JP5987476B2 - 過給機 - Google Patents

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本発明は、タービン軸に作用するスラスト荷重をスラスト軸受で受け止める過給機に関する。
従来、一端にタービンインペラが設けられ他端にコンプレッサインペラが設けられたタービン軸が、ベアリングハウジングに回転自在に保持された過給機が知られている。過給機は、エンジンから排出される排気ガスによってタービンインペラを回転させるとともに、タービンインペラの回転によって、タービン軸を介してコンプレッサインペラを回転させる。
タービン軸には軸方向の荷重(スラスト荷重)が作用する。このスラスト荷重を受け止めるため、スラストカラーとスラスト軸受が設けられる。双方の接触部分の摩擦力は、タービンハウジングに設けられた油路から供給される潤滑油によって低減される。特許文献1には、2つのスラスト軸受の間にスラストカラーを挟んだ構成の過給機が示されている。油路は、ベアリングハウジングの外側からタービン軸の手前までタービン軸に垂直に延在するとともに、軸方向に方向を変えて、スラストカラーの径方向外方を通過し、コンプレッサインペラ側のスラスト軸受(コンプレッサ側軸受)まで到達する。油路に圧入された潤滑油は、コンプレッサ側軸受に設けられた斜め孔を通って、スラストカラーと2つのスラスト軸受との隙間に供給される。
特開2011−012570号公報
スラスト軸受は軸方向の厚みが薄い環状部材であるため、特許文献1のように、斜め孔を穿孔する加工は、難度が高く加工コストの上昇要因となっていた。
本発明の目的は、スラスト軸受とスラストカラーに対し、十分な潤滑油を供給する構造を、簡易かつ低コストで実現することができる過給機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の過給機は、一端側にタービンハウジングが固定され、他端側にコンプレッサハウジングが固定されたベアリングハウジングと、タービンハウジング内に収容されるタービンインペラが一端に設けられ、コンプレッサハウジング内に収容されるコンプレッサインペラが他端に設けられたタービン軸と、タービン軸に固定されたスラストカラーと、ベアリングハウジング内に設けられ、スラストカラーに対してタービン軸の軸方向に対向するとともに、スラストカラーを介して作用するスラスト荷重を、コンプレッサインペラ側から受けるタービン側軸受と、タービン軸の軸方向に対向するとともに、スラストカラーを介して作用するスラスト荷重を、タービンインペラ側から受けるコンプレッサ側軸受と、を備え、ベアリングハウジングには、当該ベアリングハウジング外側から、タービン側軸受およびコンプレッサ側軸受のうち相対的にベアリングハウジングの内方に位置する軸受まで潤滑油を供給する油路が設けられ、スラストカラーには、タービン軸の軸方向に貫通し、タービン側軸受およびコンプレッサ側軸受のうち相対的にベアリングハウジングの内方に位置する軸受から、相対的にベアリングハウジングの外方に位置する軸受に潤滑油を流通させる補助孔が設けられていることを特徴とする。
前記油路は、前記タービン軸の径方向に延在する主流路と、前記主流路から前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的にベアリングハウジングの内方に位置する軸受まで潤滑油を導く分岐路と、を備えて構成されてもよい。
前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的にベアリングハウジングの内方に位置する軸受の近傍に設けられ、前記タービン軸のラジアル荷重を受けるラジアル軸受をさらに備え、前記分岐路は、前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的にベアリングハウジングの内方に位置する軸受と、前記ラジアル軸受との双方に開口していてもよい。
前記分岐路は、前記タービン軸に沿って形成されてもよい。
前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的にベアリングハウジングの内方に位置する軸受には、前記タービン軸の軸方向に貫通し、潤滑油が流通する油孔が設けられ、前記油路は、前記油孔に対向する位置に開口していてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の他の過給機は、潤滑油が供給される油路を備えたベアリングハウジングと、ベアリングハウジングに回転自在に挿通されたタービン軸と、タービン軸に固定されたスラストカラーと、スラストカラーに対し、ベアリングハウジングの内方側に位置し、油路から潤滑油が供給される第1のスラスト軸受と、スラストカラーに対し、ベアリングハウジングの外方側に位置する第2のスラスト軸受と、スラストカラーに設けられ、第1のスラスト軸受から第2のスラスト軸受に潤滑油が流通される孔と、を備えることを特徴とする
第1のスラスト軸受は、油路の開口位置と対向し、スラストカラーに潤滑油が流通される孔を備えてもよい。
本発明によれば、スラスト軸受とスラストカラーに対し、十分な潤滑油を供給する構造を、簡易かつ低コストで実現することができる。
過給機の概略断面図である。 図1のタービン軸近傍の部分拡大図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、過給機1の概略断面図である。以下では、図1に示す矢印F方向を過給機1の前側とし、矢印R方向を過給機1の後側として説明する。図1に示すように、過給機1は、ベアリングハウジング2と、ベアリングハウジング2の前(一端)側に締結ボルト3によって連結されるタービンハウジング4と、ベアリングハウジング2の後(他端)側に締結ボルト5によって連結されるコンプレッサハウジング6と、が一体化されて形成されている。
ベアリングハウジング2には、過給機1の前後方向に貫通する軸受孔2aが形成されており、この軸受孔2aにタービン軸7がラジアル軸受およびスラスト軸受を介して回転自在に支持されている。タービン軸7の前端部(一端)にはタービンインペラ8が一体的に固定されており、このタービンインペラ8がタービンハウジング4内に回転自在に収容されている。また、タービン軸7の後端部(他端)にはコンプレッサインペラ9が一体的に固定されており、このコンプレッサインペラ9がコンプレッサハウジング6内に回転自在に収容されている。
コンプレッサハウジング6には、過給機1の後側に開口するとともに不図示のエアクリーナに接続される吸気口10が形成されている。また、締結ボルト5によってベアリングハウジング2とコンプレッサハウジング6とが連結された状態では、これら両ハウジング2、6の対向面によって、空気を圧縮して昇圧するディフューザ流路11が形成される。このディフューザ流路11は、タービン軸7(コンプレッサインペラ9)の径方向内側から外側に向けて環状に形成されており、上記の径方向内側において、コンプレッサインペラ9を介して吸気口10に連通している。
また、コンプレッサハウジング6には、ディフューザ流路11よりもタービン軸7(コンプレッサインペラ9)の径方向外側に位置する環状のコンプレッサスクロール流路12が設けられている。コンプレッサスクロール流路12は、不図示のエンジンの吸気口と連通するとともに、ディフューザ流路11にも連通している。したがって、コンプレッサインペラ9が回転すると、吸気口10からコンプレッサハウジング6内に流体が吸気されるとともに、当該吸気された流体は、ディフューザ流路11およびコンプレッサスクロール流路12で昇圧されてエンジンの吸気口に導かれることとなる。
タービンハウジング4には、過給機1の前側に開口するとともに不図示の排気ガス浄化装置に接続される吐出口13が形成されている。また、タービンハウジング4には、流路14と、この流路14よりもタービン軸7(タービンインペラ8)の径方向外側に位置する環状のタービンスクロール流路15とが設けられている。タービンスクロール流路15は、エンジンの排気口から排出される排気ガスが導かれる不図示のガス流入口と連通するとともに、上記の流路14にも連通している。したがって、ガス流入口からタービンスクロール流路15に導かれた排気ガスは、流路14およびタービンインペラ8を介して吐出口13に導かれるとともに、その流通過程においてタービンインペラ8を回転させることとなる。そして、上記のタービンインペラ8の回転力は、タービン軸7を介してコンプレッサインペラ9に伝達されることとなり、コンプレッサインペラ9の回転力によって、上記のとおりに、流体が昇圧されてエンジンの吸気口に導かれることとなる。
図2は、図1のタービン軸7近傍の部分拡大図である。図2に示すように、ベアリングハウジング2内には、タービン軸7のスラスト荷重を受けるスラスト軸受7aが設けられている。スラスト軸受7aは、タービン軸7に固定されたスラストカラー20に対し、タービンインペラ8側(図1参照)に配されたタービン側軸受21と、コンプレッサインペラ9側に配されたコンプレッサ側軸受22と、を備えて構成される。
スラストカラー20は、環状部材であって、中央に軸方向に貫通する孔20aが設けられ、この孔20aにタービン軸7が挿通された状態でタービン軸7に固定され、タービン軸7と一体回転する。
タービン側軸受21は、環状部材であって、ベアリングハウジング2内の嵌入孔2bに嵌め込まれる。タービン側軸受21の中央には、軸方向に貫通する孔21aが設けられており、この孔21aにタービン軸7が相対回転自在に挿通されている。そして、タービン側軸受21は、スラストカラー20に対してタービン軸7の軸方向に対向するとともに、スラストカラー20を介して作用するスラスト荷重を、コンプレッサインペラ9側から受ける。
コンプレッサ側軸受22は、環状部材であって、タービン軸7の軸方向に対向するとともに、スラストカラー20を介して作用するスラスト荷重を、タービンインペラ8側から受ける。コンプレッサ側軸受22の中央には、軸方向に貫通する孔22aが設けられ、この孔22aに油切り部23が挿通される。
油切り部23は、軸方向に貫通する貫通孔23aが設けられており、貫通孔23aにタービン軸7が挿通された状態で、タービン軸7に固定される。このとき、油切り部23の直径は、コンプレッサ側軸受22における孔22aの内径よりも僅かに小さい寸法関係を維持しており、ベアリングハウジング2内に固定されたコンプレッサ側軸受22に対して、タービン軸7および油切り部23が相対回転自在に挿通されている。
油切り部23の軸方向の一端は、スラストカラー20に当接し、他端はコンプレッサインペラ9の背面に当接する。つまり、タービン軸7に対して、コンプレッサインペラ9側の端部からスラストカラー20、油切り部23およびコンプレッサインペラ9を順次挿通させた状態で、タービン軸7の端部にボルトを締結する。これにより、スラストカラー20、油切り部23およびコンプレッサインペラ9は、ボルトの締結力によって、タービン軸7の段部とボルトとの間で軸方向に挟持され、タービン軸7と一体回転することとなる。また、油切り部23は、スラストカラー20に当接する一端側よりも、径方向に突出する突起部23bを備えており、この突起部23bを、コンプレッサ側軸受22とコンプレッサインペラ9との間に位置させている。この突起部23bは、コンプレッサ側軸受22の孔22aを伝って突起部23bに到達した潤滑油を、遠心力によって径方向外方に飛散させ、潤滑油のコンプレッサインペラ9側への侵入を抑制するものである。
ラジアル軸受7bは、タービン側軸受21およびコンプレッサ側軸受22のうち相対的にベアリングハウジング2の内方に位置する軸受(本実施形態においてはタービン側軸受21が該当する)の近傍に設けられる。また、ラジアル軸受7bは、ベアリングハウジング2内のタービンインペラ8側にも配され、2つのラジアル軸受7bによって、タービン軸7のラジアル荷重を受ける。
そして、ベアリングハウジング2には、穿孔加工によって油路24が形成されている。油路24は、タービン側軸受21まで通じており、当該ベアリングハウジング2外側から、タービン側軸受21まで潤滑油を供給する。
具体的に、油路24は、タービン軸7の径方向に延在する主流路24aと、主流路24aから分岐するとともに、タービン軸7の軸方向に沿って延在する分岐路24bと、を含んで構成され、潤滑油は、主流路24aから分岐路24bを介してタービン側軸受21まで導かれる。油路24を主流路24aと分岐路24bとで構成することで、過給機1は、主流路24aとは別に、分岐路24bの流路面積を設定でき、タービン側軸受21、コンプレッサ側軸受22、および、スラストカラー20に供給する潤滑油の最適量に応じた設計が容易となる。
また、分岐路24bは、タービン側軸受21と、ラジアル軸受7bとの双方に開口し(開口24c、24d)、タービン側軸受21に潤滑油を供給する孔と、ラジアル軸受7bに潤滑油を供給する孔とを、1つの分岐路24bで共用している。そのため、過給機1は、潤滑油の供給用の孔を、タービン側軸受21とラジアル軸受7bそれぞれに設ける場合に比べ、穿孔加工を施す孔の全長を短縮でき、加工コストを低減することが可能となる。
また、分岐路24bは、タービン軸7に沿って形成されるため、分岐路24bが軸方向に対して斜めの孔である場合に比べ、ベアリングハウジング2に対する加工装置の位置決めなどが容易となり、過給機1は、加工時間を短縮し、加工コストを低減することができる。
そして、タービン側軸受21には、タービン軸7の軸方向に貫通し、潤滑油が流通する油孔21bが設けられる。油路24は、油孔21bに対向する位置に開口している。油路24の分岐路24bの開口24cに導かれた潤滑油は、油孔21bを通ってスラストカラー20およびコンプレッサ側軸受22に供給される。
また、スラストカラー20には、タービン軸7の軸方向に貫通し、タービン側軸受21から、相対的にベアリングハウジング2の外方に位置する軸受(コンプレッサ側軸受22)に潤滑油を流通させる補助孔20bが設けられている。
そのため、タービン側軸受21からスラストカラー20のタービン側軸受21側の面20cに伝った潤滑油は、補助孔20bを通ってスラストカラー20の反対側の面20dおよびコンプレッサ側軸受22に供給される。
こうして、タービン側軸受21に導かれた潤滑油は、スラストカラー20およびコンプレッサ側軸受22まで流れ、スラストカラー20と、タービン側軸受21およびコンプレッサ側軸受22との摩擦を低減する。
このように、過給機1では、コンプレッサ側軸受22まで潤滑油を導く油路ではなく、タービン側軸受21まで潤滑油を導く油路24が形成され、コンプレッサ側軸受22への斜め孔の穿孔加工をせずとも、ベアリングハウジング2に対する簡易な穿孔加工によって油路24を形成するだけで、スラストカラー20、タービン側軸受21、およびコンプレッサ側軸受22に対し、十分な潤滑油を供給することが可能となる。
また、上述した実施形態では、タービン側軸受21に油孔21b、スラストカラー20に補助孔20bが設けられる場合について説明した。しかし、油孔21bおよび補助孔20bのいずれか一方または両方を設けずとも、タービン側軸受21に供給された潤滑油は、タービン側軸受21やスラストカラー20の外周を伝って、コンプレッサ側軸受22まで流れる。そのため、過給機1は、ベアリングハウジング2に対する簡易な穿孔加工によって、タービン側軸受21、コンプレッサ側軸受22、および、スラストカラー20に対し、十分な潤滑油を供給する構造を実現することができる。ただし、本実施形態のように、タービン側軸受21に油孔21b、スラストカラー20に補助孔20bを設けることで、過給機1は、潤滑油の圧力に要するエネルギーを低減することが可能となる。
また、上述した実施形態では、タービン側軸受21、コンプレッサ側軸受22およびスラストカラー20を、コンプレッサインペラ9側に設けることとし、タービン側軸受21が、コンプレッサ側軸受22に対して相対的にベアリングハウジング2の内方に位置する場合について説明した。しかしながら、例えば、タービン側軸受21、コンプレッサ側軸受22およびスラストカラー20を、タービンインペラ8側に設けてもよい。この場合には、コンプレッサ側軸受22が、タービン側軸受21に対して相対的にベアリングハウジング2の内方に位置することとなる。
また、上述した実施形態では、分岐路24bが、タービン側軸受21と、ラジアル軸受7bとの双方に開口し、タービン側軸受21に潤滑油を供給する孔と、ラジアル軸受7bに潤滑油を供給する孔とを、1つの分岐路24bで共用する場合について説明した。しかし、分岐路24bとは別に、主流路24aから分岐し、ラジアル軸受7bに潤滑油を供給するための油路である副流路を設けてもよい。この場合、過給機1は、タービン側軸受21側と、ラジアル軸受7b側とに供給する潤滑油の量を、個別に設定した流路面積によって調整でき、設計が容易となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、タービン軸に作用するスラスト荷重をスラスト軸受で受け止める過給機に利用することができる。
1 …過給機
2 …ベアリングハウジング
4 …タービンハウジング
6 …コンプレッサハウジング
7 …タービン軸
7a …ラジアル軸受
8 …タービンインペラ
9 …コンプレッサインペラ
20 …スラストカラー
20b …補助孔
21 …タービン側軸受
21b …油孔
22 …コンプレッサ側軸受
24 …油路
24a …主流路
24b …分岐路

Claims (7)

  1. 一端側にタービンハウジングが固定され、他端側にコンプレッサハウジングが固定されたベアリングハウジングと、
    前記タービンハウジング内に収容されるタービンインペラが一端に設けられ、前記コンプレッサハウジング内に収容されるコンプレッサインペラが他端に設けられたタービン軸と、
    前記タービン軸に固定されたスラストカラーと、
    前記ベアリングハウジング内に設けられ、前記スラストカラーに対して前記タービン軸の軸方向に対向するとともに、前記スラストカラーを介して作用するスラスト荷重を、前記コンプレッサインペラ側から受けるタービン側軸受と、
    前記タービン軸の軸方向に対向するとともに、前記スラストカラーを介して作用するスラスト荷重を、前記タービンインペラ側から受けるコンプレッサ側軸受と、
    を備え、
    前記ベアリングハウジングには、当該ベアリングハウジング外側から、前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的に該ベアリングハウジングの内方に位置する軸受まで潤滑油を供給する油路が設けられ
    前記スラストカラーには、前記タービン軸の軸方向に貫通し、前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的に前記ベアリングハウジングの内方に位置する軸受から、相対的に該ベアリングハウジングの外方に位置する軸受に潤滑油を流通させる補助孔が設けられていることを特徴とする過給機。
  2. 前記油路は、
    前記タービン軸の径方向に延在する主流路と、
    前記主流路から前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的に前記ベアリングハウジングの内方に位置する軸受まで潤滑油を導く分岐路と、を備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の過給機。
  3. 前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的に前記ベアリングハウジングの内方に位置する軸受の近傍に設けられ、前記タービン軸のラジアル荷重を受けるラジアル軸受をさらに備え、
    前記分岐路は、
    前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的に前記ベアリングハウジングの内方に位置する軸受と、前記ラジアル軸受との双方に開口していることを特徴とする請求項2記載の過給機。
  4. 前記分岐路は、前記タービン軸に沿って形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の過給機。
  5. 前記タービン側軸受および前記コンプレッサ側軸受のうち相対的に前記ベアリングハウジングの内方に位置する軸受には、前記タービン軸の軸方向に貫通し、潤滑油が流通する油孔が設けられ、
    前記油路は、前記油孔に対向する位置に開口していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の過給機。
  6. 潤滑油が供給される油路を備えたベアリングハウジングと、
    前記ベアリングハウジングに回転自在に挿通されたタービン軸と、
    前記タービン軸に固定されたスラストカラーと、
    前記スラストカラーに対し、前記ベアリングハウジングの内方側に位置し、前記油路から潤滑油が供給される第1のスラスト軸受と、
    前記スラストカラーに対し、前記ベアリングハウジングの外方側に位置する第2のスラスト軸受と、
    前記スラストカラーに設けられ、前記第1のスラスト軸受から前記第2のスラスト軸受に潤滑油が流通される孔と、
    を備えることを特徴とする過給機。
  7. 前記第1のスラスト軸受は、
    前記油路の開口位置と対向し、前記スラストカラーに潤滑油が流通される孔を備えることを特徴とする請求項6に記載の過給機。
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