JP6138447B2 - 相互連結可能で変形可能な玩具構成要素 - Google Patents

Description

本発明は、一般的には相互連結可能な玩具ブロックに関し、より具体的には、少なくとも１つの相互連結可能なトイフィギュア（toy figure）に変身可能な、相互連結可能な変身玩具構成要素（transformable toy building element）に関する。

ＬＥＧＯ（登録商標）ブロックなどの普通の非変身（non-transformable）玩具ブロックは、通常、立方体または直方体、ディスクまたはプレート、多面体、その他などの基本幾何学形状の形態で提供される。これらは、玩具ブロックの１つまたは２つ以上のスタッド（stud）を別の玩具ブロックの対応する嵌合凹部に挿入することによって、互いに連結することができる。これらの玩具ブロックの相互連結のしかたに応じて、建物、列車、その他の形状に似たものなどの、簡単または複雑な遊戯構造を形成することができる。しかしながら、これらの玩具ブロックは、それ自体では、ロボット型トイフィギュア、飛行機形トイフィギュア、その他の別のトイフィギュアに、物理的に変身可能ではない。

また当該技術においては、収納位置と延長位置の間で可動である少なくとも１つのセグメントを備えて、小児がブロック玩具を少なくとも１つの所定のトイフィギュアに変身させることができるようにした、ブロック玩具が知られている。米国特許第５０１９０１０号は、そのようなブロック玩具の例を記載している。しかしながら、この種のブロック玩具は、別の玩具ブロックまたは別のブロック玩具に連結可能ではなく、このために小児の遊戯選択肢は制限される。

したがって、様々な遊戯選択肢を提供して、小児が普通の玩具ブロックとして玩具構成要素で遊び、簡単な遊戯構造を形成できるようにするか、または玩具構成要素を操作して、ロボット型トイフィギュア、飛行機型トイフィギュア、乗り物型トイフィギュア、その他の相互連結可能なトイフィギュアに変身させることができるようにする、相互連結可能で変身可能な玩具構成要素を提供するのが望ましい。このようにして、相互連結可能で変身可能な玩具構成要素は、異なる年齢の小児に適した、様々なレベルの難度と複雑さの遊戯選択肢を提供することができる。

本発明の一観点では、１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と連結可能な、変身玩具構成要素が提供される。変身玩具構成要素は１つまたは２つ以上のカップリングコネクタおよび複数の可動取付け型部材を含むとともに、この玩具構成要素は、１つまたは２つ以上の可動取付け型部材を操作すると、収縮状態と１つまたは２つ以上の拡張状態の間で変身可能である。収縮状態において変身玩具構成要素はブロックの形態であり、拡張状態の少なくとも１つにおいて、変身玩具構成要素はトイフィギュアの形態である。変身玩具構成要素が収縮状態および１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態であるときに、変身玩具構成要素は、１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能である。

本発明の別の観点では、本明細書に記載したような、少なくとも１つの変身玩具構成要素を含む、複数の相互連結可能な玩具構成要素を含む、キットが提供される。少なくとも１つの態様において、このキットは、収縮状態と拡張状態の少なくとも１つの間で変身玩具構成要素を変身させるための説明書きをさらに含む。少なくとも１つの態様において、キットには、変身玩具構成要素が、収縮状態および１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態であるときに、変身玩具構成要素を別の連結可能な玩具構成要素に連結するための説明書きをさらに含む。

本発明のさらなる特徴は、以下の記述による説明と、添付の図面および付随の特許請求の範囲から明白になるであろう。
図１Ａは、ブロックの形態における本発明の変身玩具構成要素の一態様の側面斜視図である。 図１Ｂは、ブロックの形態における図１Ａの態様の底面斜視図である。 図１Ｃは、ブロックの形態における図１Ａの態様の上面斜視図である。 図２は、ブロックの形態からロボットの形態への遷移を示す、図１Ａの態様の一連の正面斜視図である。 図３Ａは、ロボットの形態における図１Ａの態様の上面斜視図である。 図３Ｂは、ロボットの形態における図１Ａの態様の正面斜視図である。 図３Ｃは、ロボットの形態における図１Ａの態様の背面斜視図である。 図４Ａは、ブロックの形態における、本発明の変身玩具構成要素の別の態様の端面斜視図である。 図４Ｂは、ブロックの形態における図４Ａの態様の側面斜視図である。 図５は、ブロックの形態から飛行機の形態への遷移を示す、図４Ａの態様の一連の上面斜視図である。 図６Ａは、飛行機の形態における図４Ａの態様の上面斜視図である。 図６Ｂは、飛行機の形態における図４Ａの態様の底面斜視図である。 図７Ａは、ブロックの形態における、本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の側面斜視図である。 図７Ｂは、ブロックの形態における図７Ａの態様の底面斜視図である。 図８は、ブロックの形態から乗り物の形態への遷移を示す、図７Ａの態様の一連の正面斜視図である。 図９Ａは、乗り物の形態における図７Ａの態様の上面斜視図である。 図９Ｂは、乗り物の形態における図７Ａの態様の底面斜視図である。 図１０Ａは、ブロックの形態における、本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の端面斜視図である。 図１０Ｂは、ブロックの形態における図１０Ａの態様の側面斜視図である。 図１１Ａは、ロボットの形態における図１０Ａの態様の正面斜視図である。 図１１Ｂは、ロボットの形態における図１０Ａの態様の背面斜視図である。

図１２Ａは、ブロックの形態における、本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の端面斜視図である。 図１２Ｂは、ブロックの形態における図１２Ａの態様の側面斜視図である。 図１３は、武器の形態における図１２Ａの態様の側面斜視図である。 図１４は、武器の形態における図１２Ａの態様に連結された、ロボットの形態における図１０Ａの態様の正面斜視図である。 図１５Ａは、ブロックの形態における本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の端面斜視図である。 図１５Ｂは、ブロックの形態における図１５Ａの態様の側面斜視図である。 図１６Ａは、部分的に分解されたブロックの形態における図１５Ａの態様の正面斜視図である。 図１６Ｂは、部分的に分解されたブロックの形態における図１５Ａの態様の底面斜視図である。 図１７Ａは、ブロックの形態における図１５Ａの態様の脚部領域の側面斜視図である。 図１７Ｂは、ロボットの形態における図１５Ａの態様の脚部領域の側面斜視図である。 図１８Ａは、ロボットの形態における図１５Ａの態様の正面斜視図である。 図１８Ｂは、ロボットの形態における図１５Ａの態様の側面斜視図である。 図１８Ｃは、ロボットの形態における図１５Ａの態様の背面斜視図である。 図１９Ａは、ブロックの形態における本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の側面斜視図である。 図１９Ｂは、ブロックの形態における図１９Ａの態様の側面斜視図である。 図２０は、武器の形態における図１９Ａの態様の側面斜視図である。 図２１は、武器の形態における図１９Ａの態様に連結された、ロボットの形態における図１５Ａの態様の正面斜視図である。

図２２Ａは、ブロックの形態における本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の側面斜視図である。 図２２Ｂは、ブロックの形態における図２２Ａの態様の端面斜視図である。 図２３Ａは、ロボットの形態における図２２Ａの態様の正面斜視図である。 図２３Ｂは、ロボットの形態における図２２Ａの態様の背面斜視図である。 図２４Ａは、ブロックの形態における図２２Ａの態様の頭部および胴部領域の側面図である。 図２４Ｂは、ロボットの形態における図２２Ａの態様の頭部および胴部領域の側面図である。 図２５Ａは、ブロックの形態における図２２Ａの態様の脚部領域の側面斜視図である。 図２５Ｂは、ロボットの形態における図２２Ａの態様の脚部領域の側面斜視図である。 図２６は、武器の形態における図１２Ａの態様に連結された、ロボットの形態における図２２Ａの態様の正面斜視図である。 図２７Ａは、拡張形態における本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の上面斜視図である。 図２７Ｂは、武器の形態における図２７Ｂの態様の側面斜視図である。 図２８Ａは、ブロックの形態における本発明の変身玩具構成要素のさらに別の態様の上面斜視図である。 図２８Ｂは、武器の形態における図２８Ｂの態様の側面斜視図である。 図２９Ａは、トロイの馬の形態を提示するようにグループ化されたブロックの形態における変身玩具構成要素の態様が、ロボットの形態における、本発明の変身玩具構成要素の個々の態様に変身させられる、遊戯セット（playset）を示す。 図２９Ｂは、トロイの馬の形態を提示するようにグループ化されたブロックの形態における変身玩具構成要素の態様が、ロボットの形態における、本発明の変身玩具構成要素の個々の態様に変身させられる、遊戯セット（playset）を示す。 図２９Ｃは、トロイの馬の形態を提示するようにグループ化されたブロックの形態における変身玩具構成要素の態様が、ロボットの形態における、本発明の変身玩具構成要素の個々の態様に変身させられる、遊戯セット（playset）を示す。

発明の詳細な説明
本発明の変身玩具構成要素は、相補的カップリングコネクタを有する１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能にするように、１つまたは２つ以上のカップリングコネクタを含む。少なくとも１つの態様において、カップリングコネクタは、スタッドと、滑り摩擦嵌め（snug friction fit）でスタッドに解除可能に結合するように成形された凹部とから、それぞれ独立に選択される、少なくとも１つの態様において、スタッドは、丸い断面を有する、平坦化された、ディスク形突起であり、それは中空または中実としてもよい。しかし、スタッドおよび凹部は、当業者には理解されるように、相補的な嵌合を可能にする任意の形状をとることができる。当該技術において周知のように、各スタッドは、別の玩具構成要素上の相補的凹部と解除可能に結合するように適合されており、各凹所は、別の玩具構成要素上の相補的スタッドと解除可能に結合するように適合されている。

スタッドは、変身玩具構成要素の表面に動かないように固定するか、またはそれと一体にすることが考えられる。代替的に、スタッドを可動にすることも考えられる。例えば、スタッドは、変身玩具構成要素内部に収納可能にするか、または一度収納して、そこから再延長させることも可能である。

少なくとも１つの態様において、スタッドは、変身玩具構成要素の１つの面上に位置し、凹部は、変身玩具構成要素の異なる面上に位置する。しかしながら、変身玩具構成要素の特定の面に、スタッドと凹部の両方を備えることも考えられる。少なくとも１つの態様において、１つまたは２つ以上のスタッドを設けた面は、１つまたは２つ以上の凹部を設けた面と反対向きであり、１つまたは２つ以上のスタッドを設けた面と１つまたは２つ以上の凹部を設けた面とが約３６０°の角度を定めるようにされている。これによって、玩具構成要素を、周知のように積み重ね式に別の玩具構成要素と結合することが可能になる。しかしながら、それらの１つまたは２つ以上のスタッドあるいは１つまたは２つ以上の凹部の少なくとも一方が、少なくとも１つの別の玩具構成要素との結合に使用可能である限り、１つまたは２つ以上のスタッドを設けた面と１つまたは２つ以上の凹部を設けた面が別の角度を定めるようにすることも考えられることである。変身玩具構成要素が、少なくとも１つの別の玩具構成要素と結合することを可能にする任意の角度に向いた、それぞれにスタッドを設けた複数の面、および／またはそれぞれに凹部を設けた複数の面を備えることができるようにすることも考えられる。

