JP6118089B2 - 化粧料組成物 - Google Patents

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本発明は、化粧料組成物に関する。
汗臭、腋臭、足臭などの体臭は、エクリン腺及びアポクリン腺の汗腺より分泌される汗に含まれるアミノ酸、中性脂肪、脂肪酸、コレステロール等が皮膚常在菌によって臭気物質に分解して発生する。体臭を防ぐ方法として、皮膚タンパク収斂作用のある発汗抑制剤(制汗剤)を使用する方法がある(特許文献1)。特許文献1には、液状デオドラント剤に制汗剤または殺菌剤を用いることが記載されている。
また、特許文献2には、pHが3〜5であるデオドラント化粧料にクロルヒドロキシアルミニウム等の制汗剤を含有させうることが記載されている。
特開2006−76997号公報 特開2011−116667号公報
しかし、こうしたデオドラント技術においてもなお、消臭作用の即効性と持続性との両立の点で、改善の余地があった。
制汗剤は、発汗を抑えニオイの発生を抑えるが、消臭はできない。また、クロルヒドロキシアルミニウム等の制汗剤は酸性条件下でしか効果を発現しない。ニオイ物質の多くは酸性物質であり、中和することで消臭することができる。そのため、消臭剤は中性〜アルカリ性である必要がある。一方、これらの消臭剤は、即効性はあるが、持続性はない。
また、本発明者の検討により、特許文献2に記載のデオドラント化粧料のpHは酸性であるため、制汗剤の効果が得られやすい一方、同文献のものよりもpHが高いと、制汗剤が析出してしまい、消臭作用が持続しない場合があることが見出された。
本発明者は、製剤を中性〜アルカリ性に保ち、消臭剤の即効性を有し、且つ、制汗剤の制汗効果が失活せず、防臭効果の持続性と両立させる検討をした。その結果、化粧料組成物が制汗成分と消臭成分とを含む構成とし、制汗成分として特定のものを用いるとともに、これを特定の有機酸とを組み合わせて用いることにより、制汗剤の析出を効果的に抑制できるため、消臭作用の持続性が向上することを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明によれば、
(A)アルミニウム、ジルコニウム、および亜鉛からなる群から選択される一または二以上の元素を含有する制汗成分、
(B)リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸又はその塩からなる群から選択される一または二以上の有機酸、
(C)消臭成分、および
(D)水
を含み、
前記成分(A)の含有量が、5質量%以上20質量%以下であり、
前記成分(B)の含有量(酸換算量として)が、5.8質量%以上35質量%以下であり、
前記成分(C)の含有量が、0.01質量%以上2質量%以下であり、
pHが6以上9以下である、化粧料組成物が提供される。
本発明によれば、消臭作用の即効性と持続性に優れた化粧料組成物を提供することができる。
以下、本実施形態について説明する。
本実施形態における化粧料組成物は、以下の成分(A)、成分(B)、成分(C)および成分(D)を含み、pHが6以上9以下である。
(A)アルミニウム、ジルコニウム、および亜鉛からなる群から選択される一または二以上の元素を含有する制汗成分、
(アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、アルミニウム・ジルコニウム化合物および亜鉛化合物からなる群から選択される一または二以上の制汗成分、)
(B)リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸又はその塩からなる群から選択される一または二以上の有機酸、
(C)消臭成分、および
(D)水。
成分(A)は、(A)アルミニウム、ジルコニウム、および亜鉛からなる群から選択される一または二以上の元素を含有する制汗成分(アルミニウム化合物、ジルコニウム化合物、アルミニウム・ジルコニウム化合物および亜鉛化合物からなる群から選択される一または二以上の制汗成分)である。具体的には、成分(A)として、アルミニウムクロルハイドレート、硫酸アルミニウムカリウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム等のアルミニウム化合物;
アルミニウムジルコニウムオクタクロルハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロルハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロルハイドレート等のアルミニウム・ジルコニウム化合物;
ジルコニウムクロルハイドレート等のジルコニウム化合物;および
パラフェノールスルホン酸亜鉛等の亜鉛化合物からなる群から選択される一種または二種以上を用いることができる。
化粧料組成物中の成分(A)の含有量は、汗を抑えて消臭作用を持続させる観点から、5質量%以上であり、好ましくは7質量%以上、さらに好ましくは7.5質量%以上である。また、塗布後の肌の感触の違和感が少ない組成物とする観点から、化粧料組成物中の成分(A)の含有量は20質量%以下であり、好ましくは15質量%以下である。
成分(B)は、リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸又はその塩からなる群から選択される一または二以上の有機酸又はその塩である。成分(B)を成分(A)と組み合わせて用いることにより、中性〜アルカリ性のpH領域においても成分(A)の析出を抑え、成分(A)の制汗作用を持続的に発揮させることができる。
化粧料組成物中の成分(B)の含有量は、成分(A)の析出を抑制する観点から酸としての含有量は、成分(B)の合計で5.8質量%以上であり、好ましくは8質量%以上、さらに好ましくは10質量%以上である。また、乾き際のべたつきを抑制する観点からは、化粧料組成物中の成分(B)の含有量は成分(B)の合計で35質量%以下であり、好ましくは22質量%以下、さらに好ましくは16.4質量%以下である。なお、本実施形態の化粧料製造においては、成分(B)は、酸として配合されることが好ましい。
また、成分(B)がリンゴ酸又はその塩である場合、リンゴ酸としての含有量は、化粧料組成物中、たとえば6質量%以上とし、8.6質量%以上とすることが好ましい。また、化粧料組成物中のリンゴ酸の含有量は、たとえば31質量%以下とし、23.1質量%以下とすることが好ましい。
また、成分(B)が酒石酸又はその塩である場合、酒石酸としての含有量は、化粧料組成物中、たとえば6.8質量%以上とし、9.6質量%以上とすることが好ましい。また、化粧料組成物中の酒石酸の含有量は、35質量%以下とし、26質量%以下とすることが好ましい。
また、成分(B)がクエン酸又はその塩である場合、クエン酸としての含有量は、化粧料組成物中、5.8質量%以上とし、8.1質量%以上とすることが好ましい。また、化粧料組成物中のクエン酸の含有量は、たとえば30質量%以下とし、22質量%以下とすることが好ましい。
次に、成分(C)について説明する。
成分(C)の消臭成分としては、化学的消臭法に関するもの;物理的消臭法に関するもの;生物的消臭法に関するものおよび感覚的消臭法に関するものから選ばれる一種または二種以上が挙げられる。
このうち、化学的消臭法に関するものとして、臭い物質を化学的に吸着する酸化亜鉛、酸化チタン等の金属酸化物;臭い物質を中和するトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール)等のアミン類、臭い物質への分解を抑制するジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤、から選ばれる一種または二種以上を用いることができる。
物理的消臭法に関するものとして、臭い物質を物理的に吸着させるヒドロキシアパタイト、活性炭等多孔性物質から選ばれる一種または二種以上を用いることができる。
生物的消臭法に関するものとして、殺菌剤、キハダエキス、オレイン酸から選ばれる一種または二種以上を用いることができる。
また、感覚的消臭法に関するものとして、L−メントール等の香料を用いることができる。
以下、成分(B)の好ましい例について、さらに具体的に説明する。
アミン類としては、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール)、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシエチル−1,3−プロパンジオール、グリシンアミド、セリンアミド、2−アミノ−3−ヒドロキシ−N−(2−エチルヘキシル)プロピオン酸アミド、2−アミノ−3−ヒドロキシ−N−(3−n−ブトキシプロピル)プロピオン酸アミドおよびそれらの塩から選ばれる一種または二種以上のアミノ化合物を用いることができる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT);ブチルヒドロキシアニソール、δトコフェロールなどのビタミンE、及びその誘導体;チオタウリン、メマツヨイグサ抽出液、βカロチン、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物から選ばれる一種または二種以上を用いることができる。この中でも、使用感を向上させる観点から、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、またはδトコフェロールが好ましい。
