JP6100835B2 - 車両のための耐衝撃性部品 - Google Patents

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Description

[1]本発明は、耐衝撃性耐荷重構造物又は耐衝撃性非耐荷重構造物等の車両又は自動車部品に関し、より具体的にはそのような耐衝撃性構造物のための改善したひだ設計に関する。
[2]この節は、必ずしも従来技術ではない本開示に関する背景情報を提供する。
[3]車両又は自動車アプリケーションのための非載荷又は載荷構造物は、一つの場所から他の場所へ乗客及び貨物の輸送を促進する。そのような部品は、典型的には、スチール又はアルミニウム等の金属から形成される。金属は、良好な延性、強度、及び耐衝撃性を含む、頑丈な部品を提供する。自動車の載荷構造物は、建設又は産業の用途としてしばしば使用されるので、耐衝撃性及び強度は、特に重要である。そのような構造物は、車両内に支持される貨物、保管製品、及び乗客等の他の部品、装置、又は製品の重量を車両内に支持するために典型的に必要とされ、(例えば貨物が様々な高さから積まれ得るので)重い及び又は鋭利な物体の落下からの衝撃に耐える能力をさらに示すべきである。金属は、自動車アプリケーションのための載荷構造物としてうまくいく一方で、重く、重量効率を低減させ、したがって車両の燃費の点で明確な不利益を有する。
[4]車両アプリケーションのための代替的な載荷表面として、軽量補強複合材料が検討されている。しかしながら、従来の複合材料は、制限された延性(高いもろさ)を有する傾向があり、低い耐衝撃性を示しているので、車両又は他の載荷アプリケーションにおける長期の使用のために必要な頑丈性を示していない。したがって、商業的又は産業的アプリケーションのために必要な耐衝撃性及び強靭性を提供するように、複合材料から形成される構造物の設計の改善が、重量を低減し且つ燃費を改善しつつ、耐荷重または非耐荷重アプリケーションの両方のための構造物の長期の耐久性を改善するために、高く望まれる。
[5]この節は、本開示の一般的な要約を提供し、その全範囲又はその特徴の全ての包括的な開示ではない。
[6]本開示は、載荷及び非載荷アプリケーションのための改善した耐衝撃性部品を提供する。ある面において、部品は、車両又は自動車での使用に特に適している。耐衝撃性部品は、選択的に、複合材料から形成される。ある面では、本開示は、そこに形成される複数の細長い頂部を有する支持構造物を有する(例えば自動車又は車両のための)耐衝撃性部品を熟慮する。複数の細長い頂部の各々は、波形表面を形成するために、隣接する複数の細長い頂部から所定の間隔で離間され、ある面では波形表面は載荷可能である。さらに、支持構造物は、複合材料を有する。ある面では、複数の突起が、所定の周期性を画定する複数の細長い頂部に設けられ得る。そのような支持構造物は、耐衝撃性を有し、したがって亀裂又は他の機械的な損傷に対して耐性を示す。
[7]他の面では、本開示は、支持構造物を有する(例えば自動車又は車両のための)耐衝撃性部品を熟慮する。支持構造物は、そこに形成される複数の細長い頂部を含む。細長い頂部の各々は、上壁と2つの側壁を有する。さらに、複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、隣接する複数の細長い頂部から所定の間隔で離間される。したがって、支持構造物は、ある面では載荷可能である。さらに、支持構造物は、複合材料を有する。側壁の高さに対する上壁の幅の割合は、選択的に約1以上約3以下である。そのような支持構造物は、耐衝撃性を有し、したがって亀裂又は他の機械的な損傷に対して耐性を示す。
[8]他の面では、本開示は、そこに形成された複数の細長い頂部を有する支持構造物を有する(例えば自動車又は車両のための)耐衝撃性部品を熟慮する。細長い頂部の各々は、それぞれ上壁と2つの側壁を有する。さらに、複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、隣接する複数の細長い頂部から所定の間隔で離間される。支持構造物はさらに、上壁に沿って所定の周期性で波状表面を有し、したがって波形表面を形成し、ある面では載荷可能である。そのような支持構造物は、耐衝撃性を有し、したがって亀裂又は他の機械的な損傷に対して耐性を示す。
[9]さらに他の面では、本開示は、そこに形成された複数の細長い頂部を有する支持構造物を有する、車両のための耐衝撃性部品を熟慮する。複数の細長い頂部は、支持構造物上に所定の周期性で波状表面を画定する。そのような支持構造物は、耐衝撃性を有し、したがって亀裂又は他の機械的な損傷に対して耐性を示す。
[10]適用性のさらなる領域は、ここに提供される説明から明らかになる。この要約における説明及び具体例は、単に説明の目的を意図しており、本開示の範囲を限定する意図はない。
[11]ここに説明される図面は、単に選択された実施形態の説明の目的のためであり、全ての可能な実装ではなく、本開示の範囲を限定する意図はない。
[12]図1は、本開示によるひだを有する車両のための載荷構造の斜視図である。 [13]図2は、図1の2−2で得られるひだの断面図である。 [14]図3は、本開示によるひだの他の実施形態の断面図である。 [15]図4は、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 [16]図5A−5Eは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図5A−5Eは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図5A−5Eは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図5A−5Eは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図5A−5Eは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 [17]図6A−6Dは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図6A−6Dは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図6A−6Dは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 図6A−6Dは、本開示によるひだのさらに他の実施形態の断面図である。 [18]図7は、図3のひだの斜視図である。 [19]図8は、図4のひだの斜視図である。 [20]図9は、図5Aのひだの斜視図である。 [21]図10は、図6Aのひだの斜視図である。 [22]図11は、高さ、幅、厚み、及びオフセット角度の関係を示す例示的な細長い頂部ひだ形状の概略の断面図である。
[23]対応する参照符号は、複数の図面を通じて対応する部分を示す。
[24]本開示を詳細にし、その範囲を当業者に十分に伝達するように実施形態例が提供される。具体的な部品、装置、及び方法等の例のような多数の具体的な詳細が説明され、本開示の実施形態の徹底的な理解を提供する。具体的な詳細は採用される必要はなく、実施形態例が多くの異なる形態で実現化され得、本開示の範囲を限定すると理解されるべきではないことが当業者にとって明らかである。いくつかの実施形態例においては、周知のプロセス、周知の装置構造、及び周知技術は、詳細に説明されない。
[25]ここで使用される専門用語は、特定の実施形態例のみを説明する目的であり、限定を意図するものではない。ここで使用されるように、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が明確にそうでないことを示さない場合は、同様に複数形も含むことが意図され得る。用語「有する(comprises)」、「有する(comprising)」、「含む(including)」、及び「有する(having)」は、包括的であり、したがって、定められた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は部品の存在を特定するが、その一以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、部品、及び/又はグループの存在又は追加を除外しない。実行の順番として具体的に特定されない場合は、ここに説明される方法のステップ、プロセス、及び動作は、説明され又は図示される特定の順番での実行を必ずしも要求するものではないと理解される。追加の又は代替のステップが採用され得ることも理解される。
[26]一の要素又は層が、他の要素又は層に対して、「上に(on)」、「係合され(engaged to)」、「接続され(connected to)」、又は「結合され(coupled to)」るとして言及されるときは、他の要素又は層に対して直接に、「上に(on)」、「係合され(engaged to)」、「接続され(connencted to)」、或いは「結合され(coupled to)」得、又は介在する要素或いは層が存在し得る。対照的に、一の要素が、他の要素又は層に対して、「直接上に(directly on)」、「直接係合され(directly engaged to)」、「直接接続され(directly connected to)」、又は「直接結合され(directly coupled to)」るとして言及されるときは、介在する要素又は層は存在し得ない。要素間の関係を説明するために使用される他の単語は、同様に解釈されるべきである(例えば、「間(between)」と「直接の間(directly between)」、「隣接した(adjacent)」と「直接隣接した(directly adjacent)」等)。ここで使用されるように、用語「及び/又は」は、関連して列挙された項目の一以上の任意及び全ての組み合わせを含む。
[27]用語第1、第2、第3等は、様々な要素、部品、領域、層、及び/又は部分を説明するために個々では使用され得るが、これらの要素、部品、領域、層、及び/又は部分は、これらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、一つの要素、部品、領域、層、及び/又は部分を他の領域、層、又は部分と区別するために単に使用され得る。ここで使用されるときの用語「第1」、「第2」、及び他の数字を表す用語は、文脈によって明確に示されない場合、順序又は順番を暗示するものではない。したがって、以下で説明される第1要素、部品、領域、層、又は部分は、実施形態例の示唆から逸脱しない範囲で、第2要素、部品、領域、層、又は部分と名付けられ得る。
[28]「内部の(inner)」、「外部の(outer)」、「真下の(beneath)」、「下の(below)」、「底部(bottom)」、「下方(lower)」、「上方(above)」、「最上(top)」、「上の(upper)」等の空間的な相対語は、図に示されるような他の要素又は特徴に対する一の要素又は特徴の関係の説明を容易にするために使用され得る。空間的な相対語は、図に示される向きに加えて、使用又は動作中の装置の異なる向きを包含することを目的とし得る。例えば、図中の装置が回転された場合、他の要素又は特徴の「下(below)」又は「真下(beneath)」として説明される要素は、他の要素又は特徴の「上方(above)」を向くことになる。したがって、例としての用語「下(below)」は、上と下の向きの両方を包含し得る。装置は別の方向に合わされ得(90度又は他の方向に回転され)、ここで使用される空間的な相対記述子は、その様に解釈される。
[29]本開示を通じて、数字の値は、言及される正確な値を有する所与の値及び実施形態と、言及されるおよその値を有する所与の値及び実施形態とからの、小さな逸脱を包含する範囲に対するおよその量又は限界を示す。与えられる実用的な例における以外、添付の特許請求の範囲を含む本明細書におけるパラメータ(例えば量又は状態)の全ての数字の値は、数字の値の前に「約」が実際に存在しようがしまいが、用語「約」によって全ての場合において変形されるものとして理解されるべきである。「約」は、説明される数字の値がかすかな不正確さ(その値の正確さにいくらかの接近を有し;およそ又は合理的にその値に近い;ほとんど)を許容することを示す。「約」により生じる不正確さが通常の意味として技術的に理解されない場合は、ここで使用される「約」は、その様なパラメータを測定し且つ使用する通常の方法から生じ得る少なくとも変動を示す。さらに、範囲の開示は、全ての値の開示と、その範囲に与えられる終点を含む全体の範囲内の分割された範囲と、を含む。
[30]実施形態例が、添付の図面を参照してより十分に説明される。
[31]様々な面において、本開示は、改善された耐衝撃性部品を提供し、これは非耐荷重又は非載荷、或いは代替的に耐荷重又は載荷であり得、したがって載荷に適している。そのような耐衝撃性部品は、特に、車両又は自動車における使用に適し得る。限定されないが、本発明の技術は、高分子複合材料を有する部品の使用に特に適している。概して図1−11を参照すると、その様な耐衝撃性部品のための改善されたひだ設計が図示される。明細書を通じて例示の部品が図示され説明されるが、本開示における発明のコンセプトは、限定されないが、ガスタンク、保護シールド、ボディー底面シールド、構造パネル、内部床面、(例えば、貨物バンの)フロアパン、屋根、外部表面、及び貯蔵領域(グローブボックス、コンソールボックス、トランク、トランク床面、トラックベッド等を含む)を含む、自動車用途の車両に使用される任意の耐衝撃性構造部品にも適用され得る。具体的には、本開示は、荷重又は衝撃(例えば耐荷重)向けのハードウェアの任意の部品に特に適している。代替的な変形として、本開示は非耐荷重である衝撃向けのハードウェアの任意の部品にも適用できる。
[32]載荷構造が、非限定的な例によって、乗客トラック及び貨物トラックの両方のためのいくつかの形態の貨物を輸送するために使用され得る。耐衝撃性構造部品18を有する車両10の部分の例示的な概略図が図1に示される。構造部品18は、貨物のような荷重を支持することができる、支持構造物又は床22と、側壁26と、を有する。図示の構成は、床22と一つの側壁26とを含むが、複数の部品が使用され得、又は代替的に複数の部品が全ての構造部品上に存在しなくてもよく、また複数の部品は本開示の実行に要求されるこれらの構造ではないことに留意されたい。
[33]構造部品18は、スチール、アルミニウム、複合材料、又は任意の他の材料等の頑丈な材料から形成され得る。ある面では、構造部品は、荷重を支持することのできる材料である。限定しないが、本開示に説明されるコンセプトは、高分子複合材料から形成される構造部品18での使用に特に適している。単なる例として、構造部品18は、ポリマーマトリックスと、そこに分散される複数の補強繊維とを有する繊維補強複合材料であり得る。
[34]車両部品(例えば構造部品18のような自動車用途部品)の形成においては、構造的な剛性、強度、及び耐衝撃性を高め、一方で全体の重量を低減することが性能及び効率を改善するために重要である。剛性は、部品又は部分の材料係数(材料特性)と形状との組み合わせによって決定される。構造部品床のようなある車両部品を設計するときは、剛性と耐衝撃性がバランスしなければならない。例えば、構造部品が堅すぎる場合は、構造部品は、エネルギーを弾性的に吸収するために十分に曲げられ得ず、衝撃エネルギーの全てが、亀裂を引き起こすために利用され得る。低い剛性を有する構造部品は、いくらかのエネルギーを弾性的に蓄えるために曲がることができ、したがって、亀裂を最小限にするために残りのエネルギーを低減させることができる。しかしながら、構造部品は多くの適用のために目に見える堅さを有さなければならないので、剛性は低くし過ぎることはできない。
[35]スチール又はアルミニウム等の金属材料は、相対的に高い強度を備え、相対的に高い最大ひずみ(例えば、約20%から約40%)を有する一方、剛性は改善を要求し得る。金属材料における剛性を改善するために、ひだ高さが増加され得る。ひだ高さを増加することで部品の全体の重さが増加し、金属は相対的に重い材料になる。しかしながら、減量は、車両に重要である。
[36]高分子複合材料から形成される車両部品は、金属部品に比べて、重量がより軽く、したがって車両によりよい燃料経済性を提供する。本示唆のある変形における複合材料から形成される車両部品の代表的な減量は、同一のデザインを有する金属構造物に比べて、重量で、約40%以上、選択的に約50%以上、選択的に約60%以上である。ポリマーは、熱可塑性樹脂から形成されるか、熱可塑性樹脂を含み得る。繊維補強複合材料は、粘弾性特性をさらに含み得る。ある面では、適切な繊維補強複合材料は、複数の炭素繊維をさらに含み得る。
[37]ある面では、繊維補強複合材料は、米国特許公開番号2013/0122262及び2013/0272780、PCT国際公開番号WO2012/117593、WO2012/105716、WO2012/102315、WO2012/105387、WO2012/105389、WO2012/105717、WO2012/108446、WO2012/140793に開示された任意の繊維補強複合材料であり得、これらの文献の各々の全体が参照によりここに組み込まれる。本開示による構造部品としての使用に特に適切な繊維補強複合材料は、PCT国際公開番号WO2012/105080及び2013年10月21日に出願されたタイトル「Carbon Fiber Cross Member for Automotive Chassis Structure」の米国特許出願番号14/056,656に説明され、これらの文献の各々の全体が参照によりここに組み込まれる。
[38]したがって、適切な繊維補強複合材料は、炭素繊維材料で補強された熱可塑性樹脂を有し得る。炭素繊維は、相互接続繊維又は接触繊維を有する繊維マットとして提供され得、又は樹脂基体内に不規則に分散された個々の繊維であり得る。適切な炭素繊維は、相対的に短い繊維(約0.1mm以上約10mm以下の長さ)、相対的に長い繊維(約10mm以上約100mm以下の長さ)、又は連続的な繊維(約100mm以上の長さ)、及びこれらの任意の組み合わせを含み得る。長い繊維は、成形性/生産性/機械的性能の良好なバランスを提供し得る。炭素繊維は、同様に、切り刻まれ得る。
[39]複合材料内の炭素繊維は、不規則に配向した態様、例えば、実質的に二次元的に不規則に配向して、又は特定方向に配向した態様に構成され得る。ある変形では、炭素繊維を有する繊維マットは、高度に平面に配向した繊維又は単一方向に配向した繊維、又はそれらの組み合わせと共に使用され得る。繊維マットは、成形性/生産性/機械的性能の良好なバランスのために不規則に配向した繊維を有し得る。ある変形では、不規則な炭素繊維マットは、成形された繊維補強複合材料の母材として使用され得る。不規則なマットは、約3mm以上約100mm以下の平均的な繊維長さを有する補強炭素繊維と、熱可塑性樹脂を含み得る。そのような不規則な炭素繊維マットは、上述したWO2012/105080に記載されている。さらに、単一方向に配向した炭素繊維層は、載荷支持構造のための局所の剛性及び強度を高めるために含まれ得る。
[40]ある変形では、繊維補強複合材料は、炭素繊維の表面に取り付けられた共重合ポリオレフィン等の、ポリマーで表面改質又は移植された炭素繊維材料を有し得る。共重合ポリオレフィンは、非限定的な例として、芳香族ビニル化合物及び共重合成分のような酸及び/又は酸無水物を含み得る。
[41]熱可塑性樹脂は、任意の適切な種類の熱可塑性樹脂を含み得る。非限定的な例として、熱可塑性樹脂は、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂(PA6,PA11,PA12,PA46,PA66,PA610)、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ポリエチレンナフタレン樹脂、ポリブチレンテレフタラート樹脂、ポリアクリル酸塩樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリラクチド樹脂、又はこれらの樹脂の任意の組み合わせ或いは共重合体を含み得る。当業者に理解されるように、炭素繊維補強複合材料は、有機/無機充填剤、防火材、対紫外線放射剤(UV安定剤)、抗酸化物質、着色剤、離型剤、軟化剤、可塑剤、界面活性剤等の、他の補強材料、機能性充填剤、又は添加剤を含む、他の従来の材料をさらに含み得る。
[42]炭素繊維補強複合材料は、繊維補強層及び共に積層された樹脂層を含み得る。そのような繊維補強複合材料は、圧縮成型プロセスにより製造され得る。熱可塑性樹脂(例えば、PA6、PC,PP等)は、より高い伸び値を有する一方で、その様な材料は、援助なしでは十分な強度を示さない。したがって、ガラス繊維強化高分子複合材料(GFRP)又は炭素繊維補強高分子複合材料(CFRP)等の、樹脂及び補強種を有する複合材料は、高い強度及び合理的な剛性を示すが、同様に(金属と比べて)軽量である。しかしながら、繊維補強複合材料は、特に(例えば、約1%から約2%のみであり得る)CFRPの場合は、相対的に低いレベルの伸びを有し得る。したがって、ある面では、平坦な繊維補強複合材料が使用される場合は、様々な応用には剛性が低すぎる。より低い剛性は、集中した衝撃負荷の下では大きなひずみを生成し、剛性と耐衝撃性とのバランスは改善され得ることを意味する。波形表面の外形デザインが使用される場合、より高い剛性が生じるが、集中した衝撃負荷の下では小さい又は低い伸びは部分的な亀裂又は故障を生成する(よって耐衝撃性は不十分である)。したがって、本開示の様々な面によれば、要求される剛性、強度及び耐衝撃性を示す炭素繊維複合材料のような、車両における構造的な複合材料部品を形成するために最適化された設計が使用される。
[43]破壊ひずみは、より高い値が車両部品のために望ましい材料特性である。ある面では、代表的な炭素繊維補強複合材料は、約1%以上の破壊ひずみ値を有し得、選択的に約1.5%以上、及びある変形では選択的に約2%以上の破壊ひずみ値を有し得る。
