JP5997571B2 - 設備診断評価装置 - Google Patents

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本発明は、設備の状況を診断する設備診断装置の構成を評価する設備診断評価装置に関する。
テナントビル,病院,学校などの施設には、空調,照明,防犯,防災などの設備が設置され、これら設備の運転操作および運転制御を24時間監視し、設備状況の確認を行っている。一方で、設備状況を一定の周期で収集記録し、例えば、エネルギー使用量の確認や設備自体の寿命および経年劣化などを診断する設備診断装置を導入する施設が増加している。この設備診断装置は、建築物の環境を規定する各種環境因子を測定し、測定の結果得られた測定値より各種の診断を行っている(特許文献1参照)。
特開2003−058614号公報
しかしながら、現在、用いられている設備診断装置では、診断のために複数の測定結果を必要とするため多くの測定器が必要となっている。従って、必要な測定器が設置されていない設備では、診断が実施できない場合が発生する。また、診断を実施するためには、不足している測定器を用意する必要が発生するが、測定器の追加には費用がかかる。特に、全ての診断項目の診断を実施しようとすると、非常に多くの測定器を追加する必要が発生する場合がある。一方で、対象とする設備にとって、必ずしも全ての診断項目の診断を実施する必要がない場合もある。
このため、現実的には、診断項目や追加する測定器の優先順位を付けて、高い順位の測定器を優先的に追加して診断を実施することになる。しかしながら、診断項目とこの診断に必要な測定結果(測定項目)とは、1対1の関係ではないため、診断項目や追加する測定器の優先度を決定することが容易ではないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、設備診断の実施のために追加する測定器の優先度をより容易に決定できるようにすることを目的とする。
本発明に係る設備診断評価装置は、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度が複数の診断項目毎に定義された複数の診断項目定義が記憶されている診断項目定義記憶部と、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報が記憶されている設備情報記憶部と、診断項目定義記憶部に記憶されている複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より設備情報記憶部に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する不足測定項目抽出部と、不足測定項目抽出部が抽出した不足測定項目に対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値を不足測定項目毎に算出する優先度演算部と、優先度演算部が算出した重要度合計値を表示出力する表示部とを少なくとも備える。
本発明に係る設備診断評価装置は、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度が複数の診断項目毎に定義された複数の診断項目定義が記憶されている診断項目定義記憶部と、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報が記憶されている設備情報記憶部と、診断項目定義記憶部に記憶されている複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より設備情報記憶部に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する不足測定項目抽出部と、不足測定項目抽出部が抽出した不足測定項目を対応する診断項目毎にグループとするグループ作成部と、グループ作成部が作成したグループに対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値をグループ毎に算出する優先度演算部と、優先度演算部が算出した重要度合計値を表示出力する表示部とを少なくとも備える。
なお、設備診断評価方法は、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度を複数の診断項目毎に定義した複数の診断項目定義を記憶する診断項目定義記憶ステップと、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報を記憶する設備情報記憶ステップと、診断項目定義記憶ステップで記憶した複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より設備情報記憶ステップで記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する不足測定項目抽出ステップと、不足測定項目抽出ステップで抽出された不足測定項目に対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値を不足測定項目毎に算出する優先度演算ステップと、優先度演算ステップで算出された重要度合計値を表示出力する表示ステップとを少なくとも備える。
また、設備診断評価方法は、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度を複数の診断項目毎に定義した複数の診断項目定義を記憶する診断項目定義記憶ステップと、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報を記憶する設備情報記憶ステップと、診断項目定義記憶ステップで記憶した複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より設備情報記憶ステップで記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する不足測定項目抽出ステップと、不足測定項目抽出ステップで抽出された不足測定項目を対応する診断項目毎にグループとするグループ作成ステップと、グループ作成ステップで作成されたグループに対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値をグループ毎に算出する優先度演算ステップと、優先度演算ステップで算出された重要度合計値を表示出力する表示ステップとを少なくとも備える。
以上説明したことにより、本発明によれば、設備診断の実施のために追加する測定器の優先度をより容易に決定できるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1における設備診断評価装置の構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1における設備診断評価方法を説明するためのフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態2における設備診断評価装置の構成を示す構成図である。 図4は、本発明の実施の形態2における設備診断評価方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について、図1および図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における設備診断評価装置の構成を示す構成図である。図2は、本発明の実施の形態1における設備診断評価装置の動作例(設備診断評価方法)を説明するためのフローチャートである。
この設備診断評価装置は、診断項目定義記憶部101,設備情報記憶部102,不足測定項目抽出部103,優先度演算部104,および表示部105を備える。
診断項目定義記憶部101は、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度が複数の診断項目毎に定義された複数の診断項目定義を記憶している。例えば、ビルの空調設備を対象とした設備診断の場合、冷凍機運転効率,冷水出口温度が高い,冷水量が過大,冷水入口温度が高い,冷水出口温度が低い,冷却水温度が高い,外気条件が設計条件より厳しい,冷却水量異常,冷凍機器部分負荷運転などが、診断項目として定義されている。
また、測定項目としては、冷凍機発停,冷凍機入力エネルギー,冷凍機製造熱量,冷凍機冷却水温度,冷凍機冷却水流量,冷凍機冷却水入口温度,冷凍機冷却水出口温度,冷凍機冷水1次流量,負荷熱量,外気温度,外気湿度などがある。前述した診断項目毎に、上述した測定項目の中の診断に必要な測定項目が関連付けられている。例えば、以下の表1に示すように、診断項目「冷凍機運転効率」に対し、測定項目「冷凍機入力エネルギー」,「冷凍機製造熱量」が関連付けられている。
Figure 0005997571
また、「冷凍機運転効率」は重要度9,「冷水出口温度が高い」は重要度6,「冷水量が過大」は重要度3,「冷水入口温度が高い」は重要度3,「冷水出口温度が低い」は重要度6,「冷却水温度が高い」は重要度6,「外気条件が設計条件より厳しい」は重要度4,「冷却水量異常」は重要度6,「冷凍機器部分負荷運転」は重要度9などのように、各診断項目に対して重量度が定義されている。
設備情報記憶部102は、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報を記憶している。例えば、診断対象のビルの空調設備として設置されている測定器で測定可能な測定項目として、「冷凍機発停」,「冷凍機冷却水温度」「冷凍機冷水入口温度」,「負荷熱量」,「外気温度」,「外気湿度」が記憶されている。
不足測定項目抽出部103は、診断項目定義記憶部101に記憶されている複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より設備情報記憶部102に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する。例えば、上述した例では、以下の表2に「無」で示すように、『冷凍機入力エネルギー』,『冷凍機製造熱量』,『冷凍機冷却水流量』,『冷凍機冷却水出口温度』,『冷凍機冷水1次流量』が、不足測定項目として抽出される。
Figure 0005997571
優先度演算部104は、不足測定項目抽出部103が抽出した不足測定項目に対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値を不足測定項目毎に算出する。優先度演算部104は、診断項目定義記憶部101に記憶されている情報をもとに重要度合計値の算出を行う。例えば、上述した例では、不足測定項目『冷凍機製造熱量』は、表1に示すように、対応する診断項目が「冷凍機運転効率」および「外気条件が設計条件より厳しい」であり、これらに定義されている重要度を合計すると、9+4=13となる。このようにして優先度演算部104が抽出された不足測定項目毎に重要度合計値を算出すると、表示部105が、算出した重要度合計値を、ユーザに視認可能な状態に表示出力する。
上述した設備診断評価装置は、CPUと主記憶装置と外部記憶装置とネットワーク接続装置となどを備えたコンピュータ機器であり、主記憶装置に展開されたプログラムによりCPUが動作することで、上述した各機能が実現される。また、各機能は、複数のコンピュータ機器に分散させるようにしてもよい。
次に、本発明の実施の形態1における、設備診断評価装置の動作例について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS101で、診断項目定義記憶部101に、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度を複数の診断項目毎に定義した複数の診断項目定義を記憶する(診断項目定義記憶ステップ)。次に、ステップS102で、設備情報記憶部102に、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報を記憶する(設備情報記憶ステップ)。これらは、例えば、ユーザによる入力部(不図示)の操作により行われる。
次に、ステップS103で、不足測定項目抽出部103が、診断項目定義記憶部101に記憶した複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より、設備情報記憶部102に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する(不足測定項目抽出ステップ)。この抽出で不足測定項目がある場合(ステップS104のy)、次のステップS105で、優先度演算部104が、抽出された不足測定項目に対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値を不足測定項目毎に算出する(優先度演算ステップ)。