変身玩具構成要素はまた、複数の可動取付け型部材を含む。これらの部材は、互いに取り付けたままで、互いに動くことができるように、当該技術において知られている多種多様な機構のいずれかによって、相互に取り付けることができる。例えば、少なくとも１つの態様において、これらの部材は、互いにピボット旋回、回転、摺動、延長、収納、折り畳み、展開、伸縮、湾曲、または傾斜させることができるように、相互に取り付けることができる。それに限定はされないが、ヒンジ、ピボット旋回軸、ボール・ソケット軸継手、フレキシブル拡張可能チューブ、および回転、摺動および伸縮の各機構を含む、そのような可動取付けを達成することのできる多くの方法に、当業者は気付くであろう。可動スタッドの動きは、例えば、スタッドの収納または延長が、別の可動部材の動きを起動するか、またはそれによって起動されることができるように、変身玩具構成要素における、別の可動取付け型部材とつなぐことができるようにすることも考えられる。

玩具構成要素は、収縮状態および１つまたは２つ以上の拡張状態で存在することができる。玩具構成要素は、可動取付け型部材の１つまたは２つ以上を操作することによって、収縮状態と１つまたは２つ以上の拡張状態の間で変身可能である。少なくとも１つの態様において、部材は、ピボット旋回、回転、摺動、延長、収納、折り畳み、展開、伸縮、湾曲および傾斜させることの内の少なくとも１種によって操作することができる。少なくとも１つの態様において、変身玩具構成要素は、収縮状態においてブロックの形態である。少なくとも１つの態様において、変身玩具構成要素は、１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態において、トイフィギュアの形態である。少なくとも１つの態様において、変身玩具構成要素は、１つまたは２つ以上の可動取付け型部材が再配列してトイフィギュアを形成するように、操作することができる。少なくとも１つの態様において、変身玩具構成要素を操作して、それが開口または拡張して、トイフィギュアを形成するか、または再配列してトイフィギュアを形成する１つまたは２つ以上の部材を見えるようにすることができる。

本発明の玩具構成要素の様々な態様のそれぞれの可動取付型部材の形状、色、寸法に応じて、異なる外見のトイフィギュアを形成できることに、当業者は気付くであろう。例えば、トイフィギュアは、それに限定はされないが、ロボット型、プラント型、動物型または人間型のフィギュア；それに限定はされないが、航空機型フィギュア、船舶型フィギュア、または陸上走行車両型フィギュアを含む、乗り物型フィギュア；建物型フィギュア；それには限定されないが、ツール型フィギュアまたは武器型フィギュアを含む、アクセサリ型フィギュア；または生活、遊戯、または空想の中で見られる物体または存在を表わすことのできる、当業者には明白な、その他任意のトイフィギュアを含む形態にすることができる。

収縮状態および１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態において、変身玩具構成要素は、少なくとも１つの別の玩具構成要素と結合するのに利用可能な少なくとも１つのカップリングコネクタを有する。すなわち、変身玩具構成要素が、収縮状態および１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態であるときに、変身玩具構成要素は、相補的カップリングコネクタを有する１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能である。少なくとも１つの態様において、変身玩具構成要素が収縮状態にあるとき、および拡張状態の少なくとも１つにあるとき、変身玩具構成要素は、相補的カップリングコネクタを有する１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能である。

変身玩具構成要素が、トイフィギュアの形態である拡張状態にあるときに、変身玩具構成要素は、相補的カップリングコネクタを有する１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能にすることができる。代替的に、変身玩具構成要素が拡張状態にあり、その状態では変身玩具構成要素は、トイフィギュアの形態ではないが、カップリングコネクタを設けた表面（相互連結可能な表面）が相互連結のために提示されているときには、変身玩具構成要素は、相補的カップリングコネクタを有する１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能にすることができる。例えば、少なくとも１つの拡張状態において、変身玩具構成要素は、変身玩具構成要素が収縮状態にあるときに相互連結可能な表面が提示されるのと、異なる角度およびレベルにおける相互連結可能な表面を提示することができる。このことによって、収縮状態において利用可能な相互連結の選択肢と比較して、１つまたは２つ以上の拡張状態においては変身玩具構成要素が異なる連結の選択肢を提供することができるので、遊戯における付加的な興味を提供することができる。

本発明の変身玩具構成要素と相互連結することができる他方の玩具構成要素は、それ自体を変身可能にすることができる。代替的に、変身玩具構成要素と相互連結することのできる他方の玩具構成要素は、本発明の変身玩具構成要素上のカップリングコネクタと相補的なものを有する限り、当該技術において周知のものなどの、標準的な相互連結可能なビルディングブロックとすることができる。

本発明の変身玩具構成要素は、それに限定はされないが、プラスチック、木材、金属、ゴム、シリコーン、または複合材料を含む、当該技術において周知の適切な材料で製作することができる。プラスチックは、剛直または変形可能とすることができ、またプラスチック発泡材を含めることができる。また、本発明の変身玩具構成要素は、それに限定はされないが、ペイント、ステッカー、タンポ印刷、被覆または当該技術において周知のその他の仕上げを含む、１または２種以上の装飾仕上げで装飾することも考えられる。

