JP6151936B2 - ロールスタンド - Google Patents

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Description

本発明は、ローラを用いて長尺な被成形材料をロール成形するためのロールスタンドに関する。
一般に、搬送される長尺な被成形材料を所定の曲率にコイリング(カーリング)加工等のロール成形をするためのロールスタンドが知られている。この種のロールスタンドでは、被成形材料をローラで挟んで曲げ加工を行っており(例えば、特許文献1参照)、ロールスタンドで加工された被成形材料はその後所望の長さに切断される。
コイリング加工は、特にL字形のアングル形状等に成形された被成形材料をコイル形状に加工する際に、L字形を形成する面にしわが発生し易い。このため、しわの発生を防止すべく、被成形材料のL字形を形成する面をローラで挟んで圧延しながらコイル形状に加工していた。また、ロールスタンドは、被成形材料を挟む一対のローラの間隔を調整することにより圧延力調整を行っていた。
特許第4059737号
しかしながら、上記従来の構成では、圧延力調整をすべく一対のローラの間隔を調整するために、ローラが取り付けられたロールシャフトとローラとの間にシムを挟むことにより、ロール軸及び本体とローラとの位置関係を調整していた。ローラの間隔を調整するにはシムを別のサイズのシムと交換する必要があり、シムを交換するためにはシムの周辺の多数の部品を取り外す必要があった。このため、圧延力調整作業はシムの交換作業が煩雑であり、多くの時間を費やされていた。また、上述したコイリング加工のような一対のローラの間隔の調整に限らず、例えば各種製品のロール成形におけるローラ兼用技術等の観点でローラの位置調整を効率良く行える位置調整構造が業界では強く望まれていた。
本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、ローラの軸方向の位置を容易に調整可能なロールスタンドを提供することにある。
本発明は、搬送される被成形材料を加工するためのロールスタンドにおいて、第1のローラが取り付けられた第1の軸と、前記第1のローラとの間に前記被成形材料を挟み、搬送される前記被成形材料を前記第1のローラとともに曲げるための第2のローラが取り付けられた第2の軸と、前記第1の軸の軸方向に移動自在に前記第1の軸を支持するとともに、前記軸方向に支持部側ねじが形成された支持部と、前記支持部の前記支持部側ねじにねじ込まれるための調整部側ねじが形成され、前記支持部側ねじにねじ込まれた量により前記第1の軸の前記軸方向の位置を調整する調整部とを備えたことを特徴とする。
この場合において、前記第1の軸は、前記調整部に対して回転自在であってもよい。前記第1の軸と前記第2の軸とは、動力伝達機構を介して接続されていてもよい。前記動力伝達機構は、前記第1の軸に取り付けられた前記第1の歯車と前記第2の軸に取り付けられた前記第2の歯車とを備え、前記第1の歯車及び前記第2の歯車は、前記第1の軸の前記軸方向の位置を調整可能な範囲内を前記調整部が移動しても常に互いにかみ合う歯幅に形成されていてもよい。前記第2の軸は、外部から駆動力が伝達されるための連結部を備えていてもよい。前記支持部は、ニードル軸受を介して前記第1の軸を支持してもよい。前記調整部側ねじ部は雄ねじであり、前記支持部側ねじ部は雌ねじであってもよい。前記調整部側ねじ部または前記支持部側ねじ部のいずれかに前記調整部の前記軸方向への移動を規制するためのロックナットが取り付けられていてもよい。前記第1の軸または前記第2の軸は、外周に前記第1のローラまたは前記第2のローラが取り付けられた後に膨張して、前記第1のローラまたは前記第2のローラが固定されていてもよい。前記第1の軸または前記第2の軸は、内部に液圧配管が形成されており、前記液圧配管に液圧が加えられることにより膨張してもよい。前記第1のローラは、昇降自在に設けられていてもよい。前記第2の軸は、前記第2の軸の軸方向に移動自在に設けられていてもよい。前記第1のローラまたは前記第2のローラは、電動機の駆動力によって移動してもよい。前記被成形材料の形状の計測値に対応する計測データに基づいて、前記第1のローラまたは第2のローラの位置を移動させてもよい。
また、この場合において、第3のローラが取り付けられ、前記第1の軸と略同軸で設けられた第3の軸と、前記第3のローラとの間に前記被成形材料を挟み、搬送される前記被成形材料を前記第3のローラとともに曲げるための第4のローラが取り付けられ、前記第2の軸と略同軸で設けられた第4の軸とを備え、前記第2の軸及び前記第4の軸のいずれか一方の軸は、他方の軸内に挿入されてもよい。前記一方の軸は、前記第1のローラ及び前記第3のローラとの間に前記被成形材料を挟む第5のローラが取り付けられていてもよい。前記第5のローラは、前記第2のローラと前記第4のローラとの間が略均一の外径で形成されていてもよい。
本発明では、ローラの位置を容易に調整可能にすることができる。
