JP6000127B2 - 有機el装置 - Google Patents

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Description

本発明は有機EL装置及び有機EL装置の製造方法に関する。本発明は、交流を使用して発光させることができる有機EL装置に関するものであり、装置の単純化を実現することが可能なものである。
次世代の照明装置として、有機EL(Electro Luminescence)装置が注目され、多くの研究がなされている。
有機EL装置は、ガラス基板や透明樹脂フィルムの基材に、有機化合物等で構成される有機EL素子を積層したものである。有機EL素子は、陽極と陰極との間に有機発光層を設けた発光素子である。有機発光層は、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等から構成されている。
有機EL装置は、本来、直流電圧を印加して発光させる機器であると言える。即ち、有機EL素子にはP型半導体とN型半導体の結合部分があり、有機EL素子はダイオード特性を有したデバイスである。そのため有機EL素子には前記した様に極性があり、P型半導体側がプラスであり、N型半導体側がマイナスとなる様に電力が供給された場合にのみ発光し、逆の場合には発光しない。従って、有機EL素子に商用の交流電圧を印加すると、順方向電圧となる半周期では点灯し、逆方向電圧となる残る半周期の間は消灯状態となるため、人が見た場合にちらつき(点滅)を生じてしまう。
そこで有機EL装置に整流回路を付加する構成が考えられる。特許文献1には、整流回路を備えた有機EL照明装置(以下、単に有機EL装置と称する)が開示されている。特許文献1に記載の有機EL装置は、外部電源として交流電源を用いているにも関わらず、整流回路で全波整流を行うことで、ちらつき(点滅)を抑制している。さらに、整流回路を有機EL素子に一体的に設けたことにより、有機EL装置の小型化を実現できるとされている。
特開2009−295487号公報
ところが、特許文献1に記載された有機EL装置では、整流回路が必須の構成であり、構造が複雑なものとならざるを得ず、製造工程が過度に増えてしまうという不満がある。即ち有機EL装置の内、有機EL素子部分は、ガラス基板に所定の層を成膜することによって作られるのに対し、整流回路は、これとは別途の製造工程によって製造される。そのため製造工程が過度に増えてしまう。また特許文献1に記載された有機EL装置では、整流回路を取り付けるための方策が必要となり、構造が複雑となる。さらには、特許文献1に記載された有機EL装置では、整流回路が必須の構成であるから、有機EL素子部分とは別に整流回路の設置位置を確保する必要があり、有機EL装置の小型化に物理的な限界がある。
上記した現状に鑑み、本発明は、交流によって発光させることが可能であり、且つ構造が簡単であって製造工程の増加が少なく、さらに全体形状の小型化を図ることができる有機EL装置及び有機EL装置の製造方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するための発明の様相は、給電部と有機EL素子形成部とを有し、有機EL素子形成部は、複数の単位EL素子が一枚の基材上に形成されており、前記単位EL素子が複数個電気的に順方向に直列接続された直列接続部が複数存在し、複数の直列接続部が給電部に対して電気的に並列に接続されており、並列に接続された直列接続部には、給電部に対して極性が逆に接続されているものが混在していることを特徴とする有機EL装置である。
本様相では、単位EL素子の直列接続部が、給電部に対して並列に接続されており、且つ並列に接続された直列接続部には給電部に対する極性が逆のものが混在している。つまり電気的に逆並列となる直列接続部が存在する。その結果、複数の直列接続部を、交流電圧で交互に発光させることができ、全体としてのちらつき(点滅)を生じさせない。即ち交流電圧を整流せずに複数の直列接続部に印加しても、実質的にちらつきが気にならない程度に全体を発光させることができるため、別途の整流回路は不要である。
そのため本発明の有機EL装置は、製造工程の増加が少なく、且つ構造が簡単であって装置の小型化を図ることができる。
本様相の具体的な態様の一つは、複数の単位EL素子が見かけ上直列に接続された単位EL素子列を有し、前記単位EL素子列を中途分割して複数の直列接続部を形成し、分割して形成された前記直列接続部が給電部に対して電気的に並列に接続された構成を備えている。
本構成の有機EL装置では、複数の単位EL素子が見かけ上直列に接続された単位EL素子列がある。ここで「見かけ上直列に接続された」とは、これだけを単体で取り出した場合には、電気的に直列となっている構造である。本構成の有機EL装置では、単体で取り出した場合に電気的に直列となった「単位EL素子列」を作り、これを電気的に分割して、分割した個々の部位を「直列接続部」として機能させる。
有機EL装置は、単位EL素子列の中央側と、単位EL素子列の両端から当該単位EL素子列に給電されるものであることが推奨される。
ここで「中央側」とは、端部を除くという意味であり、中心に限定されるものではない。本構成では、複数の単位EL素子が直列接続された単位EL素子列において、中央側と両端から給電される。その結果、単位EL素子列を電気的に二分割することができる。なお電気的に分割された部位もそれぞれ複数の単位EL素子を有し、複数の単位EL素子が直列接続されているから、「直列接続部」の構成要件を備えている。そして本発明では、分割して形成された直列接続部同士を逆並列に接続することができる。本発明では、一方の端部と中央部によって単位EL素子に例えば順方向の直列接続部が構成され、他方の端部と中央部によって単位EL素子に例えば逆方向の直列接続部が構成される。そのため交流を印加すると、中央部を境として両側の直列接続部が電気的に交互に順方向となり、中央部を境として両側の直列接続部が交互に発光する。この様に本発明は、所定の位置に給電部を設けるだけで、一枚の基材上に形成された単位EL素子列を自在に分割可能であるため、汎用性に優れている。
