JP6046374B2 - 作業機及び危険物処理装置 - Google Patents

作業機及び危険物処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6046374B2
JP6046374B2 JP2012103322A JP2012103322A JP6046374B2 JP 6046374 B2 JP6046374 B2 JP 6046374B2 JP 2012103322 A JP2012103322 A JP 2012103322A JP 2012103322 A JP2012103322 A JP 2012103322A JP 6046374 B2 JP6046374 B2 JP 6046374B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
receiving portion
rotor device
work machine
machine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012103322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013231541A (ja
Inventor
英章 荻原
英章 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2012103322A priority Critical patent/JP6046374B2/ja
Publication of JP2013231541A publication Critical patent/JP2013231541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6046374B2 publication Critical patent/JP6046374B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H11/00Defence installations; Defence devices
    • F41H11/12Means for clearing land minefields; Systems specially adapted for detection of landmines
    • F41H11/16Self-propelled mine-clearing vehicles; Mine-clearing devices attachable to vehicles
    • F41H11/20Self-propelled mine-clearing vehicles; Mine-clearing devices attachable to vehicles with ground-penetrating elements, e.g. with means for removing buried landmines from the soil
    • F41H11/26Self-propelled mine-clearing vehicles; Mine-clearing devices attachable to vehicles with ground-penetrating elements, e.g. with means for removing buried landmines from the soil the elements being rotary ground-penetrating elements

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Shovels (AREA)

Description

本発明は、危険物を処理するための作業機及び危険物処理機に関する。
従来、危険物(例えば、対人地雷など)の破壊、収集及び運搬の効率化を目的として、進行方向に回転するロータ装置と、ロータ装置の後方及び上方を覆うロータカバーと、ロータカバーの前方に配置されるバスケットと、を備える処理機が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1のロータ装置は、ロータとロータの表面に立設された複数のビットとによって構成されており、土中に埋もれた危険物は、複数のビットによって土砂とともにロータカバー内に掻き上げられる。掻き上げられた危険物は、ロータカバーの内面に形成された反発板との衝突によって破壊された後、ロータ装置によって前方に飛ばされてバスケット内に回収される。
特開2004−353945号公報
上述の通り、特許文献1では、危険物を反発板に衝突させることによって破壊する手法が提案されているが、本発明者は複数のビットを利用することによって危険物を処理する新たな手法を見出した。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、効率的に危険物を処理可能な作業機及び危険物処理機を提供することを目的とする。
第1の態様に係る作業機は、所定方向に延びる軸心を中心として回転可能なロータと、ロータの表面上に立設される複数の掘削刃と、を備えるロータ装置と、ロータ装置の外周に沿って配置され、ロータ装置の外周のうち軸心より後方かつ下方の領域の少なくとも一部を覆う格子状の第1受け部と、を備える。
第1の態様に係る作業機によれば、ロータ装置によって土砂とともに掘り出された危険物を受け部に係止させることによって、危険物をロータ装置で効率的に破壊することができる。
第2の態様に係る作業機は、第1の態様に係り、第1受け部は、複数の第1棒状部材と、複数の第1棒状部材それぞれの両端部を支持する一対の第1支持部と、を有する。
第2の態様に係る作業機によれば、受け部を構成する部品点数を少なくしつつ強固な格子を構成することができる。
第3の態様に係る作業機は、第2の態様に係り、ロータ装置の外周に沿って配置され、ロータ装置の外周のうち軸心より後方かつ下方の領域の少なくとも一部を覆う格子状の第2受け部を備える。第1受け部と第2受け部とは、所定方向において並べられている。
第3の態様に係る作業機によれば、第1受け部と第2受け部とを個別に取り外すことができるため、例えば受け部全体が一体的に形成されている場合に比べて、受け部のメンテナンス性を向上させることができる。
第4の態様に係る作業機は、第2又は第3の態様に係り、複数の第1棒状部材それぞれは、丸棒である。
第4の態様に係る作業機によれば、ロータ装置によって掘り出された土砂を受け部の後方に効率的に排出することができる。
第5の態様に係る作業機は、第2又は第3の態様に係り、複数の第1棒状部材それぞれは、角棒である。
第5の態様に係る作業機によれば、ロータ装置によって土砂とともに掘り出された危険物を効率的に受け部に係止させることができる。
第6の態様に係る作業機は、第1乃至第5のいずれかの態様に係り、受け部の下端部に取り付けられ、所定方向に延びるカッティングエッジを備える。
第6の態様に係る作業機によれば、一対の第1支持部や第1棒状部材の摩耗を抑制するとともに、第1受け部のメンテナンス性を向上させることができる。
第7の態様に係る作業機は、第1乃至第6のいずれかの態様に係り、複数の掘削刃のそれぞれは、ロータに固定されるビットホルダと、ビットホルダに取り付けられる複数のビットと、を有する。
第7の態様に係る作業機によれば、複数のビットによって土砂の効率的な掘り出しと危険物の効率的な破壊とを実現することができる。
第8の態様に係る作業機は、第1乃至第7のいずれかの態様に係り、受け部は、ロータ装置の外周のうち軸心より後方かつ上方の領域の少なくとも一部を覆う。
第8の態様に係る作業機によれば、ロータ装置と受け部との間で危険物が破壊される確立を高めることができるので、危険物をより効率的に破壊することができる。
第9の態様に係る危険物処理機は、第1の態様に係る作業機と、当該作業機を上下揺動自在に支持する車体と、を備える。
第9の態様に係る危険物処理機によれば、ロータ装置によって土砂とともに掘り出された危険物を受け部に係止させることによって、危険物をロータ装置で効率的に破壊することができる。
効率的に危険物を処理可能な作業機及び危険物処理機を提供することができる。
危険物処理機の側面図 作業機の側面図 作業機の側面図 ロータ装置の平面図 掘削刃の側面図 掘削刃の平面図 掘削刃の正面図 受け部の斜視図 受け部の正面図
以下、実施形態に係る危険物処理機ついて、図面を参照しながら説明する。以下においては、危険物処理機によって不発に終わったクラスター爆弾の子弾(以下、「クラスター子弾」という。)を回収する場合について説明する。一般的に、クラスター子弾は、直径数cm〜十数cm程度の直径を有しており、遠心力によってアーミング状態となった信管に衝撃が加えられることで爆発する。しかしながら、回転が不十分であったためにアーミング状態に至らなかったクラスター子弾やアーミング状態には至ったものの衝撃が小さかったために爆発しなかったクラスター子弾は、地表や地中に散置されることとなる。なお、本実施形態に係る危険物処理機は、クラスター子弾に限らず、例えば対人地雷などの危険物の回収にも利用可能である。
また、以下の説明において、「上」「下」「左」「右」「前」「後」とは、オペレータシートに着座したオペレータを基準とする用語である。
(危険物処理機100の全体構成)
図1は、危険物処理機100の側面図である。ただし、図1では、作業機50のうち地中を潜行するロータ装置51が図示されている。
危険物処理機100は、下部走行体10と、車体20と、アーム25と、キャブ30と、エンジン室40と、作業機50と、油圧シリンダ60と、チェーンカーテン70と、を備える。
下部走行体10は、互いに独立して回転可能な一対の履帯(図1では、左履帯のみ図示)を有する。危険物処理機100は、一対の履帯を回転させることによって、前後左右に移動可能である。
