JP5984105B2 - 非接触式電力伝送装置およびその受電装置 - Google Patents
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Description
〔1〕本発明に従う非接触式電力伝送装置の受電装置の一形態は、送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、前記2次コイルの導電線の径は前記1次コイルの導電線の径よりも細い。
〔2〕本発明に従う非接触式電力伝送装置の受電装置の別の一形態は、送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、前記補助コイルの導電線の径は前記1次コイルの導電線の径よりも細い。
〔3〕本発明に従う非接触式電力伝送装置の受電装置の別の一形態は、送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、前記補助コイルの導電線の径は前記2次コイルの導電線の径よりも太い。
〔4〕本発明に従う非接触式電力伝送装置の受電装置の別の一形態は、送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、前記補助コイルと前記2次コイルとが同軸を有し、かつ、互いに接触するように軸方向に並べて配置される。
〔5〕本発明に従う非接触式電力伝送装置の受電装置の別の一形態は、送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸とが平行するように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される。
〔6〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例によれば、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触しないように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される。
〔7〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例によれば、前記補助コイルと前記2次コイルとが同軸を有し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触するように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される場合と比較して、前記送電装置から前記受電装置に伝送される電力の効率である伝送効率と前記2次コイルの負荷抵抗との関係における実際の前記負荷抵抗に対する前記伝送効率が高くなるように前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸とが平行し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触しないように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される。
〔8〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例によれば、前記補助コイルと前記2次コイルとが同軸を有し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触するように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される場合と比較して、前記送電装置から前記受電装置に伝送される電力の効率である伝送効率と前記補助コイルの径方向における前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸との距離である軸間距離との関係における実際の前記軸間距離に対する前記伝送効率が高くなるように前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸とが平行し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触しないように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される。
〔9〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例によれば、前記2次コイルの巻き数は前記1次コイルの巻き数よりも少ない。
〔10〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例によれば、前記補助コイルの巻き数は前記1次コイルの巻き数と等しい。
〔11〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例は小型電子機器である。
〔12〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例は電動歯ブラシである。
〔13〕前記非接触式電力伝送装置の受電装置の一例によれば、〔1〕〜〔12〕のいずれか一項に記載の受電装置と、前記送電装置とを備える。
図1を参照して、非接触式電力伝送装置10の全体構成について説明する。
非接触式電力伝送装置10は、1次コイル21を有する送電装置20と、2次コイル43を有する電動歯ブラシ40とを有する。送電装置20は、電磁誘導方式により電動歯ブラシ40の2次コイル43を介して2次電池46に電力を伝送する。なお、電動歯ブラシ40は「受電装置」に相当する。
ここで、非接触式電力伝送装置10についての各方向を以下のように定義する。
(A)送電装置20の1次コイル21の軸方向を「軸方向X1」とする。
(B)電動歯ブラシ40の長手方向を「軸方向X2」とする。
(C)電動歯ブラシ40の正面視において軸方向X2の直交方向を「幅方向Y」とする。
(A)1次コイル21の外径は、2次コイル43の外径よりも大きい。
(B)1次コイル21の外径は、補助コイル44の外径よりも大きい。
(C)補助コイル44の外径は、2次コイル43の外径よりも大きい。
(D)1次コイル21の導電線の径は、2次コイル43の導電線の径よりも大きい。
(E)1次コイル21の導電線の径は、補助コイル44の導電線の径よりも大きい。
(F)補助コイル44の導電線の径は、2次コイル43の導電線の径よりも大きい。
(G)1次コイル21の巻き数は、2次コイル43の巻き数よりも大きい。
(H)1次コイル21の巻き数は、補助コイル44の巻き数と等しい。
(I)補助コイル44は、2次コイル43と同軸を有する。
(J)補助コイル44の一方の端部は、2次コイル43の一方の端部と接触している。
送電装置20は、1次コイル21に供給する電力を制御する1次回路30を有する。電動歯ブラシ40は、送電装置20から伝送される電力を制御する2次回路50を有する。
送電装置20の制御部32は、伝送回路31を制御することにより1次コイル21に基準周波数FKの交番電力を供給する。これにより1次コイル21に交番磁束が発生する。
本実施形態の非接触式電力伝送装置10は、以下の効果を奏する。
(1)非接触式電力伝送装置10の補助コイル44および2次コイル43は、共通のコア45を有する。この構成によれば、補助コイル44および2次コイル43に対して個別にコアを備える構成と比較して、コアの点数を削減することができる。
図3に示される本実施形態の非接触式電力伝送装置10は、図1に示される第1実施形態の非接触式電力伝送装置10との主要な相違点として、次の相違点を有する。すなわち、第1実施形態の電動歯ブラシ40の補助コイル44および2次コイル43は、同軸を有する。一方、本実施形態の電動歯ブラシ40の補助コイル44および2次コイル43は、互いに平行する軸を有する。以下では、第1実施形態の非接触式電力伝送装置10と異なる点の詳細を説明し、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付してその説明の一部または全部を省略する。
(A)2次コイル43の軸JAおよび補助コイル44の軸JBは、互いに平行している。
(B)補助コイル44の一方の端部は、2次コイル43の一方の端部と接触していない。
(C)コイル間距離G1は、コイル間距離G2よりも小さい。
(A)受電結合係数は、径方向距離Rが大きくなるにつれて小さくなる。
(B)受電結合係数は、コイル間距離G1が大きくなるにつれて小さくなる。
(A)同軸構成は、2次コイル43と補助コイル44とが同軸を有し、かつ2次コイル43が補助コイル44と接触している構成を示す。同軸構成の受電結合係数は、第1平行軸構成の受電結合係数よりも大きい。
(B)第1平行軸構成は、2次コイル43の軸JAと補助コイル44の軸JBとが互いに平行し、かつ2次コイル43が補助コイル44と接触していない構成を示す。
(C)第2平行軸構成は、2次コイル43の軸JAと補助コイル44の軸JBとが互いに平行し、かつ2次コイル43が補助コイル44と接触せず、かつ第1平行軸構成よりも受電結合係数が小さい構成を示す。
(A)曲線L1は、同軸構成の負荷抵抗と伝送効率との関係を示す。
(B)曲線L2は、第1平行軸構成の負荷抵抗と伝送効率との関係を示す。
(C)曲線L3は、第2平行軸構成の負荷抵抗と伝送効率との関係を示す。
(A)曲線L2の最大負荷抵抗は、曲線L1の最大負荷抵抗よりも小さい。
(B)曲線L3の最大負荷抵抗は、曲線L2の最大負荷抵抗よりも小さい。
(A)曲線K1は、同軸構成の軸間距離と伝送効率との関係を示す。
(B)曲線K2は、第1平行軸構成の軸間距離と伝送効率との関係を示す。
(C)曲線K3は、第2平行軸構成の軸間距離と伝送効率との関係を示す。
本実施形態の非接触式電力伝送装置10は、第1実施形態の非接触式電力伝送装置10が奏する(1)〜(5)および(7)の効果に加え、以下の効果を奏する。
本発明は、第1および第2実施形態以外の実施形態を含む。以下、本発明のその他の実施形態としての各実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
・第1実施形態(図1)の2次コイル43および補助コイル44は、同軸を有する。一方、変形例の2次コイル43および補助コイル44は、互いに平行する軸を有する。
・第1および第2実施形態(図1および図3)の2次コイル43および補助コイル44は、円筒形コイルとして形成されている。一方、変形例の補助コイル44および2次コイル43の少なくとも一方は、平面コイルとして形成されている。
(A1)図6(a)に示されるように、補助コイル44は、平面視において四角形を有する。また2次コイル43は、平面視において円形を有する。
(A2)図6(b)に示されるように、補助コイル44は、平面視において四角形を有する。また2次コイル43は、平面視において四角形を有する。
(A3)図6(c)に示されるように、補助コイル44は、平面視において円形を有する。また2次コイル43は、平面視において四角形を有する。
(B1)補助コイル44は、平面視において三角形、四角形、および楕円形のいずれかの形状を有する。
(B2)2次コイル43は、平面視において三角形、四角形、および楕円形のいずれかの形状を有する。
(B3)補助コイル44として、上記(B1)のいずれかの形状のコイルを有し、かつ2次コイル43として、上記(B2)のいずれかの形状のコイルを有する。
・上記(C1)〜(C3)の構成の変形例における補助コイル44に2次コイル43は、それぞれのコイルの端部が互いに接触した構成を有する。
・第1および第2実施形態(図1および図3)の補助コイル44および2次コイル43は、コア45,60を有する。一方、変形例の補助コイル44および2次コイル43は、図11に示されるコア110を有する。
・本発明は、第1および第2実施形態(図1および図3)に例示される電動歯ブラシ40以外の他の受電装置に適用することもできる。他の受電装置としては、例えば電動かみそり、鼻毛カッター、またはドライヤー等が挙げられる。この受電装置は、第1および第2実施形態に準じた構成を有する。また、第1および第2実施形態の効果に準じた効果を奏する。
(付記1)
1次コイルを有する送電装置と、2次コイルおよび給電回路を有する受電装置とを備えること、および前記2次コイルに生じる電流を前記給電回路に供給することを条件とする非接触式電力伝送装置において、
前記受電装置は、前記給電回路と電気的に接続されていない補助コイルを有すること、
ならびに、前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方は、磁性体を有すること
を特徴とする非接触式電力伝送装置。
(付記2)
1次コイルを有する送電装置と、2次コイルおよび給電回路を有する受電装置とを備えること、および前記2次コイルに生じる電流を前記給電回路に供給することを条件とする非接触式電力伝送装置において、
前記受電装置は、前記給電回路と電気的に接続されていない補助コイルを有すること、
ならびに、前記2次コイルおよび前記補助コイルのうちの前記補助コイルにのみ磁性体を有すること
を特徴とする非接触式電力伝送装置。
(付記3)
1次コイルを有する送電装置と、2次コイルおよび給電回路を有する受電装置とを備えること、および前記2次コイルに生じる電流を前記給電回路に供給することを条件とする非接触式電力伝送装置において、
前記受電装置は、前記給電回路と電気的に接続されていない補助コイルを有すること、
ならびに、前記2次コイルおよび前記補助コイルのうちの前記2次コイルにのみ磁性体を有すること
を特徴とする非接触式電力伝送装置。
(付記4)
1次コイルを有する送電装置と、2次コイルおよび給電回路を有する受電装置とを備えること、および前記2次コイルに生じる電流を前記給電回路に供給することを条件とする非接触式電力伝送装置において、
前記受電装置は、前記給電回路と電気的に接続されていない補助コイルを有すること、
ならびに、前記補助コイルおよび前記2次コイルは、共通の磁性体を有すること
を特徴とする非接触式電力伝送装置。
(付記5)
1次コイルを有する送電装置と、2次コイルおよび給電回路を有する受電装置とを備えること、および前記2次コイルに生じる電流を前記給電回路に供給することを条件とする非接触式電力伝送装置において、
前記受電装置は、前記給電回路と電気的に接続されていない補助コイルを有すること、
ならびに、前記2次コイルおよび前記補助コイルは、個別の磁性体を有すること
を特徴とする非接触式電力伝送装置。
(付記6)
前記磁性体としてポットコアを用いる
付記1〜5のいずれか一項に記載の非接触式電力伝送装置。
(付記7)
前記磁性体としてEコアを用いること
付記1〜5のいずれか一項に記載の非接触式電力伝送装置。
(付記8)
前記磁性体として前記補助コイルおよび前記2次コイルのうちの対応するコイルの中空部分に挿入される柱状のコアを用いること
付記1〜5のいずれか一項に記載の非接触式電力伝送装置。
20 :送電装置
21 :1次コイル
22 :磁性シート
23 :ハウジング
30 :1次回路
31 :伝送回路
32 :制御部
33 :コンデンサ
34 :共振回路
40 :電動歯ブラシ(受電装置)
41 :本体ケース
42 :アタッチメント
42A:ブラシ部分
43 :2次コイル
44 :補助コイル
45 :コア(磁性体)
46 :2次電池
47 :電動モータ
50 :2次回路
51 :共振回路
52 :コンデンサ
53 :整流回路(給電回路)
60 :コア(磁性体)
61 :第1コア
62 :第2コア
70 :ポットコア(磁性体)
71 :底壁
72 :内壁
73 :外壁
80 :EERコア(磁性体、Eコア)
81 :底壁
82 :内壁
83 :外壁
90 :EEコア(磁性体、Eコア)
91 :底壁
92 :内壁
93 :外壁
100:磁性シート(磁性体)
110:コア(磁性体)
111:第1コア
112:第2コア
120:1次コイル
121:直線部分
122:接続部分
JA :軸
JB :軸
JC :軸
X1 :軸方向
X2 :軸方向
Y :幅方向
G1 :コイル間距離
G2 :コイル間距離
R :径方向距離
FK :基準周波数
K1 :曲線
K2 :曲線
K3 :曲線
L1 :曲線
L2 :曲線
L3 :曲線
Claims (13)
- 送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、
前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、
前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、
前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、
前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、
前記2次コイルの導電線の径は前記1次コイルの導電線の径よりも細い
非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、
前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、
前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、
前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、
前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、
前記補助コイルの導電線の径は前記1次コイルの導電線の径よりも細い
非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、
前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、
前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、
前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、
前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、
前記補助コイルの導電線の径は前記2次コイルの導電線の径よりも太い
非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、
前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、
前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、
前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、
前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、
前記補助コイルと前記2次コイルとが同軸を有し、かつ、互いに接触するように軸方向に並べて配置される
非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 送電装置に含まれる1次コイルと磁気的に結合可能な補助コイルと、
前記補助コイルと磁気的に結合可能な2次コイルと、
前記2次コイルと電気的に接続される給電回路と、
前記補助コイルおよび前記2次コイルの少なくとも一方に設けられる磁性体とを備え、
前記補助コイルは前記給電回路と電気的に接続されず、前記2次コイルよりも大きいQ値を有し、
前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸とが平行するように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される
非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 前記補助コイルと前記2次コイルとが接触しないように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される
請求項5に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 前記補助コイルと前記2次コイルとが同軸を有し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触するように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される場合と比較して、前記送電装置から前記受電装置に伝送される電力の効率である伝送効率と前記2次コイルの負荷抵抗との関係における実際の前記負荷抵抗に対する前記伝送効率が高くなるように、前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸とが平行し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触しないように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される
請求項6に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 前記補助コイルと前記2次コイルとが同軸を有し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触するように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される場合と比較して、前記送電装置から前記受電装置に伝送される電力の効率である伝送効率と前記補助コイルの径方向における前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸との距離である軸間距離との関係における実際の前記軸間距離に対する前記伝送効率が高くなるように、前記補助コイルの中心軸と前記2次コイルの中心軸とが平行し、前記補助コイルと前記2次コイルとが接触しないように前記補助コイルおよび前記2次コイルが軸方向に並べて配置される
請求項6に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 前記2次コイルの巻き数は前記1次コイルの巻き数よりも少ない
請求項1〜8のいずれか一項に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 前記補助コイルの巻き数は前記1次コイルの巻き数と等しい
請求項1〜9のいずれか一項に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 小型電子機器である
請求項1〜10のいずれか一項に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 電動歯ブラシである
請求項11に記載の非接触式電力伝送装置の受電装置。 - 請求項1〜12のいずれか一項に記載の受電装置と、
前記送電装置とを備える
非接触式電力伝送装置。
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