JP6081818B2 - 回転テーブル装置 - Google Patents
回転テーブル装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6081818B2 JP6081818B2 JP2013038247A JP2013038247A JP6081818B2 JP 6081818 B2 JP6081818 B2 JP 6081818B2 JP 2013038247 A JP2013038247 A JP 2013038247A JP 2013038247 A JP2013038247 A JP 2013038247A JP 6081818 B2 JP6081818 B2 JP 6081818B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary
- distributor
- end plate
- rotary table
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
Description
また、流体ポートを多数保有している2層構造のロータリジョイントであっても、胴厚を薄くすることが可能である。
本発明は、回転テーブル装置におけるロータリジョイントのメンテナンスを行う際の作業性の改善および効率化の発明であって、回転シャフトとディストリビュータを一体化し(以下ロータリジョイントという)、ロータリジョイントの組み込み方向をテーブル本体後方より組み込むこと、流体圧投入用投入口をテーブル本体の上部に設けることである。
これによって、回転テーブル側に取付けられた治具などを取り外すことなくロータリジョイントをテーブル本体後方から着脱可能となる。それによって、回転テーブル側の治具の芯出しが不要となり、メンテナンスの作業時間が短縮できる。また、流体圧投入投入口をテーブル本体の上部に設けることにより、テーブル本体を縦置きする際はテーブル本体後方が流体圧用のホースなどでかさばらず、テーブル本体をマシニング等に搭載する際、加工領域幅を広く確保できるようになる。また、流体圧投入投入口をテーブル本体の上部に設けることにより、テーブル本体を横置きにすることも可能となり、加工バリエーションを拡げることが可能である。
図1は、本発明の実施例1に係るロータリジョイントを備えた回転テーブル装置の主要部の断面図である。この回転テーブル装置は、テーブル本体1と、テーブル本体1に軸承され回転する回転テーブル2と、回転テーブル2の回転中心Cと同軸上に配置されたロータリジョイント3とを備えている。
回転テーブル2の中心部には、ロータリジョイント3の一部をなす後述の回転シャフト3aが貫装され嵌合される基準となる嵌合穴Kが穿設されている。この嵌合穴Kと回転シャフト3aの基準となる外周部との嵌合部13を有することによって、回転テーブル2と回転シャフト3aは一体となり、回転中心が一致し、回転テーブル2と回転シャフト3aが連動して回転可能となる。
このエンドプレート7へ加わる作用力の大きさは、弾性体14Xの変形量に準じて変動するため、ロータリジョイント3の芯ぶれの大きさに応じて弾性体14Xの変形度合いが変わり、その変形度合いに応じて弾性体14Xから弾力が作用する。
図2に示すように、図1のシリンダ15とエンドプレート7を一体成型し、本実施例では部品点数を削減可能にしている。
また、テーブル本体1とエンドプレート7との間に遊嵌部Yを設け、エンドプレート7とスピンドル4との間に遊嵌部Zを設けており、遊嵌部Yには弾性体14Yが嵌合され、遊嵌部Zには弾性体14Zが嵌合されている。
図1、図2では遊嵌部の箇所を指定しているが、遊嵌部はそこだけに限らず、例えばスピンドルとディストリビュータとの間に設けても構わない。
図3に示すように、図2の回転テーブル装置に搭載のロータリジョイント3を2層構造のロータリジョイント30に組み替えている。
図3で示す実施例は、図2の胴厚(a方向の幅)を薄くしたままロータリジョイント3を2層構造とすることでポート数を増やした例である。
また、流体経路の一方がエンドプレート側に、もう一方が回転シャフト3a側に流れる流体経路10eが1つまたは2つ以上形成されている。
また、回転シャフト3aは、後述の回転スリーブ3cに形成された流体経路10fを経由して流れる流体経路10gが1つまたは2つ以上形成され、その左端(回転テーブル2側)には1つまたは2つ以上の吐出口12aが設けられている。
また、取付ける際も、芯出しする必要がなく、時間工数の削減にもなる。
また、右側後方にポート投入口がないため、回転テーブル装置を縦置きに限らず、横置きも可能である。
また、流体の吐出口を回転シャフトに設けているが、回転シャフトより、回転テーブル2の上面に設けるなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
2 回転テーブル
3 ロータリジョイント
30 ロータリジョイント
3a 回転シャフト
3b ディストリビュータ
3c 回転スリーブ
4 スピンドル
5 ウォームホイール
6 ウォーム
7 エンドプレート
8 圧力流体
9 投入口
10a 流体経路
10b エンドプレート通路
10c ディストリビュータ通路
10d シャフト通路
10e 流体経路
10f 流体経路
10g 流体経路
11 環状溝
11R 環状溝
11a 環状溝
11aR 環状溝
12 吐出口
12a 吐出口
13 嵌合部
14X 弾性体
14Y 弾性体
14Z 弾性体
15 シリンダ
16 ピストン
17 クランププレート
18 Oリング
B 軸受け
C 回転中心
a 方向
K 嵌合穴
Claims (8)
- 流体圧投入用投入口を有すると共に中央に成型穴を有するテーブル本体と、
該テーブル本体に回転可能に支承されると共に前記成型穴に回転可能に嵌合する内側筒形部を有する回転テーブルと、
前記テーブル本体と軸受けを介して軸心中心に回転自在に設けられ前方へ前記回転テーブルを連結すると共に中央に貫通穴を有するスピンドルと、
流体圧用の連通したディストリビュータ通路を有する筒形のディストリビュータと、
前記ディストリビュータ内部へ繋がるシャフト通路および回転テーブル面側へ連通する吐出口を有し、前記ディストリビュータの内周面に回転可能に嵌合する回転シャフトと、
テーブル本体とディストリビュータに連通するエンドプレート通路を有し、前記ディストリビュータに嵌合してテーブル本体に挿入される略円形状のエンドプレートとを備え、
前記ディストリビュータと回転シャフトとでテーブル本体に供給された流体圧を回転シャフトの吐出口に導くロータリジョイントを形成し、
該ロータリジョイントが前記エンドプレートに嵌合され一体となして、回転テーブルの中央穴にテーブル本体後方より挿入され、回転シャフトが回転テーブルまたはスピンドルに固定されており、前記エンドプレートがテーブル本体の成型穴に遊嵌され、前記エンドプレートと前記テーブル本体との遊嵌部に弾性体を有してしていることを特徴とする回転テーブル装置。 - 回転の基準となる嵌合穴が成形された回転テーブルと、
回転の基準となる外周部を設けているロータリジョイントと、
を備えた回転テーブル装置において、
前記回転テーブルの嵌合穴と前記ロータリジョイントの外周部との嵌合部を有することによって回転テーブルとロータリジョイントの回転中心を一致する構成になされていることを特徴とする請求項1に記載の回転テーブル装置。 - 前記エンドプレートに設置された弾性体が変形することでエンドプレートの中心とテーブル本体の中心を一致させることと回転テーブルとロータリジョイントの回転中心を一致させることを低負荷にて行う構成をなしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転テーブル装置。
- 遊嵌部が0.1〜0.5mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の回転テーブル装置。
- 前記遊嵌部に設置された弾性体が1つまたは2つ以上で構成をなしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の回転テーブル装置。
- 前記遊嵌部はテーブル本体の成型穴とエンドプレートとの遊び部分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の回転テーブル装置。
- 前記遊嵌部はスピンドルの外周部とエンドプレートとの遊び部分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の回転テーブル装置。
- 前記遊嵌部はスピンドルの貫通穴とディストリビュータの外周部との遊び部分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の回転テーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038247A JP6081818B2 (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 回転テーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038247A JP6081818B2 (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 回転テーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014161995A JP2014161995A (ja) | 2014-09-08 |
JP6081818B2 true JP6081818B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=51613108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013038247A Active JP6081818B2 (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | 回転テーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6081818B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6514271B2 (ja) | 2017-06-16 | 2019-05-15 | ファナック株式会社 | 回転テーブル装置 |
DE102018006306A1 (de) * | 2018-08-10 | 2020-02-13 | Sauter Feinmechanik Gmbh | Wechselvorrichtung für Rundschalttische |
JP7344658B2 (ja) * | 2019-03-18 | 2023-09-14 | コマツNtc株式会社 | ワーク支持装置 |
CN111687682B (zh) * | 2020-07-20 | 2024-07-23 | 珠海格力智能装备有限公司 | 回转工作台 |
JP2022110346A (ja) | 2021-01-18 | 2022-07-29 | 株式会社ジェイテクト | 回転テーブル装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034837Y1 (ja) * | 1970-11-13 | 1975-10-09 | ||
JP4465820B2 (ja) * | 2000-06-15 | 2010-05-26 | 豊和工業株式会社 | インデックステーブル |
JP4632072B2 (ja) * | 2000-10-02 | 2011-02-16 | 豊和工業株式会社 | インデックステーブル |
TW200821083A (en) * | 2006-10-26 | 2008-05-16 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Angle indexing device for machine tool |
JP5075591B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2012-11-21 | カヤバ工業株式会社 | パワーステアリング装置 |
DE102010046952B3 (de) * | 2010-09-27 | 2011-11-24 | Hohenstein Vorrichtungsbau Und Spannsysteme Gmbh | Werkzeugmaschinentisch |
-
2013
- 2013-02-28 JP JP2013038247A patent/JP6081818B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014161995A (ja) | 2014-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6081818B2 (ja) | 回転テーブル装置 | |
US9700982B2 (en) | Rotary joint support structure spindle of machine tool, and electric motor | |
US9212723B2 (en) | Pneumatic liquid on-line automatic balancer of rotor | |
JP2007136663A (ja) | モータスピンドル | |
KR102147560B1 (ko) | 절삭 공구용 터빈 구동식 파워 유닛 | |
TWI750270B (zh) | 冷卻液聯結裝置 | |
JP2007510555A (ja) | チャックのための中間ブッシュおよびその製造方法 | |
JP5789118B2 (ja) | ロータリージョイント装置およびロータリージョイント装置の加工方法ならびにロータリージョイント装置を備えた工作機械用の主軸駆動装置 | |
US20130047896A1 (en) | Rotary Table Assembly | |
KR101856196B1 (ko) | 공작기계의 지그 유압공급장치 | |
US20170326702A1 (en) | Rotary table device for machine tool | |
JP2017205860A (ja) | 工作機械用の回転テーブル装置 | |
JP2018048672A (ja) | ロータリージョイント | |
KR100543365B1 (ko) | 인덱스테이블 | |
CN111687748B (zh) | 主轴不转套筒转的无心磨床砂轮主轴系统 | |
JP6280149B2 (ja) | 工作機械の主軸装置 | |
CN112975571B (zh) | 旋转分度装置 | |
JP2007190636A (ja) | スピンドルホルダ及び工作機械 | |
JP5888663B2 (ja) | スピンドルモータ | |
KR101456296B1 (ko) | 공작기계 스핀들 후단부 절삭유 공급라인 조인트부 | |
CN212601187U (zh) | 主轴不转套筒转的无心磨床砂轮主轴系统 | |
CN220101676U (zh) | 一种摇篮转台摆动轴结构以及机床 | |
JP7382216B2 (ja) | 工作機械の主軸装置 | |
KR100836228B1 (ko) | 소형 스핀들 장치 | |
JP7190790B2 (ja) | 三方弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6081818 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |