JP6126938B2 - シート貼付装置及びシート貼付方法 - Google Patents

シート貼付装置及びシート貼付方法 Download PDF

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本発明は、凹部及び凸部のうち少なくとも一方が形成された被着体の被着面に接着シートを貼付するシート貼付装置及びシート貼付方法に関する。
従来、半導体製造工程において、被着体としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という場合がある)の回路形成領域に凹部を形成することで、外周余剰領域が回路形成領域よりも厚いリング状補強部とされたウエハが取り扱われており、このような凹部を有したウエハの被着面に対してマウント用シート(接着シート)を貼付してリングフレームと一体化するためのシート貼付装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたシート貼付装置では、接着シートに予め弛みを形成してから被着面に貼付することで、凹部の壁面(蹴上げ)と凹部の底面とが交差する凹部底面外縁部に接着シートが接着されない部分が形成されることを防止している。
特開2011−155099号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシート貼付装置では、接着シート全体に弛みを形成したとしても、凹部底面外縁部に形成される隙間を十分に排除することが困難であった。
本発明の目的は、被着面の凹部底面外縁部に隙間が形成されないように接着シートを貼付することができるシート貼付装置及びシート貼付方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート貼付装置は、凹部及び凸部のうち少なくとも一方が形成された被着体の被着面に接着シートを貼付するシート貼付装置であって、前記被着体に前記接着シートを貼付する前に当該接着シートの所定位置を引き伸ばし、前記凹部及び凸部のうち少なくとも一方の形状に対応した引伸部を形成する引伸手段と、前記引伸部が形成された前記接着シートを前記被着面に押圧して貼付する押圧手段とを有して構成されることを特徴とする。
この際、本発明のシート貼付装置では、前記引伸手段は、前記接着シートの面に交差する方向に向かって、当該接着シートの所定位置を変位させることで前記引伸部を形成することが好ましい。
更に、本発明のシート貼付装置では、前記引伸手段は、前記被着面に沿った形状を有する引伸型と、前記接着シートを挟んで当該引伸型側の第1空間と前記被着面側の第2空間との気圧差を調節する圧力調節手段とを有し、前記第1空間を前記第2空間よりも低圧にすることで前記接着シートを前記引伸型に沿わせて引き伸ばすことが好ましい。
また、本発明のシート貼付装置では、前記引伸部近傍のシート部分を保持するシート部分保持手段を更に備えることが好ましい。
一方、本発明のシート貼付方法は、凹部及び凸部のうち少なくとも一方が形成された被着体の被着面に接着シートを貼付するシート貼付方法であって、前記接着体に前記接着シートを貼付する前に当該接着シートの所定位置を引き伸ばし、前記凹部及び凸部のうち少なくとも一方の形状に対応した引伸部を形成する工程と、前記引伸部が形成された前記接着シートを前記被着面に押圧して貼付する工程とを行うことを特徴とする。
以上のような本発明によれば、接着シートに凹部及び凸部のうち少なくとも一方の形状に対応した引伸部を形成することで、被着面の凹部底面外縁部に隙間が形成されないように接着シートを貼付することができる。尚、凸部の場合、当該凸部における突出部の頂部を基準とすると、当該突出部の周囲の壁面は、凹部の壁面とみなすことができるので、凸部にも凹部底面外縁部があるといえる。
更に、引伸手段が接着シートの面に交差する方向に当該接着シートの所定位置を変位させる構成であれば、凹部や凸部の形状や高さに応じて接着シートの変位量(引き伸ばし量)を容易に調整することができる。
また、引伸手段が引伸型と圧力調節手段とを有して構成されていれば、気圧差によって接着シートを引伸型に押し付けて引伸部を形成することができる。更に、被着面の複数箇所に凹部や凸部が形成されている場合や、凹部や凸部の形状が複雑である場合でも、引伸部を容易に形成することができる。
更に、シート部分保持手段を備えていれば、被着面に接着シートを貼付する際に、凹部や凸部に引伸部を貼付してから凹部及び凸部が形成されない部分に引伸部近傍を貼付したり、凹部及び凸部が形成されない部分に引伸部近傍を貼付してから凹部や凸部に引伸部を貼付したりすることができ、より確実に凹部底面外縁部に隙間が形成されないように接着シートを貼付することができる。
本発明の実施形態に係るシート貼付装置の断面図。 (A)〜(C)は、図1のシート貼付装置の動作説明図。 (A)〜(C)は、図1のシート貼付装置の動作説明図。 本発明の第1変形例に係るシート貼付装置の部分断面図。 本発明の第2変形例に係るシート貼付装置の部分断面図。 本発明の第3変形例に係るシート貼付装置の部分断面図。
以下、本発明の1実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態において基準となる図を挙げることなく、例えば、上、下、左、右、または、前、後といった方向を示した場合は、全て図1を正規の方向(付した番号が適切な向きとなる方向)から観た場合を基準とし、上、下、左、右方向が紙面に平行な方向であり、前が紙面に直交する手前方向、後が紙面に直交する奥方向とする。
図1において、シート貼付装置10は、凹部CCが形成された被着体としてのウエハWFの被着面WAに接着シートASを貼付する装置であって、接着シートASを被着面WAに押圧して貼付する押圧手段20と、接着シートASの所定位置を引き伸ばし、凹部CCの形状に対応した引伸部AS1を形成する引伸手段30と、引伸部AS1近傍のシート部分AS2を保持するシート部分保持手段40と、ウエハWFを支持する支持手段50とを備えている。なお、接着シートASは、基材シートBSの一方の面(下面)に接着剤AD層が積層され、当該接着剤AD層を介して環状のリングフレームRFに貼付されている。
押圧手段20は、加圧ポンプやタービン等の加圧手段21と、加圧手段21による圧力を測定可能な圧力センサやロードセル等の圧力検知手段22とを備えている。
引伸手段30は、被着面WAに沿った形状(被着面WAに対して面対称)を有する引伸型31Aが形成されたカバー部材31と、カバー部材31をその出力軸32Aで支持する駆動機器としての直動モータ32と、接着シートASを挟んで引伸型31A側の第1空間SP1と被着面WA側の第2空間SP2との気圧差を調節する圧力調節手段33と、内側に凹部34Aが形成されるとともに、リングフレームRFに貼付された接着シートASを支持する支持フレーム34とを備えている。
引伸型31Aは、凹部CCの壁面CC1に対応した周壁31Bと、凹部CCの底面CC3に対応した上壁31Cとを備えている。尚、凹部CCの壁面CC1と底面CC3とが交差する領域が凹部底面外縁部となる。周壁31Bの上下方向の高さは、凹部CCの壁面CC1の高さと同じかそれ以上であるとよいが、壁面CC1の高さ以下でもよい。
圧力調節手段33は、引伸型31Aに連通された減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段33Aと、減圧手段33Aによる圧力を測定可能な圧力センサやロードセル等の圧力検知手段33Bと、支持フレーム34の凹部34Aに連通されるとともに、加圧ポンプやタービン等の加圧手段及び減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段が内蔵された加減圧手段33Cと、加減圧手段33Cによる圧力を測定可能な圧力センサやロードセル等の圧力検知手段33Dとを備えている。
シート部分保持手段40は、引伸型31Aの周囲におけるカバー部材31の下面に形成された図示しない吸着孔に連通された減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段を備えている。
支持手段50は、凹部34Aの底に支持された駆動機器としての直動モータ51と、直動モータ51の出力軸51Aに支持されたテーブル52とを備えている。テーブル52の上面には、ウエハWFの外径に対応した凹部52Aが形成され、凹部52Aは、ウエハWFの外周部CC2の厚みよりも浅い深さに形成されている。
以上のシート貼付装置10において、ウエハWFの被着面WA及びリングフレームRFに接着シートASを貼付する手順を説明する。
まず、図2(A)に示すように、カバー部材31と支持フレーム34とが離隔した状態で、人手または図示しない多関節ロボットやベルトコンベア等の搬送手段によって、テーブル52の凹部52A内にウエハWFを載置した後、接着シートASが貼付されたリングフレームRFを支持フレーム34上に載置する。次いで、引伸手段30が直動モータ32を駆動し、カバー部材31と支持フレーム34とを当接させ、図2(B)に示すように、第1空間SP1及び第2空間SP2を形成するとともに、シート部分保持手段40が図示しない減圧手段を駆動し、外周部CC2の上面に貼付されるシート部分AS2を吸着保持する。次いで、圧力調節手段33が減圧手段33A及び加減圧手段33Cを駆動し、圧力検知手段33B、33Dの検知結果を基にして第1及び第2空間SP1、SP2を同じ減圧率で減圧し、所定の減圧状態となったことが圧力検知手段33B、33Dによって検知されると、減圧手段33A及び加減圧手段33Cの駆動を停止する。尚、第2空間SP2の圧力は、シート部分保持手段40の吸引圧力よりも低くなることはない。その後、圧力調節手段33が減圧手段33Aを駆動し、第1空間SP1の圧力が第2空間SP2の圧力よりも低くなるように減圧し、所定の減圧状態となったことが圧力検知手段33Bによって検知されると、減圧手段33Aの駆動を停止する。これにより、接着シートASを引伸型31A内に引き寄せ、図2(C)に示すように、接着シートASが引き伸ばされ、凹部CCの壁面CC1に対応した壁貼部AS3と凹部CCの底面CC3に対応する底貼部AS4とからなる引伸部AS1が形成される。
次いで、押圧手段20が加圧手段21を駆動し、第2空間SP2の圧力に対して第1空間SP1の圧力が高くなるように加圧すると、図3(A)に示すように、引伸部AS1が下方に垂れ下がり、第1空間SP1の圧力が所定の圧力となったことが圧力検知手段22によって検知されると、加圧手段21の駆動を停止する。その後、支持手段50が直動モータ51を駆動し、外周部CC2の上面をシート部分AS2に接近させ、所定の間隔(例えば1mm)となったことを図示しない検知が検知した時点で、直動モータ51の駆動を停止する。このとき、接着シートASの底貼部AS4の中央部が凹部CCの底面CC3に接着されてもよいし接着されなくてもよい。次に、押圧手段20が加圧手段21を駆動し、第2空間SP2の圧力に対して第1空間SP1の圧力が更に高くなるように加圧すると、接着シートASは、底貼部AS4の中央部から外側に向かって徐々に貼付され、当該底貼部AS4が底面CC3に貼付されるとともに、壁貼部AS3が壁面CC1に貼付される。これにより、壁貼部AS3と底貼部AS4との境界部分が凹部CCの凹部底面外縁部に嵌り合うように貼付される。そして、第1空間SP1の圧力が所定の圧力となったことが圧力検知手段22によって検知された時点で、支持手段50が直動モータ51を駆動し、外周部CC2の上面をシート部分AS2に当接させ、この当接後、圧力調節手段33が加減圧手段33Cを駆動し、第2空間SP2の圧力を加圧していく。尚、第2空間SP2の圧力は、第1空間SP1の圧力よりも大きくなることがないように制御されつつ、第1及び2空間SP1、SP2が大気圧となるように加圧される。そして、第1及び第2空間SP1、SP2の圧力が圧力検知手段33B、33Dによって大気圧となったことが検知されると、押圧手段20及び圧力調節手段33が加圧手段21及び加減圧手段33Cの駆動を停止する。これにより、図3(C)に示すように、リングフレームRFとウエハWFとが接着シートASによって一体化される。
そして、引伸手段30が直動モータ32を駆動し、カバー部材31と支持フレーム34とを離隔させ、人手または図示しない搬送手段によって、リングフレームRFと一体化されたウエハWFを次の工程に搬送し、以降上述と同様の動作が繰り返される。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
即ち、接着シートASに凹部CCの形状に対応した引伸部AS1を形成することで、被着面WAの凹部底面外縁部に隙間が形成されないように接着シートASを貼付することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、押圧手段20は、例えば、テーブル52を移動させることなく第1空間SP1と第2空間SP2との気圧差のみで接着シートASを被着面WAに貼付する構成であってもよいし、接着シートASの上方に適宜な押圧部材を備え、当該押圧部材とテーブル52とを近づけることで接着シートASを被着面WAに貼付する構成であってもよいし、気体以外の液体やジェル状物質、特定のガス等の流体を第1空間SP1に送り込む構成としてもよい。
また、引伸手段30は、図4に示すように、周壁31Dの上下方向の高さを壁面CC1の高さ以上とし、圧力調節手段33が第1空間SP1と第2空間SP2との気圧差を適宜調節することで、接着シートASを周壁31Bに沿わせることなく引伸部AS1を形成する構成であってもよい。
更に、引伸型31Aは、被着面WAに向かう方向に凹状に形成されていてもよいし、被着面WAに向かう方向又は離れる方向に凸状に形成されていてもよい。
また、引伸手段30は、接着シートASの面に直交する方向以外に、接着シートASの面に対する30度傾斜方向、60度傾斜方向といった所定方向に向かって接着シートASの所定位置を変位させる構成であってもよい。
更に、引伸手段30は、例えば、図5に示すように、駆動機器としての直動モータ35の出力軸35Aに支持された当接部材36を備え、接着シートASをシート部分保持手段40によって保持するとともに、当接部材36を下降させることで引伸部AS1を形成する構成であってもよい。
また、引伸手段30は、接着シートASの適宜な2箇所を把持する把持部と、把持部同士を離れる方向に移動させる適宜な駆動機器とを備えることで接着シートASを引き伸ばす構成であってもよく、接着シートASに適宜な方法で力を加えることで、凹部CCの壁面CC1に応じた接着シートASの所定位置に引伸部AS1を形成するものであればよい。
また、圧力調節手段33は、加圧手段及び減圧手段のうち一方を有することで第1空間SP1と第2空間SP2との気圧差を調節する構成であってもよいし、引伸部AS1の形成時や接着シートASの貼付時に、第1空間SP1及び第2空間SP2の一方から他方に向けて排気することで一方の空間を減圧して他方の空間を加圧する構成であってもよい。
更に、シート部分保持手段40は、接着や粘着によって接着シートASを保持する構成であってもよいし、接着シートASの導電性や磁性に応じて電磁気力によって保持する構成であってもよく、シート部分保持手段40はなくてもよい。
また、別の装置でウエハWFを支持する場合、本願のシート貼付装置において支持手段50はなくてもよい。
更に、本願のシート貼付装置では、減圧手段33Aに代えて第1空間SP1を減圧及び加圧可能な加減圧手段とした場合、当該加減圧手段を押圧手段とすることができ、上記実施形態における加圧手段21を省略することができる。
