JP6047290B2 - マウスピースとその製造方法 - Google Patents
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Description
以下図面を参照しながら、本発明に従うマウスピースの第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係るマウスピースAを口腔内の所定の位置に装着した状態を示す断面図であり、図2は上顎用のマウスピースAを示す全体斜視図である。
1の歯肉位置)に位置するような長さに形成されている。また、マウスピース本体1の端縁部10は、液体吸収保持層2の端縁部20を超えて所定の歯肉B位置(第2の歯肉位置)に位置する長さに形成されている。
次に、本実施形態におけるマウスピースAの第1の製造方法について説明する。第1の製造方法は、口腔内印象により型取りした石膏模型を調製する石膏模型調製工程と、石膏模型を用いた加熱加圧形成により液体吸収保持層2とマウスピース本体1とを有するマウスピースを成形するマウスピース成形工程と、マウスピースの端縁を調整するマウスピース調整工程とを含むものである。
<印象採得して歯型の石膏模型を調製する工程>
先ず、本実施形態におけるマウスピースAは、口腔内に装着されたマウスピースAの辺縁が、総入れ歯の様に歯肉に密着してしっかり歯肉と吸着している必要がある。これにより、マウスピースAの外からの唾液の侵入を完全に防ぎ、液体吸収保持層2に保持された薬液の濃度が下がらず、薬液の作用効果を維持できる。また、薬液を含んだ液体吸収保持層は密閉されることになり、歯周ポケットEに供給された薬液が移動歯肉溝滲出液によって流されず、薬液の作用効果を維持できる。
((1):印象採得の注意)
1 齦頬移行部までしっかり印象が採れていること
2 最後方歯より後方に7〜8mmまで採れていること
3 印象の気泡がないこと
4 歯頚部、歯肉のマージンが明確に採れていること
((2):石膏模型の注意)
1 硬石膏で混水比を守ること
2 石膏の気泡がないこと
3 模型の厚みは2〜3cmであること
4 前歯の前後的歯軸に対して模型の基底面は可及的に垂直でフラットな面であること
モデルトリマー(登録商標)で、加熱加圧形成するときに空気が溜まらないように石膏模型の余剰な部分を削除した後、石膏模型の厚みを調整する。また、前歯の頬舌的な歯軸に対して基底面を直角になる様に調整する。これは、前歯の唇側のマウスピースの厚みを確保するためである。
印象の気泡を彫刻刀で、石膏の気泡をモデルリペア(登録商標)などで修正する。ブリッジのアンダーカットはブロッキングパテ(登録商標)で修正する。加熱加圧形成時に背圧にならないようベント用の穴を開けるか、上顎の口蓋部や下顎の舌部を削合する。マウスピースAの外形を石膏模型に記入する場合もある。
上述のようにして得られた石膏模型に対し、歯頸部歯肉ラインを下げる加工を更に施すこともできる。より具体的に、図3に示す石膏模型63の歯肉先端部位63Aを切除して、歯頸部歯肉ライン63Cを実線で示す位置から点線で示す位置へ下げる加工を行う。歯頸部歯肉ライン63Cを下げる量は、液体吸収保持層2の厚みの半分以下とするのが好ましい。このように歯頸部歯肉ライン63Cが下げられた石膏模型63を用いて後述の方法にてマウスピースAを製造すると、マウスピースAを口腔内の所定の位置に装着した際、歯頸部歯肉ラインCがマウスピースAにより押し下げられて歯周ポケットEが広がる。その結果、薬液が歯周ポケットE内へ浸透しやすくなり、薬液の効果を増大できる。
当該第1の製造方法では、歯科技工用の加熱・加圧成形器が使用されるものであり、この加熱・加圧成形器には、バイオスター(ショイデンタル社製<SCHEU−DENTAL GmbH>、最大6気圧、ヒーター作動時・最大850W)またはミニスターS(ショイデンタル社製、最大3気圧)を用いることができる。この加熱・加圧成形器には内臓タイマーがあり、加熱する熱可塑性樹脂シートの厚さに対応できるものである。
第1の製造方法におけるマウスピースの形成方法は、次の工程の順に行うものである。なお、以下の説明は、加熱・加圧成形器のミニスターS(ショイデンタル社製)による形成工程である。熱可塑性樹脂シートの操作は、それぞれの熱可塑性樹脂シートで加熱・加圧成形器メーカーが決めている加熱時間と冷却時間の指示に従うことなる。以下、熱可塑性樹脂シートとしてEVAシートを用いた場合を例に説明する。
<<マウスピースAの第2の製造方法>>
次に、本実施形態におけるマウスピースAの第2の製造方法について説明する。第2の製造方法は、上述した第1の製造方法と略同一であるが、液体吸収保持シートが歯列の外形形状に沿った立体形状を有する点で異なる。立体形状を有する液体吸収保持シートは例えば次のようにして形成される。
<<マウスピースAの第3の製造方法>>
次に、本実施形態におけるマウスピースAの第3の製造方法について説明する。マウスピースAの第3の製造方法も、上述した第1の製造方法と同様に、口腔内印象により型取りした石膏模型を調製する石膏模型調製工程と、石膏模型を用いた加熱加圧形成により液体吸収保持層2とマウスピース本体1とを有するマウスピースを成形するマウスピース成形工程と、マウスピースの端縁を調整するマウスピース調整工程とを含むものである。
<印象採得して歯型の石膏模型を調製する工程>
印象採得して歯型の石膏模型を調製する工程は、上述した第1の製造方法におけるものと同一であるので説明を省略する。
<マウスピースの形成機器>
当該第3の製造方法では、歯科技工用の加熱・加圧成形器が使用されるものであり、この加熱・加圧成形器には、例えばプロフォーム(CG社製)、モデルキャプチャートライ(松風社製)、エルコプレス(エルコデント社製)などを用いることができる。これらの加熱・加圧成形器は、加熱成形する熱可塑性樹脂シートの加熱面とは反対面が歯型の石膏模型の表面側にくる点で、上述したバイオスター等と異なる。
<マウスピースの形成方法>
第3の製造方法では、液体吸収保持シートと第1の熱可塑性樹脂シートとが予め積層された積層シートを用いる。この積層シートは、例えば次のようにして得られる。
1) 上述した方法で調製された石膏模型を、加熱・加圧成形器の所定の位置にセットする。
2) 液体吸収保持シート53が石膏模型側にくるように積層シート54を石膏模型に載せ、加熱加圧成形したのち、冷却する。これにより内側マウスピースが成形される(内側マウスピース成形工程)。
3) 内側マウスピースと石膏模型とを取り出し、内側マウスピースの周縁部を歯の歯冠部から2〜3mm程度の歯肉B(歯周ポケットEを含む)を覆うようにカットする(内側マウスピース調整工程)。
4) 石膏模型にレジン分離剤を塗布する。
5) 上述したように周縁部がカットされた内側マウスピースを、レジン分離剤を塗布した石膏模型に被せる。この石膏模型を所定位置にセットする。ここで、必要に応じて接着剤や接着シートを内側マウスピースに塗布/積層してもよい。また、分離層を形成する場合には、シリコンスプレーを塗布する。
6) 1.0mm又は1.5mmの第2のEVAシート(第2の熱可塑性樹脂シート)を手順に従いセットして加熱する。
7) 石膏模型に被せた内側マウスピースを加熱された第2のEVAシートで覆い、加熱・加圧成形器により加圧成形した後、冷却する。これにより外側マウスピースが成形され、内側マウスピースと外側マウスピースからなるマウスピースが成形される(外側マウスピース成形工程)。
8) マウスピースを石膏模型から取り出す。このマウスピースを所望するマウスピース外形線にそってカットする。即ち、液体吸収保持層の周縁部から6〜8mm程度の歯肉を覆うように、外側マウスピースをカットする(マウスピース調整工程)。
9) カットしたマウスピースの辺縁を研磨ポイントなどで研磨する。
10) フィニシングリキッド(登録商標)で辺縁を最終研磨して、本実施形態におけるマウスピースAを形成する。
[第2の実施形態]
以下図面を参照しながら、本発明に従うマウスピースの第2の実施形態について説明する。図7(a)は本実施形態に係るマウスピースAaの平面図であり、図7(b)はマウスピースAaを口腔内の所定の位置に装着した状態を示す断面図であり、図7(c)はマウスピースAaを石膏模型に装着した状態を示す斜視図である。なお、上述したマウスピースAと略同一の部材には同一の符号を付し説明は省略する。
また、マウスピースAaは一対の係止部材71を更に備え、各係止部材71は開口部70を跨ぐように配置され、その両端がマウスピース本体1に接続されている。このように係止部材71を設けることにより、開口部70が広がってマウスピースAaが変形するのを防止できる。また、マウスピースAaを口腔内の所定の位置に装着すると、係止部材71は咬合面のコンタクトポイントよりも歯肉B寄りの位置にて歯間に係止され、マウスピースAaの位置ずれを防止する。
<<マウスピースAaの製造方法>>
本実施形態のマウスピースAaは、上述したマウスピースAの第1〜第3の製造方法を応用して製造できる。つまり、上述した第1〜第3の製造方法の何れかにより成形された内側マウスピースの先端部位を切除して略U字形の開口部を形成する。開口部を跨ぐように一対の係止部材71を内側マウスピースの所定位置に載置し、加熱した第2のEVAシートを被せて加圧成形する。これにより、係止部材71が第1の熱可塑性樹脂層11と第2の熱可塑性樹脂層12との間に挟持固定される。第2の熱可塑性樹脂層12の先端部位を、前記開口部に沿って切除することで、開口部70が形成される。
[第3の実施形態]
以下図面を参照しながら、本発明に従うマウスピースの第3の実施形態について説明する。図8(a)は本実施形態に係るマウスピースAbの斜視図であり、図8(b)は図8(a)のVIIIb−VIIIb線断面図である。なお、上述したマウスピースAと略同一の部材には同一の符号を付し説明は省略する。
図8に示すマウスピースAbでは、第1の熱可塑性樹脂層11の内側面に複数の突部11aが設けられ、液体吸収保持層2は突部11aの間に埋め込まれるように設けられている。このように構成されたマウスピースAbを口腔内の所定の位置に装着すると、突部11aが歯肉Bを刺激し、歯肉Bのマッサージ効果が得られる。このマッサージ効果は、顎の開閉に起因してマウスピースAbが上下方向に撓むことで更に高められる。このようなマウスピースAbは、例えば図9に示す様な積層シート54bを用いて製造できる。この積層シート54bは、片面に多数の突起11aが形成された第1の熱可塑性樹脂シート52bと、液体吸収保持シート53とが積層されたものである。
ここで、突部11aの密度が高いとマッサージ効果が高くなり、その分だけ歯肉Bに対する刺激が強くなる。一方、突部11aの密度が小さいとマッサージ効果も減少するが、歯肉Bに対する刺激を少なくできる。従って、歯肉Bの腫れが酷い場合には突部11aの密度が小さいものを使用し、歯肉Bの腫れが少ない場合には突部11aの密度が高いものを使用するのが好ましい。突部11aの大きさに決まりはなく、全ての突部11aの大きさが均一である必要もない。また、突部11aの密度も均一である必要はなく、密度の高い部分と低い部分とが混在していてもよい。
<<マウスピースAcの製造方法>>
本実施形態のマウスピースAcは、上述したマウスピースAaの製造方法を応用して製造できる。つまり、内側マウスピースの先端部位を切除して略U字形の開口部を形成する際に、その左右両端部位も切除して、内側マウスピースを前側部位と裏側部位とに分離する。一対の係止部材71を分離された内側マウスピースの所定位置に載置し、加熱した第2のEVAシートを被せて加圧成形する。これにより、係止部材71が第1の熱可塑性樹脂層11と第2の熱可塑性樹脂層12との間に挟持固定される。第2の熱可塑性樹脂層12の先端部位及び左右両端部位を、分離された内側マウスピース即ち前側部位と裏側部位の外形に沿って切除することで、本実施形態のマウスピースAcが形成される。
以下図面を参照しながら、本発明に従うマウスピースの第5の実施形態について説明する。図13(a)は本実施形態に係るマウスピースAdの平面図であり、図13(b)はマウスピースAdを石膏模型に装着した状態を示す斜視図である。なお、上述したマウスピースAcと略同一の部材には同一の符号を付し説明は省略する。
例えば、図13に示すマウスピースAdは奥歯専用のマウスピースとしたが、例えば図14(a)及び図14(b)に示すマウスピースAd’のように、奥歯だけでなく前歯をも覆うように構成してもよい。
歯周病患者Y(38歳、女性)から口腔内印象により型取りした石膏模型を調製した後、加熱・加圧成形器バイオスター<ジョイデンタル社、4.3気圧>を用いて、加熱・加圧成形器バイオスターのモデルプラットホームにセットされた石膏模型の上に液体吸収保持層となる液体吸収保持シート<包帯:レーヨン・スパンテックス、厚み約0.3mm、株式会社キャン☆ドゥ製>を覆うように被せ、更に、加熱・加圧成形器バイオスターにて220℃で40秒間加熱されたマウスピース本体となる第1の熱可塑性樹脂シート<バイオプラスト、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)シート、厚み1mm、ショイデンタル社製>を加熱された面が液体吸収保持シートと接するように覆い被せて、4.3気圧で60秒間加圧してから、(空気で)冷却/放冷して内側マウスピースを得た。
歯周病患者H(51歳、女性)から口腔内印象により型取りした石膏模型を調製した後、加熱・加圧成形器バイオスター<ジョイデンタル社、4.3気圧>を用いて、加熱・加圧成形器バイオスターのモデルプラットホームにセットされた石膏模型の上に液体吸収保持層となる液体吸収保持シート<包帯:レーヨン・スパンテックス、厚み約0.3mm、株式会社キャン☆ドゥ製>を覆うように被せ、更に、加熱・加圧成形器バイオスターにて220℃で40秒間加熱されたマウスピース本体となる第1の熱可塑性樹脂シート<バイオプラスト、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)シート、厚み1mm、ショイデンタル社製>を加熱された面が液体吸収保持シートと接するように覆い被せて、4.3気圧で60秒間加圧してから、(空気で)冷却/放冷して内側マウスピースを得た。
B 歯肉
C 歯頸部歯肉ライン
D 歯列
E 歯周ポケット
1 マウスピース本体
11 第1の可塑性樹脂層
12 第2の可塑性樹脂層
2 液体吸収保持層
10 マウスピース本体の端縁部
20 液体吸収保持層の端縁部
52 第1の熱可塑性樹脂シート
53 液体吸収保持シート
54 積層シート
63 石膏模型
70 開口部
71 係止部材
Claims (14)
- 液体を歯肉へ供給するためのマウスピースであって、
口腔内の所定の位置に装着されるマウスピース本体と、液体吸収性を有し液体を保持する液体吸収保持層とを備え、
前記液体吸収保持層は、前記マウスピース本体の内側に設けられ、
口腔内の所定の位置に装着された際に、前記マウスピース本体の一端縁部が歯肉に密着可能となるように形成されており、
前記マウスピース本体は、前記液体吸収保持層に積層された第1の熱可塑性樹脂層と、前記第1の熱可塑性樹脂層に積層された第2の熱可塑性樹脂層とを備えることを特徴とするマウスピース。 - 口腔内の所定の位置に装着された際に前記液体吸収保持層の端縁部が歯頸部歯肉ラインを越えて第1の歯肉位置に位置するように形成されるとともに、前記マウスピース本体の前記一端縁部が前記第1の歯肉位置を超えて第2の歯肉位置に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマウスピース。
- 口腔内の所定の位置に装着された際に、前記第1の熱可塑性樹脂層の端縁部は前記第1の歯肉位置に位置するように形成され、前記第2の熱可塑性樹脂層の端縁部は前記第2の歯肉位置に位置するように形成されていること特徴とする請求項2に記載のマウスピース。
- 前記第1の熱可塑性樹脂層と前記第2の熱可塑性樹脂層との間に設けられた分離層を更に備え、前記液体吸収保持層と共に前記第1の熱可塑性樹脂層が前記第2の熱可塑性樹脂層から分離可能にされていることを特徴とする請求項1に記載のマウスピース。
- 前記マウスピース本体の内側面には複数の突部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のマウスピース。
- 口腔内の所定の位置に装着されるマウスピース本体と、液体吸収性を有し液体を保持する液体吸収保持層とを備え、
前記液体吸収保持層は、前記マウスピース本体の内側に設けられ、
口腔内の所定の位置に装着された際に、前記マウスピース本体の一端縁部が歯肉に密着可能となるように形成されており、
前記マウスピース本体及び前記液体吸収保持層には開口部が設けられ、口腔内の所定の位置に装着された際に、咬合面が前記開口部から露出するように形成されると共に、前記マウスピース本体の他端縁部が歯面に密着可能となるように形成されていることを特徴とするマウスピース。 - 前記開口部を跨いで設けられた係止部材を更に備えることを特徴とする請求項6に記載のマウスピース。
- 口腔内の所定の位置に装着されるマウスピース本体と、液体吸収性を有し液体を保持する液体吸収保持層とを備え、
前記液体吸収保持層は、前記マウスピース本体の内側に設けられ、
口腔内の所定の位置に装着された際に、前記マウスピース本体の一端縁部が歯肉に密着可能となるように形成されており、
前記マウスピース本体は、口腔内の所定の位置に装着された際に、歯列の表側に位置する表側部位と、歯列の裏側に位置する裏側部位とを有し、前記表側部位と前記裏側部位とは係止部材によって接続されると共に、歯列の歯列方向長さよりも短く形成され、
口腔内の所定の位置に装着された際に、咬合面が前記表側部位と前記裏側部位との間に規定された空間から露出すると共に、前記マウスピース本体の前記一端縁部を含む全ての周縁部が歯肉及び歯面に密着可能に形成されていることを特徴とするマウスピース。 - 前記第2の熱可塑性樹脂層は前記第1の熱可塑性樹脂層よりも高い剛性を有することを特徴とする請求項1に記載のマウスピース。
- 口腔内の所定の位置に装着されるマウスピース本体と、前記マウスピース本体の内側に設けられた液体吸収保持層とを備えるマウスピースを製造するためのマウスピース製造方法であって、
口腔内印象により型取りした石膏模型を調製する石膏模型調製工程と、
前記石膏模型を用いた加熱加圧成形により、液体吸収性を有し液体を保持する液体吸収保持シートからなる前記液体吸収保持層と熱可塑性樹脂シートからなる前記マウスピース本体とを有するマウスピースを成形するマウスピース成形工程と、
口腔内の所定の位置に装着された際に、前記マウスピース本体の端縁部が歯肉に密着可能となるように、前記マウスピースの端縁を調整するマウスピース調整工程と、を含み、
前記石膏模型調製工程は、石膏模型の歯頸部歯肉ラインを下げる加工を施す歯肉ライン調整工程を含むことを特徴とするマウスピース製造方法。 - 口腔内の所定の位置に装着されるマウスピース本体と、前記マウスピース本体の内側に設けられた液体吸収保持層とを備えるマウスピースを製造するためのマウスピース製造方法であって、
口腔内印象により型取りした石膏模型を調製する石膏模型調製工程と、
前記石膏模型を用いた加熱加圧成形によりマウスピースを成形するマウスピース成形工程と、
前記石膏模型を用いた加熱加圧成形により、前記液体吸収保持層と第1の熱可塑性樹脂層とを有する内側マウスピースを成形する内側マウスピース成形工程と、
口腔内の所定の位置に装着された際に前記液体吸収保持層の端縁部が歯頸部歯肉ラインを越えて第1の歯肉位置に位置するように、前記内側マウスピースの端縁を調整する内側マウスピース調整工程と、
前記石膏模型を用いた加熱加圧成形により、前記内側マウスピースに第2の熱可塑性樹脂層を形成することで外側マウスピースを成形する外側マウスピース成形工程と、
口腔内の所定の位置に装着された際に、前記外側マウスピースの端縁部が前記第1の歯肉位置を超えて第2の歯肉位置に位置するように調整するマウスピース調整工程と、を含み、
前記マウスピース本体は、前記第2の熱可塑性樹脂層からなる前記外側マウスピースと前記第1の熱可塑性樹脂層から構成されていることを特徴とするマウスピース製造方法。 - 前記内側マウスピース成形工程においては、前記石膏模型に覆い被せた液体吸収保持シート上に、加熱した第1の熱可塑性樹脂シートを覆い被せて加圧成形することにより前記内側マウスピースを成形することを特徴とする請求項11に記載のマウスピース製造方法。
- 前記液体吸収保持シートは、前記石膏模型の外形形状に沿った立体形状を有することを特徴とする請求項12に記載のマウスピース製造方法。
- 前記内側マウスピース成形工程においては、液体吸収保持シートと第1の熱可塑性樹脂シートとが積層溶着された積層シートを前記石膏模型に覆い被せて、加熱加圧成形により内側マウスピースを成形することを特徴とする請求項11に記載のマウスピース製造方法。
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| JP2013063243A (ja) | 2013-04-11 |
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