[44]ある面では、適切な繊維補強複合材料は、炭素繊維、例えば、約200MPa以上の引張強度(σ)及び約300MPa以上の曲げ強度(例えば、曲げ又は破壊強度)を有する炭素繊維マットで補強された熱可塑性樹脂を有する。ヤング係数(E)は、ひずみに対する応力の割合(σ/ε)を示す材料の機械特性であり、材料の弾性を反映する。ある変形では、炭素繊維補強複合材料のような、耐衝撃性部品に使用される材料は、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する。
[45]新たに図1を参照すると、構造部品18は、床22上に波形表面領域42を含み得る。図1には示されていないが、構造部品18は、側壁26に延在する(したがって角に橋渡しをし、床22から側壁26へ延在する)波形表面領域42も含み得る。波形表面領域42を有する構造部品18及び床22は、示されるような全体的に平坦であることに限定される必要はなく、凹凸、曲げ、角、又は他の形状外形を有し得ることにさらに留意すべきである。ある面では、曲げ、角、又は他の形状等を有する波形表面領域42は、ほぼ直線状の設計を有したままであり得る。波形表面領域42は、構造部品18の材料に形成された複数の細長い頂部構造又はひだ46を含む。波形表面領域42は、構造部品18の材料に形成される、又は床22に設けられる層としての複数のひだ46を含む。波形表面領域42は、任意の貨物又は荷重が受けられる支持表面の強度及び剛性を有利に増加させる。さらに、波形表面領域42は、貨物又は保管されたアイテムを床22から上げ、したがって構造部品18内又はその近辺に存在する任意の水又は他の破片よりも上に貨物を持ち上げる。
[46]複数のひだ46は、構造部品18の細長い頂部、又は高くなった部分であり得る。したがって、細長い頂部構造又はひだ46の各々は、それぞれ、主要な長手方向軸を画定し、第1側部34から第2側部38へ長手方向に延在する。さらに、複数の細長い頂部又はひだ46の各々は、波形表面領域42を形成するために隣接する複数の細長い頂部から所定の間隔で離間する。したがって、複数の下部領域48(例えば、谷又はトラフ)は、各細長い頂部ひだ46の間に画定される。ひだ46は第1側部34から第2側部38に延在する必要はなく、図示される例示的な構造及び方向に限定されないことに注意されるべきである。
[47]高くなったひだ46は、概して周期的なパターンであり得、これは規則的な所定間隔で繰り返すことを意味する。本開示の様々な面によれば、波形設計及びパターンの具体的な詳細及び特徴は、構造部品18の機能性を著しく高める働きをし、衝撃及び負荷試験の下で、構造部品18の性能を改善することができる。ここで説明されるように、その様な実施形態は、複合材料の強度及び耐衝撃性を改善するために特に適している。
[48]図11に最もよく示されるように、各細長い頂部又はひだ46は、上壁50と2つで一組の側壁54を有する。一部の実施形態例では、側壁54は、上壁50に関連して、垂直線Aに対して角度θを向いてもよい。他の例では、側壁54は、上壁50に対して直交し得る。
[49]産業においては、車両製造者及び/又は車両供給者は、性能特性を決定するために構造部品18に衝撃及び負荷試験を実施し得る。様々な衝撃及び性能試験は、技術的によく知られており、耐衝撃性及び/又は構造部品性能の適合性を決定するためにも採用され得る。
[50]自動車の応用のため、小さな物体、石、又はレンガ或いはブロックの角は、車両部品、特に載荷構造部品に集中した衝撃負荷を引き起こす典型的な例であり、衝撃によって故障又はダメージを引き起こし得る。通常は、その様な物体は相対的に小さい径(例えば、約10mm以下の径)を有する。したがって、その表面は、その様な相対的に小さい径を有する物体からの接触及び衝撃に耐えるように設計されなくてはならない。
[51]本開示のある面を説明するために、図2は、従来の設計である第1ひだ表面56と、本開示のある面による例示的な設計である第2ひだ表面62とを比較する。第1ひだ表面56は、従来使用されているひだ構造である。第2ひだ表面62は、構造部品18の波形表面領域42の耐衝撃性を改善する本開示のある面による代替的なひだ設計である。第1ひだ表面56は、互いに所定の間隔で離間した複数の従来の第1の細長いチャネル又はひだ58を含み、それらの間に配置される下方床領域又は底壁74によって分離される。第1ひだ58は、幅WT1を有する上壁66と、高さH1を有する複数の側壁70とを含み得る。各底壁74は、第1ひだ58のそれぞれの間に幅WB1を有する。側壁70は、底壁74から垂直に延在する線Aに対して角度θ1を画定し得る。
[52]第2ひだ表面62は、互いに所定の間隔で離間し、底壁76によって分離される複数の細長い第2チャネル又はひだ64を含む。第2ひだ64は、幅WT2を有する上壁78と、高さH2を有する複数の側壁82とを含み得る。各底壁76は、幅WB2を有する。側壁82は、下部領域底壁76から垂直に延在する線Aに対して角度θ2を画定し得る。
[53]第2ひだ64の幅WT2及びWB2並びに高さH2は、衝撃中に吸収されるエネルギーを増加するために、第1ひだ58の幅WT1及びWB1並びに高さH1より低減される。そのようなひだ設計は、複合材料の衝撃強度を高めるために特によく適している。上述したように、従来のシステムでは、ひだチャネルの高さを増加させると複合材料の剛性を高める傾向にあるが、本開示のある面による設計では、載荷構造のような複合材料の耐衝撃性能を改善するために、代わりに、ひだ高さが最適化された中間の高さに低減される。さらに、本示唆のある面による波形表面設計は、集中した衝撃負荷の下、部分的な亀裂又は故障の傾向を低減する。したがって、本開示の様々な面によれば、炭素繊維補強複合材料のような複合材料は、要求される剛性、強度、及び耐衝撃性を示す車両において構造部品を形成するための設計を最適化する。
[54]様々な面において、本開示は、細長い頂部/ひだの幅、ひだの高さ、材料の厚さ、細長い頂部/ひだ間の隙間、壁の角度等の間の関係を最適化することによって、優れたひだ外形及び設計を熟慮する。波形表面外形の単純化された例示的な概略図が、図11に示される。細長い頂部又はひだ46の各々は、下部領域48(又は底壁)によって隣接する頂部又はひだ46から所定の間隔で離間する。各ひだ46は、上壁50と対の側壁54を有する。したがって、WTは上壁50の幅であり、WBは底壁又は下部領域48の幅を示し、Hは各頂部又はひだ46の高さであり、一方で、Tは支持構造材料の厚さである。
[55]ある面では、特に適切なひだ設計は、以下のパラメータを有し得る。上壁50の幅WTは約20mm以上約35mm以下であり得、細長い頂部又はひだ46間の所定の間隔における下部領域48の幅WBは、約20mm以上約40mm以下であり得る。そのような幅WT及びWBの範囲は、セメントブロック又は他の貨物のようなより大きい物体が十分な量のひだの衝撃を与えて分散することを確実にするように、単位領域当たりのひだ頂部の十分な数(ひだ密度)を提供する。小さすぎる寸法にWTを減少することは、存在する単位領域当たりのひだの数、したがって部品の全体の質量を増加することにより、支持構造物の量的な効率に不利益を与える。幅WTがより小さくなると、ひだの数が増加し、これはひだの単位質量がより重くなることを意味する(なぜなら垂直壁は剛性を高める点において減少した効果を有するからである)。したがって、WTが減少すると、複合材料のより大きい割合が構造部品の垂直壁に使用される。したがって、ある面では、波形表面の設計は、より大きいWTの寸法が有益であるようにするため、質量を最小化する。しかしながら、WTが大きくなりすぎる場合、耐衝撃性は減少する。ある変形では、WTの寸法は、物体の表面上の少なくとも2つのひだ頂部を用いて、ひだが代表的な物体(例えばセメントブロック)に十分な支持を与えることができるようにする。
[56]側壁54の高さHに関しては、より低い高さが衝撃により良い傾向がある。しかしながら、より高い高さは、支持構造物のより良い剛性を提供する傾向がある。したがって、ある面によれば、側壁54に特に適する高さHは、耐衝撃性と剛性とのバランスをとるために、約10mm以上約18mm以下であり得、選択的には約10mm以上約13mm以下であり得る。上述したように、ある変形においては、構造部品18を形成する材料は、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料のような、複合材料を有し得る。ある特別な変形においては、ヤング係数(E)に対するひだ側壁54の高さ(H)の割合(H:E)は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に、約0.4mm/GPa以上約0.75mm/GPa以下であり、ある変形においては、選択的に0.4mm/GPa以上約0.65mm/GPa以下である。
[57]支持構造材料の厚さ(T)は、約1.5mm以上約5mm以下であり得、ある変形においては、選択的に、約2.5mm以上約4mm以下であり得る。
[58]本開示は同様に、任意の上記実施形態において、上壁50及び側壁54間又は側壁54および下部領域48間に形成される角部が、直角、曲線、又は勾配付き、及びそれらの任意の組み合わせであり得ることを熟慮する。例えば、側壁54は、下部領域48又は上壁50に対して角度θを向き得る。図11に示されるように、θは、底壁/下部領域48及び側壁54間に定義される角度であり、直角即ち90°に示される。別の方法で説明すると、角度θは上壁50に関連して垂直線Aから0°以上約20°以下ずれ得、ある面では、選択的に約5°以上約10°以下ずれ得る。より小さいオフセット角θは、よりよい耐衝撃性を提供するためにより望ましい傾向があるが、その様な小さいオフセット角を形成する能力は製造プロセスにより制限され得る。
[59]新たに図2を参照すると、単なる例として、従来の第1ひだ58の幅WT1は約22ミリメートル(mm)以上であり得、幅WB1は約30mm以上であり得、高さH1は約15mm以上であり得、角度θ1は0度以上約40度以下、選択的に約3度以上約40度以下、ある変形では約3度以上約10度以下の範囲内であり得る。単なる例として、第2ひだ64の幅WT2は、約20mm以上約35mmの範囲内であり得、幅WB2は、約20mm以上約40mm以下の範囲内であり得、高さH2は、約10mm以上約18mm以下、選択的には約10mm以上約13mm以下の範囲内であり得、角度θ2は、約3度以上約40度以下、選択的には約3度以上約10度以下、ある変形では約5度以上約10度以下の範囲内であり得る。
[60]第1ひだ表面56及び第2ひだ表面62の形状は、周期的であり、所定の間隔で繰り返し、各々は、(一つのひだから隣接するひだまで延在する)サイクルP1及びP2の周期をそれぞれ有する。第2ひだ表面62の周期P2は、第1ひだ表面56の周期P1のおよそ半分である。低減された高さH2、より狭い幅WT2及びWB2、及び減少した周期P2(例えば、単位領域当たりのより大きなひだの数)により、衝撃下での性能を増加させることができる。衝撃の間、第2ひだ表面62の第2ひだ64(例えば図1の42)に分散されるエネルギー即ち衝撃エネルギーは、消散され、又は弾性的に蓄えられ、したがって衝撃中の故障の可能性を低減する。