車体20は、下部走行体10上に配置される。車体20は、キャブ30やエンジン室40を支持する車体フレームを有する。車体20の前端部には、アーム25が上下揺動自在に取り付けられている。車体20は、アーム25を介して、作業機50を上下揺動自在に支持する。
キャブ30は、車体20上に配置される。キャブ30内には、オペレータが運転時に座るためのオペレータシートが配置されている。
エンジン室40は、車体20上においてキャブ30の後方に配置される。エンジン室40は、エンジンや油圧バルブなどの各種機器を収容している。
作業機50は、クラスター子弾を破壊するための装置である。作業機50は、車体20の前方に配置され、アーム25に取り付けられる。作業機50は、油圧シリンダ60によって上下揺動される。作業機50の構成については後述する。
油圧シリンダ60は、車体20と作業機50とに連結される。油圧シリンダ60は、作動油の供給に応じて、作業機50を上下に揺動させる。
チェーンカーテン70は、作業機50の後端部に吊り下げられる。チェーンカーテン70は、作業機50によって掘り起こされた土砂や破壊されたクラスター子弾の飛散を抑える。
(作業機50の構成)
次に、作業機50の構成について、図面を参照しながら説明する。図2及び図3は、作業機50の側面図である。ただし、図3では、作業機50の内部構造を図示するために、横カバー54とロータ駆動装置57とが取り外されている。
作業機50は、ロータ装置51と、受け部52と、上カバー53と、一対の横カバー54と、後カバー55と、前カバー56と、一対のロータ駆動装置57と、基部58と、連結部59と、を有する。
ロータ装置51は、軸心XLを中心として、進行方向(すなわち、図中のX方向)に向かって回転する。これによって、土砂とともにクラスター子弾が掘り起こされる。ロータ装置51の詳細な構成については後述する。
受け部52は、連結部59を介して後カバー55の下端部に固定される。受け部52は、後カバー55の下端部から下方に向かって延びる格子状部材である。受け部52は、ロータ装置51の後方において、ロータ装置51の外周に沿って配置される。受け部52は、ロータ装置51によって掘り起こされたクラスター子弾を一時的に係止する。クラスター子弾は、受け部52に係止された状態でロータ装置51(具体的には、図4に図示される掘削刃512)によって押しつぶされる。この際、アーミング状態のクラスター子弾は爆発し、アーミング状態でないクラスター子弾は小さく破壊される。
ここで、図3では、ロータ装置51の外周のうち軸心XLより後方かつ下方の第1領域R1と、ロータ装置51の外周のうち軸心XLより後方かつ上方の第2領域R2と、ロータ装置51の外周のうち軸心XLより前方かつ上方の第3領域R3とが図示されている。図3に示すように、受け部52の下端部は、ロータ装置51の下端部とほぼ同じ高さに位置し、受け部52の上端部は、ロータ装置51の軸心XLよりも下方に位置している。従って、本実施形態に係る受け部52は、ロータ装置51の外周のうち第1領域R1の一部を覆っている。受け部52の詳細な構成については後述する。
上カバー53は、ロータ装置51の上方を覆う鉄板である。上カバー53は、ロータ装置51によって受け部52の上方に巻き上げられた土砂やクラスター子弾の飛散を抑える。
一対の横カバー54は、上カバー53の両端部下方に連結される鉄板である。一対の横カバー54の下端には、地面に沿って滑るスキッダー54aが取り付けられている。従って、図1に示すように、一対の横カバー54は、ロータ装置51の下部側方を覆っていない。
後カバー55は、上カバー53と基部58とに連結される鉄板である。後カバー55は、ロータ装置51によって受け部52の上方に巻き上げられた土砂やクラスター子弾の飛散を抑える。
前カバー56は、上カバー53及び一対の横カバー54の前方に連結される箱状の鉄部材である。前カバー56の下面は、スキッダー54aの下面と同じ高さに位置し、地面に沿って滑る。前カバー56は、ロータ装置51の前方に向かう土砂やクラスター子弾の飛散を抑える。
ロータ駆動装置57は、ロータ装置51を進行方向に向かって回転させる。一対のロータ駆動装置57は、上カバー53と一対の横カバー54とに取り付けられている。
基部58は、アーム25及び油圧シリンダ60に連結される。基部58には、連結部59を介して受け部52が接続されている。
(ロータ装置51の構成)
次に、ロータ装置51の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、ロータ装置51の平面図である。図5は、掘削刃512の側面図である。図6は、掘削刃512の平面図である。図7は、掘削刃512の正面図である。
図4に示すように、ロータ装置51は、軸部510と、ロータ511と、複数の掘削刃512と、を備える。
軸部510は、左右方向に延びる柱状部材である。軸部510は、ロータ駆動装置57(図2参照)によって軸心XLを中心として回転される。
ロータ511は、軸部510の外側に固定される筒状部材である。ロータ511は、左右方向において幅P1を有する。ロータ511は、軸部510とともに軸心XLを中心として回転する。
複数の掘削刃512は、ロータ511の表面511S上に立設される。複数の掘削刃512は、表面511S上において規則的に配列されている。複数の掘削刃512の配列は、掘削抵抗とクラスター子弾の掘り出し効率とのバランスを考慮して適宜設定可能である。
掘削刃512は、図5乃至図7に示すように、ビットホルダ512aと、3本のビット512bと、を有する。ビットホルダ512aは、ロータ511に固定される棒状の固定部a1と、固定部a1上に固定される取付け部a2と、によって構成される。取付け部a2には、3本のビット512bを取り付けるための3つの貫通孔512Tが形成されている。3本のビット512bは、3つの貫通孔512Tに取り付けられる。貫通孔512Tの後側からビット512bを叩き出すことによって、ビット512bを簡便に交換することができる。
(受け部52の構成)
次に、受け部52の構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、受け部52の斜視図である。図9は、受け部52の正面図である。なお、図9では、受け部52が連結部59を介して後カバー55に取り付けられた状態が図示されている。
受け部52は、第1受け部52aと、第2受け部52bと、第3受け部52cと、を有する。
第1受け部52aは、5本の第1横棒201と、一対の第1支持部211と、一対の第1副支持部221と、第1カッティングエッジ231と、によって構成される。5本の第1横棒201、一対の第1支持部211及び一対の第1副支持部221によってクラスター子弾を係止するための格子が形成されている。
5本の第1横棒201は、左右方向に延びる棒状部材である。5本の第1横棒201は、ロータ装置51の外周に沿って円弧状に配置される。本実施形態に係る第1横棒201は、丸棒である。
一対の第1支持部211は、5本の第1横棒201の両端部を支持する。一対の第1支持部211それぞれは、ロータ装置51の外周に沿って円弧状に形成されている(図3参照)。
一対の第1副支持部221には、5本の第1横棒201が挿通されている。一対の第1副支持部221は、5本の第1横棒201の中央部を支持する。一対の第1副支持部221は、一対の第1支持部211と同様の形状を有する。一対の第1副支持部221は、一対の第1支持部211の間を略3等分するように配置されている。
第1カッティングエッジ231は、第1受け部52aの下端部に取り付けられ、左右方向に延びている。第1カッティングエッジ231は、第1受け部52aのうち地面と直接接する部位である。従って、第1カッティングエッジ231は摩耗しやすい部材であるため、比較的硬度が高く耐摩耗性を有する材料で構成されることが好ましい。
第2受け部52bは、第1受け部52aと同様に、5本の第2横棒202と、一対の第2支持部212と、一対の第2副支持部222と、第2カッティングエッジ232と、によって構成される。また、第3受け部52cも、第1受け部52aと同様に、5本の第3横棒203と、一対の第3支持部213と、一対の第3副支持部223と、第3カッティングエッジ233と、によって構成される。第2受け部52b及び第3受け部52cを構成する各部材の配置及び形状は、第1受け部52aを構成する各部材と同じである。
このように、受け部52は、第1受け部52a、第2受け部52b及び第3受け部52cによって構成される3分割構造を有している。第1受け部52a、第2受け部52b及び第3受け部52cそれぞれは、連結部59に対して別々に連結されている。すなわち、第1支持部211と第2支持部212とは連結されておらず、第2支持部212と第3支持部213とは連結されていない。そのため、第1受け部52a、第2受け部52b及び第3受け部52cそれぞれを連結部59から個別に取り外すことができる。
なお、受け部52は、左右方向において、ロータ511の幅P1と同等の幅P2を有する。また、後カバー55は、左右方向において、ロータ511の幅P1及び受け部52の幅P2よりも大きな幅P3を有している。
(作用及び効果)
(1)本実施形態に係る作業機50は、ロータ装置51と、ロータ装置51の外周に沿って配置され、ロータ装置51の外周のうち軸心XLより後方かつ下方の第1領域R1の一部を覆う格子状の受け部52と、を備える。
従って、ロータ装置51によって土砂とともに掘り出されたクラスター子弾(危険物の一例)を受け部52に係止させることによって、クラスター子弾をロータ装置51で効率的に破壊することができる。
(2)受け部52は、5本の第1横棒201(複数の第1棒状部材の一例)と、5本の第1横棒201の両端部を支持する一対の第1支持部211と、を有する。
従って、受け部52を構成する部品点数を少なくしつつ強固な格子を構成することができる。
(3)受け部52は、第1受け部52aと、第2受け部52bと、を有する。第1受け部52aと第2受け部52bとは、左右方向において並べられている。
従って、第1受け部52aと第2受け部52bとを個別に取り外すことができるため、例えば受け部52全体が一体的に形成されている場合に比べて、受け部52のメンテナンス性を向上させることができる。
(4)5本の第1横棒201それぞれは、丸棒である。
従って、ロータ装置51によって掘り出された土砂を受け部52の後方に効率的に排出することができる。
(5)第1受け部52aは、下端部に取り付けられ、左右方向に延びる第1カッティングエッジ231を有する。
従って、硬度が高く耐摩耗性を有する材料で第1カッティングエッジ231を構成できるので、一対の第1支持部211や5本の第1横棒201の摩耗を抑制することができる。また、第1カッティングエッジ231が摩耗した場合には、第1カッティングエッジ231だけを交換できるので、第1受け部52aのメンテナンス性を向上させることができる。
(6)ロータ装置51の複数の掘削刃512それぞれは、ビットホルダ512aと、3本のビット512b(複数のビットの一例)と、を有する。
従って、3本のビット512bによって土砂の効率的な掘り出しとクラスター子弾の効率的な破壊とを実現することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態では、ロータ装置51の前方には前カバー56が配置されることとしたが、これに限られるものではない。ロータ装置51の前方には格子状のバスケットが配置されていてもよい。前カバー56が配置される場合には、ロータ装置51によって破壊されなかったクラスター子弾を再びロータ装置51へ導くことができ、バスケットが配置される場合には、ロータ装置51によって破壊されなかったクラスター子弾を回収することができる。
(B)上記実施形態では、ロータ装置51を取り囲むように、上カバー53、一対の横カバー54、後カバー55及び前カバー56が配置されることとしたが、これに限られるものではない。これらのカバーのうち1以上のカバーが取り外されていてもよい。
(C)上記実施形態において、受け部52は、3分割構造を有することとしたが、これに限られるものではない。受け部52は、2つ又は4つ以上に分割された構造を有していてもよいし、分割構造を有していなくてもよい。
(D)上記実施形態において、第1乃至第3受け部52a〜52cのそれぞれは、5本の横棒を有することとしたが、これに限られるものではない。第1乃至第3受け部52a〜52cのそれぞれは、2本以上の横棒を有していればよい。複数の横棒の本数や間隔は、破壊対象である危険物のサイズに応じて設定することができる。
(E)上記実施形態において、第1乃至第3受け部52a〜52cのそれぞれは、5本の横棒を有することとしたが、これに限られるものではない。第1乃至第3受け部52a〜52cのそれぞれは、複数の縦棒を有していてもよい。この場合であっても、第1乃至第3受け部52a〜52cのそれぞれにおいてクラスター子弾を係止させることができる。
(F)上記実施形態において、5本の横棒は丸棒であることとしたが、これに限られるものではない。5本の横棒は、角棒であってもよい。この場合には、5本の角棒によってクラスター子弾を係止させ易くできる。
(G)上記実施形態において、第1乃至第3受け部52a〜52cのそれぞれは、カッティングエッジを有することとしたが、カッティングエッジを有していなくてもよい。
(H)上記実施形態において、受け部52の下端部は、ロータ装置51の下端部とほぼ同じ高さに位置することとしたが、これに限られるものではない。受け部52が、ロータ装置51の外周のうち第1領域R1の少なくとも一部を覆っている限りは、受け部52の下端部がロータ装置51の下端部よりも下方又は上方に位置していてもよい。受け部52の下端部がロータ装置51の下端部よりも下方に位置する場合、受け部52は、ロータ装置51の外周のうち第1領域R1の全部を覆っていてもよい。
(I)上記実施形態において、受け部52は、ロータ装置51の外周のうち第1領域R1の一部を覆うこととしたが、これに限られるものではない。受け部52は、第1領域R1だけでなく第2領域R2や第3領域R2まで覆っていてもよい。この場合には、ロータ装置51と受け部52との間でクラスター子弾が破壊される確立を高めることができるので、クラスター子弾をより効率的に破壊することができる。
(J)上記実施形態において、掘削刃512は、3本のビット512bを有することとしたが、これに限られるものではない。掘削刃512は、1本のビット512bを有していてもよいし、2本又は4本以上のビット512bを有していてもよい。ビット512bの本数や形状は、ロータ装置51の掘削抵抗とクラスター子弾の破壊効率とのバランスを考慮して適宜設定可能である。
(J)上記実施形態では、ロータ装置51において、軸部510とロータ511とは別部材であることとしたが、両者は一体に形成されていてもよい。
(K)上記実施形態では特に触れていないが、作業機50は、ロータ装置51の外周のうち第2領域R2の少なくとも一部を覆う前方受け部を備えていてもよい。この場合には、ロータ装置51と前方受け部との間においてもクラスター子弾を破壊できるので、受け部52において破壊されなかったクラスター子弾を破壊することができる。
(L)上記実施形態では特に触れていないが、危険物処理機100の車体20には、ロータ装置51と受け部52によって破壊されたクラスター子弾を回収するためのバスケットが取り付けられていてもよい。この場合には、クラスター子弾の破片が散乱することを抑制することができる。
(M)上記実施形態において、受け部52は、連結部59を介して後カバー55に固定されることとしたが、これに限られるものではない。受け部52は、一対の横カバー54に固定されていてもよい。この場合には、ロータ装置51と受け部52とを単一の部材(すなわち、横カバー54)で支持することができるので、ロータ装置51と受け部52との間隔が振動によって変動することを抑制できる。
(N)上記実施形態では特に触れていないが、受け部52は、5本の第1横棒201を連結する縦棒を有していてもよい。このように、受け部52は、横棒と縦棒とによって格子状に形成されていてもよい。この場合には、受け部52の強度を向上させることができる。
10 下部走行体
20 車体
25 アーム
30 キャブ
40 エンジン室
50 作業機
51 ロータ装置
510 軸部
511 ロータ
512 掘削刃
512a ビットホルダ
512b ビット
52 受け部
53 上カバー
54 一対の横カバー
55 後カバー
56 前カバー
57 一対のロータ駆動装置
58 基部
59 連結部
60 油圧シリンダ
70 チェーンカーテン
100 危険物処理機
52a〜52c 第1乃至第3受け部
201〜203 第1乃至第3横棒
211〜213 第1乃至第3支持部
221〜223 第1乃至第3副支持部
231〜233 第1乃至第3カッティングエッジ

Claims (9)

  1. 作業時に所定方向に延びる軸心を中心として下方から後方に向かって回転するロータと、前記ロータの表面上に立設される複数の掘削刃と、を備えるロータ装置と、
    前記ロータ装置の外周に沿って配置され、前記ロータ装置の外周のうち前記軸心より後方かつ下方の領域の少なくとも一部を覆う格子状の第1受け部と、
    を備える作業機。
  2. 前記第1受け部は、複数の第1棒状部材と、前記複数の第1棒状部材それぞれの両端部を支持する一対の第1支持部と、を有する、
    請求項1に記載の作業機。
  3. 前記ロータ装置の外周に沿って配置され、前記ロータ装置の外周のうち前記軸心より後方かつ下方の領域の少なくとも一部を覆う格子状の第2受け部を備え、
    前記第1受け部と前記第2受け部とは、前記所定方向において並べられている、
    請求項2に記載の作業機。
  4. 前記複数の第1棒状部材それぞれは、丸棒である、
    請求項2又は3に記載の作業機。
  5. 前記複数の第1棒状部材それぞれは、角棒である、
    請求項2又は3に記載の作業機。
  6. 前記第1受け部の下端部に取り付けられ、前記所定方向に延びるカッティングエッジを備える、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の作業機。
  7. 前記複数の掘削刃のそれぞれは、前記ロータに固定されるビットホルダと、前記ビットホルダに取り付けられる複数のビットと、を有する、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の作業機。
  8. 前記第1受け部は、前記ロータ装置の外周のうち前記軸心より後方かつ上方の領域の少なくとも一部を覆う、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の作業機。
  9. 請求項1に記載の作業機と、
    前記作業機を上下揺動自在に支持する車体と、
    を備える
    危険物処理機。
JP2012103322A 2012-04-27 2012-04-27 作業機及び危険物処理装置 Active JP6046374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103322A JP6046374B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 作業機及び危険物処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103322A JP6046374B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 作業機及び危険物処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013231541A JP2013231541A (ja) 2013-11-14
JP6046374B2 true JP6046374B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=49678142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012103322A Active JP6046374B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 作業機及び危険物処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6046374B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156949U (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 川崎重工業株式会社 シヨベルロ−ダのエツジ
JP3177737B2 (ja) * 1997-12-25 2001-06-18 清 雨宮 地雷処理装置
AT407572B (de) * 1999-06-02 2001-04-25 Schmid Josef Minenräumgerät
JP2002340499A (ja) * 2002-03-18 2002-11-27 Satoshi Iwamoto 自走車用地雷除去装置
JP2004278919A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Komatsu Ltd 地雷処理装置
JP3973582B2 (ja) * 2003-03-18 2007-09-12 川崎重工業株式会社 地雷除去車輌
JP3734480B2 (ja) * 2003-03-31 2006-01-11 清 雨宮 地雷処理装置
JP4023679B2 (ja) * 2003-05-29 2007-12-19 株式会社小松製作所 対人地雷処理機
JP2005249227A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 地雷処理装置及び地雷処理装置のカバー
JP3939321B2 (ja) * 2004-09-15 2007-07-04 川崎重工業株式会社 地雷除去車輌

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013231541A (ja) 2013-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6342451B2 (ja) 鉱物材料を粉砕するための方法及び装置
JP7013526B2 (ja) 土工ローラ
JP6046374B2 (ja) 作業機及び危険物処理装置
JP6450188B2 (ja) 多目的バケット装置及びそれを備える作業車両
US6371001B1 (en) Mine-clearing apparatus
JP2002535603A (ja) 掘削アセンブリ及び関連装置
JP3911500B2 (ja) 地雷処理装置
JP3734480B2 (ja) 地雷処理装置
JP2003042698A (ja) 地雷処理兼耕耘装置
JP5793536B2 (ja) 地雷処理装置
KR20120019092A (ko) 굴삭기를 이용한 프레일 타입의 지뢰 및 초목 제거장치
JP3899343B2 (ja) 地雷処理装置
JP2004353945A (ja) 対人地雷処理機
JP5976888B1 (ja) 地雷処理装置
WO1996037753A1 (en) Demining system
JP3737805B2 (ja) ロータリーカッタ式地雷処理装置
JP3973620B2 (ja) 地雷除去車輌
JP4278535B2 (ja) 地雷処理装置及び地雷処理装置用カバー
JP2013092263A (ja) 金属片等の処理用磁石装置
JP4278554B2 (ja) 地雷処理用バケット装置
KR20180082375A (ko) 수목제거 및 지뢰 제거장치
RU168759U1 (ru) Фреза для бойковых минных тралов
KR20120012623A (ko) 굴삭기를 이용한 마그네틱 지뢰제거 장치
JP6082432B2 (ja) 地雷対応の分別処理機
JP6082432B6 (ja) 地雷対応の分別処理機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6046374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250