JP6048091B2 - 通信装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の通信先との間で通信を行う通信装置通信方法および通信プログラムに関する。
従来から、会議などの場において、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略称する)といった情報端末の画面情報をプロジェクタを使ってスクリーンに投影することで、その場の出席者間での情報の共有が行われている。多くの場合、情報端末は、プロジェクタに対して有線接続されている。その際、プロジェクタに設けられた画像入出力端子(DVI(Digital Visual Interface)端子など)にケーブルで情報端末を接続し、ケーブルが届く位置で情報端末を操作しながら、スクリーンに画像を映し出す。
また、会議などでプロジェクタを使用する場合に、多少広い場所では、複数のプロジェクタを使い、これら複数のプロジェクタによりそれぞれ異なる情報を表示させることで、より多くの情報を表示しながら会議を進めるケースが増えてきている。また、TV会議システムなどで、例えば3面の大画面を利用した臨場感あるスクリーン投影を使うケースも増えている。この場合はプロジェクタを3台用意する必要がある。例えば、横長の映像を3分割し、3分割された映像を、隣接して配置された3面の画面に対して3台のプロジェクタを用いてそれぞれ映出させる。
互いに異なる映像を複数のプロジェクタにそれぞれ表示する場合、複数の映像送信元(例えばPC)からの複数の画面情報を、複数のプロジェクタにそれぞれ表示させることが考えられる。また、1台のPCからの画面情報を3台のプロジェクタに表示するケースも考えられる。例えば、PCに対して3つのディスプレイ接続ポートを設け、この3つのディスプレイ接続ポートに対して、3つの画面情報をそれぞれ出力させる。
また、近年、無線通信の通信速度が高速化され、プロジェクタと情報端末との接続を無線化する技術が実用化されていることが、既に知られている。
特許文献1には、複数のプロジェクタに対して、画像データをプロジェクタの位置に合わせて分割し、切り出した画像データ位置情報とプロジェクタの識別情報とを関連付けて、ネットワークを介して送信する画像データが対応するプロジェクタのみに伝送されるようにした画像伝送マルチ表示システムが開示されている。特許文献1によれば、複数に分割して無線送信された画像を、複数のプロジェクタを使って大画面に合成することができる。
ところで、従来の無線による接続方法では、無線送信機と受信機とが1対1の関係となっていた。そのため、1台のPCから3台のプロジェクタに対してそれぞれ異なる情報を送信する場合は、3台のプロジェクタをシリアルに情報を送信する必要がある。この場合、3台のプロジェクタそれぞれに対する伝送容量は、PCから送信される伝送容量の1/3となってしまうことになる。PCから、30fps(frame per second)の伝送レートで映像データを送信することを考えると、1台のプロジェクタ当たりの伝送レートが10fpsとなり、動画映像の送信が困難となる。
そこで、それぞれ独立して伝送を行うことが可能な複数のチャネルを使用して映像を送信することが考えられる。例えば、同時に3チャネルを用いて、各チャンネルそれぞれで並列的に映像データの送信を行う。この場合、3台のプロジェクタそれぞれに1チャネルずつを割り当てることで、各プロジェクタにおいて30fpsの伝送レートを確保でき、動画映像に対応可能となる。
ところが、複数のチャネルを用いた場合であっても、複数のプロジェクタのうち一部のプロジェクタと映像送信元との間の伝送路の品質が悪い場合がある。例えば、映像送信元(PC)と、あるプロジェクタとの間の伝送路の距離が長距離であったり、映像送信元から見てあるプロジェクタが見通し外であったり、さらには、マルチパスフェージングの影響など、さまざまな要因により、伝送路の品質が劣化する可能性がある。
全ての伝送路を良好な状態とするためには、複数台のプロジェクタそれぞれ、ならびに、映像送信元であるPCの設置場所を調整することが考えられる。しかしながら、例えば会議室などの障害物が多いような場所においては、PCおよび複数のプロジェクタそれぞれの設置位置に制限があり、1台の映像送信元に対して、複数台のプロジェクタの伝送路を全て良好な状態に保つことは、困難な場合がある。
すなわち、無線通信は、伝送路によって通信品質が決定される。伝送路は、直接波以外にも、壁などに反射して到達する伝播路も含まれ、直接波および伝播路を統合した伝播パスが伝送路となる。ここで、例えば直接波が届かない見通しの悪い状況では、通信品質が劣化する可能性がある。1対1で通信する場合は、何方か一方がアンテナの向きを変えるなどして伝送路の状況を変えることが容易である。例えば、プロジェクタが固定的に設置されている場合であっても、映像送信元であるPC(アンテナ)の向きを多少調整するだけで、伝送路の問題が解決される可能性がある。
一方、1台の画像送信元から複数のプロジェクタに対してそれぞれ映像データを送信するマルチスクリーン投影システムでは、複数のプロジェクタそれぞれの設置位置が固定的に使用されることが多い。この場合、映像送信元のPCにおいて、全てのプロジェクタに対して通信品質の良好な伝播路を確保するようにアンテナの方向などを決めるのは、容易ではない。
このような場合、複数のプロジェクタのうち例えば1台だけが伝送路の状態が悪いといった状況になる可能性がある。そうなると、複数のプロジェクタのうち1台のプロジェクタのみ、伝送レートが悪く、投影映像の表示画質が劣化しているという状況に陥ってしまうおそれがあるという問題点があった。
また、上述した特許文献1においても、複数のプロジェクタそれぞれに対する伝播路が異なる影響で、プロジェクタ間で映像品質に差が生じるおそれがあるという問題点は、解消できていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1台の通信装置から複数台の受信機に対して通信を行う場合に、特定の受信機における通信品質の劣化を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のデータの通信を行う通信装置であって、異なる周波数で通信を行う複数の通信手段と、複数の通信手段それぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択手段とを有し、通信手段は、映像データの通信を行い、選択手段は、映像データのフレーム毎に選択する物理位置を切り換えることを特徴とする。
また、本発明は、複数のデータの通信を行う通信方法であって、異なる周波数で通信を行う複数の通信ステップと、複数の通信ステップそれぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択ステップとを有し、通信ステップは、映像データの通信を行い、選択ステップは、映像データのフレーム毎に選択する物理位置を切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、1台の通信装置から複数台の受信機に対して通信を行う場合に、特定の受信機における通信品質の劣化を抑制できるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に適用可能なマルチスクリーン投影システムの一例の構成を概略的に示す略線図である。 図2は、各スクリーンに表示される画像の例を示す略線図である。 図3は、第1の実施形態を適用しない場合の、マルチスクリーン投影システムによる通信方法の例を示す略線図である。 図4は、第1の実施形態を適用した場合の、マルチスクリーン投影システムによる通信方法の例を概略的に示す略線図である。 図5は、第1の実施形態を適用した場合の、マルチスクリーン投影システムによる通信方法の例をより具体的に示す略線図である。 図6は、WiMedia方式による通信方式について説明するための略線図である。 図7は、WiMedia方式により定義される周波数ホッピングのシーケンスを示すシーケンス図である。 図8は、第2の実施形態に適用可能な通信装置の一例の構成を示すブロック図である。 図9は、第2の実施形態に係る送信部の一例の構成を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態に係るRF部の一例の構成を示すブロック図である。 図11は、第2の実施形態に適用可能な無線パケットの一例の構成を概略的に示す略線図である。 図12は、第2の実施形態による選択制御テーブルの一例の構成を示す略線図である。 図13は、第3の実施形態に適用可能な通信装置の一例の構成を示すブロック図である。 図14は、第3の実施形態による選択制御テーブルの一例の構成を示す略線図である。
(第1の実施形態)
以下に添付図面を参照して、通信装置および通信方法の実施形態を詳細に説明する。図1は、第1の実施形態に適用可能なマルチスクリーン投影システムの一例の構成を概略的に示す。図1に例示されるマルチスクリーン投影システムは、映像送信元としての1台の情報端末1(例えばパーソナルコンピュータ)から出力される異なる3つの映像を、無線通信により3台のプロジェクタ装置5a、5bおよび5cに対して同時に送信し、各プロジェクタ装置5a、5bおよび5cにより、スクリーン6a、6bおよび6cにそれぞれ表示させるようにしたものである。
図2は、各スクリーン6a、6bおよび6cに表示される画像の例を示す。例えば、1画面を3分割した映像#1、映像#2および映像#3を各スクリーン6a、6bおよび6cにそれぞれ表示させる。各スクリーン6a、6bおよび6cを適切な位置に設置することで、3分割された映像#1、映像#2および映像#3で元の1画面を構成させることができ、より多くの情報を表示させることが可能となる。
図1において、情報端末1は、例えば情報端末1が有するディスプレイに表示させる画面(メイン画面とする)と、情報端末1が内部的に生成する画面(仮想画面とする)とを出力することができるものとする。また、仮想画面は、第1および第2の仮想画面の2画面を出力可能であるものとする。これらメイン画面、ならびに、第1および第2の仮想画面の画面情報は、例えばそれぞれ1秒間に30フレームや60フレームといった単位で更新される。
なお、メイン画面を表示させるための映像データは、情報端末1が備えるディスプレイポートから出力される。第1および第2の仮想画面を表示させるための映像データは、例えば、USB(Universal Serial Bus)などのインターフェイスを介して接続されたグラフィクスアダプタに設けられたディスプレイポートから出力される。これに限らず、情報端末1が複数のディスプレイポートを備える場合には、メイン画面の映像データと、第1および第2の仮想画面のうち少なくとも一方の映像データとを、情報端末1が備える複数のディスプレイポートからそれぞれ出力させるようにできる。
以下では、適宜、メイン画面を表示させるための映像データを映像データ#1、第1および第2の仮想画面を表示させるための映像データを、それぞれ映像データ#2、映像データ#3と呼ぶ。
情報端末1と通信装置2とがケーブル3で接続される。ケーブル3は、情報端末1から出力される画像データを通信装置2に転送する。図1では、ケーブル3が1本として示されているが、実際には、表示させる画面の枚数分の本数のケーブル3が接続されることになる。メイン画面と、第1および第2の仮想画面との3画面を表示させるこの例では、3本のケーブル3による接続がなされる。
通信装置2は、複数の送信部と、当該複数の送信部にそれぞれ対応する複数のアンテナ4a、4bおよび4cとを備え、アンテナ4a、4bおよび4c毎に異なる周波数または周波数帯域(チャネル)で、同時に送信を行うことが可能である。詳細は後述するが、通信装置2は、アンテナ4a、4bおよび4cそれぞれにより送信される信号の送信周波数を、予め定められたタイミング毎に切り換えることができる。
プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、通信装置2から送信された信号を受信して、スクリーン6a、6bおよび6cにそれぞれ映像を投影する。ここで、プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、受信を行う周波数または周波数帯域(以下、適宜、周波数と略称する)を設定可能であるものとする。すなわち、プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、通信装置2から送信された、互いに周波数の異なる複数の信号のうち、それぞれ対応する周波数の信号を選択的に受信することができる。
図3〜図5を用いて、第1の実施形態による通信方法について、概略的に説明する。なお、図3および図5において、通信装置2のアンテナ4a、4bおよび4cから信号を送信する送信部を、それぞれ送信部TX#1、TX#2およびTX#3として表す。プロジェクタ装置5a、5bおよび5cをそれぞれプロジェクタ装置P#1、P#2およびP#3として表す。また、「fr#n」は、映像のフレームを表す。
情報端末1から出力される3画面分の映像データ#1、#2および#3は、通信装置2が有する3つの送信部TX#1、TX#2およびTX#3により、3台のプロジェクタ装置5a、5bおよび5cに対してそれぞれ伝送される。ここで、3の送信部TX#1、TX#2およびTX#3は、互いに異なる周波数を使用し、全体として3の周波数を用いる。これにより、3台のプロジェクタ装置5a、5bおよび5cそれぞれに対する伝送容量として、情報端末1と1台のプロジェクタ装置との間で1対1に通信を行う場合と同等の伝送容量を確保できる。映像情報は、単位時間当たりの伝送量が大きいので、複数の周波数を用いて通信を行うことは、効果的である。
図3は、本第1の実施形態を適用しない場合の、マルチスクリーン投影システムによる通信方法の例を示す。本第1の実施形態を適用しない場合、送信部TX#1、TX#2およびTX#3は、送信周波数がそれぞれ固定的とされる。図3の例では、映像データの伝送は、送信部TX#1からプロジェクタ装置5a(P#1)へ、送信部TX#2からプロジェクタ装置5b(P#2)へ、送信部TX#3からプロジェクタ装置5c(P#3)へと、送信側と受信側のペアを固定的として行われる。
この場合、各送信部TX#1〜TX#3と各プロジェクタ装置P#1〜P#3との間の伝送路が固定的とされ、各伝送路におけるエラー率(品質)が固定的となる。したがって、例えば1つの伝送路の品質が他の伝送路の品質よりも低い場合、品質の低い伝送路を介して信号を受信するプロジェクタ装置が固定され、当該プロジェクタ装置により投影される映像は、他のプロジェクタ装置により投影される映像に対して画質が劣化した状態が続くことになる。
図4は、本第1の実施形態を適用した場合の、マルチスクリーン投影システムによる通信方法の例を概略的に示す。ここで、各プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、それぞれ周波数fa、fbおよびfcの信号を受信するように設定されているものとする。
例えば第1のタイミングでは、図4(a)に示されるように、送信部TX#1により、映像データ#1が、アンテナ4aから周波数faの信号として送信される。送信部TX#2により、映像データ#2が、アンテナ4bから周波数fbの信号として送信される。また、送信部TX#3により、映像データ#3が、アンテナ4cから周波数fcの信号として送信される。
なお、「周波数」を「周波数帯域」として用いる場合、「周波数fc」は、「周波数fcを中心周波数とし、所定の帯域幅を持つ周波数帯域」を意味するものとする。
次の第2のタイミングで、各送信部TX#1〜TX#3から送信される信号の周波数と、当該信号として送信される映像とが同期して切り換えられる。すなわち、図4(b)に示されるように、送信部TX#1により、映像データ#3が、アンテナ4aから周波数fcの信号として送信される。送信部TX#2により、映像データ#1が、アンテナ4bから周波数faの信号として送信される。また、送信部TX#3により、映像データ#2が、アンテナ4cから周波数fbの信号として送信される。
その次の第3のタイミングで、さらに、各送信部TX#1〜TX#3から送信される信号の周波数と、当該信号として送信される映像とが同期して切り換えられる。すなわち、図4(c)に示されるように、送信部TX#1により、映像データ#2が、アンテナ4aから周波数fbの信号として送信される。送信部TX#2により、映像データ#3が、アンテナ4bから周波数fcの信号として送信される。また、送信部TX#3により、映像データ#1が、アンテナ4cから周波数faの信号として送信される。
上述の図4(a)、図4(b)および図4(c)の何れのタイミングでも、周波数faの信号がプロジェクタ装置5aにより選択的に受信され、周波数fbの信号がプロジェクタ装置5bにより選択的に受信され、同様に、周波数fcの信号がプロジェクタ装置5cにより選択的に受信される。したがって、プロジェクタ装置5aには、常に映像データ#1が受信される。同様に、各プロジェクタ装置5bおよび5cには、常に映像データ#2および#3がそれぞれ受信される。
このように、予め定められたタイミング毎に、各送信部TX#1〜TX#3から送信される信号の周波数を切り換える。この送信信号の周波数の切り換えと同期させて、各送信部TX#1〜TX#3から送信される映像データ#1〜#3を切り換えて、各プロジェクタ装置5a〜5cに対して、常にそれぞれ連続した映像データ#1〜#3が伝送されるようにする。
図5は、本第1の実施形態を適用した場合の、マルチスクリーン投影システムによる通信方法の例をより具体的に示す。上述したように、本第1の実施形態では、送信部TX#1、TX#2およびTX#3の送信先を、予め定められたタイミング毎に切り換える。送信先の切り替えに同期させて、各プロジェクタ装置5a、5bおよび5cにそれぞれ対応するデータが受信されるように、送信部TX#1、TX#2およびTX#3から送信されるデータを切り換える。
図5の例では、送信部TX#1、TX#2およびTX#3の送信先は、映像データのフレームタイミングに同期して切り換えられている。
この場合、図5の例では、第1フレーム(fr#1)では、送信部TX#1は、プロジェクタ装置5a(P#1)に対して映像データ#1を周波数faで送信する。送信部TX#2は、プロジェクタ装置5b(P#2)に対して映像データ#2を周波数fbで送信する。また、送信部TX#3は、プロジェクタ装置5c(P#3)に対して映像データ#3を周波数fcで送信する。
次に、第2フレーム(fr#2)では、各送信部TX#1、TX#2およびTX#3の送信先を変更するために、送信周波数が切り替えられる。それと共に、同一の送信先に連続した映像データが送信されるように、各送信部TX#1、TX#2およびTX#3に対する映像データの入力元も、送信周波数の切り替えに同期して切り替えられる。
すなわち、送信部TX#1は、プロジェクタ装置P#3に対して映像データ#3を周波数fcで送信する。送信部TX#2は、プロジェクタ装置P#1に対して映像データ#1を周波数faで送信する。また、送信部TX#3は、プロジェクタ装置P#2に対して映像データ#2を周波数fbで送信する。
次の第3フレーム(fr#3)においても同様にして、各送信部TX#1、TX#2およびTX#3の送信周波数が切り替えられると共に、各送信部TX#1、TX#2およびTX#3に対する映像データの入力元が切り替えられる。
すなわち、送信部TX#1は、プロジェクタ装置P#2に対して映像データ#2を周波数fbで送信する。送信部TX#2は、プロジェクタ装置P#3に対して映像データ#3を周波数fcで送信する。また、送信部TX#3は、プロジェクタ装置P#1に対して映像データ#1を周波数faで送信する。
送信先の切換が映像フレームのフレームタイミングに同期しているので、各プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、送信部TX#1、TX#2およびTX#3のうち何れから送信された信号を受信するかを意識することなく、フレームの同期タイミングで通常の受信を繰り返せばよい。また、受信周波数チャネルの変更も行わない。
このように、本第1の実施形態によれば、各送信部TX#1〜TX#3と各プロジェクタ装置5a〜5cとのペアを切り換えながら送信を行い、各プロジェクタ装置5a〜5cに対する伝送路を所定のタイミング毎に変更している。これにより、アンテナ放射の物理位置を移動させることができ、電波の伝播経路を変化させることが可能となる。したがって、各送信部TX#1〜TX#3と各プロジェクタ装置5a〜5cとの間の伝送路に品質の低い伝送路が含まれている場合であっても、当該伝送路を介して信号を受信するプロジェクタ装置が固定されず、伝送路の品質による画質の劣化が目立たなくなる。
なお、上述では、3の送信部TX#1〜TX#3から3台のプロジェクタ装置5a〜5cに対して3の映像データを送信するものとして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち送信部、プロジェクタ装置および映像データは、それぞれ4以上であってもよいし、2の送信部から2台のプロジェクタ装置に対して2の映像データを送信するものでもよい。また、複数のプロジェクタに投影される複数の映像は、1の映像を3分割したものに限られず、それぞれ異なる内容の映像であってもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本第2の実施形態は、上述した第1の実施形態における通信方式として、WiMedia UWB通信方式を用いた例である。WiMedia UWBは、無線通信方式の一つである超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)に対してWiMedia Allianceが推進した通信仕様であって、半径数m以内の機器同士を無線接続する技術の一つである。WiMedia UWBでは、周波数帯として3.1GHz〜10.6GHzが定義される。以下、WiMedia UWB通信方式を、WiMedia方式と略称する。
図6を用いて、WiMedia方式による通信方式について概略的に説明する。WiMedia方式では、3.1GHz〜10.6GHzのうち、図6に例示されるように、3.168GHz(3168MHz)〜10.56GHz(10560MHz)を、1のバンドの帯域幅が528MHzである14のバンド#1〜#14に分割し、周波数帯域が隣接する3のバンド#n〜#(n+2)で1のバンドグループを形成する。なお、最も高周波側のバンドグループ#5は、2のバンドにより形成される。バンドグループ内の3バンドで、周波数ホッピングによりバンド(中心周波数)を時系列的に変更しながら通信を行うことができる。
図7は、WiMedia方式により定義される周波数ホッピングのシーケンスを示す。図7(a)は、バンドグループの中でバンド番号が低い(中心周波数が低い)バンドからバンド番号が高い(中心周波数が高い)バンドに順次および巡回的にホッピングする方式を示す。また、図7(b)は、図7(a)に示す方式と逆であり、バンド番号が高いバンドからバンド番号が低いバンドに順次および巡回的にホッピングする方式を示す。これら図7(a)および図7(b)に示されるホッピング方式は、識別子TFC(Time Frequency Code)により識別される。
なお、WiMedia方式では、変調方式としてMB−OFDM(Multi Band-Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を用いることができる。例えば図7(a)に例示される範囲aは、OFDMシンボルであり、範囲bは、ゼロパディング部である。範囲bは、事実上のガードタイムとして用いられる。
各バンド#1〜#14に対し、世界の各地域において使用可能なバンドが定められており、互いにバンドが重複しないように定めたバンドグループでは、全世界に共通して利用できる帯域が存在しなくなる。そのため、図6にバンドグループ#6で示される、バンドグループ#3および#4とそれぞれ一部のバンドが重複するバンドグループが定義されている。
図8は、本第2の実施形態に適用可能な通信装置2の一例の構成を示す。なお、図8において、上述の図1と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。通信装置2は、それぞれ3チャネル分の、入力端子20a、20bおよび20cと、バッファ21a、21bおよび21cと、送信部23a、23bおよび23cと、送信部23a、23bおよび23cそれぞれに対応するアンテナ4a、4bおよび4cとを備える。また、通信装置2は、選択部22と、タイミング検出部30と、制御部31とをさらに備える。
例えばパーソナルコンピュータである情報端末1が備える画像処理部10において、メイン画面、第1の仮想画面および第2の仮想画面がそれぞれ生成される。生成された各画面は、例えばそれぞれ60Hzの周期で更新され、フレーム周期が60Hzの映像データとしてそれぞれ出力される。以下では、メイン画面、第1の仮想画面および第2の仮想画面の映像データを、それぞれ映像データ#1、#2および#3と呼ぶ。
画像処理部10から出力された映像データ#1、#2および#3は、それぞれ垂直同期信号を付加されて、例えばDVI(Digital Visual Interface)規格に準ずるフォーマットの映像データとされる。これらDVI規格のフォーマットとされた映像データ#1、#2および#3は、それぞれDVIケーブルを介して情報端末1から出力され、通信装置2の入力端子20a、20bおよび20cに入力される。
通信装置2において、入力端子20a、20bおよび20cに入力された各映像データ#1、#2および#3は、それぞれ例えば少なくとも2フレーム分の映像データを格納可能とされたバッファ21a、21bおよび21cに一時的に溜め込まれる。
一方、タイミング検出部30は、各映像データ#1、#2および#3から垂直同期信号を抽出する。タイミング検出部30は、各映像データ#1、#2および#3から垂直同期信号が抽出されたタイミングに応じて、各映像データ#1、#2および#3のフレームタイミングを示すタイミング信号を制御部31に送信する。例えば、各映像データ#1、#2および#3から抽出された垂直同期信号のうち、最もタイミングの遅い垂直同期信号に基づきタイミング信号を送信することが考えられる。
制御部31は、例えばマイクロプロセッサと、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)とを有し、マイクロプロセッサが、ROMに予め記憶されたプログラムに従い、RAMをワークメモリとして用いて動作し、この通信装置2の全体の動作を制御する。
制御部31は、バッファ21a、21bおよび21cに対して、読み出しを指示する読み出し制御信号を出力すると共に、選択部22に対して切り替え制御信号を出力する。また、制御部31は、送信部23a、23bおよび23cに対して送信タイミングを指示する送信タイミング指示信号を出力する。これら読み出し制御信号、切り替え制御信号および送信タイミング指示信号は、タイミング検出部30から受信したタイミング信号に同期して出力される。
制御部31は、タイミング検出部30からのタイミング信号を受信すると、バッファ21a、21bおよび21cに対して読み出し制御信号を出力する。この読み出し制御信号に応じて、バッファ21a、21bおよび21cから1フレーム分の映像データ#1、#2および#3が読み出される。バッファ21a、21bおよび21cから読み出された各映像データ#1、#2および#3は、選択部22に供給される。
また、制御部31は、各バッファ21a、21bおよび21cに対して、読み出された映像データが送信される送信チャネルCHを示す情報(以下、送信チャネルCH情報と略称する)を設定する。送信チャネルCH情報としては、送信チャネルの周波数帯域を示す情報を用いることができる。一例として、通信方式としてWiMedia方式を適用したこの例では、バンド番号を送信チャネルCH情報として用いることが可能である。これに限らず、送信チャネルCH情報として、送信チャネルCHの中心周波数の値を用いることもできる。
すなわち、各バッファ21a、21bおよび21cから読み出された、換言すれば、通信装置2の入力端子20a、20bおよび20cに入力された映像データ#1、#2および#3が、それぞれプロジェクタ装置5a、5bおよび5cのうち何れに送信されるかを設定する。この映像データと送信先の対応付けの設定は、通信装置2の起動時などに予め行ってもよいし、図示されない操作部に対するユーザ操作に応じて行ってもよい。例えば、スクリーン6a、6bおよび6cに実際に投影される映像を見ながら、各映像が所望の順序に並ぶように、映像データの送信先を設定することが考えられる。
ここでは、各バッファ21a、21bおよび21cに対して送信チャネルCH#1、CH#2およびCH#3がそれぞれ設定されるものとする。これにより、バッファ21a、21bおよび21cからそれぞれ読み出された各映像データ#1、#2および#3が、それぞれプロジェクタ装置5a、5bおよび5cに送信されるように設定される。
制御部31から出力された読み出し制御信号に応じて、各バッファ21a、21bおよび21cから映像データ#1、#2および#3が読み出され、それぞれ選択部22に供給される。このとき、各バッファ21a、21bおよび21cから読み出された映像データ#1、#2および#3に対し、それぞれ送信チャネルCHを示す情報が付加されて、選択部22に供給される。
選択部22は、各バッファ21a、21bおよび21cから供給された映像データ#1、#2および#3を、それぞれ送信部23a、23bおよび23cの何れに供給するかを、制御部31から供給される切り替え制御信号と、各映像データ#1、#2および#3に付加された送信チャネルCHを示す情報とに従い選択する。また、この選択は、予め定められたタイミング毎、例えばフレームタイミング毎に切り換えられる。
選択部22から出力された映像データ#1、#2および#3は、送信チャネルCHを示す情報と共に、選択部22において選択された送信部23a、23bおよび23cにそれぞれ供給される。
各送信部23a、23bおよび23cは、制御部31から出力された送信タイミング指示信号に応じて、選択部22から供給された映像データ#1、#2および#3の送信処理を行う。すなわち、送信部23a、23bおよび23cは、選択部22から供給された映像データ#1、#2および#3に対して後述する所定の信号処理を施し、変調する。そして、変調信号を、映像データ#1、#2および#3にそれぞれ付加された送信チャネルCH情報に基づいた周波数の送信信号に変換し、それぞれ対応するアンテナ4a、4bおよび4cに供給する。アンテナ4a、4bおよび4cは、供給された送信信号を電波に変換して放射することで送信信号を送信する。
送信部23a、23bおよび23cは、それぞれ、互いに異なる周波数または周波数帯域であるチャネルCH#1、CH#2およびCH#3から何れか1を選択して送信が可能とされている。例えば、チャネルCH#1、CH#2およびCH#3は、WiMedia方式における1のバンドグループ内の3のバンドをそれぞれ割り当てることができる。より具体的には、バンドグループ#6を使用する場合、例えばチャネルCH#1にバンド#9を、チャネルCH#2にバンド#10を、チャネルCH#3にバンド#11をそれぞれ割り当てることが考えられる。
送信部23aは、映像データ#1に付加される送信チャネルCH情報に従い、チャネルCH#1、CH#2およびCH#3のうち何れか1が、送信チャネルとして設定される。送信部23bおよび23cにおいても同様に、映像データ#2および#3に付加される送信チャネルCH情報に従い、それぞれチャネルCH#1、CH#2およびCH#3のうち何れか1が、送信チャネルとして設定される。なお、送信部23a、23bおよび23cは、互いに異なるチャネルが設定される。
プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、それぞれ受信チャネルがチャネルCH#1、CH#2およびCH#3に固定的とされている。例えば、通信装置2において選択部22の選択に従い各送信部23a、23bおよび23cからの送信が、それぞれチャネルCH#1、CH#2およびCH#3を用いて行われていた場合、送信部23aから送信された信号がプロジェクタ装置5aに受信され、送信部23bから送信された信号がプロジェクタ装置5bに受信され、送信部23cから送信された信号がプロジェクタ装置5cに受信される。
なお、各プロジェクタ装置5a、5bおよび5c、ならびに、対応するスクリーン6a、6bおよび6cは、各スクリーン6a、6bおよび6cにより投影される3の映像#1、#2および#3が適切な関係になるように設置すると好ましい。
図9は、送信部23a、23bおよび23cの一例の構成を示す。なお、送信部23a、23bおよび23cは、共通の構成で実施可能であるため、図9においては、送信部23aを代表させて示している。送信部23aは、MAC部200、BB部201およびRF部202を有する。
MAC(Medeia Access Control)部200に対して、選択部22から出力された映像データ#nが映像フレーム毎に供給されると共に、映像データ#nに付加された送信チャネルCH情報が供給される。MAC部200は、供給された映像データ#nの映像フレームに対して、通信プロトコルに関する処理を行い、データの送信単位である送信フレームを生成する。例えば、MAC部200は、供給された映像データ#nの1フレームを所定サイズに分割し、ヘッダを付加して送信フレームを生成する。
送信フレームに付加されるヘッダは、例えば以下のような、当該送信フレームに含まれるデータに関する情報が含まれる。
(1)当該データが映像フレームの先頭のデータであるか否かを示す情報。
(2)当該データが属する映像フレームの、映像データ#nでの位置を示すフレーム番号。
(3)当該データが属する映像フレームのデータ長。
(4)当該データの、当該データが属する映像フレーム内での位置を示す情報。
MAC部200は、生成した送信フレームを、チャネル切り替え信号CHと共にBB(ベースバンド)部201に供給する。
BB部201は、MAC部200からデジタルデータとして供給された送信フレームに対してスクランブル処理を施してデータの「1」および「0」の比率の時間的偏りを減らし、さらに、誤り訂正符号化処理を施して誤り訂正符号を生成する。生成された誤り訂正符号は、送信フレームにさらに格納される。BB部201は、この送信フレームのデータに対して、例えばCRC(cyclic redundancy check)により誤り検出符号化処理を施す。誤り検出符号化処理により生成された誤り検出符号は、送信フレームに対して付加される。
BB部201は、このようにして所定のデジタル施され、誤り検出符号を付加された送信フレームを、送信チャネルCH情報と共に、RF部202に対して出力する。
図10は、RF部202の一例の構成を示す。図10に例示されるように、RF部202は、変調部212と周波数選択部213とを有する。BB部201から供給された誤り検出符号が付加された送信フレームは、変調部212で所定の信号処理を施された後OFDMにより変調される。誤り検出符号が付加された送信フレームが変調された変調信号は、周波数選択部213に供給される。
周波数選択部213には、BB部201から出力されたチャネル切り替え信号CHも供給される。周波数選択部213は、変調部212から供給された変調信号を、送信チャネルCH情報に示される送信チャネルに応じた周波数の送信信号に変換する。送信チャネルに応じた周波数に変換された送信信号は、アンテナ4aにより電波に変換されて送信される。
本第2の実施形態では、電波を用いた無線通信によるデータ送信は、パケット単位で行われる。図11は、本第2の実施形態に適用可能な無線パケットの一例の構成を概略的に示す。無線パケットは、例えば、先頭からプリアンブル300、SIG301、データ部302およびCRC303を含む。
プリアンブル300は、無線パケットの先頭に付加される同期信号のビット列であり、2種類の長さが定義され、物理層(例えば変調部212)で付加される。SIG301は、シグナルフィールドであって、変調方式(伝送速度)、データ部302に含まれるデータのデータ長などの情報が含まれ、物理層で付加される。
データ部302は、実際のデータが格納される部分で、ヘッダ310および映像データ311を含む。映像データ311は、上述した送信フレームが含まれる。ヘッダ310は、上述した、当該送信フレームに付加されるヘッダが含まれると共に、宛先、送信元およびアクセスポイントのMAC(Medeia Access Control)アドレスを示す情報が含まれる。CRC303は、上述した、データ部302に格納されるデータの伝送誤りを検出するための誤り検出符号が格納される。
(選択部における選択処理)
ここで、選択部22における選択処理について説明する。一例として、制御部31は、予めROMなどに記憶される選択制御テーブルに従い、切り替え制御信号と、各送信部23a、23bおよび23cそれぞれに対応するチャネル切り替え信号CHとを生成し、それぞれ選択部22および各送信部23a、23bおよび23cに供給する。
図12は、選択制御テーブルの一例の構成を示す。図12において、送信部TX#1、TX#2およびTX#3は、それぞれ送信部23a、23bおよび23cを示し、チャネルCH#1、CH#2およびCH#3は、各送信部23a、23bおよび23cにおいて選択可能な送信チャネルを示す。各送信部23a、23bおよび23cは、チャネルCH#1、CH#2およびCH#3で互いに異なる周波数または周波数帯域を用いて信号を送信する。
選択制御テーブルでは、各送信部23a、23bおよび23cと、送信チャネルCH#1、CH#2およびCH#3との対応関係が複数パターン定義される。この複数のパターンは、例えば、図7(a)および図7(b)を用いて説明した周波数ホッピングのシーケンスに従い定義することができる。図12の例では、図7(a)の、バンドグループ内の3バンドをバンド番号の低い順(周波数の低い順)からホッピングするシーケンスに従い、パターンの順番が定義されている。
なお、受信側である各プロジェクタ装置5a、5bおよび5cは、それぞれ受信周波数または受信周波数帯域(すなわち受信チャネル)が固定とされている。したがって、各チャネルCH#1、CH#2およびCH#3と、バッファ21a、21bおよび21cからそれぞれ出力される映像データ#1、#2および#3との関係は、1対1の関係であり、固定的とされる。
図12の例では、パターンPT#1では、チャネルCH#1が送信部TX#1に、チャネルCH#2が送信部TX#2に、チャネルCH#3が送信部TX#3に、それぞれ対応付けられている。パターンPT#2では、パターンPT#1の対応関係が1つずらされ、チャネルCH#1が送信部TX#3に、チャネルCH#2が送信部TX#1に、チャネルCH#3が送信部TX#2に、それぞれ対応付けられている。パターンPT#3では、パターンPT#1の対応関係がさらに1つずらされ、チャネルCH#1が送信部TX#2に、チャネルCH#2が送信部TX#3に、チャネルCH#3が送信部TX#1に、それぞれ対応付けられている。
制御部31は、タイミング検出部30からのタイミング信号を受け取ると、選択制御テーブルからパターンPT#nを取得し、パターンPT#nに示される送信部TX#1〜TX#3とチャネルCH#1〜CH#3との対応関係を求める。そして、求めた送信部TX#1〜TX#3とチャネルCH#1〜CH#3との対応関係を示す情報を、切り替え制御信号として選択部22に対して供給する。
選択部22は、この切り替え制御信号と、各映像データ#1、#2および#3に付加される送信チャネルCH情報とに従い、各映像データ#1、#2および#3を、各チャネルCH#1、CH#2およびCH#3に対応付けられた各送信部23a、23bおよび23cに対してそれぞれ供給するように、バッファ21a、21bおよび21cと送信部23a(TX#1)、23b(TX#2)および23c(TX#3)との間の経路を選択する。
一例として、選択部22は、切り替え制御信号と各映像データ#1、#2および#3に付加される送信チャネルCH情報とに従い、チャネルCH#1に対応する映像データ#1を、切り替え制御信号によりチャネルCH#1に対応付けられた例えば送信部23aに対して供給するように、経路を選択する。
制御部31は、タイミング検出部30からのタイミング信号を受け取る毎に、選択制御テーブルから順次巡回的にパターンPT#nを取得する。そして、取得したパターンPT#nから求めた送信部TX#1〜TX#3とチャネルCH#1〜CH#3との対応関係に基づき、切り替え制御信号を選択部22に供給する。
なお、上述では、選択制御テーブルに複数のパターンPT#nが記憶されているように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、選択制御テーブルに1のパターンPTのみを記憶させるようにしてもよい。この場合、制御部31は、タイミング信号毎に、パターンPT内の各チャネルCH#1〜CH#3と、各送信部TX#1〜TX#3との対応関係を巡回的にシフトさせることが考えられる。
また、選択制御テーブルを用いない方法も考えられる。例えば、選択部22において、制御部31からタイミング信号毎に供給される切り替え制御信号に従い、各バッファ21a、21bおよび21cと、各送信部23a、23bおよび23cとの接続を巡回的に切り替える。同様に、各送信部23a、23bおよび23c側において、制御部31からタイミング信号毎に供給されるチャネル切り替え信号CHにそれぞれ従い、送信チャネルを巡回的に切り替える。
さらに、上述では、選択制御テーブルから取得するパターンPT#nを順次に切り替えるように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、タイミング信号毎にランダムにパターンPT#nを選択するようにしてもよい。
さらにまた、上述では、制御部31は、パターンPT#nの切り替えを1映像フレームのタイミング毎に行っているが、これはこの例に限定されない。すなわち、パターンPT#nの切り替えは、2映像フレーム毎、3映像フレーム毎など、複数フレーム毎に行ってもよい。さらに、映像フレーム単位以下、例えばライン単位や通信パケット単位でパターンPT#nの切り替えを行うことも可能である。
このように、本第2の実施形態によれば、各送信部23a〜23cと各プロジェクタ装置5a〜5cとのペアを、フレームタイミングに同期させて切り替えながら送信を行うことで、各プロジェクタ装置5a〜5cに対する伝送路をフレームタイミング毎に変更することができる。これにより、アンテナ放射の物理位置を移動させることができ、電波の伝播経路を変化させることが可能となる。したがって、各送信部23a〜23cと各プロジェクタ装置5a〜5cとの間の伝送路に品質の低い伝送路が含まれている場合であっても、当該伝送路を介して信号を受信するプロジェクタ装置が固定されず、伝送路の品質による画質の劣化が目立たなくなる。
また、本第2の実施形態では、通信方式としてWiMedia方式を適用しているため、WiMedia方式の特徴である高速通信や低消費電力といったメリットを得ることができると共に、開発コストや装置コストを抑えることが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図13は、第3の実施形態による通信装置2’の一例の構成を示す。なお、図13において、上述した図8と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。図13に示す通信装置2’は、バッファ21a、21bおよび21cと、送信部23a’、23b’および23c’と、タイミング検出部30と、制御部31と、アンテナ選択部100と、アンテナ4a、4bおよび4cとを有する。
上述した第2の実施形態では、各送信部23a、23bおよび23cと、各アンテナ4a、4bおよび4cとの接続を固定的とし、各送信部23a、23bおよび23cは、選択部22による接続される送信チャネルの切り替えに応じて送信信号の周波数を切り替えていた。これに対して、第3の実施形態では、図13に示されるように、各バッファ21a、21bおよび21cすなわち各チャネルCH#1、CH#2およびCH#3と各送信部23a’、23b’および23cとの接続が固定的とされ、アンテナ選択部100により、各送信部23a’、23b’および23c’に対する各アンテナ4a、4bおよび4cの接続が切り替えられる。
アンテナ選択部100は、図13に示されるように、それぞれ3の選択出力端を持ち、制御部31からの切り替え制御信号に従い選択出力端が切り替えられるスイッチ部101a、101bおよび101cを有する。各スイッチ部101a、101bおよび101cの3の選択出力端は、それぞれアンテナ4a、4bおよび4cに接続される。
各送信部23a’、23b’および23c’は、それぞれチャネルCH#1、CH#2およびCH#3に対応する各バッファ21a、21bおよび21cが関係を固定的として接続される。したがって、各送信部23a’、23b’および23c’は、それぞれ対応する送信チャネルCHの送信周波数のみを送信可能であればよい。例えば、各送信部23a’、23b’および23c’は、それぞれ単一の周波数fa、fbおよびfcの信号を送信する。また、これにより、第3の実施形態では、送信チャネルCH情報のやりとりを省略できる。
各送信部23a’、23b’および23c’は、図9および図10を用いて説明した構成と同様な構成を適用できる。なお、第3の実施形態では、各送信部23a’、23b’および23c’において、図9に示すMAC部200と、図10に示す周波数選択部213とに対して、例えば、固定的な送信チャネルを示すチャネル切り替え信号CHが供給される。各送信部23a’、23b’および23c’における送信周波数切替機能を省略してもよい。
アンテナ選択部100は、制御部31からの切り替え制御信号に従い、各送信部23a’、23b’および23c’と、各アンテナ4a、4bおよび4cとの接続を切り替える。このとき、アンテナ選択部100は、切り替え制御信号に従い、各送信部23a’、23b’および23c’に対して、各アンテナ4a、4bおよび4cが重複して接続されないように、スイッチ部101a、101bおよび101cの接続が制御される。
3の送信部23a’、23b’および23c’と、3のアンテナ4a、4bおよび4cとを重複せずに接続する組み合わせは3通りあるので、制御部31は、例えば図14に一例が示される選択制御テーブルに従い、アンテナ選択部100の各スイッチ部101a、101bおよび101cを接続を制御する。なお、図14において、送信部TX#1’、TX#2’およびTX#3’は、それぞれ送信部23a’、23b’および23c’に対応する。また、アンテナAN#1、AN#2およびAN#3は、それぞれアンテナ4a、4bおよび4cに対応する。
図14の例では、パターンPT#1’では、アンテナAN#1が送信部TX#1’に、アンテナAN#2が送信部TX#2’に、アンテナAN#3が送信部TX#3’に、それぞれ対応付けられている。パターンPT#2’では、パターンPT#1’の対応関係が1つずらされ、アンテナAN#1が送信部TX#3’に、アンテナAN#2が送信部TX#1’に、アンテナAN#3が送信部TX#2’に、それぞれ対応付けられている。パターンPT#3’では、パターンPT#1’の対応関係がさらに1つずらされ、アンテナAN#1が送信部TX#2’に、アンテナAN#2が送信部TX#3’に、アンテナAN#3が送信部TX#1’に、それぞれ対応付けられている。
制御部31は、タイミング検出部30からのタイミング信号を受信すると、バッファ21a、21bおよび21cに対して読み出し制御信号を出力する。この読み出し制御信号に応じて、バッファ21a、21bおよび21cから1フレーム分の映像データ#1、#2および#3が読み出される。バッファ21a、21bおよび21cから読み出された各映像データ#1、#2および#3は、それぞれ送信部23a’、23b’および23c’に供給される。
また、制御部31は、タイミング検出部30からのタイミング信号を受け取ると、選択制御テーブルからパターンPT#n’を取得し、パターンPT#n’に示される送信部TX#1’〜TX#3’とアンテナAN#1〜AN#3との対応関係を求める。そして、求めた送信部TX#1’〜TX#3’とアンテナAN#1〜AN#3との対応関係を示す情報を、切り替え制御信号としてアンテナ選択部100に対して供給する。
アンテナ選択部100は、この切り替え制御信号に従い各スイッチ部101a、101bおよび101cを制御して、送信部23a’(TX#1’)、23b’(TX#2’)および23c’(TX#3’)と、アンテナ4a(AN#1)、4b(AN#2)および4c(AN#3)との間の経路を選択する。
制御部31は、タイミング検出部30からのタイミング信号を受け取る毎に、選択制御テーブルから順次巡回的にパターンPT#n’を取得する。そして、取得したパターンPT#n’から求めた送信部TX#1’〜TX#3’とアンテナAN#1〜AN#3との対応関係に基づき、切り替え制御信号をアンテナ選択部100に供給する。
このように、第3の実施形態の方法によっても、上述した第1および第2の実施形態と同様に、アンテナ放射の物理位置を移動させることができ、電波の伝播経路を変化させることが可能となる。
なお、上述では、選択制御テーブルに複数のパターンPT#n’が記憶されているように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、選択制御テーブルに1のパターンPT’のみを記憶させるようにしてもよい。この場合、制御部31は、タイミング信号毎に、パターンPT’内の各送信部TX#1’〜TX#3’と、各アンテナAN#1〜AN#3との対応関係を巡回的にシフトさせることが考えられる。
また、選択制御テーブルを用いない方法も考えられる。例えば、アンテナ選択部100において、制御部31からタイミング信号毎に供給される切り替え制御信号に従い、各送信部23a’、23b’および23c’と各アンテナ4a、4bおよび4cとの接続を巡回的に切り替える。
さらに、上述では、選択制御テーブルから取得するパターンPT#n’を順次に切り替えるように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、タイミング信号毎にランダムにパターンPT#n’を選択するようにしてもよい。
さらにまた、上述では、制御部31は、パターンPT#n’の切り替えを1映像フレームのタイミング毎に行っているが、これはこの例に限定されない。すなわち、パターンPT#n’の切り替えは、2映像フレーム毎、3映像フレーム毎など、複数フレーム毎に行ってもよい。さらに、映像フレーム単位以下、例えばライン単位や通信パケット単位でパターンPT#n’の切り替えを行うことも可能である。
1 情報端末
2 通信装置
4a,4b,4c アンテナ
5a,5b,5c プロジェクタ装置
6a,6b,6c スクリーン
21a,21b,21c バッファ
22 選択部
23a,23a’,23b,23b’,23c,23c’ 送信部
30 タイミング検出部
31 制御部
100 アンテナ選択部
200 MAC部
201 BB部
202 RF部
212 変調部
213 周波数選択部
特開2006−284990号公報

Claims (12)

  1. 複数のデータの通信を行う通信装置であって、
    異なる周波数で通信を行う複数の通信手段と、
    複数の前記通信手段それぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択手段とを有し、
    前記通信手段は、映像データの通信を行い、
    前記選択手段は、前記映像データのフレーム毎に選択する前記物理位置を切り換える
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信手段は、
    複数の周波数を切り換えて通信を行い、
    前記選択手段は、
    複数の前記通信手段それぞれに対して、前記通信を行う周波数として前記複数の周波数から互いに異なる周波数を選択し、選択する該周波数を予め定められたタイミング毎に切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記選択手段は、
    該通信手段に対して前記選択した前記周波数を示す情報を、前記通信手段に供給するデータに付加する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記複数のデータが前記複数の周波数にそれぞれ対応付けられ、
    前記選択手段は、
    前記選択した前記周波数に対応付けられたデータを選択して、該周波数で通信を行う前記通信手段に供給する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記選択手段は、
    複数の前記通信手段と複数のアンテナとの接続を切り換える切り換え手段を備え、
    複数の前記通信手段と複数の前記アンテナとの接続を前記切り換え手段により切り換えることで、前記電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 複数のデータの通信を行う通信装置であって、
    異なる周波数で通信を行う複数の通信手段と、
    複数の前記通信手段それぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択手段と、を有し、
    前記通信手段は、
    複数の周波数を切り換えて通信を行い、
    前記選択手段は、
    複数の前記通信手段それぞれに対して、前記通信を行う周波数として前記複数の周波数から互いに異なる周波数を選択し、選択する該周波数を予め定められたタイミング毎に切り換え、
    前記通信手段は、映像データの通信を行い、
    前記選択手段は、
    前記映像データのフレーム毎に選択する前記周波数を切り換える
    ことを特徴とする通信装置。
  7. 前記選択手段は、
    該通信手段に対して前記選択した前記周波数を示す情報を、前記通信手段に供給するデータに付加する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記複数のデータが前記複数の周波数にそれぞれ対応付けられ、
    前記選択手段は、
    前記選択した前記周波数に対応付けられたデータを選択して、該周波数で通信を行う前記通信手段に供給する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の通信装置。
  9. 複数のデータの通信を行う通信方法であって、
    異なる周波数で通信を行う複数の通信ステップと、
    複数の前記通信ステップそれぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択ステップとを有し、
    前記通信ステップは、映像データの通信を行い、
    前記選択ステップは、前記映像データのフレーム毎に選択する前記物理位置を切り換える
    ことを特徴とする通信方法。
  10. 複数のデータの通信を行う通信方法であって、
    異なる周波数で通信を行う複数の通信ステップと、
    複数の前記通信ステップそれぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択ステップと、を有し、
    前記通信ステップは、
    複数の周波数を切り換えて通信を行い、
    前記選択ステップは、
    複数の前記通信ステップそれぞれに対して、前記通信を行う周波数として前記複数の周波数から互いに異なる周波数を選択し、選択する該周波数を予め定められたタイミング毎に切り換え、
    前記通信ステップは、映像データの通信を行い、
    前記選択ステップは、
    前記映像データのフレーム毎に選択する前記周波数を切り換える
    ことを特徴とする通信方法。
  11. 複数のデータの通信を行う通信装置に実行させるための通信プログラムであって、
    異なる周波数で通信を行う複数の通信ステップと、
    複数の前記通信ステップそれぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択ステップと、を実行させ、
    前記通信ステップは、映像データの通信を行い、
    前記選択ステップは、前記映像データのフレーム毎に選択する前記物理位置を切り換える
    ことを特徴とする通信プログラム。
  12. 複数のデータの通信を行う通信装置に実行させるための通信プログラムであって、
    異なる周波数で通信を行う複数の通信ステップと、
    複数の前記通信ステップそれぞれによる電波放射の物理位置を選択し、選択する該物理位置を予め定められたタイミング毎に切り換える選択ステップと、を実行させ、
    前記通信ステップは、
    複数の周波数を切り換えて通信を行い、
    前記選択ステップは、
    複数の前記通信ステップそれぞれに対して、前記通信を行う周波数として前記複数の周波数から互いに異なる周波数を選択し、選択する該周波数を予め定められたタイミング毎に切り換え、
    前記通信ステップは、映像データの通信を行い、
    前記選択ステップは、
    前記映像データのフレーム毎に選択する前記周波数を切り換える
    ことを特徴とする通信プログラム。
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