JP6089956B2 - 情報処理装置,制御方法及び制御プログラム - Google Patents
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Description
従来においては、例えば、無線通信機能を用いて、遠隔操作により車載装置内の情報を削除等する手法が知られている。
1つの側面では、本発明は情報の漏洩を阻止できるようにすることを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
実施形態の一例としての車載装置(情報処理装置)100は、図1に示すように、車両(移動体)1に着脱自在に搭載される。
車載装置100には、常時電源から常時給電電圧(常時12V)が供給されるとともに、図示しないアクセサリ(ACC)電源からACC給電電圧(ACC12V)が供給される。
車載装置100には、複数(図1に示す例では2つ)のコネクタ110a,110bが備えられ、これらのコネクタ110a,110bには、ケーブル210a,210bを介して、周辺装置200a,200bが着脱自在に接続される。
周辺装置200a,200bは、車載装置100に接続される電子装置であり、車載装置100に種々の機能を提供する。周辺装置200a,200bは、例えば、GPS(Global Positioning System)ユニットや、移動体通信ユニットである。
また、これらの周辺装置200a,200bにも、常時電源とACC電源とが供給される。周辺装置200aと車載装置100とはケーブル210aを介して接続され、同様に、周辺装置200bと車載装置100とはケーブル210bを介して接続される。車載装置100とこれらの周辺装置200a,200bとは、ケーブル210a,210bを介してデータの送受信を行なう。
具体的には、車載装置100と周辺装置200a,200bとを接続するケーブル210a,210bの空き線(未使用線)を用いて、周辺装置200a,200bが車両1から受けている常時給電電圧(常時12V)が車載装置100に供給される。
以上、車載装置100及び周辺装置200a,200bがバッテリ(電力供給装置)に接続される場合を説明したが、車載装置100及び周辺装置200a,200bの常時電源として、それぞれの装置にバッテリー(電力供給装置)を内蔵してもよい。
また、車載装置100には、1以上の関連機器300が接続される。関連機器300は、車載装置100に接続される電子機器であり、車載装置100に種々の機能を提供する。関連機器300は、例えば、タッチパネルモニタやカードリーダ、車載カメラ等である。これらの関連機器300には、車載装置100を介してACC電源が供給される。なお、周辺装置200にも、同様の関連機器300を接続してもよい。
なお、この図2に示す例においては、便宜上、1つのコネクタ110を示すとともに、このコネクタ110に周辺装置200(200a)が接続されているが、これに限定されるものではない。すなわち、2以上のコネクタ110を備え、これらのコネクタ110に複数の周辺装置200を接続してもよい。
そして、本車載装置100においては、この記憶装置130に格納されている情報(機密情報)が、第三者による不当なアクセスから保護されるべき保護対象である。すなわち、本車載装置100が盗難等された場合に、この記憶装置130に格納されている機密情報に対する第三者による不当なアクセスを抑止する。
データ保護制御部(禁止制御部)102は、本車載装置100の起動過程において、記憶装置130に格納されている機密情報の読み出しを禁止する。すなわち、データ保護制御部102は、記憶装置130に格納されている機密情報の読み出しをできない状態にすることにより、この機密情報を保護(その漏洩を防止)する。
また、データ保護制御部102は、機密情報もしくは記憶装置130をロック状態にすることにより読み出し不可の状態にしてもよく、更に、機密情報の少なくとも一部を破壊することで読み出し不可の状態にしてもよい。以下、データ保護制御部102において、記憶装置130の機密情報を上述したいずれかの手法を用いて読み出し不可の状態にすることを機密情報保護動作という場合がある。
なお、上述した給電制御部101,データ保護制御部102及び解除判定部111は、例えばCPLD(Complex Programmable Logic Device)等のプログラマブル素子により実現される。又、これらの給電制御部101,データ保護制御部102及び解除判定部111の少なくとも一部としての機能をプロセッサを用いてプログラムにより実現してもよく、種々変形して実施することができる。
不揮発性メモリ108は、電源供給を受けなくても記憶を保持するメモリ(不揮発性記憶部)である。この不揮発性メモリ108としては、例えば、EEPROMやフラッシュメモリ,バッテリバックアップメモリが用いられる。
制御回路部103は、コネクタ110への周辺装置200の取り付け/取り外し操作に基づき、不揮発性メモリ108に識別情報を設定する回路装置である。制御回路部103は、例えばCPLD等のプログラマブル素子である。なお、この制御回路部103としての機能をプロセッサを用いてプログラムにより実現してもよく、種々変形して実施することができる。
デコード部104は、コネクタ110への周辺装置200の取り付け/取り外し操作により入力される常時電源のON/OFFシーケンシャルパターンをデコードし、入力パターン(着脱操作パターン)を取得する。すなわち、デコード部104は、コネクタ110を介した周辺装置200の着脱操作を監視する監視部として機能する。又、このデコード部104によるデコード結果は、第1レジスタ106に格納される。
第2レジスタ107は、予め設定された合格パターン(基準操作パターン)を格納する記憶装置である。合格パターンは、ON/OFFのシーケンシャルパターンであり、コネクタ110への周辺装置200の取り付け/取り外し(挿抜)を所定の規約に従って行なうことに相当する。
なお、これらの入力パターンと合格パターンとが一致するか否かの判断(パターン一致判断)は、既知の種々の手法で実現され、その詳細な説明は省略する。
また、判断部105は、入力パターンと合格パターンとの比較の結果に応じて、LED109の点灯制御を行なう。具体的には、判断部105は、入力パターンと合格パターンとの比較の結果に応じて、LED109を点灯させる回数や時間を変更する。例えば、入力パターンと合格パターンとが一致した場合には、LED109を長時間(例えば5秒間)点灯させ続ける(正常点灯・消灯)。一方、入力パターンと合格パターンとが不一致であった場合には、LED109を短い間隔(例えば0.5秒間隔)で複数回(例えば10回)点滅させる(異常点灯・消灯)。
また、制御回路部103は、第1レジスタ106のデコード結果をリセットする機能も備える。
そして、不揮発性メモリ108及び制御回路部103には、図2中に破線で環囲して示すように常時電源が供給されており、これにより、車両1の電源オフの状態でも、これらの不揮発性メモリ108及び制御回路部103の機能は実行される。
例えば、車載装置100の修理等の保守作業を行なう場合に、保守作業者は車両1から車載装置100を取り外す。
保守作業者は、所定の規約に従って、コネクタ110から周辺装置200を接続するケーブル210の挿抜操作を行なう。例えば、ケーブル210をN回挿抜を繰り返したり(ステップS3)、接続されている複数のケーブル210を所定の順序で抜く(ステップS4)。もしくは、ケーブル210のN回の挿抜の繰り返しと、複数のケーブル210を所定の順序で抜く操作の所定の組合せを行なう(ステップS5)。このように、保守作業者は、車両1から車載装置100を取り外す前に、所定の規約に従ってコネクタ110からケーブル210の挿抜操作を行なう。
なお、この図3中においては、所定の規約がステップS3〜S5の3種類のいずれかの手法である例を示しているが、これに限定されるものではなく、これら以外の手法を所定の規約として用いてもよい。例えば、コネクタ110から周辺装置200と接続するケーブル210の挿抜にかかる時間(接続時間及び取り外し時間)の組合せを用いてもよい。
デコード結果が合格パターンに一致した場合には(ステップS8)、制御回路部103はLED109を正常点灯・消灯させ、又、ステップS9において、不揮発性メモリ108に「一致」を示す判断フラグ“1”を設定する。
一方、ステップS7における比較の結果、デコード結果が合格パターンに不一致の場合には(ステップS17)、制御回路部103はLED109を異常点灯・消灯させ、又、ステップS18において、第1レジスタ106のレジスタ値(デコード結果)をリセットする。
ステップS12において、車載装置100が取り付けられた車両1,1′にACC電源がONされ、車載装置100が起動処理を開始する。
ここで、解除判定部111が、不揮発性メモリ108に判断フラグ“1”が設定されていると判断した場合には(ステップS14)、データ保護制御部102による機密情報保護動作を解除させる。すなわち、データ保護制御部102による記憶装置130の機密情報の削除等は行なわず、機密情報を読み出し可能な状態にする。
一方、ステップS13の確認の結果、解除判定部111が、不揮発性メモリ108に判断フラグ“1”が設定されていないと判断した場合には(ステップS21)、ステップS22において、データ保護制御部102が、機密情報保護動作を実行し、記憶装置130の機密情報を読み出し不可の状態にする。
また、上述した所定の規約に従った操作が、コネクタ110を介した周辺装置200とのケーブル210の取り外し操作及び取り付け操作(挿抜操作)の組合せである。これにより、例えば、パスワード入力やダイヤル操作,鍵操作,ICカードを用いた照合等のデータ保護処理解除に一般的な機器を用いた操作を行なう必要がなく、製造コストを低減できる。又、不正な作業者にデータ保護処理解除を意識させることがなく、セキュリティレベルを向上させることができる。
一方、不正に車載装置100を取り外す不正作業者が、車載装置100を持ち去る際に必然作業(12V電源線やケーブル210の無造作な取り外し作業)を行なうことで、不揮発性メモリ108に判断フラグ“1”が格納されない。すなわち、不正作業者による必然作業が不正行為の烙印付けとなる。
例えば、上述した実施形態においては、デコード部104,判断部105,第1レジスタ106及び第2レジスタ107としての機能が制御回路部103に搭載されているが、これに限定されるものではない。例えば、制御回路部103に代えて、常時12Vの供給電力で動作可能なCPU(Central Processing Unit)やメモリを備え、CPUがメモリから読み出した制御プログラムを実行することで、同等の機能を実現してもよい。この場合、第1レジスタ106及び第2レジスタ107としての機能をメモリによって実現することができる。又、データ保護制御部102及び解除判定部111としての機能もこのCPUにより実現してもよい。
なお、これらのデータ保護制御部102,解除判定部111,デコード部104及び判断部105としての機能を実現するためのプログラム(制御プログラム)は、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、車両1に搭載される車載装置100について示したが、これに限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。例えば、車載装置に代えて、ラック等にマウントされ周辺機器(電子装置)と接続されるサーバ装置(情報処理装置)等であってもよい。この場合、例えば、LAN(Local Area Network)ケーブルやUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等の各種ケーブルの挿抜操作を所定の規約に従って行なうことで、コネクタ110へのケーブル210の挿抜と同様に実現できる。
100 車載装置(情報処理装置)
101 給電制御部
102 データ保護制御部(禁止制御部)
103 制御回路部
104 デコード部(監視部)
105 判断部(格納処理部)
106 第1レジスタ
107 第2レジスタ
108 不揮発性メモリ(不揮発性記憶部)
109 LED
110,110a,110b コネクタ(接続部)
111 解除判定部(抑止部)
120 制御装置
130 記憶装置
200,200a,200b 周辺装置(電子装置)
210a,210b ケーブル
300 関連機器
Claims (15)
- 情報が格納された情報処理装置であって、
当該情報処理装置の起動過程において、前記情報の読み出しを禁止する禁止制御部と、
1以上の電子装置と接続可能な接続部と、
前記接続部を介した前記電子装置の着脱操作を監視する監視部と、
前記監視部が監視した前記着脱操作が予め規定された基準操作パターンと一致した場合に、規定操作が行なわれたことを示す識別情報を不揮発性記憶部に格納する格納処理部と、
当該情報処理装置の起動過程において、前記不揮発性記憶部から前記識別情報を読み出した場合に、前記禁止制御部による前記情報の読み出し禁止を抑止する抑止部と
を備えることを特徴とする、情報処理装置。 - 前記情報処理装置及び前記1以上の電子装置が電力供給装置から常時給電されることを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。
- 前記接続部を介した前記電子装置の着脱回数が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記格納処理部が前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納することを特徴とする、請求項1又は2記載の情報処理装置。
- 前記接続部を介した2以上の前記電子装置の取り外し順序が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記格納処理部が前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記接続部から前記電子装置を複数回取り外す場合に、これらの取り外し操作の間隔が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記格納処理部が前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 情報が格納された情報処理装置の制御方法であって、
接続部を介した電子装置の着脱操作を監視し、
監視した前記着脱操作が予め規定された基準操作パターンと一致した場合に、規定操作が行なわれたことを示す識別情報を不揮発性記憶部に格納し、
当該情報処理装置の起動過程において、前記不揮発性記憶部から前記識別情報を読み出せない場合には、前記情報の読み出しを禁止し、
当該情報処理装置の起動過程において、前記不揮発性記憶部から前記識別情報を読み出した場合には、前記情報の読み出しを許可する
ことを特徴とする、制御方法。 - 前記情報処理装置及び前記1以上の電子装置が電力供給装置から常時給電されることを特徴とする、請求項6記載の制御方法。
- 前記接続部を介した前記電子装置の着脱回数が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納することを特徴とする、請求項6又は7記載の制御方法。
- 前記接続部を介した2以上の前記電子装置の取り外し順序が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納することを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の制御方法。
- 前記接続部から前記電子装置を複数回取り外す場合に、これらの取り外し操作の間隔が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納することを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項に記載の制御方法。
- 情報が格納されたコンピュータにおいて、
接続部を介した電子装置の着脱操作を監視し、
監視した前記着脱操作が予め規定された基準操作パターンと一致した場合に、規定操作が行なわれたことを示す識別情報を不揮発性記憶部に格納させ、
当該コンピュータの起動過程において、前記不揮発性記憶部から、予め設定された条件に従った操作が行なわれた場合に規定操作が行なわれたことを示す前記識別情報を読み出せない場合には、前記情報の読み出しを禁止し、
当該コンピュータの起動過程において、前記不揮発性記憶部から前記識別情報を読み出した場合には、前記情報の読み出しを許可する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、制御プログラム。 - 前記コンピュータ及び前記1以上の電子装置が電力供給装置から常時給電されることを特徴とする、請求項11記載の制御プログラム。
- 前記接続部を介した前記電子装置の着脱回数が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、請求項11又は12記載の制御プログラム。
- 前記接続部を介した2以上の前記電子装置の取り外し順序が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1項に記載の制御プログラム。
- 前記接続部から前記電子装置を複数回取り外す場合に、これらの取り外し操作の間隔が前記基準操作パターンと一致した場合に、前記不揮発性記憶部に前記識別情報を格納させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、請求項11〜14のいずれか1項に記載の制御プログラム。
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