JP5994827B2 - 送風機および給湯装置 - Google Patents

送風機および給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5994827B2
JP5994827B2 JP2014183454A JP2014183454A JP5994827B2 JP 5994827 B2 JP5994827 B2 JP 5994827B2 JP 2014183454 A JP2014183454 A JP 2014183454A JP 2014183454 A JP2014183454 A JP 2014183454A JP 5994827 B2 JP5994827 B2 JP 5994827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
hot water
fan
heat exchanger
internal space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014183454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016056729A (ja
Inventor
啓吾 福西
啓吾 福西
亀山 修司
修司 亀山
竜也 唐木
竜也 唐木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2014183454A priority Critical patent/JP5994827B2/ja
Priority to US14/830,458 priority patent/US9869489B2/en
Publication of JP2016056729A publication Critical patent/JP2016056729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5994827B2 publication Critical patent/JP5994827B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H1/00Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
    • F24H1/10Continuous-flow heaters, i.e. heaters in which heat is generated only while the water is flowing, e.g. with direct contact of the water with the heating medium
    • F24H1/12Continuous-flow heaters, i.e. heaters in which heat is generated only while the water is flowing, e.g. with direct contact of the water with the heating medium in which the water is kept separate from the heating medium
    • F24H1/124Continuous-flow heaters, i.e. heaters in which heat is generated only while the water is flowing, e.g. with direct contact of the water with the heating medium in which the water is kept separate from the heating medium using fluid fuel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/422Discharge tongues
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L17/00Inducing draught; Tops for chimneys or ventilating shafts; Terminals for flues
    • F23L17/005Inducing draught; Tops for chimneys or ventilating shafts; Terminals for flues using fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H1/00Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
    • F24H1/18Water-storage heaters
    • F24H1/186Water-storage heaters using fluid fuel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、送風機および給湯装置に関し、特に、コンパクト化が可能な送風機および給湯装置に関するものである。
設置済の貯湯式給湯装置を瞬間式給湯装置に取り替える場合、建物の外観維持という観点から設置済みの排気筒を取り外すことができない現場がある。
上記のような現場では、既設の排気筒を残し、その排気筒の内部に排気管を挿入することで給湯装置の取り替えに対応することが可能である。ただし排気管の外径が大きいと排気筒内に排気管を設置できないため、排気管を小径化する必要がある。排気管を小径化した場合でも安定した燃焼状態を維持するためには、給湯装置において排気吸引燃焼方式を採用する必要がある。
この排気吸引燃焼方式の給湯装置は、たとえば特開昭60−186617号公報に開示されている。この公報に記載の給湯装置においては、バーナで生じた燃焼ガスの流れの下流側に、顕熱を回収するための熱交換器と、潜熱を回収するための熱交換器と、ファンとがこの順で配置されている。つまりこの方式の給湯装置においては、潜熱を回収するための熱交換器よりもファンが燃焼ガスの流れの下流側に配置されている。
ところで、給湯装置に利用されるファンとして、遠心式のファンがある。たとえば、特開2005−291049号公報には、ファンケースに羽根車が収容されたファンが開示されている。このようなファンにおいては、ファンケースは、羽根車の回転軸方向に開口する吸引口と、羽根の外周方向に開口する吐出口と、舌部とを主に有している。このような構成により、羽根車の回転に伴って吸引口から空気等の気体が吸引され、吸引された気体は吐出口から吐出される。
特開昭60−186617号公報 特開2005−291049号公報
上述のファンを排気吸引燃焼方式の給湯装置に搭載する場合、ファンケースと上述の排気管とが吐出口を介して接続されることになる。このような給湯装置をコンパクト化するためには、ファンの回転軸の軸方向からの平面視において、ファンと排気管とを近接した位置に設けて、ファン回りをコンパクト化することが考えられる。
しかし、本発明者らの検討により、排気吸引燃焼方式の給湯装置において、単にファンと排気管とが近接するようにファンケースを設計した場合、ファンの送風能力が低下することが分かった。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、ファンの送風能力を低下させることなく、コンパクト化が可能な送風機および給湯装置を提供することである。
本発明の送風機は、気体を送風するための送風機であって、ファンと、吐出接続部とを備える。ファンは、第1内部空間を有するファンケースと、第1内部空間に収容される羽根車と、羽根車を駆動するための駆動源と、羽根車および駆動源を連結する回転軸とを含む。吐出接続部は、第2内部空間を有し、かつファンから送り出された気体を、第2内部空間を通して送風機の外部へ吐出するための吐出口が設けられた接続部ケースを含む。上記送風機は、回転軸の軸方向から見た平面視において、第1内部空間と第2内部空間との境界には、舌部が位置しており、舌部は、境界の一端から境界の他端に向かって、吐出口の中心点と回転軸の回転中心とを結ぶ仮想の直線に少なくとも達する位置まで延設されている。
本発明者らは、ファンと、吐出口に接続される排気管とを近接させることによって送風機をコンパクト化すべく、吐出口が設けられた吐出接続部をファンケースに接続し、ファンケースの第1内部空間と吐出接続部の第2内部空間との境界の近傍に吐出口が位置するように設計して検討を重ねた。その結果、境界の一端から他端に延びる舌部付近で、逆流が生じることを見出した。本発明者らは、この逆流を抑制すべくさらに鋭意検討を重ねることにより、第1内部空間と第2内部空間との境界の一端から他端に延びる舌部が、吐出口の中心点と回転軸の回転中心とを結ぶ直線に少なくとも達する位置まで延設されていることにより、舌部付近での逆流を抑制できることを知見した。
したがって、本発明の送風機によれば、ファンの近傍に吐出口が位置することによって生じる逆流を抑制できるため、ファンの送風能力の低下を抑制することができ、もってファンの送風能力を低下させることなく、送風機のコンパクト化が可能となる。
上記送風機は、回転軸の軸方向から見た平面視において、舌部の他端側の先端部が、吐出口の外周部と羽根車の外周部とに接する仮想の接線のうち、境界と交差する位置が最も境界の他端側に近い位置となる共通外接線上および共通外接線よりも一端側のいずれかに位置している。
これにより、第1内部空間から第2内部空間に気体を送り出す際の排気抵抗を抑制することができる。したがって、ファンの送風能力の低下を抑制することができ、もってファンの送風能力を低下させることなく、送風機のコンパクト化が可能となる。
上記送風機は、回転軸の軸方向から見た平面視において、舌部が、吐出口の外周部と羽根車の外周部とに接する仮想の接線のうち、羽根車の外周部と接する側から吐出口の外周部と接する側に向かって、境界の他端側から一端側へと近づく共通内接線上および共通内接線よりも一端側のいずれかに位置している。
これにより、第1内部空間から第2内部空間に気体を送り出す際の排気抵抗をさらに抑制することができる。したがって、ファンの送風能力の低下を抑制することができ、もってファンの送風能力を低下させることなく、送風機のコンパクト化が可能となる。
上記送風機は、回転軸の軸方向から見た平面視において、舌部のうち、羽根車の外周部と対向する対向壁部が、他端側から一端側に向けて直線的に延在する直線領域と、直線領域よりも一端側に位置し、かつ直線領域に連続する曲線領域とを有する。この舌部の直線領域において、舌部の対向壁部と羽根車の外周部との距離は、他端側から一端側に向けて小さくなる。
これにより、舌部と羽根車との間で生じる圧力変動を緩和することができるため、送風機から発生するNZ音を低減させることができる。
上記送風機は、ファンケースと接続部ケースとが一体的に形成されている。これにより、ファン側から吐出接続部側へのガスの排出がよりスムーズとなる。
本発明の給湯装置は、燃焼ガスを発生させる燃焼部と、燃焼ガスとの熱交換によって内部を流れる湯水を加熱する熱交換器と、燃焼ガスの流れに対して熱交換器の下流側に位置し、熱交換器を経由した後の燃焼ガスを吸引して給湯装置の外部へ排出する、上述の送風機と、を備える。
本発明の給湯装置は、排気吸引方式の給湯装置であり、これによれば、送風機回りをコンパクト化することができるため、もって給湯装置のコンパクト化が可能となる。
本発明の給湯装置は、燃焼ガスを発生させる燃焼部と、燃焼ガスとの熱交換によって内部を流れる湯水を加熱する熱交換器と、燃焼ガスの流れに対して燃焼部の上流側に位置し、燃焼部に気体を送り出す、上述の送風機と、を備える。
本発明の給湯装置は、押し込み式の給湯装置であり、これによれば、送風機回りコンパクト化することができるため、もって給湯装置のコンパクト化が可能となる。
以上説明したように本発明によれば、ファンの送風能力を低下させることなく、給湯装置のコンパクト化が可能な送風機および給湯装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態における給湯装置の構成を概略的に示す正面図である。 図1に示す給湯装置の構成を概略的に示す部分断面側面図である。 図1に示す給湯装置が備える送風機および二次熱交換器を拡大して示す部分断面図である。 図1に示す送風機に関し、回転軸の軸方向からの平面視において、舌部、羽根車および吐出口の位置関係を示す上面図であり、直線ABを説明するための概略図である。 図4に示す送風機に関し、回転軸の軸方向からの平面視において、舌部、羽根車および吐出口の位置関係を示す上面図であり、接線AB1〜AB4を説明するための概略図である。 図1に示す送風機の舌部の構成を概略的に示す上面図である。 送風機の内部空間に生じる気体の流れを説明するための概略図である。 羽根車の外周部から送り出される気体の流れる方向を説明するための概略図である。 本発明の一実施の形態における給湯装置の構成を示す概略図である。 従来の押し込み式の給湯装置の構成を示す概略図である。 本発明の一実施の形態における給湯装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
[実施の形態1]
(給湯装置および送風機の構成)
主に図1〜図6を参照して、本実施の形態の送風機1を備える給湯装置100について説明する。給湯装置100は、排気吸引燃焼方式の潜熱回収型の給湯装置である。
主に図1を参照し、給湯装置100は、筐体101と、バーナ102と、一次熱交換器103と、二次熱交換器104と、排気ボックス105と、送風機1と、接続管108と、ドレンタンク109と、配管110〜116とを主に有している。
バーナ102は、燃料ガスを燃焼させることにより燃焼ガスを生じさせるためのものである。バーナ102にはガス供給配管111が接続されている。このガス供給配管111はバーナ102に燃料ガスを供給するためのものである。このガス供給配管111には、たとえば電磁弁よりなるガス弁(図示せず)が取り付けられている。
バーナ102の上方には点火プラグ102aが配置されている。この点火プラグ102aは、バーナ102に設けられたターゲット(図示せず)との間で点火スパークを生じさせることにより、バーナ102から噴き出された燃料空気混合気に火炎を生じさせるためのものである。バーナ102は、ガス供給配管111から供給された燃料ガスを燃焼することによって熱量を発生する(これを、燃焼動作という)。
主に図2を参照して、一次熱交換器103は顕熱回収型の熱交換器である。この一次熱交換器103は、複数の板状のフィン103bと、その複数の板状のフィン103bを貫通する伝熱管103aと、フィン103bおよび伝熱管103aを内部に収容するケース103cとを主に有している。一次熱交換器103は、バーナ102で発生する燃焼ガスとの間で熱交換を行なうものであり、具体的にはバーナ102の燃焼動作により発生した熱量によって一次熱交換器103の伝熱管103a内を流れる湯水を加熱するためのものである。
主に図2を参照して、二次熱交換器104は潜熱回収型の熱交換器である。この二次熱交換器104は、一次熱交換器103よりも燃焼ガスの流れの下流側に位置し、一次熱交換器103と互いに直列に接続されている。このように本実施の形態の給湯装置100は潜熱回収型の二次熱交換器104を有しているため潜熱回収型の給湯装置となっている。
二次熱交換器104は、ドレン排出口104aと、伝熱管104bと、側壁104cと、底壁104dと、上壁104gとを主に有している。伝熱管104bは、螺旋状に巻き回されることによって積層されている。側壁104c、底壁104dおよび上壁104gは、伝熱管104bの周囲を取り囲むように配置されている。
