JP6041341B2 - 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ - Google Patents
発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6041341B2 JP6041341B2 JP2012160832A JP2012160832A JP6041341B2 JP 6041341 B2 JP6041341 B2 JP 6041341B2 JP 2012160832 A JP2012160832 A JP 2012160832A JP 2012160832 A JP2012160832 A JP 2012160832A JP 6041341 B2 JP6041341 B2 JP 6041341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal film
- layer
- light emitting
- nitride semiconductor
- semiconductor layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Led Devices (AREA)
Description
しかし、Agを含む層では、湿度が高い雰囲気下においてAgがイオン化してn側電極へ移動すること(マイグレーション)が懸念される。Agのマイグレーションが生じると、n側電極とp側電極との間で短絡が生じる虞がある。
請求項3記載の発明のように、前記第2金属膜が、Al、Au、およびCuのうちの一種以上を含む金属からなることが好ましい。
請求項5記載の発明は、前記第2金属膜が、前記p型窒化物半導体層の主面に垂直な方向から見た平面視において前記第1金属膜を覆うように形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光素子である。この構成によれば、第2金属膜を、確実に第1金属膜とn型電極との間に配置することができる。
請求項7記載の発明は、前記第2金属膜は、前記第1金属膜のいずれの部分よりも前記n型電極に近い部分を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発光素子である。この構成によれば、第2金属膜を、確実に第1金属膜とn型電極との間に配置することができる。
請求項11記載の発明は、前記p型電極が、前記絶縁膜上に配置された外部接続部を含む、請求項8〜10のいずれか一項に記載の発光素子である。この構成によれば、n型電極およびp型電極の両方の外部接続部が絶縁膜上に配置されているので、サブマウント基板に対して発光素子における絶縁膜側を対向させることによって、サブマウント基板に発光素子をフリップチップ接続することができる。
請求項15記載の発明は、前記第1金属膜が、Agを含むAg層と、前記Ag層の表面を覆いAgの拡散を防止する拡散防止層とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の発光素子である。この構成によれば、Ag層におけるAgの拡散を防止することができる。
請求項17記載の発明のように、前記発光素子ユニットと、前記発光素子ユニットを収容した樹脂パッケージとを含む、発光素子パッケージを構成することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る発光素子1の模式的な平面図である。図2は、図1の切断面線II−IIにおける断面図である。図3は、図1の切断面線III−IIIにおける断面図である。図4は、発光素子1の模式的な斜視図である。
発光素子1は、透明基板2と、n型窒化物半導体層3と、発光層4と、p型窒化物半導体層5と、n型電極35と、p型電極40と、絶縁膜8と、絶縁管層9と、バリア層15と、接合層16とを備えている。n型電極35は、n型窒化物半導体層3に接続されており、n側外部接続部10(外部接続部)と、接続ポスト部11とを有している。p型電極40は、p型窒化物半導体層5に接続されており、透明導電膜6と、第1金属膜7と、第2金属膜42と、p側外部接続部12(外部接続部)と、コンタクト13と、エッチングストップ層14とを有している。
透明基板2は、発光層4の発光波長(たとえば450nm)に対して透明な材料(たとえばサファイア、GaNまたはSiC)からなり、所定の厚さを有している。透明基板2は、その厚さ方向から見た平面視において、図2における左右方向に長手方向を有し、図2における奥行き方向に短手方向を有する矩形形状に形成されている(図1参照)。透明基板2の長手方向寸法は、たとえば、約1000μmであり、透明基板2の短手方向寸法は、たとえば、約500μmである。透明基板2では、図2における下面が表面2Aであり、図2における上面が裏面2Bである。表面2Aは、光が取り出される光取出し面である。裏面2Bは、透明基板2におけるn型窒化物半導体層3との接合面である。透明基板2の裏面2Bには、n型窒化物半導体層3側へ突出する凸部17が複数形成されている。複数の凸部17は、離散配置されている。具体的には、複数の凸部17は、透明基板2の裏面2Bにおいて、互いに間隔を空けて行列状に配置されていてもよいし、千鳥状に配置されていてもよい。各凸部17は、SiNで形成されていてもよい。
第1金属膜7は、Ag層36と、拡散防止層37とを含む。
Ag層36は、Ag、または、Pd(パラジウム)、Nd(ネオジム)およびBi(ビスマス)の少なくともいずれかとAgとを含む合金からなる。各材料の配合比率は、Agが98%程度であり、Pd、NdおよびBiの少なくともいずれかが数%程度である。Pd、NdおよびBiは、Agイオンのマイグレーションを抑制するために添加されている。Ag層36の厚さは、たとえば約100nmである。
第2金属膜42は、Al、Au、およびCuのうちの一種以上を含む金属(Agに比べてイオン化しにくい金属またはマイグレーションしにくい金属)からなり、Agを含まない。この実施形態の第2金属膜42は、Alからなる。
第2金属膜42は、第1金属膜7に電気的に接続された接続部43と、シールド部44とを一体的に有している。接続部43は、第1金属膜7の表面7Aにおいて、図2における右端部の上に、エッチングストップ層14を介して積層されていて、透明基板2の厚さ方向において表面7Aから離れる方向(図2における上方)へ向けて柱状に突出している。シールド部44は、第1金属膜7とほぼ同じパターンで第1金属膜7上に配置されている。シールド部44の厚さは、たとえば約100nmである。前記積層方向(透明基板2の厚さ方向でもある)におけるシールド部44と第1金属膜7との間に接続部43が架設されており、シールド部44は、第1金属膜7に対して当該積層方向に間隔(接続部43およびエッチングストップ層14の厚さの合計に相当する)を開けて対向している。p型窒化物半導体層5上に透明導電膜6が積層され、透明導電膜6上に第1金属膜7が積層されているから、第2金属膜42は、第1金属膜7に対してp型窒化物半導体層5とは反対側に配置されている。
複数の絶縁管層9は、図1に示すように、平面視において交差する2方向(透明基板2の長手方向および短手方向)に沿って行列状に規則配列されていてもよいし、平面視で千鳥状に配列されていてもよい。この実施形態では、絶縁管層9の数は、15であり、3行5列の行列状に配置されている。この場合、行方向が透明基板2の短手方向に一致し、列方向が透明基板2の長手方向に一致している。
図1を参照して、(透明基板2の厚さ方向から見た)平面視において、円管状の絶縁管層9の円中心と、絶縁管層9の中空部分に埋め込まれた円柱状の接続ポスト部11の円中心とは、一致している。したがって、平面視において、複数の接続ポスト部11は、複数の絶縁管層9と同じ配列パターンで配列されている。つまり、複数の接続ポスト部11は、平面視において、行列状をなすように、均等に分散配置されている。
左端下端の絶縁管層9を参照して、前述したように、各絶縁管層9では、平面視において、第1金属膜7の貫通穴7Bの内側に第2金属膜42の貫通穴44Aが位置している。そのため、各絶縁管層9では、平面視において、第2金属膜42のシールド部44において貫通穴44Aを縁取る縁部44Bは、第1金属膜7(貫通穴7Bを縁取る縁部7C)よりも接続ポスト部11(n型電極35)の近くに位置している。換言すれば、第2金属膜42の接続ポスト部11との最近接部である縁部44Bは、第1金属膜7の接続ポスト部11との最近接部である縁部7Cよりも接続ポスト部11に近接している。
バリア層15は、n側外部接続部10上に、n側外部接続部10と同一パターンで積層されているとともに、p側外部接続部12上に、p側外部接続部12と同一パターンで積層されている。バリア層15は、Ti(チタン)およびPtをn側外部接続部10およびp側外部接続部12側からこの順番で積層して構成されている。
第2金属膜42において貫通穴44Aを縁取る縁部44Bは、平面視において、第2金属膜42の中でn型電極35(接続ポスト部11)に最も近い部分である。また、第1金属膜7において貫通穴7Bを縁取る縁部7Cは、平面視において、第1金属膜7の中でn型電極35(接続ポスト部11)に最も近い部分である。そして、前述したように、各絶縁管層9において、縁部44Bは、平面視で縁部7Cよりも接続ポスト部11に近接していることから、第1金属膜7のいずれの部分よりもn型電極35に近い。また、図2を参照して、第2金属膜42のシールド部44は、透明基板2の厚さ方向において、第1金属膜7よりもn型電極35のn側外部接続部10に近い。つまり、第1金属膜7のどの部分に注目しても、その注目部分よりも第2金属膜42の縁部44Bの方がn型電極35に近い。そのため、第2金属膜42は、第1金属膜7とn型電極35との間(換言すれば、第1金属膜7に対してp型窒化物半導体層5とは反対側)に配置されている。
また、第1金属膜7と第2金属膜42のシールド部44との間隔に入り込んだ間隔充填部8Aによって第1金属膜7とシールド部44とを透明基板2の厚さ方向で互いに離間させることができるので、シールド部44側の電界が第1金属膜7に及ぶことを抑制できる。なお、間隔充填部8A(絶縁膜8)以外のものを第1金属膜7とのシールド部44との間隔に入り込ませることによって、第1金属膜7とシールド部44とを互いに離間させてもよい。または、第1金属膜7上にシールド部44を直接積層してもよい。ただし、シールド部44がAlを含む場合には、Alと透明導電膜6のITOとの接触に起因するガルバニック腐食を防止するために、シールド部44を透明導電膜6から離間させておく必要がある。Alでは、ガルバニック腐食が生じると、反射率が低下してしまうからである。
まず、図5Aに示すように、透明基板2の裏面2Bに、SiNからなる層(SiN層)を形成し、レジストパターン(図示せず)をマスクとするエッチングにより、このSiN層を、複数の凸部17に分離する。次いで、透明基板2を反応容器(図示せず)内に配置して反応容器内にガス(シランガス等)を流すことによって、透明基板2の裏面2B上に半導体層をエピタキシャル成長させる処理が行われる。その際、ガスの流量比を変えることで、透明基板2の裏面2B上に、n型窒化物半導体層3、発光層4およびp型窒化物半導体層5を、この順番で連続的に形成することができる。
次いで、図5Fに示すように、第1金属膜7(拡散防止層37)上およびエッチングストップ層14上に、たとえばCVD法によって、SiNからなる層(SiN層)26を形成する。SiN層26は、各トレンチ25内に埋め尽くされるとともに、平面視における発光層4、p型窒化物半導体層5、透明導電膜6および第1金属膜7のそれぞれの外側端面と、n型窒化物半導体層3の段付部分3Cとを全域に亘って覆うように形成される。SiN層26において、拡散防止層37上およびエッチングストップ層14上にある部分は、絶縁膜8の間隔充填部8Aとなり、平面視における発光層4、p型窒化物半導体層5、透明導電膜6および第1金属膜7のそれぞれの外側端面と、n型窒化物半導体層3の段付部分3Cとを覆っている部分は、延設部8Cとなる。また、SiN層26において、トレンチ25内に埋め込まれた部分は、絶縁管層9を形成することになる。
次いで、図5Hに示すように、Al層47上に、レジストパターン48を形成する。Al層47上のレジストパターン48は、平面視において、第1金属膜7の全域を覆いつつ、全域に亘って第1金属膜7からはみ出すように形成される。レジストパターン48において平面視で各トレンチ25と一致する位置には、開口49が形成されている。そして、このレジストパターン48をマスクとするドライエッチングにより、絶縁膜8上のAl層47がパターニングされて、第2金属膜42のシールド部44となる。シールド部44において、平面視で開口49と一致する位置には、前述した貫通穴44Aが形成されている。
次いで、これにより、平面視においてレジストパターン27の各開口28と一致する位置の絶縁膜8およびSiN層26がレジストパターン27側から除去される。このドライエッチングの条件は、n型窒化物半導体層3や第2金属膜42がエッチングされない条件になっている。そのため、各開口28におけるエッチングは、トレンチ25の底面におけるn型窒化物半導体層3の手前でストップする。これにより、平面視においてレジストパターン22の各開口28と一致する位置には、絶縁膜8およびSiN層26を貫通してn型窒化物半導体層3まで到達するトレンチ30が形成される。
次いで、絶縁膜8上のAl層32上の全域に、たとえばスパッタ法によって、Tiからなる層(Ti層)と、Ptからなる層(Pt層)とをAl層32側からこの順番で積層する。これにより、Ti層およびPt層の積層構造からなるバリア層15がAl層32上に形成される。
次いで、レジストパターン(図示せず)をマスクとして用いるエッチングにより、絶縁膜8上のAl層32、バリア層15および接合層16のそれぞれを、平面視における透明基板2の長手方向において、コンタクト13と、コンタクト13に最も近い接続ポスト部11との間で二分する。これにより、図2に示すように、絶縁膜8上のAl層32において、平面視で全ての接続ポスト部11を覆う部分が、n側外部接続部10となり、平面視で全てのコンタクト13を覆う部分が、p側外部接続部12となる。n側外部接続部10およびp側外部接続部12は、分離絶縁された状態で絶縁膜8上に形成されている。n側外部接続部10が形成されることでn型電極35が完成し、p側外部接続部12が形成されることでp型電極40が完成する。以上の結果、発光素子1が完成する。
接続ポスト部11が埋め込まれるトレンチ30は、接続ポスト部11と同じ大きさの円形状の断面を有しており、その直径(内径)は、20μm以上40μm以下である。これに対し、コンタクト13が埋め込まれるトレンチ31は、平面視においてトレンチ30よりも大きい(図1参照)。そのため、前述したように、絶縁膜8上にAl層32を形成する際に(図5K参照)、各トレンチ31内にAl層32を埋め尽くすと、絶縁膜8には、各トレンチ31の跡90が凹みとなって現れ、最終的には、第2電極12上の接合層16の接合面16Aにも現れる(図4参照)。しかし、複数のトレンチ31は、透明基板2の短手方向において間隔を隔てているので(図1参照)、これらのトレンチ31が1列につながっている場合に比べて、各トレンチ31の跡90は、とても小さく目立たない。そのため、第2電極12上の接合層16の接合面16Aはほとんど平坦になる。
図6に二点鎖線で示すように、発光素子1は、接合層16によってサブマウント50に接合され、発光素子1およびサブマウント50は、発光素子ユニット64を構成する。
サブマウント50は、サブマウント基板51と、絶縁層52と、電極層53と、接合層54とを備えている。
電極層53は、たとえばAlからなる。電極層53は、絶縁層52上において分離された2つの領域に設けられており、図6では、2つの電極層53が、左右に隔てた状態で絶縁層52上に形成されている。2つの電極層53のうち、図6における左側の電極層53を第1マウント電極層53Aといい、図6における右側の電極層53を第2マウント電極層53Bということにする。第1マウント電極層53Aと第2マウント電極層53Bとは、第1電極11および第2電極12の間隔とほぼ等しい間隔、たとえば、60μm程度の間隔を隔てて分離絶縁されて配置されている。
平面視において、第1マウント電極層53A上の接合層54は、発光素子1のn側外部接続部10上の接合層16と同じ大きさであり、第2マウント電極層53B上の接合層54は、発光素子1のp側外部接続部12上の接合層16と同じ大きさである(図1参照)。
図8Aを参照して、発光装置60は、発光素子ユニット64(発光素子1およびサブマウント50)と、支持基板61とを含んでいる。
支持基板61は、絶縁性材料で形成された絶縁基板62と、絶縁基板62の両端から露出するように設けられて、発光素子1と外部とを電気的に接続する金属製の一対のリード63とを有している。絶縁基板62は、たとえば平面視矩形に形成されており、その対向する一対の辺に沿って一対のリード63がそれぞれ帯状に形成されている。各リード63は、絶縁基板62の一対の端縁に沿って、上面から側面を渡って下面に至るように折り返され、横向きU字形断面を有するように形成されている。
発光素子パッケージ70は、図8Aに示した構造の発光装置60と樹脂パッケージ71と封止樹脂72とを含んでいる。
樹脂パッケージ71は、樹脂が充填されたリング状のケースであり、その内側に発光素子ユニット64を収容して(覆って)側方から包囲して保護した状態で、支持基板61に固定されている。樹脂パッケージ71の内壁面は、発光素子ユニット64の発光素子1から出射された光を反射させて外部へ取り出すための反射面71aを形成している。この実施形態では、反射面71aは、内方に向かうに従って支持基板61に近づくように傾斜した傾斜面からなり、発光素子1からの光を光取り出し方向(透明基板2の法線方向)に向かって反射するように構成されている。
図9には、支持基板61上に一つの発光素子ユニット64が実装されている構造を示したが、むろん、支持基板61上に複数個の発光素子ユニット64が共通に実装されていて、それらが封止樹脂72によって共通に封止されていてもよい。
2 透明基板
3 n型窒化物半導体層
4 発光層
5 p型窒化物半導体層
5A 主面
6 透明導電膜
7 第1金属膜
7C 縁部
8 絶縁膜
8A 間隔充填部
8B 金属膜被覆部
10 n側外部接続部
11 接続ポスト部
12 p側外部接続部
35 n型電極
36 Ag層
36A 表面
37 拡散防止層
40 p型電極
42 第2金属膜
44 シールド部
44B 縁部
51 サブマウント基板
51A 主面
64 発光素子ユニット
70 発光素子パッケージ
71 樹脂パッケージ
Claims (17)
- n型窒化物半導体層と、
前記n型窒化物半導体層に積層された発光層と、
前記発光層に積層されたp型窒化物半導体層と、
前記n型窒化物半導体層に接続されたn型電極と、
前記p型窒化物半導体層に接続されたp型電極とを含み、
前記p型電極が、Agを含む第1金属膜と、前記第1金属膜に電気的に接続され、前記第1金属膜と前記n型電極との間に配置され、Agを含まない第2金属膜とを有し、
前記第2金属膜が、前記第1金属膜に対して積層方向に間隔を開けて対向するシールド部を有する、発光素子。 - 前記第2金属膜が、前記第1金属膜と前記n型電極との間の電界を遮蔽するように配置されている、請求項1に記載の発光素子。
- 前記第2金属膜が、Al、Au、およびCuのうちの一種以上を含む金属からなる、請求項1または2に記載の発光素子。
- 前記第2金属膜が、前記p型窒化物半導体層の主面に垂直な方向から見た平面視において前記第1金属膜よりも前記n型電極の近くに位置する縁部を有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記第2金属膜が、前記p型窒化物半導体層の主面に垂直な方向から見た平面視において前記第1金属膜を覆うように形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記p型窒化物半導体層の主面に垂直な方向から見た平面視において、前記第1金属膜の全部が前記第2金属膜によって覆われている、請求項5に記載の発光素子。
- 前記第2金属膜は、前記第1金属膜のいずれの部分よりも前記n型電極に近い部分を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記第2金属膜の前記第1金属膜とは反対側を覆う金属膜被覆部を有し、前記n型電極および前記p型電極を互いに絶縁する絶縁膜をさらに含み、
前記n型電極が、前記金属膜被覆部を挟んで前記第2金属膜に対向する外部接続部を前記絶縁膜上に有している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光素子。 - 前記絶縁膜が前記第1金属膜と前記シールド部との間隔に入り込んだ間隔充填部をさらに含む、請求項8に記載の発光素子。
- 前記絶縁膜が、SiO2、SiONおよびSiNのうちの一種以上を含む、請求項8または9に記載の発光素子。
- 前記p型電極が、前記絶縁膜上に配置された外部接続部を含む、請求項8〜10のいずれか一項に記載の発光素子。
- 前記n型電極が、前記n型窒化物半導体層と外部接続部とを接続する接続ポスト部を含み、
前記第2金属膜の前記接続ポスト部との最近接部が、前記第1金属膜の前記接続ポスト部との最近接部よりも前記接続ポスト部に近接している、請求項1〜11のいずれか一項に記載の発光素子。 - 前記p型電極が、前記第1金属膜と前記p型窒化物半導体層との間に配置された透明導電膜をさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の発光素子。
- 透明基板をさらに含み、
前記n型窒化物半導体層が前記透明基板上に積層されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載の発光素子。 - 前記第1金属膜が、Agを含むAg層と、前記Ag層の表面を覆いAgの拡散を防止する拡散防止層とを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の発光素子。
- 主面を有するサブマウント基板と、
前記p型窒化物半導体層を前記サブマウント基板の主面に対向させて当該サブマウント基板に接合された請求項1〜15のいずれか一項に記載の発光素子と
を含む、発光素子ユニット。 - 請求項16に記載の発光素子ユニットと、前記発光素子ユニットを収容した樹脂パッケージとを含む、発光素子パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012160832A JP6041341B2 (ja) | 2012-07-19 | 2012-07-19 | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012160832A JP6041341B2 (ja) | 2012-07-19 | 2012-07-19 | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014022608A JP2014022608A (ja) | 2014-02-03 |
JP6041341B2 true JP6041341B2 (ja) | 2016-12-07 |
Family
ID=50197151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012160832A Expired - Fee Related JP6041341B2 (ja) | 2012-07-19 | 2012-07-19 | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6041341B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9614126B2 (en) | 2015-04-27 | 2017-04-04 | Nichia Corporation | Light emitting device |
JP2017005156A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | ウシオ電機株式会社 | 半導体発光素子及びその製造方法 |
KR102295014B1 (ko) * | 2015-11-13 | 2021-08-27 | 에피스타 코포레이션 | 발광소자 |
JP6387973B2 (ja) | 2016-01-27 | 2018-09-12 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
US11799059B2 (en) | 2020-06-25 | 2023-10-24 | Nichia Corporation | Light-emitting element |
JP7271858B2 (ja) * | 2021-03-12 | 2023-05-12 | 日亜化学工業株式会社 | 発光素子 |
US20220376140A1 (en) | 2021-05-20 | 2022-11-24 | Nichia Corporation | Light emitting element |
JP7339559B2 (ja) | 2021-05-20 | 2023-09-06 | 日亜化学工業株式会社 | 発光素子 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832492A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-25 | 株式会社日立製作所 | 配線導体 |
US8368100B2 (en) * | 2007-11-14 | 2013-02-05 | Cree, Inc. | Semiconductor light emitting diodes having reflective structures and methods of fabricating same |
JP5361569B2 (ja) * | 2008-06-26 | 2013-12-04 | 京セラ株式会社 | 半導体発光素子及びその製造方法 |
JP5777879B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2015-09-09 | ローム株式会社 | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ |
-
2012
- 2012-07-19 JP JP2012160832A patent/JP6041341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014022608A (ja) | 2014-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6041341B2 (ja) | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ | |
US10811563B2 (en) | Light-emitting element, light-emitting element unit, and light-emitting element package | |
US9142729B2 (en) | Light emitting element | |
KR102135624B1 (ko) | 발광 다이오드 및 그것을 갖는 발광 다이오드 모듈 | |
US9142725B1 (en) | Semiconductor light emitting element | |
CN108598251B (zh) | 半导体发光元件 | |
JP6016014B2 (ja) | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ | |
US9947834B2 (en) | Light emitting element and light emitting element package | |
CN105576110B (zh) | 高效率发光装置 | |
KR20080075368A (ko) | 질화물 반도체 발광소자 및 제조방법 | |
JP5326957B2 (ja) | 発光素子の製造方法及び発光素子 | |
JP2014022607A (ja) | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ | |
JP6009041B2 (ja) | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ | |
JP5950257B2 (ja) | 発光素子、発光素子ユニットおよび発光素子パッケージ | |
JP2011071339A (ja) | 発光素子 | |
CN111192952A (zh) | 发光二极管模块 | |
TWI497765B (zh) | 半導體發光裝置 | |
JP5151764B2 (ja) | 発光素子及び発光素子の製造方法 | |
JP2017054902A (ja) | 半導体発光装置 | |
JP6654219B2 (ja) | 発光素子および発光素子パッケージ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160324 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6041341 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |