JP6046400B2 - レギュレータ - Google Patents

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Description

バッテリーなどの電源は、その電圧がエネルギーの残量、周囲の温度、駆動する電子機器の負荷の重さに応じて変動する。電子機器を電源により直接駆動すると、電源の電圧変動が電子機器のSNRなどの特性に影響を与える。そこで、電子機器には安定した電圧を供給することが望まれる。電圧が変動する電源から電子機器に安定した電圧を供給する回路として、レギュレータ(電源回路)が知られている。
図1は、従来のレギュレータの一例の回路図である。
図1のレギュレータはリニアレギュレータである。従来のレギュレータは、差動入力段、ソースフォロワ(ドレイン接地増幅回路)、出力段であるカレントミラー回路で構成されるエラーアンプと、エラーアンプの出力電圧voutを分圧する抵抗R0,R1からなる抵抗分割回路とで構成される。
エラーアンプの入力である差動入力段の差動対トランジスタの一方には基準電圧(vref)が入力され、他方には出力電圧voutを抵抗で分割されたフィードバック電圧が入力されている。そして、差動入力段とカレントミラー回路の2段の増幅器により、増幅され、出力電圧voutが生成される。増幅器の仮想短絡により、vout出力電圧は、vref*(R0+R1)/R1となる。
例えば、負荷電流が100mAである負荷がある場合、エラーアンプにおける消費電流が、150uA前後の低消費電流であるとすると、出力段のPチャネルMOSトランジスタMp1のサイズは、ミラー元のPチャネルMOSトランジスタMp0の1000倍オーダー(ミラー比n=1000)にする必要がある。つまり、Mp0のサイズのMOSトランジスタを単位トランジスタとすると、Np1を構成する単位トランジスタの数Ng(number of gate)は、およそ1000になる。
例えば、このようなレギュレータは、特許文献1に記載されている。
特開2012−15927号公報
しかしながら、従来のレギュレータは、軽負荷時に出力電圧が上昇して不安定になるという問題があった。図2は、負荷電流が小さくなった軽負荷時に出力電圧が上昇する様子を示す動作特性図である。
レギュレータにおいて、負荷電流は、例えば100mAオーダーの重負荷だけではなく、10uAオーダーの軽負荷となる場合もある。重負荷、軽負荷でのMp0とMp1のドレイン電流Idの関係は下式のようになる。
重負荷;(Mp1 Id)=(100mAオーダー)→(Mp0 Id)=(100uAオーダー) (1)
軽負荷;(Mp1 Id)=(10uAオーダー)→(Mp0 Id)=(10nAオーダー) (2)
また、Mp1 Id=iout+(R0+R1)*voutである。(R0+R1)*voutは、数uAオーダーであり、差動入力段の消費電流も数uAオーダーであるため、Mp1 Idは、負荷電流ioutに大きく依存する。
式(2)のように軽負荷のときには、Mp0 Idが少ないため、Mp1のゲートソース間電圧Vgsが不足する。そして、Mp1のチャネル長変調効果によるVdsの増分により、余分にMp1に電流が流れる。すると、余分な電荷がC0に蓄積され、voutが上昇して、Mp1は非飽和領域で動作する。そして、カレントミラー回路の増幅率が低下するとともに、Mp1は単なる抵抗として働くため、負荷が軽くなるほど電源電圧Vddがよりそのまま出力端子に伝わる。このようにして、軽負荷時にvoutが高く推移する。
特に、近年電子機器の多機能化に伴い負荷電流の範囲が広がっているため、軽負荷時に出力電圧が高くなり不安定になることは問題である。
そこで、本発明の目的は、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、安定した出力電圧を出力できるレギュレータを提供することである。
本発明の一態様では、カレントミラー回路により構成される出力段を有し、入力電圧を出力電圧に変換するレギュレータにおいて、前記出力段から負荷への負荷電流の電流値に応じて前記カレントミラー回路のミラー比を可変する制御部を備え、前記制御部は、前記電流値が所定の閾値より小さいときに、前記カレントミラー回路の前記ミラー比を前記電流値が前記閾値より大きいときよりも小さな値にすることで、前記カレントミラー回路におけるミラー先トランジスタである前記出力段の出力トランジスタを飽和領域において動作させる制御を行う。
ここで、前記制御部は、前記負荷電流の前記電流値が前記閾値より小さいか否かを示す判定信号を出力するコンパレータと、前記判定信号に応じて前記カレントミラー回路の前記ミラー比を切り替えるスイッチ部であって、前記電流値が前記閾値より小さいことを前記判定信号が示しているときは、前記カレントミラー回路のミラー元トランジスタを構成する第1のトランジスタ群のトランジスタ数を、前記電流値が前記閾値より大きいことを前記判定信号が示しているときよりも増大させるスイッチ部とを備えることができる。前記コンパレータは電流コンパレータであってよい。前記電流コンパレータは、前記閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、前記第1の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、で構成され、前記第2のトランジスタ群と前記第1の電流源の共通接続部に、前記スイッチ部への前記判定信号が出力される。また、前記電流コンパレータはヒステリシスコンパレータであってよい。
ここでさらに、前記閾値は、第1の閾値と該第1の閾値よりも大きい第2の閾値を含み、前記ヒステリシスコンパレータは、前記第1の閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、前記第2の閾値に応じた電流を生成するように設定された第2の電流源と、前記第2の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、前記負荷電流の前記電流値が増大して前記第1の閾値を超えるときに、前記第2の電流源に並列に接続されていた前記第1の電流源を前記第2の電流源から切り離し、前記電流値が減少して前記第2の閾値を下回るときに、前記第1の電流源を前記第2の電流源に並列に接続するスイッチ回路とで構成されることができる。前記制御部は、前記負荷電流の前記電流値に応じた電圧を生成する電流電圧変換部をさらに備えることができ、前記コンパレータは、前記電圧を前記閾値に応じた基準電圧と比較して前記判定信号を出力する電圧コンパレータであってよい。前記電圧コンパレータはヒステリシスコンパレータであってよい。
また、前記制御部は、前記負荷電流の前記電流値が前記閾値より小さいか否かを示す判定信号を出力するコンパレータと、前記判定信号に応じて前記カレントミラー回路の前記ミラー比を切り替えるスイッチ部であって、前記電流値が前記閾値より小さいことを前記判定信号が示しているときは、前記カレントミラー回路のミラー先トランジスタである前記出力段の出力トランジスタを構成する第1のトランジスタ群のトランジスタ数を、前記電流値が前記閾値より大きいことを前記判定信号が示しているときよりも減少させるスイッチ部とを備えることができる。前記コンパレータは電流コンパレータであってよい。前記電流コンパレータは、前記閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、前記第1の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、前記第1の電流源と前記第2のトランジスタ群の共通接続部と前記スイッチ部の間に接続されたインバータとで構成され、前記インバータの出力に、前記スイッチ部への前記判定信号が出力される。また、前記電流コンパレータはヒステリシスコンパレータであってよい。
ここでさらに、前記閾値は、第1の閾値と該第1の閾値よりも大きい第2の閾値を含み、前記ヒステリシスコンパレータは、前記第1の閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、前記第2の閾値に応じた電流を生成するように設定された第2の電流源と、前記第2の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、前記第1の電流源と前記第2のトランジスタ群の共通接続部と前記スイッチ部の間に接続されたインバータと、前記負荷電流の前記電流値が増大して前記第1の閾値を超えるときに、前記第2の電流源に並列に接続されていた前記第1の電流源を前記第2の電流源から切り離し、前記電流値が減少して前記第2の閾値を下回るときに、前記第1の電流源を前記第2の電流源に並列に接続するスイッチ回路とで構成されることができる。前記制御部は、前記負荷電流の前記電流値に応じた電圧を生成する電流電圧変換部をさらに備えることができ、前記コンパレータは、前記電圧を前記閾値に応じた基準電圧と比較して前記判定信号を出力する電圧コンパレータであってよい。前記電圧コンパレータはヒステリシスコンパレータであってよい。
本発明に係るレギュレータによれば、出力段のカレントミラー回路のミラー比を負荷電流に応じて変えられるようにし、出力段の出力トランジスタが軽負荷時も飽和領域で動作できるようにしたため、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、負荷変動に関らず安定した出力電圧を出力できるという効果を奏する。
従来のレギュレータの一例の回路図である。 図1に表したレギュレータの動作特性図である。 本発明に係るレギュレータの実施形態1の回路図である。 実施形態1のレギュレータの軽負荷時の動作を説明する動作説明図である。 実施形態1のレギュレータの重負荷時の動作を説明する動作説明図である。 実施形態1のレギュレータの動作特性図である。 本発明に係るレギュレータの実施形態1の変形例の回路図である。 本発明に係るレギュレータの実施形態2の回路図である。 実施形態2のレギュレータの動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明に係るレギュレータの実施形態3の回路図である。 本発明に係るレギュレータの実施形態4の回路図である。
(実施形態1)
(構成)
図3は、本発明に係るレギュレータの実施形態1の回路図である。
実施形態1のレギュレータは、図1のレギュレータの出力段のカレントミラー回路において、NチャネルMOSトランジスタMn1、PチャネルMOSトランジスタMp2〜Mp4が追加されている。
NチャネルMOSトランジスタMn1は、差動入力段とソースフォロワで用いているバイアス電圧vbias2をそのまま利用して構成した定電流源であり、PチャネルMOSトランジスタMp0に対して単位トランジスタの数がb(Mp0のb倍のサイズ)のトランジスタである。
PチャネルMOSトランジスタMp2は、PチャネルMOSトランジスタMp0を基準としたカレントミラー構成をなしており、PチャネルMOSトランジスタMp0に対して単位トランジスタの数がaのトランジスタである。つまり、PチャネルMOSトランジスタMp0とMp2からなるカレントミラー回路のミラー比はaである。ここで、ミラー比とは、ミラー元のトランジスタに流れる電流の値に対するミラー先のトランジスタに流れる電流の値の比である。
PチャネルMOSトランジスタMp3はPチャネルMOSトランジスタMp0に対して単位トランジスタの数がmのトランジスタであり、ミラー元のトランジスタのサイズ(チャネル幅/チャネル長)を大きくするためのトランジスタである。
PチャネルMOSトランジスタMp4は、PチャネルMOSトランジスタMp2とNチャネルMOSトランジスタMn1との共通接続部Cにゲートが接続され、負荷電流の大きさに応じてPチャネルMOSトランジスタMp3のゲートとドレインとを接続したり切り離したりするためのスイッチである。
PチャネルMOSトランジスタMp2とNチャネルMOSトランジスタMn1は電流コンパレータを構成し、PチャネルMOSトランジスタMp2とNチャネルMOSトランジスタMn1のうちドライブ能力が強い方のトランジスタ側の電源電圧が、PチャネルMOSトランジスタMp2とNチャネルMOSトランジスタMn1の共通接続部より出力される。
NチャネルMOSトランジスタMn1のドレイン電流IdよりもPチャネルMOSトランジスタMp2のドレイン電流Idが大きいとき(重負荷)には、PチャネルMOSトランジスタMp4スイッチはオフとなり、ミラー元はPチャネルMOSトランジスタMp0のみの動作になる。NチャネルMOSトランジスタMn1のドレイン電流IdよりもPチャネルMOSトランジスタMp2のドレイン電流Idが小さいとき(軽負荷)には、PチャネルMOSトランジスタMp4のスイッチはオンとなり、ミラー元トランジスタはMp0+Mp3の動作となる。つまり、PチャネルMOSトランジスタMp2が流そうとする電流がNチャネルMOSトランジスタMn1が流そうとする電流よりも大きいときには、PチャネルMOSトランジスタMp2のオン抵抗がNチャネルMOSトランジスタMn1のオン抵抗よりも小さくなるためHigh(電源電圧vddよりの電圧)が出力され、PチャネルMOSトランジスタMp2が流そうとする電流がNチャネルMOSトランジスタMn1が流そうとする電流よりも小さいときには、PチャネルMOSトランジスタMp2のオン抵抗がNチャネルMOSトランジスタMn1のオン抵抗よりも大きくなるためLow(グラウンド電圧よりの電圧)がPチャネルMOSトランジスタMp2とNチャネルMOSトランジスタMn1の共通接続部に出力される。
また、軽負荷モードと重負荷モードの切り替えの閾値電流は、NチャネルMOSトランジスタMn1の定電流値とPチャネルMOSトランジスタMp2のドレイン電流Id(Ngにより)により設定する。PチャネルMOSトランジスタMp3のNgは、軽負荷時にミラー元トランジスタMp0+Mp3のドレイン電流Idによって、出力トランジスタMp1のVgsが飽和領域になるように設定する。
上記の構成より、軽負荷時には、ミラー元トランジスタとしてMp0+Mp3が動作し、出力トランジスタMp1の飽和領域で動作し、voutが出力される。重負荷時には、ミラー元トランジスタとしてMp0のみが動作し、出力トランジスタMp1の飽和領域で動作し、voutが出力される。
このように、本発明の一例として示した図3のレギュレータにより、出力段のカレントミラー回路のミラー比を負荷電流の大きさに応じて変えられるようにし、軽負荷時においても出力トランジスタが飽和領域で動作できるようにしたため、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、負荷変動に関らず安定した出力電圧を出力することができる。
(動作)
<軽負荷時>
図4は、実施形態1のレギュレータの軽負荷時の動作を説明する動作説明図である。
軽負荷時には、出力コンデンサC0が接続される出力端子から引かれる負荷電流が小さい。
軽負荷時には、(Mp2が流そうとする電流)<(Mn1が流そうとする電流)となるため、LowがPチャネルMOSトランジスタMp4のゲートに出力されて、PチャネルMOSトランジスタMp4スイッチがONとなる。そして、Mp0+Mp3がミラー元の電流源となり、ミラー元のNgのトータル値はm+1となる。したがって、(m+1):nのミラー比で、出力トランジスタMp1が制御される。
ミラー比を小さくすると、PチャネルMOSトランジスタMp3とMp0のドレイン電流Idが増加するため、出力トランジスタMp1のVgsが小さくなる。そして、vout電圧が下降しようとするが、差動段の入力にフィードバックが掛り、2段の増幅器を経由し、NチャネルMOSトランジスタMn0のVgsを大きくしようとする。その結果、NチャネルMOSトランジスタMn0のドレイン電流Idが増加し、ミラー元トランジスタであるMp3とMp0のVdsの低下が起こり、出力トランジスタMp1のゲート電圧が低下する。これにより、出力トランジスタMp1のVgsが大きくなり、且つVds>Vgs−Vthとなるため、出力トランジスタMp1は飽和領域で動作する。そして、vout電圧は、vref*(R0+R1)/R1の出力電圧で安定するようになる。
このように、軽負荷時には、出力段カレントミラー回路のミラー比を小さくすることで、出力トランジスタMp1を飽和領域で動作させて、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、負荷変動に関らず安定した出力電圧を出力できる。
<重負荷時>
図5は、実施形態1のレギュレータの重負荷時の動作を説明する動作説明図である。
重負荷時には、出力端子から引かれる負荷電流が大きい。
重負荷時には、(Mp2が流そうとする電流)>(Mn1が流そうとする電流)となるため、HighがPチャネルMOSトランジスタMp4のゲートに出力されて、PチャネルMOSトランジスタMp4のスイッチがOFFとなる。そして、PチャネルMOSトランジスタMp0がミラー元の電流源となり、Ngのトータル値は1となる。したがって、1:nのミラー比で、出力トランジスタMp1は制御される。
このように、重負荷時には、出力段カレントミラー回路のミラー比を大きくすることで、出力トランジスタMp1より重負荷に応じた負荷電流を供給する。
図6は、実施形態1のレギュレータの軽負荷時と重負荷時の出力電圧対出力電流の関係を表す動作特性図である。
軽負荷時には、PチャネルMOSトランジスタMp4をオンすることでミラー比を小さくして、出力トランジスタMp1を飽和領域で動作させることで、上昇を抑制した安定した出力電圧が出力される。重負荷時には、PチャネルMOSトランジスタMp4をオフすることでミラー比を大きくして、出力トランジスタMp1から大きな負荷電流を供給できるような安定した出力電圧が出力される。
上述した構成及び動作により、出力段のカレントミラー回路のミラー比を負荷電流の大きさに応じて変えられるようにし、軽負荷時も出力トランジスタが飽和領域で動作できるようにしたため、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、負荷変動に関らず安定した出力電圧を出力できるという効果がある。
また、実施形態1のレギュレータは、重負荷時にミラー比を大きくして、エラーアンプにおける出力トランジスタ以外の素子に流れる電流を小さくすることができる。つまり、軽負荷時及び重負荷時ともに、エラーアンプの出力トランジスタ以外の素子の消費電流を小さくすることができる。
さらに、実施形態1のレギュレータは、負荷電流の情報を得るために、出力段カレントミラー回路のミラー元に流れる電流を利用して、PチャネルMOSトランジスタMp0とMp2のゲートを共通接続して、PチャネルMOSトランジスタMp0に流れる電流に応じた電流、つまり負荷電流に応じた電流を生成しているため、回路規模を小さくすることができる。また、軽負荷であるか重負荷であるかを判定するのに、vbias2を利用して電流源Mn1を構成し、PチャネルMOSトランジスタMp2とともに電流コンパレータを構成していることによっても、回路規模をより小さく構成できる。つまり、別途バイアス電圧や電流源を必要としない。
特に、本発明のレギュレータは、各トランジスタをトランジスタ群で構成する集積回路で実現する際に、数個のデバイス追加により構成できるため、レイアウトエリアの増加を抑制できる。また、エラーアンプ内も低消費電流であるため、配線領域がほとんど増加することがない。
なお、図7に示すように、負荷電流ioutの情報を得るには、出力端子にセンス抵抗R2をつけて、差動増幅器AMPにより電流電圧変換をして負荷電流の大きさに応じた電圧を得てもよい。この場合、この電圧をコンパレータCMPで軽負荷と重負荷の境目を示す基準電圧vref2と比較して、PチャネルMOSトランジスタMp4のスイッチをオンオフさせるようにする。
(実施形態2)
(構成)
図8は、実施形態2のレギュレータの回路図である。
本実施形態と実施形態1との相違点は、電流コンパレータをヒステリシス特性を持ったヒステリシスコンパレータに変更した点である。具体的には、NチャネルMOSトランジスタMn1がそれぞれNチャネルMOSトランジスタMn1a,Mn1bに置き換わり、NチャネルMOSトランジスタMn2,PチャネルMOSトランジスタMp5,抵抗R3が追加されている。NチャネルMOSトランジスタMn1a,Mn1b,PチャネルMOSトランジスタMp2でヒステリシス特性を持った電流コンパレータを構成しており、コンパレータ出力であるノードnet25がスイッチであるPチャネルMOSトランジスタMp4のゲートに接続されている。NチャネルMOSトランジスタMn1aとMn1bは電流源であり、それら電流値は所望するヒステリシス特性に応じて設定される。本実施形態では、(Mn1aのドレイン電流Id)がヒステリシス電流となるようなNgに、NチャネルMOSトランジスタMn1aとMn1bが設定される。また、ノードnet25はPチャネルMOSトランジスタMp5のゲートに接続されており、PチャネルMOSトランジスタMp5と抵抗R3間のノードnet24は、スイッチであるNチャネルMOSトランジスタMn2のゲートに接続されている。ノードnet24は、ノードnet25とは反転した電圧特性を持っている。
なお、図7に示した電圧コンパレータ71をヒステリシスコンパレータにしても本実施形態と同様の機能が得られる。より具体的には、電圧コンパレータ71の出力に応じてvref2を変えるようにすればよい。
(動作)
図9は、実施形態2のレギュレータの動作を説明するためのタイミングチャートである。同チャートは、負荷電流Ioutが増大し、軽負荷から軽負荷と重負荷の境目を示す電流値i2とi2よりも大きなi1を超えて重負荷となり、次いで逆に負荷電流Ioutが減少し、i1とi2を下回って軽負荷となる場合を示している。
