JP6056211B2 - 情報管理装置、情報管理プログラム、及び情報管理方法 - Google Patents

情報管理装置、情報管理プログラム、及び情報管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報管理装置、情報管理プログラム、及び情報管理方法に関する。
従来、入出力制御装置とディスクコントローラと磁気ディスク装置をインタフェースバスにより接続し、上位装置からの指示により格納されたデータにアクセスするストレージシステムが知られている。このストレージシステムは、入出力制御装置、ディスクコントローラ、磁気ディスク装置のそれぞれに対してキャッシュメモリを有し、それぞれのキャッシュメモリに格納されるデータの所在を管理する統合キャッシュ管理テーブルを入出力制御装置内に備える。そして、このストレージシステムは、上位装置からのデータの読み出しの際に統合キャッシュ管理テーブルを索引し、キャッシュメモリ内にデータがあればキャッシュメモリからデータを出力し、データがなければ磁気ディスク装置をアクセスしてデータを出力する。
また、記憶装置のデータの一部を保持するキャッシュメモリを備えたコントローラが知られている。このコントローラは、データを先読みする機能を有し、先読み対象のデータが他のコントローラのキャッシュメモリに既に格納されている場合には、他のコントローラのキャッシュメモリに格納されたデータを先読みデータとして先読みテーブルに登録する。そして、このコントローラは、ホストからのリード要求が先読みテーブルに登録されたデータに該当する場合、他のコントローラのキャッシュメモリに格納されているデータをホストへ転送するように制御する。
特開2000−353125号公報 特開2008−123363号公報
しかしながら、上記従来のストレージシステムは、キャッシュメモリ内にデータがない場合に行われる磁気ディスク装置へのアクセスがランダムアクセスとなるため、ディスクのヘッドの移動時間の影響で、応答速度が遅くなる場合がある。
上記コントローラの場合も同様に、先読みが的中した場合に応答速度を向上させることはできるものの、互いに関連性の無いリード要求が連続した場合に、ランダムアクセスにより応答速度が遅くなることを回避することができない。
一つの側面では、本発明は、データ要求に対する応答速度を向上させることを目的とする。
一態様の情報管理装置は、第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部と、前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御する制御部と、受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて前記データ要求に応答する応答部と、を備え、前記応答部は、前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる
一実施態様によれば、データ要求に対する応答速度を向上させることができる。
一実施例に係る情報管理装置1のハードウェア及び機能構成例である。 情報管理装置1を利用した情報システムの構成例である。 情報収集装置90から情報管理装置1にデータが送信される様子を示す図である。 循環書込制御部14及びデータ要求に対する応答部16による処理の内容を説明するための説明図である。 循環書込領域44に格納されるデータの推移の一例である。 循環書込領域44に格納されるデータの推移の他の例である。 循環書込制御部14により実行されるフローチャートの一例である。 処理中の要求テーブル52の一例である。 データ要求に対する応答部16による処理の流れを示すフローチャートの一例である。 データ要求に対応する辞書テーブル50として格納されるデータの一例である。 データ要求に対する応答部16による処理の流れを示すフローチャートの一例である。 データ要求1(データA、B、C)がなされ、次いでデータ要求2(データC、D、K)がなされた場合における、各データの変化を例示した図である。 参考例の装置において行われる処理の流れを模式的に示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、図面を参照し、本発明の一実施例について説明する。
[構成]
図1は、一実施例に係る情報管理装置1のハードウェア及び機能構成例である。情報管理装置1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)10と、ドライブ装置20と、入力装置22と、表示装置24と、NIC(Network Interface Card)26と、記憶装置30と、メモリ装置40とを備える。これらの構成要素は、例えばバスを介して接続されている。
