JP6091817B2 - 自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置に関する。
近年、風力発電装置や太陽光発電装置のような自然エネルギーを利用する自然エネルギー発電装置が電力系統に連系されるようになっている。一般に、自然エネルギー発電装置は出力が不安定であるので、出力変動を抑制するようにしている。
図7は、従来の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置の一例を示す構成図である。
自然エネルギー発電装置101と電力系統102との間には、電力検出器103と出力変動抑制装置104が接続されている。出力変動抑制装置104は、電力変換器105、電力貯蔵装置106、および電力指令演算装置107を備えている。
自然エネルギー発電装置101から出力される電力は、電力検出器103で検出され、その電力検出値が電力指令演算装置107に入力される。電力指令演算装置107は、電力検出器103からの電力検出値と電力貯蔵装置106の貯蔵量の情報を入力して電力指令(電力貯蔵装置106で充電または放電すべき電力を示す値)を演算し、電力変換器105に出力する。電力変換器105は、電力指令に応じて電力貯蔵装置106の充放電を行う。
図8は、従来の電力指令演算装置の一例を示すブロック図である。
電力指令演算装置は、以下のように電力指令を演算する。
電力検出器で検出した電力(自然エネルギー発電装置の出力)をu、平滑化フィルタ後の出力をyとすると、yは次のように表される。
y=GF×u …(1)
ここで、GFは平滑化フィルタを示す。
電力指令PwB(放電を正の値、充電を負の値で表す。)は、平滑化フィルタ前後の出力と、貯蔵量SOCのフィードバックとから、次のように演算する。
PwB=y−u−kf×(SOCREF−SOC) …(2)
ここで、SOCREFは貯蔵量目標値、kfはフィードバックゲインを示す。
貯蔵量SOCは、次のように表わされる。
Figure 0006091817
ここで、Vは電力貯蔵装置の電圧を示す。
フィードバックゲインkfが0の場合の変動抑制後の出力zは、次のように表わされる。
z=u+GB×PwB=GB×y+(1−GB)×u …(4)
ここで、GBは電力貯蔵装置の伝達関数を示す。
これにより、電力貯蔵装置の伝達関数GBが1の場合、変動抑制後の出力zは平滑化フィルタ後の出力yとなることがわかる。
なお、自然エネルギー発電電力の予測値を計算して、予測値に基づいて電力貯蔵装置の電力指令を計算する制御装置が知られている。
さらに、太陽光発電装置のような自然エネルギー発電装置は夜間発電しないので、昼間の発電量を充電し、夜間に放電して負荷を平準化する負荷平準用の電力貯蔵装置と、自然エネルギー発電装置の出力変動を平滑化する変動抑制用の電力貯蔵装置を設けた制御装置も知られている。
特許第4796974号公報 特許第3905692号公報 特許第4609156号公報
ところが、従来の出力変動抑制装置においては、以下のような課題がある。
貯蔵量SOCフィードバックの閉ループ系は、次のように表わされる。
Figure 0006091817
これにより、フィードバックゲインが0でない場合の電力貯蔵装置の伝達関数は、次のようなハイパスフィルタとなる。
Figure 0006091817
これにより、貯蔵量SOCフィードバックがある場合、出力変動の高周波成分の抑制性能が低下することがわかる。
なお、電力貯蔵装置の貯蔵量を考慮していない場合、貯蔵量の上限または下限を超えると変動抑制性能が低下する。
また、従来の制御装置には、負荷平準化運転の充電時間帯と放電時間帯とで、変動抑制の充放電電流を切替えるものがあるが、負荷平準化運転のために大きな電力貯蔵装置が必要となる。
発明が解決しようとする課題は、出力変動抑制性能を向上させることのできる自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置を提供することにある。
実施形態によれば、自然エネルギーを利用して発電する自然エネルギー発電装置から電力系統へ供給される電力の出力変動を抑制する自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置において、電力を貯蔵する電力貯蔵装置と、電力指令に応じて前記電力貯蔵装置の充放電を行う電力変換器と、前記電力変換器への電力指令を演算する電力指令演算装置とを備える。前記電力指令演算装置は、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を検出する電力検出器から得られる電力検出値に基づく電力指令と、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を予測する自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値に基づく電力指令との合成を行うことにより前記電力変換器への電力指令を決定し、前記自然エネルギー発電電力予測装置の電力予測精度が低下する場合に、前記電力検出器に基づく電力指令の比率を大きくする