また有機EL装置は、複数の単位EL素子が見かけ上直列に接続された単位EL素子列を複数有し、前記単位EL素子列をそれぞれ一つの直列接続部として給電部に対して電気的に並列に接続された構成を備えたものであってもよい。
本構成の有機EL装置では、一列の単位EL素子を一つの直列接続部として機能させている。
また前記した構成を複合したもので有機EL装置であってもよい。複合形の有機EL装置は、複数の単位EL素子が見かけ上直列に接続された単位EL素子列を複数有し、前記単位EL素子列の1列又は複数列は、前記単位EL素子列を中途分割して複数の直列接続部を形成し、他の単位EL素子列の内の1列又は複数列はそれぞれ一つの直列接続部を形成し、前記各直列接続部が給電部に対して電気的に並列に接続されていることを特徴とする有機EL装置である。
本構成の有機EL装置では、一つの単位EL素子列を分割して直列接続部を形成した部位と、一列の単位EL素子を一つの直列接続部として機能させる部位とが混在している。
また有機EL装置は、並列に接続された直列接続部において、一つの直列接続部が有する単位EL素子と、他の直列接続部が有する単位EL素子とが並列に接続され、ブリッジ回路が形成されていることが推奨される。
複数の単位EL素子が直列に接続されている場合、単位EL素子に電荷が蓄積され、寿命の低下を招くことがある。
本構成の有機EL装置で採用する「ブリッジ回路」では、一つの直列接続部が有する単位EL素子と、他の直列接続部が有する単位EL素子とが並列に接続されている。つまり、一対の単位EL素子列において、単位EL素子同士が一対一で並列に接続されており、極性が相互に異なっている。
その結果、一方の単位EL素子に順方向電圧が印加された場合、他方の単位EL素子には逆バイアスが印加される。すなわち、直列接続部の中間部にある単位EL素子に対して、個別に逆バイアスの印加が可能となり、単位EL素子一つひとつに電荷が蓄積されることがなくなる。
ここで逆バイアスとは、単位EL素子が本来的に有しているPN結合部に対して逆方向に電圧を印加することである。すなわちP側が負、N側が正となる様に電圧を印加する。
本構成の有機EL装置によれば、単位EL素子の長寿命化を図ることができる。
また有機EL装置の各単位EL素子には、陽極として機能する部位と陰極として機能する部位があり、前記並列に接続された直列接続部において、一つの直列接続部に属する単位EL素子と他の直列接続部に属する単位EL素子の陽極として機能する部位同士、または陰極として機能する部位同士の少なくともいずれかが、電気的に接続されていることが推奨される。
本構成によると、単位EL素子に逆バイアスを印加することができる。
また有機EL装置は、基材上に少なくとも第一電極層と、有機発光層と、第二電極層とが積層され、第一電極層は第一分離溝によって複数の小片に分離され、有機発光層は発光分離溝によって複数の小発光領域に分割され、第二電極層は第二分離溝によって複数の小片に分離されており、第一電極層の小片と、小発光領域と、第二電極層の小片とによって単位EL素子が構成されたものであることが推奨される。
本構成で採用する「第一電極層の小片と、小発光領域と、第二電極層の小片とによって構成される単位EL素子」は、第一分離溝と、発光分離溝と、第二分離溝とによって区分されたものである。すなわち、「溝」という加工が容易な構成で、一枚の基材上を区分するだけで、複数の単位EL素子を設けることができるため、生産性に優れている。
有機EL装置は、少なくとも1つの単位EL素子に属する第二電極層の小片の一部が、別の単位EL素子に属する第一電極層の小片にまで延びて接続されているものであることが推奨される。
ここで「第二電極層の小片の一部が、別の単位EL素子が有する第一電極層の小片にまで延びて接続されている」とは、第一分離溝を、第二電極層を構成する導電体等で埋めた状態を指している。この構成は、単位EL素子が直列に接続された単位EL素子列である。つまり、接続用の別の導電体を用意しなくとも、第二電極層を積層する際に、第一分離溝も併せて埋めるだけで、単位EL素子列を設けることができるため、生産性に優れている。
有機EL装置の直列接続部は、単位EL素子に属する第二電極層の小片の一部が、隣接する単位EL素子に属する第一電極層の小片にまで延びることによって、隣接する単位EL素子同士が順次電気的に順方向に直列接続されたものであり、基板上に複数の直列接続部が並列的に配され、基板を平面視したとき前記隣接する直列接続部は基板に対する電気的順方向が逆転しており、隣接する直列接続部の単位EL素子に属する第二電極層の小片同士が電気的に接続されていることが推奨される。
本構成によると、単位EL素子に逆バイアスを印加することができる。
また有機EL装置は、基板上に少なくとも2列以上の第一電極層があり、当該2列以上の第一電極層は電気的に絶縁されており、各列の第一電極層に、有機発光層と、第二電極層とが積層され、各第一電極層は第一分離溝によって複数の小片に分離され、有機発光層は発光分離溝によって複数の小発光領域に分割され、第二電極層は第二分離溝によって複数の小片に分離されており、前記第二電極層の小片は隣接する列の第一電極層上に積層された第二電極層の小片と電気的に接続されていることが望ましい。
本構成によると、単位EL素子に逆バイアスを印加することができる。
有機EL装置の第二電極層は、2列以上の第一電極層に跨がって積層されており、第二分離溝は2列以上の第一電極層に跨がる領域に連続し、前記第二分離溝によって第二電極層が複数の領域に区分され、各区分内に一列の第一電極層を含む一つの第二電極層の小片と隣接する列の第一電極層を含む一つの第二電極層の小片とが含まれることが推奨される。
本構成によると、単位EL素子に逆バイアスを印加することができる。
前記した第二分離溝はずれた位置にある直線とこれを結ぶ線によって構成されていることが望ましい。