このとき、(下限値i2)+(Mn1a:Id)=(Mn1b:Id)の関係を満たすように設定することにより、負荷電流Ioutが増大するときにヒステリシス電流設定の下限値i2では、スイッチMn2がオンとなって、NチャネルMOSトランジスタMn1aとMn1bは並列に接続されている。両トランジスタMn1a,Mn1bのドレイン電流(Mn1a:Id),(Mn1b:Id)は、上限値i1に設定されているため、負荷電流Ioutの増大時に時刻T1おいてnet25電圧の変化はなく、次いで時刻T2においてnet25電圧が反転する。反転と同時に、スイッチMn2がオフとなりNチャネルMOSトランジスタMn1aがMn1bから切り離され、閾値は下限値i2の設定となる。そして、負荷電流Ioutが減少すると、時刻T3においてヒステリシス電流設定の上限値i1ではnet25は変化せず、その後、時刻T4においてnet25が反転する。これにより、負荷が軽負荷から重負荷に変化したときと、重負荷から軽負荷に変化したときとで、ミラー比を切り替えるタイミング、つまり負荷電流ioutの閾値をずらしてヒステリシス特性を持たせることができる。これにより、実施形態1の効果に加えて、軽負荷と重負荷の境界付近を交互するような負荷変動が起こっても、ミラー比の切り替えに伴うスイッチングノイズを低減することができる。つまり、境界付近での細かな負荷変動に対しても安定した出力電圧を出力することができる。
(実施形態3)
(構成)
図10は、実施形態3のレギュレータの回路図である。
本実施形態と実施形態1との相違点は、カレントミラー比を切り替えられる回路が、電流基準となるミラー元のPMOSトランジスタ(Mp0)から出力段に使用しているミラー先のPMOSトランジスタ(Mp1)とした点である。具体的には、実施形態1におけるPチャネルMOSトランジスタMp3,Mp4が削除され、PチャネルMOSトランジスタMp2とNチャネルMOSトランジスタMn1で構成される電流コンパレータの出力にインバータ100が接続される。PチャネルMOSトランジスタMp1は軽負荷用のドライバー(出力トランジスタ)として動作し、PチャネルMOSトランジスタMp1bとMp1tは重負荷用のドライバーとして追加さる構成となっている。インバータ100の出力はPチャネルMOSトランジスタMp3とMp1bのゲートに接続されている。軽負荷時には、インバータ100の入力信号はHighとなり、PチャネルMOSトランジスタMp3はOFFとなり、PチャネルMOSトランジスタMp1bがOFFとなり、PチャネルMOSトランジスタMp1tはドライバーとして動作せず、PチャネルMOSトランジスタMp1のみがドライバーとして動作する。
なお、PチャネルMOSトランジスタMp1bのトランジスタ数(m)とPチャネルMOSトランジスタMp1のトランジスタ数(n)の関係は、m>>nになっている。
(動作)
<軽負荷時>
軽負荷時には、インバータ100の出力信号はHighとなり、PチャネルMOSトランジスタMp3,PチャネルMOSトランジスタMp1bはOFFとなり、PチャネルMOSトランジスタMp1tは、ドライバーとして動作しない。
実施形態1と同様に、軽負荷時には、出力段カレントミラー回路のミラー比を小さくすることで、出力トランジスタMp1を飽和領域で動作させて、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、安定した出力電圧を出力できる。
<重負荷時>
重負荷時には、インバータ100の出力信号はLowとなり、PチャネルMOSトランジスタMp3はONとなり、PチャネルMOSトランジスタMp3bがONとなり、PチャネルMOSトランジスタMp1tはドライバーとして動作する。PチャネルMOSトランジスタMp1とMp1tとともに、voutの出力電圧を制御する。
実施形態1と同様に、重負荷時には、出力段カレントミラー回路のミラー比を大きくすることで、PチャネルMOSトランジスタMp1から重負荷に応じた負荷電流を供給する。
上述した構成及び動作により、出力段のカレントミラー回路のミラー比を負荷電流の大きさに応じて変えられるようにし、軽負荷時も出力トランジスタが飽和領域で動作できるようにしたため、軽負荷時に出力電圧が上昇することを抑制して、負荷変動に関らず安定した出力電圧を出力することができる。
なお、本実施形態における電流コンパレータ(Mn1およびMp2)に代えて、図7中に示したアンプ70,電圧コンパレータ71を用いる構成とすることもできる。
(実施形態4)
本実施形態では、実施形態2に用いたヒステリシスコンパレータと同様のヒステリシスコンパレータを、出力トランジスタのトランジスタ数を変更制御するために追加した構成により、負荷電流の閾値付近での変動による出力電圧voutの変動を改善することができる。
(構成)
図11は、出力トランジスタMp1tとMp1をヒステリシス制御で切り替えられるようにした、本発明に係るレギュレータの実施形態4の回路図である。
本実施形態と実施形態3との相違点は、電流コンパレータがヒステリシスコンパレータになった点である。具体的には、NチャネルMOSトランジスタMn1がそれぞれNチャネルMOSトランジスタMn1a,Mn1bに置き換わり、NチャネルMOSトランジスタMn2,PチャネルMOSトランジスタMp5,抵抗R3が追加されている。NチャネルMOSトランジスタMn1a,Mn1b,PチャネルMOSトランジスタMp2aで電流コンパレータが構成され、コンパレータ出力であるノードnet25がスイッチであるPチャネルMOSトランジスタMp4のゲートに接続されている。NチャネルMOSトランジスタMn1aとMn1bは電流源であり、それらの電流値をヒステリシス電流量に応じて設定する。本実施形態では、(Mn1aのId)がヒステリシス電流となるようなNgに、NチャネルMOSトランジスタMn1a,Mn1bが設定される。
また、ノードnet25は、PチャネルMOSトランジスタMp5のゲートに接続されており、PチャネルMOSトランジスタMp5と抵抗R3間のノードnet24は、スイッチであるNチャネルMOSトランジスタMn2のゲートに接続されている。ノードnet24は、ノードnet25の反転した電圧特性を持っている。ノードnet25がインバータを経由してスイッチであるPチャネルMOSトランジスタMp3,Mp1bのゲートに接続されている。
(動作)
本実施形態のレギュレータによっても、図9に表された動作と同様の動作を実現することができる。
なお、本実施形態における電流コンパレータに代えて、図7中に示したアンプ70,電圧コンパレータ71を用いる構成とすることもできる。さらに、電圧コンパレータ71をヒステリシスコンパレータとすることもできる。
70 アンプ
71 電圧コンパレータ
100 インバータ
Iout 負荷電流

Claims (15)

  1. カレントミラー回路により構成される出力段を有し、入力電圧を出力電圧に変換するレギュレータにおいて、
    前記出力段から負荷への負荷電流の電流値に応じて前記カレントミラー回路のミラー比を可変する制御部を備え、前記制御部は、前記電流値が所定の閾値より小さいときに、前記カレントミラー回路の前記ミラー比を前記電流値が前記閾値より大きいときよりも小さな値にすることで、前記カレントミラー回路におけるミラー先トランジスタである前記出力段の出力トランジスタを飽和領域において動作させる制御を行う、ことを特徴とするレギュレータ。
  2. 前記制御部は、
    前記負荷電流の前記電流値が前記閾値より小さいか否かを示す判定信号を出力するコンパレータと、
    前記判定信号に応じて前記カレントミラー回路の前記ミラー比を切り替えるスイッチ部であって、前記電流値が前記閾値より小さいことを前記判定信号が示しているときは、前記カレントミラー回路のミラー元トランジスタを構成する第1のトランジスタ群のトランジスタ数を、前記電流値が前記閾値より大きいことを前記判定信号が示しているときよりも増大させるスイッチ部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレギュレータ。
  3. 前記コンパレータは電流コンパレータであることを特徴とする請求項2に記載のレギュレータ。
  4. 前記電流コンパレータは、
    前記閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、
    前記第1の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、
    で構成され、前記第2のトランジスタ群と前記第1の電流源の共通接続部に、前記スイッチ部への前記判定信号が出力されることを特徴とする請求項に記載のレギュレータ。
  5. 前記電流コンパレータはヒステリシスコンパレータであることを特徴とする請求項に記載のレギュレータ。
  6. 前記閾値は、第1の閾値と該第1の閾値よりも大きい第2の閾値を含み、
    前記ヒステリシスコンパレータは、
    前記第1の閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、
    前記第2の閾値に応じた電流を生成するように設定された第2の電流源と、
    前記第2の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、
    前記負荷電流の前記電流値が増大して前記第1の閾値を超えるときに、前記第2の電流源に並列に接続されていた前記第1の電流源を前記第2の電流源から切り離し、前記電流値が減少して前記第2の閾値を下回るときに、前記第1の電流源を前記第2の電流源に並列に接続するスイッチ回路と
    で構成されることを特徴とする請求項に記載のレギュレータ。
  7. 前記制御部は、前記負荷電流の前記電流値に応じた電圧を生成する電流電圧変換部をさらに備え、
    前記コンパレータは、前記電圧を前記閾値に応じた基準電圧と比較して前記判定信号を出力する電圧コンパレータであることを特徴とする請求項2に記載のレギュレータ。
  8. 前記電圧コンパレータはヒステリシスコンパレータであることを特徴とする請求項7に記載のレギュレータ。
  9. 前記制御部は、
    前記負荷電流の前記電流値が前記閾値より小さいか否かを示す判定信号を出力するコンパレータと、
    前記判定信号に応じて前記カレントミラー回路の前記ミラー比を切り替えるスイッチ部であって、前記電流値が前記閾値より小さいことを前記判定信号が示しているときは、前記カレントミラー回路のミラー先トランジスタである前記出力段の出力トランジスタを構成する第1のトランジスタ群のトランジスタ数を、前記電流値が前記閾値より大きいことを前記判定信号が示しているときよりも減少させるスイッチ部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレギュレータ。
  10. 前記コンパレータは電流コンパレータであることを特徴とする請求項9に記載のレギュレータ。
  11. 前記電流コンパレータは、
    前記閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、
    前記第1の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、
    前記第1の電流源と前記第2のトランジスタ群の共通接続部と前記スイッチ部の間に接続されたインバータと
    で構成され、前記インバータの出力に、前記スイッチ部への前記判定信号が出力されることを特徴とする請求項10に記載のレギュレータ。
  12. 前記電流コンパレータはヒステリシスコンパレータであることを特徴とする請求項10に記載のレギュレータ。
  13. 前記閾値は、第1の閾値と該第1の閾値よりも大きい第2の閾値を含み、
    前記ヒステリシスコンパレータは、
    前記第1の閾値に応じた電流を生成するように設定された第1の電流源と、
    前記第2の閾値に応じた電流を生成するように設定された第2の電流源と、
    前記第2の電流源と直列接続され、ゲートが前記第1のトランジスタ群のゲートと共通接続され、前記第1のトランジスタ群のトランジスタ数に応じた数のトランジスタを含む第2のトランジスタ群と、
    前記第1の電流源と前記第2のトランジスタ群の共通接続部と前記スイッチ部の間に接続されたインバータと、
    前記負荷電流の前記電流値が増大して前記第1の閾値を超えるときに、前記第2の電流源に並列に接続されていた前記第1の電流源を前記第2の電流源から切り離し、前記電流値が減少して前記第2の閾値を下回るときに、前記第1の電流源を前記第2の電流源に並列に接続するスイッチ回路と
    で構成されることを特徴とする請求項12に記載のレギュレータ。
  14. 前記制御部は、前記負荷電流の前記電流値に応じた電圧を生成する電流電圧変換部をさらに備え、
    前記コンパレータは、前記電圧を前記閾値に応じた基準電圧と比較して前記判定信号を出力する電圧コンパレータであることを特徴とする請求項9に記載のレギュレータ。
  15. 前記電圧コンパレータはヒステリシスコンパレータであることを特徴とする請求項14に記載のレギュレータ。
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