[61]第2ひだ表面62は、したがって第1ひだ表面56のような、従来の設計に対して耐衝撃性を改善している。耐衝撃性試験は、衝撃力により打たれたときの亀裂又は破損に対する部品の抵抗を評価する方法である。よく知られた様々な基準が、Tupとしても知られるストライカーの型及び重量、衝撃力、及び試料支持体(Vブロック又は平板)を含む、衝撃試験の要件を規定する。試験に使用される3種類のTupストライカーが存在する。型Aは、丸い先端を有する錐体であり、型Bは、相対的に平坦な表面を有するシリンダであり、型Cは、丸又は半球状の端部を有する0.5インチ(約1.27センチメートル)の直径のピンを有する。Tupストライカーは、自由落下し、試料を打つことができるが、弾み又は跳ね返り、最初のストライクの後に再び試料を打つことを防止するために、典型的にはケーブルに接続される。試験試料は、その後亀裂又は故障のサインのために検査される。本開示のある面によれば第1の亀裂に対するそのような衝撃エネルギーを決定するために使用される衝撃エネルギー試験は、技術的によく知られているように、0.5インチ(約1.27センチメートル)の半球状tupストライカーで実行される型Cである。
[62]例えば、衝撃試験機械は、固定重量(約7kg)のキャリッジ(tupはキャリッジに堅固に取り付けられる)を使用する小さな落下塔であり得る。キャリッジの高さは、落下の前に即座に制御される。衝撃エネルギー(Impact Energy)は、mを質量、hを落下高さ、gを加速度(重力定数)としたときにIE=mghとして計算される。落下試験は、低い高さで始められ得る。高さは、亀裂が観測されるまで徐々に増加される。第2の新たなサンプルが使用され、その値を確認するために(亀裂が発生した)最終高さで直ちに試験される。
[63]したがって、ある面では、第2ひだ表面62は耐衝撃性がある。ある変形では、第2ひだ表面は、非限定的な例として、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約8ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができ、選択的には亀裂が発生するまでに約9ジュール以上の衝撃エネルギーに、選択的には約10ジュール以上、選択的には約11ジュール以上、選択的には亀裂が発生するまでに約12ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。第1の亀裂に対するそのような衝撃エネルギーを決定するための衝撃エネルギー試験は、上述したように、0.5インチ(約1.27センチメートル)の半球状tupストライカーで実行され、7KgのDynatupキャリッジアセンブリを使用して試験される。以下でさらに説明するように、第2ひだ表面62と同じ材料(例えば、アドバンスド炭素繊維補強複合材料)で形成される比較の第1ひだ表面56は、亀裂が発生するまでに約4ジュールの衝撃エネルギーにしか耐えることができない。
[64]ある変形では、支持構造物は、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料のような複合材料から形成される。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する。ある特定の変形では、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁82の高さ(例えばH2)の割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.75mm/GPa以下であり、ある面では、選択的に0.4mm/GPa以上0.65mm/GPa以下である。
[65]したがって、本開示は、例えば、その内部に形成される複数の細長い頂部を有し得る支持構造物を有する車両に使用され得る、耐衝撃構造部品を熟慮する。各細長い頂部のそれぞれは、上壁と2つの側壁を有する。さらに、複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、載荷可能な波形表面を形成するために、所定の間隔で、隣接する複数の細長い頂部から離間する。支持構造物は、選択的に複合材料を有する。ある変形では、複合材料は、ポリマー樹脂及び炭素繊維補強材料を有する。側壁の高さ(例えばH2)に対する上壁の幅(例えばWT2)の割合は、約1以上約3以下であり、支持構造物は耐衝撃性を示す。ある面では、支持構造物は、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約8ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。ある面では、側壁の高さに対する上壁の幅の割合は、約1.25以上約2.75以下である。
[66]ある面では、細長い頂部の側壁の高さ(例えばH2)は、約18mm以下であり、選択的に約17mm以下であり、選択的に約16mm以下であり、選択的に約15mm以下であり、選択的に約14mm以下であり、選択的に約13mm以下であり、選択的に約12mm以下であり、選択的に約11mm以下であり、ある面では、選択的に約10mm以下である。ある変形では、細長い頂部の側壁の高さは、約10mm以上約18mm以下であり、選択的に約10mm以上約13mm以下であり、優れた耐衝撃性(例えば、上述した少なくとも約8ジュール)を示す。
[67]上記のように、ある変形では、材料は、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料等の複合材料を含む。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有し得る。ある変形では、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁54の高さ(例えばH2)の割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.75mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.65mm/GPa以下である。
[68]他の面では、細長い頂部の上壁の幅(例えばWT2)は、約35mm以下であり、選択的に約34mm以下であり、選択的に約33mm以下であり、選択的に約32mm以下であり、選択的に約31mm以下であり、ある面では、選択的に約30mm以下である。ある変形では、上壁の幅は、選択的に約29mm以下であり、選択的に約28mm以下であり、選択的に約27mm以下であり、選択的に約26mm以下であり、選択的に約25mm以下であり、選択的に約24mm以下であり、選択的に約23mm以下であり、選択的に約22mm以下であり、選択的に約21mm以下であり、ある面では、選択的に約20mm以下である。ある面では、上壁の幅は、約19mm以上約35mm以下、選択的に約20mm以上約35mm以下、ある面では、約20mm以上約25mm以下であり得る。ある面では、その様な部品は、上述した少なくとも約8ジュールの耐衝撃性を示し得る。他の変形では、上壁の幅は、選択的に約20mm以上約22mm以下であり、上述したように、優れた耐衝撃性(例えば、少なくとも約8ジュール)を示す。
[69]さらに、ある変形では、複数の細長い頂部のそれぞれの細長い頂部間の下部領域(例えばWB2)は、所定の寸法、又は約20mm以上約40mm以下、ある面では選択的に約25mm以上約30mm以下の幅を有する。ここで説明した実施形態においては各細長い頂部の夫々は、同一の寸法及び頂部間の隙間を有するが、代替的な面において、各細長い頂部又はひだのそれぞれは、他の細長い頂部と同一の寸法である必要はなく、他の細長い頂部又はひだに対して設計、寸法又は隙間が変えられ得ることに留意されるべきである。
[70]他の一実施形態例では、図3及び7を特に参照すると、第3ひだ表面90が示される。図3は第3ひだ表面90の断面図を示し、図7は構造部品18内に実装される第3ひだ表面を示す。第3ひだ表面90は、複数の第3の細長い頂部又は頂点91と、周期的であり正弦波の形状であり得る、波状表面形状を画定する複数の細長いトラフまたは谷92を含む。そのような波状表面は、第2ひだ表面62の高さH2と同様であり、図2の第1ひだ表面56の高さH1より小さい、谷92の最低点から頂点91の最高点に延在する振幅Aを含み得る。第3ひだ表面90のサイクルの周期は、第1ひだ表面56(図2)のサイクルの周期の約8倍である。第3ひだ表面90は、第1ひだ表面56の波P1の周期のおよそ1/8よりも大きい、第3ひだ表面90の波P3の周期又はサイクルの周期(例えば第1頂点91から第2頂点92まで)を有する。P3が従来の設計の波P1の周期の1/8より小さい場合は、成形性が難しくなりすぎ得る。様々な面では、高さ又は振幅Aは、十分な剛性を提供するために約10mm以上である。第3ひだ表面90の厚さは、ある例においては、約2.5mm以上約3mm以下である。この設計は、良好な耐衝撃性を示し、それはそれほど大きな効果ではないのであまり注目を集めない。
[71]第3ひだ表面90は、第1の従来のひだ表面56に対して増加した広範囲の曲げを許容し、結果として、衝撃エネルギーを吸収し、弾性的に蓄積するひだ表面となる。したがって、衝撃中の構造部品18の故障の可能性が低減される。
[72]したがって、ある面では、その内部に形成された複数の細長い頂部を有する支持構造物を含む、車両のための耐衝撃部品が提供される。複数の細長い頂部は、支持構造物上に所定の周期で波状表面を画定する。支持構造物は耐衝撃性である。ある変形では、耐衝撃性支持構造物は、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約15ジュール以上の衝撃エネルギー、選択的には約16ジュール以上、選択的には約17ジュール以上、選択的には約18ジュール以上、選択的には約19ジュール以上、選択的には約20ジュール以上、選択的には約21ジュール以上、選択的には約22ジュール以上、選択的には約23ジュール以上、ある変形では、選択的には亀裂が発生するまでに約24ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。
[73]他の一実施形態例では、特に図4及び8を参照すると、第4ひだ表面94が示される。図4は、第4ひだ表面94の断面図を示し、図8は、構造部品18内に実装される第4ひだ表面94を示す。第4ひだ表面94は、互いに所定の間隔で離間し、それらの間に配置される下部領域又は底壁106により分離される、複数の第4の細長いチャネル又はひだ96を有する。第4ひだ96は、幅WT3を有する上壁98と、高さH3を有する複数の側壁102と、幅WB3を有する底壁106と、を含み得る。側壁102は、底壁106から直角に延在する線Aに対して角度θ3にあり得る。第4ひだ表面94における第4ひだ96の幅WT3及びWB3並びに高さH3は、衝撃中に吸収されるエネルギーを増加するために、第1ひだ表面56(図2)の幅WT1及びWB1並びに高さH1から低減される。例えば、幅WT3及びWB3並びに高さH3は、(WT2,WB2,H2等のような)第2ひだ表面62の文脈において上述された任意ものであり得る。例として、第4ひだ表面96の幅WT3は、約20mm以上約35mm以下であり得、幅WB3は、約20mm以上約40mm以下であり得、高さH3は、約10mm以上約18mm以下、選択的には約10mm以上約13mm以下であり得、角度θ3は、約3度以上約40度以下、選択的には約3度以上約10度以下、ある変形では、選択的に約5度以上約10度以下の範囲内であり得る。
[74]細長い第4ひだ96の各々は、それぞれ、隣接する細長い第4ひだ96から所定の間隔(例えば幅WB3)で離間する。第4ひだ表面94は、サイクルP4の周期で、全体的に周期的な形状を有し得る。さらに、第4ひだ表面94は、少なくとも上壁98に沿って所定の周期性を備える波状表面パターンをさらに画定し得る。図4に示されるように、第4ひだ表面94は、図4の側壁102及び底壁106に沿って波状表面パターンを画定する。正弦曲線の周期的な波パターン110は、したがって、サイクルP5の周期及び高さH4を有する波状表面パターンを画定する。波パターン110は、波状表面の全体の周期的な形状を通じて、隆起した部分及び隆起していない部分、又はエブ114及びフロー116を含み得る。波パターン110の周期P5及び高さH4は、第4ひだ表面94を画定する全体的に周期的な形状の周期P4及び高さH3よりも小さい。ある面では、周期P5は、上壁98の幅(WT3)の約1/3以下であり得る。
[75]ある変形では、第4ひだ表面94の支持構造物は、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料等の、複合材料から形成される。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する。ある特定の変形では、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁102の高さ(例えばH3)の割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下、選択的に約0.4mm/GPa以上約0.75mm/GPa以下、ある面では、選択的に約0.4mm/GPa以上約0.65mm/GPa以下である。
[76]第4ひだ表面94は、したがって、第2ひだ表面62及び第3ひだ表面90のある特定の望ましい特徴を組み込み、それらを単一のひだ形状に組み合わせる。より短い高さH3、より狭い幅WT3及びWB3、並びに減少した周期P4(例えば、より多くのひだ96)により、衝撃に耐える増加した性能又はより優れた能力が可能となる。
[77]例えば、第4ひだ表面94は、集中した衝撃負荷をより広い領域に分配する。自動車又は車両アプリケーションを考慮すると、小さな石、小さな物体、又はセメントブロック或いはレンガの角は、集中した衝撃負荷の典型例である。大抵、これらの物体は相対的に小さい径(例えば、約10mmのr)を有し、第4ひだ表面94のピッチ及び高さ(例えばH3)が周期的であるように、波状表面の波パターン110は、少なくとも2つの表面が小さな径を有するそのような物体に接触するように設計され、この物体からの負荷をより広い領域に分ける。
[78]衝撃中、第4ひだ表面94のような、ひだ表面領域に分配されるエネルギー、即ち衝撃エネルギーは、弾性的に消散し又は蓄積され、したがって、衝撃中の故障の可能性を低減する。全体的に周期的な形状内の波状表面の波パターン110の存在は、小さく高速な衝撃中の第4ひだ表面94の性能を増加させる。湾曲は、部分的なひだの剛性及び強度を増加させる。
[79]本開示は、したがって、その内部に形成された複数の細長い頂部を有する支持構造物を含む車両のための耐衝撃性部品を熟慮する。細長い頂部の各々は、それぞれ上壁及び2つの側壁を有する。さらに、複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、隣接する複数の細長い頂部から所定の間隔で離間する。支持構造物は、上壁に沿って所定の周期性を備える波状表面を有し、したがって載荷可能な波形表面を形成する。支持構造物は、耐衝撃性である。ある変形では、支持構造物は、上述した試験条件下において亀裂が生じる前に約20ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。ある面では、波状表面は、サイン波形状を画定する。他の面では、波状表面の所定の周期性は、上壁の幅の約1/3以下である。複数の細長い頂部のそれぞれの細長い頂部間の領域は、同様に波状表面を有し得る。
[80]他の一実施形態例では、特に図5A及び9を参照すると、第5ひだ表面118が示される。図5Aは、第5ひだ表面118の断面図を示し、図9は、支持構造物18内に実装される第5ひだ表面118を示す。第5ひだ表面118は、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁138によって分離される、複数の第5の細長いチャネル又はひだ120を有する。第5ひだ120の各々は、上側部122と、下側部126と、幅WT5を有する上壁130と、高さH5を有する複数の側壁134と、を有し得る。底壁138は、幅WT5を有する。側壁134は、底壁138から直角に延在する線Aに対して角度θ5にあり得る。第5ひだ表面118の幅WT5及びWB5並びに高さH5は、衝撃中に吸収されるエネルギーを増加するために、第1ひだ表面56(図2)の幅WT1及びWB1並びに高さH1から低減される。
[81]例えば、幅WT5及びWB5並びに高さH5は、(WT2,WB2,H2等のような)第2ひだ表面62の文脈において上述された任意ものであり得る。第5ひだ表面118の幅WT5は、約20mm以上約35mm以下の範囲内であり得、幅WB5は、約20mm以上約40mm以下の範囲内であり得、高さH5は、約10mm以上約18mm以下、選択的には約10mm以上約13mm以下の範囲内であり得、角度θ5は、約3度以上約40度以下、選択的には約3度以上約10度以下、ある変形では、選択的に約5度以上約10度以下の範囲内であり得る。
[82]上記のように、ある変形では、材料は、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料等の複合材料を含む。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する。ある特定の変形では、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁134の高さ(例えばH5)の割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.75mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.65mm/GPa以下である。
[83]第5ひだ表面118は、サイクルP6の周期を備える全体的に周期的な形状を有し得る。第5ひだ表面118は、第5ひだ120に配置される複数の突起142も有し得る。突起142は、周期P7及び高さH6を有する下側部126に、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。「概して周期的な形状」により、突起142のパターンが規則的な間隔又は周期を画定する互いからの距離で離間することを意味するが、隙間の少量の変形(約10%が以下)が熟慮される。波パターンの周期P7及び高さH6は、第5ひだ表面118を画定する全体的に周期的な形状の周期P6及び高さH5よりも小さい。ある代替的な面において変形が考慮されるように、ここに説明される実施形態のいずれかの突起は、示される数、隙間、配置、又は形状に限定されないことに留意すべきである。さらに、突起は、示される表面以外の表面、又はある選択ひだ或いは底壁表面に配置され得、又は示されるものとは異なるパターンを有し得る。
[84]第5ひだ表面118は、したがって、第2ひだ表面62及び第3ひだ表面90のある特定の望ましい特徴を組み込み、それらを単一のひだ形状に組み合わせる。より短い高さH5、より狭い幅WT5及びWB5、並びに減少した周期P6(例えば、より多くのひだ)により、衝撃下での増加した性能が可能となる。衝撃の間、第5ひだ表面118のようなひだ表面領域へ分配されるエネルギー、即ち衝撃エネルギーは、弾性的に消散し又は蓄積され、したがって、衝撃中の故障の可能性を低減する。全体的に周期的な形状内の突起142の波パターンの存在は、小さく高速な衝撃中の第5ひだ表面118の性能を増加させる。湾曲は、部分的なひだの剛性及び強度を増加させる。
[85]図5Bは、図5Aの第5ひだ表面118に類似した第6ひだ表面118Aの例示的な代替の実施形態を示す。第6ひだ表面118Aの特徴、設計、及び材料が図5A及び9の第5ひだ表面118におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第6ひだ表面118Aは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁138Aによって分離された、複数の第6の細長いチャネル又はひだ120Aを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第5ひだ表面118のそれらと同様であり得る。複数の第1突起142Aは、第6底壁138Aの下側部126Aに配置される(各底壁に例示的な3つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。複数の第2突起142Bは、第6ひだ120Aの上側部122Aに配置される(ひだ毎に例示的な3つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。突起142A又は142Bは、サイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部122A及び下側部126Aに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図5Aにおける第5ひだ表面118の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図5Bにおける第6ひだ表面118Aに同様に適用される。
[86]図5Cは、図5Aの第5ひだ表面118に類似した第7ひだ表面118Bの例示的な代替の実施形態を示す。第7ひだ表面118Bの特徴、設計、及び材料が図5A及び9の第5ひだ表面118におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第7ひだ表面118Bは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁138Bによって分離された、複数の第7の細長いチャネル又はひだ120Bを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第5ひだ表面118のそれらと同様であり得る。複数の第1突起142Cは、第7ひだ120Bの下側部126B及び第7底壁138Bに配置される(ひだ又は底壁毎に例示的な1つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。複数の第2突起142Dは、第7ひだ120Bの上側部122B及び底壁138Bの上側部122Bに配置される(ひだ及び底壁毎に例示的な2つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。突起142C又は142Dは、サイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部122B及び下側部126Bに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図5Aにおける第5ひだ表面118の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図5Cにおける第7ひだ表面118Bに同様に適用される。
[87]図5Dは、図5Aの第5ひだ表面118に類似した第8ひだ表面118Cの例示的な代替の実施形態を示す。第8ひだ表面118Cの特徴、設計、及び材料が図5A及び9の第5ひだ表面118におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第8ひだ表面118Cは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁138Cによって分離された、複数の第8の細長いチャネル又はひだ120Cを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第5ひだ表面118のそれらと同様であり得る。複数の第1突起142Eは、第8ひだ120Cに対応する領域における、底壁138Cの下側部126Cに配置される(ひだ又は底壁毎に例示的な2つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。とりわけ、第8ひだ表面118Cの設計は、図5Cの第7ひだ表面118Bの設計によく似ている。しかしながら、図5Cの下側部126Bに沿って第7ひだ120B又は底壁138B毎に単一の突起142Cのみが存在し、一方で、図5Dにおいて下側部126Cに沿って各第8ひだ120C及び底壁138Cに2つの突起142Eが存在する。さらに、複数の第2突起142F(ひだ又は底壁毎に例示的な1つの突起として示されるが、数は必ずしも限定されない)は、図5Dの第8ひだ120C及び底壁138Cの上側部122Cに配置される。また、これは、図5Cの第7ひだ表面118Bの設計に類似している。しかしながら、示されるように、図5Cの各第7ひだ120B及び底壁138Cの上側部122Bに2つの第2突起142Dが存在し、一方で、図5Dにおいて、第8ひだ120C及び底壁138Cの上側部122Cに単一の第2突起142Fが存在する。図5Dの突起142E又は142Fは、サイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部122C及び下側部126Cに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図5Aにおける第5ひだ表面118の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図5Dにおける第8ひだ表面118Cに同様に適用される。
[88]図5Eは、図5Aの第5ひだ表面118に類似した第9ひだ表面118Dの例示的な代替の実施形態を示す。第9ひだ表面118Dの特徴、設計、及び材料が図5A及び9の第5ひだ表面118におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第9ひだ表面118Dは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁138Dによって分離された、複数の第9の細長いチャネル又はひだ120Dを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第5ひだ表面118のそれらと同様であり得る。上壁130Dは、複数の突起142G(ひだ又は底壁毎に例示的な3つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)を含む、第9ひだ120Dによって画定される。突起142Gは、第9ひだ120Dの上側部122D及び下側部126Dの両方において上壁130Dから延在し又は突出する。さらに、底壁138Dは、同様に複数の突起142G(例示的に3つの突起が示されるが、必ずしも数は限定されない)を有し、同様にこれらの突起は上側部122D及び下側部126Dの両方において延在し又は突出する。突起142Gは、各側(上側部122D及び下側部126D)上にサイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部122D及び下側部126Dに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、第9ひだ表面118Dの本体内に形成されるこぶ又は厚くされた領域であり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図5Aにおける第5ひだ表面118の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図5Eにおける第9ひだ表面118Dに同様に適用される。
[89]他の一実施形態例では、図6A及び図10を特に参照して、第10ひだ表面146が説明される。図6Aは、第10ひだ表面146の断面図を示し、図10は、構造部品18内に実装される第10ひだ表面146を示す。第10ひだ表面146は、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁166によって分離される、複数の第10の細長いチャネル又はひだ148を有する。各第10ひだ148は、上側部150と、下側部154と、幅WT6を有する上壁158と、高さH7を有する複数の側壁162と、を含み得る。底壁166は、幅WB6を有する。側壁162は、底壁166から直交して延在する線Aに対して角度θ6にあり得る。第10ひだ表面146の幅WT6及びWB6並びに高さH7は、衝撃中に吸収されるエネルギーを増加するために、第1ひだ58(図2)の幅WT1及びWB1並びに高さH1から低減される。
[90]幅WT6及びWB6並びに高さH7は、(WT2,WB2,H2等のような)第2ひだ表面62の文脈において上述された任意ものであり得る。単に例として、第10ひだ表面146の幅WT6は、約20mm以上約35mm以下の範囲内であり得、幅WB6は、約20mm以上約40mm以下の範囲内であり得、高さH7は、約10mm以上約18mm以下、選択的には約10mm以上約13mm以下の範囲内であり得、角度θ6は、約3度以上約40度以下、選択的には約3度以上約10度以下、ある変形では、選択的に約5度以上約10度以下の範囲内であり得る。第10ひだ表面146は、サイクルP8の周期を備えた全体的に周期的な形状を有し得る。
[91]ある変形では、支持構造物は、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料等の複合材料から形成される。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する。ある特定の変形では、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁162の高さ(例えばH7)の割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.75mm/GPa以下であり、ある面では、選択的に0.4mm/GPa以上0.65mm/GPa以下である。
[92]第10ひだ表面146は、第10ひだ148に配置される複数の突起170も有し得る。突起170は、上側部150上に正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、サイクルP9の周期及び高さH8を有する、こぶであり得る。第10ひだ表面146は、本質的に、第5ひだ表面118に関連して図5Aに示されるような下側部154の代わりに上側部150上に突起170の波パターンを備えた第5ひだ表面118であり得る。突起170の波パターンの周期P9及び高さH8は、第10ひだ表面146を画定するための全体的に周期的な形状の周期P8及び高さH7よりも小さい。
[93]第10ひだ表面146は、したがって、第2ひだ表面62及び第3ひだ表面90のある特定の望ましい特徴を組み込み、それらを単一のひだ形状に組み合わせる。より短い高さH7、より狭い幅WT6及びWB6、並びに減少した周期P8(例えば、より多くのひだ)により、衝撃下での増加した性能が可能となる。衝撃の間、第10ひだ表面146のようなひだ表面領域へ分配されるエネルギー、即ち衝撃エネルギーは、弾性的に消散し又は蓄積され、したがって、衝撃中の故障の可能性を低減する。全体的に周期的な形状内の波パターンにおける突起170の存在は、小さく高速な衝撃中の第10ひだ表面146の性能を増加させる。湾曲は、部分的なひだの剛性及び強度を増加させる。
[94]図6Bは、図6Aの第10ひだ表面146に類似した第11ひだ表面146Aの例示的な代替の実施形態を示す。第11ひだ表面146Aの特徴、設計、及び材料が図6A及び10の第10ひだ表面146におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第11ひだ表面146Aは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁166Aによって分離された、複数の第11の細長いチャネル又はひだ148Aを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第10ひだ表面146のそれらと同様であり得る。複数の第1突起170A(ひだ毎に例示的な3つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)は、第11ひだ148Aの各々の下側部154Aに配置される。複数の第2突起170B(底壁毎に例示的な3つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)は、第11底壁166Aの上側部150Aに配置される。突起170A又は170Bは、サイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部150A及び下側部154Aに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図6Aにおける第10ひだ表面146の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図6Bにおける第11ひだ表面146Aに同様に適用される。
[95]図6Cは、図6Aの第10ひだ表面146に類似した第12ひだ表面146Bの例示的な代替の実施形態を示す。第12ひだ表面146Bの特徴、設計、及び材料が図6A及び10の第10ひだ表面146におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第12ひだ表面146Bは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁166Bによって分離された、複数の第12の細長いチャネル又はひだ148Bを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第10ひだ表面146のそれらと同様であり得る。複数の第1突起170C(ひだ又は底壁毎に例示的な2つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)は、第12ひだ148B及び底壁166Bの各々の下側部154Bに配置される。複数の第2突起170Dは、第12底壁166B及び第12ひだ148Bの上側部150Bに配置される(ひだ及び底壁毎に例示的な1つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。突起170C又は170Dは、サイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部150B及び下側部154Bに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図6Aにおける第10ひだ表面146の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図6Cにおける第12ひだ表面146Bに同様に適用される。
[96]図6Dは、図6Aの第10ひだ表面146に類似した第13ひだ表面146Cの例示的な代替の実施形態を示す。第13ひだ表面146Cの特徴、設計、及び材料が図6A及び10の第10ひだ表面146におけるそれらと同じである範囲内で、簡潔のためにここでは繰り返されない。第13ひだ表面146Cは、互いに所定の間隔で離間され、それらの間に配置される下部領域又は底壁166Cによって分離された、複数の第13の細長いチャネル又はひだ148Cを有する。幅WT5及びWB5並びに高さH5は、上述した第10ひだ表面146のそれらと同様であり得る。複数の第1突起170Eは、第13ひだ148C及び底壁166Cの下側部154Cに配置される(ひだ又は底壁毎に例示的な1つの突起が示されるが、数は必ずしも限定されない)。とりわけ、第13ひだ表面146Cの設計は、図6Cの第12ひだ表面146Bの設計によく似ている。しかしながら、示されるように、図6Cの第12ひだ148B及び底壁166Bの各々の下側部166Bに2つの突起170Cが存在し、一方で、図6Dにおいて第13ひだ148C及び底壁166Cの下側部154Cに突起170Eが一つのみ存在する。さらに、複数の第2突起170F(ひだ又は底壁毎に例示的な2つの突起として示されるが、数は必ずしも限定されない)は、第13ひだ148Cの上側部150C及び底壁166Cの上側部150Cに配置される。また、これは、図6Cの第12ひだ表面146Bの設計に類似している。しかしながら、示されるように、図6Dの第13ひだ148C及び上壁166Cの各々の上側部150Cに2つの第2突起170Fが存在し、一方で、図6Cにおいて、第12ひだ148B及び底壁166Bの上側部150Bに第2突起170Dが一つのみ存在する。突起170E又は170Fは、サイクルP7の周期及び高さH6を有する上側部150C及び下側部154Cに、概して周期的な形状、即ち正弦曲線状且つ周期的な波パターンで配置される、こぶであり得る。サイクルP6及びP7の周期、高さH6、及び図6Aにおける第10ひだ表面146の文脈で上述された他の寸法及び利点は、図6Dにおける第13ひだ表面146Cに同様に適用される。
[97]したがって、本開示は、その内部に形成される複数の細長い頂部を有する支持構造物を有する車両のための耐衝撃性部品をさらに熟慮する。複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、載荷可能な波形表面を形成するために、隣接する複数の細長い頂部から所定の間隔で離間する。複数の突起が、複数の細長い頂部上に設けられる。複数の突起は、所定の周期性を画定する。支持構造物は、ある変形では、複合材料を有し得る。支持構造物は耐衝撃性である。例えば、支持構造物は、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約10ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。
[98]ある面では、複合材料は、ポリマー及び炭素繊維を含む繊維補強複合材料である。構造部品は、ガスタンク保護シールド、ボディー底面シールド、構造パネル、内部床面、フロアパン、屋根、外部表面、貯蔵領域、グローブボックス、コンソールボックス、トランク、トランク床面、トラックベッド、及びそれらの任意の組み合わせであり得る。ある面では、車両はトラックであり得、支持構造物はトラックベッド床面であり得る。他の変形では、複数の突起は、複数の細長い頂部のそれぞれの細長い頂部間の領域にさらに配置される。ある面では、突起はこぶである。
[99]支持構造物は、第1側部と第2反対側部を有する。複数の突起は、第1側部又は第2反対側部に、概して周期的な形状で設けられる。ある面では、第1側部は上面であり得、第2側部は下面であり得、複数の突起は、(i)第1側部の上面は滑らかである一方、下面上の第2側部に、(ii)第2側部の下面は滑らかである一方、上面の第1側部に、又は(iii)第1側部の上面及び第2反対側部の下面の両方、に設けられる。
[100]ある面では、複数の突起が、(図5Aのように)第2側部の下面に配置されると、支持構造物は耐衝撃性である。ある面では、支持構造物は、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約10ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。ある面では、その様な耐衝撃性部品は、亀裂が発生するまでに約11ジュール以上の衝撃エネルギーに、選択的に約12ジュール以上、選択的に約13ジュール以上、選択的に任意の亀裂が発生するまでに約14ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができ得る。
[101]ある変形では、複数の突起が、(図6Aのように)第2側部の下面に配置されると、支持構造物は耐衝撃性である。ある変形では、支持構造物は、炭素繊維補強熱可塑性ポリマー複合材料等の複合材料を含む。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する。ある特定の変形では、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁の高さの割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に0.4mm/GPa以上0.75mm/GPa以下であり、ある面では、選択的に0.4mm/GPa以上0.65mm/GPa以下である。
[102]そのような設計を有する支持構造物は、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約10ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。ある面では、その様な耐衝撃性部品は、亀裂が発生するまでに約11ジュール以上の衝撃エネルギー、選択的には約12ジュール以上、選択的には約13ジュール以上、選択的には約14ジュール以上、選択的には約15ジュール以上、選択的には約16ジュール以上、選択的には約17ジュール以上、選択的には約18ジュール以上、選択的には約19ジュール以上、選択的には約20ジュール以上、選択的には約21ジュール以上、ある変形では、選択的には任意の亀裂が発生するまでに約22ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができ得る。
[103]実施例1
[104]別のひだ設計の各々に衝撃試験が実施される。衝撃試験は、炭素繊維補強複合材料の細長い頂部ひだ(例えば、46)の(図2−4,5A,及び6Aの各々に示されるような)中心Cに衝撃力を、0.5インチ(約1.27センチメートル)のストライカーで且つ上述した試験で加えることを含む。波形表面領域42を有する材料の一部が試験台に固定される。ストライカーは、丸又は半球状の、端部又は先端を有する0.5インチ(約1.27センチメートル)の直径の円柱ロッドである。ひだをストライカーで打つときに印加されるエネルギー(E=F*d)の総量を増加させるために、力及び/又は距離が増加される。亀裂がひだに形成されるまで、エネルギーが増加される。第1の亀裂に印加される平均エネルギーが比較のために記録される。以下の表は、数字の各々のための衝撃試験の結果を示す。
Figure 0006100835
[105]結果に示されるように、基準値、即ち第1ひだ表面56の設計は、4Jの衝撃エネルギーで亀裂が生じていることを示している。第2ひだ表面62は、第1ひだ表面56に対して3倍の亀裂が生じるエネルギーの改善を示している。第3ひだ表面90は、第1ひだ表面56に対して4倍の亀裂が生じるエネルギーの改善を示している。第4ひだ表面94は、第1ひだ表面56に対して5倍の亀裂が生じるエネルギーの改善を示している。第5ひだ表面118は、第1ひだ表面56に対して3.5倍の亀裂が生じるエネルギーの改善を示している。第10ひだ表面146は、第1ひだ表面56に対して5倍の亀裂が生じるエネルギーの改善を示している。
[106]第2から第5及び第10ひだ表面は、衝撃試験結果に基づくと、全て第1ひだ表面における従来の設計に対して耐衝撃性の著しい改善を示している一方、第4ひだ表面94及び第10ひだ表面146の両方は、高い耐衝撃性を有する特に望ましいひだ設計を示している。構造部品18(又はハードウェアの任意の他の部分)の波形表面領域42に選択されるひだ設計は、その様な衝撃試験以外の試験結果に基づいて選択され得、又はこの衝撃試験がその単なる一つである、複数の試験結果に基づいて選択され得る。当業者によって理解されるように、各ひだ設計は、異なる試験の他のひだ設計と比べて、異なるように機能し得る。
[107]したがって、様々な面では、本開示は、載荷可能な波形表面を有する支持構造物を有する車両のための耐衝撃性部品を提供する。波形表面は、その中に形成される複数の細長い頂部を有する。複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、載荷可能な波形表面を形成するために、所定の間隔で隣接する複数の細長い頂部から離間する。
[108]ある好ましい面では、支持構造物は、ポリマー及び炭素繊維を含む繊維補強複合材料等の複合材料を有し得る。複合材料は、ある面では、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有し得る。ある特別な変形においては、支持構造材料のヤング係数(E)に対するひだ側壁の高さの割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下であり、選択的に、約0.4mm/GPa以上約0.75mm/GPa以下であり、ある面では、選択的に0.4mm/GPa以上約0.65mm/GPa以下である。
[109]支持構造物は、耐衝撃性であり、上述した試験条件下で亀裂が発生するまでに約8ジュール以上の衝撃エネルギー、選択的には約9ジュール以上、選択的には約10ジュール以上、選択的には約11ジュール以上の衝撃エネルギー、選択的には約12ジュール以上、選択的には約13ジュール以上、選択的には約14ジュール以上、選択的には約15ジュール以上、選択的には約16ジュール以上、選択的には約17ジュール以上、選択的には約18ジュール以上、選択的には約19ジュール以上、選択的には約20ジュール以上、選択的には約21ジュール以上、選択的には約22ジュール以上、選択的には約23ジュール以上、ある面では、選択的には任意の亀裂が発生するまでに約24ジュール以上の衝撃エネルギーに耐えることができる。
[110]実施形態の上記の記載は、説明及び記述の目的のために提供されている。それは包括的又は開示を限定する意図ではない。特定の実施形態の個々の要素又は特徴は、概して特定の実施形態に限定されるものではないが、例え具体的に図示又は説明されていなくとも、適用可能な範囲で置換可能であり、選択された実施形態に使用され得る。同様のものが、多くの方法で変形され得る。そのような変形は本開示からの逸脱とみなされるべきでなく、そのような修正の全てが本開示の範囲内に含まれることが意図される。

Claims (25)

  1. 車両のための耐衝撃性部品であって、
    支持構造物であって、そこに形成される複数の細長い頂部を有し、前記複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、載荷可能な波形表面を形成するために隣接する前記複数の細長い頂部から所定の間隔で離間し、前記支持構造物は複合材料を有する、支持構造物と、
    前記複数の細長い頂部に設けられ、所定の周期性を画定する複数の突起と、を有し、前記支持構造物は、耐衝撃性であり且つ第1側部及び第2反対側部を有し、
    前記第1側部は上面であり、前記第2反対側部は下面であり、
    前記複数の突起は、
    (i)前記第1側部の前記上面は滑らかである一方、前記第2反対側部の前記下面に、
    又は(ii)前記第1側部の前記上面及び前記第2反対側部の前記下面の両方に、
    設けられる、耐衝撃性部品。
  2. 請求項1に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複数の突起は、前記第1側部又は前記第2反対側部に、概して周期的な形状で設けられる、耐衝撃性部品。
  3. 請求項1に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複合材料は、ポリマー及び炭素繊維を有する繊維補強複合材料である、耐衝撃性部品。
  4. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複合材料は、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する、耐衝撃性部品。
  5. 請求項1に記載された耐衝撃性部品において、
    前記支持構造物は、ガスタンク保護シールド、ボディー底面シールド、構造パネル、内部床面、フロアパン、屋根、外部表面、貯蔵領域、グローブボックス、コンソールボックス、トランク、トランク床面、トラックベッド、及びそれらの組み合わせ、からなる群から選択される、耐衝撃性部品。
  6. 請求項1に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複数の突起は、さらに、前記複数の細長い頂部のそれぞれの細長い頂部間の領域に配置される、耐衝撃性部品。
  7. 請求項1に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複数の突起は、こぶを有する、耐衝撃性部品。
  8. 車両のための耐衝撃性部品であって、
    支持構造物であって、そこに形成される複数の細長い頂部を有し、細長い頂部の各々は、それぞれ、上壁及び2つの側壁を有し、前記複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、載荷可能な波形表面を形成するために隣接する前記複数の細長い頂部から所定の間隔で離間し、前記支持構造物は、ポリマー及び炭素繊維を有する繊維補強複合材料を有する、支持構造物を有し、
    前記側壁の高さに対する前記上壁の幅の割合は、約1以上約3以下であり、前記支持構造物は、衝撃性であり、
    前記複合材料は、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有し、
    前記ヤング係数(E)に対する前記側壁の前記高さの割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下である、耐衝撃性部品。
  9. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記側壁の前記高さに対する前記上壁の前記幅の前記割合は、約1.25以上約2.75以下である、耐衝撃性部品。
  10. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記上壁の前記幅は、約20ミリメートル以上約35ミリメートル以下であり、
    前記側壁の前記高さは、約10ミリメートル以上約18ミリメートル以下である、耐衝撃性部品。
  11. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複数の細長い頂部の各細長い頂部間の領域は、約25ミリメートル以上約40ミリメートル以下の幅を有する、耐衝撃性部品。
  12. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記2つの側壁の各々は、前記上壁に対して、垂線から約3度以上約40度以下の角度を画定する、耐衝撃性部品。
  13. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記細長い頂部に設けられ、所定の周期性を画定する複数の突起をさらに有し、
    前記支持構造物は、第1側部及び第2反対側部を有し、前記第1側部は上面であり、前記第2反対側部は下面であり、
    前記複数の突起は、
    前記第1側部の前記上面は滑らかである一方、前記第2反対側部の前記下面に、又は
    前記第1側部の前記上面及び前記第2反対側部の前記下面の両方に、設けられる、耐衝撃性部品。
  14. 請求項に記載された耐衝撃性部品において、
    前記支持構造物は、ガスタンク保護シールド、ボディー底面シールド、構造パネル、内部床面、フロアパン、屋根、外部表面、貯蔵領域、グローブボックス、コンソールボックス、トランク、トランク床面、トラックベッド、及びそれらの組み合わせ、からなる群から選択される、耐衝撃性部品。
  15. 車両のための耐衝撃性部品であって、
    支持構造物であって、そこに形成される複数の細長い頂部を有し、前記細長い頂部の各々は、それぞれ、上壁及び2つの側壁を有し、前記複数の細長い頂部の各々は、それぞれ、隣接する前記複数の細長い頂部から所定の間隔で離間する、支持構造物を有し、
    前記複数の細長い頂部はさらに複数の隆起した部分と複数の隆起していない部分とを有する、前記上壁に沿って所定の周期性を備えた波状表面を画定し、載荷可能な波形表面を形成し、
    前記複数の細長い頂部は、第1側部及び第2反対側部を有し、
    前記第1側部及び前記第2反対側部の各々は、前記複数の隆起した部分と、前記複数の隆起していない部分とを有する、耐衝撃性部品。
  16. 請求項15に記載された耐衝撃性部品において、
    前記波状表面は、正弦曲線形状を画定する、耐衝撃性部品。
  17. 請求項15に記載された耐衝撃性部品において、
    前記所定の周期性は、前記上壁の幅の約1/3以下である、耐衝撃性部品。
  18. 請求項15に記載された耐衝撃性部品において、
    前記複数の細長い頂部の各細長い頂部間の領域も、前記波状表面を有する、耐衝撃性部品。
  19. 請求項15に記載された耐衝撃性部品において、
    前記支持構造物は、ポリマー及び炭素繊維を有する繊維補強複合材料を有する、耐衝撃性部品。
  20. 請求項19に記載された耐衝撃性部品において、
    前記繊維補強複合材料は、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する、耐衝撃性部品。
  21. 請求項20に記載された耐衝撃性部品において、
    前記2つの側壁は高さを画定し、前記ヤング係数(E)に対する前記側壁の前記高さの割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下である、耐衝撃性部品。
  22. 車両のための耐衝撃性部品であって、
    支持構造物であって、そこに形成される複数の細長い頂部を有し、前記複数の細長い頂部は、所定の周期性を有して前記支持構造物に波状表面を画定する、支持構造物を有し、
    前記支持構造物は、耐衝撃性であり、
    前記複数の細長い頂部は、第1側部及び第2反対側部を有し、
    前記第1側部及び前記第2反対側部の各々は、複数の隆起した部分と、複数の隆起していない部分とを有する、耐衝撃性部品。
  23. 請求項22に記載された耐衝撃性部品において、
    前記支持構造物は、ポリマー及び炭素繊維を有する繊維補強複合材料を有する、耐衝撃性部品。
  24. 請求項23に記載された耐衝撃性部品において、
    前記繊維補強複合材料は、約20GPa以上約30GPa以下のヤング係数(E)を有する、耐衝撃性部品。
  25. 請求項24に記載された耐衝撃性部品において、
    細長い頂部の各々は、それぞれ、高さを有する一対の側壁を有し、
    前記ヤング係数(E)に対する前記側壁の前記高さの割合は、約0.4mm/GPa以上約1mm/GPa以下である、耐衝撃性部品。
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