JP5972613B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、画像表示部に保留画像が表示される遊技機に関する。
従来、始動口に遊技球が入球すると保留(乱数情報)が記憶部に記憶され、予め設定された始動条件が成立すると、保留が順次読み出されて大当たりの抽選が行われるとともに、この大当たりの抽選によって大当たりに当選すると、多量の賞球を獲得可能な特別遊技が実行可能となる遊技機が知られている。
こうした遊技機においては、大当たりの抽選結果を報知する際に、さまざまな趣向を凝らした変動演出画像が画像表示部に表示され、遊技者に大当たりの期待感を付与することで、演出効果による遊技の興趣向上が図られている。
そして、近年では、例えば特許文献1に示されるように、遊技の進行中に、画像表示部に表示されるキャラクタや背景画像(所謂「演出ステージ」)を適宜変更することで、演出の見た目上のバリエーションを多様化し、遊技者に倦怠感を与えないようにした遊技機が一般的となっている。
また、上記のように、画像表示部が設けられた遊技機においては、記憶部に記憶された保留の数を遊技者に報知すべく、保留に対応する保留画像を画像表示部に表示することが多々ある。こうした遊技機においては、例えば、特許文献2に示されるように、保留が記憶されたときに、当該保留が大当たりに当選する特定保留であるか否かを事前に判定する(所謂「先読み」)とともに、特定保留であるという判定結果が導出された場合に、当該特定保留に対応する保留画像を特殊な保留画像とする保留先読み演出が広く採用されている。
特開2011−250965号公報 特開2011−167236号公報
上記の保留先読み演出は、例えば、特殊な保留画像が表示された場合には、必ずもしくは所定の確率で大当たりに当選するといった設定を行うことで、遊技者に期待感を与えるものである。ところが、近年の遊技機では、大当たりの当選確率を異にする複数の遊技状態(低確率遊技状態および高確率遊技状態)が設けられており、大当たりに当選するか否か等、保留先読み演出を実行するために必要となる種々の情報が、保留が記憶されたときの遊技状態を前提として導出されている。
そのため、こうした遊技機においては、大当たりの当選に応じて遊技状態が変更された場合に、当該遊技状態の変更前から記憶されていた保留や、特別遊技中に記憶された保留について、変更後の遊技状態に対応した情報を有していない。したがって、こうした状況下で、遊技状態が変更された直後にも、通常時と同様に保留先読み演出を実行した場合には、本来、出現してはいけない保留画像が出現してしまったり、これとは逆に、本来出現しなければならない保留画像が出現しなかったりしてしまい、初期の設定と不整合を生じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、特に、遊技状態が変更されたときの保留先読み演出の不整合を解消し、遊技の興趣低下を抑制することができる遊技機の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、遊技者に有利な特別遊技の実行可否が、予め設定された低確判定条件にしたがって導出される低確率遊技状態、および、前記低確判定条件よりも前記特別遊技の実行を可能とする決定が高確率で導出される高確判定条件にしたがって前記特別遊技の実行可否が導出される高確率遊技状態のいずれかの遊技状態にて遊技が進行する遊技機であって、遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤と、前記遊技領域に設けられ遊技球が進入可能な始動領域と、前記始動領域に遊技球が進入すると、少なくとも前記特別遊技の実行可否、および、以後の遊技状態を決定するための1または複数の乱数情報を取得して記憶部に記憶する乱数取得手段と、予め設定された始動条件の成立により、前記記憶部に記憶された乱数情報を読み出すとともに、前記遊技状態が前記低確率遊技状態であれば、当該読み出した乱数情報および前記低確判定条件に基づいて前記特別遊技の実行可否を決定し、前記遊技状態が前記高確率遊技状態であれば、当該読み出した乱数情報および前記高確判定条件に基づいて前記特別遊技の実行可否を決定する抽選手段と、前記抽選手段により前記特別遊技の実行を可能とする決定が導出された場合に、前記抽選手段による以後の決定処理を中断して前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、前記特別遊技実行手段によって前記特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態を、当該特別遊技の実行が決定された乱数情報に基づいて前記低確率遊技状態または高確率遊技状態に設定する遊技状態設定手段と、前記特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態に対応付けて設けられ、互いに演出の実行態様を異にする複数種類の演出区分の中からいずれかの演出区分を決定する演出区分決定手段と、前記特別遊技の終了後、前記抽選手段による決定処理の再開に伴い、前記演出区分決定手段によって決定された演出区分に対応する演出画像を画像表示部に表示する演出実行手段と、前記乱数情報が記憶部に記憶されてから当該乱数情報が前記抽選手段によって読み出されるまでのいずれかのタイミングで、当該記憶部に記憶された乱数情報について、前記抽選手段によって決定される前記特別遊技の実行可否を示す第1の判定情報、および、前記特別遊技が実行される場合における当該特別遊技の終了後の遊技状態を判別可能な第2の判定情報を少なくとも含む事前判定情報を導出する保留先読み手段と、前記画像表示部に表示され前記記憶部に記憶されている乱数情報に対応する保留画像を、当該乱数情報についての事前判定情報、および、前記演出実行手段によって画像表示部に表示されている演出画像の演出区分に基づいて決定する保留画像決定手段と、前記保留画像決定手段によって決定された保留画像を前記画像表示部に表示して、前記記憶部に記憶されている乱数情報の数を報知する保留表示手段と、を備え、前記保留画像は、1の演出区分について複数種類設けられ、前記高確率遊技状態に対応付けられた演出区分には、演出の実行態様を互いに異にする第1演出区分および第2演出区分が少なくとも含まれ、前記保留画像決定手段は、前記特別遊技の終了時に記憶部に記憶されている乱数情報に対応する保留画像を、当該乱数情報についての前記第1の判定情報および第2の判定情報と、前記演出区分決定手段によって決定された演出区分とに基づいて、当該演出区分に対応する複数種類の保留画像のうちのいずれかに決定し、前記特別遊技の実行前後の遊技状態が高確率遊技状態であり、かつ、当該特別遊技の実行前後で、前記演出区分が前記第1演出区分から前記第2演出区分に変更された場合に、当該特別遊技の実行前の保留画像に基づいて、当該特別遊技の終了後の保留画像を決定することを特徴とする。
また、前記保留先読み手段は、前記第1の判定情報として、遊技状態が高確率遊技状態である場合に前記抽選手段によって決定される前記特別遊技の実行可否を示す情報と、遊技状態が低確率遊技状態である場合に前記抽選手段によって決定される前記特別遊技の実行可否を示す情報とを導出するとよい。
扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。 遊技機の正面図である。 遊技機のブロック図である。 大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。 当たり図柄決定乱数判定テーブルを説明する図である。 リーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。 ハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルを説明する図である。 大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブルを説明する図である。 リーチモードB決定乱数判定テーブルを説明する図である。 変動パターン抽選テーブルを説明する図である。 変動時間決定テーブルを説明する図である。 変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドを説明する図である。 特別電動役物作動テーブルを説明する図である。 遊技状態設定テーブルを説明する図である。 当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。 (a)は普通図柄変動パターン決定テーブルを説明する図であり、(b)は第2始動口開放制御テーブルを説明する図である。 主制御基板におけるメイン処理を示す図である。 主制御基板におけるタイマ割込処理を示す図である。 主制御基板における入力制御処理を示す図である。 主制御基板における第1始動口検出スイッチ入力処理を示す図である。 主制御基板における第2始動口検出スイッチ入力処理を示す図である。 主制御基板における事前判定処理を示す第1の図である。 主制御基板における事前判定処理を示す第2の図である。 主制御基板における事前判定処理を示す第3の図である。 主制御基板におけるゲート検出スイッチ入力処理を示す図である。 主制御基板における特図特電処理を示す図である。 主制御基板における特別図柄変動開始処理を示す図である。 主制御基板における変動演出パターン決定処理を示す図である。 主制御基板における特別図柄変動停止処理を説明する図である。 主制御基板における停止後処理を示す図である。 主制御基板における特別電動役物制御処理を示す図である。 主制御基板における特別遊技終了処理を示す図である。 主制御基板における普図普電処理を示す図である。 主制御基板における普通図柄変動開始処理を示す図である。 主制御基板における普通図柄変動停止処理を示す図である。 主制御基板における普通図柄停止後処理を示す図である。 主制御基板における普通電動役物制御処理を示す図である。 リーチなしパターンの変動演出の一例を説明する図である。 リーチ変動パターンの変動演出の第1の例を説明する図である。 リーチ変動パターンの変動演出の第2の例を説明する図である。 リーチ変動パターンの変動演出の第3の例を説明する図である。 演出ステージを説明する図である。 特別遊技中に実行されるステージ選択演出の一例を説明する図である。 保留先読み演出を説明する図である。 保留画像を説明する図である。 草原ステージ用の保留画像決定テーブルを説明する図である。 海中ステージ用の保留画像決定テーブルを説明する図である。 宇宙ステージ用の保留画像決定テーブルを説明する図である。 保留画像と大当たりの抽選結果との関係を説明する図である。 保留画像差し替えテーブルを説明する図である。 副制御基板におけるメイン処理を示す図である。 副制御基板におけるタイマ割込処理を示す図である。 副制御基板における始動入賞コマンド受信処理を示す図である。 副制御基板における事前判定コマンド受信処理を示す図である。 副制御基板における図柄決定コマンド受信処理を示す図である。 副制御基板におけるオープニングコマンド受信処理を示す図である。 副制御基板におけるラウンド開始コマンド受信処理を示す図である。 副制御基板における演出操作装置制御処理を示す図である。 副制御基板におけるエンディングコマンド受信処理を示す図である。 副制御基板における保留画像決定処理を示す図である。 副制御基板における差し替え処理を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
本発明の実施形態の理解を容易にするため、まず、遊技機の機械的構成および電気的構成を簡単に説明し、その後、各基板における具体的な処理を説明する。
図1は、本実施形態の遊技機1の斜視図であり、扉が開放された状態を示している。図示のように、遊技機1は、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成される外枠2と、この外枠2にヒンジ機構によって開閉自在に取り付けられた中枠4と、この中枠4と同様に、ヒンジ機構によって外枠2に開閉自在に取り付けられた前枠6と、を備えている。
中枠4は、外枠2と同様に、略矩形状に組まれた四辺によって囲繞空間が形成されており、この囲繞空間に遊技盤8が保持されている。また、前枠6には、ガラス製または樹脂製の透過板10が保持されている。そして、これら中枠4および前枠6を外枠2に対して閉じると、遊技盤8と透過板10とが所定の間隔を維持して略平行に対面するとともに、遊技機1の正面側から、透過板10を介して遊技盤8が視認可能となる。
図2は、遊技機1の正面図である。この図に示すように、前枠6の下部には、遊技機1の正面側に突出する操作ハンドル12が設けられている。この操作ハンドル12は、遊技者が回転操作可能に設けられており、遊技者が操作ハンドル12を回転させて発射操作を行うと、当該操作ハンドル12の回転角度に応じた強度で、不図示の発射機構によって遊技球が発射される。このようにして発射された遊技球は、遊技盤8に設けられたレール14a、14b間を上昇して遊技領域16に導かれることとなる。
遊技領域16は、遊技盤8と透過板10との間隔に形成される空間であって、遊技球が流下または転動可能な領域である。遊技盤8には、多数の釘や風車が設けられており、遊技領域16に導かれた遊技球が釘や風車に衝突して、不規則な方向に流下、転動するようにしている。