CPU10は、例えば、プログラムカウンタや命令デコーダ、各種演算器、LSU(Load Store Unit)、汎用レジスタ等を有する演算処理装置としてのプロセッサである。情報管理装置1は、CPU10が記憶装置30等に格納されたプログラムをメモリ装置40等に展開して実行することにより機能する機能ブロックとして、データ要求受付部12と、循環書込制御部14と、データ要求に対する応答部16とを備える。なお、これらの機能ブロックが明確に分離したプログラムによって実現される必要はなく、サブルーチンや関数として他のプログラムによって呼び出されるものであってもよい。また、機能ブロックの一部が、LSI(Large Scale Integrated circuit)、IC(Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェア手段であっても構わない。各機能ブロックの機能については後述する。
ドライブ装置20は、記憶媒体28からプログラムやデータを読み込み可能な装置である。プログラムを記録した記憶媒体28がドライブ装置20に装着されると、プログラムが記憶媒体28からドライブ装置20を介して記憶装置30等にインストールされる。記憶媒体28は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型の記憶媒体である。
CPU10が実行するプログラムのインストールは、上記のように記憶媒体28を用いる他、NIC26及びネットワーク60を介して他のコンピュータよりダウンロードしてもよい。ネットワーク60は、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線ネットワーク等である。また、プログラムは、情報管理装置1の出荷時に、予め記憶装置30やROM(Read Only Memory)等に格納されていてもよい。
入力装置22は、例えば、キーボード、マウス、ボタン、タッチパッド、タッチパネル、マイク等である。また、表示装置24は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置である。
記憶装置30は、例えばHDD(Hard Disk Drive)であり、外部から参照される参照対象データ32を格納している。参照対象データ32は、複数のデータの集まりである。
メモリ装置40は、記憶装置30よりも高速にアクセス可能な装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)である。メモリ装置40には、データ要求格納領域42、循環書込領域44、中間領域46、及び図示しないプログラム格納領域等の領域が設定される。また、メモリ装置40には、循環書込領域に存在するファイル一覧テーブル48、データ要求に対応する辞書テーブル50、処理中の要求テーブル52等のデータが格納される。
ここで、記憶装置30とメモリ装置40の組み合わせについては、上記説明したHDDとRAMの組み合わせに限らず、例えば下記のような種々の組み合わせが考えられる。
・メモリ装置40:RAM − 記憶装置30:HDD
・メモリ装置40:RAM − 記憶装置30:DVD
・メモリ装置40:RAM − 記憶装置30:CD
・メモリ装置40:RAM − 記憶装置30:Blu−ray(登録商標) Disc
・メモリ装置40:SSD(Solid State Drive、又は単にフラッシュメモリ;以下同じ) − 記憶装置30:HDD
・メモリ装置40:SSD − 記憶装置30:DVD
・メモリ装置40:SSD − 記憶装置30:CD
・メモリ装置40:SSD − 記憶装置30:Blu−ray Disc
[利用例等]
図2は、情報管理装置1を利用した情報システムの構成例である。情報管理装置1は、例えばネットワーク60を介してユーザ端末70、サーバ80、及び情報収集装置90に接続されて利用される。ユーザ端末70、サーバ80、及び情報収集装置90は、それぞれが、例えばCPU、記憶装置、メモリ装置、NIC等を備えるコンピュータである。
ユーザ端末70は、例えばサーバ80に対して抽出・分析要求を送信する。抽出条件としては、例えば「1Qの売り上げが50より大きい」等が設定され、リターン式として「事業部」、「部」等が与えられる。サーバ80は、抽出・分析要求に応じた抽出・分析処理に必要なデータを参照対象データ32から検索して送信するように、情報管理装置1に要求する(データ要求)。情報管理装置1は、参照対象データ32からデータ要求に応じたデータを検索してサーバ80に応答送信する。サーバ80は、情報管理装置1から受信したデータに基づき抽出・分析処理を行い、処理結果(抽出・分析結果)をユーザ端末70に送信する。ユーザ端末70は、受信した抽出・分析結果に対して整形処理等を行い、図示しない表示装置に表示させる。
情報収集装置90は、記憶装置30に格納される参照対象データ32の元データを収集し、情報管理装置1に送信する。図3は、情報収集装置90から情報管理装置1にデータが送信される様子を示す図である。情報収集装置90は、記憶装置上で例えばRDB(Relational DataBase)92の形式でデータを管理しており、RDB92の更新ログを使用し、RDB92に格納されたレコードをファイルに変換して情報管理装置1に送信する。ファイルとは、例えばCSV(Comma Separated Values)ファイルやXML(Extensible Markup Language)ファイルであり、添付ファイルを付加することもできる。情報収集装置90が収集するデータは、例えばPOS(Point Of Sale)システムの売り上げデータ等の大規模データであり、情報収集装置90は、例えばデータ更新ログをCSVやXMLファイルに変換したものを、情報管理装置1に送信する。