次に、ステップS106で、優先度演算部104が算出した重要度合計値を表示出力する(表示ステップ)。例えば、以下の表3に示すように、重要度合計値が大きい第5位までの測定項目を、重要度合計値と共に表示出力する。
Figure 0005997571
一方、ステップS103で不足項目がない場合(ステップS104のn)、ステップS106に進み、不足測定項目がない旨を表示出力する。
以上に説明したように、本発明の実施の形態1によれば、診断項目毎に重要度を設定し、不足測定項目が用いられる診断項目の重要度の合計値を算出するようにした。この結果、設備に不足している不足測定項目を重要度合計値で順位付けできるようになり、不足測定項目の測定のために追加する測定器の優先順位が判断できるようになり、設備診断のために優先して追加する測定器の選定が簡便に行えるようになる。このように、実施の形態1によれば、設備診断の実施のために追加する測定器の優先度をより容易に決定できるようになる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図3および図4を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態2における設備診断評価装置の構成を示す構成図である。図4は、本発明の実施の形態2における設備診断評価装置の動作例(設備診断評価方法)を説明するためのフローチャートである。
この設備診断評価装置は、診断項目定義記憶部201,設備情報記憶部202,不足測定項目抽出部203,グループ作成部204,優先度演算部205,および表示部206を備える。
診断項目定義記憶部201は、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度が複数の診断項目毎に定義された複数の診断項目定義を記憶している。例えば、ビルの空調設備を対象とした設備診断の場合、冷凍機運転効率,冷水出口温度が高い,冷水量が過大,冷水入口温度が高い,冷水出口温度が低い,冷却水温度が高い,外気条件が設計条件より厳しい,冷却水量異常,冷凍機器部分負荷運転などが、診断項目として定義されている。
また、測定項目としては、冷凍機発停,冷凍機入力エネルギー,冷凍機製造熱量,冷凍機冷却水温度,冷凍機冷却水流量,冷凍機冷却水入口温度,冷凍機冷却水出口温度,冷凍機冷水1次流量,負荷熱量,外気温度,外気湿度などがある。前述した診断項目毎に、上述した測定項目の中の診断に必要な測定項目が関連付けられている。例えば、以下の表4に示すように、診断項目「冷凍機運転効率」に対し、測定項目「冷凍機入力エネルギー」,「冷凍機製造熱量」が関連付けられている。
Figure 0005997571
また、「冷凍機運転効率」は重要度9,「冷水出口温度が高い」は重要度6,「冷水量が過大」は重要度3,「冷水入口温度が高い」は重要度3,「冷水出口温度が低い」は重要度6,「冷却水温度が高い」は重要度6,「外気条件が設計条件より厳しい」は重要度4,「冷却水量異常」は重要度6,「冷凍機器部分負荷運転」は重要度9などのように、各診断項目に対して重量度が定義されている。
設備情報記憶部202は、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報を記憶している。例えば、診断対象のビルの空調設備として設置されている測定器で測定可能な測定項目として、「冷凍機発停」,「冷凍機冷却水温度」「冷凍機冷水入口温度」,「負荷熱量」,「外気温度」,「外気湿度」が記憶されている。
不足測定項目抽出部203は、診断項目定義記憶部201に記憶されている複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より設備情報記憶部202に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する。例えば、上述した例では、以下の表5に「無」で示すように、『冷凍機入力エネルギー』,『冷凍機製造熱量』,『冷凍機冷却水流量』,『冷凍機冷却水出口温度』,『冷凍機冷水1次流量』が、不足測定項目として抽出される。
Figure 0005997571
グループ作成部204は、不足測定項目抽出部203が抽出した不足測定項目を対応する診断項目毎にグループとする。グループ作成部204は、診断項目定義記憶部201に記憶されている情報をもとにグループの作成を行う。例えば、診断項目「冷凍機運転効率」は、不足測定項目が『冷凍機入力エネルギー』および『冷凍機製造熱量』であり、これらをグループとする。また、診断項目「冷水出口温度が高い」は、不足測定項目が『冷凍機冷水出口温度』であり、グループ内の不足測定項目は1つとなる。
また、診断項目「冷水量が過大」は、不足測定項目が『冷凍機冷水1次流量』であり、グループ内の不足測定項目は1つとなる。また、診断項目「冷水入口温度が高い」は、不足測定項目がなく、グループが形成されない。また、診断項目「冷水出口温度が低い」は、不足測定項目が『冷凍機冷水出口温度』であり、グループ内の不足測定項目は1つとなる。また、診断項目「冷却水温度が高い」は、不足測定項目がなく、グループが形成されない。
また、診断項目「外気条件が設計条件より厳しい」は、不足測定項目が『冷凍機製造熱量』および『冷凍機冷却水流量』であり、これらをグループとする。また、診断項目「冷却水量異常」は、不足測定項目が『冷凍機冷却水流量』であり、グループ内の不足測定項目は1つとなる。また、診断項目「冷凍機器部分負荷運転」は、不足測定項目がなく、グループが形成されない。
以上に説明したように、グループ作成部204は、測定項目が不足していて診断が実施できない診断項目毎に、不足測定項目をグループとする。以上の例では、{『冷凍機入力エネルギー』,『冷凍機製造熱量』}、{『冷凍機冷水出口温度』}、{『冷凍機冷水1次流量』}、{『冷凍機製造熱量』,『冷凍機冷却水流量』}、{『冷凍機冷却水流量』}の5個のグループが形成される。また、グループ{『冷凍機冷水出口温度』}は、2つの測定項目が対応している。
優先度演算部205は、グループ作成部204が作成したグループに対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値をグループ毎に算出する。優先度演算部205は、診断項目定義記憶部201に記憶されている情報をもとに重要度合計値の算出を行う。例えば、グループ{『冷凍機冷水出口温度』}には、診断項目「冷水出口温度が高い」および診断項目「冷水出口温度が低い」が対応しているので、これらの各重要度を合計した6+6=12が重要度合計値となる。このようにして優先度演算部205が、設定されたグループ毎に重要度合計値を算出すると、表示部206が、算出した重要度合計値を、ユーザに視認可能な状態に表示出力する。
上述した設備診断評価装置は、CPUと主記憶装置と外部記憶装置とネットワーク接続装置となどを備えたコンピュータ機器であり、主記憶装置に展開されたプログラムによりCPUが動作することで、上述した各機能が実現される。また、各機能は、複数のコンピュータ機器に分散させるようにしてもよい。
次に、本発明の実施の形態2における、設備診断評価装置の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS201で、診断項目定義記憶部201に、診断項目と必要な測定項目との関係および診断項目の重要度を複数の診断項目毎に定義した複数の診断項目定義を記憶する(診断項目定義記憶ステップ)。次に、ステップS202で、設備情報記憶部202に、診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報を記憶する(設備情報記憶ステップ)。これらは、例えば、ユーザによる入力部(不図示)の操作により行われる。
次に、ステップS203で、不足測定項目抽出部203が、診断項目定義記憶部201に記憶した複数の診断項目定義に定義された測定項目の中より、設備情報記憶部202に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する(不足測定項目抽出ステップ)。この抽出で不足測定項目がある場合(ステップS204のy)、次のステップS205で、グループ作成部204が、不足測定項目抽出部203が抽出した不足測定項目を対応する診断項目毎にグループとする(グループ作成ステップ)。グループ作成部204は、測定項目が不足していて診断が実施できない診断項目毎に、不足測定項目をグループとする。
次に、ステップS206で、グループ作成部204が作成したグループに対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値をグループ毎に算出する(優先度演算ステップ)。次に、ステップS207で、優先度演算部205が算出した重要度合計値を表示出力する(表示ステップ)。例えば、以下の表6に示すように、各グループを、重要度合計値が大きい順に表示出力する。表6では、グループ内の測定項目も表示している。
Figure 0005997571
一方、ステップS203で不足項目がない場合(ステップS204のn)、ステップS207に進み、不足測定項目がない旨を表示出力する。
以上に説明したように、本発明の実施の形態2によれば、診断項目毎に重要度を設定し、同じ診断項目毎に不足測定項目をグループとし、各グループに対応する診断項目の重要度の合計値を算出するようにした。この結果、測定項目の不足により診断が実施できない診断項目が、重要度合計値で順位付けできるようになり、重要度の高い診断項目の実施のために追加が必要な測定器の優先順位が判断できるようになり、設備診断のために優先して追加する測定器の選定が簡便に行えるようになる。このように、実施の形態2によれば、設備診断の実施のために追加する測定器の優先度をより容易に決定できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
101…診断項目定義記憶部、102…設備情報記憶部、103…不足測定項目抽出部、104…優先度演算部、105…表示部、201…診断項目定義記憶部、202…設備情報記憶部、203…不足測定項目抽出部、204…グループ作成部、205…優先度演算部、206…表示部。

Claims (2)

  1. 診断項目と必要な測定項目との関係および前記診断項目の重要度が複数の診断項目毎に定義された複数の診断項目定義が記憶されている診断項目定義記憶部と、
    診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報が記憶されている設備情報記憶部と、
    前記診断項目定義記憶部に記憶されている複数の前記診断項目定義に定義された測定項目の中より前記設備情報記憶部に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する不足測定項目抽出部と、
    前記不足測定項目抽出部が抽出した不足測定項目に対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値を不足測定項目毎に算出する優先度演算部と、
    前記優先度演算部が算出した重要度合計値を表示出力する表示部と
    を少なくとも備えることを特徴とする設備診断評価装置。
  2. 診断項目と必要な測定項目との関係および前記診断項目の重要度が複数の診断項目毎に定義された複数の診断項目定義が記憶されている診断項目定義記憶部と、
    診断対象の設備に設置されている測定器で測定される測定項目の情報が記憶されている設備情報記憶部と、
    前記診断項目定義記憶部に記憶されている複数の前記診断項目定義に定義された測定項目の中より前記設備情報記憶部に記憶されていない測定項目を不足測定項目として抽出する不足測定項目抽出部と、
    前記不足測定項目抽出部が抽出した不足測定項目を対応する診断項目毎にグループとするグループ作成部と、
    前記グループ作成部が作成したグループに対応する診断項目の重要度を合計した重要度合計値をグループ毎に算出する優先度演算部と、
    前記優先度演算部が算出した重要度合計値を表示出力する表示部と
    を少なくとも備えることを特徴とする設備診断評価装置。
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