JP6046381B2 - 車両用灯具 - Google Patents
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Description
半導体発光素子からの青色光と当該青色光によって励起された蛍光体からの黄色光とが混合されてなる白色光を、前方へ向けた光軸を中心に前方へ略放射状に出射させる半導体光源と、
前記半導体光源の前方に配置され、当該半導体光源から出射された白色光を前方へ投影する投影レンズと、
を備え、前方に所定の配光パターンを形成するダイレクトプロジェクション型の車両用灯具において、
前記投影レンズは、
前記半導体光源の前記光軸上を含む領域に形成され、前記半導体光源から出射された白色光を所定の方向へ拡散させて前記配光パターンの領域全体に亘って照射する第一配光制御部と、
前記第一配光制御部の側方に形成され、前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを前記配光パターンの内側の領域へ照射する第二配光制御部と、
を有しており、
前記第一配光制御部は、前記半導体光源から出射された白色光を、前記半導体光源からの出射角が大きいものほど前記光軸から前記所定の方向へ離れるように拡散させ、
前記第二配光制御部は、前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを、前記半導体光源からの出射角が大きいものほど前記所定の方向において前記光軸に近づくように屈折させるか、
或いは、
前記第一配光制御部は、当該第一配光制御部に白色光を入射させる第一入射面を有し、当該第一入射面が前記半導体光源から出射された白色光を前記配光パターンの領域全体に亘って照射するように形成され、
前記第二配光制御部は、当該第二配光制御部に白色光を入射させる第二入射面を有し、当該第二入射面が前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを前記配光パターンの内側の領域へ照射するように形成されていることを特徴とする。
図1(a),(b),(c)は、本実施形態における車両用灯具1の平面図,正面図,右側面図であり、図2(a),(b)は、図1(b)のII−II線,III−III線での断面図であり、図3(a),(b)は、図2(a),(b)の断面での光線軌跡を説明するための図である。
なお、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具1から見た方向を意味するものとする。
また、第一配光制御部31は、投影レンズ3の入射面3a及び出射面3bのうち、当該第一配光制御部31に含まれる第一入射面31a及び第一出射面31bを有しており、主にこのうちの第一出射面31bによって上述の配光制御を行う。
また、第二配光制御部32は、投影レンズ3の入射面3a及び出射面3bのうち、当該第二配光制御部32に含まれる第二入射面32a及び第二出射面32bを有しており、主にこのうちの第二出射面32bによって上述の配光制御を行う。そのため、第二配光制御部32の各面のうち、第二入射面32aが第一配光制御部31の第一入射面31aと面一とされて平面状の入射面3aを構成する一方で、第二出射面32bは第一配光制御部31の第一出射面31bとは異なる曲率で湾曲している。
このとき、横断面においては、LED2から出射された白色光のうち、LED2の光軸Ax上を含む左右方向中央の領域に形成された投影レンズ3の第一配光制御部31に入射した白色光が、左右方向へ拡散されて配光パターンの領域全体に亘って照射される一方で、第一配光制御部31よりも左右両側方へ出射された白色光が、投影レンズ3の第二配光制御部32によって配光パターンの内側の領域へ照射される。つまり、LED2から出射される白色光のうち、より出射角θが小さく,より色ムラの少ない(黄みがかっていない)白色光が第一配光制御部31によって配光パターンの領域全体へ照射される一方で、より出射角θが大きく,より黄みがかった白色光が、第一配光制御部31による色ムラの少ない配光パターンの内側の領域に紛れることとなる。これにより、半導体光源から出射された光を投影レンズで単純に拡散させる場合に比べ、左右方向の両端部が黄みがかっていない配光パターンを形成することができる。
続いて、上記実施形態の第一の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、車両用灯具1Aは、上記実施形態における投影レンズ3に代えて、投影レンズ4を備えている。
続いて、上記実施形態の第二の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、車両用灯具1Bは、上記実施形態における投影レンズ3に代えて、投影レンズ5を備えている。
続いて、上記実施形態の第三の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、車両用灯具1Cは、上記実施形態における投影レンズ3に代えて、投影レンズ6を備えている。
続いて、上記実施形態の第四の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、車両用灯具1Dは、上記実施形態における投影レンズ3に代えて、投影レンズ7を備えている。
続いて、上記実施形態の第五の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、車両用灯具1Eは、上記実施形態における投影レンズ3に代えて、投影レンズ8を備えている。
続いて、上記実施形態の第六の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
これらの図に示すように、車両用灯具1Fは、上記実施形態における投影レンズ3に代えて、投影レンズ9を備えている。
また、車両用灯具1Fによれば、投影レンズ9の出射面9bが一様に滑らかな凸面状であり、第一出射面91bと第二出射面92bとの境界が視認されないので、正面から見たときの見栄えをより好ましいものとすることができる。
2 LED(半導体光源)
Ax 光軸
θ 出射角
3,4,5,6,7,8,9 投影レンズ
3a,4a,5a,6a,7a,8a,9a 入射面
3b,4b,5b,6b,7b,8b,9b 出射面
31,41,51,61,71,81,91 第一配光制御部
31a,41a,51a,61a,71a,81a,91a 第一入射面
31b,41b,51b,61b,71b,81b,91b 第一出射面
32,42,52,62,72,82,92 第二配光制御部
32a,42a,52a,62a,72a,82a,92a 第二入射面
32b,42b,52b,62b,72b,82b,92b 第二出射面
Claims (6)
- 半導体発光素子からの青色光と当該青色光によって励起された蛍光体からの黄色光とが混合されてなる白色光を、前方へ向けた光軸を中心に前方へ略放射状に出射させる半導体光源と、
前記半導体光源の前方に配置され、当該半導体光源から出射された白色光を前方へ投影する投影レンズと、
を備え、前方に所定の配光パターンを形成するダイレクトプロジェクション型の車両用灯具において、
前記投影レンズは、
前記半導体光源の前記光軸上を含む領域に形成され、前記半導体光源から出射された白色光を所定の方向へ拡散させて前記配光パターンの領域全体に亘って照射する第一配光制御部と、
前記第一配光制御部の側方に形成され、前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを前記配光パターンの内側の領域へ照射する第二配光制御部と、
を有し、
前記第一配光制御部は、前記半導体光源から出射された白色光を、前記半導体光源からの出射角が大きいものほど前記光軸から前記所定の方向へ離れるように拡散させ、
前記第二配光制御部は、前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを、前記半導体光源からの出射角が大きいものほど前記所定の方向において前記光軸に近づくように屈折させることを特徴とする車両用灯具。 - 前記第一配光制御部は、当該第一配光制御部に入射した白色光を出射させる第一出射面を有し、当該第一出射面が前記半導体光源から出射された白色光を前記配光パターンの領域全体に亘って照射するように形成され、
前記第二配光制御部は、当該第二配光制御部に入射した白色光を出射させる第二出射面を有し、当該第二出射面が前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを前記配光パターンの内側の領域へ照射するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記所定の方向が左右方向であり、
前記第二配光制御部が前記第一配光制御部の左右両側方に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。 - 半導体発光素子からの青色光と当該青色光によって励起された蛍光体からの黄色光とが混合されてなる白色光を、前方へ向けた光軸を中心に前方へ略放射状に出射させる半導体光源と、
前記半導体光源の前方に配置され、当該半導体光源から出射された白色光を前方へ投影する投影レンズと、
を備え、前方に所定の配光パターンを形成するダイレクトプロジェクション型の車両用灯具において、
前記投影レンズは、
前記半導体光源の前記光軸上を含む領域に形成され、前記半導体光源から出射された白色光を所定の方向へ拡散させて前記配光パターンの領域全体に亘って照射する第一配光制御部と、
前記第一配光制御部の側方に形成され、前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを前記配光パターンの内側の領域へ照射する第二配光制御部と、
を有し、
前記第一配光制御部は、当該第一配光制御部に白色光を入射させる第一入射面を有し、当該第一入射面が前記半導体光源から出射された白色光を前記配光パターンの領域全体に亘って照射するように形成され、
前記第二配光制御部は、当該第二配光制御部に白色光を入射させる第二入射面を有し、当該第二入射面が前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを前記配光パターンの内側の領域へ照射するように形成されていることを特徴とする車両用灯具。 - 前記第一配光制御部は、前記半導体光源から出射された白色光を、前記半導体光源からの出射角が大きいものほど前記光軸から前記所定の方向へ離れるように拡散させ、
前記第二配光制御部は、前記半導体光源から出射された白色光のうち前記第一配光制御部よりも側方へ出射されたものを、前記半導体光源からの出射角が大きいものほど前記所定の方向において前記光軸に近づくように屈折させることを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。 - 前記所定の方向が左右方向であり、
前記第二配光制御部が前記第一配光制御部の左右両側方に形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の車両用灯具。
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