本発明によれば、出力変動抑制性能を向上させることができる。
第1の実施形態に係る出力変動抑制装置の一例を示す構成図。 第1の実施形態に係る電力指令演算装置の一例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る電力指令演算装置の平滑化フィルタの一例を示す説明図。 第2の実施形態に係る電力指令演算装置の一例を示すブロック図。 第3の実施形態に係る出力変動抑制装置の一例を示す構成図。 第3の実施形態に係る電力指令演算装置の一例を示すブロック図。 従来の出力変動抑制装置の一例を示す構成図。 従来の電力指令演算装置の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1乃至図3を参照して、第1の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態に係る出力変動抑制装置の一例を示す構成図である。なお、図1の構成は、後述する第2の実施形態にも適用される。
図1に示されるように、自然エネルギー発電装置1と電力系統2との間には、電力検出器3と出力変動抑制装置4が接続されている。出力変動抑制装置4は、電力変換器5、電力貯蔵装置6、および電力指令演算装置7を備えている。自然エネルギー発電装置1から出力される電力は、電力検出器3で検出され、その電力検出値が電力指令演算装置7に入力される。
自然エネルギー発電装置1は、風力発電装置や太陽光発電装置のような自然エネルギーを利用して発電するものである。
電力検出器3は、自然エネルギー発電装置1から電力系統2へ出力される電力を検出するものである。
出力変動抑制装置4は、自然エネルギー発電装置1から電力系統2へ供給される電力の出力変動を抑制するものである。
電力変換器5は、電力指令演算装置7からの電力指令に応じて電力貯蔵装置6の充放電を行うものである。
電力貯蔵装置6は、電力変換器5の制御のもとで電力を貯蔵するものである。
特に本実施形態の電力指令演算装置7は、自然エネルギー発電装置1から出力される電力を検出する電力検出器3から得られる電力検出値に基づく電力指令と、自然エネルギー発電装置1から出力される電力を予測する自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値に基づく電力指令との合成を行うことにより電力変換器5への電力指令(電力貯蔵装置6で充電または放電すべき電力を示す値)を決定する機能を備えている。
また、本実施形態の電力指令演算装置7は、電力検出器3から得られる電力検出値と自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値とに応じて、前記合成の比率を変化させる機能を備えている。
また、本実施形態の電力指令演算装置7は、過去の一定期間における電力変換器5への電力指令値と電力検出器3から得られる電力検出値との和の最大値と最小値とを用いて、電力変換器5への電力指令を調整する機能を備えている。
このような構成において、自然エネルギー発電電力予測装置8は、例えば気象予報機関の気象情報(天候情報、風情報)から、自然エネルギー発電装置1の電力を予測する。電力検出器3は、自然エネルギー発電装置1の電力を検出する。電力指令演算装置7は、電力検出器3から得られる電力検出値と、自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値とを入力し、また必要に応じて電力貯蔵装置6の貯蔵量を示す情報を入力し、電力変換器5へ電力指令を出力する。電力変換器5は、電力指令演算装置7からの電力指令に基づき、電力貯蔵装置6の充放電電力を変換する。
図2は、第1の実施形態に係る電力指令演算装置の一例を示すブロック図である。
以下、図2を参照して、電力指令演算装置7による電力指令演算内容を具体的に説明する。
電力検出器3で検出した電力(自然エネルギー発電装置の出力)をu、平滑化フィルタ後の出力をy、予測時間帯(例えば30分)の平均の出力をuavとすると、yとuavはそれぞれ次のように表わされる。
y=GF×u …(7)
uav=Gav×u …(8)
ここで、GFは平滑化フィルタ、Gavは時間平均を示す。
自然エネルギー発電電力予測装置8で予測した電力(予測時間帯の平均予測値)をrとすると、合成比率wは例えば次のように表される。
w=kp×|r−uav| …(9)
ここで、kpは係数を示す。
すなわち、rとuavとの差の絶対値が比較的大きい場合(自然エネルギー発電電力予測装置の精度が悪い場合)、wは大きくなり、一方、rとuavとの差の絶対値が比較的小さい場合(自然エネルギー発電電力予測装置の精度が良い場合)、wは小さくなる。
合成した電力指令xは次のように表される。
Figure 0006091817
ここで、Gdzは不感帯(発電予測差)を示す。
すなわち、wが比較的大きい場合、rに比してyに対する重み付けが大きくなり、一方、wが比較的小さい場合、yに比してrに対する重み付けが大きくなる。
電力貯蔵装置6への電力指令PwBは、次のように表される。
PwB=x …(11)
電力貯蔵装置6での変動抑制後の出力zは、次のように表される。
Figure 0006091817
ここで、GBは電力貯蔵装置6の伝達関数を示す。
これにより、電力貯蔵装置6の伝達関数GBが1、不感帯Gdzの幅が0の場合、変動抑制後の出力zは自然エネルギー発電電力予測装置8の出力rと平滑化フィルタ後の出力yの合成出力となることがわかる。
また、自然エネルギー発電電力予測装置8の精度が悪い(平均予測値と予測時間帯の平均出力との差が大きい)場合には、合成比率wが大きくなり、電力指令PwBは自然エネルギー発電電力予測装置の出力rの項が小さくなることがわかる。
第1の実施形態によれば、電力検出器3から得られる電力検出値により演算した電力指令と自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値により演算した電力指令とを合成して、電力貯蔵装置6に充放電させる指令を演算するので、電力予測精度が高い場合、出力変動抑制性能を高めることができるとともに、電力予測精度が低下した場合でも、出力変動抑制性能を低下しにくくすることができる。
なお、平滑化フィルタGFとして、例えば時間平均や一次フィルタがあるが、出力変動の幅を所定の値内にするには、平滑化フィルタのパラメータの調整が必要である。
平滑化フィルタのパラメータと出力変動の幅を関係がわかりやすく、調整がしやすい平滑化フィルタとして、例えば、図3のように、過去の一定期間における変動抑制後の出力zの最大値zmaxと最小値zminとを求め、求めたzmaxとzminとから平滑化フィルタの出力yを次のように演算する。
y=Max[Min[u,zmin+zwidth],zmax−zwidth]
…(13)
ここで、zwidthは出力変動の目標幅を示す。
これにより、平滑化フィルタGFで、過去の一定期間における電力変換器への電力指令値と電力検出器から得られる電力検出値との和の最大値と最小値とを用いることで、平滑化フィルタのパラメータによる出力変動抑制性能の低下をしにくくすることができる。
また、平滑化フィルタGFが一次フィルタとした場合、パラメータとして時定数があるが、電力貯蔵装置の貯蔵量の幅はこの時定数と正の相関があることが知られている。
これにより、平滑化フィルタGFのパラメータを、自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値と電力検出器から得られる電力検出値により演算(例えば合成比率wの負の関数)することで、電力予測精度が低下した場合でも、電力貯蔵装置の貯蔵量の上限または下限を超えることによる出力変動抑制性能の低下をしにくくすることができる。
さらに、不感帯Gdzのパラメータとして、発電予測差の幅があるが、電力貯蔵装置の出力の幅は発電予測差の幅と負の相関がある。
これにより、不感帯Gdzのパラメータを、自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値と電力検出器から得られる電力検出値により演算(例えば合成比率wの正の関数)することで、電力予測精度が低下した場合でも、電力貯蔵装置の出力の上限または下限を超えることによる出力変動抑制性能の低下をしにくくすることができる。
(第2の実施形態)
図1を再度参照しつつ、図4を参照して、第2の実施形態を説明する。
以下では、第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図1の構成は、後述する第2の実施形態にも適用される。
第2の実施形態に係る出力変動抑制装置4においては、電力指令演算装置7は、第1の実施形態で説明した機能に加え、前述した合成の結果と電力貯蔵装置6の貯蔵量と貯蔵量目標値との偏差に相当する操作量とに基づいて電力変換器5への電力指令を決定する機能を更に備えている。
また、本実施形態の電力指令演算装置7は、電力検出器3から得られる電力検出値と自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値とに基づいて電力貯蔵装置6の貯蔵量目標値を決定(もしくは調整)する機能を更に備えている。なお、この機能は、電力指令演算装置7以外の場所に設けられていてもよい。
このような構成において、自然エネルギー発電電力予測装置8は、例えば気象予報機関の気象情報(天候情報、風情報)から、自然エネルギー発電装置1の電力を予測する。電力検出器3は、自然エネルギー発電装置1の電力を検出する。電力指令演算装置7は、電力検出器3から得られる電力検出値と、自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値と、電力貯蔵装置6の貯蔵量を示す情報とを入力し、電力変換器5へ電力指令を出力する。電力変換器5は、電力指令演算装置7からの電力指令に基づき、電力貯蔵装置6の充放電電力を変換する。
図4は、第2の実施形態に係る電力指令演算装置の一例を示すブロック図である。
以下、図4を参照して、電力指令演算装置7による電力指令演算内容を具体的に説明する。なお、図2と共通する部分の説明は省略する。
前述した式(7)〜(10)および関連する説明は本実施形態にも適用される。
電力貯蔵装置6への電力指令PwB1(放電を正の値、充電を負の値で表す。)は、例えば次のように表される。
PwB1=x−kf×w×(SOC1REF−SOC1) …(14)
ここで、SOCREFは電力貯蔵装置6の貯蔵量目標値、kfはフィードバックゲインを示す。
電力貯蔵装置6での変動抑制後の出力zは、次のように表される。
Figure 0006091817
ここで、GB1は電力貯蔵装置6の伝達関数を示す。
これにより、電力貯蔵装置6の伝達関数GB1が1、不感帯Gdzの幅が0、フィードバックゲインkfが0の場合、変動抑制後の出力zは自然エネルギー発電電力予測装置8の出力rと平滑化フィルタ後の出力yの合成出力となることがわかる。
貯蔵量フィードバック量を大きくした場合、電力貯蔵装置6の貯蔵量の上限または下限内での出力変動抑制性能の低下が多少あるが、電力貯蔵装置6の貯蔵量の上限または下限を超えることによる出力変動抑制性能の大幅な低下がなくなり、電力貯蔵装置6の必要貯蔵量を小さくすることができる。
第2の実施形態によれば、電力検出器3から得られる電力検出値と自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値と、貯蔵量目標演算機能から得られる貯蔵量目標値と電力貯蔵装置6から得られる貯蔵量により、電力貯蔵装置6に充放電させる指令を演算するので、電力予測精度が高い場合、出力変動抑制性能を高めることができるとともに、電力予測精度が低下した場合でも、出力変動抑制性能を低下しにくくすることができ、更に、電力貯蔵装置6の必要貯蔵量を小さくすることができる。
また、貯蔵量目標値によって電力貯蔵装置6の必要貯蔵量は変わる。このため、貯蔵量目標値を自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値と電力検出器から得られる電力検出値とから合成比率の関数を用いて演算することにより、電力予測精度が低下した場合でも、電力貯蔵装置の必要貯蔵量を小さくすることができる。
(第3の実施形態)
図5および図6を参照して、第3の実施形態を説明する。
以下では、第1の実施形態と共通する部分の説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図5に示されるように、第3の実施形態に係る出力変動抑制装置4においては、電力をそれぞれ貯蔵する2台の電力貯蔵装置6A,6Bが設けられ、これに伴って2台の電力変換器5A,5Bが設けられる。
電力貯蔵装置6Aは、電力貯蔵容量が比較的小さく、電力貯蔵装置6Bは、電力貯蔵容量が比較的大きい。
電力変換器5Aは、電力指令演算装置7からの電力指令に応じて電力貯蔵装置6Aの充放電を行う。
電力変換器5Bは、電力指令演算装置7からの電力指令に応じて電力貯蔵装置6Bの充放電を行う。
電力指令演算装置7は、電力変換器5Aへの電力指令および電力変換器5Bへの電力指令を演算する。
特に本実施形態の電力指令演算装置7は、自然エネルギー発電装置1から出力される電力を検出する電力検出器3から得られる電力検出値と、電力貯蔵装置6Aの貯蔵量と貯蔵量目標値との偏差に相当する操作量とに基づいて、電力変換器5Aへの電力指令を決定するとともに、当該操作量に基づいて、電力変換器5Bへの電力指令を決定する機能を備えている。
また、本実施形態の電力指令演算装置7は、一日の時間帯に応じて電力貯蔵装置6Bの貯蔵量目標値を変化させる貯蔵量目標値設定機能を更に備えている。なお、この機能は、電力指令演算装置7以外の場所に設けられていてもよい。
また、本実施形態の電力指令演算装置7は、電力貯蔵装置6Bの貯蔵量目標値を示す情報を受信する貯蔵量目標値受信機能と、この貯蔵量目標値受信機能により受信される情報に基づいて電力貯蔵装置6Bの貯蔵量目標値を設定する貯蔵量目標値設定機能を備えていてもよい。また、この機能は、電力指令演算装置7以外の場所に設けられていてもよい。
また、図5の構成において、図1で示した自然エネルギー発電電力予測装置8から電力指令演算装置7が電力予測値を得る構成を加えてもよい。この場合、本実施形態の電力指令演算装置7は、自然エネルギー発電装置1から出力される電力を検出する電力検出器3から得られる電力検出値に基づく電力指令と、図1に示した自然エネルギー発電電力予測装置8から得られる電力予測値に基づく電力指令との合成を行う機能を更に備えていてもよい。
このような構成において、電力検出器3は、自然エネルギー発電装置1の電力を検出する。電力指令演算装置7は、電力検出器3から得られる電力検出値を入力し、電力貯蔵装置6A,6Bのそれぞれの貯蔵量を示す情報を入力し、電力変換器5A,5Bへ電力指令を出力する。電力変換器5Aは、電力指令演算装置7からの電力指令に基づき、電力貯蔵装置6Aの充放電電力を変換する。電力変換器5Bは、電力指令演算装置7からの電力指令に基づき、電力貯蔵装置6Bの充放電電力を変換する。
図6は、第3の実施形態に係る電力指令演算装置の一例を示すブロック図である。
以下、図6を参照して、電力指令演算装置7による電力指令演算内容を具体的に説明する。
自然エネルギー発電装置1の出力をu、平滑化フィルタ後の出力をy1とすると、y1は次のように表される。
y1=GF×u …(16)
ここで、GFは平滑化フィルタを示す。
電力貯蔵装置6Aへの電力指令PwB1は、次のように表される。
PwB1=y1−u−kf1×(SOC1REF−SOC1) …(17)
ここで、SOC1REFは電力貯蔵装置6Aの貯蔵量目標値、kf1はフィードバックゲインを示す。
電力貯蔵装置6Aでの変動抑制後の出力z1は、次のように表される。
z1=u+GB1×PwB1
=Gb1×GF×u+(1−GB1)×u
−GB1×kf1×(SOC1REF−SOC1) …(18)
ここで、GB1は電力貯蔵装置6Aの伝達関数を示す。
電力貯蔵装置6Bへの電力指令PwB2(放電を正の値、充電を負の値で表す。)は、次のように表される。
PwB2=kf1×(SOC1REF−SOC1) …(19)
電力貯蔵装置6Bでの変動抑制後の出力z2は、次のように表される。
z2=z1+GB2×PwB2
=GB1×y1+(1−GB1)×u
+(GB2−GB1)×kf1×(SOC1REF−SOC1)…(20)
ここで、GB2は電力貯蔵装置6Bの伝達関数を示す。
これにより、電力貯蔵装置6A,6Bの伝達関数GB1、GB2が1の場合、変動抑制後の出力z2は平滑化フィルタ後の出力y1となることがわかる。
フィードバックゲインkf1を大きくした場合、変動抑制性能に関係なく電力貯蔵装置6Aの必要貯蔵量を小さくできる。なお、この場合、電力貯蔵装置6Bの必要貯蔵量は大きくなるが、貯蔵量フィードバックの出力は自然エネルギーの平滑化に必要な出力に比べて小さいことから電力貯蔵装置6Bの必要出力は小さい。
第3の実施形態によれば、一方の電力貯蔵装置6Aの貯蔵量を貯蔵量目標値に制御するとともに、その電力を他方の電力貯蔵装置6Bに充放電させる指令を演算するので、出力変動抑制性能を低下しにくくすることができ、更に、電力貯蔵装置6Aの必要貯蔵量を小さくすることができ、且つ、電力貯蔵装置6Bの必要出力を小さくすることができる。
なお、電力貯蔵装置6Bへの電力指令PwB2を次のようにしてもよい。
PwB2=kf1×(SOC1REF−SOC1)
−kf2×(SOC2REF−SOC2) …(21)
ここで、SOC2REFは電力貯蔵装置6Bの貯蔵量目標値、kf2はフィードバックゲインを示す。
また、電力貯蔵装置6Bの貯蔵量目標値は一定でなく、例えば、次式のように、夜間での貯蔵量目標値SOC2REFnightとし、昼間での貯蔵量目標値SOC2REFdayとし、一日の時間の情報を用いて演算することで、電力貯蔵装置6Bを有効利用して一日(昼夜)の電力平準化を行うこともできる。
Figure 0006091817
ここで、t1は朝刻、t2は夕刻を示す。
さらに、電力貯蔵装置6Bの貯蔵量目標値は、貯蔵量目標演算装置で演算した値でなく、前述の貯蔵量目標値受信値機能が例えば電力系統2の上位から受信した値であってもよい。
以上詳述したように、各実施形態によれば、出力変動抑制性能を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…自然エネルギー発電装置、2…電力系統、3…電力検出器、4…出力変動抑制装置、5,5A,5B…電力変換器、6,6A,6B…電力貯蔵装置、7…電力指令演算装置、8…自然エネルギー発電電力予測装置。

Claims (9)

  1. 自然エネルギーを利用して発電する自然エネルギー発電装置から電力系統へ供給される電力の出力変動を抑制する自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置であって、
    電力を貯蔵する電力貯蔵装置と、
    電力指令に応じて前記電力貯蔵装置の充放電を行う電力変換器と、
    前記電力変換器への電力指令を演算する電力指令演算装置と、
    を備え、
    前記電力指令演算装置は、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を検出する電力検出器から得られる電力検出値に基づく電力指令と、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を予測する自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値に基づく電力指令との合成を行うことにより前記電力変換器への電力指令を決定し、前記自然エネルギー発電電力予測装置の電力予測精度が低下する場合に、前記電力検出器に基づく電力指令の比率を大きくすることを特徴とする自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  2. 前記電力指令演算装置は、前記電力検出器から得られる電力検出値と前記自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値とに応じて、前記合成の比率を変化させることを特徴とする請求項1に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  3. 前記電力指令演算装置は、過去の一定期間における、前記電力変換器への電力指令値と前記電力検出器から得られる電力検出値との和、の最大値と最小値とを用いて、前記電力変換器への電力指令を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  4. 前記電力指令演算装置は、前記合成の結果と、前記電力貯蔵装置の貯蔵量と貯蔵量目標値との偏差に相当する操作量とに基づいて、前記電力変換器への電力指令を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  5. 前記電力検出器から得られる電力検出値と前記自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値とに基づいて前記電力貯蔵装置の貯蔵量目標値を決定する手段を更に備えていることを特徴とする請求項4に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  6. 自然エネルギーを利用して発電する自然エネルギー発電装置から電力系統へ供給される電力の出力変動を抑制する自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置であって、
    電力をそれぞれ貯蔵する第1の電力貯蔵装置および第2の電力貯蔵装置と、
    電力指令に応じて前記第1の電力貯蔵装置の充放電を行う第1の電力変換器と、
    電力指令に応じて前記第2の電力貯蔵装置の充放電を行う第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器への電力指令および第2の電力変換器への電力指令を演算する電力指令演算装置と、
    を備え、
    前記電力指令演算装置は、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を検出する電力検出器から得られる電力検出値と、前記第1の電力貯蔵装置の貯蔵量と貯蔵量目標値との偏差に相当する操作量とに基づいて、前記第1の電力変換器への電力指令を決定するとともに、当該操作量に基づいて、前記第2の電力変換器への電力指令を決定することを特徴とする自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  7. 一日の時間帯に応じて前記第2の電力貯蔵装置の貯蔵量目標値を変化させる貯蔵量目標値設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  8. 前記第2の電力貯蔵装置の貯蔵量目標値を示す情報を受信する貯蔵量目標値受信手段と、
    前記貯蔵量目標値受信手段により受信される情報に基づいて前記第2の電力貯蔵装置の貯蔵量目標値を設定する貯蔵量目標値設定手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
  9. 前記電力指令演算装置は、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を検出する電力検出器から得られる電力検出値に基づく電力指令と、前記自然エネルギー発電装置から出力される電力を予測する自然エネルギー発電電力予測装置から得られる電力予測値に基づく電力指令との合成を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の自然エネルギー発電装置の出力変動抑制装置。
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