JP5978361B1 - 乗客参加型旋回遊戯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客の操作によって乗物の動きが変化させることができるようにした乗客参加型の旋回遊戯機を提供する。【解決手段】中央部11と、中央部11に設けられた昇降アーム21と、昇降アーム21に設けられた乗客が搭乗する乗物31とを備え、中央部11を中心に昇降アーム21が回転する。乗物31と昇降アーム21との間の角度を変更する傾斜作動部26と、昇降アーム21と中央部11との間の角度を変更する昇降作動部22との少なくとも何れか一方の作動部28を備える。乗物31は、乗客による操作が可能な昇降操作部35や傾斜操作部36の操作部34を備える。操作部34と作動部28とが関連付けられ、乗物31と昇降アーム21との間の角度が変化する傾斜運動と、昇降アーム21と中央部11との間の角度が変化する昇降運動との少なくとも何れか一方の運動がなされることによって、乗客の操作により乗物31を動かすことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、旋回遊戯機、特に旋回の基本動作は同じであっても乗客の操作によって乗物の動きを異ならしめることができる乗客参加型旋回遊戯機に関するものである。
特許文献1や2に示されるように、中央部と、前記中央部に設けられた昇降アームと、前記昇降アームに設けられた乗客が搭乗する乗物とを備え、前記中央部を中心に前記乗物を備えた前記昇降アームが回転する旋回遊戯機が提案されている。
ところが、これらの旋回遊戯機は、中央部と昇降アームとの角度が、予め定めれた機械的や電子的な制御によって変化するに止まり、乗客による操作は予定されていない。
特開平7−144071号公報 第2640329号号公報
本発明は、乗客の操作によって乗物の動きを変化させることができるようにすることで、乗客を単なる乗客という受け身の立場から、自らが操作するという積極的な立場に転換することができる旋回遊戯機、言わば乗客参加型の旋回遊戯機を提供することを課題とする。
また本発明は、剛体による安全バーを有する新たな安全装置を備えた遊戯機を提供することを課題とする。
本発明は、中央部と、前記中央部に設けられた昇降アームと、前記昇降アームに設けられた乗客が搭乗する乗物とを備え、前記中央部を中心に前記乗物を備えた前記昇降アームが回転する旋回遊戯機に関するものである。本発明に係る乗客参加型旋回遊戯機にあっては、前記昇降アームと前記中央部との間の角度を変更する昇降作動部と、前記乗物と前記中央部アームとの間の角度を変更する傾斜作動部との少なくとも何れか一方の作動部を備える。前記乗物は、前記乗客による操作が可能な操作部を備え、前記操作部と前記少なくとも何れか一方の作動部とが関連付けられる。そして、前記操作部の操作によって前記作動部が作動して、前記昇降アームと前記中央部との間の角度が変化する昇降運動と、前記乗物と前記昇降アームとの間の角度が変化する傾斜運動との少なくとも何れか一方の運動がなされるように構成されたものである。
このように、本発明にあっては、旋回中の乗物の動きを乗客の操作によって変化させることができたものである。
本発明の実施に際しては、前記昇降作動部と前記傾斜作動部との両方の作動部を備え、前記乗物は、前記操作部として、前記昇降作動部と関連付けられた前記昇降操作部と、前記傾斜作動部と関連付けられた前記傾斜操作部とを備え、前記昇降操作部の操作によって前記昇降運動がなされ、前記傾斜操作部の操作によって前記傾斜運動がなされるように構成することによって、多彩な乗り物の動きが実現する。
前記昇降操作部は、前記乗物に設けられた左右の足踏みペダルであり、前記左右の足踏みペダルは、前後に回転することなく直線的に踏みつけるものであり、前記足踏みペダルが踏まれる状態に応じて前記昇降作動部が前記昇降アームの昇降をなす動きが変化するように構成することもできる。例えば、足踏みペダルの操作速さと、足踏みペダルの操作個数との少なくとも何れか一方によって、前記昇降作動部が前記昇降アームを昇降させる速度が制御されるものとして実施することができる。
前記左右の足踏みペダルは、長さが変更可能な可変部を介し連結されることによって、往復運動による踏みつけがなされるものとすることができる。
前記乗物は、前後にスライド可能な座席を備えることによって、乗客の体格差に対応することができる。
また前記乗物は、座席の横へ配置された回動軸と、前記回動軸から伸びる安全バーとを備え、安全バーの一端が前記回動軸を中心に回動可能であり、安全バーの他端が自由端となっており、接近状態で両端が座席の左右両側に位置し、離反状態で他端の自由端が座席の前方に位置するように構成されたものとして実施することができる。
前記安全バーの回動は完全な水平である必要はなく、回動軸は、前後に傾斜して上下に伸びるものであり、前記安全バーは、座席に対して接近するに伴い上方に上がり、座席から離れるに伴い下方に下がるよう傾斜して回動するものであることも望ましい。