本発明のもう一つの様相は、上記いずれかに記載の有機EL装置の製造方法であり、前記第一分離溝と、発光分離溝と、第二分離溝とを、レーザー光線を照射することによって形成することが推奨される。
一般的に、半導体素子を基材上に形成する場合には、所望する回路が穿孔されたメタルマスクで基材のマスキングを行い、所望の材料を蒸着する方策が採用される。ところが、複数の層が積層される単位EL素子においては、層の数だけメタルマスクが必要であり、コストがかさむ。また、基材とメタルマスクとの位置合わせが煩わしいという問題があった。
本態様の有機EL装置の製造方法においては、基材に第一電極層と、有機発光層と、第二電極層とを積層し、レーザー光線で各層の不要な部分をスクライブし、前記溝を形成するだけで、所望する単位EL素子並びに単位EL素子列を形成することが可能である。その結果、従来必要であったメタルマスクが不要となる。
本発明の有機EL装置及び有機EL装置の製造方法によれば、製造工程の増加が少なく、且つ有機EL装置自体の構造が簡単であって装置の小型化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る有機EL装置を概念的に表示した有機EL装置の平面図である。 図1の有機EL装置の正面断面図である。 図1の有機EL装置を示す電気回路図であり、(a)は各素子の配置状態を示し、(b)は(a)の等価回路である。 本発明の他の実施形態に係る有機EL装置を概念的に表示した有機EL装置の平面図である。 図4の有機EL装置の正面断面図である。 図4の有機EL装置を示す電気回路図であり、(a)は各素子の配置状態を示し、(b)は(a)の等価回路であるブリッジ回路を示す。 本発明の実施形態に係る有機EL装置の製造方法を示す概念図であり、(a)はガラス基板の上に第一電極層を積層した状態、(b)は第一電極層に第一分離溝を形成した状態、(c)は第一電極層の上に有機発光層を積層した状態、(d)は有機発光層に発光分離溝を形成した状態、(e)は有機発光層の上に第二電極層を積層した状態、(f)は第二電極層に第二分離溝を形成した状態である。 本発明のさらに他の実施形態の有機EL装置の等価回路であるブリッジ回路図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る有機EL装置を概念的に表示した有機EL装置の平面図である。 図9の有機EL装置の正面断面図である。 図9の有機EL装置の第二電極層を示す平面図であり、溝によって区分されたエリアを示す。 図9の有機EL装置を示す電気回路図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る有機EL装置の第二電極層を示す平面図であり、溝によって区分されたエリアを示す。 図13の有機EL装置を示す電気回路図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る有機EL装置を概念的に表示した有機EL装置の平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る有機EL装置及び有機EL装置の製造方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本発明が制限して理解されるべきではない。
図1、図2に示す有機EL装置1は、ガラス基板(基材)2の上に、給電部7と、有機EL素子形成部8とが設けられたものである。
また有機EL素子形成部8は、図2に示すように第一電極層(陽極)たる表面電極層3と、有機発光層4と、第二電極層(陰極)たる裏面電極層5とが順番に積層された領域である。
表面電極層3は、従来公知のITO(酸化インジウム)やZnO(酸化亜鉛)等の透明導電膜で構成された層である。表面電極層3には、複数の第一分離溝11が設けられており、第一分離溝11によって表面電極層3が表面電極小片3a〜3eに区分されている。なお、第一分離溝11には、有機発光層4の一部が進入している。
表面電極小片3a〜3eの内、両端部の表面電極小片3a,3eは、端部側電力供給部36,37として機能する。また他の表面電極小片3b〜3dは、単位EL素子の陽極側電極として機能する。
有機発光層4は、従来公知の正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等から構成された発光層である。有機発光層4には、複数の発光分離溝12が設けられており、発光分離溝12によって有機発光層4が小発光領域4a〜4eに区分されている。なお、発光分離溝12には、裏面電極層5の一部が進入している。
裏面電極層5は、従来公知の導電性金属で構成された層である。裏面電極層5には、複数の第二分離溝13が設けられており、当該第二分離溝13によって裏面電極小片5a〜5eに区分されている。そして各裏面電極小片5a〜5eは、単位EL素子の陰極側電極として機能する。
なお、裏面電極小片5bは、裏面電極層5の略中央に位置している。裏面電極小片5bは、小発光領域4b,4cに跨って位置している。また前記した中央の裏面電極小片5bは、他の裏面電極小片5a,5c,5dに比べて幅が広い。本実施形態では、裏面電極小片5bは、中央側電力供給部30を構成している。
前述の通り、表面電極層3と、有機発光層4と、裏面電極層5とは、各々第一分離溝11と、発光分離溝12と、第二分離溝13とで区分されており、各々表面電極小片3a〜3eと、小発光領域4a〜4eと、裏面電極小片5a〜5eとに分割されている。
そして表面電極小片3aと、小発光領域4aと、裏面電極小片5aとは、極性を有した一つの発光素子である第1単位EL素子20aを構成している。即ち第1単位EL素子20aは、表面電極小片3aを陽極とし裏面電極小片5aを陰極として通電すると発光し、逆方向に通電すると消灯状態となる。
同じく、表面電極小片3bと、小発光領域4bと、裏面電極小片5bとは第2単位EL素子20bを構成している。第2単位EL素子20bは、表面電極小片3bを陽極とし裏面電極小片5bを陰極として通電すると発光し、逆方向に通電すると消灯状態となる。
同様に、表面電極小片3cと、小発光領域4cと、裏面電極小片5cとは第3単位EL素子20cを構成し、表面電極小片3dと、小発光領域4dと、裏面電極小片5dとは第4単位EL素子20dを構成している。第3単位EL素子20c及び第4単位EL素子20dについても、表面電極小片3c,3dを陽極とし裏面電極小片5c,5dを陰極として通電すると発光し、逆方向に通電すると消灯状態となる。
そして第1単位EL素子20aから第4単位EL素子20dは、連続して並んでおり、単位EL素子列26を構成している。
そして第1単位EL素子20aの陰極たる裏面電極小片5aは、発光分離溝12aを経て隣接する第2単位EL素子20bの表面電極小片3b(第一電極層)にまで延びて接続されている。即ち第1単位EL素子20aの陰極たる裏面電極小片5aは、第2単位EL素子20bの陽極たる表面電極小片3bに接続されている。そのため第1単位EL素子20aと第2単位EL素子20bとは直列に接続されている。即ち第1単位EL素子20aと第2単位EL素子20bによって第1直列接続部25aが形成されている。
一方、有機EL装置1の図面右側に注目すると、第3単位EL素子20cの陰極たる裏面電極小片5cは、第4単位EL素子20dの陽極たる表面電極小片3dに接続されている。そのため第3単位EL素子20cと第4単位EL素子20dとは直列に接続されている。即ち第3単位EL素子20cと第4単位EL素子20dとによって第2直列接続部25bが形成されている。
また第4単位EL素子20dの陰極たる裏面電極小片5dは、表面電極層の末端たる表面電極小片3eに接続されている。
中央の裏面電極小片5bは、前記した様に、第2単位EL素子20bの陰極として機能するが、隣接する第3単位EL素子20cの陽極たる表面電極小片3cとも電気的に接続されている。
本実施形態では、前記した様に、第2単位EL素子20bの陰極たる裏面電極小片5bが、第3単位EL素子20cの陽極たる表面電極小片3cと電気的に接続されているから、単位EL素子列26を単独で取り出すと、第1単位EL素子20aから第4単位EL素子20dまでの4個の単位EL素子20a,20b,20c,20dが、直列に接続されている。
即ち単位EL素子列26は、4個の単位EL素子20a,20b,20c,20dが、見かけ上直列に接続されたものである。
ガラス基板(基材)2には、さらに給電部7と有機EL素子形成部8とを接続する内部配線31,32,33が設けられている。
即ちガラス基板(基材)2には、二つの給電用端子15,16が設けられ、当該二つの給電用端子15,16で給電部7が構成されている。
そして給電部7の一方の端子15は、内部配線31を介して裏面電極層5の略中央に設けられた中央側電力供給部30(第2単位EL素子20bの裏面電極小片5b)に接続されている。
また給電部7の他方の給電用端子16は、内部配線32,33に分岐され、単位EL素子列26の端部側電力供給部36,37(両端部の表面電極小片3a,3e)に各々接続されている。
即ち給電部7の他方の給電用端子16は、第1単位EL素子20aの陽極たる表面電極小片3aと、表面電極小片3eとに接続されている。そして表面電極小片3eは第4単位EL素子20dの陰極5dと導通する。
つぎに、有機EL装置1の外部配線及び全体の回路構成について説明する。
有機EL装置1は、図1、図2の様に電源装置35から給電される。ここで電源装置35は、交流電源であり、2個の端子17,18を有し、両端子の間に交流を発生させる。そして電源装置35の一方の端子17と有機EL装置1の給電用端子15とが外部配線21によって接続されている。
また電源装置35の他方の端子18と有機EL装置1の給電用端子16とが外部配線22によって接続されている。
そのため、有機EL装置1は、電源装置35及び外部配線21,22を含めて図3(a)に示す回路記号で表すことができる。また図3(a)に示す回路は、図3(b)に示す等価回路で表わすことができる。図3(b)の等価回路に示す通り、単位EL素子列26は電気的に二分割され、直列接続部25a,25bとなる。直列接続部25a,25bは電気的に並列に接続されており、極性が相互に異なっている。
次に、有機EL装置1の動作状態について説明する。
電源装置35によって所望する交流電圧を印加する。そして第1直列接続部25aに順方向の電圧が印加されると、第1単位EL素子20aの表面電極小片3a側がプラス側となり、第2単位EL素子20bの裏面電極小片5bがマイナス側となる。このとき、第1単位EL素子20aの陽極たる表面電極小片3a側がプラス側となるから、小発光領域4aに順方向に電流が流れる。また第1単位EL素子20aの裏面電極小片5aから第2単位EL素子20bの表面電極小片3bに向かって電流が流れ、第2単位EL素子20bの小発光領域4bについても順方向に電流が流れる。そのため第1直列接続部25aの小発光領域4a,小発光領域4bが共に発光する。
このとき、隣の直列接続部25bは、第3単位EL素子20cの陽極たる表面電極小片3cがマイナス側となり、第4単位EL素子20dが陰極たる裏面電極小片5dがプラス側となるので、消灯状態となる。
次に、電源装置35の電流の極性が変わると、先に消灯していた第2直列接続部25bが発光し、先に点灯していた第1直列接続部25aが消灯する。
以上のように、有機EL装置1によれば、従来必要だった整流回路を用いることなく、一対の直列接続部25a,25bを交流電圧で交互に発光させることができる。
本発明の実施形態に係る有機EL装置1によれば、整流回路が不要であるため、小型化を確実に図ることができる。
なお図4、図5に示す様に、前記した有機EL装置1に内部配線34を付加すると、有機EL装置1の寿命を延ばすことができる。
以下、本発明の他の実施形態に係る有機EL装置1'について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、先の実施形態と同一の部材には同一の番号を付して重複した説明を省略する。
図4、図5に示す有機EL装置1’では、第1単位EL素子20aの陰極たる裏面電極小片5aと、第3単位EL素子20cの陰極たる裏面電極小片5cは、内部配線34で接続されている。
そのため、有機EL装置1'は、電源装置35及び外部配線21,22を含めて図6(a)に示す回路記号で表すことができる。また図6(a)に示す回路は、図6(b)に示す等価回路で表すことができる。図6(b)の等価回路に示す通り、単位EL素子列26は電気的に二分割され、直列接続部25a,25bとなる。直列接続部25a,25bは電気的に並列に接続されており、極性が相互に異なっている。
また、直列接続部25a,25bは、配線34で結合されており、単位EL素子20a〜20dはブリッジ回路40を構成している。つまり、単位EL素子20aは、単位EL素子20dに並列に接続されており、両者は極性が相互に異なっている。同じく、単位EL素子20bは、単位EL素子20cに並列に接続されており、両者は極性が相互に異なっている。
本実施形態では、ブリッジ回路40に電流を印加し、第1直列接続部25aに順方向の電圧が印加されると、一方の第2直列接続部25bには逆バイアス(逆電圧)が印加される。つまり、第1直列接続部25aに順方向の電圧が印加されると、第1単位EL素子20aの表面電極小片3a側がプラス側となり、第2単位EL素子20bの裏面電極小片5bがマイナス側となる。このとき、第1単位EL素子20aの陽極たる表面電極小片3a側がプラス側となるから、小発光領域4aに順方向に電流が流れる。また第1単位EL素子20aの裏面電極小片5aから第2単位EL素子20bの表面電極小片3bに向かって電流が流れ、第2単位EL素子20bの小発光領域4bについても順方向に電流が流れる。そのため第1直列接続部25aの小発光領域4a,小発光領域4bが共に発光する。
このとき、隣の直列接続部25bは、第3単位EL素子20cの陽極たる表面電極小片3cがマイナス側となり、第4単位EL素子20dの陰極たる裏面電極小片5dがプラス側となるので、消灯状態となる。
ただし前記した様に、第1単位EL素子20aの陰極たる裏面電極小片5aと、第3単位EL素子20cの陰極たる裏面電極小片5cは、配線34で接続されているから、消灯側の第2直列接続部25bを構成する第3単位EL素子20cと第4単位EL素子20dには、個々に逆バイアスが印加される。
この様に本実施形態では、一方の第1直列接続部25aが発光している間、他方の第2直列接続部25bには、単位EL素子20d,20cのそれぞれに逆バイアスが印加される。
次に、電源装置35の電流の極性が変わると、先に消灯していた第2直列接続部25bが発光し、先に点灯していた第1直列接続部25aが消灯する。またこのとき、第1直列接続部25aを構成する単位EL素子20a,20bのそれぞれに逆バイアスが印加される。
以上のように、有機EL装置1,1’によれば、従来必要だった整流回路を用いることなく、一対の直列接続部25a,25bを交流電圧で交互に発光させることができる。
本発明の実施形態に係る有機EL装置1,1'によれば、整流回路が不要であるため、小型化を確実に図ることができる。
次に、有機EL装置1,1’の製造方法について、図7(a)〜(f)を用いて説明する。
まず、図7(a)に示すように、ガラス基板2に表面電極層3を積層する。
そして、図7(b)に示すように、レーザー装置50から表面電極層3にレーザー光線を照射し、複数の第一分離溝11を形成する。
その結果、表面電極層3は、表面電極小片3a〜3eに区分される。なお、第2直列接続部25bを挟む第一分離溝11bと第一分離溝11cの間隔は他の間隔よりも広げられており、第2直列接続部25bを構成する表面電極小片3cの幅は、他の表面電極小片3a,b,dよりも広い。
レーザー装置50で用いるレーザー光線は、YAGの第二高調波(532nm)である。
続いて、図7(c)に示すように、真空蒸着法等により、表面電極層3の上に有機発光層4を蒸着して積層する。
そして、図7(d)に示すように、レーザー装置50で、ガラス基板2側から有機発光層4にレーザー光線を照射し、複数の発光分離溝12を形成する。その結果、有機発光層4は、小発光領域4a〜4eに区分される。
なお、表面電極小片3c上の発光分離溝12bは、他の発光分離溝12a,12c,12dよりも広い。
続いて、図7(e)に示すように、有機発光層4の上に裏面電極層5を積層する。
そして、図7(f)に示すように、レーザー装置50で、ガラス基板2側から裏面電極層5にレーザー光線を照射し、複数の第二分離溝13を形成する。その結果、裏面電極層5は、裏面電極小片5a〜5eに区分される。
なお第2単位EL素子20bを挟む第二分離溝13bと第二分離溝13cの間隔は他の間隔よりも広げられており、第2単位EL素子20bを構成する裏面電極小片5bの幅は、他の表面電極小片3a,c,dよりも広い。
上記の通り、図7(a)〜(f)の工程を経た結果、ガラス基板2上に、単位EL素子20a〜20d及び直列接続部25a,25bが形成され、有機EL装置1の有機EL素子形成部8が完成する。なお内部配線31,32,33が無い状態においては、直列接続部25a,25bは直列に接続されて、単位EL素子列26が構成されている。
以上の製造方法は、レーザー光線を照射する間隔を変更するだけで、2個の直列接続部25a,25bを形成することができ、基材のマスキングが不要である。
以上説明した実施形態は、説明を簡単にするために、直列接続部25a,25bは、それぞれ2個の単位EL素子20を直列に接続したものとして説明したが、実際には、より多数の単位EL素子20が直列に接続される。また図8の等価回路で示すように、各単位EL素子20が電気的に梯子状に接続されてブリッジを構成させることが推奨される。
以上説明した実施形態では、複数の単位EL素子20を直列状に並べ、両端と中央から給電して、見かけ上、複数の単位EL素子20が直列に接続された単位EL素子列26を電気的に2列の直列接続部25a,25bに分割した。しかしながら、本発明は、1列の単位EL素子列26を電気的に2列の直列接続部25a,25bに分割する点に限定されるものではなく、より複数に分割してもよい。
また図9、図10に示す有機EL装置47のように、ガラス基板(基材)45上に物理的に複数列の単位EL素子列41,42を設け、これらを直列接続部として機能させて単純に並列に接続してもよい。以下に示す実施形態の有機EL装置47は、内部配線が無くても各単位EL素子60がブリッジ回路を構成する点で推奨される。なお図9は、作図の関係上、各溝の幅を省略し、各溝を一本の線で表現している。
図9、図10示す有機EL装置47についても、ガラス基板45に給電部67と、有機EL素子形成部80が形成されている。ただし有機EL素子形成部80は、緩衝領域63を挟んで2つの領域51,52に分割され、一方の領域51に単位EL素子列(第1直列接続部)41が形成され、他方の領域52に単位EL素子列(第2直列接続部)42が形成された構造となっている。
緩衝領域63は、図9に示すように2本の緩衝溝72a,72bによって区画された領域である。2本の緩衝溝72a,72bは、いずれも第1電極層たる表面電極層73(図10)に形成された溝であり、後記する第一分離溝75等に対して垂直方向に延びる溝である。
本実施形態では、図9の平面図の様に、2本の緩衝溝72a,72bによって表面電極層73が平面的に区分されており、2つの領域51,52の間では表面電極層73が分断されていて導通しない。
また本実施形態では、二つの領域51,52に形成される単位EL素子列(第1直列接続部)41と、単位EL素子列(第2直列接続部)42とは左右を入れ換えた関係にあり、全体の極性が逆になっている。
本実施形態においても、前記した実施形態と同様に、表面電極層73に第一分離溝75a〜75fが形成されている。
また有機発光層76には、発光分離溝62a〜62fが形成されている。さらには、第二電極層たる裏面電極層78に第二分離溝80a〜80fと、渡り溝82a〜82cが設けられている。
本実施形態の有機EL装置47では、2つの領域51,52に形成された各溝は、中央の2本の発光分離溝(62a−62e,62b−62f)だけが直線的に連続していて二つの領域51,52を跨いでいる。
即ち発光分離溝62aと発光分離溝62eとは、一列の直線状に連通している。また発光分離溝62bと発光分離溝62fとは、一列の直線状に連通している。
一方、領域51においては、もう一本の発光分離溝62cが図面右側の位置にあり、領域52においては、もう一本の発光分離溝62dが図面左側にある。
また第一分離溝75a〜75fは、2つの領域51,52の間では不連続である。即ち図面上側の領域51では、中央左寄りの発光分離溝62aの左側に第一分離溝75aがあるが、図面下側の領域52では、中央左寄りの発光分離溝62eの右側に第一分離溝75eがある。
同様に、図面上側の領域51では、中央右寄りの発光分離溝62bの左側に第一分離溝75bがあるが、図面下側の領域52では、中央右寄りの発光分離溝62fの右側に第一分離溝75fがある。
また、領域51においては、もう一本の第一分離溝75cが図面右側にあり、領域52においては、もう一本の第一分離溝75dが図面左側にある。
第二分離溝80a〜80fについても、2つの領域51,52の間では不連続である。即ち図面上側の領域51では、中央左寄りの発光分離溝62aの右側に第二分離溝80bがあるが、図面下側の領域52では、中央左寄りの発光分離溝62eの左側に第二分離溝80dがある。
同様に、図面上側の領域51では、中央右寄りの発光分離溝62bの右側に第二分離溝80cがあるが、図面下側の領域52では、中央右寄りの発光分離溝62fの左側に第二分離溝80eがある。
また領域51においては、もう一本の第二分離溝80aが図面左側にあり、領域52においては、もう一本の第二分離溝80fが図面右側にある。
ただし本実施形態では、図面上側の領域51の、第二分離溝80aと下側の領域52の第二分離溝80dとの間には、渡り溝82aが設けられている。
同様に図面上側の領域51の、第二分離溝80bと下側の領域52の第二分離溝80eとの間には、渡り溝82bが設けられている。
またに図面上側の領域51の、第二分離溝80cと下側の領域52の第二分離溝80fとの間には、渡り溝82cが設けられている。
二つの単位EL素子列(直列接続部)41,42は、いずれも3個の単位EL素子60を有している。即ち単位EL素子列(第1直列接続部)41は、図面左側(図10)から第1単位EL素子60aと第2単位EL素子60bと第3単位EL素子60cとを有し、それぞれ、表面電極小片53と、小発光領域54と、裏面電極小片55とを有している。より詳細に説明すると、第1単位EL素子60aは、表面電極小片53aと、小発光領域54aと、裏面電極小片55aによって構成されている。
また第2単位EL素子60bは、表面電極小片53bと、小発光領域54bと、裏面電極小片55bによって構成されている。同様に、第3単位EL素子60cは、表面電極小片53cと、小発光領域54cと、裏面電極小片55cによって構成されている。
そして第1単位EL素子60aの裏面電極小片55aと、第2単位EL素子60bの表面電極小片53bとは、発光分離溝62aに進入した裏面電極小片55aの一部を介して電気的に接続されている。同様に、第2単位EL素子60bの裏面電極小片55bと、第3単位EL素子60cの表面電極小片53cとは、発光分離溝62bに進入した裏面電極小片55bの一部を介して電気的に接続されている。また第3単位EL素子60cの裏面電極小片55cは、発光分離溝62cに進入した裏面電極小片55cの一部を介して末端の表面電極小片53dと電気的に接続されている。
従って、第1単位EL素子60aと第2単位EL素子60bと第3単位EL素子60cとは電気的に直列に接続されている。
ここで、単位EL素子列(第1直列接続部)41においては、第1単位EL素子60aの表面電極小片53a側から、末端の表面電極小片53d側に電流が流れる方向が順方向である。即ち単位EL素子列41においては、図10の矢印の様に図面左側から右側に向かって電流が流れる方向が順方向である。
これに対してもう一つの単位EL素子列(第2直列接続部)42では、極性が逆転している。
即ち他方の単位EL素子列42は、前記した単位EL素子列41の左右を逆転させた関係にあり、図面左端に、表面電極層の末端たる表面電極小片53eがある。
単位EL素子列(第2直列接続部)42についても、図面左側から第4単位EL素子60fと第5単位EL素子60gと第6単位EL素子60hとを有し、それぞれ、表面電極小片53と、小発光領域54と、裏面電極小片55とを有している。より詳細に説明すると、第4単位EL素子60fは、表面電極小片53fと、小発光領域54fと、裏面電極小片55fによって構成されている。
同様に、第5単位EL素子60gは、表面電極小片53gと、小発光領域54gと、裏面電極小片55gによって構成されている。
また第6単位EL素子60hは、表面電極小片53hと、小発光領域54hと、裏面電極小片55hによって構成されている。
しかしながら、単位EL素子列(第2直列接続部)42では、単位EL素子60f〜hの接続関係が単位EL素子列(第1直列接続部)41とは逆であり、図面左端の表面電極小片53eが、発光分離溝62dを介して第4単位EL素子60fの裏面電極小片55fと接続されている。
また第4単位EL素子60fの陽極たる表面電極小片53fが、発光分離溝62eを介して第5単位EL素子60gの裏面電極小片55gと接続されている。
同様に、第5単位EL素子60gの陽極たる表面電極小片53gが、発光分離溝62fを介して第6単位EL素子60hの裏面電極小片55hと接続されている。
この様に、単位EL素子列42は、発光分離溝62による接続関係が単位EL素子列41とは逆であり、図10の矢印の様に、図面右側から左側に向かって電流が流れる方向が順方向である。
また有機EL装置47の裏面電極層78に注目すると、前記した様に裏面電極層78には第二分離溝80a〜80fと、渡り溝82a〜82cが設けられているから、裏面電極層78の平面は、図11の様に、A,B,C,Dの4エリアに分割されている。
即ち外郭ラインと第二分離溝80a、渡り溝82a、第二分離溝80dで構成されるラインで囲まれる範囲によってエリアAが形成されている。
また第二分離溝80a、渡り溝82a、第二分離溝80dで構成されるラインと、第二分離溝80b、渡り溝82b、第二分離溝80eで構成されるラインで囲まれる範囲によってエリアBが形成されている。
また第二分離溝80b、渡り溝82b、第二分離溝80eで構成されるラインと、第二分離溝80c、渡り溝82c、第二分離溝80fで構成されるラインで囲まれる範囲によってエリアCが形成されている。
また第二分離溝80c、渡り溝82c、第二分離溝80fで構成されるラインと外郭で構成されるラインで囲まれる範囲によってエリアDが形成されている。
そのため第1単位EL素子60aの裏面電極小片55aと、第5単位EL素子60gの裏面電極小片55gとは、同じエリアBにあり、両者は電気的に接続されている。
そのため第1単位EL素子60aの陰極たる裏面電極小片55aと、第5単位EL素子60gの陰極たる裏面電極小片55gとは、エリアBの裏面電極層78で接続されている。
同様に、第2単位EL素子60bの裏面電極小片55bと、第6単位EL素子60hの裏面電極小片55hとは、同じエリアCにあり、両者は電気的に接続されている。
そのため第2単位EL素子60bの陰極たる裏面電極小片55bと、第6単位EL素子60hの陰極たる裏面電極小片55hとは、エリアCの裏面電極層78で接続されている。
またガラス基板(基材)45には、二つの給電用端子65,66が設けられ、当該二つの給電用端子65,66で給電部67が構成されている。
そして本実施形態では、二つの給電用端子65,66が内部配線68,70によってそれぞれの単位EL素子列41,42の両端の表面電極小片53a,53d,53e,53hに接続されている。
本実施形態の有機EL装置47の等価回路は、図12の通りである。
そのため一方の第1単位EL素子列41が発光している間、第2単位EL素子列42には、単位EL素子60f,60g,60hのそれぞれに逆バイアスが印加される。
次に、電源装置35の極性が変わると、先に消灯していた第2単位EL素子列42が発光し、先に点灯していた第1単位EL素子列41が消灯する。またこのとき、第1単位EL素子列41を構成する単位EL素子60a,60b,60cのそれぞれに逆バイアスが印加される。
本実施形態の有機EL装置47についても、レーザー光線を照射する間隔を変更するだけで、2個の単位EL素子列を形成することができる。
ただし、ガラス基板45を二つの領域51,52に区分するために、二つの領域51,52の中間部に緩衝領域63を設ける必要がある。
また緩衝領域63を設けることによって、レーザー光線による溝の形成が容易となる。即ち本実施形態の有機EL装置47では、二つの領域51,52で溝の位置が違う。そのため溝をガラス基板45の両端に渡って切り込むことができない。
一方、レーザー光線を使用して各層に溝を形成する場合、レーザーを発生させつつ、ガラス基板45とレーザー発生装置を相対的に直線移動させる必要があるが、溝形成の中途でレーザー光線の照射を停止させることは困難である。即ちレーザーによって溝を形成する場合には、一定の領域を端から端まで溝を切り抜かねばならない。ここで、二つの領域51,52の中間部に緩衝領域63があるならば、ガラス基板45の端部から、緩衝領域63に至る領域に溝を形成し、緩衝領域63でレーザーの発光を停止させることができる。
また緩衝領域63を設ける方策に加えて、または緩衝領域63を設ける方策に代えて、一方の領域に溝を形成する間、他方の領域を不透明な部材で覆う方法も有効である。
例えば、領域51に溝を形成する際に、他の領域52とレーザー装置との間を不透明の板で覆う。その結果、レーザー光が、領域52に至っても、板によってレーザー光が遮られ、領域52には溝ができない。
そのためレーザー光線を利用する溝形成によって複数の単位EL素子列を形成することができる。
図11、図12で説明した実施形態では、単位EL素子列41,42に設けられた第二分離溝80a〜80fはずれた位置にある直線である。
即ち単位EL素子列41に設けられた第二分離溝80aと単位EL素子列42に設けられた第二分離溝80dとはずれた位置にあり、これを渡り溝82aによって接続している。
図11、図12で説明した実施形態によると、図12の等価回路の様に、単位EL素子列41側のPN結合たる単位EL素子60aの、N側たる裏面電極小片55aと、単位EL素子列42側のPN結合たる単位EL素子60gの、N側たる裏面電極小片55gとが、エリアBの裏面電極層78で結合されている。
同じく、単位EL素子列41側のPN結合たる単位EL素子60bの、N側たる裏面電極小片55bと、単位EL素子列42側のPN結合たる単位EL素子60hの、N側たる裏面電極小片55hとが、エリアCの裏面電極層78で結合されている。
しかしながら本発明は、この様な折れ線状の第二分離溝80a〜80f等を備えるものに限定される訳ではなく、図13に示すように、単位EL素子列41,42に設けられた第二分離溝80a〜80fを直線で結んでもよい。
図13に示す実施形態では、第二分離溝80a〜80fによって、裏面電極層78の平面は、図13の様に、E,F,G,Hの4エリアに分割されることとなる。
本実施形態の有機EL装置49の等価回路は、図14の通りである。
本実施形態の有機EL装置49では、図14の等価回路の様に、単位EL素子列41側のPN結合たる単位EL素子60aの、N側たる裏面電極小片55aと、単位EL素子列42側のPN結合たる単位EL素子60fの、N側たる裏面電極小片55fとが、エリアFの裏面電極層78で結合されている。
同じく、単位EL素子列41側のPN結合たる単位EL素子60bの、N側たる裏面電極小片55bと、単位EL素子列42側のPN結合たる単位EL素子60gの、N側たる裏面電極小片55gとが、エリアGの裏面電極層78で結合される。
さらに単位EL素子列41側のPN結合たる単位EL素子60cの、N側たる裏面電極小片55cと、単位EL素子列42側のPN結合たる単位EL素子60hの、N側たる裏面電極小片55hとが、Hエリアの裏面電極層78で結合される。
この様に本実施形態の有機EL装置49でも、各単位EL素子60がブリッジ回路を構成し、消灯側の直列接続部(単位EL素子列41,42)を構成する単位EL素子60に逆バイアスが印加される。
第1の実施形態として図1、図2の様な、見かけ上複数の単位EL素子20が直列に接続された単位EL素子列26を電気的に2列の直列接続部25a,25bに分割する構成を説明し、第2の実施形態として図9、図10の様な、単位EL素子列41,42をそのまま直列接続部として機能させる構成を説明した。
しかし本発明は、先の実施形態の様に、一方だけの構成を有するものに限定されるものではなく、単位EL素子列26を電気的に分割して直列接続部25a,25bを作る部位と、単位EL素子列41,42をそのまま直列接続部として機能させる部位が併存していてもよい。図15は、この構成例を示すものである。本実施形態の有機EL装置84の各部位の構成は、先の実施形態と同一であるから、同一の部位に同一の番号を付することによって重複した説明を省略する。

Claims (5)

  1. 給電部と有機EL素子形成部とを有し、有機EL素子形成部は、複数の単位EL素子が一枚の基材上に形成されており、前記単位EL素子が複数個電気的に順方向に直列接続された直列接続部が複数存在し、複数の直列接続部が給電部に対して電気的に並列に接続されており、並列に接続された直列接続部には、給電部に対して極性が逆に接続されているものが混在しており、
    前記単位EL素子は、少なくとも第一電極層と、有機発光層と、第二電極層とを有し、
    複数の単位EL素子が見かけ上直列に接続された単位EL素子列を有し、
    前記単位EL素子列は、複数の単位EL素子が直列状に並んだものであり、
    前記単位EL素子列は、前記単位EL素子の並び方向の中途で少なくとも2つの直列接続部に分割されており、
    前記分割された2つの直列接続部のうち、一方の直列接続部は、自己の単位EL素子の第一電極層又は第二電極層を介して、他方の直列接続部と接続されており、
    前記給電部から、前記一方の直列接続部の第一電極層又は第二電極層を介して、前記分割された2つの直列接続部のそれぞれに給電可能であることを特徴とする有機EL装置。
  2. 前記分割された2つの直列接続部は、同数の単位EL素子を備えていることを特徴とする請求項1に記載の有機EL装置。
  3. 前記単位EL素子は、基材上に少なくとも第一電極層と、有機発光層と、第二電極層とが積層され、前記有機発光層が発光分離溝によって複数の小発光領域に分割されており、
    前記一方の直列接続部は、少なくとも2つの単位EL素子を有し、
    前記一方の直列接続部及び前記他方の直列接続部は、前記発光分離溝によって分割されており、
    前記一方の直列接続部の第二電極層の一部が前記発光分離溝に進入することによって前記他方の直列接続部の第一電極層と接続されており、
    前記2つの直列接続部を分割する発光分離溝の幅は、前記一方の直列接続部の前記2つの単位EL素子を分割する発光分離溝の幅よりも広いことを特徴とする請求項1又は2に記載の有機EL装置。
  4. 前記分割された2つの直列接続部が前記給電部に対して電気的に並列に接続されており、
    前記単位EL素子の並び方向において、単位EL素子列の中央側と、単位EL素子列の両端から当該単位EL素子列に給電されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の有機EL装置。
  5. 前記並列に接続された直列接続部において、一つの直列接続部に属する単位EL素子と、他の直列接続部に属する単位EL素子とが並列に接続され、ブリッジ回路が形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の有機EL装置。
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