JP6006821B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に関する。
燃料タンクで発生する蒸発燃料は、炭化水素(HC)を含み、光化学スモッグの一要因となっている。そこで、車両には、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタ内の活性炭に一度吸着させ、エンジンの運転中に蒸発燃料を活性炭から脱離(パージ)させてエンジンに供給する蒸発燃料処理装置が設けられている。
従来の蒸発燃料処理装置では、燃料タンクを負圧にするポンプが設けられ、エンジン停止時にポンプを駆動させて燃料タンク内の圧力の変化を検出することにより、燃料タンクの異常(漏洩)を判定する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。また、燃料タンクとキャニスタとを連通させるベーパ流路に配置される封鎖弁の作動を制御し、パージフローの異常を判定する技術も開示されている(例えば、特許文献2)。
また、エンジンの吸気流路に過給機を備える車両において、キャニスタと吸気流路における過給機の下流側および上流側をそれぞれ連通させる下流側パージ流路および上流側パージ流路が設けられるとともに、下流側パージ流路および上流側パージ流路にそれぞれ下流側バルブおよび上流側バルブが設けられ、下流側バルブおよび上流側バルブよりもキャニスタ側の圧力に基づいて、下流側バルブおよび上流側バルブの開閉異常を判定する技術が開示されている(例えば、特許文献3)。
特開2004−245112号公報 特開2005−256624号公報 特開2013−160108号公報
しかしながら、特許文献3の技術では、下流側バルブおよび上流側バルブの開閉異常を判定することはできるものの、上流側パージ流路全体の異常を判定することができないといった問題があった。
そこで、本発明は、吸気流路における過給機より上流側とキャニスタとを連通させる上流側パージ流路の異常を検出することが可能な蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の吸気を過給する過給機が内燃機関の吸気流路に設けられた車両の蒸発燃料処理装置は、ベーパ流路を介して燃料タンクに連通され、燃料タンクから発生した蒸発燃料を吸着させるキャニスタと、吸気流路における過給機より上流側である上流側吸気流路とキャニスタとを連通させる上流側パージ流路と、吸気流路における過給機より下流側である下流側吸気流路とキャニスタとを連通させる下流側パージ流路と、上流側パージ流路に設けられ、上流側吸気流路の圧力が負圧となった場合に上流側パージ流路を連通させる開状態となり、上流側吸気流路の圧力が正圧となった場合に上流側パージ流路を閉鎖させる閉状態となる上流側バルブと、下流側パージ流路に設けられ、下流側吸気流路の圧力が負圧となった場合に下流側パージ流路を連通させる開状態となり、下流側吸気流路の圧力が正圧となった場合に下流側パージ流路を閉鎖させる閉状態となる下流側バルブと、一端が大気に開放され、他端がキャニスタに接続されたガス流路と、ガス流路に設けられ、ガス流路におけるキャニスタ側の空気を吸気するポンプと、ポンプを駆動させるポンプ制御部と、ガス流路におけるキャニスタとポンプとの間に設けられ、ガス流路の圧力を検出するガス流路圧力検出部と、ガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、上流側パージ流路および下流側パージ流路の異常を判定する異常判定部と、を備え、異常判定部は、上流側バルブが開状態となり、かつ、ポンプ制御部によってポンプが駆動された後にガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、上流側パージ流路の異常を判定し、下流側バルブが開状態となり、かつ、ポンプが駆動されていない状態のままで、ガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、下流側パージ流路の異常を判定する。
また、ポンプは、ロータがカムリングに対して偏心して設けられ、ロータに形成された溝に摺動可能に設けられたベーンがロータの回転による遠心力により突出し、カムリングの内側面に当接しながらロータが回転されるベーンポンプであり、ポンプ制御部は、上流側バルブが開状態となり、異常判定部により上流側パージ流路の異常が判定されるとき、または、異常判定部により上流側パージ流路の異常が判定される前に、ベーンがカムリングの内側面に当接するまでロータを回転させることでポンプの吸気口とポンプの排気口とを遮断させ、異常判定部は、上流側バルブが開状態となり、かつ、ポンプの吸気口とポンプの排気口とを遮断させた状態でガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、上流側パージ流路の異常を判定してもよい。
本発明によれば、吸気流路における過給機より上流側に接続された上流側パージ流路の異常を検出することができる。
エンジンおよび蒸発燃料処理装置の構成を示す概略図である。 ポンプを説明する概略的な断面図である。 燃料タンク異常判定処理を説明する図である。 下流側パージ流路異常判定処理を説明する図である。 上流側パージ流路異常判定処理を説明する図である。 上流側パージ流路異常判定処理におけるタイムチャートである。 蒸発燃料処理を示すフローチャートである。 燃料タンク異常判定処理を示すフローチャートである。 下流側パージ流路異常判定処理を示すフローチャートである。 上流側パージ流路異常判定処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、エンジン10および蒸発燃料処理装置100の構成を示す概略図である。なお、図1中、信号の流れを実線の矢印で示し、蒸発燃料を点線で示す。ただし、以下では、本実施形態に関係する構成や処理について詳細に説明し、本実施形態と無関係の構成や処理については説明を省略する。
図1に示すように、エンジン(内燃機関)10には、シリンダブロック12と、シリンダブロック12の上部に設けられたシリンダヘッド14と、シリンダブロック12内で摺動可能にピストンロッドに支持されたピストン16とが設けられている。そして、シリンダブロック12と、シリンダヘッド14と、ピストン16の上面とによって囲まれた空間が燃焼室18として形成されている。
シリンダヘッド14は、吸気マニホールドを含む吸気流路20および排気マニホールドを含む排気流路22が接続されており、燃焼室18と吸気流路20とを連通させるとともに、燃焼室18と排気流路22とを連通させる。吸気流路20と燃焼室18との間には、吸気弁24の先端が位置し、排気流路22と燃焼室18との間には、排気弁26の先端が位置している。吸気弁24は、他端に吸気弁用カム28が当接されており、吸気弁用カム28が回転することにより、吸気流路20と燃焼室18との間を開閉する。排気弁26は、他端に排気弁用カム30が当接されており、排気弁用カム30が回転することにより、排気流路22と燃焼室18との間を開閉する。また、吸気弁24および排気弁26による開閉動作は、後述する駆動制御部152によって適宜制御される。
吸気流路20内には、吸気流路20における上流側(大気側)から下流側(エンジン側)に向けて、エアクリーナ34、過給機36、インタークーラ38、スロットル弁40、インジェクタ42が順に設けられている。なお、以下では、吸気流路20におけるコンプレッサ36b(過給機36)よりも上流側を上流側吸気流路20aと呼び、吸気流路20におけるコンプレッサ36b(過給機36)よりも下流側を下流側吸気流路20bと呼ぶ。
エアクリーナ34は、外気から吸入された空気に混合する不純物を除去する。エアクリーナ34によって不純物が除去された空気は、吸気を過給する過給機36へと導かれる。
過給機36は、排気流路22内に設けられエンジン10からの排気ガスによって回転するタービン36aと、吸気流路20内に設けられタービン36aの回転動力によって回転するコンプレッサ36bとを含んで構成される。コンプレッサ36bは、エアクリーナ34を介して吸入された空気を昇圧(圧縮)し、昇圧した空気を下流側(エンジン10)へ送出する。なお、過給機36は、ECU150の制御に基づいて、駆動および停止が切り替えられる。
インタークーラ38は、過給機36で昇圧されることにより昇温した空気を冷却する。
スロットル弁40は、アクセル(不図示)の開度に応じてアクチュエータにより開閉駆動され、エンジン10へ送出される空気量を調節する。
インジェクタ42は、燃焼室18に指向するように配され、燃料タンク110内の燃料をクランクシャフト(不図示)の回転角に応じて噴射する。これにより、インジェクタ42により噴射された燃料と、スロットル弁40を通過した空気とが混ざり合った混合気が、燃焼室18へ導かれる。
燃焼室18へ導かれた燃料(混合気)は、先端が燃焼室18内に位置するように配された点火プラグ32によって、所定のタイミングで点火され、燃焼する。かかる燃焼により、ピストン16が往復運動を行い、その往復運動が、ピストンロッドを通じてクランクシャフトの回転運動に変換される。
このようにして駆動するエンジン10には、燃料タンク110で発生する蒸発燃料を燃焼室18に供給するための蒸発燃料処理装置100が備え付けられている。蒸発燃料処理装置100は、燃料タンク110、キャニスタ112、ベーパ流路114、上流側パージ流路116、下流側パージ流路118、ガス流路120、上流側バルブ122、下流側バルブ124、ELCM(Evaporative Leak Check Module)130、ECU(Engine Control Unit)150を含んで構成される。
蒸発燃料処理装置100では、燃料タンク110とキャニスタ112とがベーパ流路114を介して連通されている。また、蒸発燃料処理装置100では、キャニスタ112と上流側吸気流路20aとが上流側パージ流路116を介して連通され、キャニスタ112と下流側吸気流路20bとが下流側パージ流路118を介して連通されている。さらに、蒸発燃料処理装置100では、一端が大気に開放されたガス流路120の他端がキャニスタ112に接続されている。なお、本実施形態では、上流側パージ流路116と下流側パージ流路118との一部が共用されているが、上流側パージ流路116と下流側パージ流路118とが独立して設けられていてもよい。
キャニスタ112は、内部に活性炭112aが充填されており、燃料タンク110で発生した蒸発燃料がベーパ流路114を介して流入すると、内部に充填されている活性炭112aに蒸発燃料が吸着する。吸着した蒸発燃料は、詳しくは後述するように、キャニスタ112内に空気が流れることにより、活性炭112aから離脱(パージ)される。
上流側パージ流路116には、上流側パージ流路116を開閉する上流側バルブ122が設けられている。上流側バルブ122が開状態となると、上流側パージ流路116が連通し、上流側バルブ122が閉状態となると、上流側パージ流路116が閉鎖する。また、下流側パージ流路118には、下流側パージ流路118を開閉する下流側バルブ124が設けられている。下流側バルブ124が開状態となると、下流側パージ流路118が連通し、下流側バルブ124が閉状態となると、下流側パージ流路118が閉鎖する。
また、蒸発燃料処理装置100には、蒸発燃料が通過する流路等のパージフローの異常判定を行う際に用いられるELCM130がガス流路120の途中に設けられている。ELCM130は、バイパス流路132、スイッチングバルブ134、ポンプ136、第1圧力センサ(ガス流路圧力検出部)138を含んで構成される。なお、以下では、ガス流路120におけるスイッチングバルブ134よりもキャニスタ112側の流路をキャニスタ側ガス流路120aと呼び、ガス流路120におけるスイッチングバルブ134よりも大気側の流路を大気側ガス流路120bと呼ぶ。
バイパス流路132は、スイッチングバルブ134を迂回するように、キャニスタ側ガス流路120aと、大気側ガス流路120bとを連通させる。つまり、バイパス流路132は、スイッチングバルブ134を迂回するガス流路120として機能する。また、バイパス流路132には、オリフィス132aが設けられている。
スイッチングバルブ134は、キャニスタ側ガス流路120aと大気側ガス流路120bとを連通させるOFF状態と、キャニスタ側ガス流路120aとバイパス流路132におけるオリフィス132aおよびポンプ136間とを連通させるON状態とを切り替え可能となっている。
ポンプ136は、バイパス流路132におけるオリフィス132a、および、スイッチングバルブ134よりも大気側に設けられ、駆動することにより、バイパス流路132におけるキャニスタ112側の空気を吸気し、大気側に排出する。
図2は、ポンプ136を説明する概略的な断面図である。図2に示すように、ポンプ136は、カムリング136a、ロータ136e、ベーン136g、を含んで構成されるベーンポンプが適用される。なお、図2中、ロータ136eの回転方向を実線の矢印で示し、吸気方向と排気方向とを白抜き矢印で示す。
カムリング136aは、略有底円筒の形状であり、開口部を塞ぐカバー(不図示)により形成される内部空間に、内部空間の厚さと同等の厚さを有するロータ136eおよびベーン136gが設けられている。また、カムリング136aには、内部空間とバイパス流路132とを連通させる吸気口136b、および、内部空間と大気側ガス流路120bとを連通させる排気口136cが形成されている。吸気口136bおよび排気口136cは、カムリング136aの側面上において略対向して形成されている。
ロータ136eは、略円柱の形状であり、カムリング136aに対して偏心して設けられており、モータ(不図示)により回転する。ロータ136eには、複数の溝136f(例えば、4つ)が放射状に形成されており、各溝136fには、ベーン136gが摺動可能に設けられている。
ベーン136gは、ロータ136eが回転すると、遠心力によりカムリング136aの内側面136dに当接するまで突出し、ロータ136eが回転している間は、内側面136dに当接した状態が維持されたまま、ロータ136eとともに回転する。
そして、ポンプ136が駆動すると、吸気口136bからカムリング136aの内部空間内に流入した空気が、2つのベーン136g、ロータ136eおよび内側面136dとで囲まれた空間に閉じ込められて圧縮され、その後、排気口136cから大気側ガス流路120bに放出される。
図1に戻り、第1圧力センサ138は、バイパス流路132におけるオリフィス132aとポンプ136との間に設けられ、バイパス流路132(ガス流路120)内の圧力を検出する。また、第2圧力センサ140は、下流側吸気流路20bにおけるスロットル弁40とインジェクタ42との間に設けられ、下流側吸気流路20b内の圧力を検出する。
また、蒸発燃料処理装置100には、上流側吸気流路20aにフローメータ142が設けられており、フローメータ142は、エンジン10の燃焼室18に供給される(過給機36に吸気される)空気量を検出する。
ECU150は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含むマイクロコンピュータでなり、エンジン10および蒸発燃料処理装置100を統括制御する。そして、ECU150は、本実施形態において、駆動制御部152、バルブ制御部154、ポンプ制御部156、異常判定部158として機能する。
駆動制御部152は、過給機36、スロットル弁40、インジェクタ42等を適時制御してエンジン10を駆動させる。駆動制御部152は、エンジン10が低負荷の場合には過給機36を停止させ、エンジン10が高負荷になると、過給機36を駆動させ、エンジン10に供給する空気量を増加させる。また、駆動制御部152は、アクセルの開度に応じてアクチュエータを介してスロットル弁40を開閉制御する。また、駆動制御部152は、クランクシャフトの回転角に応じてインジェクタ42から燃料を噴射させる。
バルブ制御部154は、上流側バルブ122、下流側バルブ124の開閉を制御するとともに、スイッチングバルブ134のON状態/OFF状態を切り替える。ここで、過給機36が停止している場合には、ピストン16の摺動により燃焼室18内に吸気流路20(下流側吸気流路20b)から空気が引き込まれ、吸気流路20内の圧力が負圧になる。特に、燃焼室18に近い下流側吸気流路20b内の圧力が低くなる(例えば、−500mmHg)。そこで、バルブ制御部154は、第2圧力センサ140で検出された圧力が負圧になる、つまり、下流側吸気流路20b内の圧力が負圧になると、下流側バルブ124を開状態にし、上流側バルブ122を閉状態にし、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。これにより、下流側吸気流路20b内の負圧により、ガス流路120、キャニスタ112および下流側パージ流路118を介して空気が下流側吸気流路20bに引き込まれ、キャニスタ112の活性炭112aに吸着していた蒸発燃料がパージされてエンジン10に供給される。
また、過給機36が駆動している場合には、過給機36から下流側吸気流路20bに空気が昇圧されて送出されるため、下流側吸気流路20b内の圧力が正圧になる。一方で、上流側吸気流路20a内の空気が過給機36に引き込まれるため、過給機36が停止している場合よりも上流側吸気流路20aの圧力が下がる(例えば、−7mmHg)。そこで、バルブ制御部154は、第2圧力センサ140で検出された圧力が正圧になる、つまり、下流側吸気流路20bが正圧になると、上流側バルブ122を開状態にするとともに、下流側バルブ124を閉状態にする。また、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。これにより、上流側吸気流路20a内の負圧により、ガス流路120、キャニスタ112および上流側パージ流路116を介して空気が上流側吸気流路20aに引き込まれ、キャニスタ112の活性炭112aに吸着していた蒸発燃料がパージされてエンジン10に供給される。
このようにして、蒸発燃料処理装置100では、エンジン10が駆動している場合には、上流側バルブ122または下流側バルブ124の一方を開状態にするとともに他方を閉状態にする。そして、上流側パージ流路116または下流側パージ流路118を介してキャニスタ112の活性炭112aに吸着した蒸発燃料をエンジン10に供給する。
また、蒸発燃料処理装置100では、蒸発燃料をエンジン10に供給するとともに、蒸発燃料をエンジン10に供給するためのパージフローの異常判定が行われる。具体的には、エンジン10が停止している際には燃料タンク異常判定処理が行われる。また、エンジン10が駆動しており、かつ、過給機36が停止している場合には下流側パージ流路異常判定処理が行われ、および、エンジン10が駆動しており、かつ、過給機36が駆動している場合には上流側パージ流路異常判定処理が行われる。
(燃料タンク異常判定処理)
図3は、燃料タンク異常判定処理を説明する図である。燃料タンク異常判定処理は、駆動制御部152によりエンジン10が駆動されていない場合、つまり、エンジン10が停止している場合に行われる。図3に示すように、燃料タンク異常判定処理を実行する場合、バルブ制御部154は、上流側バルブ122および下流側バルブ124を閉状態にするとともに、スイッチングバルブ134をON状態にする。
そして、ポンプ制御部156は、ポンプ136を駆動させる。これにより、燃料タンク110、キャニスタ112、ベーパ流路114、上流側パージ流路116における上流側バルブ122よりもキャニスタ112側、下流側パージ流路118における下流側バルブ124よりもキャニスタ112側、ガス流路120、バイパス流路132(以下、これらを燃料タンク異常判定処理時パージフローと呼ぶ)内の空気がポンプ136により大気に排出される。
このとき、蒸発燃料処理装置100では、燃料タンク異常判定処理時パージフロー内の空気がポンプ136により大気に排出されると、燃料タンク110に異常(漏洩)がない場合、燃料タンク110内の圧力が低下する。一方、燃料タンク異常判定処理時パージフローに異常がある場合、異常箇所から空気が流入するため、燃料タンク110内の圧力が低下しない(または低下しにくい)。
そこで、異常判定部158は、第1圧力センサ138で検出される圧力が所定期間の間に所定の燃料タンク圧力閾値以下になった場合には、燃料タンク110に異常がないと判定し、第1圧力センサ138で検出される圧力が所定期間の間に燃料タンク圧力閾値以下にならなかった場合には、燃料タンク110に異常があると判定する。
次に、燃料タンク110が正常であった場合、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134がON状態であり、かつ、ポンプ136が駆動されたままの状態で、上流側バルブ122を閉状態から開状態へと変化させる。このとき、上流側パージ流路116が正常であれば、燃料タンク異常判定処理時パージフロー内に空気が流入し、低下した圧力が上昇する。一方、上流側パージ流路116に詰まり等があると燃料タンク異常判定処理時パージフロー内の圧力は低下したままとなる。
そこで、異常判定部158は、上昇した圧力の量(以下、圧力上昇量とよぶ)が所定期間の間に所定の圧力上昇閾値以上となった場合に、燃料タンク異常判定処理時パージフローに異常がないと判定する。また、異常判定部158は、圧力上昇量が所定期間の間に所定の圧力上昇閾値未満のままであった場合に、燃料タンク異常判定処理時パージフローに異常があると判定する。
その後、バルブ制御部154は、上流側バルブ122および下流側バルブ124を開状態にするとともに、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。また、ポンプ制御部156は、ポンプ136を停止させる。また、異常判定部158は、燃料タンク110または燃料タンク異常判定処理時パージフローに異常があると判定した場合には、例えば、車両に設けられた表示部に、燃料タンク110または燃料タンク異常判定処理時パージフローに異常があることを示す報知を行う。
なお、燃料タンク異常判定処理は、主に燃料タンク110の異常を検出するために行われるが、実際には、燃料タンク異常判定処理時パージフロー全体の異常を判定することとなる。
(下流側パージ流路異常判定処理)
図4は、下流側パージ流路異常判定処理を説明する図である。上記したように、過給機36が停止しており、下流側吸気流路20b内の圧力が負圧になると、バルブ制御部154は、下流側バルブ124を開状態にし、上流側バルブ122を閉状態にし、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。そして、下流側パージ流路異常判定処理は、この状態になっている間に行われる。
下流側パージ流路異常判定処理が開始されると、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をON状態にする。そうすると、燃料タンク110、キャニスタ112、ベーパ流路114、上流側パージ流路116における上流側バルブ122よりもキャニスタ112側、下流側パージ流路118、ガス流路120、バイパス流路132(以下、これらを下流側パージ流路異常判定処理時パージフローと呼ぶ)内の空気が、下流側吸気流路20b内の圧力が負圧により、エンジン10側に引き込まれる。
このとき、蒸発燃料処理装置100では、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常(漏洩)がない場合、下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力が低下する。一方、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常がある場合、異常箇所から空気が流入するため、下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力が低下しない(または低下しにくい)。
そこで、異常判定部158は、第1圧力センサ138で検出される圧力が所定期間の間に所定の下流圧力閾値以下になった場合には、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常がないと判定し、第1圧力センサ138で検出される圧力が所定期間の間に下流圧力閾値以下にならなかった場合には、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定する。
その後、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。また、異常判定部158は、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定した場合には、車両に設けられた表示部に、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があることを示す報知を行う。
なお、下流側パージ流路異常判定処理は、主に下流側パージ流路118の異常を検出するために行われるが、実際には、下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー全体の異常を判定することとなる。
(上流側パージ流路異常判定処理)
図5は、上流側パージ流路異常判定処理を説明する図である。上記したように、過給機36が駆動しており、下流側吸気流路20b内の圧力が正圧になると、バルブ制御部154は、下流側バルブ124を閉状態にし、上流側バルブ122を開状態にし、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。そして、上流側パージ流路異常判定処理は、この状態になっている間に行われる。
上流側パージ流路異常判定処理が開始されると、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をON状態にする。その後、ポンプ制御部156は、ポンプ136を駆動させる。
そうすると、燃料タンク110、キャニスタ112、ベーパ流路114、上流側パージ流路116、下流側パージ流路118における下流側バルブ124よりもキャニスタ112側、ガス流路120、バイパス流路132(以下、これらを上流側パージ流路異常判定処理時パージフローとよぶ)内の空気が、上流側吸気流路20a内の負圧によりエンジン10側に引き込まれるとともに、ポンプ136により大気側に排出される。
このとき、蒸発燃料処理装置100では、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常(漏洩)がない場合、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力が低下する。一方、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常がある場合、異常箇所から空気が流入するため、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力が低下しない(または低下しにくい)。
そこで、異常判定部158は、第1圧力センサ138で検出される圧力が所定期間の間に上流圧力閾値以下になった場合には、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常がないと判定し、第1圧力センサ138で検出される圧力が所定期間の間に上流圧力閾値以下にならなかった場合には、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定する。
その後、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をOFF状態にする。また、ポンプ制御部156は、ポンプ136を停止させる。また、異常判定部158は、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定した場合には、例えば、車両に設けられた表示部に、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があることを示す報知を行う。
なお、上流側パージ流路異常判定処理は、主に上流側パージ流路116の異常を検出するために行われるが、実際には、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー全体の異常を判定することとなる。
ここで、過給機36が停止しており、下流側吸気流路20bが負圧の場合には、下流側吸気流路20b内の圧力が、例えば−500mmHgと低圧になるため、下流側パージ流路異常判定処理では、ポンプ136を作動しなくても、下流側吸気流路20b内の負圧により、下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の空気をエンジン10側に引き込むことができる。
また、本実施形態のように、ポンプ136にベーンポンプを適用している場合には、ポンプ136が停止している場合にはロータ136eに対してベーン136gが振動等で摺動するため、吸気口136bと排気口136cとが連通している場合もある。このような場合には、ポンプ136を介して空気が大気から下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内に流入することになる。しかしながら、下流側吸気流路20b内の圧力が低圧(負圧)であるため、ポンプ136を介して空気が上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内に流入したとしても、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力は低下していくので、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力に基づいて、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の異常を検出することができる。
一方で、過給機36が駆動している場合には、上流側吸気流路20aが負圧になるものの、上流側吸気流路20a内の圧力が、例えば−7mmHgとごく僅かな負圧にしかならない。そのため、上流側パージ流路異常判定処理では、ポンプ136の吸気口136bと排気口136cとが連通している場合には、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の空気を充分に排出することができない(異常を検出することができる程度の圧力の変化を生むことができない)。
そこで、上流側パージ流路異常判定処理では、ポンプ136を駆動させることで、ベーン136gがカムリング136aの内側面に当接して吸気口136bと排気口136cとが遮断状態となる。このため、少なくとも、ポンプ136を介して大気から上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内に空気が流入することを防止することができ、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力を、異常を検出することができる程度まで低下させることができる。また、ポンプ136を駆動させ、上流側吸気流路20a内の負圧、および、ポンプ136により、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の空気をエンジン10側および大気に排出することで、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力の低下速度を早めることができる。
また、図6は、上流側パージ流路異常判定処理のタイムチャートである。図6では、上流側バルブ122、スイッチングバルブ134およびポンプ136の状態の推移と、第1圧力センサ138により検出される圧力とを示している。実線は上流側パージ流路116が正常な状態を示し、破線は上流側パージ流路116(上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー)が異常な状態を示し、一点鎖線は異常判定部158が上流側パージ流路116(上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー)の異常を判定する際の上流圧力閾値を示す。
上述したように、まず、下流側吸気流路20bの圧力が正圧になると上流側バルブ122が閉状態(CLOSE)から開状態(OPEN)に切り換えられる(t1)。次に、スイッチングバルブ134がOFF状態からON状態に切り換えられる(t2)。続いて、ポンプ136が駆動される(t3)。
その結果、第1圧力センサ138により検出される上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力が徐々に低下し、上流圧力閾値(図中、一点鎖線)以下まで達すると、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常がない(正常)と判定される。そして、スイッチングバルブ134がOFF状態に切り換えられるとともに、ポンプ136を停止させることで、上流側パージ流路異常判定処理が終了する(t4)。また、下流側吸気流路20bの圧力が負圧になると、上流側バルブ122が閉状態(CLOSE)にされる(t6)。
一方、第1圧力センサ138により検出される上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力が変動せず、所定期間の間に上流圧力閾値以下まで達しないと、異常判定部は、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローが異常であると判定する。その後、スイッチングバルブ134がOFF状態に切り換えられるとともに、ポンプ136が停止されることで、上流側パージ流路異常判定処理が終了する(t5)。また、上流側バルブ122は上流側パージ流路異常判定処理が終了後、適時、閉状態(CLOSE)にされる(t6)。
図7は、蒸発燃料処理を示すフローチャートである。図7に示すように、駆動制御部152は、エンジン10が停止しているかを判定する(S300)。そして、エンジン10が停止していると判定した場合(S300におけるYES)、ECU150は、詳しくは後述する燃料タンク異常判定処理を実行し(S302)、当該蒸発燃料処理を終了する。
また、エンジン10が停止していない(運転している)と判定した場合(S300におけるNO)、バルブ制御部154は、過給機36が停止しており、下流側吸気流路20b内の圧力が負圧であるかを判定する(S304)。
下流側吸気流路20b内の圧力が負圧であると判定した場合(S304におけるYES)、バルブ制御部154は、下流側バルブ124を開状態にするとともに、上流側バルブ122を閉状態にする(S306)。これにより、下流側吸気流路20bの負圧でキャニスタ112内の蒸発燃料がパージされ、下流側吸気流路20bを介してエンジン10(燃焼室18)へと蒸発燃料が供給される。
そして、バルブ制御部154は、前回の下流側パージ流路異常判定処理から一定期間が経過したかを判定する(S308)。その結果、一定期間が経過していると判定された場合(S308におけるYES)、バルブ制御部154は、詳しくは後述する下流側パージ流路異常判定処理を実行し(S310)、当該蒸発燃料処理を終了する。また、バルブ制御部154は、一定期間が経過していないと判定した場合(S308におけるNO)、当該蒸発燃料処理を終了する。なお、一定期間としては、前回の下流側パージ流路異常判定処理から所定時間が経過したものとしてもよく、また、前回の下流側パージ流路異常判定処理から所定回数のエンジン10の始動が行われたものとしてもよい。
一方、下流側吸気流路20bの圧力が負圧でない(正圧である)と判定した場合(S304におけるNO)、上流側バルブ122を開状態にするとともに、下流側バルブ124を閉状態にする(S312)。これにより、上流側吸気流路20aの負圧でキャニスタ112内の蒸発燃料がパージされ、上流側吸気流路20aを介してエンジン10(燃焼室18)へと蒸発燃料が供給される。
そして、バルブ制御部154は、前回の上流側パージ流路異常判定処理から一定期間が経過したかを判定する(S314)。その結果、一定期間が経過していると判定された場合(S314におけるYES)、バルブ制御部154は、詳しくは後述する上流側パージ流路異常判定処理を実行し(S316)、当該蒸発燃料処理を終了する。また、バルブ制御部154は、一定期間が経過していないと判定した場合(S314におけるNO)、当該蒸発燃料処理を終了する。なお、一定期間としては、前回の上流側パージ流路異常判定処理から所定時間が経過したものとしてもよく、また、前回の上流側パージ流路異常判定処理から所定回数のエンジン10の始動が行われたものとしてもよい。
図8は、燃料タンク異常判定処理を示すフローチャートである。図8に示すように、まず、燃料タンク異常判定処理が開始されると、バルブ制御部154は、下流側バルブ124を閉状態にし(S302−2)、上流側バルブ122を閉状態にし(S302−4)、スイッチングバルブ134をON状態にする(S302−6)。
続いて、ポンプ制御部156は、ポンプ136を駆動させ(S302−8)、燃料タンク異常判定処理時パージフロー内の空気を排出する。次に、第1圧力センサ138は、所定期間に亘って燃料タンク異常判定処理時パージフロー内の圧力を検出する(S302−10)。
その後、異常判定部158は、第1圧力センサ138で検出された圧力が燃料タンク圧力閾値以下となったかを判定する(S302−12)。その結果、圧力が燃料タンク圧力閾値以下になったと判定された場合(S302−12におけるYES)、燃料タンク110が正常であると判定し(S302−14)、次の処理に移行する。また、異常判定部158は、圧力が燃料タンク圧力閾値以下にならなかったと判定した場合(S302−12におけるNO)、燃料タンク110が異常であると判定する(S302−16)。異常判定部158は、燃料タンク110の異常を判定した場合、表示部に燃料タンク異常判定処理時パージフローの異常を報知し(S302−18)、当該燃料タンク異常判定処理を終了する。
次に、燃料タンク110が正常であると判定された場合、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134がON状態であり、かつ、ポンプ136が駆動されたままの状態で、上流側バルブ122を閉状態から開状態にし(S302−20)、第1圧力センサ138は、所定期間に亘って燃料タンク異常判定処理時パージフロー内の圧力を検出する(S302−22)。
その後、異常判定部158は、圧力上昇量が圧力上昇閾値以上となったかを判定する。(S302−24)。その結果、圧力上昇量が圧力上昇閾値以上になったと判定された場合(S302−24におけるYES)、異常判定部158は燃料タンク異常判定処理時パージフローが正常であると判定し(S302−26)、当該燃料タンク異常判定処理を終了する。
また、異常判定部158は、圧力上昇量が圧力上昇閾値以上にならなかったと判定した場合(S302−24におけるNO)、燃料タンク異常判定処理時パージフローが異常であると判定する(S302−28)。異常判定部158は、燃料タンク異常判定処理時パージフローの異常を判定した場合、表示部に燃料タンク異常判定処理時パージフローの異常を報知し(S302−30)、当該燃料タンク異常判定処理を終了する。
なお、燃料タンク異常判定処理を終了する際に、上流側バルブ122および下流側バルブ124が開状態にされるとともに、スイッチングバルブ134がOFF状態にされ、また、ポンプ136が停止される。
図9は、下流側パージ流路異常判定処理を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、下流側パージ流路異常判定処理が開始されると、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をOFF状態に切り換える(S310−2)。そうすると、下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の空気が、下流側吸気流路20b内の圧力(負圧)により、エンジン10側に引き込まれる。その後、第1圧力センサ138は、下流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力を所定期間に亘って検出する(S310−4)。
異常判定部158は、第1圧力センサ138により検出された圧力が下流圧力閾値以下になったかを判定する(S310−6)。その結果、異常判定部158は、圧力が下流圧力閾値以下になったと判定した場合(S310−6におけるYES)、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローが正常であると判定し(S310−8)、当該下流側パージ流路異常判定処理を終了する。また、異常判定部158は、第1圧力センサ138により検出された圧力が下流圧力閾値以下になっていないと判定した場合(S310−6におけるNO)、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定する(S310−10)。異常判定部158は、下流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定した場合、表示部に下流側パージ流路異常判定処理時パージフローの異常を報知し(S310−12)、当該下流側パージ流路異常判定処理を終了する。
図10は、上流側パージ流路異常判定処理を示すフローチャートである。図10に示すように、まず、上流側パージ流路異常判定処理が開始されると、バルブ制御部154は、スイッチングバルブ134をON状態に切り換える(S316−2)。次に、ポンプ制御部156は、ポンプ136を駆動させる(S316−4)。
上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の空気は、上流側吸気流路20a内の圧力(負圧)、および、ポンプ136により、エンジン10側および大気側に排出される。
次に、第1圧力センサ138は、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力を所定期間にわたって検出する(S316−6)。次に、異常判定部158は、第1圧力センサ138により検出された圧力が上流圧力閾値以下になったかを判定する(S316−8)。その結果、異常判定部158は、第1圧力センサ138により検出された圧力が上流圧力閾値以下になったと判定した場合(S316−8におけるYES)、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローが正常であると判定し(S316−10)、当該上流側パージ流路異常判定処理を終了する。また、異常判定部158は、圧力が上流圧力閾値以下にならなかったと判定した場合(S316−8におけるNO)、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローが異常であると判定する(S316−12)。異常判定部158は、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローに異常があると判定した場合、表示部に上流側パージ流路異常判定処理時パージフローの異常を報知し(S316−14)、当該上流側パージ流路異常判定処理を終了する。なお、上流側パージ流路異常判定処理を終了する際に、スイッチングバルブ134がOFF状態にされ、また、ポンプ136が停止される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態において、上流側パージ流路異常判定処理が行われる際、ポンプ136がポンプ制御部156により駆動されている間に、第1圧力センサ138が圧力を検出するようにしたが、これに限るものではない。上流側パージ流路異常判定処理が行われるとき、または、上流側パージ流路異常判定処理が行われる前に、ポンプ制御部156は、少なくともベーン136gがカムリング136aの内側面136dに当接するまでポンプ136を駆動させ、その後、ポンプ136を停止させるようにしてもよい。そして、異常判定部158は、ポンプ136が停止した後に、第1圧力センサ138により検出される圧力に基づいて、上流側パージ流路異常判定処理時パージフローの異常を判定してもよい。
このように、少なくともベーン136gがカムリング136aの内側面136dに当接するまでポンプ136を駆動させることにより、吸気口136bと排気口136cとが遮断状態になれば、上流側吸気流路20a内の負圧だけで異常を検出することができる程度に、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力を低下させることができる。ただし、上流側吸気流路20a内の負圧だけでは、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力の低下速度が遅くなってしまうので、ポンプ136を駆動させ続ける方が、上流側パージ流路異常判定処理時パージフロー内の圧力の低下速度を早め、より早期に異常を検出することができる。
また、上記実施形態において、バルブ制御部154が、上流側バルブ122および下流側バルブ124の開閉状態を切り換えるようにしたが、これに限るものではない。上流側バルブ122および下流側バルブ124は逆止弁などの構造が適用され、設けられている位置での圧力に基づいて開閉するようにしてもよい。
本発明は、燃料タンクで発生する蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に利用できる。
10 エンジン(内燃機関)
20 吸気流路
100 蒸発燃料処理装置
110 燃料タンク
112 キャニスタ
114 ベーパ流路
116 上流側パージ流路
118 下流側パージ流路
120 ガス流路
122 上流側バルブ
124 下流側バルブ
136 ポンプ
136a カムリング
136b 吸気口
136c 排気口
136d 内側面
136e ロータ
136f 溝
136g ベーン
138 第1圧力センサ(ガス流路圧力検出部)
154 バルブ制御部
156 ポンプ制御部
158 異常判定部

Claims (2)

  1. 吸気を過給する過給機が内燃機関の吸気流路に設けられた車両の蒸発燃料処理装置であって、
    ベーパ流路を介して燃料タンクに連通され、該燃料タンクから発生した蒸発燃料を吸着させるキャニスタと、
    前記吸気流路における前記過給機より上流側である上流側吸気流路と前記キャニスタとを連通させる上流側パージ流路と、
    前記吸気流路における前記過給機より下流側である下流側吸気流路と前記キャニスタとを連通させる下流側パージ流路と、
    前記上流側パージ流路に設けられ、前記上流側吸気流路の圧力が負圧となった場合に該上流側パージ流路を連通させる開状態となり、該上流側吸気流路の圧力が正圧となった場合に該上流側パージ流路を閉鎖させる閉状態となる上流側バルブと、
    前記下流側パージ流路に設けられ、前記下流側吸気流路の圧力が負圧となった場合に該下流側パージ流路を連通させる開状態となり、該下流側吸気流路の圧力が正圧となった場合に該下流側パージ流路を閉鎖させる閉状態となる下流側バルブと、
    一端が大気に開放され、他端が前記キャニスタに接続されたガス流路と、
    前記ガス流路に設けられ、該ガス流路における前記キャニスタ側の空気を吸気するポンプと、
    前記ポンプを駆動させるポンプ制御部と、
    前記ガス流路における前記キャニスタと前記ポンプとの間に設けられ、該ガス流路の圧力を検出するガス流路圧力検出部と、
    前記ガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、前記上流側パージ流路および前記下流側パージ流路の異常を判定する異常判定部と、
    を備え、
    記異常判定部は、
    前記上流側バルブが開状態となり、かつ、前記ポンプ制御部によって前記ポンプが駆動された後に前記ガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、前記上流側パージ流路の異常を判定し、
    前記下流側バルブが開状態となり、かつ、前記ポンプが駆動されていない状態のままで、前記ガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、前記下流側パージ流路の異常を判定することを特徴とする蒸発燃料処理装置。
  2. 前記ポンプは、
    ロータがカムリングに対して偏心して設けられ、該ロータに形成された溝に摺動可能に設けられたベーンが該ロータの回転による遠心力により突出し、該カムリングの内側面に当接しながら該ロータが回転されるベーンポンプであり、
    前記ポンプ制御部は、
    前記上流側バルブが開状態となり、前記異常判定部により前記上流側パージ流路の異常が判定されるとき、または、該異常判定部により該上流側パージ流路の異常が判定される前に、前記ベーンが前記カムリングの内側面に当接するまで前記ロータを回転させることで前記ポンプの吸気口と該ポンプの排気口とを遮断させ、
    前記異常判定部は、
    前記上流側バルブが開状態となり、かつ、前記ポンプの吸気口と該ポンプの排気口とを遮断させた状態で前記ガス流路圧力検出部により検出される圧力に基づいて、前記上流側パージ流路の異常を判定することを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
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