前記中央部は、基部と、基部の上に回転可能に配置された回転部とを備え、前記回転部に前記昇降アームが昇降可能に支持され、前記昇降作動部と前記傾斜作動部との少なくとも何れか一方に油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダに対して油を供給する油圧タンク及び油圧ポンプを有する油圧ユニットが前記回転部に配置されたものであってもよく、これによって油圧ユニットと前気作動部との接続を簡素化することができる。
前記乗物は、ダンパを介して取り付けれた接地部材を備え、前記接地部材は、下端に車輪を備え、前記乗物が着地する際に、前記乗物への衝撃を前記ダンパが吸収するようにすることも望ましい。
前記作動部と前記操作部とがPLC制御手段を介して関連付けられ、PLC制御手段のプログラムを変更することによって、前記昇降運動と前記傾斜運動との少なくとも何れか一方の運動を変更することができるようにすることも望ましい。また、前記中央塔、前記昇降アーム及び前記乗物は、骨格部と前記骨格部に支持された装飾部とを備え、前記装飾部を変更することによって、前記骨格部を変更することなくデザインを変更することができる。
本発明は、乗客の操作によって乗物の動きを変化させることができるようにした乗客参加型の旋回遊戯機を提供することができたものである。
また本発明は、剛体による安全バーを有する新たな安全装置を備えた遊戯機を提供することができたものである。

(A)同旋回遊戯機の平面図、(B)本発明の実施の形態に係る乗客参加型の旋回遊戯機の正面図。 同旋回遊戯機の全体構造の説明図。 同旋回遊戯機の制御説明図。 同旋回遊戯機の乗物を側面から見た構造説明図。 同旋回遊戯機の乗物を平面から見た構造説明図。 (A)同旋回遊戯機の昇降操作部の要部斜視図、(B)同昇降操作部の連結部の構造説明図、(C)同旋回遊戯機の昇降操作部の側面図。 同旋回遊戯機の乗物の座席を側面から見た構造説明図。 (A)〜(D)はそれぞれ同旋回遊戯機の乗物の動きの説明図。 (A)及び(B)は同旋回遊戯機のデザイン変更の一例をしめす斜視図。 同旋回遊戯機の変更例に係る制御説明図。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
(全体構造:図1、図2)
まず、旋回遊戯機の全体構造を説明する。
この旋回遊戯機は、タワー状の中央部11から放射状に設けられた複数の昇降アーム21と、それぞれの昇降アーム21の先端側に設けられた乗物31とを備える。この乗物31には少なくとも1つ(この例では図5に示すように左右2つ)の座席51が設けられており、乗客が着座して搭乗する。
中央部11は、地上などの設置面に固定された基部12と、この基部12の上に配置された回転部13とを備える。回転部13は基部12に対して回転し、この回転によって、回転部13に設けられた昇降アーム21及びこの昇降アーム21から吊り下げられた乗物31が回転する。なお、乗物31は昇降アーム21から吊り下げられたものとして実施しているが、昇降アーム21の上に乗物31を載せるものであってもよい。回転部13の回転機構は、回転部13の下端に固定された従動ギア15に対して、動力ギア16を歯合させて、基部12に設けられた電動機17の駆動軸によって動力ギア16を回転させることによって、回転部13を回転させるものであるが、他の回転機構を採用することもできる。
(昇降と傾斜)
この旋回遊戯機は、回転部13の回転による乗物31の旋回に加えて、乗物31の昇降と傾斜との2つの動きをなす。昇降動作は昇降アーム21と中央部11との角度(仰角)を変更することにより行なわれ、傾斜動作は乗物31と昇降アーム21と角度(傾斜角度)を変更することによって行なわれる。この昇降と傾斜が行なわれることによって、図1及び図8に示したような乗物31の多彩な動きが実現する。
(昇降の構造)
昇降動作を行なう構造について説明する。この昇降アーム21は、平行リンクによって、昇降アーム21と中央部11との角度(仰角)が変更される。リンクとしては、昇降アーム21とその上方に配置されたリンクアーム23とが一対の平行リンクとなり、アーム先端24と回転部13とが他の一対の平行リンクをなす。これらのリンクは、図2に黒丸で示す回動軸によって回動可能に接続されている。このリンクの何れか一つを動かすことによって、平行リンクが動くが、この例では、昇降アーム21を昇降作動部22で動かすもので、この昇降作動部22には油圧シリンダが採用されている。昇降作動部22の一端は回転部13に回動可能に接続され、他端は昇降アーム21に回動可能に接続されている。従って、昇降作動部22が伸縮することによって、昇降アーム21と中央部11との仰角が変化し、アーム先端24が回転部13との平行を保って(この例では鉛直状態を保って)昇降する。このアーム先端24には、傾斜アーム25が回動可能に接続され、傾斜アーム25に乗物31が支持されることによって、昇降作動部22の伸縮によって乗物31が昇降する。