遊技領域16は、発射機構の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にする第1遊技領域16aおよび第2遊技領域16bを備えている。第1遊技領域16aは、遊技機1に正対した遊技者から見て遊技領域16の左側に位置し、第2遊技領域16bは、遊技機1に正対した遊技者から見て遊技領域16の右側に位置している。レール14a、14bが遊技領域16の左側にあることから、発射機構によって所定の強度未満の発射強度で発射された遊技球は第1遊技領域16aに進入し、所定の強度以上の発射強度で発射された遊技球は第2遊技領域16bに進入することとなる。
また、遊技領域16には、遊技球が入球可能な一般入賞口18、第1始動口20(第1始動領域)、第2始動口22(第2始動領域)が設けられており、これら一般入賞口18、第1始動口20、第2始動口22に遊技球が入球すると、それぞれ所定の賞球が遊技者に払い出される。
なお、詳しくは後述するが、第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、予め設けられた複数の特別図柄の中からいずれか1の特別図柄を決定するための抽選が行われる。各特別図柄には、遊技者にとって有利な特別遊技の実行可否や、以後の遊技状態をどのような遊技状態にするかといった種々の遊技利益(状態)が対応付けられている。したがって、遊技者は、第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、所定の賞球を獲得するのと同時に、種々の遊技利益を受ける権利獲得の機会を獲得することとなる。
また、第2始動口22には、可動片22bが開閉可能に設けられており、この可動片22bの状態に応じて、第2始動口22への遊技球の進入容易性が変化するようになっている。具体的には、第2始動口22が閉状態にあるときには、第2始動口22への遊技球の進入が不可能もしくは困難となっている。これに対して、遊技領域16に設けられたゲート24を遊技球が通過すると、後述する普通図柄の抽選が行われ、この抽選によって当たりに当選すると、可動片22bが所定時間、開状態に制御される。このように、可動片22bが開状態になると、当該可動片22bが遊技球を第2始動口22に導く受け皿として機能し、第2始動口22への遊技球の入球が容易となる。
さらに、第1始動口20および第2始動口22よりも下方にはアタッカー装置26が設けられている。このアタッカー装置26は、遊技球が入球可能な大入賞口28と、この大入賞口28を開閉する開閉扉28bと、を備えており、通常、開閉扉28bが大入賞口28を閉扉して、大入賞口28への遊技球の入球が不可能となっている。これに対して、前述の特別遊技が実行されると、開閉扉28bが開扉して、大入賞口28への遊技球の入球が可能となる。そして、大入賞口28に遊技球が入球すると、所定の賞球が遊技者に払い出される。
なお、遊技領域16の最下部には、一般入賞口18、第1始動口20、第2始動口22、大入賞口28のいずれにも入球しなかった遊技球を、遊技領域16から遊技盤8の背面側に排出する排出口30が設けられている。
ここで、第1始動口20は、遊技領域16の下方寄りであって幅方向の中央に位置しており、第1遊技領域16aを流下する遊技球のみが入球可能であって、第2遊技領域16bを流下する遊技球は入球不可能となっている。一方で、第2始動口22は、第2遊技領域16bに位置しており、第2遊技領域16bを流下する遊技球のみが入球可能であって、第1遊技領域16aを流下する遊技球は入球不可能となっている。
ただし、第1始動口20には、第2遊技領域16bを流下する遊技球が入球してもよく、また、第2始動口22には、第1遊技領域16aを流下する遊技球が入球してもよい。したがって、第1始動口20や第2始動口22の配置は一例にすぎず、具体的な盤面構成は特に限定されるものではない。
そして、遊技盤8には、遊技の進行中等に演出を行う演出装置として、液晶表示装置からなる演出表示装置50と、可動装置からなる演出役物装置52とが設けられている。演出表示装置50は、画像を表示する演出表示部50a(画像表示部)を備えており、この演出表示部50aを、遊技盤8の略中央部分において、遊技機1の正面側から視認可能に配置している。この演出表示部50aには、図示のように演出図柄40a、40b、40cが変動表示され、これら各演出図柄40a、40b、40cの停止表示態様によって大当たりの抽選結果が遊技者に報知されることとなる。
また、演出表示部50aよりも前面には、演出役物装置52が設けられている。この演出役物装置52は、通常、遊技盤8の背面側に退避しているが、上記の演出図柄40a、40b、40cの変動表示中などに、演出表示部50aの前面まで可動して、遊技者に大当たりの期待感を付与するものである。
また、遊技盤8には、点灯態様や発光色をさまざまに制御して演出を行うためのランプからなる演出照明装置54が設けられている。さらに、遊技機1の幅方向略中央位置であって、かつ、透過板10よりも下方位置には、遊技者の押下操作を受け付けるボタンからなる演出操作装置56が設けられている。そして、前枠6の上部位置や外枠2の最下部位置には、遊技機1の正面側に向けられたスピーカからなる音声出力装置58が設けられている。
なお、図中符号70は、遊技機1から払い出される賞球や、遊技球貸出装置から貸し出される遊技球が導かれる上皿であり、この上皿70が遊技球で一杯になると、遊技球は下皿72に導かれることとなる。また、この下皿72の底面には、当該下皿72から遊技球を排出するための球抜き孔(不図示)が形成されている。この球抜き孔は、通常、開閉板(不図示)によって閉じられているが、球抜きつまみ72aを図中左右方向にスライドさせることにより、当該球抜きつまみ72aと一体となって開閉板がスライドし、球抜き孔から下皿72の下方に遊技球を排出することが可能となっている。
また、遊技盤8には、遊技領域16の外方であって、かつ、遊技者が視認可能な位置に、第1特別図柄表示器80、第2特別図柄表示器82、第1特別図柄保留表示器84、第2特別図柄保留表示器86、普通図柄表示器88、普通図柄保留表示器90が設けられている。これら各表示器80〜90は、遊技に係る種々の状況を表示するための装置であるが、その詳細については後述する。
(制御手段の内部構成)
図3は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
主制御基板100は遊技の基本動作を制御する。この主制御基板100は、メインCPU100a、メインROM100b、メインRAM100cを備えている。メインCPU100aは、各検出スイッチやタイマからの入力信号に基づいて、メインROM100bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、各装置や表示器を直接制御したり、あるいは演算処理の結果に応じて他の基板にコマンドを送信したりする。メインRAM100cは、メインCPU100aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
上記主制御基板100には、一般入賞口18に遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出スイッチ18a、第1始動口20に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出スイッチ20a、第2始動口22に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出スイッチ22a、ゲート24を遊技球が通過したことを検出するゲート検出スイッチ24a、大入賞口28に遊技球が入球したことを検出する大入賞口検出スイッチ28aが接続されており、これら各検出スイッチから主制御基板100に検出信号が入力されるようになっている。
また、主制御基板100には、第2始動口22の可動片22bを作動する始動口開閉ソレノイド22cと、大入賞口28を開閉する開閉扉28bを作動する大入賞口開閉ソレノイド28cと、が接続されており、主制御基板100によって、第2始動口22および大入賞口28の開閉制御がなされるようになっている。
さらに、主制御基板100には、第1特別図柄表示器80、第2特別図柄表示器82、第1特別図柄保留表示器84、第2特別図柄保留表示器86、普通図柄表示器88、普通図柄保留表示器90が接続されており、主制御基板100によって、これら各表示器の表示制御がなされるようになっている。
また、本実施形態の遊技機1は、主に第1始動口20または第2始動口22への遊技球の入球によって開始される特別図柄遊技と、ゲート24を遊技球が通過することによって開始される普通図柄遊技とに大別される。そして、主制御基板100のメインROM100bには、特別図柄遊技および普通図柄遊技を進行するための種々のプログラムや、各種の遊技に必要なデータ、テーブルが記憶されている。
また、主制御基板100には、払出制御基板120および副制御基板200が接続されている。
払出制御基板120は、遊技球を発射させるための制御、および、賞球を払い出すための制御を行う。この払出制御基板120も、CPU、ROM、RAMを備えており、主制御基板100に対して双方向に通信可能に接続されている。この払出制御基板120には遊技情報出力端子板110が接続されており、主制御基板100から出力される遊技進行上の種々の情報が、払出制御基板120および遊技情報出力端子板110を介して、遊技店のホールコンピュータ等に出力されることとなる。
また、払出制御基板120には、貯留部に貯留された遊技球を賞球として遊技者に払い出すための払出モータ121が接続されている。払出制御基板120は、主制御基板100から送信された払出個数指定コマンドに基づいて払出モータ121を制御して所定の賞球を遊技者に払い出すように制御する。このとき、払い出された遊技球数が払出球計数スイッチ122によって検出され、払い出すべき賞球が遊技者に払い出されたかが把握されるようになっている。
また、払出制御基板120には、下皿72の満タン状態を検出する皿満タン検出スイッチ123が接続されている。この皿満タン検出スイッチ123は、賞球として払い出される遊技球を下皿72に導く通路に設けられており、当該通路を遊技球が通過するたびに、遊技球検出信号が払出制御基板120に入力されるようになっている。
そして、下皿72に所定量以上の遊技球が貯留されて満タン状態になると、下皿72に向かう通路内に遊技球が滞留し、皿満タン検出スイッチ123から払出制御基板120に向けて、遊技球検出信号が連続的に入力される。払出制御基板120は、遊技球検出信号が所定時間連続して入力された場合に、下皿72が満タン状態であると判断し、皿満タンコマンドを主制御基板100に送信する。一方、皿満タンコマンドを送信した後、遊技球検出信号の連続入力が途絶えた場合には、満タン状態が解除されたと判断し、皿満タン解除コマンドを主制御基板100に送信する。
また、払出制御基板120には、発射制御基板130が双方向に通信可能に接続されている。この発射制御基板130は、払出制御基板120から発射制御データを受信すると発射の許可を行う。この発射制御基板130には、操作ハンドル12に設けられ、当該操作ハンドル12に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ12aと、操作ハンドル12の操作角度を検出する操作ボリューム12bと、が接続されている。そして、タッチセンサ12aおよび操作ボリューム12bから信号が入力されると、発射制御基板130において、遊技球発射装置に設けられた発射用ソレノイド131を通電して遊技球を発射させる制御がなされる。
副制御基板200は、主に遊技中や待機中等の各演出を制御する。この副制御基板200は、サブCPU200a、サブROM200b、サブRAM200cを備えており、主制御基板100に対して、当該主制御基板100から副制御基板200への一方向に通信可能に接続されている。サブCPU200aは、主制御基板100から送信されたコマンドやタイマからの入力信号等に基づいて、サブROM200bに格納されたプログラムを読み出して演算処理を行うとともに、演出を実行するためのコマンドを、画像制御基板210または電飾制御基板220に送信する。このとき、サブRAM200cは、サブCPU200aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能する。
画像制御基板210は、上記演出表示部50aに画像を表示させる画像表示制御を行うものであり、CPU、ROM、RAM、VRAMを備えている。この画像制御基板210のROMには、演出表示部50aに表示される図柄や背景等の画像データが多数格納されており、副制御基板200から送信されたコマンドに基づいて、CPUが、画像データをROMからVRAMに読み出して、演出表示部50aの画像表示を制御する。
電飾制御基板220は、副制御基板200から送信されたコマンドに基づいて、音声出力装置58から音声を出力させる音声出力制御を行う。また、電飾制御基板220は、副制御基板200から送信されるコマンドに基づいて、演出役物装置52を可動したり演出照明装置54を点灯制御したりする。さらには、演出操作装置56が押下操作されたことを検出する演出操作装置検出スイッチ56aから操作検出信号が入力された際に、所定のコマンドを副制御基板200に送信する。
なお、各基板には、不図示の電源基板が接続されている。この電源基板は、コンデンサからなるバックアップ電源を備えており、遊技機に供給する電源電圧を監視し、電源電圧が所定値以下となったときに、電断検知信号を主制御基板100に出力する。
次に、本実施形態の遊技機1における遊技について、メインROM100bに記憶されている各種テーブルを参照しながら説明する。
前述したように、本実施形態の遊技機1は、特別図柄遊技と普通図柄遊技の2種類の遊技が並行して進行するものであり、これら両遊技を進行する際の遊技状態として、低確率遊技状態または高確率遊技状態のいずれかの遊技状態と、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれかの遊技状態と、が組み合わされたいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。
