JP6111080B2 - 微生物脱臭方法及び装置 - Google Patents
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Description
アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように前記循環水を前記充填層に散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
前記充填層への散水と前記アンモニアを含む臭気ガスの通気を両者とも上から下に向かって行う順流とし、
前記担持材表面の液膜厚を150〜200μmに保つように前記循環水を前記充填層に散水することを特徴とする。
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように前記循環水を前記充填層に散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
臭気ガスによる窒素供給速度を算出する工程と、
前記循環水による窒素供給速度を算出する工程と、
前記窒素供給速度の合計と、
前記充填層の最大窒素処理速度との差分相当量以上の窒素を前記散水に含有させ単位時間に供給する工程を有することを特徴とする。
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように前記循環水を前記充填層に散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
前記循環水のORPで前記充填層の菌叢の破過と硝化のいずれかの優勢傾向を把握し、
破過傾向なら前記循環水の散水量を一定レベルに増加させるタイミングを把握することを特徴とする。
微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記担持材表面の液膜厚を150〜200μmに保つように前記循環水を散水することを特徴とする。
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記臭気ガスのアンモニア濃度をガスアンモニア濃度として測定するガスアンモニア濃度計と、
前記循環水中のアンモニア濃度を循環水アンモニア濃度として測定する循環水アンモニア濃度計と、
前記散水手段中に設けられ、前記制御装置で制御される窒素化合物添加手段を有し、
前記制御装置は、
前記ガスアンモニア濃度から前記臭気ガスによる窒素供給速度を算出し、
前記循環水アンモニア濃度から前記循環水窒素量による窒素供給速度を算出し、
前記窒素供給速度の合計と、前記充填層の最大窒素処理速度との差分相当量以上の窒素量を有する窒素化合物を単位時間に前記散水に混合させることを特徴とする。
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記充填層の下方から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記循環水のORPで前記充填層の菌叢の破過と硝化のいずれかの優勢傾向を把握し、
破過傾向なら前記循環水の散水量を一定レベルに増加させるタイミングを把握することを特徴とする。
図1に本発明に係る微生物脱臭装置1の構成を示す。微生物脱臭装置1は、処理槽10と、貯水槽12と、散水手段14と、散水量計測手段16と、臭気ガス供給手段18と、排気手段としての排気路20a、排気路20bと、制御手段としての制御装置22を含む。また、スクラバー50を含んでもよい。
次に微生物脱臭装置1の動作について説明する。本発明の微生物脱臭装置1は、処理槽10内の充填層30の担持材31に生息する微生物の菌叢の密度を充填層30中で均一にし、しかも最大にすることで、アンモニアを含む臭気ガスの単位時間あたりの処理量を増大させる。
図2に本実施の形態に係る微生物脱臭装置2の構成を示す。実施の形態1と同じ部分は同じ番号で示し、説明は省略する。微生物脱臭装置2は、実施の形態1の微生物脱臭装置1に、加えさらにガスアンモニア濃度計32と、循環水アンモニア濃度計34と窒素化合物添加手段36を有する。
N(Pa)=maxN−N(Aa)−N(Aw) ・・・(1)
図3に本実施の形態に係る微生物脱臭装置3の構成を示す。実施の形態1および2と同じ要素は、同じ番号を付し、説明は省略する。微生物脱臭装置3は、充填層30中の微生物に異常が発生しそうな生活環境であると予想した場合に、散水量を増加させ、充填層30中のpHを下げる機能を有する。
10 処理槽
12 貯水槽
14 散水手段
14a 配管
14b 散水管
15 ポンプ
16 散水量計測手段
17 流量計
18 臭気ガス供給手段
18a ダクト
19 ブロア
20a 排気路
20b 排気路
21 流入側
22 制御装置
24 ヒータ
26 緩和層
27 上底
28 下底
30 充填層
31 担持材
32 ガスアンモニア濃度計
34 循環水アンモニア濃度計
36 窒素化合物添加手段
36a 混合部
36b 貯蓄部
37 内筒
38 外筒
39 排出側
40 散水前pH測定器
42 散水後pH測定器
44 ORP測定器
46 排出アンモニア濃度測定器
50 スクラバー
50a 臭気ガス入口
50b 臭気ガス出口
51 スクラバーポンプ
52 スクラバー散水管
53 マイクロバブル発生装置
54 スクラバー貯水槽
Claims (16)
- アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように前記循環水を前記充填層に散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
前記充填層への散水と前記アンモニアを含む臭気ガスの通気を両者とも上から下に向かって行う順流とし、
前記担持材表面の液膜厚を150〜200μmに保つように前記循環水を前記充填層に散水することを特徴とする微生物脱臭方法。 - アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記充填層から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
前記充填層への散水と前記アンモニアを含む臭気ガスの通気を両者とも上から下に向かって行う順流とし、
前記担持材表面の液膜厚を150〜200μmに保つように前記循環水を前記充填層に散水することを特徴とする微生物脱臭方法。 - アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように前記循環水を前記充填層に散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
臭気ガスによる窒素供給速度を算出する工程と、
前記循環水による窒素供給速度を算出する工程と、
前記窒素供給速度の合計と、
前記充填層の最大窒素処理速度との差分相当量以上の窒素を前記散水に含有させ単位時間に供給する工程を有することを特徴とする微生物脱臭方法。 - アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記充填層から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
臭気ガスによる窒素供給速度を算出する工程と、
前記循環水による窒素供給速度を算出する工程と、
前記窒素供給速度の合計と、
前記充填層の最大窒素処理速度との差分相当量以上の窒素を前記散水に含有させ単位時間に供給する工程を有することを特徴とする微生物脱臭方法。 - アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように前記循環水を前記充填層に散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
前記循環水のORPで前記充填層の菌叢の破過と硝化のいずれかの優勢傾向を把握し、
破過傾向なら前記循環水の散水量を一定レベルに増加させるタイミングを把握することを特徴とする微生物脱臭方法。 - アンモニアを含む臭気ガスを、微生物を担持する担持材を充填した充填層に供給する工程と、
前記充填層に循環水を散水する工程を有し、
前記散水する工程は、前記循環水の散水量を前記充填層から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記アンモニアを含む臭気ガスを前記充填層に供給する工程の前に、緩和層に前記アンモニアを含む臭気ガスを通過させる工程を有し、
前記循環水のORPで前記充填層の菌叢の破過と硝化のいずれかの優勢傾向を把握し、
破過傾向なら前記循環水の散水量を一定レベルに増加させるタイミングを把握することを特徴とする微生物脱臭方法。 - 前記散水する循環水を25℃〜45℃に加熱する工程を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1の請求項に記載された微生物脱臭方法。
- 前記担持材はロックウールであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載された微生物脱臭方法。
- 微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記担持材表面の液膜厚を150〜200μmに保つように前記循環水を散水することを特徴とする微生物脱臭装置。 - 微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記充填層の下方から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記担持材表面の液膜厚を150〜200μmに保つように前記循環水を散水することを特徴とする微生物脱臭装置。 - 微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記臭気ガスのアンモニア濃度をガスアンモニア濃度として測定するガスアンモニア濃度計と、
前記循環水中のアンモニア濃度を循環水アンモニア濃度として測定する循環水アンモニア濃度計と、
前記散水手段中に設けられ、前記制御装置で制御される窒素化合物添加手段を有し、
前記制御装置は、
前記ガスアンモニア濃度から前記臭気ガスによる窒素供給速度を算出し、
前記循環水アンモニア濃度から前記循環水窒素量による窒素供給速度を算出し、
前記窒素供給速度の合計と、前記充填層の最大窒素処理速度との差分相当量以上の窒素量を有する窒素化合物を単位時間に前記散水に混合させることを特徴とする微生物脱臭装置。 - 微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記充填層の下方から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記臭気ガスのアンモニア濃度をガスアンモニア濃度として測定するガスアンモニア濃度計と、
前記循環水中のアンモニア濃度を循環水アンモニア濃度として測定する循環水アンモニア濃度計と、
前記散水手段中に設けられ、前記制御装置で制御される窒素化合物添加手段を有し、
前記制御装置は、
前記ガスアンモニア濃度から前記臭気ガスによる窒素供給速度を算出し、
前記循環水アンモニア濃度から前記循環水窒素量による窒素供給速度を算出し、
前記窒素供給速度の合計と、前記充填層の最大窒素処理速度との差分相当量以上の窒素量を有する窒素化合物を単位時間に前記散水に混合させることを特徴とする微生物脱臭装置。 - 微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記臭気ガスに含まれるアンモニア濃度変動に対して前記担持材の表面の水膜のpHが8.5を超えないように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記循環水のORPで前記充填層の菌叢の破過と硝化のいずれかの優勢傾向を把握し、
破過傾向なら前記循環水の散水量を一定レベルに増加させるタイミングを把握することを特徴とする微生物脱臭装置。 - 微生物を担持する担持材を充填した充填層を有する処理槽と、
前記処理槽の下方に設けられた貯水槽と、
前記貯水槽中の循環水を前記処理槽の上方に散水する散水手段と、
前記散水手段の散水量を計測する散水量計測手段と、
前記処理槽の上方から臭気ガスを供給する臭気ガス供給手段と、
前記処理槽の下方から排出される気体を排出する排気手段と、
前記散水手段を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、
前記充填層への散水量を前記充填層の下方から排出される前記循環水のpHが6〜7になるように散水し、
前記充填層の上部であって、前記散水手段および前記臭気ガス供給手段より下方に緩和層を有し、
前記循環水のORPで前記充填層の菌叢の破過と硝化のいずれかの優勢傾向を把握し、
破過傾向なら前記循環水の散水量を一定レベルに増加させるタイミングを把握することを特徴とする微生物脱臭装置。 - 前記循環水を加熱するヒータを有することを特徴とする請求項10乃至14の何れか1の請求項に記載された微生物脱臭装置。
- 前記担持材はロックウールであることを特徴とする請求項10乃至15の何れか1の請求項に記載された微生物脱臭装置。
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