JP6123162B2 - 撮像装置および撮像装置の制御プログラム - Google Patents

撮像装置および撮像装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置および撮像装置の制御プログラムに関する。

撮影時において閃光照明光が乳幼児の顔に当たることは好ましくない。当該課題を解決する技術として、乳幼児を主要被写体とする画像を予めメモリに記憶し、当該メモリに記憶されている画像の主要被写体とスルー画像の被写体とが合致する場合にカメラの閃光照明を禁止する技術が知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2006−41673号公報

撮影者は、被写体に応じて、自分のカメラの機能を制限するだけでなく、他人のカメラの機能を制限したい場合がある。例えば、自分だけでなく他人も自分の子供を撮影する場合に、撮影者は、他人のカメラが発する光、音から自分の子供を保護することを目的として、他人のカメラの発光、発音を制限したい場合がある。

本発明の第1の態様においては、撮像部と、撮像部により撮像された被写体に関連する被写体情報を他の撮像装置へ送信する送信部とを備え、送信部は、被写体情報と共に他の撮像装置の設定を変更させる変更情報を送信し、被写体の状態に基づいて、変更情報による他の撮像装置の設定の変更を解除する解除信号を送信する撮像装置が提供される
本発明の第2の態様においては、撮像部と、撮像部により撮像された被写体に関連する被写体情報を他の撮像装置へ送信する送信部と、撮像部が出力した被写体の撮影画像を解析する解析部とを備え、解析部は、被写体である人物が予め定められた属性に属するかを解析し、送信部は、人物が属性に属する場合に、解析部が解析した解析結果に基づいて被写体情報を送信し、属性は、乳児および幼児の少なくともいずれかである撮像装置が提供される。

なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。

本実施形態に係るカメラの概要を説明する図である。 本実施形態に係るカメラのシステム構成図である。 参照テーブルを示す図である。 マスターカメラの撮影処理を示すフロー図である。 マスターカメラの撮影処理を示すフロー図である。 スレーブカメラの撮影処理を示すフロー図である。 スレーブカメラの撮影処理を示すフロー図である。

以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。

図1は、本実施形態に係る撮像装置としてのカメラ100の概要を説明する図である。ユーザ10がカメラ100で自身の子供である人物30を撮影すると共に、ユーザ20がカメラ100と異なるカメラ200で人物30を撮影する図1(a)の例を用いて、本実施形態のカメラ100の概要を説明する。

図1(a)および図1(b)に示すとおり、カメラ100は、スピードライト101、背面表示部102およびレリーズスイッチ103を備える。スピードライト101は、キセノン管、LED等の発光部材を備える。スピードライト101は、撮影動作時に発光部材を閃光発光させて被写体を照射する照射部として機能する。背面表示部102は、カメラ100内の撮像部が撮像した画像、メニュー画面等の各種情報を表示する。レリーズスイッチ103は、ユーザから撮影指示を受け付ける操作部材である。

同様に、カメラ200は、スピードライト201、背面表示部202およびレリーズスイッチ203を備える。スピードライト201、背面表示部202およびレリーズスイッチ203は、それぞれスピードライト101、背面表示部102およびレリーズスイッチ103と同様の機能を担う。

ユーザ10は、カメラ100を人物30の方へ向ける。すると、カメラ100は、ライブビュー機能を実行して、図1(b)のカメラ100の背面図に示すように、内部の撮像部が撮像した人物30のスルー画像を背面表示部102に表示させる。また、カメラ100は、画像内における人物30の顔部31の領域を検出する顔検出機能を実行し、顔部31の領域を囲む外周枠40を背面表示部102の画面に表示させる。同様に、ユーザ20がカメラ200を人物30の方へ向けた場合に、カメラ200は、内部の撮像部が撮像した人物30のスルー画像および外周枠40を背面表示部202に表示させる。

ユーザ10は、スピードライト101の閃光から保護したい人物30の情報をカメラ100のシステムメモリに予め登録する。情報登録後の撮影シーンにおいて、カメラ100は、登録された人物30の情報とスルー画像とを比較して、人物30が被写体として含まれているか否かを判定する。そして、カメラ100は、人物30が被写体として含まれていると判定したときに撮影指示を受け付けると、スピードライト101の発光を制限して撮影動作を実行する。スピードライト101の発光の制限は、例えば、発光の禁止、発光量の低減である。このように構成することにより、人物30をカメラ100のスピードライト101の閃光から保護することができる。

また、カメラ100は、登録された人物30の情報を参照して人物30に関連する被写体情報をカメラ200へ送信する。カメラ200は、被写体情報を受信した場合に、撮影指示を受け付けると、スピードライト201の発光を制限して撮影動作を実行する。あるいは、カメラ200は、被写体情報を受信してシステムメモリに登録する。情報登録後の撮影シーンにおいて、カメラ200は、被写体情報とスルー画像とを比較して、人物30が被写体として含まれているか否かを判定する。そして、カメラ200は、人物30が被写体として含まれていると判定したときに撮影指示を受け付けると、スピードライト201の発光を制限して撮影動作を実行する。このように構成することにより、カメラ200に対する発光制限の設定がユーザ20によってなされていなくても、人物30をカメラ200のスピードライト201の閃光から保護することができる。

なお、被写体情報を送信するカメラをマスターカメラ、被写体情報を受信するカメラをスレーブカメラとする。本実施形態において、カメラ100がマスターカメラであり、カメラ200がスレーブカメラである。

図2は、本実施形態に係るカメラ100およびカメラ200のシステム構成図である。カメラ100の構成要素には100番台の符号を付与し、カメラ200の構成要素には200番台の符号を付与する。カメラ100の各構成要素について以下説明する。

カメラ100は光学系120を備える。光学系120は、ズームレンズ121、フォーカスレンズ122、レンズシャッタ123等により構成される。被写体像は、光軸110に沿って光学系120に入射し、撮像素子131の結像面に結像する。カメラ200の光軸210は、カメラ100の光軸110に対応する。また、カメラ200の光学系220、ズームレンズ221、フォーカスレンズ222、レンズシャッタ223は、それぞれカメラ100の光学系120、ズームレンズ121、フォーカスレンズ122、レンズシャッタ123と同様の機能を担う。

撮像素子131は、光学系120を透過して入射する被写体像である光学像を光電変換する素子であり、例えば、CCD、CMOSセンサが用いられる。撮像素子131は、被写体を撮像する撮像部の少なくとも一部として機能する。撮像素子131で光電変換された被写体像は、A/D変換器132でアナログ信号からデジタル信号に変換される。撮像素子131の電荷読み出し制御およびA/D変換器132の変換制御は、メモリ制御部133の同期制御を受けたタイミング発生部134が供給するクロック信号により同期が計られる。カメラ200の撮像素子231、A/D変換器232、メモリ制御部233、タイミング発生部234は、それぞれカメラ100の撮像素子131、A/D変換器132、メモリ制御部133、タイミング発生部134と同様の機能を担う。

デジタル信号に変換された被写体像は、画像データとして順次処理される。A/D変換器132によりデジタル信号に変換された画像データは、メモリ制御部133の制御に従い、一旦内部メモリ135に記憶される。内部メモリ135は、高速で読み書きのできるランダムアクセスメモリであり、例えばDRAM、SRAMなどが用いられる。内部メモリ135は、連写撮影、動画撮影において高速に連続して画像データが生成される場合に、画像処理の順番を待つバッファメモリとしての役割を担う。カメラ200の内部メモリ235は、カメラ100の内部メモリ135と同様の機能を担う。