本実施形態に係るロールスタンドの要部を示す正面図である。 ローラの位置を移動させた状態を示す正面図である。 第2実施形態に係るロールスタンドを示す正面図である。 第3実施形態に係るロールスタンドを示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
[1]第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るロールスタンド100の要部を示す正面図であり、図2は、ローラの位置を移動させた状態を示す正面図である。
ロールスタンド100は、図1に示すように、搬送される長尺な高張力鋼等の被成形材料1をロール成形により所定の曲率に曲げてコイル形状にコイリング加工するための加工装置である。このロールスタンド100は、長尺な被成形材料1が略水平方向に搬送されるようになっている。このロールスタンド100は、支持部10と、第1の軸20と、第2の軸30と、調整部40とを備えている。
支持部10は、第1の軸20及び第2の軸30を支持するための一対の支持柱11、12を備えている。支持柱11は、上側軸受ケーシング13と下側軸受ケーシング14とを備えており、支持柱12は、上側軸受ケーシング15と下側軸受ケーシング16とを備えている。上側軸受ケーシング13,15は、その高さ位置が移動自在に支持柱11,12に取り付けられている。一方、下側軸受ケーシング14,16は、その高さ位置が固定されて支持柱11,12に取り付けられている。支持柱12の上側軸受ケーシング15の内側には、第1の軸20の軸方向に雌ねじ(支持部側ねじ)17が形成されている。なお、コイリング加工を行う際には、支持柱12の上側軸受ケーシング15は、支持柱11の上側軸受ケーシング13よりも若干高い位置に移動され、第1の軸20を少し傾けるようになっている。
第1の軸20は、支持柱11,12の上側軸受ケーシング13,15に支持されている。第1の軸20は、ニードル軸受22,23を介してそれぞれ上側軸受ケーシング13,15に取り付けられている。これにより、第1の軸20は、上側軸受ケーシング13,15に対して第1の軸20の軸方向に移動自在になっている。第1の軸20は、支持柱11側の端部に第1のローラ21が取り付けられており、第1のローラ21は、第1の軸20と一体で回転するようになっている。また、第1の軸20は、第1のローラ21が取り付けられた端部の反対側の端部には、第1の軸20と一体で回転する第1の歯車24が取り付けられている。
第2の軸30は、支持柱11,12の下側軸受ケーシング14,16に支持されている。第2の軸30は、ニードル軸受32を介して支持柱11側の下側軸受ケーシング14に取り付けられている。一方、第2の軸30は、テーパころ軸受33を介して支持軸12側の下側軸受ケーシング16に取り付けられている。これにより、第2の軸30は、回転することはできても、下側軸受ケーシング16に対して第2の軸30の軸方向に移動できないようになっている。第2の軸30は、支持柱11側の端部に第2のローラ31が取り付けられており、第2のローラ31は、第2の軸30と一体で回転するようになっている。また、第2の軸30は、第2のローラ31が取り付けられた端部の反対側の端部に、第2の軸30と一体で回転するとともに、第1の歯車24とかみ合う第2の歯車34が取り付けられている。第1の歯車24と第2の歯車34とは動力伝達機構として機能し、第1の軸20と第2の軸30との間で互いに駆動力を伝達する。第2の軸30は、第2の歯車34が取り付けられた端部から突出した連結部35が設けられている。第1の軸20及び第2の軸30は、この連結部35を介して外部の駆動装置に連結されて駆動力が伝達され、第1のローラ21と第2のローラ31との間の被成形材料を搬送するようになっている。
第1の軸20及び第2の軸30は、第1のローラ21と第2のローラ31との間に被成形材料を挟んで搬送し、搬送される被成形材料を曲げるようになっている。
調整部40は、第1の軸20の支持柱12側で第1の軸20に取り付けられている。調整部40は、略円筒形に形成された本体41と、この本体41の端部を閉じる蓋部42とを備えている。第1の軸20の周りにはカラー25が組み付けられており、蓋部42は、カラー25の周りに組み付けられるリング形状のシール43を介して第1の軸20に組み付けられている。本体41と蓋部42とを組み合わせて軸受ケースを形成しており、軸受ケース内には複式スラスト玉軸受44が組み込まれている。この複式スラスト玉軸受44は、軸側段部44aと、調整部側段部44b,44cと、玉44d,44eと、ロックナット47とを備えている。
軸側段部44aは、リング形状に形成されており、その内周が第1の軸20に取り付けられている。この軸側段部44aは、カラー25により第1の軸20の軸方向への移動が規制されており、第1の軸20と一体で軸方向に移動するようになっている。
調整部側段部44b,44cは、リング形状に形成されており、その外周が本体41側に取り付けられている。これら調整部側段部44b,44cは、本体41と一体で第1の軸20の軸方向に移動するようになっている。
軸側段部44aと調整部側段部44b,44cとの間には、それぞれ玉44d,44eが挟まっている。これら玉44d,44eは、それぞれ第1の軸20の周りに複数配置されている。軸側段部44aは、調整部側段部44b,44cに対して第1の軸20の軸を中心に回転自在になっている。これにより、第1の軸20は、調整部40に対して軸方向に移動しないが軸を中心に回転自在になっている。
本体41の外周には、第1の軸20の軸方向に雄ねじ(調整部側ねじ)45が形成されている。この雄ねじ45は、支持柱12の上側軸受ケーシング15に形成された雌ねじ17にねじ込めるように形成されている。また、本体41及び蓋部42の外周には、専用フックスパナを引っ掛けるための溝46が形成されている。本体41は、作業者が専用フックスパナを用いて調整部40を第1の軸20の軸を中心に回転させることにより、本体41の雄ねじ45が上側軸受ケーシング15の雌ねじ17にねじ込まれる。調整部40は、上側軸受ケーシング15の雌ねじ17にねじ込まれた量により、調整部40と上側軸受ケーシング15との間隔を狭めたり広げたりすることが可能である。これにより、調整部40は、第1の軸20の軸方向に移動して第1の軸20の位置を調整可能になっている。なお、本実施形態では、作業者が専用フックスパナを用いて調整部40を移動させているが、サーボモータ(電動機)を用いて調節部40を移動させてもよい。
第1の軸20の第1の歯車24と第2の軸30の第2の歯車34とは、調整部40が第1の軸20の軸方向の位置を調整可能な範囲内を移動しても、図2に示すように、常に互いにかみ合った状態を維持するのに十分な歯幅に形成されている。ここで、調整可能な範囲とは、第1の軸20に駆動力をかけてロールスタンド100をコイリング加工に使用できる範囲を言い、調整部40を上側軸受ケーシング15に取り付ける際に通過するに過ぎない範囲は含まないものとする。
調整部40は、図1に示すように、複式スラスト玉軸受44を介して第1の軸20に取り付けられているため、調整部40を回転させるときのトルクは第1の軸20にほとんど伝わらないようになっている。一方、第1の軸20は、第1の歯車24で第2の軸30の第2の歯車34とかみ合っており、また、第2の軸30は連結部35で外部の装置に連結されているため、これらによる回転抵抗により回り難くなっている。これにより、調整部40を回転させても、第1の軸20はほとんど回転せず、第1の軸20は第1の歯車24とともに第1の軸20の軸方向に移動するだけである。
ロックナット47は、本体41の雄ねじ部45に取り付けられている。ロックナット47は、支持柱12の上側軸受ケーシング15に当たるようにねじ込まれることにより、調整部40の上側軸受ケーシング15に対する回転を防止し、調整部40の軸方向への移動を規制する。すなわち、ロックナット47を上述の専用フックスパナで緩めて上側軸受ケーシング15から離すと、調整部40は回転可能な状態になる。作業者は、調整部40を回転させて第1の軸20の軸方向の位置を決めると、ロックナット47を上側軸受ケーシング15側に締め付け、第1の軸20の軸方向の位置が固定される。
本実施形態では、ロールスタンド100は、第1のローラ21が取り付けられた第1の軸20と、第1のローラ21との間に被成形材料1を挟み、搬送される被成形材料1を第1のローラ21とともに曲げる第2のローラ31が取り付けられた第2の軸30と、第1の軸20の軸方向に移動自在に第1の軸20を支持するとともに、軸方向に雌ねじ17が形成された支持部10と、支持部10の雌ねじ17にねじ込まれるための雄ねじ45が形成され、雌ねじ17にねじ込まれた量により第1の軸20の軸方向の位置を調整する調整部40とを備えている。これにより、ロックナット47を緩め、専用フックスパナを用いて調整部40を回すだけで第1の軸20は軸方向に移動する。このため、作業者は、第1の軸20及びローラ21の軸方向の位置を容易に調整することができる。
また、本実施形態では、第1の軸20は、複式スラスト玉軸受44を介して調整部40に取り付けられ、調整部40に対して回転自在になっている。これにより、ロールスタンド100は、調整部40により第1の軸20の軸方向の位置を調整可能な構成を備えていても、第1の軸20を回転させて第1のローラ21に駆動力を伝達させることができる。
さらに、本実施形態では、第1の軸20と第2の軸30とは第1の歯車24と第2の歯車34とを介して接続されており、第1の歯車24及び第2の歯車34は、調整部40が第1の軸20の軸方向の位置を調整可能な範囲内を移動しても常に互いにかみ合う歯幅に形成されている。これにより、ロールスタンド100は、第1の軸20の軸方向の位置を調整可能であるとともに、第2の軸30に伝達された駆動力を第1の軸20に伝達することができる。
[2]第2実施形態
図3は、第2実施形態に係るロールスタンドを示す正面図である。なお、第2実施形態に係るロールスタンド200は、第1実施形態の支持部の支持柱が一本になったロールスタンドがもう一組向かい合わせに配置された構成を備えている。なお、図3において、第1実施形態と略同様の構成は、符号に100を追加した符号を付して重複する説明を省略し、異なる部分を詳細に説明する。
本実施形態に係るロールスタンド200は、C型鋼のような左右対称の被成形材料101をロール成形するためものであり、図3に示すように、図中左側に支持部110aと、第3のローラ121aが取り付けられた第3の軸120aと、第4のローラ131aが取り付けられた第4の軸130aと、調整部140aとを備えている。支持部110aは、上側軸受ケーシング115aと、下側軸受ケーシング116aとを備えている。
一方、ロールスタンド200は、図中右側に支持部110bと、第1の軸120bと、第2の軸130bと、調整部140bとを備えている。支持部110bは、上側軸受ケーシング115bと、下側軸受ケーシング116bとを備えている。
支持部110aは、カセットベース50上に配置され、サーボモータ(電動機)51の駆動力によってレール52上をスライド移動可能なスライド台座53上に配置されており、支持部110bは、カセットベース50上に固定された固定台座54上に配置されている。これにより、支持部110aは、スライド台座53とともにスライド移動することにより支持部110bとの間隔を変えることができるようになっている。これにより、1種類のローラを兼用して、リップ溝形鋼や軽溝形鋼等の種類及びサイズの異なる製品を製造できるようになっている。
左側の第3の軸120aは円筒形状を有しており、右側の第1の軸120bに向かって延びている。右側の第1の軸120bは、左側の第3の軸120aの端部近傍から径が細くなっており、左側の第3の軸120aの軸内に挿入されて略同軸で貫通するようになっている。これにより、左側の支持部110aと右側の支持部110bとの距離が離れても、左側の第3の軸120aと右側の第1の軸120bとは接続された状態が維持されるようになっている。なお、左側の第3の軸120aは、右側の第1の軸120bにおける左側の第3の軸120a内に挿入された部分に形成された溝に引っかかっており、左側の第3の軸120aと右側の第1の軸120bとは、左側の支持部110aと右側の支持部110bとの距離に係らず常に一体で回転するようになっている。第1の軸120b及び第3の軸120aは、ニードル軸受132を介してそれぞれ上側軸受ケーシング115a,115bに取り付けられている。
左側の第4の軸130aは円筒形状を有しており、右側の第2の軸130bに向かって延びている。右側の第2の軸130bは、左側の第4の軸130aの端部近傍から径が細くなっており、左側の第4の軸130aの軸内に挿入されて略同軸で貫通するようになっている。これにより、左側の支持部110aと右側の支持部110bとの距離が離れても、左側の第4の軸130aと右側の第2の軸130bとは接続された状態が維持されるようになっている。なお、左側の第4の軸130aは、右側の第2の軸130bにおける左側の第4の軸130a内に挿入された部分に形成された溝に引っかかっており、左側の第4の軸130aと右側の第2の軸130bとは、左側の支持部110aと右側の支持部110bとの距離に係らず常に一体で回転するようになっている。第2の軸受130b及び第4の軸130aは、テーパころ軸受133を介してそれぞれ下側軸受ケーシング116a,116bに取り付けられている。
また、右側の第2の軸130bは、連結部135を介して駆動装置であるレジューサ70に連結されている。これにより、レジューサ70から連結部135を介して伝達された駆動力は、第4の軸130a及び第2の軸130bに伝達されるとともに、第1の歯車124及び第2の歯車134を介して第1の軸120b及び第3の軸120aに伝達される。
上側軸受ケーシング115a,115bは、支持部110a,110bの上部に設けられた昇降機構118a,118bによりその高さ位置が移動自在に支持柱112a,112bに取り付けられている。これにより、被成形材料101の板厚に応じて第1のローラ121bと第2のローラ131bとの間隔、及び、第3のローラ121aと第4のローラ131aとの間隔を調整することができるようになっている。昇降機構118a,118bは、シャフト60で互いに接続されており、昇降機構118aに取り付けられた昇降ハンドル61を作業者が回すと昇降機構118a,118bは連動して上側軸受ケーシング115a,115bを昇降させるようになっている。すなわち、上側軸受ケーシング115aと上側軸受ケーシング115bとは、昇降しても常に同じ高さになっている。なお、本実施形態では、昇降ハンドル61を用いて上側軸受ケーシング115a,115bを昇降させているが、サーボモータ(電動機)を用いて上側軸受ケーシング115a,115bを昇降させてもよい。
調整部140a,140bは、第1の軸120b及び第3の軸120aと略平行に配置された図示せぬ板厚調整機構で接続されており、左側の調整部140a側に取り付けられた板厚調整ハンドル49を作業者が回すと、左側の調整部140aと右側の調整部140bとは第1の軸120b及び第3の軸120aの軸方向にそれぞれ逆向きに移動する。すなわち、板厚調整ハンドル49を作業者が一方の方向に回すと左側の調整部140aと右側の調整部140bとの間隔が大きくなり、他方の方向に回すと左側の調整部140aと右側の調整部140bとの間隔が小さくなる。これにより、被成形材料101の板厚に応じて第1のローラ121bと第3のローラ121aとの間隔を調整することができるようになっている。このような構成にすべく、調整部140a、140bは、例えば、右ねじと左ねじとでそれぞれ上側軸受ケーシング115a,115bに取り付けられていてもよいし、両方とも右ねじまたは左ねじで取り付け、一方の調整部140a、140bに伝わる駆動力の回転方向を歯車等で逆向きにしてもよい。なお、本実施形態では、調整部140a、140bにロックナットを用いておらず、板厚調整機構の回転抵抗により調整部140a、140bの回転を防止している。また、板厚調整ハンドル49を用いて左側の調整部140aと右側の調整部140bとの間隔を調節しているが、サーボモータ(電動機)を用いて左側の調整部140aと右側の調整部140bとの間隔を調節してもよい。
本実施形態では、ロールスタンド200は、第1のローラ121b及び第3のローラ121aが取り付けられた第1の軸120b及び第3の軸120aと、第1のローラ121b及び第3のローラ121aとの間に被成形材料101を挟み、搬送される被成形材料101を第1のローラ121b及び第3のローラ121aとともに曲げる第2のローラ131b及び第4のローラ131aが取り付けられた第2の軸130b及び第4の軸130aと、第1の軸120b及び第3の軸120aの軸方向に移動自在に第1の軸120b及び第3の軸120aを支持するとともに、軸方向に雌ねじが形成された支持部110a,110bと、支持部110a,110bの雌ねじにねじ込まれるための雄ねじが形成され、雌ねじにねじ込まれた量により第1の軸120b及び第3の軸120aの軸方向の位置を調整する調整部140a,140bとを備えている。これにより、調整部140a,140bを回すだけで第1の軸120b及び第3の軸120aは軸方向に移動する。このため、作業者は、第1の軸120b及び第3の軸120aとローラ121b,121aとの軸方向の位置を容易に調整することができる。
[3]第3実施形態
図4は、第3実施形態に係るロールスタンドを示す正面図である。なお、第3実施形態に係るロールスタンド300は、主に、ローラの形状と、第5のローラを備えた構成とが第2実施形態に係るロールスタンド200と異なっている。なお、図4及び5において、第2実施形態と略同様の構成は、符号に100を追加した符号を付して重複する説明を省略し、異なる部分を詳細に説明する。
本実施形態に係るロールスタンド300は、第2の軸230bが内部を貫通する円筒形状の第5のローラ236を備えている。この第5のローラ236は、2つの異なる外径の円筒形状が軸方向に組み合わされて形成されており、支持柱212a側にあるスリーブ部236aと、支持柱212b側にあるローラ部236bとを有している。第5のローラ236は、支持柱212a及び第4のローラ231aに対しては第2の軸230bの軸方向に移動できるが、第2の軸230bに対しては第2の軸230bの軸方向に移動できないように第2の軸230bに取り付けられている。第4のローラ231aは、内周に沿って溝が形成されており、この溝にはO(オー)リング237が組み込まれている。これにより、第4のローラ231aと第5のローラ236との間は密封されて異物の侵入を防止することができる。
第5のローラ236のスリーブ部236aは、第2の軸230bとともに第4の軸230a内に挿入されて第4の軸230aと第2の軸230bとの間に介在し、第2の軸230bを軸心と直交する方向に移動しないように支持している。
一方、第5のローラ236のローラ部236bは、第2のローラ231bと第4のローラ231aとの間で、第1のローラ221b及び第3のローラ221aと対向するように位置している。この第5のローラ236のローラ部236bは、第2のローラ231bと第4のローラ231aとの間が段差のない略均一の外径で円筒形状に形成されているため、で形成されている。第5のローラ236のローラ部236bは、第1のローラ221b及び第3のローラ221aとの間に被成形材料201を挟み、搬送される被成形材料201を加工するようになっている。これにより、ロールスタンド300は、第1のローラ221bと第3のローラ221aとの間隔、及び、第2のローラ231bと第4のローラ231aとの間隔が変わっても、第5のローラ236のローラ部236bは、段差のない略均一の外径で形成された部分が被成形材料201の底面に常に当たるようになっている。
第2のローラ231b及び第4のローラ231aは、図4に示すように、第5のローラ236の表面に対して約45度の角度で広がる断面を全周に亘って有するように円錐形状に形成されている。これにより、第5のローラ236と第1のローラ221b及び第3のローラ221aとの間に挟まった被成形材料201は、第2のローラ231b及び第4のローラ231aに押し付けられ、第5のローラ236と第2のローラ231b及び第4のローラ231aとの境目で折り曲げられるようになっている。