また、殺菌剤としては、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、銀担持無機粒子、塩化リゾチーム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム(CPC)、3,4,4'−トリクロロカルバニリドからなる群から選ばれる一種または二種以上を用いることができる。銀担持無機粒子としては銀担持ゼオライト、銀担持カンクリナイト等が挙げられる。この中でも、さらさら感の持続性とぬるつきの少なさの観点から、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩化ベンザルコニウムが好ましい。
これらの中で、消臭効果の即効性の観点から、アミン類から選ばれる消臭成分が好ましく、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール)が使用性の観点から好ましい。
成分(C)の含有量は、本発明の効果が発揮されれば特に限定されないが、塗布時のぬるつき感を低減する観点からは、化粧料組成物中0.01質量%以上とし、0.2質量%以上とすることが好ましく、0.4質量%以上とすることがさらに好ましい。また、塗布時のべたつき感を低減する観点からは、成分(C)の含有量は、化粧料組成物中2質量%以下とし、1.5質量%以下とすることが好ましく、1質量%以下とすることがさらに好ましい。
次に、成分(D)について説明する。
成分(D)の水は、化粧料組成物の媒体であり、たとえば全組成物中、他の成分を除いた残部とすることができる。さらに具体的には、水の含有量は全組成物中、43質量%以上であり、好ましくは50質量%以上、より好ましくは64質量%以上である。これにより、みずみずしい使用感が得られ、べたつき感が低減できる。また、化粧料組成物中の成分(D)の含有量は、89.19質量%以下であり、乾くまでのぬるつき感を低減する観点から、85質量%以下が好ましく、82質量%以下がさらに好ましい。
化粧料組成物のpHは、消臭作用の即効性を向上させる観点から、6以上とし、好ましくは6.5以上とする。また、消臭作用の即効性と化粧料の安定性の観点から、化粧料組成物のpHは9以下であり、好ましくは8.5以下である。
本実施形態において、化粧料組成物の製造方法に特に制限はないが、成分(A)の析出を抑制する観点からは、成分(A)と成分(B)とを共存させた後、所期のpHに調整することが好ましい。
さらに具体的には、化粧料組成物の製造方法は、
(i)成分(A)および成分(B)を成分(D)に溶解させる工程、
(ii)工程(i)の後、pH調整剤を添加してpHを調整する工程、および
(iii)成分(C)を添加する工程を含んでもよい。
工程(iii)は、たとえば工程(ii)の後おこなわれる。
得られた化粧料組成物は、成分(A)および成分(B)との組み合わせにより消臭効果の持続性に優れるとともに、成分(C)による即時の防臭効果にも優れているため、たとえば消臭剤用組成物として好適に用いることができる。また、制汗剤組成物としても好適である。
化粧料組成物の剤型としては、たとえば溶液系、可溶化系、乳化系、水−油二層系、水−油−粉末三層系等が挙げられる。製品形態としては、たとえば化粧水、ゲル、エアゾール等が挙げられる。
また、化粧料組成物の使用方法としては、化粧料組成物を手に取ってもよく、織物や不織布などに含ませて塗布してもよい。
本実施形態において、化粧料組成物には、上記必須成分に加え、本発明の効果を害さない範囲で、アルコール、保湿成分、抗炎症剤、美白剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、消臭成分を除く香料等、必要に応じて通常化粧料に配合される他の成分を配合してもよい。
アルコール類としては、エチルアルコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール等が好ましい例として挙げられ、これらは1種を単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。
保湿成分としては、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチレングリコール類、グリセリン、ソルビトール、乳酸、グリシンベタイン、アミノ酸類、N−アミジノ−L−プロリン、セラミド、コレステリルエステルなどが挙げられる。
抗炎症剤としては、グリチルリチン酸塩、β−グリチルレチン酸、アラントイン、インドメタシン、グアイアズレン、グアイアズレンスルホン酸塩などが挙げられる。
美白剤、UVケア剤としてはビタミンC誘導体(アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウムなど)、アルブチン、コウジ酸、カミツレエキス、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、サリチル酸オクチル、オキシベンゾンなどが挙げられる。
pH調整剤(成分(E))の例としては、通常化粧料に用いられる酸成分が挙げられる。
かかる酸成分の具体例としては、成分(B)を除く乳酸、グリコール酸等のヒドロキシ酸類、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸類、マロン酸、コハク酸、アジピン酸等のジカルボン酸類、塩酸、リン酸等の無機酸類等が挙げられる。
pH調整剤として、アルカリ金属炭酸塩、水酸化アルカリ金属等、アンモニア等の塩基成分も用いることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
以下の例において、特記しない限り、「%」は「質量%」を意味する。
(実施例1〜2、比較例1)
表1に示す組成の化粧料組成物を調製した。すなわち、表1に示す各成分を、全量が100(質量%)となるよう、常法により均一に混合して調製した。得られた組成物について、以下の方法により評価を行った。
<発汗抑制評価試験>
人前腕部にサンプルを直径2cmの円状に塗布して乾燥した後、脱脂綿を詰めた直径2cmのシャーレでサンプル塗布部を被い、バンドで固定した。その後、高温高湿度下の環境可変室(室温38℃、湿度40%RH)に入室した。30分間経過後に速やかに回収して計量した重量増加分を単位面積あたりで算出した値を、人前腕部における1cm2あたりの発汗量を算出した。
<使用直後の即時消臭評価試験>
高温高湿度下の環境可変室(室温38℃、湿度40%RH)に入室して30分間経過後退室した。サンプルを塗布前後での腋の下のニオイ(N=2)を、専門評価者1名によって、以下の基準で判定し、平均値を求めた。
判定:10段階評価
0:無臭
2:かすかに臭う
4:ニオイを認識できる
6:臭う
8:強くにおう
10:非常に強く臭う
Figure 0006118089
(実施例3、比較例2、3)
表2に示す各成分を、全量が100(質量%)となるよう、常法により均一に混合してローション状の化粧料組成物を調製した。
温度30℃、湿度55%の恒温室でエアロバイク(コンビウェルネス社製)を15分こいだ後のモニター(N=3)の腋の下に、各実施例および比較例で得られたローション状組成物を塗布して以下の方法で評価した。
<発汗抑制効果試験>
サンプル塗布前後の発汗の程度及び6時間経過後の発汗の程度を、モニターの自己申告から、以下の基準で判定し、平均値を求めた。
判定:5段階評価
1:乾いている
2:わずかに湿っている
3:湿っている
4:やや濡れている
5:濡れている
<消臭効果試験>
サンプル塗布前後の汗臭及び6時間経過後の汗臭(N=3)を専門評価者1名によって、以下の基準に基づき官能評価し、平均値を求めた。
判定:10段階評価
0:無臭
2:かすかに臭う
4:ニオイを認識できる
6:臭う
8:強くにおう
10:非常に強く臭う
Figure 0006118089
(実施例4〜6、比較例4〜6)
表3に示す各成分を、全量が100(質量%)となるよう、常法により均一に混合してローション状の化粧料組成物を調製した。
各実施例及び比較例で得られたローション状組成物を、温度30℃、湿度55%の恒温室でエアロバイク(コンビウェルネス社製)を15分こいだ後のモニター(N=5)の全身やワキに塗布し、使用感、効果感を、以下の基準に基づき官能評価した。官能評価の平均値を判定基準に基づき評価した結果を表3に表す。
塗布前のニオイの程度
スコア4:におわない
スコア3:あまりにおわない
スコア2:ややにおう
スコア1:におう
塗布直後のニオイの程度
スコア4:におわない
スコア3:あまりにおわない
スコア2:ややにおう
スコア1:におう
汗を抑える効果
スコア4:汗でべたつかない
スコア3:汗であまりべたつかない
スコア2:汗でややべたつく
スコア1:汗でべたつく
塗布6時間経過後のニオイの程度
スコア4:におわない
スコア3:あまりにおわない
スコア2:ややにおう
スコア1:におう
判定基準
◎:平均スコア3.5〜4.0
○:平均スコア2.5〜3.4
△:平均スコア1.5〜2.4
×:平均スコア1.0〜1.4
Figure 0006118089
(参考例1〜2)
表4に示す各成分を、全量が100(質量%)となるよう、常法により均一に混合して液状組成物を調製した。
各例で得られた液状組成物を、アセトン/エーテル(1:1v/v)で10分間浸漬処理した前腕部に塗布したときの刺激感を、以下の基準に基づき官能評価した(N=5、平均スコア)。