特定の可動部材を、他の部材をその収納位置に維持したままで、選択的に操作することによるか、または可動部材を異なる方向にピボット旋回させて異なる相互連結可能なトイフィギュアを形成することによって、本発明の変身玩具構成要素の少なくとも１つの態様は、２つ以上の相互連結可能なトイフィギュアに変身可能とすることが考えられる。トイフィギュアが、１つまたは２つ以上の可動部材を操作することによって、それには限定されないが、着座、起立、攻撃、飛行、その他を含む異なる姿勢をとれるようにすることも考えられる。

さらに、本発明の変身玩具構成要素で遊ぶときの困難さおよび複雑さのレベルを上げるために、本発明の変身玩具構成要素の少なくとも１つの態様は、操作されるときに、より大きな相互連結可能なトイフィギュアの一部を形成する構成部品に変身させることができる。同一または互いに異なる、本発明の変身玩具構成要素の２つ以上を操作して、収縮状態において、および／または拡張状態の１つまたは２つ以上の状態において、互いに連結して、相互連結可能な複合トイフィギュアを形成できるようにすることも考えられる。例えば、１つまたは２つ以上の下部ボディ部材の拡張形態に変身させることのできる、本発明の変身玩具構成要素の少なくとも１つの態様を、１つまたは２つ以上の上部ボディ部材の拡張形態に変身させることのできる、本発明の変身玩具構成要素の少なくとも１つの他の態様に連結することによって、ロボット型トイフィギュアを構築することができる。そのような機能は、本発明の変身玩具構成要素の様々な態様を混合して一致させることによって、カスタムトイフィギュアを作成する可能性を提供し、それによって遊戯における喜びを増大させることに当業者は気付くであろう。

本発明の変身玩具構成要素の様々な態様を組み合わせて遊戯セットを作成できるようにすることも考えられる。例えば、一態様において、本発明の変身玩具構成要素はロボット型トイフィギュアに変身させることが可能であり、一方で、別の態様においては、本発明の変身玩具構成要素は、ロボット型トイフィギュアと相互連結することのできる、武器型トイフィギュアに変身させて、ロボット型トイフィギュアが武器型トイフィギュアを振り回しているように見えるようにすることができる。少なくとも１つの他の態様において、トイフィギュアの形態における本発明の変身玩具構成要素は、相補的コネクタを備える玩具構成要素で製作された建物型フィギュアに連結して、例えば、トイフィギュアが建物型フィギュアの上に立っているように見えるようにすることができる。遊戯セットに対するその他の選択肢は、当業者にはすぐに明白になるであろう。

変身玩具構成要素を異なる連結可能なトイフィギュアに変身させるのに必要なスキルのレベルは、多数の要因によって変わる可能性がある。これらの要因としては、それに限定はされないが、可動部材の数、可動部材を操作することのできる様々な方法、および相互連結可能なトイフィギュアまたは遊戯セットを形成するのに必要な、変身玩具構成要素の数が挙げられる。本発明の変身玩具構成要素の様々な態様は、したがって、異なる年齢のユーザのスキルに対して適当な異なる遊戯選択肢と異なるレベルの難度を提供することができる。

本明細書において記述されたような、少なくとも１つの変身玩具構成要素を含む、複数の相互連結可能な玩具構成要素を包含する、キットも提供してもよい。少なくとも１つの態様において、キットは、変身玩具構成要素を、収縮状態と少なくとも１つの拡張状態との間で、変身させるための説明書きをさらに含む。少なくとも１つの態様において、キットは、変身玩具構成要素が収縮状態と拡張状態の内の少なくとも１つの状態にあるときに、変身玩具構成要素を他の相互連結可能な玩具構成要素に連結するための説明書きをさらに含む。

図１Ａ〜１Ｃは、ブロックの形態における本発明の変身玩具構成要素の一態様を示す。変身玩具構成要素１０は、スタッド１１および相補的凹部１３を含む。スタッド１１は、それらが凹部１３に滑り嵌め（snug fit）によって脱着可能に受け入れられることができる限り、中実または中空とすることができる。凹部１３は、スタット１１をぴったりと脱着可能に受け入れる、任意の形状とすることができる。

図２に示すように、変身玩具構成要素１０のこの態様は、図３Ａ〜３Ｃに示されるロボット型フィギュアの形態に変身可能である。２つの対向する可動肩部材１５は、ロボット型トイフィギュアの肩を形成するように、外向きにピボット旋回させることができる。次いで、可動ハンド・アーム部材１７を、肩部材１５から離れて延びるように、ピボット点１９および２０のまわりにピボット旋回させることができる。脚部材２１は、先に脚部材２１の内部に収納された下部ボディ部材２５を露出させるように、胴部材（torso member）２３から離れる方向に摺動させることによって延長させることができる。下部ボディ部材２５は、ロボット型トイフィギュアが、例えば、起立位置又は着座位置をとることができるように、ピボット点２６のまわりにピボット旋回するように適合されている。さらに、頭部部材２７は、胴部材２３内部の凹部から延長させることができる。上記のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素１０を、ロボット型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは当業者には明白であろう。

変身玩具構成要素１０は、ブロックの形態およびロボット型トイフィギュアの形態の両方で、相補的カップリングコネクタを備える別の玩具構成要素に相互連結可能である。図１Ａ〜１Ｃおよび３Ａ〜３Ｃでわかるように、スタッド１１および凹部１３の両方の形態のカップリングコネクタは、ブロック形態およびロボット型トイフィギュア形態の両方において、別の玩具構成要素に結合するのに使用可能である。

図４Ａ〜６Ｂは、飛行機型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素３０の別の態様を示す。変身玩具構成要素３０は、スタッド３１と、相補的凹部３３（図６Ｂで最もよくわかる）を有する。スタッド３１および凹部３３は、スタッド１１および凹部１３と類似しており、少なくとも１つの態様においては、スタッド３１は、脱着可能にぴったりと凹部１３に受け入れられることができ、凹部３３は、スタッド１１をぴったりと脱着可能に受け入れることができるように相補的にできることは、当業者には明白であろう。

図５でわかるように、変身玩具構成要素３０は、図４Ａおよび４Ｂに見られるブロック形態いから、図６Ａおよび６Ｂに見られる飛行機型トイフィギュアへと変身させることができる。前方ボディ部材３５は、ヒンジ３９をピボット点４０、４１のまわりにピボット旋回させることによって、後方ボディ部材３７からピボット旋回して離すことができる。次いで、コクピット部材４３を、前方ボディ部材３５からピボット旋回して離すことができる。後方ウィング部材４５は、ピボット点４６のまわりに外向きに回転させて、後方ボディ部材３７に当接させることができ、ウィングチップ部材４７は、後方ウィング部材４５内部の空隙から延長させることができる。上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素３０を、飛行機型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは当業者には明白であろう。変身玩具構成要素３０が、ブロックの形態であろうと、または飛行機型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド３１および凹部３３は、図４Ａ、４Ｂ、６Ａおよび６Ｂでわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である。

図７Ａ〜９Ｂは、乗り物型トイフィギュアに変身可能な本発明の変身玩具構成要素５０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素５０は、スタッド５１および相補的凹部５３を有する。スタッド５１および凹部５３は、スタッド１１または３１および凹部１３または３３と類似しており、少なくとも１つの態様においては、スタッド５１は、脱着可能にぴったりと凹部１３または３３中に受け入れられることができ、凹部５３は、スタッド１１または３１をぴったりと脱着可能に受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

図８でわかるように、変身玩具構成要素５０は、図７Ａおよび７Ｂに見られるブロック形態から、図９Ａおよび９Ｂに見られる乗り物型トイフィギュア形態へ変身させることができる。車輪５６を設けたフェンダ部材５５を、横方向に回転させ、それによってボールジョイント５７をボディ部材５９内部で側方に回転させて、フェンダ部材５５をボディ部材５９の側面に当接させることができる。ボールジョイント５７を前方または後方に回転させるように、フェンダ部材５５を縦方向にさらにピボット旋回させることによって、ボディ部材５９を地表との接触から離す間に、車輪５６を地表と接触させることができる。次いで、テイル部材６１を、ボディ部材５９内部の空隙から延長させることができる。上記のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素５０を、乗り物型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素５０が、ブロックの形態であろうと、または乗り物型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド５１および凹部５３は、図７Ａ、７Ｂ、９Ａおよび９Ｂでわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である

図１０Ａ〜１１Ｂは、ロボット型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素７０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素７０は、スタッド７１および相補的凹部７３を有する。スタッド７１および凹部７３は、スタッド１１、３１または５１および凹部１３、３３または５３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド７１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３または５３に受け入れられることができて、凹部７３がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１または５１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素７０は、図１０Ａおよび１０Ｂに見られるブロック形態から図１１Ａおよび１１Ｂに見られるロボット型トイフィギュアへと変身させることができる。骨盤（pelvis）部材７４は、ヒンジ部材７５のまわりに回転させて、胴部材７６と当接させることができる。ブーツ部材７７は、骨盤部材７４から離して延長させることができ、つま先部材（toe member）７８を、ピボット点７９のまわりにピボット旋回させて、ブーツ部材７７の前部に当接させることができる。ボールジョイント部材８０を胴部材７６に対して回転させることによって、肩部材８１を側方に振り動かして、胴部材７６の側面に当接させることができる。前腕（forearm）部材８２を肩部８１から延長させることができるとともに、ハンド部材８３をピボット点８４のまわりに前腕部材８２から離れるようにピボット回転させることができる。頭部部材８５を、ピボット旋回させて胴部材７６と整列させることができるとともに、バックパック（backpack）部材８６を、ピボット点８７のまわりにピボット旋回させて、胴部材７６と当接させることができる。上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素７０は、ロボット型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素７０が、ブロックの形態であろうと、またはロボット型トイフィギュアの形態であろうと、少なくともスタッド７１は、図１０Ａ〜１１Ｂでわかるように、別の玩具構成要素に結合するのに使用可能である。

図１２Ａ〜１３は、武器型トイフィギュアに変身可能な変身玩具構成要素９０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素９０は、スタッド９１および相補的凹部９３を有する。スタッド９１および凹部９３は、スタッド１１、３１、５１または７１および凹部１３、３３、５３または７３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド９１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３、５３または７３に受け入れられることができて、凹部９３がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１、５１または７１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素９０は、図１２Ａおよび１２Ｂに見られるブロック形態から図１３に見られる武器型トイフィギュアへと変身させることができる。バレル部材９４は、外向きにピボット旋回して、ベース部材９５に当接することができる。ハンドルベース部材９６は、ヒンジ部材９７のまわりに外向きに回転して、ハンドル部材９８をさらにピボット点９９のまわりにピボット旋回させることができる。上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素９０は、武器型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素９０が、ブロックの形態であろうと、または武器型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド９１および凹部９３は、図１２Ａ〜１３でわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である。図１４でわかるように、ロボット型フィギュアの形態における玩具構成要素７０はまた、ロボット型フィギュア７０が、武器型フィギュア９０を保持して狙いをつけているように見えるように、武器型フィギュアの形態における玩具構成要素９０と連結するように適合されている。

図１５Ａ〜１８Ｃは、ロボット型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素１００のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素１００は、スタッド１０１および相補的凹部１０３を有する。スタッド１０１および凹部１０３は、スタッド１１、３１、５１、７１または９１および凹部１３、３３、５３、７３または９３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド１０１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３、５３、７３または９３に受け入れられることができて、凹部１０３がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１、５１、７１または９１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素１００は、図１５Ａおよび１５Ｂに見られるブロック形態から図１８Ａおよび１８Ｂに見られるロボット型トイフィギュアへと変身させることができる。前方プレート１０４は、ピボット点１０６のまわりにピボット旋回することによって、底面プレート１０５から前方に振ることができる。底面プレート１０５は、次いで、図１５Ｂにおいて最もよくわかる、ヒンジ１０７のまわりの回転によって、下方および後方へと振り出すことが可能であり、前方プレート１０４は、図１８Ｂに示すように、底面プレート１０５に対して折り畳むことができる。次いで、図１６Ａおよび１６Ｂで最もよくわかるように、胴部材１０８および脚部材１１０が露出される。図１６Ｂ、１７Ａおよび１７Ｂでわかるように、脚アセンブリ１１０の延長は、骨盤部材１１１を前方にピボット旋回させて胴部材１０８に当接させることによって行うことができる。次いで、腿部材１１２は、前方および下方にピボット旋回するとともに、腿部材１１２の長手方向軸のまわりに回転することができる。脛（shin）部材１１３は、腿部材１１２内部に引き込まれた位置から、ピボット点１１４のまわりにピボット旋回させることができ、ブーツ部材１１５は、ブーツ部材１１５を足首部材１１６のまわりに回転させることによって位置決めするこができる。次いで、頭部部材１１７を、図１６Ａおよび１８Ａでわかるように、頭部プレート１１８を持ち上げることによって、胴部材１０８内部の空隙から外向きに回転させることができる。

上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素１００は、ロボット型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素１００が、ブロックの形態であろうと、またはロボット型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド１０１および凹部１０３は、図１５Ａ、１５Ｂ、および１８Ａ〜１８Ｃでわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である。

図１９Ａ〜２０は、武器型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素１３０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素１３０は、スタッド１３１および相補的凹部１３３を有する。スタッド１３１および凹部１３３は、スタッド１１、３１、５１、７１、９１または１０１および凹部１３、３３、５３、７３、９３または１０３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド１３１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３、５３、７３、９３または１０３に受け入れられることができて、凹部１３３がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１、５１、７１、９１または１０１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素１３０は、図１９Ａおよび１９Ｂに見られるブロック形態から図２０に見られる武器型トイフィギュアへと変身させることができる。側方部材１３４および１３５は、スタッド１３１が凹部１３３内部に受け入れられるように、ヒンジ部材１３６のまわりに回転させることができる。ハンドル部材１３７は、ピボット点１３８のまわりに回転させて、側方部材１３４の空隙から出現させることができる。上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素１３０は、武器型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素１３０がブロックの形態であるとき、図１９Ａおよび１９Ｂからわかるように、スタッド１３１および凹部１３３は、別の玩具構成要素に結合するのに使用可能であることがわかるであろう。

図２１でわかるように、ロボット型フィギュアの形態における変身玩具構成要素１００はまた、ロボット型フィギュア１００が、武器型フィギュア１３０を保持して狙いをつけているように見えるように、武器型フィギュアの形態における玩具構成要素１３０と連結するように適合されている。さらに、ロボットの形態における変身玩具構成要素７０は、武器の形態における変身玩具構成要素１３０と連結するように適合されており、ロボットの形態における変身玩具構成要素１００は、武器の形態における変身玩具構成要素９０と連結するように適合されている。

図２２Ａ〜２３Ｂは、ロボット型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素１４０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素１４０は、スタッド１４１および相補的凹部１４３を有する。スタッド１４１および凹部１４３は、スタッド１１、３１、５１、７１、９１、１０１または１３１および凹部１３、３３、５３、７３、９３、１０３または１３３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド１４１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３、５３、７３、９３、１０３または１３３に受け入れられることができて、凹部１４３がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１、５１、７１、９１、１０１または１３１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素１４０は、図２２Ａおよび２２Ｂに見られるブロック形態から図２３Ａおよび２３Ｂに見られるロボット型トイフィギュアへと変身させることができる。腕・楯（arm and shield）部材１４５は、ボールヒンジ部材１４６のまわりに回転させて、胴部材１４７の側面に当接させることができる。頭部部材１４９は、ピボット旋回させて、図２４Ａおよび２４Ｂで最もよくわかるように、胴部材１４７の頂部に当接させることができる。図２４および２４Ｂにおいてさらにわかるように、中央胸部材１５１は、ピボット旋回させて胴部材１４７の前部に当接させて、それによって骨盤部材１５３を下方かつ、胴部材１４７から離れる方向に延長させることができる。骨盤部材１５３を約１８０度回転させると、プレート部材１５５をロボット型トイフィギュアの背面に位置決めし、ボールジョイント１５４上に装着された脚アセンブリ１６０を位置決めする。図２５Ａおよび２５Ｂでわかるように、脚アセンブリ１６０は、足首部材１６２をピボット点１６３のまわりに回転させるとともに、つま先部材１６４をピボット点１６５のまわりに足部材から離れる方向に回転させることによってさらに延長させることができる。

上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素１４０は、ロボット型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素１４０が、ブロックの形態であろうと、またはロボット型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド１４１および凹部１４３は、図２２Ａ〜２３Ｂでわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である。

図２６でわかるように、ロボット型フィギュアの形態における変身玩具構成要素１４０はまた、ロボット型フィギュア１４０が、武器型フィギュア９０を保持して狙いをつけているように見えるように、武器型フィギュアの形態における変身玩具構成要素９０と連結するように適合されている。さらに、ロボットの形態における変身玩具構成要素１４０はまた、武器の形態における変身玩具構成要素１３０と連結するように適合されている。

図２７Ａおよび２７Ｂは、武器型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素１７０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素１７０は、スタッド１７１および相補的凹部（図示せず）を有する。スタッド１７１および相補的凹部は、スタッド１１、３１、５１、７１、９１、１０１、１３１または１４１および凹部１３、３３、５３、７３、９３、１０３、１３３または１４３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド１７１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３、５３、７３、９３、１０３、１３３または１４３に受け入れられることができて、相補的凹部がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１、５１、７１、９１、１０１、１３１または１４１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素１７０は、ブロック形態から図２７Ａで見られる拡張形態、および図２７Ｂで見られる武器型トイフィギュアへと変身させることができる。後方部材１７５は、ヒンジ部材１７６のまわりにピボット回転させて、互いに当接させるか、またはボディ部材１８２の側面１７７に当接させることができる。後方部材１７５が、図２７Ｂに示すように互いに当接すると、カバー部材１７８をヒンジ部材１７９のまわりにピボット旋回させて、図２７Ｂで最もよくわかるように、武器部材１８０を見えるようにすることができる。武器部材１８０は、アーム部材１８４をピボット点１８６のまわりにピボット旋回させることによって、ボディ部材１８２から離れて延長させることができる。バレル部材１８８も、武器部材１８０から外向きに延長させることができる。

上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素１７０は、武器型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素１７０が、ブロックの形態であろうと、または武器機型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド１７１および相補的な凹部は、図２７Ａおよび２７Ｂでわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である。

図２８Ａおよび２８Ｂは、武器型トイフィギュアに変身可能な、本発明の変身玩具構成要素１９０のさらに別の態様を示す。変身玩具構成要素１９０は、スタッド１９１および相補的凹部（図示せず）を有する。スタッド１９１および相補的凹部は、スタッド１１、３１、５１、７１、９１、１０１、１３１、１４１または１７１および凹部１３、３３、５３、７３、９３、１０３、１３３または１４３と類似しており、少なくとも１つの態様において、スタッド１９１が脱着可能にぴったりと凹部１３、３３、５３、７３、９３、１０３、１３３または１４３に受け入れられることができて、相補的凹部がぴったりと脱着可能にスタッド１１、３１、５１、７１、９１、１０１、１３１、１４１または１７１を受け入れることができるように、相補的にすることができることに、当業者は気付くであろう。

変身玩具構成要素１９０は、図２８Ａで見られるブロック形態から、図２８Ｂで見られる武器型トイフィギュアへと変身させることができる。カバー部材１９５は、ヒンジ部材１９７のまわりにピボット旋回させて、図２８Ｂで最もよくわかるように、武器部材１９９を見えるようにすることができる。上述のステップを逆にすることによって、変身玩具構成要素１９０は、武器型トイフィギュアの形態からブロックの形態へと変身させることができることは、当業者には明白であろう。変身玩具構成要素１９０が、ブロックの形態であろうと、または武器型トイフィギュアの形態であろうと、スタッド１９１および相補的凹部は、図２８Ａおよび２８Ｂでわかるように、別の構成要素に結合するのに使用可能である。

図２９Ａ〜２９Ｃでわかるように、本発明の変身玩具構成要素は、相互連結して結合させて複合トイフィギュアや遊戯セットを形成することができる。遊戯セット２００は、ロボットの形態に変身させることのできる、本発明の変身玩具構成要素２２０の態様から形成されるとともに、それらに分解することができる、複合トイフィギュア２１０を含む。

本発明の変身玩具構成要素の態様は、説明用であって非限定であることを意図している。当業者にはすぐに明白になる様々な修正は、含めることを意図している。特許請求の範囲は、本明細書に記載した、特定の態様によって限定されるべきではなく、明細書全体と整合する最も広い解釈を与えるべきである。

Claims (14)

1. １つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能な変形可能な玩具構成要素であって；
   前記変形可能な玩具構成要素は、少なくとも２つの相互連結可能な第一の表面および複数の可動取付け型の部材を含み；
   前記変形可能な玩具構成要素は、前記可動取付け型の部材の１つまたは２つ以上を操作すると、収縮状態と、１つまたは２つ以上の拡張状態との間で変形可能であるとともに、前記変形可能な玩具構成要素は、収縮状態において相互連結可能な標準的な構成ブロックの形態であり、前記１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態においてトイフィギュアの形態であって、
   前記少なくとも２つの相互連結可能な第一の表面の各々は、前記変形可能な玩具構成要素が前記収縮状態および前記１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態である場合に、前記１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素の少なくとも１つの第二の表面と解除可能に相互連結可能であり、前記１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素は、相互連結可能な標準的な構成ブロックを含み、
   前記少なくとも２つの相互連結可能な第一の表面と前記少なくとも１つの相互連結可能な第二の表面は、スタッドと、滑り摩擦嵌めでスタッドに解除可能に結合するように成形された凹部とから、それぞれ独立に選択されるそれぞれ１つ以上の、一定の相互間隔をあけて設けられる一定の寸法のカップリングコネクタを有し、各スタッドは、別の玩具構成要素上の１つ以上の規則的に配列した相補的凹部と解除可能に結合するように適合されており、各凹部は、別の玩具構成要素上の１つ以上の規則的に配列した相補的スタッドと解除可能に結合するように適合されており、
   前記玩具構成要素の収縮状態において、前記少なくとも２つの相互連結可能な第一の表面が１つ以上のスタッドを有するが凹部は有さない相互連結可能な第一のスタッド面、および、１つ以上の凹部を有するがスタッドを有さない相互連結可能な第一の凹部面を含み、相互連結可能な第一のスタッド面は相互連結可能な第一の凹部面と平行で反対向きに存在するものである、前記変形可能な玩具構成要素。
2. スタッドは、丸い断面を有する、平坦化された、ディスク形突起である、請求項１に記載の変形可能な玩具構成要素。
3. 操作することが、ピボット旋回、回転、摺動、延長、収納、折り畳み、展開、伸縮、湾曲および傾斜させること内の少なくとも１種を含む、請求項１または２に記載の変形可能な玩具構成要素。
4. 変形可能な玩具構成要素が、収縮状態、および、１つまたは２つ以上の拡張状態である場合、変形可能な玩具構成要素が、１つまたは２つ以上の他の変形可能な玩具構成要素と相互連結可能である、請求項１〜３のいずれか一項に記載の変形可能な玩具構成要素。
5. 操作が、トイフィギュアを形成するための１つまたは２つ以上の可動取付け型の部材の再配置をもたらす、請求項１〜４のいずれか一項に記載の変形可能な玩具構成要素。
6. 操作が、変形可能な玩具構成要素の開きまたは拡張をもたらして、内側のトイフィギュアの形態を見えるようにする、請求項１〜４のいずれか一項に記載の変形可能な玩具構成要素。
7. 請求項１〜６のいずれか一項に記載の少なくとも１つの変形可能な玩具構成要素を含む、複数の相互連結可能な玩具構成要素を含む、キット。
8. 請求項１〜６のいずれか一項に記載の変形可能な玩具構成要素の製造方法であって、該方法は、変形可能な玩具構成要素を形成するために複数の部材を相互に取付けることを含み、複数の部材は、相互可動取付けのための１つまたは２つ以上の取付け機構を含み、複数の部材の少なくとも１つが、複数の部材の少なくとも他の１つに可動式に取付けられる、前記方法。
9. 複数の部材の少なくとも１つが、複数の部材の少なくとも他の１つに対して、ピボット旋回、回転、摺動、延長、収納、折り畳み、展開、伸縮、湾曲、または傾斜させることができるように構成されている、請求項８に記載の方法。
10. １つまたは２つ以上の取付け機構の各々が、ヒンジ、ピボット旋回軸、ボール・ソケット軸継手、フレキシブル拡張可能チューブ、回転機構、摺動機構および伸縮機構から選択される、請求項８または９に記載の方法。
11. １つまたは２つ以上の取付け機構が、１つまたは２つ以上のボール・ソケット軸継手を含む、請求項８または９に記載の方法。
12. 請求項１〜６のいずれか一項に記載の変形可能な玩具構成要素を組み立てるためのキットであって、複数の部材および複数の部材の相互可動取付けのための１つまたは２つ以上の取付け機構を含み、変形可能な玩具構成要素は、複数の部材を相互に取付けることによって組み立て可能であり、複数の部材の少なくとも１つは、他の複数の部材の少なくとも１つに可動式に取付け可能である、前記キット。
13. 変形可能な玩具構成要素の組み立てのための説明書きをさらに含む、請求項１２に記載のキット。
14. １つまたは２つ以上の別の玩具構成要素と相互連結可能な変形可能な玩具構成要素であって；
    前記変形可能な玩具構成要素は、少なくとも１つの相互連結可能な第一の表面および複数の可動取付け型の部材を含み；
    前記変形可能な玩具構成要素は、前記可動取付け型の部材の１つまたは２つ以上を操作すると、収縮状態と、１つまたは２つ以上の拡張状態との間で変形可能であるとともに、前記変形可能な玩具構成要素は、収縮状態において相互連結可能な標準的な構成ブロックの形態であり、前記１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態においてトイフィギュアの形態であって、
    前記少なくとも１つの相互連結可能な第一の表面は、前記変形可能な玩具構成要素が前記収縮状態および前記１つまたは２つ以上の拡張状態の内の少なくとも１つの状態である場合に、前記１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素の少なくとも１つの第二の表面と解除可能に相互連結可能であり、前記１つまたは２つ以上の別の玩具構成要素は、相互連結可能な標準的な構成ブロックを含み、
    前記少なくとも１つの相互連結可能な第一の表面と前記少なくとも１つの相互連結可能な第二の表面は、スタッドと、滑り摩擦嵌めでスタッドに解除可能に結合するように成形された凹部とから、それぞれ独立に選択されるそれぞれ１つ以上の、一定の相互間隔をあけて設けられる一定の寸法のカップリングコネクタを有し、各スタッドは、別の玩具構成要素上の１つ以上の規則的に配列した相補的凹部と解除可能に結合するように適合されており、各凹部は、別の玩具構成要素上の１つ以上の規則的に配列した相補的スタッドと解除可能に結合するように適合されており、
    前記少なくとも１つの相互連結可能な第一の表面は、正方形を画定する少なくとも４つのカップリングコネクタを持つ、前記変形可能な玩具構成要素。

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