各遊技状態の詳細については後述するが、低確率遊技状態というのは、大入賞口28が開放される特別遊技を実行する権利獲得の確率が低く(本実施形態では約1/392.4)設定された遊技状態であり、高確率遊技状態というのは、特別遊技を実行する権利獲得の確率が高く(本実施形態では約1/39.24)設定された遊技状態である。
また、非時短遊技状態というのは、可動片22bが開状態になりにくく、第2始動口22に遊技球が入球しにくい遊技状態であり、時短遊技状態というのは、非時短遊技状態よりも可動片22bが開状態になりやすく、第2始動口22に遊技球が入球しやすい遊技状態である。
遊技者が操作ハンドル12を操作して遊技領域16に遊技球を発射させるとともに、遊技領域16を流下する遊技球が第1始動口20または第2始動口22に入球すると、遊技者に遊技利益を付与するか否かの抽選(以下、「大当たりの抽選」という)が行われる。この大当たりの抽選において、大当たりに当選すると、大入賞口28が開放されるとともに当該大入賞口28への遊技球の入球が可能となる特別遊技が実行され、また、当該特別遊技の終了後の遊技状態が、上記のいずれかの遊技状態に設定される。以下では、大当たりの抽選方法について説明する。
なお、詳しくは後述するが、第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、大当たりの抽選に係る種々の乱数値(大当たり決定乱数、当たり図柄乱数、リーチグループ決定乱数、リーチモードA決定乱数、リーチモードB決定乱数、変動パターン乱数)が取得されるとともに、これら各乱数値で構成される乱数情報がメインRAM100cの保留記憶領域に記憶される。以下では、第1始動口20に遊技球が入球して保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特1保留とよび、第2始動口22に遊技球が入球して保留記憶領域に記憶された種々の乱数を総称して特2保留とよぶ。
この保留記憶領域は、特1保留記憶領域および特2保留記憶領域が設けられており、これら各記憶領域は、それぞれ4つの記憶部(第1〜第4記憶部)を有している。そして、第1始動口20に遊技球が入球すると、特1保留を、特1保留記憶領域の第1記憶部から順に記憶する。具体的には、第1始動口20に遊技球が入球したとき、特1保留記憶領域の第1〜第4記憶部のいずれにも保留が記憶されていない場合には、特1保留記憶領域の第1記憶部に保留を記憶する。また、例えば、第1記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口20に遊技球が入球した場合には当該保留を第2記憶部に記憶し、第1記憶部および第2記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口20に遊技球が入球した場合には当該保留を第3記憶部に記憶し、第1記憶部〜第3記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口20に遊技球が入球した場合には当該保留を第4記憶部に記憶する。なお、第1記憶部〜第4記憶部に特1保留が記憶されている状態で、第1始動口20に遊技球が入球した場合には、当該入球によって特1保留が記憶されることはない。
同様に、第2始動口22に遊技球が入球したとき、特2保留記憶領域の第1〜第4記憶部のいずれにも保留が記憶されていない場合には、特2保留記憶領域の第1記憶部に保留を記憶する。また、例えば、第1記憶部に特2保留が記憶されている状態で、第2始動口22に遊技球が入球した場合には当該保留を第2記憶部に記憶し、第1記憶部および第2記憶部に特2保留が記憶されている状態で、第2始動口22に遊技球が入球した場合には当該保留を第3記憶部に記憶し、第1記憶部〜第3記憶部に特2保留が記憶されている状態で、第2始動口22に遊技球が入球した場合には当該保留を第4記憶部に記憶する。なお、第1記憶部〜第4記憶部に特2保留が記憶されている状態で、第2始動口22に遊技球が入球した場合には、当該入球によって特2保留が記憶されることはない。
図4は、大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、0〜65535の範囲内から1つの大当たり決定乱数が取得される。そして、大当たりの抽選を開始するとき、すなわち、大当たりの判定を行うときの遊技状態に応じて大当たり決定乱数判定テーブルが選択され、当該選択された大当たり決定乱数判定テーブルと取得された大当たり決定乱数とによって大当たりの抽選が行われる。
低確率遊技状態において、特1保留および特2保留について大当たりの抽選を開始する場合には、図4(a)に示す大当たり決定乱数判定テーブル1が参照される。この大当たり決定乱数判定テーブル1によれば、大当たり決定乱数が10001〜10167であった場合に大当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/392.4となる。
また、高確率遊技状態において、特1保留および特2保留について大当たりの抽選を開始する場合には、図4(b)に示す大当たり決定乱数判定テーブル2が参照される。この大当たり決定乱数判定テーブル2によれば、大当たり決定乱数が10001〜11670であった場合に大当たりと判定し、その他の大当たり決定乱数であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の大当たり確率は約1/39.24となる。このように、高確率遊技状態である場合には、低確率遊技状態である場合に比べて、大当たり確率が10倍となる。
図5は、当たり図柄決定乱数判定テーブルを説明する図である。第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、0〜99の範囲内から1つの当たり図柄乱数が取得される。そして、上記の大当たりの抽選により「大当たり」の判定結果が導出された場合に、取得している当たり図柄乱数と当たり図柄決定乱数判定テーブルとによって、特別図柄の種別が決定される。このとき、特1保留によって「大当たり」に当選した場合には、図5(a)に示す当たり図柄決定乱数判定テーブル1が選択され、特2保留によって「大当たり」に当選した場合には、図5(b)に示す当たり図柄決定乱数判定テーブル2が選択される。以下では、当たり図柄乱数によって決定される特別図柄、すなわち、大当たりの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄を大当たり図柄とよび、ハズレの判定結果が得られた場合に決定される特別図柄をハズレ図柄とよぶ。
図5(a)に示す当たり図柄決定乱数判定テーブル1によれば、図示のとおり、0〜99の各当たり図柄乱数に特別図柄A、B、Cの3種類の特別図柄が対応付けられており、当たり図柄乱数が0〜39であれば特別図柄Aが決定され、当たり図柄乱数が40〜79であれば特別図柄Bが決定され、当たり図柄乱数が80〜99であれば特別図柄Cが決定される。
また、図5(b)に示す当たり図柄決定乱数判定テーブル2によれば、図示のとおり、0〜99の各当たり図柄乱数に特別図柄A、Cの2種類の特別図柄が対応付けられており、当たり図柄乱数が0〜79であれば特別図柄Aが決定され、当たり図柄乱数が80〜99であれば特別図柄Cが決定される。したがって、この図5(b)に示す当たり図柄決定乱数判定テーブル2によれば、特別図柄Bが決定されることはない。
なお、大当たりの抽選結果が「ハズレ」であった場合に、当該抽選結果が特1保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Xが決定され、当該抽選結果が特2保留によって導出されたときは、抽選を行うことなくハズレ図柄として特別図柄Yが決定される。つまり、当たり図柄決定乱数判定テーブルは、大当たりの抽選結果が「大当たり」であった場合にのみ参照され、大当たりの抽選結果が「ハズレ」であった場合に参照されることはない。
図6は、リーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。このリーチグループ決定乱数判定テーブルは、遊技状態ごとに設けられており、本実施形態では、非時短遊技状態用のテーブルと、時短遊技状態用のテーブルとが設けられている。第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、0〜10006の範囲内から1つのリーチグループ決定乱数が取得される。上記のように、大当たりの抽選結果が導出されると、当該大当たりの抽選結果を報知する変動演出パターンを決定する処理が行われる。本実施形態では、大当たりの抽選結果が「ハズレ」であった場合に、変動演出パターンを決定するにあたって、まず、リーチグループ決定乱数とリーチグループ決定乱数判定テーブルとによってグループ種別が決定される。
そして、非時短遊技状態に設定されているときに特1保留に基づいて大当たりの抽選結果が導出されるとともに、大当たりの抽選を行うときの特1保留数が0または1個であった場合には、図6(a)に示すリーチグループ決定乱数判定テーブル1が選択される。このリーチグループ決定乱数判定テーブル1によれば、リーチグループ決定乱数が0〜3999であれば「グループ1」が決定され、リーチグループ決定乱数が4000〜6999であれば「グループ2」が決定され、リーチグループ決定乱数が7000〜8999であれば「グループ3」が決定され、リーチグループ決定乱数が9000〜9799であれば「グループ4」が決定され、リーチグループ決定乱数が9800〜10006であれば「グループ5」が決定される。
また、非時短遊技状態に設定されているときに特1保留に基づいて大当たりの抽選結果が導出されるとともに、大当たりの抽選を行うときの特1保留数が2または3個であった場合には、図6(b)に示すリーチグループ決定乱数判定テーブル2が選択される。また、非時短遊技状態に設定されているときに特2保留に基づいて大当たりの抽選結果が導出された場合には、保留数とは無関係に図6(c)に示すリーチグループ決定乱数判定テーブル3が選択されることとなる。これらリーチグループ決定乱数判定テーブル1〜3によれば、リーチグループ決定乱数に応じて、図示のとおりにグループ種別が決定されることとなる。
なお、大当たりの抽選結果が「大当たり」であった場合には、変動演出パターンを決定するにあたってグループ種別を決定することはない。つまり、リーチグループ決定乱数判定テーブルは、大当たりの抽選結果が「ハズレ」であった場合にのみ参照され、大当たりの抽選結果が「大当たり」であった場合に参照されることはない。したがって、リーチグループ決定乱数は、第1始動口20や第2始動口22に遊技球が入球したときに、「大当たり」、「ハズレ」とは無関係に取得されるものの、大当たりの抽選結果が「大当たり」であった場合には、当該リーチグループ決定乱数は何らの抽選にも用いられることなく破棄されることとなる。
図7は、ハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルを説明する図である。このハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルは、上記のようにして決定されたグループ種別ごとに複数設けられている。ここでは、グループ1が決定されたときに選択されるハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル1を図7(a)に示し、グループ2が決定されたときに選択されるハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル2を図7(b)に示し、グループ5が決定されたときに選択されるハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル5を図7(c)に示す。
第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、0〜250の範囲内から1つのリーチモードA決定乱数が取得される。そして、上記のグループ種別の抽選によりグループ種別が決定された場合には、当該決定されたグループ種別に対応するハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルが選択され、選択されたハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルとリーチモードA決定乱数とに基づいて、変動モードA番号が決定される。
図7(a)に示すハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル1によれば、リーチモードA決定乱数が0〜250の全てにおいて、変動モードA番号として「00H」が決定される。また、図7(b)に示すハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル2によれば、リーチモードA決定乱数が0〜79のとき、変動モードA番号として「00H」が決定され、リーチモードA決定乱数が80〜169のとき、変動モードA番号として「01H」が決定され、リーチモードA決定乱数が170〜250のとき、変動モードA番号として「02H」が決定される。また、図7(c)に示すハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル5によれば、リーチモードA決定乱数が0〜130のとき、変動モードA番号として「05H」が決定され、リーチモードA決定乱数が131〜199のとき、変動モードA番号として「06H」が決定され、リーチモードA決定乱数が200〜250のとき、変動モードA番号として「07H」が決定される。
そして、各ハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルにおいては、リーチモードA決定乱数に、変動モードA番号とともに、後述するリーチモードB決定乱数判定テーブルおよび変動パターン抽選テーブルが対応付けられている。例えば、ハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル1によれば、変動モードA番号が「00H」と決定されるのと同時に、リーチモードB決定乱数判定テーブルとして「テーブル1」が決定され、変動パターン抽選テーブルとして「テーブルA」が決定される。このように、本実施形態では、変動モードA番号が決定されると、同時に、リーチモードB決定乱数判定テーブルおよび変動パターン抽選テーブルが決定されることとなる。
図8は、大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブルを説明する図である。この大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブルは、大当たり当選時に決定される大当たり図柄の種別に応じて複数設けられている。ここでは、特別図柄Aが決定されたときに選択される大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブル1を図8(a)に示し、特別図柄Bが決定されたときに選択される大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブル2を図8(b)に示している。この大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブルにおいても、上記のハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルと同様に、リーチモードA決定乱数に対して、変動モードA番号、リーチモードB決定乱数判定テーブル、変動パターン抽選テーブルが対応付けられており、変動モードA番号が決定されると、同時に、リーチモードB決定乱数判定テーブルおよび変動パターン抽選テーブルが決定されることとなる。
以上のように、大当たりの抽選結果が「ハズレ」であった場合には、まず、図6に示すリーチグループ決定乱数判定テーブルとリーチグループ決定乱数とによってグループ種別が決定される。そして、決定されたグループ種別に応じ、図7に示すハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルとリーチモードA決定乱数とによって、変動モードA番号、リーチモードB決定乱数判定テーブル、変動パターン抽選テーブルが決定される。一方、大当たりの抽選結果が「大当たり」であった場合には、決定された大当たり図柄(特別図柄の種別)に応じ、図8に示す大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブルとリーチモードA決定乱数とによって、変動モードA番号、リーチモードB決定乱数判定テーブル、変動パターン抽選テーブルが決定されることとなる。
図9は、リーチモードB決定乱数判定テーブルを説明する図である。ここでは、リーチモードB決定乱数判定テーブル1を図9(a)に示し、リーチモードB決定乱数判定テーブル2を図9(b)に示し、リーチモードB決定乱数判定テーブル5を図9(c)に示すが、リーチモードB決定乱数判定テーブルは、この他にも多数設けられている。
第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、0〜198の範囲内から1つのリーチモードB決定乱数が取得される。そして、上記の変動モードA番号と同時に決定されたリーチモードB決定乱数判定テーブルと、取得したリーチモードB決定乱数とに基づいて変動モードB番号が決定される。例えば、図9(a)に示すリーチモードB決定乱数判定テーブル1によれば、リーチモードB決定乱数が0〜198の全てにおいて、変動モードB番号として「0H」が決定される。また、図9(b)に示すリーチモードB決定乱数判定テーブル2によれば、リーチモードB決定乱数が0〜109のとき、変動モードB番号として「0H」が決定され、リーチモードB決定乱数が110〜198のとき、変動モードB番号として「1H」が決定される。また、図9(c)に示すリーチモードB決定乱数判定テーブル5によれば、リーチモードB決定乱数が0〜49のとき、変動モードB番号として「5H」が決定され、リーチモードB決定乱数が50〜99のとき、変動モードB番号として「6H」が決定され、リーチモードB決定乱数が100〜159のとき、変動モードB番号として「7H」が決定され、リーチモードB決定乱数が160〜198のとき、変動モードB番号として「8H」が決定される。
図10は、変動パターン抽選テーブルを説明する図である。ここでは、変動パターン抽選テーブルAを図10(a)に示し、変動パターン抽選テーブルBを図10(b)に示し、変動パターン抽選テーブルQを図10(c)に示すが、変動パターン抽選テーブルは、この他にも多数設けられている。
第1始動口20または第2始動口22に遊技球が入球すると、0〜238の範囲内から1つの変動パターン乱数が取得される。そして、上記の変動モードA番号と同時に決定された変動パターン抽選テーブルと、取得した変動パターン乱数とに基づいて変動パターン番号が決定される。例えば、図10(a)に示す変動パターン抽選テーブルAによれば、変動パターン乱数が0〜238の全てにおいて、変動パターン番号として「00H」が決定される。
また、図10(b)に示す変動パターン抽選テーブルBによれば、変動パターン乱数が0〜238の全てにおいて、変動パターン番号として「01H」が決定される。また、図10(c)に示す変動パターン抽選テーブルQによれば、変動パターン乱数が0〜24のとき、変動パターン番号として「30H」が決定され、変動パターン乱数が25〜49のとき、変動パターン番号として「31H」が決定され、変動パターン乱数が50〜139のとき、変動パターン番号として「32H」が決定され、変動パターン乱数が140〜179のとき、変動パターン番号として「33H」が決定され、変動パターン乱数が180〜219のとき、変動パターン番号として「34H」が決定され、変動パターン乱数が220〜238のとき、変動パターン番号として「35H」が決定される。
このように、大当たりの抽選が行われると、大当たりの抽選結果に応じて、変動モードA番号、変動モードB番号、変動パターン番号が決定される。これら変動モードA番号、変動モードB番号、変動パターン番号は、変動演出パターンを構成する変動情報であり、各変動情報のそれぞれに、変動演出の態様および時間が対応付けられている。
図11は、変動時間決定テーブルを説明する図である。上記のように、変動モードA番号が決定されると、図11(a)に示す変動時間1決定テーブルにしたがって変動時間1が決定される。この変動時間1決定テーブルによれば、変動モードA番号ごとに変動時間1が対応付けられており、決定された変動モードA番号に応じて、対応する変動時間1が決定される。
また、上記のように、変動パターン番号が決定されると、図11(b)に示す変動時間2決定テーブルにしたがって変動時間2が決定される。この変動時間2決定テーブルによれば、変動パターン番号ごとに変動時間2が対応付けられており、決定された変動パターンに応じて、対応する変動時間2が決定される。
さらに、上記のように、変動モードB番号が決定されると、図11(c)に示す変動時間3決定テーブルにしたがって変動時間3が決定される。この変動時間3決定テーブルによれば、変動モードB番号ごとに変動時間3が対応付けられており、決定された変動モードBに応じて、対応する変動時間3が決定される。このようにして決定された変動時間1〜3の合計時間が、大当たりの抽選結果を報知する変動演出の時間、すなわち、変動時間となる。
図12は、変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドを説明する図である。上記のように、変動モードA番号、変動モードB番号、変動パターン番号が決定されると、それらに対応するコマンドが生成され、副制御基板200に送信される。図12(a)に示すように、変動モードコマンドは、先行コマンドと後続コマンドとからなり、先行コマンドは、ヘッダーとして機能する「AH」に、変動モードB番号が付加されて構成される。したがって、例えば、変動モードB番号として「2H」が決定された場合には、先行コマンドが「A2H」となる。なお、本実施形態では、変動モードB番号として、「0H」〜「EH」の15種類が設けられているが、ここで「FH」を除外しているのは、後述する変動パターンコマンドのヘッダー「AFH」との識別性を確保するためである。
また、後続コマンドは、変動モードA番号のとおりに決定され、例えば、変動モードA番号として「00H」が決定された場合には、後続コマンドが「00H」となる。本実施形態では、後続コマンドとして「00H」〜「7FH」が設けられており、したがって、変動モードA番号を最大で128通り設けることが可能となっている。このように、本実施形態においては、変動モードA番号と変動モードB番号とによって、1つの変動モードコマンドが生成されることとなる。
一方、図12(b)に示すように、変動パターンコマンドも、先行コマンドと後続コマンドとからなり、ヘッダーとして機能する「AFH」が先行コマンドとして生成される。また、後続コマンドは、変動パターン番号のとおりに決定され、例えば、変動パターン番号として「00H」が決定された場合には、後続コマンドが「00H」となる。本実施形態では、後続コマンドとして「00H」〜「7FH」が設けられており、したがって、本実施形態では、変動パターン番号を、最大で128通り設けることが可能となっている。
上記のように、本実施形態においては、変動演出パターンを決定するために、変動モードA番号、変動モードB番号、変動パターン番号の3つの要素が決定されるが、変動モードA番号と変動モードB番号とによって1つの変動モードコマンドが生成され、変動パターン番号によって1つの変動パターンコマンドが生成される。これにより、コマンドの生成、送信処理の負荷を低減するようにしている。なお、本実施形態では、変動モードB番号に基づいて変動モードコマンドの先行コマンドを生成し、変動モードA番号に基づいて変動モードコマンドの後続コマンドを生成することとしたが、変動モードA番号に基づいて先行コマンドを生成し、変動モードB番号に基づいて後続コマンドを生成してもよい。また、変動モードA番号や変動モードB番号に基づいて変動パターンコマンドの先行コマンドあるいは後続コマンドを生成してもよい。いずれにしても、各コマンドは、変動モードA番号、変動モードB番号、変動パターン番号の数に応じて適宜生成することとすればよい。
図13は、大当たりに当選した場合に実行される特別遊技を制御するための特別電動役物作動テーブルを説明する図である。特別電動役物作動テーブルは、特別遊技の実行中に大入賞口開閉ソレノイド28cを通電制御するために参照されるものであり、本実施形態においては、特別電動役物作動テーブルとして、作動テーブル1、2が設けられている。
そして、特別図柄Aが決定されると、作動テーブル1を参照して特別遊技が実行される。この作動テーブル1によれば、大入賞口28が29秒開放すること、または、大入賞口28に8個の遊技球が入球する(カウントC=8)ことのいずれかの条件が成立することによって終了するラウンド遊技が15回実行される。なお、各ラウンド遊技中、大入賞口28は1回のみ開放され、各ラウンド遊技間に設定される大入賞口28の閉鎖時間すなわちインターバル時間が2.0秒に設定されている。
また、特別図柄B、Cが決定されると、作動テーブル2を参照して特別遊技が実行される。この作動テーブル2によれば、大入賞口28が29秒開放すること、または、大入賞口28に8個の遊技球が入球する(カウントC=8)ことのいずれかの条件が成立することによって終了するラウンド遊技が5回実行される。なお、各ラウンド遊技中、大入賞口28は1回のみ開放され、各ラウンド遊技間に設定される大入賞口28の閉鎖時間すなわちインターバル時間が2.0秒に設定されている。
図14は、上記のようにして特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。特別遊技の終了後の遊技状態は、大当たりの抽選によって決定された特別図柄の種別と、大当たり当選時の遊技状態とによって決定される。
図示のとおり、特別図柄A、Bが決定された場合には、特別遊技の終了後に高確率遊技状態に設定され、特別図柄Cが決定された場合には、特別遊技の終了後に低確率遊技状態に設定される。なお、高確率遊技状態の継続回数(以下、「高確回数」という)は10000回に設定される。これは、高確率遊技状態が、大当たりの抽選結果が10000回確定するまで継続することを意味している。高確率遊技状態においては、大当たりの当選確率が約1/39.24に設定されていることから、実質的には、大当たりに再度当選するまで高確率遊技状態が継続することとなる。ただし、上記した高確回数は1の高確率遊技状態における最大継続回数を示すものであり、上記の継続回数に到達するまでの間に大当たりに当選した場合には、再度、高確回数の設定が行われることとなる。
また、特別遊技の終了後には、高確率遊技状態または低確率遊技状態のいずれかに設定されるとともに、必ず時短遊技状態に設定されることとなるが、この時短遊技状態の継続回数(以下、「時短回数」という)は、特別図柄の種別と、大当たり当選時の遊技状態とに応じて次のようにして決定される。
すなわち、特別図柄A、Bが決定された場合には、大当たり当選時の遊技状態を問わず、時短回数が10000回に設定され、特別図柄Cが決定された場合には、大当たり当選時の遊技状態を問わず、時短回数が30回に設定される。
図15は、当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。遊技領域16を流下する遊技球がゲート24を通過すると、第2始動口22の可動片22bを通電制御するか否かが対応付けられた普通図柄の決定処理(以下、「普図抽選」という)が行われる。
なお、詳しくは後述するが、遊技球がゲート24を通過すると、0〜19の範囲内から1つの当たり決定乱数が取得されるとともに、この乱数値がメインRAM100cの普図保留記憶領域に4つを上限として記憶される。したがって、普図保留記憶領域に4つの乱数値が記憶された状態で、遊技球がゲート24を通過した場合には、当該遊技球の通過に基づいて乱数値が記憶されることはない。以下では、ゲート24を遊技球が通過して普図保留記憶領域に記憶された乱数値(当たり決定乱数)を普図保留とよぶ。
非時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図15(a)に示す普通図柄判定テーブル1が参照される。この普通図柄判定テーブル1によれば、当たり決定乱数が0であった場合に当選と判定し、当たり決定乱数が1〜19あった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の当選確率は1/20となる。
また、時短遊技状態において普図抽選を開始する場合には、図15(b)に示す普通図柄判定テーブル2が参照される。この普通図柄判定テーブル2によれば、当たり決定乱数が0〜18であった場合に当選と判定し、当たり決定乱数が19であった場合にはハズレと判定する。したがって、この場合の当選確率は19/20となる。なお、普図抽選によって当選の判定結果が得られた場合には当たり図柄が決定され、ハズレの判定結果が得られた場合にはハズレ図柄が決定される。
図16(a)は、普通図柄変動パターン決定テーブルを説明する図であり、図16(b)は、第2始動口開放制御テーブルを説明する図である。上記のように、普図抽選が行われると、普通図柄の変動パターンが決定される。ここでは、遊技状態が非時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が20秒に決定され、遊技状態が時短遊技状態に設定されている場合には変動時間が1秒に決定される。このようにして変動時間が決定されると、当該決定された時間にわたって普通図柄表示器88が変動表示(点滅表示)される。そして、当たり図柄が決定された場合には普通図柄表示器88が点灯し、ハズレ図柄が決定された場合には普通図柄表示器88が消灯する。
そして、普図抽選によって当たり図柄が決定されるとともに、普通図柄表示器88が点灯した場合には、第2始動口22の可動片22bが、普図抽選が行われたときの遊技状態に応じて図16(b)に示すように通電制御される。
すなわち、非時短遊技状態において当たり図柄が決定された場合には、始動口開閉ソレノイド22cが0.1秒×1回=0.1秒のみ通電され、第2始動口22の可動片22bが0.1秒のみ開放する。また、時短遊技状態において当たり図柄が決定された場合には、始動口開閉ソレノイド22cが2.9秒×2回=5.8秒通電され、第2始動口22の可動片22bが合計で5.8秒開放する。
このように、時短遊技状態においては、非時短遊技状態よりも第2始動口22に遊技球が入球しやすくなる。つまり、時短遊技状態においては、ゲート24を遊技球が通過する限りにおいて、次々と普図抽選がなされるとともに、第2始動口22が頻繁に開放状態となるため、遊技者は遊技球の費消を低減しながら、大当たりの抽選を行うことが可能となる。
次に、遊技機1における遊技の進行について、フローチャートを用いて説明する。
(主制御基板のメイン処理)
図17を用いて、主制御基板100のメイン処理を説明する。
電源基板より電源が供給されると、メインCPU100aにシステムリセットが発生し、メインCPU100aは、以下のメイン処理を行う。
(ステップS1)
メインCPU100aは、初期化処理として、電源投入に応じて、メインROM100bから起動プログラムを読み込むとともに、メインRAM100cに記憶されるフラグ等を初期化したり、副制御基板200に送信する各種のコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶したりする。
(ステップS2)
次に、メインCPU100aは、リーチグループ決定乱数、リーチモードA決定乱数、リーチモードB決定乱数、変動パターン乱数を更新する。以下では、変動演出パターンを決定するためのリーチグループ決定乱数、リーチモードA決定乱数、リーチモードB決定乱数、変動パターン乱数を総称して変動演出用乱数と呼ぶ。
(ステップS3)
次に、メインCPU100aは、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する。この当たり図柄乱数用初期値更新乱数は、当たり図柄乱数の初期値および終了値を決定するためのものである。つまり、後述する当たり図柄乱数の更新処理によって当たり図柄乱数が1周すると、当たり図柄乱数は、そのときの当たり図柄乱数用初期値更新乱数値に更新されることとなる。このステップS3の処理が終了すると、以降は、所定の割込み処理が行われるまで、ステップS2とステップS3との処理を繰り返し行う。
(主制御基板のタイマ割込処理)
図18を用いて、主制御基板100のタイマ割込処理を説明する。
主制御基板100に設けられたリセット用クロックパルス発生回路によって、所定の周期(4ミリ秒、以下「4ms」という)毎にクロックパルスが発生されることで、以下のタイマ割込処理が実行される。
(ステップS100)
まず、メインCPU100aは、各種タイマカウンタを更新する時間制御処理を行う。ここでは、メインCPU100aが、各処理でセットされたタイマカウンタのカウンタ値を0になるまで減算することとなる。
(ステップS200)
次に、メインCPU100aは、当たり図柄乱数、当たり図柄乱数用初期値更新乱数を更新する処理を行う。具体的には、それぞれの乱数カウンタを1加算して、乱数カウンタを更新し、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の当たり図柄乱数用初期値更新乱数の値から乱数を更新する。なお、詳しい説明は省略するが、本実施形態では、大当たり決定乱数および当たり決定乱数は、主制御基板100に内蔵されたハードウェア乱数を用いている。この大当たり決定乱数および当たり決定乱数は、いずれも一定の規則に従って更新され、乱数列が一巡するごとに自動的に乱数列が変更されるとともに、システムリセット毎にスタート値が変更されるようになっている。
(ステップS300)
次に、メインCPU100aは、一般入賞口検出スイッチ18a、第1始動口検出スイッチ20a、第2始動口検出スイッチ22a、ゲート検出スイッチ24a、大入賞口検出スイッチ28aに入力があったか否か判定する入力制御処理を行う。
(ステップS400)
次に、メインCPU100aは、特別図柄、特別電動役物の制御を行うための特図特電処理を行う。
(ステップS500)
次に、メインCPU100aは、普通図柄、普通電動役物の制御を行うための普図普電処理を行う。
(ステップS600)
次に、メインCPU100aは、一般入賞口18、第1始動口20、第2始動口22、大入賞口28に遊技球が入球したか否かを確認する。具体的には、一般入賞口検出スイッチ18a、第1始動口検出スイッチ20a、第2始動口検出スイッチ22a、大入賞口検出スイッチ28aから検出信号が入力された場合には、それぞれの検出信号に対応する賞球カウンタを更新するとともに、検出信号に対応する払出個数指定コマンドを払出制御基板120に送信する。なお、払出制御基板120において賞球の払い出しが行われると、その賞球ごとに主制御基板100にコマンドが送信され、当該コマンドを受信すると、賞球カウンタが0になるまで賞球カウンタを減算する。
(ステップS700)
次に、メインCPU100aは、外部情報データ、第2始動口開閉ソレノイドデータ、大入賞口開閉ソレノイドデータ、各表示器80、82、84、86、88、90の表示データを作成する処理を行う。
(ステップS800)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS700で作成した各データの信号を出力させるポート出力処理、および、上記各ステップでメインRAM100cの演出用伝送データ格納領域にセットされたコマンドを送信するコマンド送信処理を行う。
以下に、上記したタイマ割込処理のうち、ステップS300の入力制御処理、ステップS400の特図特電処理、ステップS500の普図普電処理について、詳細に説明する。
図19は、上記ステップS300の入力制御処理を説明するフローチャートである。
(ステップS310)
まず、メインCPU100aは、一般入賞口検出スイッチ18aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が一般入賞口18に入球したか否かを判定する。メインCPU100aは、一般入賞口検出スイッチ18aから検出信号が入力された場合には、賞球のために用いる一般入賞口賞球カウンタに所定のデータを加算して更新する。
(ステップS320)
次に、メインCPU100aは、大入賞口検出スイッチ28aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が大入賞口28に入球したか否かを判定する。メインCPU100aは、大入賞口検出スイッチ28aから検出信号が入力された場合には、賞球のために用いる大入賞口賞球カウンタに所定のデータを加算して更新するとともに、大入賞口28に入球した遊技球を計数するための大入賞口入球カウンタを加算して更新する。
(ステップS330)
次に、メインCPU100aは、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第1始動口20に入球したか否かを判定して、大当たりの抽選を行うための所定のデータをセットする。詳しくは、図20を用いて後述する。
(ステップS340)
次に、メインCPU100aは、第2始動口検出スイッチ22aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第2始動口22に入球したか否かを判定して、大当たりの抽選を行うための所定のデータをセットする。詳しくは、図21を用いて後述する。
(ステップS350)
次に、メインCPU100aは、ゲート検出スイッチ24aから信号が入力されたか、すなわち、遊技球がゲート24を通過したか否かを判定して、普通図柄の抽選を行うための所定のデータをセットする。詳しくは、図25を用いて後述する。
図20は、上記ステップS330の第1始動口検出スイッチ入力処理を説明するフローチャートである。
(ステップS330−1)
まず、メインCPU100aは、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたか否かを判定する。第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたと判定した場合にはステップS330−2に処理を移し、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されていないと判定した場合には、第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS330−2)
次に、メインCPU100aは、保留記憶領域に記憶されている特1保留数(X1)が4未満であるか否かを判定する。その結果、特1保留数(X1)<4と判定した場合にはステップS330−3に処理を移し、特1保留数(X1)≧4と判定した場合には第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS330−3)
上記ステップS330−2において、特1保留数(X1)<4と判定した場合には、メインCPU100aは、特1保留数(X1)に「1」加算した値を新たな特1保留数(X1)として記憶する。
(ステップS330−4)
次に、メインCPU100aは、現在の大当たり決定乱数を取得して、特1保留記憶領域にある第1記憶部から第4記憶部まで順に空いている記憶部を検索し、空いている記憶部に取得した大当たり決定乱数を記憶する。
(ステップS330−5)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS200で更新された当たり図柄乱数を取得するとともに、当該取得した当たり図柄乱数を、上記ステップS330−4で大当たり決定乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS330−6)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新されたリーチグループ決定乱数を取得するとともに、上記ステップS330−4およびステップS330−5で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS330−7)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新されたリーチモードA決定乱数を取得するとともに、上記ステップS330−4〜ステップS330−6で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS330−8)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新されたリーチモードB決定乱数を取得するとともに、上記ステップS330−4〜ステップS330−7で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS330−9)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新された変動パターン乱数を取得するとともに、上記ステップS330−4〜ステップS330−8で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS330−10)
次に、メインCPU100aは、特1保留が記憶されたことを示す始動入賞コマンドを生成して演出用伝送データ格納領域にセットし、当該第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
図21は、上記ステップS340の第2始動口検出スイッチ入力処理を説明するフローチャートである。
(ステップS340−1)
まず、メインCPU100aは、第2始動口検出スイッチ22aから検出信号が入力されたか否かを判定する。第2始動口検出スイッチ22aから検出信号が入力されたと判定した場合にはステップS340−2に処理を移し、第2始動口検出スイッチ22aから検出信号が入力されていないと判定した場合には、第2始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS340−2)
次に、メインCPU100aは、保留記憶領域に記憶されている特2保留数(X2)が4未満であるか否かを判定する。その結果、特2保留数(X2)<4と判定した場合にはステップS340−3に処理を移し、特2保留数(X2)≧4と判定した場合には第2始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS340−3)
上記ステップS340−2において、特2保留数(X2)<4と判定した場合には、メインCPU100aは、特2保留数(X2)に「1」加算した値を新たな特2保留数(X2)として記憶する。
(ステップS340−4)
次に、メインCPU100aは、現在の大当たり決定乱数を取得して、特2保留記憶領域にある第1記憶部から第4記憶部まで順に空いている記憶部を検索し、空いている記憶部に取得した大当たり決定乱数を記憶する。
(ステップS340−5)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS200で更新された当たり図柄乱数を取得するとともに、当該取得した当たり図柄乱数を、上記ステップS340−4で大当たり決定乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS340−6)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新されたリーチグループ決定乱数を取得するとともに、上記ステップS340−4およびステップS340−5で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS340−7)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新されたリーチモードA決定乱数を取得するとともに、上記ステップS340−4〜ステップS340−6で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS340−8)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新されたリーチモードB決定乱数を取得するとともに、上記ステップS340−4〜ステップS340−7で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS340−9)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新された変動パターン乱数を取得するとともに、上記ステップS340−4〜ステップS340−8で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
(ステップS340−10)
次に、メインCPU100aは、特2保留が記憶されたことを示す始動入賞コマンドを生成して演出用伝送データ格納領域にセットする。
(ステップS340−11)
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態が時短遊技状態であるか、もしくは、特別電動役物制御処理中(特別遊技中)であるかを判定する。その結果、時短遊技状態もしくは特別電動役物制御処理中であると判定した場合にはステップS341に処理を移し、時短遊技状態および特別電動役物制御処理中のいずれでもないと判定した場合には当該第2始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS341)
上記ステップS340−11において、現在の遊技状態が時短遊技状態であるか、もしくは、特別電動役物制御処理中(特別遊技中)であると判定した場合には、メインCPU100aは、事前判定処理を実行する。この事前判定処理について、図22〜図24を用いて説明する。
図22は、上記ステップS341の事前判定処理を説明する第1のフローチャートである。
(ステップS341−1)
まず、メインCPU100aは、現在の遊技状態に基づいて図4に示す大当たり決定乱数判定テーブルをセットする。なお、特別電動役物制御処理中(特別遊技中)は、遊技状態が低確率遊技状態となることから、図4(a)に示す大当たり決定乱数判定テーブル1がセットされる
(ステップS341−2)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−1でセットした大当たり決定乱数判定テーブルと、上記ステップS340−4で取得した大当たり決定乱数とに基づいて、当該保留についての大当たりの当否を仮判定する大当たり事前判定処理を行う。
(ステップS341−3)
メインCPU100aは、上記ステップS341−2の大当たり事前判定処理の結果が「大当たり」であるかを判定する。その結果、「大当たり」と判定した場合にはステップS341−4に処理を移し、「大当たり」ではない(「ハズレ」である)と判定した場合にはステップS341−6に処理を移す。
(ステップS341−4)
上記ステップS341−3において、「大当たり」と判定した場合には、メインCPU100aは、特別図柄事前判定処理を行う。具体的には、図5(b)に示す当たり図柄決定乱数判定テーブル2と、上記ステップS340−5で取得した当たり図柄乱数とに基づいて、特別図柄種別を仮判定する。
(ステップS341−5)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−4における仮判定によって導出された特別図柄の種別に基づいて、いずれかの大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブル(図8参照)をセットし、ステップS341−11に処理を移す。
(ステップS341−6)
一方、上記ステップS341−3において、「大当たり」ではない(「ハズレ」である)と判定した場合には、メインCPU100aは、時短遊技状態用のリーチグループ決定乱数判定テーブル(図6参照)をセットする。
(ステップS341−7)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−6でセットしたリーチグループ決定乱数判定テーブルと、上記ステップS340−6で取得したリーチグループ決定乱数とに基づいて、グループ種別を仮判定するグループ種別事前判定処理を行う。
(ステップS341−8)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−7のグループ種別事前判定処理の仮判定の結果が、必ずリーチなし変動パターンが決定されるグループであるか否かを判定する。詳しくは後述するが、本実施形態では、ハズレ時の変動演出の態様が、大当たり当選時に出現することのないリーチなし変動パターンと、大当たり当選時およびハズレ時の双方で出現するリーチ変動パターンとに大別される。そして、時短遊技状態において参照されるリーチグループ決定乱数判定テーブルによれば、必ずリーチなし変動パターンが決定されるグループ、および、必ずリーチ変動パターンが決定されるグループのいずれかが決定される。そして、上記ステップS341−7のグループ種別事前判定処理の仮判定の結果が、リーチなし変動パターンが決定されるグループであると判定した場合にはステップS341−9に処理を移し、リーチなし変動パターンが決定されるグループではない(リーチ変動パターンが決定されるグループである)と判定した場合にはステップS341−10に処理を移す。
(ステップS341−9)
上記ステップS341−8において、リーチなし変動パターンが決定されるグループであると判定した場合には、メインCPU100aは、リーチなしパターンコマンド(事前判定コマンド)を演出用伝送データ格納領域にセットし、図23のステップS341−14に処理を移す。
(ステップS341−10)
一方、上記ステップS341−8において、リーチなし変動パターンが決定されるグループではないと判定した場合には、メインCPU100aは、上記ステップS341−7で仮判定されたグループに対応するハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル(図7参照)をセットする。
(ステップS341−11)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−5またはステップS341−10でセットされたテーブルと、上記ステップS340―7で取得したリーチモードA決定乱数とに基づいて、変動パターン抽選テーブルを決定する。
(ステップS341−12)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−11で決定された変動パターン抽選テーブルと、上記ステップS340−9で取得した変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を仮判定する変動パターン番号事前判定処理を行う。
(ステップS341−13)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−12で仮判定された変動パターン番号に対応するリーチパターンコマンド(事前判定コマンド)を、演出用伝送データ格納領域にセットし、図23のステップS341−14に処理を移す。
図23は、上記ステップS341の事前判定処理を説明する第2のフローチャートである。
(ステップS341−14)
上記ステップS341−9またはステップS341−13において、リーチなしパターンコマンドまたはリーチパターンコマンドがセットされると、次に、メインCPU100aは、低確率遊技状態において大当たりの抽選を行う際に参照する大当たり決定乱数判定テーブル1(図4(a)参照)をセットする。
(ステップS341−15)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−14でセットした大当たり決定乱数判定テーブル1と、上記ステップS340−4で取得した大当たり決定乱数とに基づいて、当該特2保留が、低確率遊技状態において大当たりと判定されるか否かを判定する。
(ステップS341−16)
上記ステップS341−15において、当該特2保留が低確率遊技状態において「大当たり」の判定結果が導出されるものであると判定した場合にはステップS341−17に処理を移し、当該特2保留が低確率遊技状態において「大当たり」の判定結果が導出されるものではないと判定した場合にはステップS341−18に処理を移す。
(ステップS341−17)
上記ステップS341−16において、当該特2保留が「大当たり」の判定結果が導出されるものであると判定した場合には、メインCPU100aは、大当たり確定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットし、図24に示すステップS341−23に処理を移す。
(ステップS341−18)
一方、上記ステップS341−16において、当該特2保留が「大当たり」の判定結果が導出されるものではないと判定した場合には、メインCPU100aは、高確率遊技状態において大当たりの抽選を行う際に参照する大当たり決定乱数判定テーブル2(図4(b)参照)をセットする。
(ステップS341−19)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS341−18でセットした大当たり決定乱数判定テーブル2と、上記ステップS340−4で取得した大当たり決定乱数とに基づいて、当該特2保留が、高確率遊技状態において大当たりと判定されるか否かを判定する。
(ステップS341−20)
上記ステップS341−19において、当該特2保留が高確率遊技状態において「大当たり」の判定結果が導出されるものであると判定した場合にはステップS341−21に処理を移し、当該特2保留が高確率遊技状態において「大当たり」の判定結果が導出されるものではないと判定した場合にはステップS341−22に処理を移す。
(ステップS341−21)