[循環書込制御、データ要求への応答]
以下、循環書込制御部14及びデータ要求に対する応答部16の処理内容について説明する。
(循環書込制御)
図4は、循環書込制御部14及びデータ要求に対する応答部16による処理の内容を説明するための説明図である。循環書込制御部14及びデータ要求に対する応答部16は、例えば、アプリケーションプログラムにより実現されるデータ要求受付部12のために処理を行うミドルウェアである。データ要求受付部12は、サーバ80からのデータ要求の受付及び管理等を行い、データ要求の内容をデータ要求格納領域42に格納すると共に、データ要求に対する応答部16からの応答をサーバ80に送信する。
以下、記憶装置30には、参照対象データ32として複数のデータA、B、C、…、Lが、格納されているものとする。データBはデータAの格納されているアドレスよりも後のアドレスに格納され、データCはデータBの格納されているアドレスよりも後のアドレスに格納され、…、データLはデータKの格納されているアドレスよりも後のアドレスに格納される。また、循環書込領域44は、データ5個分の記憶領域であるものとする(説明を簡略化するために、各データのサイズは同じ、或いはデータ1個分の記憶領域よりも必ず小さいものとする)。中間領域46に書込可能なデータ数に特段の制限は無いが、図4では、中間領域46は、データ4個分の記憶領域であるものとした。
循環書込制御部14は、記憶装置30からデータA→データB→データC→…→データLの順に、すなわちシーケンシャルにデータを読み出し、循環書込領域44に書き込む。循環書込制御部14は、循環書込領域44に空きがあれば循環書込領域44の空き領域にデータを書き込み、空きがなければ循環書込領域44に格納されたデータを一つ(例えば最も古いものを)消去して循環書込領域44にデータを書き込む。すなわち、循環書込領域44は、記憶装置30に格納された参照対象データ32の一部が循環的に格納されるように制御される。循環書込領域に存在するファイル一覧テーブル48は、循環書込領域44と同様に循環書込制御部14によって管理されるデータであり、循環書込領域44に格納されたデータの例えば識別子のみが格納される(循環書込領域44にはデータの内容も格納される)。
図5は、循環書込領域44に格納されるデータの推移の一例である。図5に示すように、時点t1において循環書込領域44に格納されるデータと、時点t2において循環書込領域44に格納されるデータは、順序を考慮しなければ同じ内容となっている。そして、時点t1から、時点t2の一つ前の時点までの単位区間において出現するデータの推移が、繰り返し出現することになる。
また、図6は、循環書込領域44に格納されるデータの推移の他の例である。図6は、空きがなければ循環書込領域44に格納された先頭のデータを消去し、空き領域に後続のデータを詰める処理が行われた結果を示している。循環書込制御部14は、図5に示す処理と図6に示す処理のいずれを採用してもよく、他の手法により記憶装置30から読み出したデータを循環書込領域44に書き込んでもよい。
図7は、循環書込制御部14により実行されるフローチャートの一例である。図7に示すフローチャートは、例えば、情報管理装置1が起動したときに開始される。
まず、循環書込制御部14は、処理中の要求テーブル52の内容に基づきデータ要求の集中程度を確認し(S100)、データ要求の集中程度に基づき循環書込領域44のサイズを決定する(S102)。循環書込制御部14は、例えば、データ要求が集中しているときには循環書込領域44のサイズを小さくし、データ要求が集中していないときには循環書込領域44のサイズを大きくすることで、メモリ装置40の全体的な使用領域を一定程度に制限する。データ要求の集中程度は、例えば処理中の要求デーブルに、何回のデータ要求に対応したデータが格納されているかに基づいて算出することができ、循環書込制御部14は、例えば算出した値が閾値以上である場合に、データ要求が集中していると判定する。
処理中の要求テーブル52は、データ要求に対する応答部16によって管理されるテーブルデータであり、データ要求がなされてからデータ出力(応答)が完了するまでの状態にあるデータ要求の明細を示すものである。図8は、処理中の要求テーブル52の一例である。処理中の要求テーブル52は、あるデータ要求が受け付けられてから処理終了依頼を受け付けるまでの間、当該データ要求に含まれるデータの後述するデータ要求に対応する辞書テーブル50におけるIDに対応したビット列を列挙したデータである。図8に示すように、処理中の要求テーブル52では、データ要求の識別子(要求1、2等)に対応し、要求するデータがビット列の形式で表現されている。ビット列において「1」は、該当するデータを要求することを示し、「0」は、該当するデータを要求しないことを示している。各ビット列の桁数は、データ要求に対応する辞書テーブル50におけるデータのIDに対応する。
次に、循環書込制御部14は、循環書込領域44に空きが有るか否かを判定する(S104)。循環書込領域44に空きが無い場合、循環書込制御部14は、例えば、最も古いデータを循環書込領域44及び循環書込領域に存在するファイル一覧テーブル48から消去する(S106)。
そして、循環書込制御部14は、記憶装置30からシーケンシャルに読み出したデータを循環書込領域44の空き領域に書き込むと共に、データの識別子を循環書込領域に存在するファイル一覧テーブル48の空き領域に書き込み(S108)、S104に戻る。
なお、循環書込制御部14は、S104〜S108の処理を何回か実行すると、S100に戻るような流れで処理を行ってもよい。
(データ要求への応答)
データ要求に対する応答部16は、循環書込制御部14によって管理される循環書込領域44に格納されたデータを用いて、データ要求受付部12が受け付けたデータ要求に応答する。
データ要求に対する応答部16の処理は、循環書込制御部14の処理とは非同期で行われる。すなわち、データ要求に対する応答部16から循環書込制御部14に対して、記憶装置30に格納された参照対象データのうち読み出すデータを指定する動作等は行われない。データ要求に対する応答部16は、基本的には、データ要求に含まれるデータが循環書込領域44に格納されるまで待ち、データ要求に含まれるデータが循環書込領域44に格納されると、循環書込領域44から必要なデータを読み出してデータ要求元に応答する。
これによって、循環書込制御部14による記憶装置30からの読み出しがシーケンシャルに行われることが保証されるため、記憶装置30におけるヘッドの移動時間の影響で応答速度が遅くなることを回避することができる。
そして、データ要求に含まれるデータが循環書込領域44に格納されるまで待つ時間は、データ要求が多く集中している状態では、応答に使用されずに消去されるデータが少なくなることにより希薄化される(隠蔽される)ため、全体の平均としては短くなる。
すなわち、複数のデータ要求が同じ時間帯になされた場合、あるデータ要求については待ち時間が長くなるが、他のデータ要求については待ち時間が短くなるといった関係が生じる。この結果、全てのデータ要求についての平均的な待ち時間は、データ要求のそれぞれに対応して記憶装置30から読み出すデータを指定する形式の装置における、平均的な待ち時間と比較すると短くなる。
従って、本実施例の情報管理装置1は、データ要求が集中した特定の状況下で、データ要求に対する応答速度を向上させることができる。
データ要求に対する応答部16は、短時間のうちに同じデータが連続して要求されるような場面を考慮し、単にデータ要求に含まれるデータが循環書込領域44に格納されるのを待つのではなく、中間領域46を用いて更に効率的な応答を実現する。中間領域46には、あるデータ要求が受け付けられてから処理終了依頼を受け付けるまでの期間において循環書込領域44に書き込まれたデータ、或いは前回以前のデータ要求により循環書込領域44に書き込まれたデータのうち引き継がれるべきデータが格納される。
図9は、データ要求に対する応答部16による処理の流れを示すフローチャートの一例である。図9に示すフローチャートは、データ要求受付部12がサーバ80からデータ要求を受け付けたときに開始される。
まず、データ要求に対する応答部16は、データ要求に対応する辞書テーブル50を作成又は参照し、データ要求に対応したビット列を作成する(S200)。図10は、データ要求に対応する辞書テーブル50として格納されるデータの一例である。データ要求に対応する辞書テーブル50には、データ要求に対する応答部16が付与するIDに対応付けられて、データの識別子、及び中間領域46からのデータ消去の可否を判定するための要求カウンタ値が格納される。データ要求に対応する辞書テーブル50は、例えば、情報管理装置1の起動時にはブランクデータとなっており、新たなデータ要求を受け付けると、データ要求に含まれるデータのそれぞれに対してIDを付与するという流れで作成される。
「データ要求に対応したビット列」は、例えばデータ(A、B、C)を要求するデータ要求であれば、データ要求に対応する辞書テーブル50における対応するIDが(1、2、3)であるため、「1110 0000 0000 0000」と作成される。また、「データ要求に対応したビット列」は、データ(C、D、K)を要求するデータ要求であれば、データ要求に対応する辞書テーブル50における対応するIDが(3、4、5)であるため、「0011 1000 0000 0000」と作成される。
次に、データ要求に対する応答部16は、S200で作成したビット列と、処理中の要求テーブル52に含まれる各ビット列とのAND(論理和)を求める(S202)。処理中の要求テーブル52に含まれるビット列が「1110 0000 0000 0000」であり、S200で作成したビット列が「0011 1000 0000 0000」であれば、これらのANDは「0001 0000 0000 0000」となる。この状況において中間領域46には、「0001 0000 0000 0000」に対応するデータCが格納されている筈である(理由については図11、12を参照)。従って、データ要求に対する応答部16は、「0001 0000 0000 0000」に対応するデータCにポインタをつなぎ(S204)、データCをデータ要求受付部12に渡す。
次に、データ要求に対する応答部16は、次回以降に実行される本フローチャートの処理のために、処理中の要求テーブルに、S200で作成したビット列を追加する(S206)。
次に、データ要求に対する応答部16は、データ要求からデータを一つ選ぶ(S208)。S208の処理においてデータ要求に対する応答部16は、S202で1が立ったビットに対応するデータを除外する。
次に、データ要求に対する応答部16は、S208で選んだデータが循環書込領域44に存在するか否かを判定する(S210)。S208で選んだデータが循環書込領域44に存在する場合、データ要求に対する応答部16は、当該データを循環書込領域44から中間領域46にコピーし(S212)、中間領域46におけるコピーしたデータにポインタをつなぐ(S214)。これによってデータ要求に対する応答部16は、データ要求受付部12にデータを渡す。
S208で選んだデータが循環書込領域44に存在しない場合、データ要求に対する応答部16は、データを循環書込領域44から中間領域46にコピーして中間領域46におけるコピーしたデータにポインタをつなぐことを予約する(S216)。データ要求に対する応答部16は、S208で選んだデータが循環書込領域44に書き込まれると、上記処理を実行する。
次に、データ要求に対する応答部16は、データ要求における全てのデータ(S202で1が立ったビットに対応するデータは除外)をチェックしたか否かを判定する(S218)。データ要求に対する応答部16は、データ要求における全てのデータをチェックしていない場合にはS208に戻りデータを一つ選び、データ要求における全てのデータをチェックした場合にはS220に進む。
データ要求における全てのデータをチェックした場合、データ要求に対する応答部16は、データ要求に対応する辞書テーブル50における要求カウンタのうち、データ要求に対応するものを1インクリメントし、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
サーバ80は、データ要求に含まれるデータを全て受信すると、該当するデータ要求についての処理終了依頼を情報管理装置1に対して出力する。図11は、データ要求に対する応答部16による処理の流れを示すフローチャートの一例である。図11に示すフローチャートは、例えば、(1)サーバ80から処理終了依頼を受け付けたとき、又は(2)データ要求に対して全てのデータを送信し且つデータ要求を受け付けたときから所定時間が経過したときの遅い方のタイミングで開始される。なお、図11に示すフローチャートは、サーバ80からの処理終了依頼の有無に拘わらず、データ要求に対して全てのデータを送信し且つデータ要求を受け付けたときから所定時間が経過したときに開始されてもよい。
まず、データ要求に対する応答部16は、要求カウンタにおける処理終了依頼がなされた(或いは全てのデータを送信し且つデータ要求を受け付けたときから所定時間が経過した;以下同じ*)データ要求に対応する部分を1デクリメントする(S300)。
次に、データ要求に対する応答部16は、中間領域46における、要求カウンタの値が0となったデータを消去する(S302)。
次に、データ要求に対する応答部16は、処理中の要求テーブル52から、処理終了依頼がなされたデータ要求*に対応するものを消去する(S304)。
そして、データ要求に対する応答部16は、中間領域46におけるポインタを全て切り(S306)、本フローチャートの1ルーチンを終了する。
図9及び図11に示す処理によって、中間領域46には、データ要求から処理終了依頼までの間に循環書込領域44に書き込まれたデータ、或いは前回以前のデータ要求により循環書込領域44に書き込まれたデータのうち引き継がれるべきデータが格納される。
図12は、データ要求1(データA、B、C)がなされ、次いでデータ要求2(データC、D、K)がなされた場合における、各データの変化を例示した図である。
図12における時刻t1において、データ要求1が受け付けられると、データ要求1について図9のフローチャートの処理が開始される。この結果、循環書込領域44から中間領域46にデータA、B、Cがコピーされる(図9のS212が3データ分の回数実行される)。また、データ要求に対応する辞書テーブル50には、データA、B、Cが登録され(図9のS200)、要求カウンタにそれぞれ1が格納される(図9のS220)。また、処理中の要求テーブル52には、データ要求1に対応するものとして、ビット列「1110 0000 0000 0000」が格納される(図9のS200及びS206)。そして、時刻t1からt3の間の任意のタイミングで、データ要求受付部12にデータA、B、Cが渡される。
図12における時刻t2において、データ要求2が受け付けられると、データ要求2について図9のフローチャートの処理が開始される。この結果、循環書込領域44から中間領域46にデータDがコピーされる(図9のS212)。また、データ要求に対応する辞書テーブル50には、データD、Eが追加登録され(図9のS200)、要求カウンタのデータCに対応する部分に2が格納され、データD、Eに対応する部分にそれぞれ1が格納される(図9のS220)。また、処理中の要求テーブル52には、データ要求2に対応するものとして、ビット列「0011 1000 0000 0000」が格納される(図9のS200及びS206)。そして、時刻t2から図示しないデータ要求2についての処理終了依頼を受信するまでの間の任意のタイミングで、データ要求受付部12にデータC、Dが渡される。
図12における時刻3において、データ要求1についての処理終了依頼を受け付けると、データ要求1について図11のフローチャートが開始される。この結果、データ要求に対応する辞書テーブル50におけるデータA、B、Cについての要求カウンタが1デクリメントされ(図11のS300)、中間領域46における要求カウンタの値が0となったデータA、Bが消去される(図11のS302)。また、処理中の要求テーブル52から、処理終了依頼がなされたデータ要求1に対応するビット列「1110 0000 0000 0000」が消去される。
係る処理によって、所定時間内に連続して要求がなされたデータCに関しては、少なくとも後のデータ要求2についての処理が終了するまでの間、中間領域46に残されることになる。この結果、短時間のうちに同じデータが連続して要求された状況において、当該データが循環書込領域に再度格納されるまで待機する必要が無くなり、データ要求に対する応答速度を更に向上させることができる。
[参考例との比較]
なお、本実施例の情報管理装置1は、「記憶装置へのアクセスをランダムに行い、所定時間以内に連続して同じデータが要求された場合に、アクセスを一回で済ませる」という態様の装置と比較しても、上記のような効果を奏することができる。図13は、参考例の装置において行われる処理の流れを模式的に示す図である。参考例の装置では、図13の時刻t11においてデータ要求1(A、B、C)がなされ、その後待ち時間Tが経過するまでの間にデータ要求2(C、D、E)がなされたとすると、待ち時間T経過後の時刻t13に記憶装置へのアクセスが行われる。時刻t13において記憶装置から読み出されるデータはA、B、Cである。その後、データ要求2を受け付けてから待ち時間T経過した時刻t14において、記憶装置へのアクセスが行われ、データE、Fが読み出される。参考例の装置は、データCについての記憶装置へのアクセスを1回分省略できるものの、ランダムアクセスが発生し、更に、待ち時間T経過するまでの間、応答を待たなければならない。
これに対し、本実施例の情報管理装置1は、記憶装置30へのアクセスをシーケンシャルに行うことができる。また、データ要求を受け付けると、処理終了依頼を受け付けるまでの任意のタイミングでデータを渡すことができる。この結果、本実施例の情報管理装置1は、図13で説明した参考例の装置と比較しても、データ要求に対する応答速度を向上させることができる。
[まとめ]
以上説明した本発明の実施例によれば、データ要求に対する応答部16の処理が循環書込制御部14の処理と非同期で行われ、循環書込制御部14による記憶装置30からの読み出しがシーケンシャルに行われる。この結果、記憶装置30におけるヘッドの移動時間の影響で応答速度が遅くなることを回避することができる。
そして、データ要求に含まれるデータが循環書込領域44に格納されるまで待つ時間は、データ要求が多く集中している状態では、応答に使用されずに消去されるデータが少なくなることにより希薄化される(隠蔽される)ため、全体の平均としては短くなる。
従って、本実施例の情報管理装置1は、データ要求が集中した特定の状況下で、データ要求に対する応答速度を向上させることができる。
また、中間領域46には、前回以前のデータ要求により循環書込領域44に書き込まれたデータのうち引き継がれるべきデータが格納される。この結果、短時間のうちに同じデータが連続して要求された状況において、当該データが循環書込領域に再度格納されるまで待機する必要が無くなり、データ要求に対する応答速度を更に向上させることができる。
なお、本実施例における「循環書込制御部14」は、特許請求の範囲における「制御部」の一例である。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の項を開示する。
(付記1)
第1の記憶部と、
前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部と、
前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御する制御部と、
前記第2の記憶部に格納されたデータを用いてデータ要求に応答する応答部と、
を備える情報管理装置。
(付記2)
付記1記載の情報管理装置であって、
前記応答部は、
前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、
前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
情報管理装置。
(付記3)
付記1又は2記載の情報管理装置であって、
前記第2の記憶部は、前記データ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現され、
前記制御部は、前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更する、
情報管理装置。
(付記4)
第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して記憶容量が小さく且つ高速アクセス可能な第2の記憶部とを備える情報管理装置に、
前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御させ、
前記第2の記憶部に格納されたデータを用いてデータ要求に応答させる、
情報管理プログラム。
(付記5)
付記4記載の情報管理プログラムであって、
前記データ要求に応答させる処理において、
前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答させ、
前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
情報管理プログラム。
(付記6)
付記4又は5記載の情報管理プログラムであって、
前記第2の記憶部は、前記データ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現され、
前記制御させる処理において、前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更させる、
情報管理プログラム。
(付記7)
第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して記憶容量が小さく且つ高速アクセス可能な第2の記憶部とを備える情報管理装置が、
前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御し、
前記第2の記憶部に格納されたデータを用いてデータ要求に応答する、
情報管理方法。
(付記8)
付記7記載の情報管理方法であって、
前記データ要求に応答する処理において、
前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、
前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
情報管理方法。
(付記9)
付記7又は8記載の情報管理方法であって、
前記第2の記憶部は、前記データ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現され、
前記制御する処理において、前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更する、
情報管理方法。
1 情報管理装置
10 CPU
12 データ要求受付部
14 循環書込制御部
16 データ要求に対する応答部
20 ドライブ装置
22 入力装置
24 表示装置
26 NIC
30 記憶装置
32 参照対象データ
40 メモリ装置
42 データ要求格納領域
44 循環書込領域
46 中間領域
48 循環書込領域に存在するファイル一覧テーブル
50 データ要求に対応する辞書テーブル
52 処理中の要求テーブル
60 ネットワーク
70 ユーザ端末
80 サーバ
90 情報収集装置
92 RDB

Claims (10)

  1. 第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御する制御部と、
    受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて前記データ要求に応答する応答部と、
    を備え
    前記応答部は、
    前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、
    前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
    情報管理装置。
  2. 第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御する制御部と、
    受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて前記データ要求に応答する応答部と、
    を備え、
    前記第2の記憶部は、前記データ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現され、
    前記制御部は、前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更する、
    情報管理装置。
  3. 第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御する制御部と、
    前記第2の記憶部に格納されたデータを用いてデータ要求に応答する応答部と、
    を備え、
    前記応答部は、
    前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、
    前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
    情報管理装置。
  4. 請求項記載の情報管理装置であって、
    前記第2の記憶部は、前記データ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現され、
    前記制御部は、前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更する、
    情報管理装置。
  5. 第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部とを備える情報管理装置に、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御させ、
    受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて、前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答させ、
    前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
    情報管理プログラム。
  6. 第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部とを備え、前記第2の記憶部は、受け付けたデータ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現される情報管理装置に、
    前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更させ、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御させ、
    受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて前記データ要求に応答させる、
    情報管理プログラム。
  7. 第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部とを備える情報管理装置に、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御させ、
    データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答させ、
    前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
    情報管理プログラム。
  8. 第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部とを備える情報管理装置が、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御し、
    受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて、前記データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、
    前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続させる、
    情報管理方法。
  9. 第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部とを備え、前記第2の記憶部は、受け付けたデータ要求の記憶領域として用いられるメモリ装置における前記データ要求の記憶領域とは異なる記憶領域によって実現される情報管理装置が、
    前記データ要求の集中程度に基づいて、前記第2の記憶部として用いられる記憶領域のサイズを変更し、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御し、
    受け付けたデータ要求の対象データが前記第2の記憶部に格納されているかを判別し、前記対象データが前記第2の記憶部に格納されていない場合は、当該対象データの前記第2の記憶部への格納に応じて前記データ要求に応答する、
    情報管理方法。
  10. 第1の記憶部と、前記第1の記憶部に比して高速にアクセス可能な第2の記憶部とを備える情報管理装置が、
    前記第1の記憶部に格納されたデータを順次読み出し、順次読み出した該データを前記第2の記憶部に書き込むことによって、前記第1の記憶部に格納されたデータの一部が循環的に前記第2の記憶部に格納されるように前記第2の記憶部を制御し、
    データ要求が要求するデータを前記第2の記憶部から第3の記憶部にコピーすると共に、該第3の記憶部に格納されたデータを用いて前記データ要求に応答し、
    前記データ要求を受け付けてから一定期間の間に他のデータ要求を受け付けた場合において、先のデータ要求と後のデータ要求が共通するデータを要求するとき、前記後のデータ要求に対する応答が終了するまでの間、該共通するデータを前記第3の記憶部に存続する、
    情報管理方法。
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