4段階評価
0:なし
1:やや刺激あり
2:刺激あり
3:とても刺激あり
Figure 0006118089
(実施例7〜13、比較例7〜9)
表5に示す各成分を、全量が100(質量%)となるよう、常法により均一に混合して液状組成物を調製した。
各実施例及び比較例で得られたローション状組成物を、温度30℃、湿度55%の恒温室でエアロバイク(コンビウェルネス社製)を15分こいだ後のモニター(N=5)の全身やワキに塗布し、使用感、効果感を、以下の基準に基づき官能評価した。
塗布後の感触
スコア4:べたつかない
スコア3:あまりべたつかない
スコア2:ややべたつく
スコア1:べたつく
塗布前のニオイの程度
スコア4:におわない
スコア3:あまりにおわない
スコア2:ややにおう
スコア1:におう
塗布直後のニオイの程度
スコア4:におわない
スコア3:あまりにおわない
スコア2:ややにおう
スコア1:におう
汗を抑える効果
スコア4:汗でべたつかない
スコア3:汗であまりべたつかない
スコア2:汗でややべたつく
スコア1:汗でべたつく
塗布6時間経過後のニオイの程度
スコア4:におわない
スコア3:あまりにおわない
スコア2:ややにおう
スコア1:におう
判定基準
◎:平均スコア3.5〜4.0
○:平均スコア2.5〜3.4
△:平均スコア1.5〜2.4
×:平均スコア1.0〜1.4
Figure 0006118089

Claims (10)

  1. (A)アルミニウム、ジルコニウム、および亜鉛からなる群から選択される一または二以上の元素を含有する制汗成分、
    (B)リンゴ酸、酒石酸およびクエン酸又はその塩からなる群から選択される一または二以上の有機酸、
    (C)消臭成分、および
    (D)水
    を含み、
    前記成分(A)の含有量が、5質量%以上20質量%以下であり、
    前記成分(B)の含有量(酸換算量として)が、5.8質量%以上35質量%以下であり、
    前記成分(C)の含有量が、0.01質量%以上2質量%以下であり、
    前記成分(C)が、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2−ヒドロキシエチル−1,3−プロパンジオール、グリシンアミド、セリンアミド、2−アミノ−3−ヒドロキシ−N−(2−エチルヘキシル)プロピオン酸アミド、2−アミノ−3−ヒドロキシ−N−(3−n−ブトキシプロピル)プロピオン酸アミドおよびそれらの塩から選ばれる一種または二種以上のアミノ化合物であり、
    pHが7.0以上9以下である、化粧料組成物。
  2. 前記成分(A)が、アルミニウムクロルハイドレート、パラフェノールスルホン酸亜鉛、アルミニウムジルコニウムオクタクロルハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロルハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロルハイドレート、ジルコニウムクロルハイドレート、硫酸アルミニウムカリウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウムからなる群から選択される一種または二種以上である、請求項1に記載の化粧料組成物。
  3. 前記成分(A)が、アルミニウムクロルハイドレートである、請求項1または2に記載の化粧料組成物。
  4. 前記成分(A)の含有量が7質量%以上であり、15質量%以下である請求項1〜3いずれか一項に記載の化粧料組成物。
  5. 前記成分(A)の含有量が7.5質量%以上であり、15質量%以下である請求項1〜3いずれか一項に記載の化粧料組成物。
  6. 前記成分(C)の含有量が0.2質量%以上1.5質量%以下である請求項1〜5いずれか一項に記載の化粧料組成物。
  7. 前記成分(C)の含有量が0.4質量%以上1質量%以下である請求項1〜5いずれか一項に記載の化粧料組成物。
  8. 前記成分(B)の含有量が8質量%以上22質量%以下である請求項1〜7いずれか一項に記載の化粧料組成物。
  9. 前記成分(B)の含有量が10質量%以上16.4質量%以下である請求項1〜7いずれか一項に記載の化粧料組成物。
  10. 以下の工程を備える請求項1〜9いずれか一項に記載の化粧料組成物の製造方法。
    (i)前記成分(A)および前記成分(B)を前記成分(D)に溶解させる工程、
    (ii)工程(i)の後、pH調整剤を添加してpHを調整する工程、および
    (iii)前記成分(C)を添加する工程。
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