第1の軸220b、第2の軸230b、第3の軸220a、及び第4の軸220aは、内部に液圧配管が形成されており、この液圧配管に液圧が加えられることにより膨張するようになっている。これにより、軸220b,230b,220a,220bは、外周にローラ221b,231b,221a、231aが取り付けられた後に液圧が加えられて膨張し、軸220b,230b,220a,220bの外周面がローラ221b,231b,221a、231aの内周面に押し付けられることにより、ローラ221b,231b,221a、231aを固定するようになっている。
第1のローラ221b及び第3のローラ221aが取り付けられた上側軸受ケーシング215a,215bは、支持部210a,210bの上部に設けられた昇降機構218a,218bによりその高さ位置が移動自在に支持柱212a,212bに取り付けられている。これにより、被成形材料201の板厚に応じて第1のローラ221bと第2のローラ231bとの間隔、及び、第3のローラ221aと第4のローラ231aとの間隔を調整することができるようになっている。昇降機構218a,218bは、ウォームギア(不図示)が取り付けられたサーボモータ(電動機)262a,262bが設けられており、制御装置(不図示)の制御によりこれらサーボモータ262a,262bが駆動すると昇降機構218a,218bは連動して上側軸受ケーシング215a,215bを昇降させるようになっている。なお、支持部210a,210bは、制御装置の制御により駆動するサーボモータ(不図示)の駆動力を用いてレール152上を移動自在に設けられたスライド台座150上に設けられており、互いに対して近づいたり離れたりできるようになっている。すなわち、第2の軸230b及び第4の軸220aは、スライド台座150がレール152上を動くことにより、第2の軸230b及び第4の軸220aの軸方向に移動自在に設けられている。
また、調整部240a,240bは、第1の軸220b及び第3の軸220aと略平行に配置された板厚調整機構用シャフト264で接続されており、制御装置の制御により左側の調整部240a側に設けられた板厚調整用のサーボモータ(電動機)263が駆動すると、左側の調整部240aと右側の調整部240bとは第1の軸220b及び第3の軸220aの軸方向にそれぞれ逆向きに移動する。すなわち、サーボモータ263が一方の方向に回ると左側の調整部240aと右側の調整部240bとの間隔が大きくなり、他方の方向に回ると左側の調整部240aと右側の調整部240bとの間隔が小さくなる。これにより、被成形材料201の板厚に応じて第1のローラ221bと第3のローラ221aとの間隔を調整することができるようになっている。このような構成にすべく、調整部240a、240bは、例えば、右ねじと左ねじとでそれぞれ上側軸受ケーシング215a,215bに取り付けられていてもよいし、両方とも右ねじまたは左ねじで取り付け、一方の調整部240a、240bに伝わる駆動力の回転方向を歯車等で逆向きにしてもよい。なお、本実施形態では、調整部240a、240bにロックナットを用いておらず、板厚調整機構の回転抵抗により調整部240a、240bの回転を防止している。本実施形態では、左側の調整部240aのみにサーボモータ263を設けているが、左右の調整部240a,240bを板厚調整機構用シャフト264で接続せずに、右側の調整部240bにもサーボモータ(電動機)を設けてもよい。これにより、左右の調整部240a,240bでそれぞれ個別に第1のローラ221b及び第3のローラ221aを移動させることができる。
制御装置は、上側軸受ケーシング215a,215bを昇降させるためのサーボモータ262a,262b、板厚調整用のサーボモータ263、及びスライド台座150を移動させるためのサーボモータを駆動させることにより、第1のローラ221b、第2のローラ231b、第3のローラ221a、及び第4のローラ231aを移動させることができる。すなわち、制御装置は、計測装置(不図示)により計測した被成形材料201の形状の計測値に対応する計測データに基づき、各サーボモータを駆動させて第1のローラ221b、第2のローラ231b、第3のローラ221a、及び第4のローラ231aを所望の位置に自動的に移動させることができる。なお、制御装置及び計測装置は、ロールスタンド300に搭載されていてもよいし、外部機器として設けられていてもよい。
本実施形態に係るロールスタンド300は、第2のローラ231bと第4のローラ231aとの間が段差のない略均一の外径で形成された第5のローラ236を備えている。これにより、第1のローラ221bと第3のローラ221aとの間隔、及び、第2のローラ231bと第4のローラ231aとの間隔が変わっても、被成形材料201の底面は第5のローラ236に当たる。このため、被成形材料201の底面に段差等が形成されてしまうことを防止することができる。
また、第1の軸220b、第2の軸230b、第3の軸220a、及び第4の軸220aは、内部に液圧配管が形成されている。これにより、この液圧配管に液圧が加えられることにより膨張するため、液圧を加えるだけで容易にローラ221b,231b,221a、231aを固定することができる。
さらに、ロールスタンド300は、サーボモータ262a,262bによって第1のローラ221b及び第3のローラ221aが取り付けられた上側軸受ケーシング215a,215bを昇降可能に設けられている。これにより、第1のローラ221b及び第3のローラ221aの位置を容易に変えられることができる。このため、製品の板厚に応じて第1のローラ221b及び第3のローラ221aと第2のローラ231b及び第4のローラ231aとの間隔を容易に変更することができる。また、一種類のローラを兼用して、リップ溝形鋼や軽溝形鋼等の種類及びサイズの異なる製品を製造することが容易である。
さらにまた、ロールスタンド300は、上側軸受ケーシング215a,215bを昇降させるためのサーボモータ262a,262b、板厚調整用のサーボモータ263、及びスライド台座150を移動させるためのサーボモータを備えている。これにより、被成形材料201の計測データに基づいてローラ221b,231b,221a、231aの位置を自動で移動させ、被成形材料201の形状や反り、曲がり、及びねじれ等の補正を自動的に行うことができる。このため、被成形材料201毎の計測データに基づいてローラ221b,231b,221a、231aの位置を調整し、不良製品を出さず、人力による調整が不要で、生産効率の高い生産ラインにすることができる。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではい。上記実施形態では、第1の軸20と第2の軸30とを接続する動力伝達機構として第1の歯車24及び第2の歯車34を用いているが、これに限定されず、例えば、タイミングベルト等、歯車以外の機構を用いてもよい。
また、上記実施形態では、上側軸受ケーシング15に雌ねじ17が形成されており、調整部40に雄ねじ45が形成されているが、これに限定されず、例えば、上側軸受ケーシングに雄ねじが形成され、調整部に雌ねじが形成されていてもよい。
さらに、上記実施形態では、連結部35から第2の軸30に伝達された駆動力を第1の歯車24及び第2の歯車34を介して第1の軸20に伝達させているが、これに限定されず、例えば、連結部を第1の軸に設け、第1の軸に伝達された駆動力を第2の軸に伝達させてもよい。
さらにまた、上記実施形態では、第1のローラ221b、第2のローラ231b、第3のローラ221a、及び第4のローラ231aを移動させるのにサーボモータを用いているが、これに限定されず、NC(数値制御)により各ローラを所望の位置に移動させることができる電動機であれば、例えば、ギヤードモータ及びエンコーダの組み合わせやステッピングモータ等を用いてもよい。
1 被成形材料
10 支持部
11 支持柱
12 支持柱
13 上側軸受ケーシング
14 下側軸受ケーシング
15 上側軸受ケーシング
16 下側軸受ケーシング
17 雌ねじ(支持部側ねじ)
20 第1の軸
21 第1のローラ
22 ニードル軸受
23 ニードル軸受
24 第1の歯車
25 カラー
30 第2の軸
31 第2のローラ
32 ニードル軸受
33 テーパころ軸受
34 第2の歯車
35 連結部
40 調整部
41 本体
42 蓋部
43 シール
44 複式スラスト玉軸受
44a 軸側段部
44b 調整部側段部
44c 調整部側段部
44d 玉
44e 玉
45 雄ねじ(調整部側ねじ)
46 溝
47 ロックナット
49 板厚調整ハンドル
50 カセットベース
51 サーボモータ(電動機)
52 レール
53 スライド台座
54 固定台座
60 シャフト
61 昇降ハンドル
70 レジューサ
100 ロールスタンド
110a 支持部
110b 支持部
115a 上側軸受ケーシング
115b 上側軸受ケーシング
116a 下側軸受ケーシング
116b 下側軸受ケーシング
118a 昇降機構
118b 昇降機構
120a 第2の軸
120b 第1の軸
121a 第3のローラ
121b 第1のローラ
124 第1の歯車
131a 第4のローラ
131b 第2のローラ
134 第2の歯車
130a 第4の軸
130b 第2の軸
135 連結部
140a 調整部
140b 調整部
200 ロールスタンド
221a 第3のローラ
221b 第1のローラ
230a 第4の軸
230b 第2の軸
231a 第4のローラ
231b 第2のローラ
236 第5のローラ
236a スリーブ部
236b ローラ部
237 Oリング
262a サーボモータ(電動機)
262b サーボモータ(電動機)
263 サーボモータ(電動機)
264 板厚調整機構用シャフト
300 ロールスタンド

Claims (15)

  1. 搬送される被成形材料を加工するためのロールスタンドにおいて、
    第1のローラが取り付けられた第1の軸と、
    前記第1のローラとの間搬送される前記被成形材料を前記第1のローラとともに曲げるための第2のローラが取り付けられた第2の軸と、
    前記第1の軸の軸方向に移動自在に前記第1の軸を支持するとともに、前記軸方向に支持部側ねじが形成された支持部と、
    前記支持部の前記支持部側ねじにねじ込まれるための調整部側ねじが形成され、前記支持部側ねじにねじ込まれた量により前記第1の軸の前記軸方向の位置を調整する調整部と
    第3のローラが取り付けられ、前記第1の軸と略同軸で設けられた第3の軸と、
    前記第3のローラとの間を搬送される前記被成形材料を前記第3のローラとともに曲げるための第4のローラが取り付けられ、前記第2の軸と略同軸で設けられた第4の軸と、
    前記第1のローラ及び前記第3のローラとの間に前記被成形材料を挟む第5のローラとを備え
    前記第2の軸及び前記第4の軸のいずれか一方の軸は、他方の軸内に挿入されるように設けられ、
    前記第5のローラは前記一方の軸に取り付けられており、前記第5のローラの幅は前記一方の軸が前記他方の軸に出し入れされることにより変更可能であり、
    前記第1のローラ及び前記第3のローラは、前記第5のローラの前記幅の範囲内で移動自在であることを特徴とするロールスタンド。
  2. 請求項1に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第1の軸は、前記調整部に対して回転自在であることを特徴とするロールスタンド。
  3. 請求項1または2に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第1の軸と前記第2の軸とは、動力伝達機構を介して接続されたことを特徴とするロールスタンド。
  4. 請求項3に記載のロールスタンドにおいて、
    前記動力伝達機構は、前記第1の軸に取り付けられた前記第1の歯車と前記第2の軸に取り付けられた前記第2の歯車とを備え、前記第1の歯車及び前記第2の歯車は、前記第1の軸の前記軸方向の位置を調整可能な範囲内を前記調整部が移動しても常に互いにかみ合う歯幅に形成されたことを特徴とするロールスタンド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第2の軸は、外部から駆動力が伝達されるための連結部を備えたことを特徴とするロールスタンド。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記支持部は、ニードル軸受を介して前記第1の軸を支持することを特徴とするロールスタンド。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記調整部側ねじ部は雄ねじであり、前記支持部側ねじ部は雌ねじであることを特徴とするロールスタンド。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記調整部側ねじ部または前記支持部側ねじ部のいずれかに前記調整部の前記軸方向への移動を規制するためのロックナットが取り付けられたことを特徴とするロールスタンド。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第1の軸または前記第2の軸は、外周に前記第1のローラまたは前記第2のローラが取り付けられた後に膨張して、前記第1のローラまたは前記第2のローラが固定されることを特徴とするロールスタンド。
  10. 請求項9に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第1の軸または前記第2の軸は、内部に液圧配管が形成されており、前記液圧配管に液圧が加えられることにより膨張することを特徴とするロールスタンド。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第1のローラは、昇降自在に設けられたことを特徴とするロールスタンド。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第2の軸は、前記第2の軸の軸方向に移動自在に設けられたことを特徴とするロールスタンド。
  13. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第1のローラまたは前記第2のローラは、電動機の駆動力によって移動することを特徴とするロールスタンド。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記被成形材料の形状の計測値に対応する計測データに基づいて、前記第1のローラまたは第2のローラの位置を移動させることを特徴とするロールスタンド。
  15. 請求項1乃至14のいずれか一項に記載のロールスタンドにおいて、
    前記第5のローラは、前記第2のローラと前記第4のローラとの間が略均一の外径で形成されたことを特徴とするロールスタンド。
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