(傾斜の構造)
上記の傾斜アーム25は、アーム先端24の下部に回動可能に接続されたもので、傾斜アーム25の上端寄りに補助部材27の一端が固定されている。そして、傾斜作動部26の両端が、補助部材27の他端と昇降アーム21とに対して、それぞれ回動可能に接続されることによって、傾斜作動部26、補助部材27付き傾斜アーム25、昇降アーム21、アーム先端24の4点のリンクを備えたリンク構造が構成される。この例では、傾斜作動部26には油圧シリンダが採用されており、傾斜作動部26が伸縮することによって、アーム先端24に対する傾斜アーム25の角度が変化し、傾斜アーム25に支持された乗物31の傾斜角度が変化する。
なお、昇降作動部22と傾斜作動部26とを併せて呼ぶときは、作動部28と呼ぶものとする。これらの作動部28による昇降と傾斜の動きは、各乗物31毎に、言い換えれば各昇降アーム21毎に個別に行なわれる。作動部28には、油圧シリンダの他、油圧モータなどの流体圧アクチュエータや、電動機などの他の駆動手段を採用することも可能である。また、この例では、昇降作動部22による昇降アーム21の仰角の変更によって、乗物31は乗客の乗降可能な位置まで降下するが、中央部11自体の長さ(高さ)を変化せさる他の昇降手段を併用してもよい。
(油圧システム)
ここで、作動部28を作動させる油圧システムについて説明しておくと、この例では、図2に示すように、油圧タンク72と油圧ポンプ73とを備えた油圧ユニット71が、回転部13の内部に格納されている。従来、油圧ユニット71を地上に設置することが一般的に行なわれていたが、油圧ユニット71を回転部13に設けることによって、複雑な油圧の接続システムが不要となり、油圧漏れのおそれを低減させることができる。油圧ユニット71は、図3に示すPLC制御手段74によって制御され、その制御下にて昇降作動部22と傾斜作動部26とそれぞれ伸縮作動させる。
(制御手段)
PLC制御手段74は、地上の操作員が操作する操作盤に設けられたメイン操作部75と、乗物31に設けられた昇降操作部35及び傾斜操作部36との各操作を受けて、油圧ユニット71に対して必要な指示を与える。この指示により、油圧ユニット71による油圧によって昇降作動部22及び傾斜作動部26が作動して、昇降アーム21及び傾斜アーム25の角度が変化し、乗物31の動きを変化させる。
(メイン操作部75からの操作)
メイン操作部75からの操作は、従来の遊戯機と略同じものとして実施することができる。その一例を示せば、スタートボタンの押し下げなどの開始操作によって、メイン操作部75からPLC制御手段74に開始指示が送られる。開始指示を受けて、PLC制御手段74は、油圧ユニット71に対する開始指示をなすと共に、タイマのカウントを開始する。開始指示によって、油圧回路(図示せず)の所定の弁が開かれて、油圧ユニット71から昇降作動部22に油圧が送られて、昇降作動部22を伸張させ、乗物31を上昇させる。タイマのカウントが所定の初期カウントに達すると、PLC制御手段74から電動機17に対して回転開始指示が送られて、電動機17(図3には図示せず)が回転を開始してこれを継続する。昇降作動部22の伸縮は自動的に繰り返すように、PLC制御手段74から指示されることによって、乗物31は昇降を繰り返す。また、必要に応じて、傾斜作動部26も自動的に伸縮が繰り返すように、PLC制御手段74から指示されることによって、乗物31は揺動を繰り返す。
タイマのカウントが所定の終期カウントに達すると、傾斜作動部26が所定長さで停止するように、PLC制御手段74から指示されることによって、例えば傾斜アーム25が鉛直状態となり、乗物31が地上と略水平な状態となる姿勢で固定される。次に、昇降作動部22を収縮させるようにPLC制御手段74が指示し、乗物31が地上付近にまで降下すると共に、電動機17の回転を停止させるようにPLC制御手段74が指示し、乗物31が地上付近で停止し、旋回遊戯機の1回の作動が終了する。
(昇降操作部35及び傾斜操作部36からの操作)
以上のメイン操作部75からの操作に基づく定型的な動きに加えて、昇降操作部35及び傾斜操作部36がなされることによって、それぞれの乗物31に搭乗した乗客による操作に基づき、それぞれの乗物31が不定形な動きをなす。従って、メイン操作部75による上述の定型的な動きは、全ての昇降作動部22及び傾斜作動部26に対してなされるものであるが、不定形の動きは、それぞれの昇降作動部22及び傾斜作動部26に対して個別的になされ、個別的に昇降アーム21及び傾斜アーム25が動作して、乗物31を個別的に動かすものである。これにより、旋回遊戯機全体として、図8に例示した種々の動きが実現する。
昇降操作部35と傾斜操作部36の機械体構造の具体例は後述するが、昇降操作部35の操作に基づき、PLC制御手段74が油圧ユニット71を作動させる。その際、上記の昇降の繰り返しパターンを変更することも可能であるが、この例では、繰り返しパターンは変更することなく、昇降速度を変更する。昇降速度の変更は、流量制御弁の開度を制御して、油圧ユニット71の油圧タンク72から昇降作動部22に対して送られる油の流量を制御するメータイン回路としてもよく、昇降作動部22から油圧ユニット71の油圧タンク72に対して戻される油の流量を制御するメータアウト回路としてもよいが、両回路を併用した回路設計とすることによって、より確実で迅速な制御による動きを実現するようにしてもよい。この昇降操作部35からの操作に基づき、PLC制御手段74は、油圧ユニット71の油圧回路に指示を与え、昇降作動部22の伸縮速度を変更させることによって、昇降アーム21の角速度が変化し、乗物31の昇降速度が変化する。
傾斜操作部36の操作は、PLC制御手段74によって、油圧ユニット71の油圧回路に指示を与え、傾斜作動部26の伸縮状態を変更させることによって、傾斜アーム25の角度が変化し、乗物31の傾斜状態が変化する。この乗物31の傾斜状態の変化は、上述のメイン操作部75による定型的な動きを変更するものとして実施することもでき、上述のメイン操作部75による定型的な動きでは傾斜作動部26を作動させず、傾斜操作部36の操作が行なわれ場合にのみ乗物31の傾斜状態が変化するようにしてもよい。
なお、安全面から、この昇降操作部35及び傾斜操作部36の操作は、メイン操作部75からの定型的な動きの始期及び終期の所定時間は受け付けないようにしてもよい。
前述した(昇降の構造)では、昇降アーム21の仰角の変化に関わらず、アーム先端24が常に中央部11(言い換えれば設置面)に対して一定の角度を保つ機械的構造を備える。また、前述した(傾斜の構造)では、昇降アーム21の仰角の変化による昇降に関わらず、傾斜アーム25は、アーム先端24及び中央部11(言い換えれば設置面)に対して常に一定の角度を保つ機械的構造を備える。
従って、PLC制御手段74にて、昇降作動部22の作動を制御する際には、その伸縮長さを制御すれば、昇降アーム21の中央部11(言い換えれば設置面)に対する角度を制御することができることは勿論、昇降作動部22の作動を制御する際にも、昇降アーム21の仰角の変化は無視して、傾斜アーム25の伸縮長さを制御すれば、傾斜アーム25の中央部11(言い換えれば設置面)に対する角度を制御することができる。
(乗物について:図4〜図7)
次に、乗物31について説明する。
この乗物31は、前述のように、傾斜アーム25によって吊り下げられた状態で支持される。乗物31の底部等には乗物支持部32が設けられ、この乗物支持部32によって乗物31の全体が載せられた状態で支持されている。乗物支持部32は支持アーム33を介して傾斜アーム25に接続されている。具体的には、図4に示すように、支持アーム33は前後に逆U字状をなすもので、前後の下端が支持アーム33に接続され、中央が傾斜アーム25の下端に接続されている。
この実施の形態では、図5に示すように、乗物31には2人用の座席51が左右に配置され、それぞれの座席51の前方に操作部34として、昇降操作部35と傾斜操作部36とが設けられている。具体的には、昇降操作部35は足踏みペダルとして実施され、傾斜操作部36はハンドルとして実施されている。
(昇降操作部35(足踏みペダル37)と制御手段)
昇降操作部35の具体的形態は、後に説明するが、まず、前述の制御手段との関係で説明する。この昇降操作部35は、乗客が足で操作する足踏みペダル37として実施されているもので、乗客が足踏みペダル37を速く踏めば、前述の昇降速度が速くなり、ゆっくり踏めば前述の昇降速度が速くなるように制御されている。
この制御の方法としては、足踏みペダル37が踏まれた回数を単位時間当たりで計測し、これをPLC制御手段74に送ることによって、上述の制御がなされる。また、単に、足踏みペダル37が踏まれたことをPLC制御手段74に送ることによって、PLC制御手段74のタイマにて単位時間当たりの踏まれた回数を求めるようにしてもよい。また、足踏みペダル37が踏まれたことによって回転する軸を設けて、この回転数で上記の制御を行なうようにしてもよい。
いずれにしても、昇降操作部35(足踏みペダル37)が踏まれるなどの操作状態によって生じる情報をPLC制御手段74に送ることによって、昇降速度を変更する制御がPLC制御手段74によってなされ得る。
またこの例では座席51が左右に2席設けられ、足踏みペダル37の個数も2個(2組)であるため、乗客が乗って実際に踏まれている足踏みぺダル37の個数を、操作状態によって生じる情報としてPLC制御手段74に送るようにしてもよい。その際、左右の座席51における足踏みペダル37の踏み込みの回数の合計を、1台の乗物31の踏み込み回数としてもよい。
(傾斜操作部36(ハンドル)と制御手段)
傾斜操作部36は、乗客が手で持って操作するハンドルとして実施されているもので、乗客がハンドルを回すことによって、乗物31の傾斜角度が変化するように制御されている。
