JP6136577B2 - インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法 - Google Patents
インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6136577B2 JP6136577B2 JP2013112264A JP2013112264A JP6136577B2 JP 6136577 B2 JP6136577 B2 JP 6136577B2 JP 2013112264 A JP2013112264 A JP 2013112264A JP 2013112264 A JP2013112264 A JP 2013112264A JP 6136577 B2 JP6136577 B2 JP 6136577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink composition
- solvent
- textile printing
- reactive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P5/00—Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
- D06P5/30—Ink jet printing
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/328—Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/38—Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/36—Pearl essence, e.g. coatings containing platelet-like pigments for pearl lustre
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P1/00—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
- D06P1/38—General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using reactive dyes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
しかし、これら捺染法では、画面デザイン毎に版等を用意する必要があり、他品種少量生産には不向きであった。また、近年の流行の移り変わりに迅速に対応するのが困難であった。
そのような問題を解決するために、反応性染料を含むインクを用いて、布帛を染色する方法が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の反応性染料を含むインクジェット捺染用インクでは、染色濃度が向上したものの、十分に鮮明な画像を得るのは困難であった。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、反応性染料と、水溶性有機溶剤と、を含み、
前記水溶性有機溶剤は、20℃における水への溶解度が10g/100g以上で、かつ、分子内に水酸基を有さない溶剤A、および、IOB値が2.9以上で、かつ、分子内に水酸基を有する溶剤Bのうちの少なくとも1種を含み、
前記反応性染料が、C.I.リアクティブブラック39と、C.I.リアクティブオレンジ99とを含むものであり、
下記式(1)で表されるZ1が18以下であり、
インクジェット捺染用インク組成物中における、前記溶剤Aの含有量と前記溶剤Bの含有量の総和Z2は、3.8質量%以上であることを特徴とする。
これにより、染着阻害の発生をさらに効果的に抑制することができる。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物では、前記Z2は、10質量%以上であることが好ましい。
これにより、吐出安定性をさらに高いものとすることができる。
インクジェット捺染用インク組成物中における前記溶剤Cの含有量は、1.5質量%以上3.0質量%以下であることが好ましい。
これにより、染着濃度をより効率よく向上させることができる。
前記溶剤CのIOB値は、1.6以上2.5以下であることが好ましい。
これにより、優れた吐出安定性を保持しつつ、染着阻害の発生をより効果的に抑制することができる。
これにより、形成した画像における黒の染着濃度をさらに高いものとすることができる。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物では、前記溶剤Aが、トリメチルグリシン、3−メトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミドおよび3−ブトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミドのうち少なくとも1種を含むものであることが好ましい。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、さらに、トリイソプロパノールアミンを含むものであることが好ましい。
本発明のインクジェット捺染方法は、本発明のインクジェット捺染用インク組成物を用いることを特徴とする。
これにより、光学濃度(OD値)の高い画像を形成することが可能なインクジェット捺染方法を提供することができる。
≪インクジェット捺染用インク≫
まず、本発明のインクジェット捺染用インク組成物について説明する。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、反応性染料と、水溶性有機溶剤とを含んでいる。
そのような問題を解決するために、反応性染料を含むインクを用いて、布帛を染色する方法が開発されている。しかしながら、従来の反応性染料を含むインクジェット捺染用インクでは、染色濃度が向上したものの、十分に鮮明な画像を得るのは困難であった。これは、以下に示す理由によるものと考えられる。
一般に、反応性染料を用いた捺染法では、スチーム等による加熱により、反応性染料の反応基が、記録媒体(紙や布帛)の水酸基(OH基)と反応し染着する。
条件1:下記式(1)で表されるZ1が18以下である。
本発明が上記の条件1および2を満足することにより、吐出安定性を確保しつつ、反応性染料の反応基と溶剤のOH基との反応によって生じる染着阻害が発生するのを防止することができる。すなわち、吐出安定性に優れ、光学濃度(OD値)の高い画像を得ることが可能なインクジェット捺染用インク組成物を提供することができる。
有機概念図とは、炭素数に基づく有機性(共有結合性)と、置換基に基づく無機性(イオン結合性)の2因子に分け、有機軸と無機軸と名づけた直交座標上にマッピングしたものであり、有機化合物の性状を予測する指標のひとつとして知られているものである。炭素原子1個の有機性値を20とし、有機化合物に含まれる各置換基の有機性値及び無機性値(例えば、新しい分散・乳化の科学と応用技術の新展開(New Technology and Application of Dispersion & Emulsion Systems)、株式会社テクノシステム、p.166参照)を用いて、当該有機化合物の構造から、無機性値の総和(IV)と有機性値の総和(OV)を算出する。
IOB値の具体例を説明する。トリエチレングリコールモノブチルエーテルは、炭素原子10個と、OH基1個と、エーテル結合3個が含まれる。そして、複数のエチレングリコール鎖をもつ1級アルコールの場合、アルキル基に隣接するエーテル結合の無機性は20とし、残り2つのエーテル結合の無機性は75とされる。したがって、トリエチレングリコールモノブチルエーテルの有機性値は20×10=200、無機性値は100+20+150=270となり、IOB値は270/200=1.35である。トリエチレングリコールは、炭素原子6個と、OH基2個と、エーテル結合2個が含まれる。そして、トリエチレングリコールモノブチルエーテルの場合と同様に計算すると、有機性値は20×6=120となり、無機性値は、100×2+75×2=350となり、IOB値は350/120=2.92である。
<反応性染料>
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、反応性染料を含んでいる。
反応性染料とは、一般に、ヒドロキシル基やアミノ基に対し共有結合性を有する反応基を有する染料をいう。
反応性染料は、上述したような反応基を1つ以上有していればよく、例えば、モノクロロトリアジン基を分子内に2つ以上有している染料、モノクロロトリアジン基またはモノフルオロトリアジン基とスルファトエチルスルホン基を同一分子内に含む異種反応基型染料であってもよい。
インクジェット捺染用インク組成物中における、反応性染料の総含有量は、特に限定されないが、例えば、5質量%以上30質量%以下であるのが好ましく、12質量%以上24質量%以下であるのがより好ましい。これにより、インクジェット捺染用インク組成物の吐出安定性を確保しつつ、形成する画像の光学濃度をより高いものとすることができる。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、水溶性有機溶剤を含んでいる。
本発明において、水溶性有機溶剤は、20℃における水への溶解度が10g/100g以上で、かつ、分子内に水酸基を有さない溶剤A、および、IOB値が2.9以上で、かつ、分子内に水酸基を有する溶剤Bのうちの少なくとも1種を含むものである。
インクジェット捺染用インク組成物中における溶剤Aの含有量は、5質量%以上20質量%以下であるのが好ましく、7質量%以上15質量%以下であるのがより好ましい。
溶剤Bとしては、例えば、グリセリン(IOB=5.00)、エチレングリコール(IOB=5.00)、ジエチレングリコール(IOB=3.4)、トリエチレングリコール(IOB=2.92)、テトラエチレングリコール(IOB=2.66)、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール(IOB=3.33)等のグリコール類、1,3−プロパンジオール(IOB=3.3)等が挙げられる。
このような溶剤Bを含むことにより、インクジェット捺染用インクの吐出安定性をより優れたものとすることができる。
本発明において、溶剤Bは、上記式(1)で表されるZ1が18以下であるが、Z1は、10以下であることが好ましい。これにより、染着阻害の発生をさらに効果的に抑制することができる。
また、インクジェット捺染用インク組成物は、上記溶剤AおよびBの他、水溶性有機溶剤として、IOB値が2.9よりも小さく、かつ、分子内に水酸基を有する溶剤Cを含んでいてもよい。このような溶剤Cを含むことにより、染着濃度をより高いものとすることができる。
インクジェット捺染用インク中における溶剤Cの含有量は、1.5質量%以上3.0質量%以下であるのが好ましい。これにより、染着濃度をより効率よく向上させることができる。
溶剤Cとしては、IOB値が1.0以上2.5以下のものを用いるのが好ましく、IOB値が1.0以上2.5以下のグリコールエーテル、アルカンジオールまたはアルカントリオールを用いるのが好ましい。これにより、優れた吐出安定性を保持しつつ、染着阻害の発生をより効果的に抑制することができる。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、上記成分の他、水を含んでいてもよい。水は、反応性染料を分散させる分散媒として機能するものである。
このように、水を含むことにより、インクジェット捺染用インク組成物の粘度、表面張力が、好ましい範囲に含まれるように好適に調整することができ、インクジェット捺染用インク組成物のインクジェット方式による吐出性をさらに優れたものとすることができる。また、水は、インクジェット方式による吐出後に容易に除去することのできる成分であるため、染色物の生産性を高めるうえでも重要である。また、水は、人体等に対する安全性が極めて高い物質であるため、染色物の製造において、作業者の安全を確保する上でも重要である。
インクジェット捺染用インク組成物における水の含有率は、特に限定されないが、50質量%以上90質量%以下であるのが好ましく、55質量%以上80質量%以下であるのがより好ましい。
本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、上述した以外の成分(その他の成分)を含むものであってもよい。このような成分としては、例えば、分散剤、防腐防黴剤、pH調整剤、キレート試薬、防錆剤、紫外線吸収剤、消泡剤、表面張力調整剤等が挙げられる。
また、上記した分散/混合機により得られたインク原液をメンブランフィルターやメッシュフィルター等のフィルターを用いて濾過し、粗大粒子を除去することが好ましい。
次に、インクジェット捺染方法について説明する。