二次熱交換器104においては、一次熱交換器103で熱交換された後の燃焼ガスとの熱交換によって伝熱管104b内を流れる湯水が予熱(加熱)される。この過程で燃焼ガスの温度が60℃程度まで下がることで、燃焼ガス中に含まれる水分が凝縮して潜熱を得ることができる。また二次熱交換器104で潜熱が回収されて燃焼ガス中に含まれる水分が凝縮することによりドレンが発生する。
底壁104dは一次熱交換器103と二次熱交換器104との間を区画するためのものであり、一次熱交換器103の上壁でもある。この底壁104dには開口部104eが設けられており、この開口部104eにより一次熱交換器103の伝熱管103aが配置された空間と二次熱交換器104の伝熱管104bが配置された空間とが連通している。図2の白矢印で示すように、開口部104eを通じて燃焼ガスは一次熱交換器103から二次熱交換器104へ流れることが可能である。この実施の形態では簡単化のために二次熱交換器104の底壁104dと一次熱交換器103の上壁とを共通のものとしたが、一次熱交換器103と二次熱交換器104の間に排気集合部材を接続してもよい。
また上壁104gには開口部104hが設けられており、この開口部104hにより二次熱交換器104の伝熱管104bが配置された空間と排気ボックス105の内部空間とが連通している。図2の白矢印で示すように、開口部104hを通じて燃焼ガスは二次熱交換器104から排気ボックス105の内部空間内へ流れることが可能である。
ドレン排出口104aは側壁104cまたは底壁104dに設けられている。このドレン排出口104aは、側壁104c、底壁104dおよび上壁104gによって取り囲まれた空間の最も低い位置(給湯装置の設置状態において鉛直方向の最も下側の位置)であって伝熱管104bの最下端部よりも下側に開口している。これにより二次熱交換器104で生じたドレンを、図2において黒矢印で示すように底壁104dおよび側壁104cを伝ってドレン排出口104aに導くことが可能である。
主に図2および図3を参照して、排気ボックス105は二次熱交換器104と送風機1との間の燃焼ガスの流れの経路を構成している。この排気ボックス105により、二次熱交換器104で熱交換された後の燃焼ガスを送風機1へ導くことが可能である。排気ボックス105は、二次熱交換器104に取り付けられており、二次熱交換器104よりも燃焼ガスの流れの下流側に位置している。
排気ボックス105は、ボックス本体105aと、ファン接続部105bとを主に有している。ボックス本体105aの内部空間は、二次熱交換器104の開口部104hを通じて二次熱交換器104の伝熱管104bが配置された内部空間に連通している。またボックス本体105aの上部から突き出すようにファン接続部105bが設けられている。このファン接続部105bはたとえば筒形状を有しており、その内部空間105baはボックス本体105aの内部空間と連通している。
主に図1を参照して、ドレンタンク109は、二次熱交換器104で生じたドレンを貯留するためのものであり、このドレンタンク109と二次熱交換器104のドレン排出口104aとはドレン排出管110により接続されている。ドレンタンク109に貯留された酸性のドレンは、例えば、ドレンタンク109の内部空間内に一時的に貯留された後に、通常はドレン排出用配管115から給湯装置100の外部に排出される。
なお、ドレンタンク109の下部は、ドレン排出用配管115とは別にドレン抜き用配管116に接続されている。このドレン抜き用配管116(通常は閉じられている)は、メンテナンス時などにドレン抜き用配管116を開くことで、ドレン排出用配管115からは排出できないドレンタンク109内のドレンを排出することができるように設計されている。またドレンタンク109の内部空間には、酸性のドレンを中和するための中和剤(図示せず)が充填されていてもよい。
主に図1を参照して、ガス供給配管111はバーナ102に接続されている。給水配管112は二次熱交換器104の伝熱管104b(図2参照)に接続されており、出湯配管113は一次熱交換器103の伝熱管103a(図2参照)に接続されている。また、一次熱交換器103の伝熱管103aと二次熱交換器104の伝熱管104bとは接続配管114により相互に接続されている。上記のガス供給配管111、給水配管112および出湯配管113の各々は、たとえば給湯装置100の上部において外部に通じている。
主に図3を参照して、本実施の形態において、送風機1は、二次熱交換器104を経由した(二次熱交換器104で熱交換された)後の燃焼ガスを吸引して給湯装置100の外部へ排出するためのものである。
つまり送風機1は、排気ボックス105および二次熱交換器104よりも燃焼ガスの流れの下流側に位置している。つまり給湯装置100においては、バーナ102で生じた燃焼ガスの流れの上流側から下流側に沿って、バーナ102、一次熱交換器103、二次熱交換器104、排気ボックス105、および送風機1の順で並んでいる。この配置において送風機1で燃焼ガスを吸引して排気するため、本実施の形態の給湯装置100は、排気吸引燃焼方式の給湯装置となっている。
主に図1を参照して、送風機1の吐出接続部20には、接続管108の一端側が接続されている。接続管108の他端側は、給湯装置100の燃焼ガスを外部(たとえば屋外)に導くための排気管(不図示)に接続されている。このため、送風機1から送り出された燃焼ガスを、接続管108を通じて給湯装置100の外部へ排出することが可能である。上記排気管は、たとえば既設の排気筒内に挿通される排気管(不図示)である。
主に図3および図4を参照して、送風機1は、ファン10と、ファン10に接続される吐出接続部20とを主に備える。
ファン10は、空気や燃焼ガスといった気体を吸引して所定の方向に吐出するためのものであり、ファンケース11と、羽根車12と、駆動源13と、回転軸14とを主に有している。排気吸引燃焼方式の給湯装置においては、ファン10は主に燃焼ガスを吸引する。
ファンケース11は、天井壁11aと、周壁11bと、底壁11cと、舌部11bbを主に有する。天井壁11aには貫通孔11aaが設けられており、ファンケース11の内部空間(第1内部空間)11dに収容された羽根車12と、ファンケース11の外部に配置された駆動源13とを接続する回転軸14が貫通している。周壁11bは、ファンケース11の内部空間11dに収容される羽根車12の外周を囲むように配置されている。
ファンケース11の底壁11cには、吸引口11ccが設けられており、吸引口11ccを介して、ファンケース11の内部空間11dと排気ボックス105の内部空間(ファン接続部105bの内部空間105ba)とが連通している。これにより図3の白矢印で示すように、排気ボックス105のボックス本体105aからファン接続部105bを通じてファンケース11内に燃焼ガスを吸引することが可能である。なおファンケース11の底壁11cは、たとえば筒状の突出部11caを有していてもよい。この場合、ファン接続部105bとの接続が容易となる。
羽根車12は、ファンケース11の内部に収容されている。この羽根車12は、駆動源13に回転軸14を介して接続されている。これにより羽根車12は駆動源13から駆動力を与えられることにより回転軸14を中心として回転可能である。羽根車12の回転により、図中白矢印で示すように、排気ボックス105側の気体が羽根車12の内周側に吸引されて羽根車の外周側へ送り出される。図中の一点鎖線Sは、回転軸14の軸方向を示している。
吐出接続部20は、ファン10から送り出される燃焼ガスを送風機1の外部、本実施の形態では接続管108に導くためのものであり、ファン10よりも燃焼ガスの流れの経路の下流側に位置している。つまり給湯装置100においては、バーナ102で生じた燃焼ガスの流れの上流側から下流側に沿って、バーナ102、一次熱交換器103、二次熱交換器104、排気ボックス105、送風機1のファン10、送風機1の吐出接続部20、および接続管108の順で並んでいる。
吐出接続部20は、内部空間21d(第2内部空間)を有する接続部ケース21を含む。接続部ケース21は、天井壁21aと、周壁21bと、底壁21cとを主に有し、接続部ケース21の内部空間21d(吐出接続部20の内部空間)とファンケース11の内部空間11d(ファン10の内部空間)とが連通している。
接続部ケース21の天井壁21aには、ファン10側(ファンケース11の内部空間11d)から送り出された燃焼ガスを給湯装置100の外部へ排出するための吐出口21aaが設けられている。天井壁21aの吐出口21aaの周囲には、接続管108との接続を容易とすべく、筒形状を有する接続部21abが設けられていてもよい。周壁21bは、吐出接続部20をファン10の回転軸14の軸方向から見た平面視(図4)において、吐出口21aaの投影領域B(図4において、接続部ケース21内の斜線でハッチングする領域)を囲むように配置されている。
これにより、ファン10の内部空間11dから送り出された燃焼ガスが、吐出接続部20の周壁21bに導かれて内部空間21d内で上昇しながら旋回するように方向転換され、結果的に、吐出口21aaを介して送風機1の外部へ吐出される。
吐出接続部20は、さらにドレン排出部22を有してもよい。ドレン排出部22は、ファン10よりも燃焼ガスの流れの経路の下流側のドレンを排出するためのものである。ドレン排出部22は、連結管117により二次熱交換器104に接続されることが好ましい(図1参照)。これにより、ドレン排出部22および連結管117を介して、吐出接続部20の内部空間21dと二次熱交換器104の内部空間とが連通し、ファン10よりも燃焼ガスの流れの経路の下流側のドレンを二次熱交換器104内に排出することができる。
本実施の形態においては、ファンケース11および接続部ケース21が一体形成されている。具体的には、ファンケース11の周壁11b、底壁11c、接続部ケース21の周壁21b、および底壁21cが一体形成され、ファンケース11の天井壁11a、および接続部ケース21の天井壁21aが一体形成されている。
ファンケース11の内部空間11dおよび接続部ケース21の内部空間21dの間には、舌部11bbが延在している。この舌部11bbの具体的な構成について、図4〜図6を用いて説明する。
まず舌部11bbの位置の理解を容易とするために、ファン10と吐出接続部20との境界について図4を参照しながら説明する。
図4には、ファンケース11の内部空間11dと、接続部ケース21の内部空間21dと、舌部11bbとが示されている。さらに図4には、舌部11bb、羽根車12、および吐出口21aaの位置関係が理解しやすいように、回転軸14の軸方向から見た平面視において、ファンケース11内の羽根車12が配置される領域AAと、吐出口21aaの投影領域となる領域BBとが示されている。
図4を参照し、ファン10と吐出接続部20との境界は、送風機1を回転軸14の軸方向から見た平面視において、点線Cで示される。この点線Cは、舌部11bbの先端部11bb1と対向する壁面に直交し、かつ舌部11bbの先端部11bb1を通る直線である。この点線Cを境界Cとして、境界Cよりも図中右側の部分が実質的にファンとして機能する部分である。なお、舌部11bbと対向する壁面において、ファンケース11の周壁11bと接続部ケース21の周壁21bとは直線的に接続されている。
本明細書においては、実質的にファンとして機能する部分を「ファン10」とする。またその「ファン10」の下流側に位置し、かつ境界Cを境界として「ファン10」と隣接する部分を「吐出接続部20」とする。つまり、ファン10の内部空間11d(ファンケース11の内部空間11d)と吐出接続部20の内部空間21d(接続部ケース21の内部空間21d)とは境界Cを介して互いに接続されている。
次に舌部11bbの構成について、上述の境界C、領域AAおよび領域BBを用いながら説明する。
図4を参照し、上述の境界Cをファン10と吐出接続部20との境界とした場合に、舌部11bbは、境界Cの一端C1から他端側C2に延びるように位置している。回転軸14の軸方向から見た平面視において、舌部11bbの先端部11bb1は円弧状であり、境界Cの一端C1側から他端C2側に向けて舌部11bbの幅は縮小する。ここでは、図4の一点鎖線で示す領域から先端部11b1までの領域を舌部11bbとする。
さらに舌部11bbは、領域BBの中心点Bと、領域AAの中心点Aとを結ぶ直線ABに少なくとも達する位置まで延設されている。領域BBの中心点Bは、吐出口21aaの投影領域である領域BBの中心点と一致する。領域AAの中心点Aは、羽根車12の配置領域である領域AAの中心点と一致するとともに、羽根車12の回転中心、つまり回転軸14の回転中心と一致する。
「直線ABに少なくとも達する位置まで延設されている」は、舌部11bbの先端部11bb1が、直線AB上に達すればよく、直線ABを超えて延設されていてもよいことを意味し、先端部11bb1が直線AB上に達しない場合を含まない意味である。
また図5を参照し、舌部11bbの先端部11bb1は、領域BBの外周部と領域AAの外周部とに接する仮想の接線AB1〜AB4のうち、接線AB1(共通外接線)上および接線AB1よりも一端C1側のいずれかに位置している。つまり、舌部11bbは、先端部11bb1が接線AB1を超えないように延設される。さらに、舌部11bbの先端部11bb1は、接線AB2(共通内接線)上および接線AB2よりも一端C1側のいずれかに位置していてもよい。
図5から理解されるように、接線AB1〜AB4のうちの接線AB1は、境界Cと交差する位置が最も境界Cの他端側に近い位置となる共通外接線であり、接線AB2は、領域AAの外周部と接する側から領域BBの外周部と接する側に向かって、境界Cの他端C2から一端C1へと近づく共通内接線である。
また図6を参照し、回転軸14の軸方向から見た平面視において、舌部11bbのうち、羽根車の外周部(すなわち領域AAの外周部)と対向する面である対向壁部11bb2は、次のように構成される。
すなわち回転軸14の軸方向から見た平面視において、対向壁部11bb2は、他端C2側から一端C1側に向けて直線的に延在する直線領域SLと、直線領域SLよりも一端C1側に位置し、かつ直線領域SLに連続する曲線領域CLとを有する。この直線領域SLにおいて、対向壁部11bb2と領域AAの外周部(羽根車12の外周部)との距離dは、他端C2側から一端C1側に向けて小さくなる。
「対向壁部11bb2と領域AAの外周部との距離d」は、領域AAと舌部11bbとの間の距離であって、領域AAの半径方向の距離を意味し、「距離dが他端C2側から一端C1側に向けて小さくなる」とは、上記隙間が他端C2側から一端C1側に向けて狭くなることを意味する。
また舌部11bbのうち内部空間21dに対向する部分は、領域BBを取り囲むような曲線形状を有することが好ましい。
(作用効果)
本実施の形態の送風機および給湯装置の作用効果について説明する。
特許文献1に開示されるような従来のファンを搭載した排気吸引燃焼方式の給湯装置をコンパクト化する手法として、送風機回りをコンパクト化することが考えられる。具体的には、ファンにおける燃焼経路の下流側に吐出接続部を接続させ、羽根車の回転軸の軸方向において、吐出接続部に設けられた吐出口を羽根車の近傍に設け、送風機の全長(図1中の横方向)を短くすることが考えられる。
そこで本発明者らは、ファン(羽根車)と、吐出口に接続される排気管とを近接させることによって送風機を搭載する給湯装置をコンパクト化すべく、吐出口が設けられた吐出接続部をファンケースに接続し、ファンケースの内部空間と吐出接続部の内部空間との境界の近傍に吐出口が位置するように設計して検討を重ねた。その結果、ファンの送風能力が低下してしまうことを知見し、さらなる検討により、これが境界の一端側から他端側に延びる舌部付近で、逆流が生じるためであることを見出した。そして本発明者らは、この逆流が生じる原因を以下のように考察した。
すなわち、内部空間11dと内部空間21dとの境界Cの近傍であって、羽根車12から送り出される気体の流れる方向と略垂直方向に吐出口21aaが位置するように設計した場合、ファン10から送り出される気体の流れる方向が、図7に示すように吐出接続部20の内部空間21dで急激に変化することになる。
図7を参照し、内部空間11dには白矢印で示すような気体の流れ(第1の流れ)が生じるのに対し、内部空間21dには黒矢印で示すような流れ(第2の流れ)が生じる。この第2の流れは、旋回しながら上方に位置する吐出口21aa側に上昇している流れであり、第1の流れよりも流速の大きい流れである。そして、この第2の流れが旋回しきれずに、あるいは上昇しきれずに、舌部11bbの先端部11bb1近傍から内部空間11dに流れ出ることにより、気体の逆流が生じる。これによって、結果的にファンの送風能力が低下する。
本発明者らは、舌部11bbの先端部11bb1近傍で逆流が生じていること、およびその原因を突き止めた上で、これらの知見をもとにさらに鋭意検討を重ねた。そしてこれにより、回転軸14の軸方向から見た平面視において、内部空間11dと内部空間21dとの境界Cの一端C1から他端C2に延びる舌部11bbが、吐出口21aaの中心点と回転軸14の回転中心とを結ぶ直線ABに少なくとも達する位置まで延設されていることにより、舌部11bの先端部11bb1付近での逆流を抑制できることを知見した。これは、舌部11bbによって第2の流れが適切に旋回するように導くことができるためである。
つまり本実施の形態の送風機1においては、舌部11bbは、領域BBの中心点Bと、領域AAの中心点Aとを結ぶ直線ABに少なくとも達する位置まで延設されている。これにより、ファン10と吐出口21aaとが近接する構成を有しているにも関わらず、上述の気体の逆流を抑制することができる。したがって、ファン10の送風能力を低下させることなく、送風機1のコンパクト化が可能となり、故にこれを搭載する給湯装置100のコンパクト化が可能となる。
また本実施の形態では、羽根車12の面積が拡大する方向(図3中の左右方向)と、吐出口21aaを含む仮想の面の面方向とが一致する。これにより、より効果的なコンパクト化が可能となる。これは、このような構成により、吐出口21aaに接続される接続管108の延びる方向を、羽根車12の面積が拡大する方向に垂直な回転軸14の軸方向と一致させることができるために、送風機1回りをさらにコンパクト化することができるためである。
上記送風機1において、舌部11bbの先端部11bb1は、領域BBの外周部と領域AAの外周部とに接する仮想の接線AB1〜AB4のうち、接線AB1上および接線AB1よりも一端C1側のいずれかに位置していることが好ましい。これは以下の理由による。
舌部11bbが過剰に長く延設された場合、内部空間11dから内部空間21dに送り出される気体の境界C付近における通り道が過剰に狭くなるために、内部空間11dから内部空間21dに送り出される気体に加わる排気抵抗が大きくなり、結果的に、送風機1の送風能力が低下する。
これに対し、図8を参照し、舌部11bbの先端部11bb1が接線AB1を超えないように延設されることにより、羽根車12の外周部から対数螺旋形状的に送り出される気体の通り道が過剰に狭くなることを抑制することができる。これにより、内部空間11dから内部空間21d送り出される気体に加わる排気抵抗を抑制することができる。したがって、ファン10の送風能力を低下させることなく、送風機1をコンパクト化することができ、故にこれを搭載する給湯装置100のコンパクト化が可能となる。
なお、図8においては、羽根車12の外周部の各位置から送り出される気体の流れる方向を模式的に示すが、各気体の流れをまとめて全体的に示すと、ファンケース11側から接続部ケース21側に送り出される気体は、図7の白矢印で示す方向となる。
また上記送風機1において、舌部11bbの先端部11bb1は、領域BBの外周部と領域AAの外周部とに接する仮想の接線AB1〜AB4のうち、接線AB2上および接線AB2よりも一端C1側のいずれかに位置していることがより好ましい。これは以下の理由による。
図8を参照し、接線AB2は、羽根車12から対数螺旋状に送り出される気体のうち、領域BBの外周部と接するように送り出される気体の流れる方向に近似する。つまり舌部11bbが接線AB2を超える場合、このような気体の流れを抑制することとなり、故に内部空間11dから内部空間21dに送り出される気体の排気抵抗の増加へとつながる。
換言すれば、舌部11bbが接線AB2を超えない場合、上記のような排気抵抗の増加を抑制することができる。したがって、舌部11bbの先端部11bb1が接線AB2上および接線AB2よりも一端C1側のいずれかに位置するように延設されることにより、ファン10の送風能力を低下させることなく、送風機1をコンパクト化することができ、故にこれを搭載する給湯装置100のコンパクト化が可能となる。
上記送風機1は、上述のように、直線領域SLにおいて、舌部11bbと領域AA(羽根車12の外周部)との距離dが、他端C2側から一端C1側に向けて小さくなることが好ましい。
一般的に、ファンの送風性能の確保のために、回転軸14の軸方向からの平面視において、舌部11bbと羽根車12との間の距離dは、他端C2側から一端C1側に向けて大きくなるように設計される。しかし、この場合、先端部11bb1付近の気体に加わる圧力変動が大きいために、NZ音が大きくなる傾向がある。
これに対し、直線領域SLにおいて、舌部11bbと領域AA(羽根車12の外周部)との距離dが、他端C2側から一端C1側に向けて小さくなることにより、舌部11bbと羽根車12との間で生じる圧力変動を緩和することができるため、送風機から発生するNZ音を低減させることができる。なお、直線領域SLに連続する曲線領域CLにおいては、他端C2側から一端C1側に向けて距離dが大きくなるため、ファン10の送風能力は十分に維持することができる。
上記送風機において、ファンケース11と接続部ケース21とが一体的に形成されていることが好ましい。これにより、送風機1の構成が簡素となり、ファン10から吐出接続部20への気体の送り出しがスムーズとなる。なお、本実施の形態では、ファンケース11の天井壁11aを、周壁11bおよび底壁11cと異なる材質とし、接続部ケース21の天井壁21aを、周壁21bおよび底壁21cと異なる材質としたために、他の壁に対して天井壁を個別の構成としたが、天井壁11a,21a、周壁11b,21bおよび底壁11c,21cが一体形成されていてもよい。
また本実施の形態では、上記のように排気吸引燃焼方式の給湯装置100が用いられているため接続管108の径が小さくなった場合でも、いわゆる排気押込み方式の給湯装置に対してバーナ102による燃焼動作を安定させることができる。以下、そのことについて説明する。
いわゆる排気押込み方式の給湯装置においては、燃焼ガスの流れの上流側から下流側に向かって、ファン、バーナ、一次熱交換器および二次熱交換器がこの順で配置されている。つまりバーナで生じた燃焼ガスがファンにより一次熱交換器および二次熱交換器を通って給湯装置の外部の排気管に流し込まれる。
ファンから押し出された燃焼ガスは、排気管に到達する前に一次熱交換器および二次熱交換器による流路抵抗を受けるため、排気管直前における燃焼ガスの送風圧はこの流路抵抗分だけ低くなる。このため、径の小さい排気管内に燃焼ガスを押し込むためにはファンによる送風圧を高くする必要がある。しかしファンの送風圧を高くすると、バーナケース内の内圧が高くなる。このため、バーナに供給される燃料ガスの供給圧が低い場合、燃焼動作が安定しなくなる。
これに対して本実施の形態の排気吸引燃焼方式によれば、燃焼ガスの流れの上流側から下流側に向かって、バーナ102、一次熱交換器103、二次熱交換器104、送風機1のファン10、および送風機1の吐出接続部20がこの順で配置されている。この方式では、ファン10よりも上流側では負圧となるため、接続管108の径が小さくなった場合でもバーナケース内の内圧を低く維持できることにより、バーナ102に供給される燃料ガスの供給圧が低くても燃焼動作を安定させることができる。
なお、図4〜図8においては、ファン10の内部空間11dと、吐出接続部20の内部空間21dとの各構成を明確にすべく、ファンケース11の天井壁11aと、接続部ケース21の天井壁21aとが外された状態を示している。
[実施の形態2]
(給湯装置および送風機の構成)
主に図9を参照して、本実施の形態の送風機1を備える給湯装置200について説明する。給湯装置200は、押し込み方式の潜熱回収型の給湯装置である。
主に図9を参照し、給湯装置200は、筺体202と、バーナ203と、送風機1と、一次熱交換器211と、二次熱交換器221とを主に有している。
バーナ203は、燃焼部203aと、バーナケース203bとを有しており、燃焼部203aはバーナケース203b内に収容されている。このバーナ203には、バーナ203に燃料ガスを供給するためのガス管205が接続されている。
送風機1は、バーナ203に燃焼用の気体を供給するためのものである。この送風機1はバーナ203の下部に取付けられている。つまり燃焼ガスの流れに対してバーナ203の上流側に位置している。送風機1の構成は、実施の形態1と同様であるため、その説明は繰り返さない。本実施の形態では、送風機1によってバーナ203に供給される気体は主に空気であり、燃焼ガスは含まない。ただし、給湯装置200はこれに限られず、たとえば送風機1内で燃焼ガスと空気が混合されて、バーナ203に供給する構成(いわゆる全一次燃焼方式)であってもよい。この場合、送風機1に燃焼ガスを供給するための配管が接続される。
なお、本実施の形態では、たとえば、送風機1の吐出口21aaを取り囲むように設けられた接続部21abが、バーナケース203bの底壁に設けられた開口部に取り付けられることにより、送風機1から吐出される燃焼用の空気をバーナ203に送り出すことができる。
主に図9を参照して、一次熱交換器211は顕熱回収型の熱交換器である。この一次熱交換器211は、互いに積層された複数のフィン213と、複数のフィン213を貫通する伝熱管215と、複数のフィン213および伝熱管215を内部に収容するケースとしての胴板217とを有している。伝熱管215は、一方端にて配管232に接続されており、かつ他方端にて出湯配管233に接続されている。一次熱交換器211は、バーナ203で発生する燃焼ガスとの間で熱交換を行なうものであり、具体的にはバーナ203の燃焼動作により発生した熱量によって一次熱交換器211の伝熱管215内を流れる湯水を加熱するためのものである。
主に図9を参照して、二次熱交換器221は潜熱回収型の熱交換器である。この二次熱交換器221は、一次熱交換器211よりも燃焼ガスの流れの経路の下流側に位置し、一次熱交換器211と互いに直列に接続されている。このように本実施の形態の給湯装置200は潜熱回収型の二次熱交換器221を有しているため潜熱回収型の給湯装置となっている。
一次熱交換器211と二次熱交換器221とは配管232で接続されている。二次熱交換器221には、二次熱交換器221に水を供給するための給水配管231が接続されている。一次熱交換器211には、一次熱交換器211から湯を送り出すための出湯配管233が接続されている。
二次熱交換器221は、複数の(らせん状の)伝熱管225と、伝熱管225を内部に収容するケース227とを有している。伝熱管225は、一方端にて給水配管231に接続されており、かつ他方端にて配管232に接続されている。
主に図9を参照し、給水配管231と出湯配管233との間にバイパス管235が接続されている。このバイパス管235は、出湯配管233から送り出される湯の温度を給水配管231の水で調整するためのものである。また、二次熱交換器221において生じたドレンを排出するためのドレン排出管241が設けられている。
給湯装置200においては、給水管231に所定量の水が流されることによって、送風機1のファン10が回転を始め、バーナ203が点火して、バーナ203から上方に向かって燃焼ガスが送り出される。送り出された燃焼ガスは、一次熱交換器211が配置された胴板217内を流れ、次に、二次熱交換器221内を流れ、その後、給湯装置200の外へ排気される。
一方、給水管231から送られる水は、まず、二次熱交換器221の伝熱管225内を流れる。二次熱交換器221を流れる間に、燃焼ガス(潜熱)によって水が予備加熱される。次に、予備加熱された水は、配管232を経て一次熱交換器211へ送られる。一次熱交換器211へ送られた予備加熱された水は、下段の伝熱管215を流れ、次に、上段の伝熱管215を流れる。予備加熱された水が伝熱管215を流れる間に、フィン213間の隙間を流れる燃焼ガス(顕熱)と伝熱管215内の水との間で熱交換が行われ、予備加熱された水が所定の温度にまで加熱される。所定の温度に加熱された湯は、出湯管233を経て給湯装置200の外へ送り出される。
(作用効果)
本実施の形態の送風機および給湯装置の作用効果について説明する。
特許文献1に開示されるような従来のファンを、押し込み方式の給湯装置に搭載した場合、図10に示すように、羽根車の回転軸方向が給湯装置300の設置状態における鉛直方向に対し略垂直であり、羽根車から送り出される気体の流れる方向が、上記鉛直方向に略平行となる。ファン30は、通常、羽根車から送り出される気体の流れる方向(図10中の上下方向)の面積のほうが、回転軸方向(図10中の紙面を貫く方向)の面積よりも大きくなる傾向にある。故に従来のファンを押し込み方式の給湯装置に搭載した場合、給湯装置の設置状態における鉛直方向の幅(高さ)が大きくなることとなり、コンパクト化が図れない。
これに対し、本実施の形態の送風機1によれば、ファン10と、吐出接続部20の吐出口21aaとが近接した位置に設けられている。これによって、図9に示すように、ファン10のうちの面積の大きい面を、給湯装置200の設置状態における水平方向に配置することができる。したがって、送風機1によって給湯装置の鉛直方向の幅が大きくなることを防止することができ、もって送風機1が搭載される給湯装置200のコンパクト化を図ることができる。
さらに送風機1において、舌部11bbは、領域BBの中心点Bと、領域AAの中心点Aとを結ぶ直線ABに少なくとも達する位置まで延設されている。これにより、気体の逆流を舌部11bbによって抑制することができ、もってファン10の送風能力を低下させることなく、これを搭載する給湯装置200のコンパクト化が可能となる。
なおその他の送風機1の好ましい構成およびその作用効果は、実施の形態1と同様であるため、その説明は繰り返さない。
[実施の形態3]
(給湯装置および送風機の構成)
主に図11を参照して、本実施の形態の送風機1の変形例である送風機1Aを備える給湯装置400について説明する。給湯装置400は、押し込み方式の潜熱回収型の給湯装置である。
主に図11を参照し、給湯装置400は、筐体202と、バーナ203と、送風機1Aと、一次熱交換器211と、二次熱交換器221とを主に有している。給湯装置400は、送風機1Aの形状が送風機1と相違する点で、給湯装置300と相違する。つまり、給湯装置400において送風機1A以外の構成は給湯装置300と同様であるため、その説明は繰り返さない。
送風機1Aは、バーナ203に燃焼用の気体を供給するためのものである。この送風機1Aは、給湯装置300と同様に、バーナ203の下部に取り付けられている。送風機1Aの送風機1との相違点は、吐出接続部20に対し、ファン10の接続状態が送風機1と反対となっている点にある。
具体的には、吐出口21aaが設けられた天井壁21aと、吸引口11cが設けられた底壁11cが接続されており、底壁21cと、回転軸14が貫通する天井壁11aとが接続されている。
(作用効果)
本実施の形態の送風機および給湯装置の作用効果は、実施の形態2と同様である。さらに、本実施の形態によれば、メンテナンス時における送風機1の取り外し、取り付けがより容易となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A 送風機、10 ファン、20 吐出接続部、11 ファンケース、21 接続部ケース、11a,21a 天井壁、11aa 貫通孔、11b,21b 周壁、11bb 舌部、11bb1 先端部、11bb2 対向壁部、11c,21c 底壁、11cc 吸引口、11ca 突出部、11d,21d 内部空間、21aa 吐出口、21ab 接続部、22 ドレン排出部、LS 直線領域、CL 曲線領域、AA,BB 領域、A,B 中心点、C 境界、C1 一端、C2 他端、AB 直線、AB1〜AB4 接線、100,200,300,400 給湯装置、102,203 バーナ、102a 点火プラグ、103,211 一次熱交換器、103a,104b,215,225 伝熱管、103b,213 フィン、103c,227 ケース、104,221 二次熱交換器、104a ドレン排出口、104c 側壁、104d 底壁、104e,104h 開口部、104g 上壁、105 排気ボックス、105a ボックス本体、105b ファン接続部、105ba 内部空間、108 接続管、109 ドレンタンク、110,241 ドレン排出管、111 ガス供給配管、112,231 給水配管、113,233 出湯配管、114 接続配管、115 ドレン排出用配管、117 連結管、203a 燃焼部、203b バーナケース、217 胴板、232 配管、235 バイパス管、242a 流出口、227a 排気口。

Claims (7)

  1. 気体を送風するための送風機であって、
    第1内部空間を有するファンケースと、前記第1内部空間に収容される羽根車と、前記羽根車を駆動するための駆動源と、前記羽根車および前記駆動源を連結する回転軸とを含むファンと、
    第2内部空間を有し、かつ前記ファンから送り出された前記気体を、前記第2内部空間を通して前記送風機の外部へ吐出するための吐出口が設けられた接続部ケースを含む吐出接続部と、を備え、
    前記回転軸の軸方向から見た平面視において、
    前記第1内部空間と前記第2内部空間との境界には、舌部が位置しており、
    前記舌部は、前記境界の一端から前記境界の他端に向かって、前記吐出口の中心点と前記回転軸の回転中心とを結ぶ仮想の直線に少なくとも達する位置まで延設されており、
    前記舌部のうち、前記第2内部空間に対向する部分は、前記吐出口を取り囲む曲線形状を有し、
    前記吐出接続部は、前記第2内部空間に通じるドレン排出部を有している、送風機。
  2. 前記回転軸の軸方向から見た平面視において、
    前記舌部の前記他端側の先端部は、前記吐出口の外周部と前記羽根車の外周部とに接する仮想の接線のうち、前記境界と交差する位置が最も前記境界の前記他端側に近い位置となる共通外接線上および前記共通外接線よりも前記一端側のいずれかに位置している、請求項1に記載の送風機。
  3. 前記回転軸の軸方向から見た平面視において、
    前記舌部の前記他端側の先端部は、前記吐出口の外周部と前記羽根車の外周部とに接する仮想の接線のうち、前記羽根車の前記外周部と接する側から前記吐出口の前記外周部と接する側に向かって、前記境界の前記他端側から前記一端側へと近づく共通内接線上および前記共通内接線よりも前記一端側のいずれかに位置している、請求項1に記載の送風機。
  4. 前記回転軸の軸方向から見た平面視において、
    前記舌部のうち、前記羽根車の外周部と対向する対向壁部は、前記他端側から前記一端
    側に向けて直線的に延在する直線領域と、前記直線領域よりも前記一端側に位置し、かつ前記直線領域に連続する曲線領域とを有し、
    前記直線領域において、前記舌部の前記対向壁部と前記羽根車の外周部との距離は、前記他端側から前記一端側に向けて小さくなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の送風機。
  5. 前記ファンケースと前記接続部ケースとが一体的に形成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の送風機。
  6. 燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    前記燃焼ガスとの熱交換によって内部を流れる湯水を加熱する熱交換器と、
    前記燃焼ガスの流れに対して前記熱交換器の下流側に位置し、前記熱交換器を経由した後の前記燃焼ガスを吸引して給湯装置の外部へ排出する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の送風機と、を備える、給湯装置。
  7. 燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    前記燃焼ガスとの熱交換によって内部を流れる湯水を加熱する熱交換器と、
    前記燃焼ガスの流れに対して前記燃焼部の上流側に位置し、前記燃焼部に気体を送り出す、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の送風機と、を備える給湯装置。
JP2014183454A 2014-09-09 2014-09-09 送風機および給湯装置 Active JP5994827B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183454A JP5994827B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 送風機および給湯装置
US14/830,458 US9869489B2 (en) 2014-09-09 2015-08-19 Fan assembly and water heater

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014183454A JP5994827B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 送風機および給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016056729A JP2016056729A (ja) 2016-04-21
JP5994827B2 true JP5994827B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=55437185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014183454A Active JP5994827B2 (ja) 2014-09-09 2014-09-09 送風機および給湯装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9869489B2 (ja)
JP (1) JP5994827B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10711795B2 (en) * 2016-07-27 2020-07-14 Regal Beloit America, Inc. Cover assembly, blower assembly and associated method
JP2021165543A (ja) * 2020-04-08 2021-10-14 日本電産サーボ株式会社 ケーシング及び遠心ファン

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5787555A (en) * 1980-11-19 1982-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Combustor
JPS60182399A (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多翼送風機
JPS60186617A (ja) 1984-03-07 1985-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱源装置
JPS61149798A (ja) 1984-12-21 1986-07-08 三菱電機株式会社 誘導飛しよう体の操舵装置
JPS61149798U (ja) * 1985-03-06 1986-09-16
JPS6298148A (ja) * 1985-10-23 1987-05-07 Osaka Gas Co Ltd 瞬間湯沸器
JPS63131899A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Matsushita Seiko Co Ltd 送風機
JP2748728B2 (ja) * 1991-06-28 1998-05-13 三菱電機株式会社 送風装置
US5228413A (en) * 1992-03-25 1993-07-20 Tam Raymond T Multiple boiler
US6398512B2 (en) * 1999-09-17 2002-06-04 Dale Stewart Method and apparatus for cooling and expelling exhaust gases from a water heater
US6530346B1 (en) * 2000-12-01 2003-03-11 Fasco Industries, Inc. Non-dilution air water heater blower
JP4026366B2 (ja) * 2001-03-16 2007-12-26 株式会社デンソー 遠心式送風機
US6719534B2 (en) 2001-04-11 2004-04-13 Denso Corporation Vehicle seat blower unit with a motor mounted within a scroll housing and a cooling motor attachment bracket
JP2002371997A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Denso Corp 遠心式送風機
US7363882B2 (en) * 2002-09-09 2008-04-29 Comair Rotron, Inc. Condensation removal for use with a draft inducer
JP2005002918A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Japan Servo Co Ltd 遠心ファンのケーシング
JP2005291049A (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Japan Servo Co Ltd 遠心ファンのケーシング
US7354244B2 (en) * 2004-09-01 2008-04-08 Aos Holding Company Blower and method of conveying fluids
DE102006061756A1 (de) * 2006-12-28 2008-07-03 Alfred Kärcher Gmbh & Co. Kg Radialgebläse und mit einem Radialgebläse versehenes Hochdruck-Reinigungsgerät
JP4865630B2 (ja) * 2007-05-11 2012-02-01 三菱重工業株式会社 遠心式送風機
JP4994421B2 (ja) * 2009-05-08 2012-08-08 三菱電機株式会社 遠心ファン及び空気調和機
US8616158B2 (en) * 2009-05-29 2013-12-31 Regal Beloit Amercia, Inc. Non-dilution blower apparatus for high efficiency water heater
DE102014206114A1 (de) * 2014-04-01 2015-10-01 Mahle International Gmbh Gehäuse eines Radialgebläses

Also Published As

Publication number Publication date
US9869489B2 (en) 2018-01-16
US20160069587A1 (en) 2016-03-10
JP2016056729A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6807265B2 (ja) 燃焼装置
JP5846264B1 (ja) 給湯装置
JP6479569B2 (ja) 空気調和装置および空気調和装置の制御方法
JP5994827B2 (ja) 送風機および給湯装置
KR102580551B1 (ko) 급탕기
JP5670166B2 (ja) 施設園芸用温風暖房機
JP5884866B2 (ja) 給湯装置
CN108291718B (zh) 热水器
JP6773492B2 (ja) 遠心式ファン
US7677237B2 (en) Furnace with integrated blower housing and heat exchanger
JP5884844B2 (ja) 給湯装置
KR20160133733A (ko) 백연 저감 냉각탑
CN103185349B (zh) 燃烧装置
JP5994809B2 (ja) 羽根車およびこれを備える給湯装置
JP2015102046A (ja) 燃焼装置
US20120090590A1 (en) Inducer fan assembly for a gas furnace system
US7677238B2 (en) Furnace with integrated blower housing and heat exchanger
NL2004137C2 (nl) Ventilatorhuis voor een ventilator voor het aanvoeren van een brandstof/oxidatormengsel aan een brander, inzetstuk en aanvoerinrichting daarvoor.
JP5846257B1 (ja) 給湯装置
KR101962352B1 (ko) 열풍발생수단을 구비하는 보일러
CN218495056U (zh) 电暖风机
JP7510897B2 (ja) 送風機
JP2016080326A (ja) 空気調和機の室内機
KR20160007843A (ko) 백연 저감 냉각탑
CN108006942B (zh) 燃气热水器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5994827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250