この制御の方法としては、ハンドルが回された角度を計測し、これをPLC制御手段74に送ることによって、上述の制御がなされる。また、単に、ハンドルが中央から左右何れかに回されていることをPLC制御手段74に送ることによって、左右何れかに乗物31を傾斜させるようにしてもよい。例えば、ハンドルを右に切ることによって乗物31の右側が低くなるように乗物31を傾斜させ、ハンドルを左に切ることによって乗物31の左側が低くなるように乗物31を傾斜させることもできる。
いずれにしても、傾斜操作部36(ハンドル)の操作状態によって生じる情報をPLC制御手段74に送ることによって、傾斜角度を変更する制御がPLC制御手段74によってなされ得る。また、ハンドルを昇降操作部35として実施し、足踏みペダル37を傾斜操作部36として実施することもできる。また、ボタンやレバーやタッチパネルなどの他の操作手段を、操作部34(昇降操作部35、傾斜操作部36)として実施することもできる。また、ハンドルを前方に倒すと乗物31が降下し、ハンドルを手前に引くと乗物31が上昇するようにするなど、種々の操作と動きの関係を、PLC制御手段74の制御プログラムを変更することによって、実現することができる。
なお、上記のように各操作部34の操作によって各作動部28が作動するが、その際、作動部28の動きは2段階や多段階で変化するものであってもよく、無段階で変化するものであってもよい。また、PLC制御手段に代えて、CPUを備えた他の制御手段や、さらにCPUを備えない他の電子又は電気的な制御手段を用いることもできる。
(昇降操作部35(足踏みペダル37)の具体的構造)
昇降操作部35は、自転車のペダルのように左右方向に伸びる回転軸を中心として一回転以上の連続回転運動をするものであってもよいが、この例では、左右の足踏みペダル37が往復運動をするものとして実施している。具体的には、左右の足踏みペダル37が、アーム回動軸84を中心として往復回転運動を交互に行うものである。そのため乗客の体感としては、左右の足踏みペダル37を交互に前後もしくは斜め下に直線的に踏みつけるものとなる動作を行う構造として実施されている。最も単純には、中央に支点を有する揺動バーの左右端に足踏みペダル37を設けるものでシーソーのように前後等に交互に動くものとすればよいが、この場合では動きの軌跡が僅かに左右に張り出した弧状を描くようになる。そのためこの実施の形態では、図6に示す一種のリンク機構を採用し、左右の足踏みペダル37を、左右に張り出さずに、動くようにしている。
図6に示す構造では、左右の足踏みペダル37は左右のペダルアーム38の先端に設けられ、各ペダルアーム38は支持体39によって回動可能に支持されている。左右のペダルアーム38は、連結部40によって連結され、これによって、左右いずれか一方の足踏みペダル37がアーム回動軸84を中心に一方向に回動すると、他方の足踏みペダル37がアーム回動軸84を中心に逆方向に連動して回動する。
具体的に説明すると、ペダルアーム38は、アーム前部81とアーム後部82とを備え、アーム前部81の先端に足踏みペダル37を有する。アーム前部81は足踏みペダル37を踏みつけ易いように略L字状に曲げられており、アーム前部81とアーム後部82とが角度をもって屈曲して連続しているが、これらは直線状であってもよく、その形状は適宜変更して実施できる。
支持体39は、左右方向に伸びるアーム支持バー83と、アーム支持バー83の中央から後方に伸びる連結支持バー85と、アーム支持バー83の中央から下方に伸びる縦支持部87と、縦支持部87の下端を支持する支持基部88とを備える。図6では図示しないが、支持基部88は乗物31の床(乗物支持部32)に固定されている。
アーム支持バー83は、その左右両端にアーム回動軸84を備え、左右の各ペダルアーム38を左右方向に伸びる軸を中心に回動可能に支持している。連結支持バー85は、その後端の連結回動軸86にて、連結部40の中央ブロック90を、前後方向に伸びる軸を中心に回動可能に支持している。
このように支持体39は、左右のアーム回動軸84と後方の連結回動軸86とで、左右のペダルアーム38と後方の連結部40とをそれぞれ回動可能に支持するものであるが、それぞれ支持が可能であれば、それぞれを別々の部材で支持するものであってもよく、支持体39の形態は種々変更して実施することができる。
連結部40は、中央ブロック90と、両端の左右ブロック91と、中央ブロック90と左右ブロック91との間の可変部92とを備える。前記のように中央ブロック90は連結回動軸86にて支持体39の連結支持バー85に回動可能に接続されている。左右ブロック91は、両端接続部93にてペダルアーム38(アーム後部82)の後端に球面軸受けを介して接続されている。
これによって、左右のペダルアーム38が、アーム回動軸84を中心として揺動する際、連結回動軸86を中心として連結部40が回動することにより、左右のペダルアーム38が交互に揺動する。
その際、左右のアーム後部82の後端間の距離は変化するため、連結部40に可変部92を設けることによって、この距離の変化に対応している。また、ペダルアーム38(アーム後部82)と連結部40の関係は1つの回転平面上の変位ではないため、左右ブロック91は、両端接続部93にてペダルアーム38(アーム後部82)の後端に球面軸受けを介して接続されている。
連結部40は、図6(B)に示すように、可変部92には屈曲可能なチェーン構造が採用され、屈曲の度合いの変化によって中央ブロック90と左右ブロック91との間の距離の変化に対応しているが、この可変部92の構造は種々変更して実施することができる。例えば、伸縮可能なピストン・シリンダ構造やパンタグラフ構造などの種々の伸縮構造を挙げることができ、また連結部40自体は長さが変化しないものであっても、ペダルアーム38(アーム後部82)に対して摺動可能に接続することによって、左右のペダルアーム38(アーム後部82)の距離変化に対応するものであってもよい。
以上のように、左右の足踏みペダル37を交互に踏みつけ、左右のペダルアーム38が交互に往復運動するとき、これらの左右の間隔が一定に保たれた状態での運動が可能となる。なお、この例では、ペダルアーム38の先端から後端に向かって、足踏みペダル37、アーム回動軸84、可変部92の順に配置されているが、足踏みペダル37、可変部92、アーム回動軸84の順に配置しても同じ動きを実現し得る。
最後に図6(C)に示すように、引張コイルスプリングなどの付勢体89によってペダルアーム38を付勢しておくことによって、乗客が足をかけない状態での足踏みペダル37を安定させておくことも望ましい。
(傾斜操作部36について)
この例では傾斜操作部36は、回転式のハンドルを用いたが、これに代えて、傾斜式の操縦桿など、その具体的形態は変更して実施することができる。また、例えば乗物31を飛行する恐竜を模したデザインとして、傾斜操作部36を操作することで、首や尾や羽根などの装飾部材が動くようにしてもよい。この装飾部材の動きは昇降操作部35の操作に起因してなされるものであってもよい。
なお羽根を乗物31の上部に設けることで雨日除けなどの屋根として利用することもできる。
(座席51と安全バー54)
座席51は、固定式であってもよいが、この例ではスライダ52を設けることによって、前後にスライドさせることができるようにしている。これによって、乗客の年齢差や体格差に応じて座席51を動かすことにより、座席51と足踏みペダル37との間隔を適正なものに調整することができる。
次に、着席状態の乗客の安全装置は、シートベルトや高速のローラーコースターに用いられる上下に回動して肩から腹部までを押える昇降アームであってもよいが、この例では略横方向に回動する安全バー54(図4、図5参照)を新たに開発して搭載した。
この安全バー54は、基端55が支持軸53に回動可能に接続されており、支持軸53を中心に回動する。安全バー54は、座席51に接近した状態でロックされて、中央部分57が乗客の腹部付近に位置する。この接近状態で、支持軸53と、安全バー54の自由端である先端56とが座席の左右両側に位置し、中央部分57は座席の前に位置するように前方に湾曲しており、着席した乗客は、中央部分57と座席51の背もたれとの間に挟まれて固定される。中央部分57は必要に応じてクッション材で被覆しておくこともできる。
この例では、左右に座席51を配置しているため、支持軸53は両座席51の間に設けられている。従って、右側の座席51では、安全バー54の基端55が座席51の左に位置し、先端56が右に位置するものであり、左側の座席51では左右が逆となる。なおこの例では、1本の支持軸53に左右2本の安全バー54を設けたが、左右別々の支持軸53を設けてもよい。
安全バー54が座席51から離反した状態で、乗客が乗り降りするもので、先端56は、斜め前方に支持軸53を中心に回動する。この乗物31の乗降口58は、左右に設けられ、右側の座席51では右の乗降口58から、左側の座席51では左の乗降口58から、それぞれ乗り降りする。なお、支持軸53は乗物31の床に固定して実施されているが、上方から垂下させるものであってもよい。
このように、支持軸53は縦方向に伸びるもので、安全バー54は支持軸53を中心に略水平に回動する。但し、完全に水平である必要はなく、安全バー54の一端55が回動可能に支持軸53に支持され、他端56が自由端となっており、座席51への接近状態で安全バー54の両端55、56が座席51の左右両側に位置し、座席51からの離反状態で安全バー54の他端56の自由端が座席の前方に位置するように構成されておればよい。
より具体的には、この例では、支持軸53は、前方に傾斜して上方に伸びるものであり、安全バー54の回転の中心軸も傾斜しており、安全バー54は斜めに傾斜して回動する。その結果、安全バー54は、座席51に対して接近するに伴い上方に上がり、座席51から離れるに伴い下方に下がるよう構成されている(図7参照)。その結果、前述の座席51が前後へスライドすることと相俟って、乗客の身長差にマッチする構造を提供することができる。
図7(A)に示すように、背が低く座高も低い小さな乗客は、座席51を前寄りに固定する。そのため、安全バー54が座席に接近したロック状態で、安全バー54は比較的前寄りに位置し、比較的低い位置にある。これにより、座高が低く小さな乗客には、比較的低い位置で安全バー54をロックすることができる。反対に、図7(B)に示すように、背が高く座高も高い大きな乗客は、座席51を後寄りに固定する。そのため、安全バー54が座席に接近したロック状態で、安全バー54は比較的後寄りに位置し、比較的高い位置にある。これにより、座高が高く大きな乗客には、比較的高い位置で安全バー54をロックすることができる。
ロックの方法は、支持軸53に対する回動を固定する種々の機械的なロック構造を適宜採用することができ、例えば、安全バー54の回転の中心軸を、パイプ状の支持軸53内部に通し、その中心軸の下端を固定するロック装置を乗物31の床に配置し、ロック装置を作動させるレバーを乗物31の外側に出して、外部から作業員によってロックの固定と解除を行うようにすることができる。また、電磁ソレノイドを用いるなどして電機的な制御が可能なロック装置や、従来の昇降アームに用いられるロック装置など、種々の構造を採用することができる。さらに、外部からではなく、乗物31に乗った乗客が操作できるようにしてもよい。
なお、この安全バー54は、剛体による安全バー54を有する新たな安全装置を提供することができたもので、シートベルトに替えて種々の遊戯施設等の乗り物などに広く適用することができる。
(接地部材61について)
乗物31は、停止状態でも接地しないが、故障などで接地してしまった場合でも、乗客の安全性を考慮して、ダンパ62を備えた接地部材61を有する。接地部材61は、回転可能な車輪63を備え、この車輪63の支持部がバネ等のダンパ62を介して、乗物31の乗物支持部32に取り付けられていることにより、乗物31の接地の際の衝撃を緩和する。また地面には車輪63が接地するため、乗物31が旋回中に接地しても前後方向の抵抗を緩和することができる。この接地部材61は1台の乗物31に対して、1個又は複数個設けることができる。
(デザイン及び操作の変更)
図9(A)(B)に示すように、この旋回遊戯機は、その基本構造を変更することなく、装飾部材を変更することで、異なるデザインにリニューアルすることができる。
また、PLC制御手段74に搭載されるプログラムを変更することで乗物31の動きについても種々変更することができる。さらに、昇降操作部35及び傾斜操作部36についても変更することができ、例えばシューティングゲームの要素を取り入れたものに変更することができる。
具体的には、図10に示すように、昇降操作部35又は傾斜操作部36として、赤外線等の光を発するガンaを乗物31aに設け、その乗物31の前に配置された他の乗物31bに標的bを設ける。標的bには、後方の乗物31aのガンaから発せられる光を受ける受光部を設け、標的bへの的中状態、言い換えれば、前方の乗物31bの受光部による受光状態を、PLC制御手段74に送って、この受光状態の変化に応じて、後方の乗物31aの昇降作動部22又は傾斜作動部26の動きを制御し、昇降アーム21又は傾斜アーム25を動かして、後方の乗物31aの動きを変化させるものとして実施することができる。その際、前方の乗物31bの昇降作動部22又は傾斜作動部26の動きを制御し、昇降アーム21又は傾斜アーム25を動かして、前方の乗物31bの動きを変化させる(例えば光を当てられた前方の乗物31bを降下させる)ものとして実施することができ、双方の乗物31a、31bの動きを変化させることもできる。
また、実際に光などを発するガンを備えるものとせずに、引き金などの発射ボタンを備えたものとし、発射ボタンを押した時点での前後の乗物31a、31bの位置を、昇降作動部22、傾斜作動部26の伸縮状態などから、PLC制御手段74にて計算で求めて命中か否かを判断させ、前後少なくとも何れか一方の乗物31a、31bの動きを変化させるようにしてもよい。
以上、本発明は種々変更して実施することができるものである。
11 中央部
12 基部
13 回転部
15 従動ギア
16 動力ギア
17 電動機
21 昇降アーム
22 昇降作動部
23 リンクアーム
24 アーム先端
25 傾斜アーム
26 傾斜作動部
27 補助部材
28 作動部
31 乗物
32 乗物支持部
33 支持アーム
34 操作部
35 昇降操作部
36 傾斜操作部
37 足踏みペダル
38 ペダルアーム
39 支持体
40 連結部
51 座席
52 スライダ
53 支持軸
54 安全バー
55 基端
56 先端
57 中央部分
58 乗降口
61 接地部材
62 ダンパ
63 車輪
71 油圧ユニット
72 油圧タンク
73 油圧ポンプ
74 PLC制御手段
75 メイン操作部
81 アーム前部
82 アーム後部
83 アーム支持バー
84 アーム回動軸
85 連結支持バー
86 連結回動軸
87 縦支持部
88 支持基部
89 付勢体
90 中央ブロック
91 左右ブロック
92 可変部
93 両端接続部

Claims (9)

  1. 乗客が搭乗する乗物を備え、
    前記乗物は座席と、乗客が乗り降りする乗降口とを備えた遊戯施設の遊戯機において、
    前記乗物は、前記座席の横へ配置された回動軸と、前記回動軸から伸びる剛体による安全バーとを備え、
    前記回動軸は、左右方向において、前記乗降口から前記座席よりも遠い位置にあり、
    前記安全バーの一端が前記回動軸を中心に回動可能であり、前記安全バーの他端が自由端となっており、
    接近状態で前記安全バーの両端が前記座席の左右両側に位置し、離反状態で前記安全バーの他端の自由端が前記座席の前方に位置するように前記座席に対して接近離反可能に構成され
    前記安全バーの回転の中心軸が前方に傾斜していることにより、前記安全バーは、前記座席に対して接近するに伴い上方に上がり、前記座席から離れるに伴い下方に下がるように、斜めに傾斜して回動するものであり、
    前記座席は、前後にスライド可能であることを特徴とする遊戯機。
  2. 前記遊戯機は、設置面に固定される中央部と、前記中央部に設けられた昇降アームと、前記昇降アームに設けられた乗客が搭乗する前記乗物とを備え、前記中央部を中心に前記乗物を備えた前記昇降アームが回転する旋回遊戯機であり、
    前記昇降アームと前記中央部との間の角度を変更する昇降作動部と、前記乗物と前記昇降アームとの間の角度を変更する傾斜作動部との少なくとも何れか一方の作動部を備え、
    前記乗物は、前記乗客による操作が可能な操作部を備え、
    前記操作部と前記少なくとも何れか一方の作動部とが関連付けられ、
    前記操作部の操作によって前記作動部が作動して、前記昇降アームと前記中央部との間の角度が変化する昇降運動と、前記乗物と前記昇降アームとの間の角度が変化する傾斜運動との少なくとも何れか一方の運動がなされるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊戯機。
  3. 前記傾斜作動部と前記昇降作動部との両方の作動部を備え、
    前記乗物は、前記操作部として、前記昇降作動部と関連付けられた前記昇降操作部と、前記傾斜作動部と関連付けられた傾斜操作部とを備え、
    前記昇降操作部の操作によって前記昇降運動がなされ、前記傾斜操作部の操作によって前記傾斜運動がなされるように構成されたことを特徴とする請求項2記載の遊戯機。
  4. 前記操作部は、前記乗物に設けられた左右の足踏みペダルであり、
    前記足踏みペダルが踏まれる状態に応じて前記昇降運動が変化するように構成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の遊戯機。
  5. 前記足踏みペダルの操作速さと、前記足踏みペダルの操作個数との少なくとも何れか一方によって、前記昇降作動部が前記昇降アームを昇降させる速度が制御されることを特徴とする請求項3記載の遊戯機。
  6. 前記足踏みペダルは、
    先端側にペダルを備えた左右のペダルアームと、
    各ペダルアームをそれぞれ回動可能に支持する回動軸と、
    左右いずれか一方の前記ペダルアームが前記回動軸を中心に一方向に回動すると、他方の前記ペダルアームが前記回動軸を中心に逆方向に連動して回動するように、左右の前記ペダルアーム同士を接続する連結部とを備え、
    前記連結部は、左右方向の長さを可変とする可変部を介して、左右の前記ペダルアーム同士を接続することにより、左右の前記ペダルアームが連動して交互に往復運動をする際の左右前記ペダルアーム同士の間隔が一定に保たれることを特徴とする請求項4又は5に記載の遊戯機。
  7. 前記中央部は、基部と、基部の上に回転可能に配置された回転部とを備え、
    前記回転部に前記昇降アームが昇降可能に支持され、
    前記昇降作動部と前記傾斜作動部との少なくとも何れか一方に油圧シリンダを備え、
    前記油圧シリンダに対して油を供給する油圧タンク及び油圧ポンプを有する油圧ユニットが前記回転部に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の遊戯機。
  8. 前記乗物は、ダンパを介して取り付けれた接地部材を備え、
    前記接地部材は下端に車輪を備え、
    前記乗物が着地する際に、前記乗物への衝撃を前記ダンパが吸収することを特徴とする請求項2〜の何れかに記載の遊戯機
  9. 前記作動部と前記操作部とがPLC制御手段を介して関連付けられ、前記PLC制御手段のプログラムを変更することによって、前記昇降運動と前記傾斜運動との少なくとも何れか一方の運動を変更することができるように構成されたことを特徴とする請求項2〜の何れかに記載の遊戯機

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