また、第1及び第2空間SP1、SP2を減圧することなく押圧手段20で接着シートASを被着面WAに貼付する構成でもよい。
また、被着面WAが例えば、図6に示すように、バンプ等の凸部CVが形成されたものであった場合、引伸手段30は、このような凸部CVに応じた引伸型31Eを備えて引伸部AS1を形成する構成とすることができる。また、被着面WAに凹部CCと凸部CVとが形成されたものであった場合、引伸型31Aと引伸型31Eとを備えて引伸部AS1を形成する構成とすることができる。
更に、凹部CCは、断面視において階段状、円弧状、それらが適宜に組み合わされた形状等、どのような形状であってもよく、引伸型がそのような形状に対応する引伸部AS1を形成可能なものであれば何ら限定されるものではない。
更に、接着シートASは、支持フレーム34の外側まで連続した帯状のシートであってもよく、このような帯状のシートは、左右方向に繰出されることで支持フレーム34にセットされるとともに、帯状のシートを介してウエハWFがリングフレームRFと一体化された後に、当該帯状のシートを適宜な形状に切断する構成であってもよい。更に、接着シートASは、ウエハWFの被着面WAにのみ貼付されるものであってもよく、リングフレームRFはなくてもよい。
また、本発明における接着シート、被着体の材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートは、接着剤層だけの単層のもの、基材シートと接着剤層との間に中間層を有するもの、基材シートの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートを接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体としては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートを機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意の形状の任意のシート、フィルム、テープ等を前述のような任意の被着体に貼付することができる。
本発明における各手段は、それら手段について説明した動作または機能を果たすことができる限りなんら限定されるものではなく、まして、前記実施形態で示した単なる1実施形態の構成物に全く限定されるものではない。例えば、引伸手段は、接着シートの所定位置を引き伸ばし、凹部及び凸部のうち少なくとも一方の形状に対応した引伸部を形成するものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせてその範囲内であればなんら限定されることはない(他の手段についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
10 シート貼付装置
20 押圧手段
30 引伸手段
31A 引伸型
33 圧力調節手段
40 シート部分保持手段
AS 接着シート
AS1 引伸部
AS2 シート部分
CC 凹部
CV 凸部
SP1 第1空間
SP2 第2空間
WF ウエハ(被着体)
WA 被着面

Claims (5)

  1. 凹部及び凸部のうち少なくとも一方が形成された被着体の被着面に接着シートを貼付するシート貼付装置であって、
    前記被着体に前記接着シートを貼付する前に当該接着シートの所定位置を引き伸ばし、前記凹部及び凸部のうち少なくとも一方の形状に対応した引伸部を形成する引伸手段と
    前記引伸部が形成された前記接着シートを前記被着面に押圧して貼付する押圧手段とを有して構成されることを特徴とするシート貼付装置。
  2. 前記引伸手段は、前記接着シートの面に交差する方向に向かって、当該接着シートの所定位置を変位させることで前記引伸部を形成することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
  3. 前記引伸手段は、前記被着面に沿った形状を有する引伸型と、前記接着シートを挟んで当該引伸型側の第1空間と前記被着面側の第2空間との気圧差を調節する圧力調節手段とを有し、前記第1空間を前記第2空間よりも低圧にすることで前記接着シートを前記引伸型に沿わせて引き伸ばすことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート貼付装置。
  4. 前記引伸部近傍のシート部分を保持するシート部分保持手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のシート貼付装置。
  5. 凹部及び凸部のうち少なくとも一方が形成された被着体の被着面に接着シートを貼付するシート貼付方法であって、
    前記接着体に前記接着シートを貼付する前に当該接着シートの所定位置を引き伸ばし、前記凹部及び凸部のうち少なくとも一方の形状に対応した引伸部を形成する工程と、
    前記引伸部が形成された前記接着シートを前記被着面に押圧して貼付する工程とを行うことを特徴とするシート貼付方法。
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