本発明のインクジェット捺染方法は、上述したような本発明のインクジェット捺染用インク組成物を用いて、布帛等の被染色物を染色する方法である。
本発明のインクジェット捺染方法は、本発明のインクジェット捺染用インク組成物を用いていることから、光学濃度(OD値)の高い画像を有する染色物を得ることができる。
使用するインクジェットプリンタとしては、特に限定されないが、ドロップオンデマンド型のインクジェットプリンタを用いるのが好ましい。ドロップオンデマンド型のインクジェットプリンタには、記録ヘッドに配設された圧電素子を用いて記録を行う圧電素子記録方法を採用したもの、記録ヘッドに配設された発熱抵抗素子のヒーター等による熱エネルギーを用いて記録を行う熱ジェット記録方法を採用したもの等があり、いずれの記録方法を採用することもできる。
布帛の前処理剤としては、水溶性高分子化合物等の糊剤を0.01質量%以上20質量%以下の量とアルカリ発生剤を1質量%以上5質量%以下の量とで含有させた水溶液を用いることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
以下のようにして、インクジェット捺染用インク組成物を製造した。
(実施例1)
表1に記載された各成分を道標の配合量(質量%)となるように混合し、孔径0.5μmのフィルターで濾過することにより、実施例1のインクを調製した。
インクジェット捺染用インク組成物における、各成分の種類および含有量を表1に示すように変更した以外は、前記実施例1と同様にしてインクジェット捺染用インク組成物を調製した。
各実施例および各比較例のインクジェット捺染用インク組成物をインクジェット記録装置:PX−G930(セイコーエプソン株式会社製)のインクカートリッジに投入し、25℃60%雰囲気下にて、セイコーエプソン株式会社製スーパーファインA4用紙に90枚/時間で連続して1000枚印刷し、印捺面のノズル抜けを観察し、以下の基準に従い、吐出安定性を評価した。
A :印捺面のノズル抜けが1%未満である。
B :印捺面のノズル抜けが1%以上20%未満である。
C :印捺面のノズル抜けが20%以上である。
この結果を表1に合わせて示した。
下記の前処理液を綿布に塗布し、マングルにてピックアップ率20%で絞って乾燥させた。
この前処理を行った絹布帛に、PX−G930プリンタ(セイコーエプソン社製)により、得られた各実施例および各比較例のインクジェット捺染用インク組成物を用いて印捺を行った。
印捺した布を103℃×10分にてスチーミングして定着させた後、ラッコールSTA(明成化学社製)0.2%水溶液を用いて、55℃で10分間洗浄し、乾燥させた。これにより、染色物が得られた。
アルギン酸ナトリウム:1.0重量%
グアーガム:1.0重量%
硫酸アンモニウム:4.0重量%
尿素:10.0重量%
超純水:残量
上記[3]で製造された染色物について、染色部の光学濃度(OD値)を、SpectroScan(GretagMacbeth社製)を用いた測定により求め、以下の基準に従い評価した。
A :染色部表面のOD値が1.60以上。
B :染色部表面のOD値が1.40以上1.60未満。
C :染色部表面のOD値が1.20以上1.40未満。
D :染色部表面のOD値が1.20未満。
この結果を表1に合わせて示した。
表1から明らかなように、本発明のインクジェット捺染用インク組成物は、吐出安定性に優れていた。また、得られた画像は、光学濃度に優れるものであった。これに対して、比較例では、十分な結果が得られなかった。
Claims (9)
- 前記Z1は、10以下である請求項1に記載のインクジェット捺染用インク組成物。
- 前記Z2は、10質量%以上である請求項1または2に記載のインクジェット捺染用インク組成物。
- 前記水溶性有機溶剤は、IOB値が2.9よりも小さく、かつ、分子内に水酸基を有する溶剤Cを含み、
インクジェット捺染用インク組成物中における前記溶剤Cの含有量は、1.5質量%以上3.0質量%以下である請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用インク組成物。 - 前記溶剤Cは、アルカンジオールまたはアルカントリオールであり、
前記溶剤CのIOB値は、1.6以上2.5以下である請求項4に記載のインクジェット捺染用インク組成物。 - インクジェット捺染用インク組成物中における、前記C.I.リアクティブオレンジ99の含有量を1としたとき、前記C.I.リアクティブブラック39の含有量は、3以上3.5以下である請求項5に記載のインクジェット捺染用インク組成物。
- 前記溶剤Aが、トリメチルグリシン、3−メトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミドおよび3−ブトキシ−N,N−ジメチルプロパンアミドのうち少なくとも1種を含むものである請求項1ないし6のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用インク組成物。
- インクジェット捺染用インク組成物は、さらに、トリイソプロパノールアミンを含むものである請求項1ないし7のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用インク組成物。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載のインクジェット捺染用インク組成物を用いることを特徴とするインクジェット捺染方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013112264A JP6136577B2 (ja) | 2012-12-10 | 2013-05-28 | インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法 |
EP13196498.3A EP2740772B1 (en) | 2012-12-10 | 2013-12-10 | Ink composition for ink jet textile printing and ink jet textile printing method |
US14/101,943 US9340923B2 (en) | 2012-12-10 | 2013-12-10 | Ink composition for ink jet textile printing and ink jet textile printing method |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012269273 | 2012-12-10 | ||
JP2012269273 | 2012-12-10 | ||
JP2013112264A JP6136577B2 (ja) | 2012-12-10 | 2013-05-28 | インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014133863A JP2014133863A (ja) | 2014-07-24 |
JP6136577B2 true JP6136577B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=49726635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013112264A Active JP6136577B2 (ja) | 2012-12-10 | 2013-05-28 | インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9340923B2 (ja) |
EP (1) | EP2740772B1 (ja) |
JP (1) | JP6136577B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6233579B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2017-11-22 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染用のインク組成物および捺染方法 |
JP6402980B2 (ja) * | 2014-08-01 | 2018-10-10 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染用インク組成物及び捺染方法 |
TWI548704B (zh) * | 2015-05-08 | 2016-09-11 | 臺灣永光化學工業股份有限公司 | 高固著數位紡織印花墨水組成物 |
JP6605765B2 (ja) * | 2016-03-16 | 2019-11-13 | 富士フイルム株式会社 | インク |
EP3342927B1 (en) | 2016-12-28 | 2019-08-14 | Seiko Epson Corporation | Ink jet ink composition for textile printing, ink set, and recording method |
US10894896B2 (en) * | 2016-12-28 | 2021-01-19 | Seiko Epson Corporation | Ink jet ink composition for textile printing, ink set, and recording method |
JP2019060051A (ja) | 2017-09-27 | 2019-04-18 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法 |
JP7017054B2 (ja) | 2017-09-29 | 2022-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染インク、インクジェット捺染インクセットおよび捺染方法 |
JP2019137793A (ja) | 2018-02-13 | 2019-08-22 | セイコーエプソン株式会社 | 捺染インクジェットインク組成物セット及び記録方法 |
JP7196621B2 (ja) * | 2019-01-16 | 2022-12-27 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び液体吐出方法 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05186727A (ja) * | 1992-01-10 | 1993-07-27 | Canon Inc | インクジェット捺染用インク、インクジェット捺染方法及びかかるインクを用いた機器 |
JP3376002B2 (ja) * | 1993-03-23 | 2003-02-10 | キヤノン株式会社 | インクジェット捺染インク、インクジェット捺染方法、記録ユニット、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、捺染された布帛および布帛の加工品 |
JP3584094B2 (ja) * | 1994-10-25 | 2004-11-04 | キヤノン株式会社 | インクジェット捺染用布帛、捺染方法及び捺染物 |
GB9809058D0 (en) | 1998-04-28 | 1998-06-24 | Zeneca Ltd | Composition |
JP3582434B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2004-10-27 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット捺染用インク組成物 |
DE10004954A1 (de) * | 2000-02-04 | 2001-08-16 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co | Wässrige Drucktinten für den Einsatz nach dem Tintenstrahldruck-Verfahren, ihre Herstellung und ihre Verwendung auf textilen Fasermaterialien |
TWI271424B (en) * | 2001-12-21 | 2007-01-21 | Benq Corp | Multicolor dye set and inkjet ink composition with high chroma |
DE10331178A1 (de) * | 2003-07-10 | 2005-02-17 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co. Deutschland Kg | Tinten für digitalen Textildruck mit reaktiven gelben Fluoreszenzfarbstoffen |
US7282089B2 (en) | 2005-11-04 | 2007-10-16 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Inkjet ink set |
CN101235219B (zh) | 2007-02-01 | 2010-09-08 | 明德国际仓储贸易(上海)有限公司 | 应用于纺织品数字印染的黑色染料组成物及墨水组成物 |
JP2010065209A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-03-25 | Konica Minolta Ij Technologies Inc | 捺染用インクジェットインクセット及びインクジェット捺染方法 |
DE102008054404A1 (de) | 2008-12-09 | 2010-06-10 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co. Deutschland Kg | Faserreaktive Azofarbstoffe und Farbstoffmischungen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
DE102009000417A1 (de) * | 2009-01-27 | 2010-07-29 | Dystar Textilfarben Gmbh & Co. Deutschland Kg | Faserreaktive Azofarbstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
JP2010215711A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Seiko Epson Corp | インクジェット捺染用インク組成物 |
JP2011195680A (ja) | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Seiko Epson Corp | インクジェット捺染用インク組成物 |
-
2013
- 2013-05-28 JP JP2013112264A patent/JP6136577B2/ja active Active
- 2013-12-10 EP EP13196498.3A patent/EP2740772B1/en active Active
- 2013-12-10 US US14/101,943 patent/US9340923B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9340923B2 (en) | 2016-05-17 |
EP2740772A1 (en) | 2014-06-11 |
EP2740772B1 (en) | 2019-07-31 |
US20140157530A1 (en) | 2014-06-12 |
JP2014133863A (ja) | 2014-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6136577B2 (ja) | インクジェット捺染用インク組成物およびインクジェット捺染方法 | |
EP2412761B1 (en) | Ink composition and method for producing dyed polyamide-based fiber | |
JP5416116B2 (ja) | インクジェット捺染用インクセット及びそれを用いた繊維の捺染方法 | |
JP5174047B2 (ja) | インク組成物及びそれを用いた繊維の捺染方法 | |
WO2011013503A1 (ja) | インク組成物及びそれを用いた繊維の捺染方法 | |
JP6090320B2 (ja) | インクジェット捺染インクセット | |
JP4214734B2 (ja) | インクジェット捺染用インク、それを用いた捺染方法及び印捺物 | |
JP5557640B2 (ja) | インクジェット捺染用インクセット及びそれを用いた繊維の捺染方法 | |
JP4513255B2 (ja) | インクジェット捺染用インク組成物、捺染方法、及び捺染化布帛 | |
JP2014185201A (ja) | インクジェット捺染に用いるインク及びそれを用いた繊維の捺染方法 | |
JP2011195677A (ja) | インクジェット捺染用インク組成物 | |
JP2011174207A (ja) | インクジェット捺染方法 | |
JP2011174208A (ja) | インクジェット捺染方法 | |
JP2011195675A (ja) | インクジェット捺染用インク組成物 | |
JP2004051776A (ja) | インクジェット捺染用インクセット | |
JP2004162247A (ja) | インクジェット捺染方法、インクジェット捺染インク、及び前処理剤 | |
JP2010189460A (ja) | インク組成物及びそれを用いた繊維の捺染方法 | |
JP2018104589A (ja) | インクジェット捺染インク及びインクジェット捺染方法 | |
JP6070439B2 (ja) | 捺染用インクジェットインク、及び捺染方法 | |
EP3572471A1 (en) | Ink composition for inkjet textile printing and textile printing method for fibers with use of same | |
JP2010047714A (ja) | インクジェット捺染用インク組成物および捺染方法 | |
JP2023121241A (ja) | インクジェット捺染用インク組成物、記録方法および記録物 | |
JP5424109B2 (ja) | インク組成物 | |
JP2010215711A (ja) | インクジェット捺染用インク組成物 | |
JP4844033B2 (ja) | インクジェット捺染用インク組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6136577 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |