように、空気給排路(48)と、空気弁(44)の排出口に接続されて該空気弁(44)から圧縮空気を排出する排気路(52)と、にそれぞれ絞り弁(50)が設けられていてもよい。
上記実施形態では、空気圧調整部(42)の空気弁(44)を1つの三方向切換弁で構成している。しかし、この空気弁(44)は、空気タンク(46)から空気袋(41a)内へ空気を供給する給気状態と、空気袋(41a)内から外部へ空気を排出する排気状態とが切り換わるものであればよく、例えば、図6に示すように、2つの二方向切換弁(44a, 44b)によって構成しても構わない。
20 太陽パネル
41 アクチュエータ
41a 空気袋
43 空気供給源
44 空気弁(空気給排機構)
60 角度検知部
73 制御部
Claims (2)
- 角度可変に支持された太陽パネル(20)と、
圧縮空気の給排気に応じて伸縮する空気袋(41a)を有し、該空気袋(41a)の伸縮動作により前記太陽パネル(20)の角度を変えるアクチュエータ(41)と、
前記太陽パネル(20)の角度を検知する角度検知部(60)と、
前記空気袋(41a)内に圧縮空気を供給するための空気供給源(43)と、
前記空気供給源(43)からの圧縮空気を前記空気袋(41a)内に対して給排気する開状態と、前記空気袋(41a)内に対して圧縮空気を給排気しない閉状態とに切り換わる空気給排機構(44)と、
前記空気給排機構(44)の開閉状態を制御して、前記角度検知部(60)で検知された検知角が所定の目標角となるように前記アクチュエータ(41)を駆動させる制御部(73)と、を備え、
前記空気給排機構(44)の開状態には、前記空気袋(41a)内に圧縮空気を供給する給気状態と、前記空気袋(41a)内から圧縮空気を排出する排気状態とがあり、
前記制御部(73)は、
前記空気給排機構(44)を開状態にして前記検知角を所定の目標角に近づけていき、
前記空気給排機構(44)を前記給気状態にした場合には、前記検知角が所定の目標角に達する前において前記検知角と所定の目標角との差が第1の閾値に達したときに、前記空気給排機構(44)を閉状態に切り換え、
前記空気給排機構(44)を前記排気状態にした場合には、前記検知角が所定の目標角に達する前において前記検知角と所定の目標角との差が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値に達したときに、前記空気給排機構(44)を閉状態に切り換える
ことを特徴とする太陽パネルユニット。 - 請求項1に記載された太陽パネルユニットにおいて、
前記太陽パネル(20)を角度可変な方向における中程で回動可能に支持する回動中心軸(35)と、
前記太陽パネル(20)の角度可変な方向における一端側に取り付けられ、前記太陽パネル(20)の重心を前記回動中心軸(20)に対して偏心させる錘(49)と、をさらに備え、
前記錘(49)は、前記空気袋(41a)を収縮させる方向に自重を作用させる
ことを特徴とする太陽パネルユニット。
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