JP6064409B2 - 耐炎化繊維束の製造方法および炭素繊維束の製造方法 - Google Patents
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(1)粒径0.3μm以上の微粒子の濃度が300〜2500個/リットルである酸化性気体を、アミノ変性シリコーンを含むシリコーン系油剤が付与された単糸繊度0.4〜1.6dtex、フィラメント数1000〜80000本のポリアクリロニトリル系繊維束の走行方向と垂直に循環させる熱処理炉で、該ポリアクリロニトリル系繊維束を200〜300℃で加熱処理をするに際し、
[D×(W×V×L)]/[(S/60)×105] (式1)
の値が5〜40である条件下で加熱処理することを特徴とする耐炎化繊維束の製造方法。
D:前記熱処理炉内に存在する粒径0.3μm以上の微粒子の濃度[個/リットル]
W:以下に定義される繊維束の幅[cm/ストランド]
V:繊維束を通過する循環熱風の風速[m/秒]
L:繊維束が通過する炉長をL[m]
S:繊維束の炉内通過速度[m/分]である。
(2)熱処理炉内を循環する酸化性気体に含まれる粒径0.3μm以上の微粒子の濃度を、集塵装置を用いて300〜600個/リットルに保つ、(1)に記載の耐炎化繊維束の製造方法。
(3)(1)または(2)に記載の耐炎化繊維束の製造方法で耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1200℃以上で加熱処理することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
(4)(1)または(2)に記載の耐炎化繊維束の製造方法で単糸繊度が1.0dtex以下の耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1300℃以上で加熱処理することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
(5)粒径0.3μm以上の微粒子の個数が300〜2500個/リットルである酸化性気体を、アミノ変性シリコーンを含むシリコーン系油剤が付与されたポリアクリロニトリル系繊維束の走行方向と垂直に循環させる熱処理炉で、該ポリアクリロニトリル系繊維束を200〜300℃で加熱処理をするに際し、
[D×(W×V×L)]/[(S/60)×105] (式1)
の値が5〜40である条件下で加熱処理することによって、単糸直径が6〜13μm、以下に定義される繊維束の糸幅が1糸条あたり0.5〜1.0cm、密度が1.34〜1.40g/cm3の耐炎化繊維束を得る方法であって、該耐炎化繊維束は、以下に定義される単糸表面に観察されるSi、C、Na、Mg、Al、K、Ca、Mn、Fe、Co、Ni、Znのいずれかを主成分とし、かつ粒径が0.3μm以上である微粒子の個数と、以下に定義される0.3μm以上の単糸表面の傷の個数の合計が観察面積0.1mm2あたり15個以下であることを特徴とする耐炎化繊維束の製造方法。
但し、(式1)において、
D:前記熱処理炉内に存在する粒径0.3μm以上の微粒子の濃度[個/リットル]
W:以下に定義される繊維束の幅[cm/ストランド]
V:繊維束を通過する循環熱風の風速[m/秒]
L:繊維束が通過する炉長をL[m]
S:繊維束の炉内通過速度[m/分]である。
(6)前記耐炎化繊維束の単糸の算術平均表面粗さRaが1〜20nm、単糸繊度が0.4〜1.7dtexである(5)に記載の耐炎化繊維束の製造方法。
(7)(5)または(6)に記載の耐炎化繊維束の製造方法で耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1200℃以上で加熱処理する炭素繊維束の製造方法であって、該炭素繊維束は、耐炎化炉を清掃せずに連続生産する全期間において引張強度が4.7GPa以上、引張弾性率が200GPa以上であることを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
(8)(5)または(6)に記載の耐炎化繊維束の製造方法で単糸繊度が1.0dtex以下の耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1300℃以上で加熱処理する炭素繊維束の製造方法であって、該炭素繊維束は、耐炎化炉を清掃せずに連続生産する全期間において引張強度が5.5GPa以上、引張弾性率が280GPa以上であることを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
[D×(W×V×L)]/[(S/60)×105] (式1)
が5〜40である条件で加熱(耐炎化)処理する必要がある。
D:前記熱処理炉内に存在する粒径0.3μm以上の微粒子の濃度[個/リットル]であり、熱処理炉内でサンプリングした値である。
W:繊維束の幅[cm/ストランド]であり、具体的には、被処理糸条の断面を楕円形状に近似し、該糸条を耐炎化時の張力と同じ張力で平板上に静置したときの糸幅を楕円の長径で表した値であって、熱処理炉中で直交する加熱媒体流に接触する繊維束の幅方向の距離である。
V:繊維束を通過する循環熱風の風速[m/秒]であり、供給される熱風の風量を熱処理炉の風向と垂直の断面積で除した値である。
L:繊維束が通過する熱処理炉の炉長[m]であり、熱処理炉全体にある繊維束の総長さである。
S:繊維束の熱処理炉内の通過速度[m/分]であり、炉内通過の入速度と出速度の平均値である。
耐炎化繊維束を約3cmの長さに切り出し、カーボンテープを用いて動かないように電子顕微鏡用サンプル台に固定した。この際、糸条は薄く均一に拡げ、サンプル台が観察されないように、また、なるべく単糸の重なりがないように固定した。イオンスパッタ(例えば、日立ハイテクノロジーズ社製E−1030)を用いて白金パラジウム合金により30秒間蒸着を行った後、走査型電子顕微鏡(SEM;例えば、日立ハイテクノロジーズ社製S4800)で加速電圧5.0kV、3000倍の倍率で単糸表面を観察し(1視野は42μm×32μm)、粒径0.3μm以上の微粒子の個数と、0.3μm以上の傷の個数をカウントした。ここで粒子の粒径とは、粒子を楕円形と近似したときの短径の長さであらわし、傷の大きさも傷を楕円状に近似したときの短径の長さで現した。それぞれの粒子について、エネルギー分散型X線分析装置(EDX;例えば、堀場製作所製 EMAX Super Xerophy)を用いてその元素成分を分析した。なお、1つの粒子が複数の元素から成る場合は、その原子個数濃度が最も高い元素をその主成分とし、Si、C、Na、Mg、Al、K、Ca、Mn、Fe、Co、Ni、Znが主成分であれば粉塵1個とカウントした。
JIS R 7601(1986)の「樹脂含浸ストランド試験法」に従い測定した。
微粒子濃度Dは、光散乱式パーティクルカウンタ(例えば、RION社 KC−01E)を用いて測定した。すなわち、試料空気流量0.5リットル/分で34秒の間エアを吸引し、0.1立方フィート(0.283リットル)に含まれる0.3以上0.5μm未満、0.5以上1.0μm未満、1.0以上2.0μm未満、2.0以上5.0μm未満、5.0μm以上の5段階粒子数を同時に計測し、その値をそれぞれD0.3、D0.5、D1.0、D2.0、D5.0(個/0.283リットル)とするとき、以下の換算式によって各粒子の濃度を5.0μmの粒子数に換算した値を使用した。5.0μmの粒子数への換算式=[{D0.3/(5/0.3)}+{D0.5/(5/0.5)}+{D1.0/(5/1.0)}+{D2.0/(5/2.0)}+D5.0]/0.283(個/リットル)
<算術平均表面粗さの測定>
単糸の算術平均表面粗さ(Ra)は次のようにして測定した。測定試料は、長さ数mm 程度にカットした耐炎化繊維束を使用した。銀ペーストを用いて基板(シリコーンウエハ)上に固定し、原子間力顕微鏡(AFM)によって各単糸の中央部において、3次元表面形状の像を得た。原子間力顕微鏡としてはDigital Instuments社製 NanoScopeIIIaにおいてDimension3000ステージシステムを使用した。観測条件は下記条件とした。
・走査モード: タッピングモード
・探針: シリコーンカンチレバー
・走査範囲: 0.6 μm×0.6μm
・走査速度: 0.3Hz
・ピクセル数: 512×512
・測定環境: 室温、大気中
各試料について、単糸1本から1箇所ずつ観察して得られた像について、繊維断面の丸みを3次曲面で近似し、得られた像全体を対象として、算術平均表面粗さ(Ra)を算出した。単糸5本について、算術平均表面粗さ(Ra)を求め平均した。
油剤乳化物、あるいは自己乳化性の場合は油剤溶液約1gを105℃で5時間乾燥し、試料15〜20mgを熱天秤装置(TG−DTA)装置にて、下記温度プロフィルで処理した。
アクリロニトリル99.5モル%とイタコン酸0.5モル%が共重合してなる共重合体を、ジメチルスルホキシドを溶媒とする溶液重合法により製造し、アクリル系共重合体の含有率が22質量%である紡糸原液を得た。この紡糸原液を、40 ℃で、孔数4,000の紡糸口金を用いて一旦空気中に吐出し、約4mmの空間を通過させた後、10℃にコントロールした35% ジメチルスルホキシドの水溶液からなる凝固浴に導入する乾湿式紡糸法により凝固させた。この際の計算ドラフトは1.3に設定した。得られた凝固糸を、水洗、延伸、油剤付与した後、乾燥させ、スチーム延伸することで、製糸全延伸倍率を15倍とし、単糸繊度1.1dtex、単糸本数12,000本のポリアクリロニトリル系繊維束を得た。
以下に記載した以外は実施例1と同様の方法で、油剤をアミノ変性シリコーンとエポキシ変性シリコーンの混合シリコーン分散系の等量混合物を用いて、単糸繊度0.7dtex、単糸本数24,000本のポリアクリロニトリル系繊維束を得たのち、耐炎化反応や炭素繊維束の評価を上記と同様の方法で行った。この混合油剤の耐熱性は、83%であった。このとき耐炎化繊維束の単糸の算術平均表面粗さ(Ra)を測定すると、6.0nmであった。
アクリロニトリル99.5モル%とイタコン酸0.5モル%が共重合してなる共重合体を、ジメチルスルホキシドを溶媒とする溶液重合法により製造し、アクリル系共重合体の含有率が22質量%である紡糸原液を得た。この紡糸原液を、60 ℃で、孔数4,000の紡糸口金を用いて60℃にコントロールした50%ジメチルスルホキシドの水溶液からなる凝固浴に導入する湿式紡糸法により凝固させた。この際の計算ドラフトは、0.7に設定した。得られた凝固糸を、水洗、延伸、シリコーン系油剤付与した後、乾燥させ、スチーム延伸することで、製糸全延伸倍率を15倍とし、単糸繊度0.7dtex、単糸本数12000本のポリアクリロニトリル系繊維束を得た。
Claims (8)
- 粒径0.3μm以上の微粒子の濃度が300〜2500個/リットルである酸化性気体を、アミノ変性シリコーンを含むシリコーン系油剤が付与された単糸繊度0.4〜1.6dtex、フィラメント数1000〜80000本のポリアクリロニトリル系繊維束の走行方向と垂直に循環させる熱処理炉で、該ポリアクリロニトリル系繊維束を200〜300℃で加熱処理をするに際し、
[D×(W×V×L)]/[(S/60)×105] (式1)
の値が5〜40である条件下で加熱処理することを特徴とする耐炎化繊維束の製造方法。
但し、(式1)において、
D:前記熱処理炉内に存在する粒径0.3μm以上の微粒子の濃度[個/リットル]
W:明細書中に定義される繊維束の幅[cm/ストランド]
V:繊維束を通過する循環熱風の風速[m/秒]
L:繊維束が通過する炉長をL[m]
S:繊維束の炉内通過速度[m/分] - 熱処理炉内を循環する酸化性気体に含まれる粒径0.3μm以上の微粒子の濃度を、集塵装置を用いて300〜600個/リットルに保つ、請求項1に記載の耐炎化繊維束の製造方法。
- 請求項1または2に記載の耐炎化繊維束の製造方法で耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1200℃以上で加熱処理することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
- 請求項1または2に記載の耐炎化繊維束の製造方法で単糸繊度が1.0dtex以下の耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1300℃以上で加熱処理することを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
- 粒径0.3μm以上の微粒子の個数が300〜2500個/リットルである酸化性気体を、アミノ変性シリコーンを含むシリコーン系油剤が付与されたポリアクリロニトリル系繊維束の走行方向と垂直に循環させる熱処理炉で、該ポリアクリロニトリル系繊維束を200〜300℃で加熱処理をするに際し、
[D×(W×V×L)]/[(S/60)×105] (式1)
の値が5〜40である条件下で加熱処理することによって、単糸直径が6〜13μm、明細書中に定義される繊維束の糸幅が1糸条あたり0.5〜1.0cm、密度が1.34〜1.40g/cm3の耐炎化繊維束を得る方法であって、該耐炎化繊維束は、明細書中に定義される単糸表面に観察されるSi、C、Na、Mg、Al、K、Ca、Mn、Fe、Co、Ni、Znのいずれかを主成分とし、かつ粒径が0.3μm以上である微粒子の個数と、明細書中に定義される0.3μm以上の単糸表面の傷の個数の合計が観察面積0.1mm2あたり15個以下であることを特徴とする耐炎化繊維束の製造方法。
但し、(式1)において、
D:前記熱処理炉内に存在する粒径0.3μm以上の微粒子の濃度[個/リットル]
W:明細書中に定義される繊維束の幅[cm/ストランド]
V:繊維束を通過する循環熱風の風速[m/秒]
L:繊維束が通過する炉長をL[m]
S:繊維束の炉内通過速度[m/分] - 前記耐炎化繊維束の単糸の算術平均表面粗さRaが1〜20nm、単糸繊度が0.4〜1.7dtexである、請求項5に記載の耐炎化繊維束の製造方法。
- 請求項5または6に記載の耐炎化繊維束の製造方法で耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1200℃以上で加熱処理する炭素繊維束の製造方法であって、該炭素繊維束は、耐炎化炉を清掃せずに連続生産する全期間において引張強度が4.7GPa以上、引張弾性率が200GPa以上であることを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
- 請求項5または6に記載の耐炎化繊維束の製造方法で単糸繊度が1.0dtex以下の耐炎化繊維束を得た後、不活性雰囲気下、1300℃以上で加熱処理する炭素繊維束の製造方法であって、該炭素繊維束は、耐炎化炉を清掃せずに連続生産する全期間において引張強度が5.5GPa以上、引張弾性率が280GPa以上であることを特徴とする炭素繊維束の製造方法。
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