また、内部メモリ135は、画像処理部136が行う画像処理、圧縮処理において、ワークメモリとしての役割も担う。更に、内部メモリ135は、加工処理された画像データを一時的に保管する役割も担う。したがって、内部メモリ135は、これらの役割を担うに相当する十分なメモリ容量を備える。メモリ制御部133は、いかなる作業にどれくらいのメモリ容量を割り当てるかを制御する。

画像処理部136は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示に則して、画像データを所定の画像フォーマットに従った画像ファイルに変換する。例えば、静止画像としてJPEGファイルを生成する場合、色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス処理等の画像処理を行った後に適応離散コサイン変換等を施して圧縮処理を行う。また、動画像としてMPEGファイルを生成する場合、所定の画素数に縮小されて生成された連続する静止画としてのフレーム画像に対して、フレーム内符号化、フレーム間符号化を施して圧縮処理を行う。カメラ200の画像処理部236は、カメラ100の画像処理部136と同様の機能を担う。

画像処理部136によって生成された静止画像ファイル、動画像ファイルは、メモリ制御部133の制御により、内部メモリ135から記録媒体IF137を介して、記録媒体160に記録される。記録媒体160は、フラッシュメモリ等により構成される、カメラ100に対して着脱可能な不揮発性メモリである。ただし、記録媒体160は、着脱式に限らず、カメラ100に内蔵されるSSD等の記録媒体であっても良い。このとき、記録媒体160に記録された静止画像ファイル、動画像ファイルは、有線によるUSB、無線によるLAN等により外部へ出力される。カメラ200の記録媒体IF237、記録媒体260は、それぞれカメラ100の記録媒体IF137、記録媒体160と同様の機能を担う。

画像処理部136で処理された画像データは、記録用に処理される画像データに並行して、背面表示部102に表示させるスルー画像の画像データを生成する。スルー画像の画像データは、記録用に処理される画像データをコピーして間引き処理された、画素数の少ない画像データである。生成されたスルー画像の画像データは、表示制御部138の制御に従って、タイミング発生部134からのクロック信号に同期するD/A変換器139でアナログ信号に変換されて、背面表示部102に表示される。記録の有無に関わらず、逐次スルー画像の画像データを生成して背面表示部102に表示すれば、ライブビュー機能を実現することができる。また、画像の表示と共に、もしくは画像を表示することなく、カメラ100の各種設定に関する様々なメニュー項目も、背面表示部102に表示することができる。カメラ200の表示制御部238、D/A変換器239は、それぞれカメラ100の表示制御部138、D/A変換器139と同様の機能を担う。

画像処理部136は、表示用画像データの画像内における人物の顔部を検出する顔検出機能を実行する。顔検出機能により取得された顔検出情報は内部メモリ135に一旦記憶される。顔検出情報には、画像における顔部の基準位置を示す位置情報、顔部の領域を構成する画素の数である顔部の画素単位の大きさの情報等が含まれる。そして、被写体が撮影された場合に、顔検出情報は、撮影情報として画像データと共に記録媒体160に記録される。なお、本実施形態において、顔部の大きさは、顔部の長さ、顔部の幅、および顔部の長さ×顔部の幅のいずれかである。

カメラ100は、上記の画像処理における各々の要素も含めて、システム制御部141により直接的または間接的に制御される。システム制御部141は、システムメモリ142を備える。システムメモリ142は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM(登録商標)等により構成される。システムメモリ142は、カメラ100の動作時に必要な定数、変数、プログラム等を、カメラ100の非動作時にも失われないように記録している。システム制御部141は、定数、変数、プログラム等を適宜内部メモリ135に展開して、カメラ100の制御に利用する。カメラ200のシステム制御部241、システムメモリ242は、それぞれカメラ100のシステム制御部141、システムメモリ142と同様の機能を担う。

光学系120を構成するズームレンズ121およびフォーカスレンズ122は、システム制御部141の統括制御のもと、ズーム制御部143およびフォーカス制御部144によってそれぞれ制御される。ズーム制御部143は、ユーザの指示に応じてズームレンズ121を駆動して、被写体像の画角を変更する。フォーカス制御部144は、連続して取得される画像データを用いたコントラストAFの情報を参照して、特定の領域の被写体像が撮像素子131の受光面上で合焦するように、フォーカスレンズ122を駆動する。カメラ200のズーム制御部243、フォーカス制御部244は、それぞれカメラ100のズーム制御部143、フォーカス制御部144と同様の機能を担う。

また、フォーカス制御部144は、上述の顔検出機能により人物の顔部が検出された場合に、当該顔部の被写体像が撮像素子131の受光面上で合焦するように、フォーカスレンズ122を駆動する顔検出AFを実行する。ズームレンズ121の焦点距離の情報およびフォーカスレンズの位置情報は、内部メモリ135に一旦記憶される。そして、被写体が撮影された場合に、撮影時における顔検出AFの有無の情報、ズームレンズ121の焦点距離の情報およびフォーカスレンズの位置情報は、撮影情報として画像データと共に記録媒体160に記録される。

光学系120を構成するレンズシャッタ123は、システム制御部141の統括制御のもと、露光制御部145によってそれぞれ制御される。システム制御部141は、画像処理部136が処理した画像データを解析して露出値を演算する。露光制御部145は、システム制御部141が演算した露出値に基づく絞り値およびシャッタスピードに応じて、レンズシャッタ123を駆動する。カメラ200の露光制御部245は、カメラ100の露光制御部145と同様の機能を担う。

発光制御部146は、レリーズスイッチ103が押下された場合に、システム制御部141からの発光制御信号に応じてスピードライト101の発光部材を駆動する。なお、発光制御部146は、システム制御部141から発光制御信号を受信しない場合には、スピードライト101の発光部材を駆動しない。カメラ200の発光制御部246は、カメラ100の発光制御部146と同様の機能を担う。

音声制御部147は、システム制御部141からの発音制御信号に応じて、音声を出力する発音部として機能するスピーカ148の発音を制御する。スピーカ148から出力される音声は、レリーズスイッチ103が押下された場合のシャッタ音、操作部材150の操作音等である。なお、音声制御部147は、システム制御部141から発音制御信号を受信しない場合には、スピーカ148から音声を出力させない。カメラ200の音声制御部247、スピーカ248は、それぞれカメラ100の音声制御部147、スピーカ148と同様の機能を担う。

カメラ100の無線通信モジュール149は、外部の機器と赤外線通信、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を実行する。同様に、カメラ200の無線通信モジュール249は、外部の機器と赤外線通信、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を実行する。本実施形態において、カメラ100およびカメラ200は、無線通信モジュール149および無線通信モジュール249を介して、無線通信を実行する。

カメラ100は、ユーザからの操作を受け付ける操作部材150を複数備えている。システム制御部141は、これら操作部材150が操作されたことを検知し、操作に応じた動作を実行する。カメラ200の操作部材250は、カメラ100の操作部材150と同様の機能を担う。

カメラ100は、操作部材150の類として上述のレリーズスイッチ103を備える。レリーズスイッチ103は、押下げ方向に2段階に検知できる押しボタンで構成されている。システム制御部141は、レリーズスイッチ103の1段階目の押下げであるSW1の検知により撮影準備動作であるAF、AE等を実行する。また、システム制御部141は、レリーズスイッチ103の2段階目の押下げであるSW2の検知により、後述するように、発光制御信号を発光制御部146へ送信して撮像素子131による被写体像の取得動作を実行する。

カメラ100は、電源170から電力供給を受ける。電源制御部151は、電源170と通信して残電力の検出、電力供給の監視を行う。電源170は、2次電池、家庭用AC電源等により構成される。カメラ200の電源制御部251、電源270は、それぞれカメラ100の電源制御部151、電源170と同様の機能を担う。

ここで、マスターカメラによるスレーブカメラの発光制限処理について説明する。まず、マスターカメラであるカメラ100は、発光制限処理に用いられる参照テーブルを生成する。参照テーブルは、撮影動作によって生じる閃光から保護すべき対象被写体の各種情報を含むテーブルである。図3は、カメラ100が生成する参照テーブル300を示す図である。参照テーブル300は、システムメモリ142に記録される。

参照テーブル300の生成について説明する。まず、システム制御部141は、対象被写体が撮影された画像の選択をユーザ10から受け付ける。具体的には、システム制御部141は、記録媒体160に記録された画像データに関連付けられた撮影情報を記録媒体160から取得する。撮影情報には、上述した顔検出情報、顔検出AFの有無の情報等が含まれる。システム制御部141は、顔検出AFの有無の情報を参照して、顔検出AFが実行された画像を記録媒体160から抽出する。そして、システム制御部141は、抽出した画像を背面表示部102に表示させて、ユーザ10の選択を受け付ける。

画像処理部136は、画像の選択を受け付けると、顔検出情報を参照して、選択された画像における対象被写体の顔部の位置および顔部の領域を判定する。そして、画像処理部136は、顔部の領域の画像を、予め定められた大きさ、例えば200ピクセル×200ピクセルに変換した顔画像データを生成する。システム制御部141は、画像処理部136が生成した顔画像データを参照テーブル300の画像欄301に登録する。

システム制御部141は、画像欄301に登録された対象被写体の撮影画像を解析する解析部として機能する。例えば、システム制御部141は、画像欄301に登録された画像における対象被写体の顔部を解析し、対象被写体の属性を判定する。本実施形態においては、システム制御部141は、対象被写体の属性として、乳児および幼児の少なくともいずれかを判定する。

対象被写体の属性の判定について説明する。まず、システム制御部141は、対象被写体が乳児または幼児であるか否かを判定する。一般的に、乳児または幼児の目は、大人に比べ、顔の下の方すなわち顎側に位置する傾向にある。そこで、システム制御部141は、画像欄301に登録された画像における対象被写体の顔部の輪郭、目の位置を判別する。次に、システム制御部141は、顔部に対する目の位置の値を演算する。本実施形態において、顔部に対する目の位置の値は、顔部の長さと、顔部の長さ方向における顎から目までの距離との比である。そして、システム制御部141は、顔部に対する目の位置の値と予め定められた第1基準値と比較する。本実施形態において、予め定められた第1基準値として、6歳児における顔部に対する目の位置の値の平均値が用いられる。なお、第1基準値の情報はシステムメモリ142に記録されている。システム制御部141は、顔部に対する目の位置の値が第1基準値未満である、すなわち対象被写体の目が基準よりも顔の下の方すなわち顎側に位置する場合に、対象被写体の属性を乳児または幼児と判定する。

また、一般的に、乳児または幼児における頭蓋に対する顔面の大きさは、大人に比べて小さい傾向にある、すなわち、乳児または幼児は、大人より額の割合が大きい。そこで、システム制御部141は、顔部に対する目の位置の値として、顔部の長さと、顔部の長さ方向における頭頂から目までの距離との比を用いてもよい。この場合において、システム制御部141は、顔部に対する目の位置の値が第1基準値より大きい、すなわち対象被写体の額の割合が基準より大きい場合に、対象被写体の属性を乳児または幼児と判定する。

システム制御部141は、対象被写体の属性を乳児または幼児と判定した場合に、対象被写体が乳児であるか、それとも幼児であるかを判定する。一般的に、幼児の顔部の大きさは、乳児より大きい。そこで、システム制御部141は、対象被写体の実際の顔部の大きさを解析する。システム制御部141は、対象被写体の画像に関連付けられた撮影情報を記録媒体160から取得する。撮影情報には、上述した撮影時の顔検出情報、ズームレンズ121の焦点距離の情報、フォーカスレンズ122の位置情報等が含まれる。

システム制御部141は、ズームレンズ121の焦点距離およびフォーカスレンズ122の位置に応じて、撮影時の当該対象被写体までの距離を演算する。本実施形態において、システム制御部141は、被写体までの距離に関する距離情報を取得する取得部として機能する。例えば、まず、システム制御部141は、ズームレンズ121の焦点距離において被写体までの距離とフォーカスレンズ122の位置とが対応付けられた距離テーブルを参照する。そして、システム制御部141は、距離テーブルに示されるフォーカスレンズ122の位置に対応する距離を、当該対象被写体までの距離として決定する。なお、当該距離テーブルは、システムメモリ142に予め記録されている。

システム制御部141は、顔検出情報に示される顔部の画素単位の大きさ、ズームレンズ121の焦点距離および対象被写体までの距離を用いて、対象被写体の実際の顔部の大きさを演算する。そして、システム制御部141は、対象被写体の実際の顔部の大きさと予め定められた第2基準値とを比較する。本実施形態において、予め定められた第2基準値として、1歳児の実際の顔部の大きさの平均値が用いられる。なお、第2基準値の情報はシステムメモリ142に記録されている。

システム制御部141は、対象被写体の実際の顔部の大きさが第2基準値未満である場合には、対象被写体の属性を乳児と判定し、対象被写体の実際の顔部の大きさが第2基準値以上である場合には、対象被写体の属性を幼児と判定する。そして、システム制御部141は、判定した属性の情報を参照テーブル300の属性欄302に登録する。また、システム制御部141は、算出した顔部の大きさの情報を顔部情報として参照テーブル300の顔部情報欄303に登録する。なお、上述した対象被写体の顔部の実際の大きさの解析は、乳児または幼児と判定されなかった対象被写体に対して行われてもよい。

システム制御部141は、対象被写体の属性に応じて、他のカメラの設定を変更させる変更情報を生成する。例えば、システム制御部141は、対象被写体の属性が乳児である場合に、他のカメラのスピードライト等の照射部による発光を禁止させる発光禁止指令情報を変更情報として生成する。また、システム制御部141は、対象被写体の属性が幼児である場合に、他のカメラのスピードライト等の照射部の発光量を制限する発光量制限指令情報を変更情報として生成する。そして、システム制御部141は、生成した変更情報を参照テーブル300の変更情報欄304に登録する。なお、システム制御部141は、ユーザ10の入力に応じて変更情報を生成してもよい。

次に、カメラ100によるカメラ200の発光制限処理の具体例を、図3の参照テーブル300を用いて説明する。第1実施例では、対象被写体の属性を示すフラグが、被写体情報としてカメラ100からカメラ200へ送信される。具体的には、まず、ユーザ20がカメラ200で撮影する気配を見せた場合に、カメラ100のユーザ10は、発光制限指令のメニュー画面で対象被写体Aを指定する。

システム制御部141は、対象被写体Aの指定に応じて、対象被写体Aの属性情報を参照テーブル300の属性欄302から取得する。そして、システム制御部141は、被写体が乳児であることを示す乳児フラグを、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。

カメラ200のシステム制御部241は、カメラ100から送信された乳児フラグを、無線通信モジュール249を介して受信し、当該乳児フラグをシステムメモリ242に登録する。システム制御部241は、レリーズスイッチ203のSW2が押下された場合に、乳児フラグがシステムメモリ242に登録されているか否かを判断する。システム制御部241は、乳児フラグがシステムメモリ242に登録されていると判断した場合に、スピードライト201の発光を禁止する。

第1実施例によれば、カメラ200に発光制限の設定がユーザ20によってなされていなくても、対象被写体Aをカメラ200のスピードライト201の閃光から保護することができる。また、第1実施例によれば、属性を示すフラグという少ないデータ量をカメラ100からカメラ200へ送信するだけでよく、カメラ間の通信負荷を低減することができる。さらに、第1実施例によれば、カメラ200で解析処理を実行させることなくカメラ200のスピードライト201の発光を制限することができる。

第2実施例では、顔部情報が、被写体情報としてカメラ100からカメラ200へ送信される。第1実施例と同様に、ユーザ20がカメラ200で撮影する気配を見せた場合に、カメラ100のユーザ10は、発光制限指令のメニュー画面で対象被写体Aを指定する。

システム制御部141は、対象被写体Aの指定に応じて、対象被写体Aの顔部情報を参照テーブル300の顔部情報欄303から取得する。そして、システム制御部141は、顔部情報を、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。

カメラ200のシステム制御部241は、カメラ100から送信された顔部情報を、無線通信モジュール249を介して受信し、当該顔部情報をシステムメモリ242に登録する。システム制御部241は、背面表示部202に表示されるスルー画像内に、顔部情報に示される顔部の大きさと同等の大きさの顔を有する被写体が存在するか否かを判定する。

具体的には、画像処理部236は、背面表示部202に表示されるスルー画像内における被写体の顔部を検出する顔検出機能を実行する。そして、画像処理部136は、スルー画像における顔部の画素単位の大きさを演算する。

フォーカス制御部244は、顔検出機能により検出された被写体の顔部の被写体像が撮像素子231の受光面上で合焦するように、フォーカスレンズ222を駆動する。そして、システム制御部241は、ズームレンズ221の焦点距離およびフォーカスレンズ222の位置に応じて、当該被写体までの距離を演算する。例えば、まず、システム制御部241は、ズームレンズ221の焦点距離において被写体までの距離とフォーカスレンズ222の位置とが対応付けられた距離テーブルを参照する。そして、システム制御部241は、距離テーブルに示されるフォーカスレンズ222の位置に対応する距離を、当該被写体までの距離として決定する。なお、当該距離テーブルは、システムメモリ242に予め記録されている。

そして、システム制御部241は、スルー画像における顔部の画素単位の大きさ、ズームレンズ221の焦点距離および被写体までの距離を用いて、スルー画像内における被写体の実際の顔部の大きさを演算する。システム制御部241は、算出した顔部の大きさと、システムメモリ242に登録されている顔部情報に示される顔部の大きさとを比較する。

システム制御部241は、スルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさが顔部情報に示される顔部の大きさとほぼ同等であると判断した場合、スルー画像内に対象被写体Aが存在すると判別する。そして、システム制御部241は、レリーズスイッチ203のSW2が押下された場合に、スピードライト201の発光を禁止する。

なお、顔部情報は、対象被写体の実際の顔部の大きさの情報に限らない。カメラ100のシステム制御部141は、撮像素子131の受光面上における対象被写体の顔部の大きさを、顔部情報として参照テーブル300の顔部情報欄303に登録してもよい。例えば、システム制御部141は、画像データにおける顔部の画素単位の大きさと、撮像素子131の受光面上での顔部の大きさとが対応付けられた変換テーブルを参照して、撮像素子131の受光面上における対象被写体の顔部の大きさを決定する。なお、当該変換テーブルは、システムメモリ142に予め記録されている。

システム制御部141は、上述のように、顔部情報をカメラ200へ送信するとともにズームレンズ121の焦点距離の情報および対象被写体の距離の情報を送信する。なお、対象被写体の距離の情報は、フォーカスレンズ122の位置に対応する距離であっても当該距離を含む予め定められた距離範囲であってもよい。カメラ200のシステム制御部241は、顔部情報が示す撮像素子131の受光面上での対象被写体の顔部の大きさ、ズームレンズ121の焦点距離および対象被写体までの距離を用いて、対象被写体の実際の顔部の大きさを演算する。システム制御部241は、算出した顔部の大きさの情報をシステムメモリ242に記録する。そして、システム制御部241は、背面表示部202に表示されるスルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさと、システムメモリ242に記録した顔部の大きさとを比較し、上述した発光制限処理を実行する。

第2実施例によれば、カメラ200に発光制限の設定がユーザ20によってなされていなくても、対象被写体Aをカメラ200のスピードライト201の閃光から保護することができる。また、第2実施例によれば、顔部情報という少ないデータ量をカメラ100からカメラ200へ送信するだけでよく、カメラ間の通信負荷を低減することができる。さらに、第2実施例によれば、カメラ100のユーザは、カメラ200に対して対象被写体Aが撮影対象であるか否かを判断させて、スピードライト201の発光を適切に制限させることができる。

第3実施例では、対象被写体の画像データおよび制限対象フラグが、被写体情報としてカメラ100からカメラ200へ送信される。制限対象フラグは、画像データの被写体が発光制限の対象である旨を示すフラグである。第1実施例および第2実施例と同様に、ユーザ20がカメラ200で撮影する気配を見せた場合に、カメラ100のユーザ10は、発光制限指令のメニュー画面で対象被写体Aを指定する。

システム制御部141は、対象被写体Aの指定に応じて、対象被写体Aの画像データを参照テーブル300の画像欄301から取得する。そして、システム制御部141は、制限対象フラグを付加した画像データを、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。

カメラ200のシステム制御部241は、カメラ100から送信された制限対象フラグを付加した画像データを、無線通信モジュール249を介して受信する。システム制御部241は、制限対象フラグが付加されていることから、当該画像データの対象被写体Aが発光制限の対象であると認識する。システム制御部241は、システムメモリ242内の発光制限対象のテーブルに当該画像データを登録する。

画像処理部236は、背面表示部202に表示されるスルー画像内に、システムメモリ242に発光制限対象として登録された画像データの対象被写体Aが存在するか否かを判定する。具体的には、画像処理部236は、スルー画像の被写体の顔およびシステムメモリ242内の画像データの対象被写体Aの顔を抽出する。次に、画像処理部236は、抽出した2つの顔の画像に対して周知のパターンマッチングを実行して類似度を演算する。そして、画像処理部236は、類似度が予め定められた閾値より高い場合、例えば2つの顔の画像が90%以上一致している場合に、背面表示部202に表示されるスルー画像内に対象被写体Aが存在すると判定する。そして、システム制御部241は、スルー画像内に対象被写体Aが存在すると判定された場合に、レリーズスイッチ203のSW2が押下されると、スピードライト201の発光を禁止する。

第3実施例において、カメラ100のシステム制御部141は、対象被写体の画像データの代わりに、顔の輪郭、目、鼻および口の位置ならびに大きさ等のパターンマッチングで用いられる特徴点を符号化した符号化データをカメラ200へ送信してもよい。この場合、カメラ200の画像処理部236は、符号化データが示す特徴点に対して周知のパターンマッチングを実行して類似度を演算する。

また、第3実施例において、カメラ200のシステムメモリ242内に対象被写体Aの画像データが既に登録されている場合には、カメラ100のシステム制御部141は、対象被写体Aの画像データを含めずに制限対象フラグを被写体情報として送信してもよい。具体的には、カメラ200のシステム制御部241は、スルー画像内に対象被写体Aが存在すると判定した場合に、撮影対象として対象被写体Aが含まれる旨を示す撮影対象情報をカメラ100へ送信する。カメラ100のシステム制御部141が無線通信モジュール149を介して撮影対象情報を受信すると、発表示制御部138は、光制限指令のメニュー画面を背面表示部102に表示させる。そして、システム制御部141は、対象被写体Aの指定に応じて、制限対象フラグを、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。このように構成することにより、カメラ100が画像データを何度もカメラ200へ送信することを防ぐことができ、通信データ量を減らすことができる。

第3実施例によれば、カメラ200に発光制限の設定がユーザ20によってなされていなくても、対象被写体Aをカメラ200のスピードライト201の閃光から保護することができる。また、第3実施例によれば、カメラ100のユーザは、カメラ200に対して対象被写体Aが撮影対象であるか否かを詳細に判断させて、スピードライト201の発光を適切に制限させることができる。

なお、カメラ100のシステム制御部141は、対象被写体の指定に応じて、参照テーブル300の対象被写体の登録情報すべてを被写体情報としてカメラ200へ送信してもよい。この場合、カメラ200のシステム制御部241は、被写体情報のうち、自身が実行する発光制限処理に対応する情報を抽出してシステムメモリ242に登録する。そして、システム制御部241は、上述の第1〜第3実施例のいずれかの発光制限処理を実行する。

また、カメラ200のシステム制御部241は、自身が実行する発光制限処理に対応する被写体情報をカメラ100に要求してもよい。この場合、カメラ100のシステム制御部141は、当該要求に応じた被写体情報をカメラ200へ送信する。

また、予め定められた被写体情報を送信するように構成されるカメラ100のシステム制御部141は、参照テーブルに登録する情報を当該被写体情報に関連する情報に限定してもよい。例えば、属性を示すフラグを送信するように構成されるカメラ100のシステム制御部141は、対象被写体の名前、画像等の識別情報および当該対象被写体の属性の情報を参照テーブルに登録する。

上述の第1〜第3実施例では対象被写体Aに対して発光制限処理を適用したが、対象被写体Bに対しても上述の発光制限処理を適用することができる。例えば、実施例1において、カメラ100のシステム制御部141は、ユーザ10が対象被写体Bを指定した場合に、被写体が幼児であることを示す幼児フラグをカメラ200へ送信する。カメラ200のシステム制御部241は、幼児フラグを受信してシステムメモリ242に登録する。そして、システム制御部241は、レリーズスイッチ203のSW2が押下された場合に、幼児フラグがシステムメモリ242に登録されていると判断すると、スピードライト201の発光量を予め定められた割合、例えば50%低減させる。

また、上述の第1〜第3実施例において、被写体情報と共に変更情報がカメラ100からカメラ200へ送信されてもよい。具体的には、システム制御部141は、上述の被写体情報を参照テーブル300から取得すると共に、変更情報を参照テーブル300の変更情報欄304から取得する。そして、システム制御部141は、上述の被写体情報と共に変更情報を、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。

カメラ200のシステム制御部241は、カメラ100から送信された被写体情報および変更情報を、無線通信モジュール249を介して受信する。システム制御部241は、変更情報に応じてカメラ200の設定を変更する。例えば、システム制御部241は、変更情報として発光禁止指令情報を受信した場合に、スピードライト201の発光を禁止する。また、システム制御部241は、変更情報として発光量を50%低減させる発光量制限指令情報を受信した場合に、スピードライト201の発光を50%低減させる。

図4および図5は、マスターカメラであるカメラ100の撮影処理を示すフロー図である。本フローは、例えば、カメラ100の電源がオンになったときに開始される。上述の参照テーブル300は、本フローの開始前に予めシステムメモリ142に登録されている。本実施形態において、システム制御部141は、画像処理部136、フォーカス制御部144等と協働して本フローの処理を実行する。

ステップS101では、システム制御部141は、上述した被写体情報を、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。本実施形態において、システム制御部141および無線通信モジュール149は、被写体情報を他のカメラ200へ送信する送信部として機能する。なお、システム制御部141は、上述のように、被写体情報と共に変更情報をカメラ200へ送信してもよい。

被写体情報の送信タイミングは、背面表示部102に表示されるスルー画像内に参照テーブル300に登録されている対象被写体が存在すると判定された時点である。具体的には、まず、画像処理部136は、背面表示部102に表示されるスルー画像内に、参照テーブル300に登録されている対象被写体が存在するか否かを判定する。当該判定には、上述の実施例3と同様に、周知のパターンマッチングが用いられる。そして、システム制御部141は、スルー画像内に対象被写体が存在すると判定された場合に、被写体情報をカメラ200へ送信する。

また、被写体情報の送信タイミングは、上述したように、カメラ100のユーザ10が発光制限指令のメニュー画面で対象被写体Aを指定した時点であってもよい。また、システム制御部141は、カメラ200の電源がオンになった旨の情報を、無線通信モジュール149を介して受信したときに、被写体情報をカメラ200へ送信してもよい。

ステップS102では、システム制御部141は、被写体情報と共に変更情報をカメラ200へ送信したか否かを判断する。システム制御部141は、変更情報をカメラ200へ送信した場合にはステップS103へ移行し、変更情報をカメラ200へ送信していない場合にはステップS107へ移行する。ステップS103では、画像処理部136は、上述したように、背面表示部102に表示されるスルー画像内に、参照テーブル300に登録されている対象被写体が存在するか否かを判定する。システム制御部141は、参照テーブル300に登録されている対象被写体がスルー画像内に存在すると判断された場合にはステップS104へ移行する。一方、システム制御部141は、参照テーブル300に登録されている対象被写体がスルー画像内に存在しないと判断された場合にはステップS107へ移行する。

ステップS104では、システム制御部141は、背面表示部102に表示されるスルー画像を参照して対象被写体の状態を監視する。具体的には、システム制御部141は、スルー画像内の対象被写体の目の状態を監視する。ステップS105では、システム制御部141は、対象被写体の状態に応じて、変更情報による制限を解除するか否かを判断する。具体的には、システム制御部141は、対象被写体の目が予め定められた時間、例えば1分間継続して閉じている場合に、変更情報による制限を解除すると判断する。すなわち、システム制御部141は、対象被写体が睡眠状態である場合に、変更情報による制限を解除すると判断する。

システム制御部141は、変更情報による制限を解除すると判断した場合には、ステップS106へ移行し、変更情報による制限を解除しないと判断した場合にはステップS107へ移行する。ステップS106では、システム制御部141は、変更情報による制限を解除する解除信号を、無線通信モジュール149を介してカメラ200へ送信する。

ステップS107では、システム制御部141は、レリーズスイッチ103のSW1がオンになったか否かを検知する。システム制御部141は、SW1のオンを検知しない場合にはステップS102へ戻り、SW1のオンを検知した場合にはステップS108へ移行する。ステップS108では、フォーカス制御部144は、上述したようにコントラストAFの情報を参照して合焦動作を実行する。

ステップS109では、システム制御部141は、ステップS108の合焦動作時に生成された画像データを解析して露出値を演算する。そして、ステップS110では、システム制御部141は、演算した露出値から、スピードライト101の発光が必要か否かを判断する。システム制御部141は、スピードライト101の発光が必要であると判断した場合にはステップS111へ移行し、スピードライト101の発光は不要であると判断した場合にはステップS115へ移行する。

ステップS111では、システム制御部141は、スピードライト101の発光を許可するか否かを判断する。例えば、システム制御部141は、ステップS108で合焦動作時に生成された画像と参照テーブル300の対象被写体Aの画像と比較し、対象被写体Aが被写体として含まれるか否かを判定する。当該判定には、上述の実施例3と同様に、周知のパターンマッチングが用いられる。そして、システム制御部141は、対象被写体Aが被写体として含まれると判定した場合に、スピードライト101の発光を禁止すると判断する。また、システム制御部141は、ステップS101において上述した対象被写体Aの被写体情報を送信した場合に、対象被写体Aが被写体として存在すると判定してもよい。

システム制御部141は、スピードライト101の発光を許可すると判断した場合には、ステップS112へ移行して発光制限フラグfgを1に設定する。一方、システム制御部141は、スピードライト101の発光を禁止すると判断した場合には、ステップS113へ移行して発光制限フラグfgを0に設定する。

ステップS114では、システム制御部141は、画像処理部136が処理した画像データを解析して露出値を再演算する。具体的には、システム制御部141は、ステップS112において発光制限フラグfgを1に設定した場合には、スピードライト101の発光によって照射される被写体の明るさを考慮した露出値を再演算する。また、システム制御部141は、ステップS113において発光制限フラグfgを0に設定した場合には、ISO感度を上げて露出値を再演算する。

システム制御部141は、ステップS110においてスピードライト101の発光は不要であると判断した場合に、ステップS115へ移行して発光制限フラグfgを0に設定する。ステップS116では、システム制御部141は、レリーズスイッチ103のSW2がオンになったか否かを検知する。システム制御部141は、SW2のオンを検知した場合には、ステップS117へ移行する。一方、システム制御部141は、SW1のオンを検知してから一定時間内、例えば5秒以内にSW2のオンを検知しなかった場合にはステップS102へ戻る。

ステップS117では、システム制御部141は、撮像素子131を電荷蓄積状態とする。そして、露光制御部145は、システム制御部141によって算出された露出値に応じて、レンズシャッタ123の駆動を開口し、被写体光学像の露光を開始する。ステップS118では、システム制御部141は、発光制限フラグfgが1に設定されているか否かを判断する。システム制御部141は、発光制限フラグfgが1に設定されている場合にはステップS119へ移行し、発光制限フラグfgが0に設定されている場合にはステップS120へ移行する。

ステップS119では、システム制御部141は、スピードライト101を発光させる発光指令信号を発光制御部146へ送信する。発光制御部146は、当該発光指令信号に応じてスピードライト101の発光部材を駆動して閃光発光させる。ステップS120では、露光制御部145は、レンズシャッタ123を閉口し、被写体光学像の露光を終了する。

ステップS121では、画像処理部136は、撮像素子131の出力から画像ファイルを生成し、画像ファイルを記録媒体160へ記録する。ステップS122では、システム制御部141は、カメラ100の電源がオフになったか否かを判断する。システム制御部141は、電源オンが継続されている場合にはステップS102へ戻り、電源がオフになったと判断した場合には本フローを終了する。

図6および図7は、スレーブカメラであるカメラ200の撮影処理を示すフロー図である。本フローは、例えば、カメラ200の電源がオンになったときに開始される。本実施形態において、システム制御部241は、画像処理部236、フォーカス制御部244等と協働して本フローの処理を実行する。

ステップS201では、システム制御部241は、外部のカメラ100から送信された被写体情報を、無線通信モジュール249を介して受信したか否かを判断する。システム制御部241は、被写体情報を受信した場合にはステップS202へ移行し、被写体情報を受信していない場合にはステップS203へ移行する。ステップS202では、システム制御部241は、上述したように、受信した被写体情報をシステムメモリ242に登録する。

ステップS203では、システム制御部241は、レリーズスイッチ203のSW1がオンになったか否かを検知する。システム制御部241は、SW1のオンを検知しない場合にはステップS201へ戻り、SW1のオンを検知した場合にはステップS204へ移行する。ステップS204では、フォーカス制御部244は、上述したようにコントラストAFの情報を参照して合焦動作を実行する。

ステップS205では、システム制御部241は、ステップS204の合焦動作時に生成された画像データを解析して露出値を演算する。そして、ステップS206では、システム制御部241は、演算した露出値から、スピードライト201の発光が必要か否かを判断する。システム制御部241は、スピードライト201の発光が必要であると判断した場合にはステップS207へ移行し、スピードライト201の発光は不要であると判断した場合にはステップS212へ移行する。

ステップS207では、システム制御部241は、カメラ100から上述の解除信号を受信したか否かを判断する。システム制御部241は、解除信号を受信した場合にはステップS209へ移行して発光制限フラグfgを1に設定する。一方、システム制御部241は、解除信号を受信していない場合にはステップS208へ移行する。

ステップS208では、システム制御部241は、システムメモリ242に登録されている被写体情報に応じて、スピードライト201の発光を許可するか否かを判断する。例えば、システム制御部241は、上述の乳児フラグがシステムメモリ242に登録されている場合に、スピードライト201の発光を禁止すると判断する。

また、システム制御部241は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさと、システムメモリ242に登録されている対象被写体Aの顔部情報に示される顔部の大きさとを比較する。そして、システム制御部241は、スルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさが顔部情報に示される顔部の大きさとほぼ同等であると判断した場合に、スピードライト201の発光を禁止すると判断してもよい。

さらに、画像処理部236は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内に対象被写体Aが存在するか否かを判定する。そして、システム制御部241は、スルー画像内に対象被写体Aが存在すると判定された場合に、スピードライト201の発光を禁止すると判断してもよい。また、システム制御部241は、変更情報として発光禁止指令情報を被写体情報と共に受信した場合に、スピードライト201の発光を禁止すると判断してもよい。

システム制御部241は、スピードライト201の発光を許可すると判断した場合には、ステップS209へ移行して発光制限フラグfgを1に設定する。一方、システム制御部241は、スピードライト201の発光を禁止すると判断した場合には、ステップS210へ移行して発光制限フラグfgを0に設定する。

ステップS211では、システム制御部241は、画像処理部236が処理した画像データを解析して露出値を再演算する。具体的には、システム制御部241は、ステップS209において発光制限フラグfgを1に設定した場合には、スピードライト201の発光によって照射された被写体の明るさを考慮した露出値を再演算する。また、システム制御部241は、ステップS210においてfgを0に設定した場合には、ISO感度を上げて露出値を再演算する。

システム制御部241は、ステップS206においてスピードライト201の発光は不要であると判断した場合に、ステップS212へ移行して発光制限フラグfgを0に設定する。ステップS213では、システム制御部241は、レリーズスイッチ203のSW2がオンになったか否かを検知する。システム制御部241は、SW2のオンを検知した場合には、ステップS214へ移行する。一方、システム制御部241は、SW1のオンを検知してから一定時間内、例えば5秒以内にSW2のオンを検知しなかった場合にはステップS201へ戻る。

ステップS214では、システム制御部241は、撮像素子231を電荷蓄積状態とする。そして、露光制御部245は、システム制御部241によって算出された露出値に応じて、レンズシャッタ223の駆動を開口し、被写体光学像の露光を開始する。ステップS215では、システム制御部241は、発光制限フラグfgが1に設定されているか否かを判断する。システム制御部241は、発光制限フラグfgが1に設定されている場合にはステップS216へ移行し、発光制限フラグfgが0に設定されている場合にはステップS217へ移行する。

ステップS216では、システム制御部241は、スピードライト201を発光させる発光指令信号を発光制御部246へ送信する。発光制御部246は、当該発光指令信号に応じてスピードライト201の発光部材を駆動して閃光発光させる。ステップS217では、露光制御部245は、レンズシャッタ223を閉口し、被写体光学像の露光を終了する。

ステップS218では、画像処理部236は、撮像素子231の出力から画像ファイルを生成し、画像ファイルを記録媒体260へ記録する。ステップS219では、システム制御部241は、カメラ200の電源がオフになったか否かを判断する。システム制御部241は、電源オンが継続されている場合にはステップS201へ戻り、電源がオフになったと判断した場合には本フローを終了する。

上述のフローでは、カメラ100のシステム制御部141およびカメラ200のシステム制御部241は、対象被写体Aに対する発光禁止処理を実行したが、対象被写体Bに対する発光制限処理も実行することもできる。ステップS111において、システム制御部141は、スピードライト101の発光量を50%低減させると判断した場合に、発光制限フラグfgを2に設定する。システム制御部141は、ステップS108の合焦動作時に生成された画像と参照テーブル300の対象被写体Bの画像と比較し、対象被写体Bが被写体として含まれるか否かを判定する。当該判定には、上述の実施例3と同様に、周知のパターンマッチングが用いられる。そして、システム制御部141は、対象被写体Bが被写体として含まれると判定した場合に、スピードライト101の発光量を50%低減させると判断する。また、システム制御部141は、ステップS101において上述した対象被写体Bの被写体情報を送信した場合に、対象被写体Bが被写体として存在すると判定してもよい。

そして、ステップS118において、システム制御部141は、発光制限フラグfgが2であるか否かをさらに判断する。システム制御部141は、発光制限フラグfgが2である場合にステップS119へ移行し、スピードライト101の発光量を50%低減させる発光量制限信号を発光制御部146へ送信する。発光制御部146は、当該発光量制限信号に応じて、発光量を50%低減してスピードライト101を発光させる。

同様に、ステップS208において、システム制御部241は、スピードライト201の発光量を50%低減させると判断した場合には発光制限フラグfgを2に設定する。例えば、システム制御部241は、上述の幼児フラグがシステムメモリ242に登録されている場合に、スピードライト201の発光量を50%低減させると判断する。

また、システム制御部241は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさと、システムメモリ242に登録されている対象被写体Bの顔部情報に示される顔部の大きさとを比較する。そして、システム制御部241は、スルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさが顔部情報に示される顔部の大きさとほぼ同等であると判断した場合に、スピードライト201の発光量を50%低減させると判断してもよい。

さらに、画像処理部236は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内に対象被写体Bが存在するか否かを判定する。そして、システム制御部241は、スルー画像内に対象被写体Bが存在すると判定された場合に、スピードライト201の発光量を50%低減させると判断してもよい。また、システム制御部241は、変更情報として発光量を50%低減させる発光量制限指令情報を被写体情報と共に受信した場合に、スピードライト201の発光量を50%低減させると判断してもよい。

そして、ステップS215において、システム制御部241は、発光制限フラグfgが2であるか否かをさらに判断する。システム制御部241は、発光制限フラグfgが2である場合にステップS216へ移行し、スピードライト201の発光量を50%低減させる発光量制限信号を発光制御部246へ送信する。発光制御部246は、当該発光量制限信号に応じて、発光量を50%低減してスピードライト201を発光させる。

上述の実施形態において、カメラ100のシステム制御部141およびカメラ200のシステム制御部241は、発光制限処理の代わりに若しくは発光制限処理と共に、シャッタ音、操作音等の音声を制限する発音制限処理を実行してもよい。システム制御部141は、スピーカ148の発音を許可するか否かを判断する。例えば、システム制御部141は、上述の乳児フラグをカメラ200へ送信した場合に、スピーカ148の発音を禁止すると判断する。

また、システム制御部141は、上述の対象被写体Aの顔部情報をカメラ200へ送信した場合に、スピーカ148の発音を禁止すると判断してもよい。さらに、システム制御部141は、上述の対象被写体Aの画像データおよび制限対象フラグをカメラ200へ送信した場合に、スピーカ148の発音を禁止すると判断してもよい。

システム制御部141は、スピーカ148の発音を許可すると判断した場合に、レリーズスイッチ103のSW2の押下に応じて、シャッタ音を発音させる発音制御信号を音声制御部147へ送信する。また、システム制御部141は、スピーカ148の発音を許可すると判断した場合に、操作部材150の操作に応じた操作音を発音させる発音制御信号を音声制御部147へ送信する。音声制御部147は、当該発音制御信号が示す音声をスピーカ148から出力させる。一方、システム制御部141は、スピーカ148の発音を禁止すると判断した場合に、音声制御部147へ発音制御信号を送信しない。この場合、音声制御部147は、スピーカ148から音声を出力させない。

このように構成することにより、乳児等の対象被写体をカメラ100のスピーカ148から出力される音声から保護することができる。なお、システム制御部141は、上述したスピードライト101の発光量を低減させる発光制限処理と同様の手法で、スピーカ148の発音量を低減させる発音制限処理を実行してもよい。例えば、システム制御部141は、上述の幼児フラグをカメラ200へ送信した場合に、スピーカ148の発音量を50%低減させる発音量制限信号を音声制御部147へ送信する。音声制御部147は、当該発音量制限信号に応じて、スピーカ148の発音量を50%低減させる。

同様に、システム制御部241は、システムメモリ242に登録されている被写体情報に応じて、スピーカ248の発音を許可するか否かを判断する。例えば、システム制御部241は、上述の乳児フラグがシステムメモリ242に登録されている場合に、スピーカ248の発音を禁止すると判断する。

また、システム制御部241は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさと、システムメモリ242に登録されている対象被写体Aの顔部情報に示される顔部の大きさとを比較する。そして、システム制御部241は、スルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさが顔部情報に示される顔部の大きさとほぼ同等であると判断した場合に、スピーカ248の発音を禁止すると判断してもよい。

さらに、画像処理部236は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内に対象被写体Aが存在するか否かを判定する。そして、システム制御部241は、スルー画像内に対象被写体Aが存在すると判定された場合に、スピーカ248の発音を禁止すると判断してもよい。

システム制御部241は、スピーカ248の発音を許可すると判断した場合に、レリーズスイッチ203のSW2の押下に応じて、シャッタ音を発音させる発音制御信号を音声制御部247へ送信する。また、システム制御部241は、スピーカ248の発音を許可すると判断した場合に、操作部材250の操作に応じた操作音を発音させる発音制御信号を音声制御部247へ送信する。音声制御部247は、当該発音制御信号が示す音声をスピーカ248から出力させる。一方、システム制御部241は、スピーカ248の発音を禁止すると判断した場合に、音声制御部247へ発音制御信号を送信しない。この場合、音声制御部247は、スピーカ248から音声を出力させない。

このように構成することにより、カメラ200に発音制限の設定がユーザ20によってなされていなくても、乳児等の対象被写体をカメラ200のスピーカ248から出力される音声から保護することができる。なお、システム制御部241は、上述したスピードライト201の発光量を低減させる発光制限処理と同様の手法で、スピーカ248の発音量を低減させる発音制限処理を実行してもよい。例えば、システム制御部241は、上述の幼児フラグがシステムメモリ242に登録されている場合に、スピーカ248の発音量を50%低減させる発音量制限信号を音声制御部247へ送信する。音声制御部247は、当該発音量制限信号に応じて、スピーカ248の発音量を50%低減させる。

上述の実施形態において、変更情報として発光禁止指令情報および発光量制限指令情報が用いられたが、これに限らない。例えば、カメラ100のシステム制御部141は、他のカメラのスピーカ等の発音部による発音を禁止させる発音禁止指令情報を変更情報として参照テーブル300の変更情報欄304に登録する。システム制御部141は、発音禁止指令情報を被写体情報と共にカメラ200へ送信する。

カメラ200のシステム制御部241は、発音禁止指令情報を被写体情報と共に受信した場合に、上述の発光禁止指令情報を受信した場合と同様の手法で、スピーカ248の発音を禁止するか否かを判断する。システム制御部241は、スピーカ248の発音を禁止すると判断した場合に、音声制御部247へ発音制御信号を送信しない。この場合、音声制御部247は、スピーカ248から音声を出力させない。

また、システム制御部141は、他のカメラのスピーカ等の発音部の発音量を制限する発音量制限指令情報を変更情報として参照テーブル300の変更情報欄304に登録してもよい。カメラ100は、発音量制限指令情報を被写体情報と共にカメラ200へ送信する。

システム制御部241は、発音量制限指令情報を被写体情報と共に受信した場合に、上述の発光量制限指令情報を受信した場合と同様の手法で、スピーカ248の発音量を低減させるか否かを判断する。システム制御部241は、スピーカ248の発音を低減させると判断した場合に、当該発音量制限指令情報に応じてスピーカ248の発音量を低減させる発音量制限信号を音声制御部247へ送信する。音声制御部247は、当該発音量制限信号に応じてスピーカ248の発音量を低減させる。

また、システム制御部141は、他のカメラの撮影動作を禁止させる撮影禁止指令情報を変更情報として参照テーブル300の変更情報欄304に登録してもよい。システム制御部141は、撮影禁止指令情報を被写体情報と共にカメラ200へ送信する。

システム制御部241は、撮影禁止指令情報を被写体情報と共に受信した場合に、カメラ200の撮影動作を許可するか否かを判断する。例えば、システム制御部241は、上述の乳児フラグがシステムメモリ242に登録されている場合に、カメラ200の撮影動作を禁止すると判断する。

また、システム制御部241は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさと、システムメモリ242に登録されている対象被写体Aの顔部情報に示される顔部の大きさとを比較する。そして、システム制御部241は、スルー画像内の被写体の実際の顔部の大きさが顔部情報に示される顔部の大きさとほぼ同等であると判断した場合に、カメラ200の撮影動作を禁止すると判断してもよい。

さらに、画像処理部236は、上述のように、背面表示部202に表示されるスルー画像内に対象被写体Aが存在するか否かを判定する。そして、システム制御部241は、スルー画像内に対象被写体Aが存在すると判定された場合に、カメラ200の撮影動作を禁止すると判断してもよい。

システム制御部241は、カメラ200の撮影動作を禁止すると判断した場合に、レリーズスイッチ203が押下されても、撮影処理を実行しない。このように構成することにより、乳児等の対象被写体をカメラ200の撮影動作に伴うスピードライト101の閃光およびスピーカ248から出力される音声から保護することができる。

また、システム制御部141は、被写体情報と共に、被写体情報が示す対象被写体に適した撮影モード等の撮影条件を示す撮影条件情報を変更情報としてカメラ200へ送信してもよい。このように構成することにより、他のユーザ20は、カメラ200の撮影条件を手動で設定しなくても、対象被写体に適した撮影を行うことができる。

上述の実施形態において、スピードライト101、201に発光制限処理を適用したが、これに限らず、AF補助光を照射する発光部材、被写体を照射する高輝度のLED照明部材等に上述の発光制限処理を適用してもよい。これにより、乳児等をまぶしい高輝度の光から保護することができる。

上述の実施形態において、システム制御部141は、顔検出機能で検出した顔部を用いて顔部の大きさを決定したが、これに限らない。システム制御部141は、表示用画像データから顔部の輪郭を抽出し、顔部の輪郭から顔部の大きさを決定してもよい。

上述の実施形態において、システム制御部141は、フォーカスレンズ122の位置に応じて人物までの距離を演算したが、これに限らない。被写体との距離を計測する超音波センサ等の測距センサをカメラ100に設け、システム制御部141は、測距センサの出力に応じて被写体である人物までの距離を演算してもよい。

上述の実施形態において、カメラ100がマスターカメラとして被写体情報をカメラ200へ送信したが、カメラ200がマスターカメラとして被写体情報をカメラ100へ送信してもよい。そして、カメラ100は、スレーブカメラとして、カメラ200から受信した被写体情報に応じて上述の発光制限処理を実行してもよい。また、上述の実施形態において、スレーブカメラはカメラ200の1台であるが、複数のカメラをスレーブカメラとしてもよい。この場合、マスターカメラであるカメラ100は、被写体情報を複数のカメラへ一斉に送信する。

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。

10 ユーザ、20 ユーザ、30 人物、31 顔部、40 外周枠、100 カメラ、101 スピードライト、102 背面表示部、103 レリーズスイッチ、110 光軸、120 光学系、121 ズームレンズ、122 フォーカスレンズ、123 レンズシャッタ、131 撮像素子、132 A/D変換器、133 メモリ制御部、134 タイミング発生部、135 内部メモリ、136 画像処理部、137 記録媒体IF、138 表示制御部、139 D/A変換器、141 システム制御部、142 システムメモリ、143 ズーム制御部、144 フォーカス制御部、145 露光制御部、146 発光制御部、147 音声制御部、148 スピーカ、149 無線通信モジュール、150 操作部材、151 電源制御部、160 記録媒体、170 電源、200 カメラ、201 スピードライト、202 背面表示部、203 レリーズスイッチ、210 光軸、220 光学系、221 ズームレンズ、222 フォーカスレンズ、223 レンズシャッタ、231 撮像素子、232 A/D変換器、233 メモリ制御部、234 タイミング発生部、235 内部メモリ、236 画像処理部、237 記録媒体IF、238 表示制御部、239 D/A変換器、241 システム制御部、242 システムメモリ、243 ズーム制御部、244 フォーカス制御部、245 露光制御部、246 発光制御部、247 音声制御部、248 スピーカ、249 無線通信モジュール、250 操作部材、251 電源制御部、260 記録媒体、270 電源、300 参照テーブル、301 画像欄、302 属性欄、303 顔部情報欄、304 変更情報欄

Claims (12)

  1. 撮像部と、
    前記撮像部により撮像された被写体に関連する被写体情報を他の撮像装置へ送信する送信部とを備え、
    前記送信部は、前記被写体情報と共に前記他の撮像装置の設定を変更させる変更情報を送信し、前記被写体の状態に基づいて、前記変更情報による前記他の撮像装置の設定の変更を解除する解除信号を送信する撮像装置。
  2. 前記撮像部が出力した前記被写体の撮影画像を解析する解析部を備え、
    前記送信部は、前記解析部が解析した解析結果に基づいて前記被写体情報を送信する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記解析部は、前記被写体である人物が予め定められた属性に属するかを解析し、
    前記送信部は、前記人物が前記属性に属する場合に前記被写体情報を送信する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記変更情報は、前記他の撮像装置の照射部による照射を禁止させる、または照射量を低減させる情報を含む請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記変更情報は、前記他の撮像装置の発音部による発音を禁止させる、または発音量を低減させる情報を含む請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記変更情報は、前記他の撮像装置の撮影動作を禁止させる情報を含む請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像部と、
    前記撮像部により撮像された被写体に関連する被写体情報を他の撮像装置へ送信する送信部と、
    前記撮像部が出力した前記被写体の撮影画像を解析する解析部とを備え、
    前記解析部は、前記被写体である人物が予め定められた属性に属するかを解析し、
    前記送信部は、前記人物が前記属性に属する場合に、前記解析部が解析した解析結果に基づいて前記被写体情報を送信し、
    前記属性は、乳児および幼児の少なくともいずれかである撮像装置。
  8. 前記解析部は、少なくとも前記人物の頭部に対する目の位置を解析することにより前記属性を解析する請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記解析部は、前記被写体である人物の顔部の大きさを解析し、
    前記送信部は、前記被写体情報の少なくとも一部として前記顔部の大きさに関する顔部情報を送信する請求項7または8に記載の撮像装置。
  10. 前記送信部は、前記被写体情報と共に前記他の撮像装置の設定を変更させる変更情報を送信する請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記送信部は、前記被写体の状態に基づいて、前記変更情報による前記他の撮像装置の設定の変更を解除する解除信号を送信する請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記被写体までの距離に関する距離情報を取得する取得部を備え、
    前記送信部は、前記被写体情報の少なくとも一部として前記距離情報を送信する請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像装置。
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