上記ステップS341−20において、当該特2保留が「大当たり」の判定結果が導出されるものであると判定した場合には、メインCPU100aは、高確時大当たりコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットし、図24に示すステップS341−23に処理を移す。
(ステップS341−22)
一方、上記ステップS341−20において、当該特2保留が「大当たり」の判定結果が導出されるものではないと判定した場合には、メインCPU100aは、ハズレコマンドをセットし、図24に示すステップS341−23に処理を移す。
図24は、上記ステップS341の事前判定処理を説明する第3のフローチャートである。
(ステップS341−23)
上記ステップS341−17、ステップS341−21、ステップS341−22において、大当たり確定コマンド、高確時大当たりコマンド、ハズレコマンドがセットされると、次に、メインCPU100aは、上記ステップS340−5で取得した当たり図柄乱数が0〜79であるかを判定する。つまり、ここでは、当該特2保留が大当たりに当選したと仮定し、そのときに決定される特別図柄の種別(大当たり図柄)が、特別図柄Aであるか特別図柄Cであるかを判定することとなる(図5(b)参照)。その結果、当たり図柄乱数が0〜79であると判定した場合にはステップS341−24に処理を移し、当たり図柄乱数は0〜79ではないと判定した場合にはステップS341−25に処理を移す。
(ステップS341−24)
上記ステップS341−23において、当たり図柄乱数が0〜79であると判定した場合には、メインCPU200aは、特別図柄A用事前判定コマンドをセットし、当該事前判定処理を終了する。
(ステップS341−25)
一方、上記ステップS341−23において、当たり図柄乱数は0〜79ではないと判定した場合には、メインCPU200aは、特別図柄C用事前判定コマンドをセットし、当該事前判定処理を終了する。
以上の事前判定処理によれば、新たに記憶された特2保留について、特別図柄の変動表示の開始時に当該特2保留が読み出されて決定される3つの情報が、当該特2保留が記憶された時点で、事前に副制御基板200に伝達されることとなる。具体的には、1つ目の情報として、当該特2保留に基づく特別図柄の変動開始時まで現在の遊技状態が継続したと仮定した場合の、変動パターン番号に係る情報が、リーチなしパターンコマンドおよびリーチパターンコマンドによって副制御基板200に伝達される。また、2つ目の情報として、特別図柄の変動開始時の遊技状態ごとの当該特2保留に基づく大当たりの抽選結果が、大当たり確定コマンド、高確時大当たりコマンド、ハズレコマンドによって副制御基板200に送信される。さらに、3つ目の情報として、当該特2保留が大当たりに当選するものと仮定した場合に、当該特2保留によって決定される特別図柄の種別(大当たり図柄)が、特別図柄A用事前判定コマンドおよび特別図柄C用事前判定コマンドによって副制御基板200に伝達されることとなる。
図25は、上記ステップS350のゲート検出スイッチ入力処理を説明するフローチャートである。
(ステップS350−1)
まず、メインCPU100aは、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されたか否かを判定する。その結果、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されたと判定した場合にはステップS350−2に処理を移し、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されていないと判定した場合には、当該ゲート検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS350−2)
上記ステップS350−1において、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されたと判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)が4未満であるかを判定する。その結果、普図保留数(Y)<4と判定した場合にはステップS350−3に処理を移し、普図保留数(Y)≧4と判定した場合には、当該ゲート検出スイッチ入力処理を終了する。
(ステップS350−3)
上記ステップS350−2において、普図保留数(Y)<4と判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)に「1」加算した値を新たな普図保留数(Y)として記憶する。
(ステップS350−4)
次に、メインCPU100aは、現在の当たり決定乱数を取得して普通図柄保留記憶領域に記憶して、当該ゲート検出スイッチ入力処理を終了する。なお、普通図柄保留記憶領域は、第1記憶部〜第4記憶部の4つの記憶部を有しており、当たり決定乱数が取得されると、第1記憶部から順に当たり決定乱数が記憶されていない空きの記憶部が検索され、空いている記憶部のうちもっとも番号(序数)の小さい記憶部に、取得した当たり決定乱数が記憶される。以下では、普通図柄保留記憶領域の記憶部に記憶された当たり決定乱数を普図保留とよぶ。
次に、図26〜図32を用いて、主制御基板100において実行される上記の特別図柄遊技に係る処理について説明する。
図26は、上記ステップS400の特図特電処理を説明するフローチャートである。
(ステップS410)
まず、メインCPU100aは、特図特電データの値をロードする。この特図特電データとしては、特別図柄変動開始処理の実行を示すデータ「00」と、特別図柄変動停止処理の実行を示すデータ「01」と、停止後処理の実行を示すデータ「02」と、特別電動役物制御処理の実行を示すデータ「03」と、特別遊技終了処理の実行を示すデータ「04」と、が設けられている。
そして、メインCPU100aは、上記ステップS410でロードした特図特電データの値に基づいて、特別図柄変動開始処理(ステップS420)、特別図柄変動停止処理(ステップS430)、停止後処理(ステップS440)、特別電動役物制御処理(ステップS450)、特別遊技終了処理(ステップS460)を実行する。これら各処理について、以下に、図面を参照して説明する。
図27は、上記ステップS420の特別図柄変動開始処理を説明するフローチャートである。この特別図柄変動開始処理は、上記ステップS410において、特図特電データ=00であると判定した場合に実行される。
(ステップS420−1)
メインCPU100aは、特2保留記憶領域に特2保留が記憶されているか(特2保留数(X2)≧1)を判定する。その結果、特2保留が記憶されていると判定した場合にはステップS420−2に処理を移し、特2保留は記憶されていないと判定した場合にはステップS420−3に処理を移す。
(ステップS420−2)
上記ステップS420−1において、特2保留記憶領域に特2保留が記憶されていると判定した場合には、メインCPU100aは、特2保留記憶領域に記憶されている特2保留をシフトする処理を行う。具体的には、第1記憶部に記憶されている乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部に記憶されている各乱数を第1記憶部にシフトさせて記憶する。同様に、第2記憶部〜第4記憶部に各乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を番号(序数)の1つ小さい記憶部にシフトさせる。これにより、特2保留は、留保された順に処理領域に書き込まれることとなる。したがって、記憶部に記憶された特2保留は、先に記憶された乱数から順に読み出されて、大当たりの抽選を行う際の判定に用いられることとなる。また、このとき、特2保留数(X2)から「1」減算した値を新たな特2保留数(X2)として記憶する。
(ステップS420−3)
また、上記ステップS420−1において、特2保留記憶領域に特2保留は記憶されていないと判定した場合には、メインCPU100aは、特1保留記憶領域に特1保留が記憶されているか(特1保留数(X1)≧1)を判定する。その結果、特1保留が記憶されていると判定した場合にはステップS420−4に処理を移し、特1保留は記憶されていないと判定した場合にはステップS420−9に処理を移す。
(ステップS420−4)
上記ステップS420−3において、特1保留記憶領域に特1保留が記憶されていると判定した場合には、メインCPU100aは、特1保留記憶領域に記憶されている特1保留をシフトする処理を行う。具体的には、第1記憶部に記憶されている乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部に記憶されている各乱数を第1記憶部にシフトさせて記憶する。同様に、第2記憶部〜第4記憶部に各乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を番号(序数)の1つ小さい記憶部にシフトさせる。これにより、特1保留は、留保された順に処理領域に書き込まれることとなる。したがって、記憶部に記憶された特1保留は、先に記憶された乱数から順に読み出されて、大当たりの抽選を行う際の判定に用いられることとなる。また、このとき、特1保留数(X1)から「1」減算した値を新たな特1保留数(X1)として記憶する。
(ステップS420−5)
次に、メインCPU100aは、大当たり決定乱数判定テーブル(図4参照)のうち、現在の遊技状態に対応するテーブルを選択し、当該選択したテーブルと、上記ステップS420−2または上記ステップS420−4において処理領域に複写された大当たり決定乱数とに基づいて大当たりの抽選結果を導出する。
そして、導出した抽選結果が「大当たり」であった場合には、始動口種別(特1保留か特2保留か)に応じて当たり図柄決定乱数判定テーブル(図5参照)を選択するとともに、当該選択したテーブルと、上記ステップS420−2または上記ステップS420−4において処理領域に複写された当たり図柄乱数とに基づいて特別図柄種別を決定する。また、導出した抽選結果が「ハズレ」であった場合には、始動口種別が第1始動口20(特1保留)であれば特別図柄Xを決定し、始動口種別が第2始動口22(特2保留)であれば特別図柄Yを決定する。そして、当該決定した特別図柄に対応するデータを、メインRAM100cの所定の領域に記憶する。また、この特別図柄決定処理においては、現在の遊技状態、すなわち、特別図柄を決定したときの遊技状態が遊技状態バッファに記憶される。
この特別図柄変動開始処理によれば、特1保留および特2保留の双方が記憶されている場合には、特2保留に基づいて特別図柄決定処理がなされる。つまり、ここでは、特2保留が特1保留に優先して処理されることとなる。
(ステップS420−6)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS420−5で決定された特別図柄の種別を示す図柄決定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。これにより、決定された特別図柄の種別に係る情報が、変動演出の開始時に副制御基板200に伝送されることとなる。
(ステップS421)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS420−2または上記ステップS420−4において処理領域に上書きされたリーチグループ決定乱数、リーチモードA決定乱数、リーチモードB決定乱数、変動パターン乱数に基づいて、変動演出パターンを決定する変動演出パターン決定処理を行う。この変動演出パターン決定処理については、図28を用いて後述する。
(ステップS420−7)
次に、メインCPU100aは、第1特別図柄表示器80または第2特別図柄表示器82において、特別図柄の変動表示を開始するための変動表示データをセットする。これにより、特1保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、第1特別図柄表示器80が点滅表示を開始するとともに、特2保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、第2特別図柄表示器82が点滅表示を開始する。なお、ここで制御される点滅表示とは、各表示器80、82において「−」が所定の間隔で点滅することをいうものである。また、特1保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、変動表示の開始と同時に、特1保留が1つ減ることを示すように、第1特別図柄保留表示器84が表示制御され、特2保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、変動表示の開始と同時に、特2保留が1つ減ることを示すように、第2特別図柄保留表示器86が表示制御される。
(ステップS420−8)
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において特別図柄変動停止処理が実行されるように、特図特電データに「01」をセットし、当該特別図柄変動開始処理を終了する。
(ステップS420−9)
また、上記ステップS420−3において、特1保留は記憶されていないと判定した場合には、メインCPU100aは、デモ判定処理を実行する。このデモ判定処理において、メインCPU100aは、特別図柄の変動表示が行われていない時間を計時するとともに、所定時間にわたって特別図柄の変動表示が行われない場合には、演出表示部50aにデモ画面を表示するためのデモコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。
図28は、上記ステップS421の変動演出パターン決定処理を説明するフローチャートである。
(ステップS421−1)
まず、メインCPU100aは、上記ステップS420−5で決定された特別図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、大当たり図柄であると判定した場合にはステップS421−2に処理を移し、大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS421−4に処理を移す。
(ステップS421−2)
上記ステップS421−1において、決定された特別図柄は大当たり図柄であると判定した場合には、メインCPU100aは、決定された大当たり図柄に係るデータをロードする。
(ステップS421−3)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−2でロードした大当たり図柄に係るデータに基づいて、大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブル(図8参照)をセットする。
(ステップS421−4)
一方、上記ステップS421−1において、決定した特別図柄は大当たり図柄ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、現在の保留数を確認する。具体的には、特1保留に基づいて大当たりの抽選が行われた場合には特1保留数(X1)を確認し、特2保留に基づいて大当たりの抽選が行われた場合には特2保留数(X2)を確認する。
(ステップS421−5)
次に、メインCPU100aは、大当たりの抽選が行われた保留種別(始動口種別)と、上記ステップS421−4で確認した保留数とに基づいて、リーチグループ決定乱数判定テーブル(図6参照)をセットする。
(ステップS421−6)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS420−2またはステップS420−4で処理領域に書き込まれたリーチグループ決定乱数と、上記ステップS421−5でセットされたリーチグループ決定乱数判定テーブルとに基づいて、グループ種別を決定するとともに、当該決定したグループ種別を所定の処理領域に記憶する。
(ステップS421−7)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−6で決定されたグループ種別に基づいて、ハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブル(図7参照)をセットする。
(ステップS421−8)
メインCPU100aは、上記ステップS421−3でセットされた大当たり時リーチモードA決定乱数判定テーブル、または、上記ステップS421−7でセットされたハズレ時リーチモードA決定乱数判定テーブルと、上記ステップS420−2またはステップS420−4で処理領域に書き込まれたリーチモードA決定乱数とに基づいて、変動モードA番号を決定するとともに、当該決定した変動モードA番号を所定の処理領域に記憶する。また、ここでは変動モードA番号が決定されるのと同時に、リーチモードB決定乱数判定テーブルおよび変動パターン抽選テーブルが決定される。
(ステップS421−9)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−8で決定されたリーチモードB決定乱数判定テーブル(図9参照)をセットする。
(ステップS421−10)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−9でセットされたリーチモードB決定乱数判定テーブルと、上記ステップS420−2またはステップS420−4で処理領域に書き込まれたリーチモードB決定乱数とに基づいて、変動モードB番号を決定するとともに、当該決定した変動モードB番号を所定の処理領域に記憶する。
(ステップS421−11)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−8で決定された変動パターン抽選テーブル(図10参照)をセットする。
(ステップS421−12)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−11でセットされた変動パターン抽選テーブルと、上記ステップS420−2またはステップS420−4で処理領域に書き込まれた変動パターン乱数とに基づいて、変動パターン番号を決定するとともに、当該決定した変動パターン番号を所定の処理領域に記憶する。
(ステップS421−13)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−8で決定された変動モードA番号、上記ステップS421−10で決定された変動モードB番号、上記ステップS421−12で決定された変動パターン番号と、変動時間決定テーブル(図11参照)とに基づいて、変動時間1〜3を決定する。そして、決定した変動時間1〜3をそれぞれ記憶するとともに、変動時間1〜3を積算した合計変動時間を算出して、変動時間タイマカウンタにセットする。また、ここでは、決定された変動モードA番号および変動モードB番号に基づいて変動モードコマンドが生成されるとともに、決定された変動パターン番号に基づいて変動パターンコマンドが生成される。これにより、変動演出パターン決定処理が終了となる。
なお、変動モードA番号に対応付けられた変動時間1や、変動モードB番号に対応付けられた変動時間3の中には、「0秒」が含まれている。そして、変動時間1=0秒の変動モードA番号と、変動時間3=0秒の変動モードB番号が決定された場合には、変動パターン番号に対応付けられた変動時間2が、そのまま合計変動時間として算出されることとなる。したがって、この場合には、変動演出は、変動パターン番号にのみ基づいて実行されることとなる。
図29は、上記ステップS430の特別図柄変動停止処理を説明するフローチャートである。この特別図柄変動停止処理は、上記ステップS410において、特図特電データ=01であると判定した場合に実行される。
(ステップS430−1)
メインCPU100aは、変動時間(ステップS421−13でセット)が経過したか否かを判定する。その結果、変動時間が経過したと判定した場合にはステップS430−2に処理を移し、変動時間は経過していないと判定した場合には当該特別図柄変動停止処理を終了する。
(ステップS430−2)
上記ステップS430−1において、変動時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、上記ステップS420−5で決定、記憶された特別図柄を、第1特別図柄表示器80または第2特別図柄表示器82に停止表示するための停止表示データをセットする。
(ステップS430−3)
次に、メインCPU100aは、図柄が確定したことを示す図柄確定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。
(ステップS430−4)
次に、メインCPU100aは、上記のようにして特別図柄の停止表示を開始したら、停止表示時間カウンタに図柄を停止表示する時間をセットする。
(ステップS430−5)
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において停止後処理が実行されるように、特図特電データに「02」をセットし、当該特別図柄変動停止処理を終了する。
図30は、上記ステップS440の停止後処理を説明するフローチャートである。この停止後処理は、上記ステップS410において、特図特電データ=02であると判定した場合に実行される。
(ステップS440−1)
メインCPU100aは、停止表示時間(ステップS430−4でセット)が経過したか否かを判定する。その結果、停止表示時間は経過していないと判定した場合には当該停止後処理を終了し、停止表示時間を経過したと判定した場合にはステップS440−2に処理を移す。
(ステップS440−2)
上記ステップS440−1において、停止表示時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、現在設定されている遊技状態を遊技状態バッファに記憶する。
(ステップS440−3)
次に、メインCPU100aは、時短回数更新処理を行う。ここでは、メインCPU100aは、現在の遊技状態が時短遊技状態であることを示す時短遊技フラグがオンしているか否かを判定する。そして、時短遊技フラグがオンしている場合には、メインRAM100cに設けられた時短回数記憶領域を更新する。この時短回数記憶領域には、時短遊技状態が終了するまでの残り変動回数を示す時短回数が記憶されており、ここでは、現在、記憶されている時短回数から「1」減算した値を新たな時短回数として記憶することとなる。なお、時短回数を更新した結果、時短回数=0となった場合には、同時に時短遊技フラグをオフする処理が行われることとなる。また、時短遊技フラグはオンしていないと判定した場合には、そのまま次のステップS440−4に処理を移す。
(ステップS440−4)
次に、メインCPU100aは、高確回数更新処理を行う。ここでは、メインCPU100aは、現在の遊技状態が高確率遊技状態であることを示す高確遊技フラグがオンしているか否かを判定する。そして、高確遊技フラグがオンしている場合には、メインRAM100cに設けられた高確回数記憶領域を更新する。この高確回数記憶領域には、高確率遊技状態が終了するまでの残り変動回数を示す高確回数が記憶されており、ここでは、現在、記憶されている高確回数から「1」減算した値を新たな高確回数として記憶することとなる。なお、高確回数を更新した結果、高確回数=0となった場合には、同時に高確遊技フラグをオフする処理が行われることとなる。また、高確遊技フラグはオンしていないと判定した場合には、そのまま次のステップS440−5に処理を移す。
(ステップS440−5)
次に、メインCPU100aは、停止表示されている図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、停止表示されている図柄は大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS440−6に処理を移し、停止表示されている図柄は大当たり図柄であると判定した場合にはステップS440−7に処理を移す。
(ステップS440−6)
上記ステップS440−5において、停止表示されている図柄は大当たり図柄ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、特図特電処理において特別図柄変動開始処理が実行されるように、特図特電データに「00」をセットし、ステップS440−9に処理を移す。これにより、次の特別図柄の変動表示が開始可能となる。
(ステップS440−7)
一方、上記ステップS440−5において、停止表示されている図柄は大当たり図柄であると判定した場合には、メインCPU100aは、遊技状態をリセットする処理を行う。
(ステップS440−8)
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において特別電動役物制御処理が実行されるように、特図特電データに「03」をセットする。これにより、大当たり図柄が停止表示した後に特別遊技が開始されることとなる。
(ステップS440−9)
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態を確認し、遊技状態コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットして当該停止後処理を終了する。
図31は、上記ステップS450の特別電動役物制御処理を説明するフローチャートである。この特別電動役物制御処理は、上記ステップS410において、特図特電データ=03であると判定した場合に実行される。
(ステップS450−1)
メインCPU100aは、まず、特別遊技を開始するにあたってオープニング開始処理を実行する。メインCPU100aは、特別遊技の開始にあたって、まずオープニングコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットし、予め設定されたオープニング時間が経過するまで待機することとなる。なお、すでにオープニングコマンドが送信されている場合には、そのままステップS450−2に処理を移すこととなる。
(ステップS450−2)
次に、メインCPU100aは、現在、オープニング中であるか、すなわち、オープニング時間が経過したかを判定する。その結果、オープニング時間が経過していると判定した場合にはステップS450−3に処理を移し、オープニング時間は経過していないと判定した場合には当該特別電動役物制御処理を終了する。
(ステップS450−3)
上記ステップS450−2において、オープニング時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、特別遊技実行処理を行う。ここでは、停止表示されている特別図柄の種別に応じて、作動テーブル1、2のいずれかをセットするとともに、当該セットしたテーブルを参照して、大入賞口開閉ソレノイド28cの通電制御が行われることとなる。また、ここでは、作動テーブルにしたがって、複数回のラウンド遊技が実行されることとなるが、ラウンド遊技の開始時には、ラウンド開始コマンドが演出用伝送データ格納領域にセットされる。これにより、各ラウンド遊技の開始が副制御基板200に伝達されることとなる。
(ステップS450−4)
次に、メインCPU100aは、大入賞口28の全開閉が終了したかを判定する。その結果、大入賞口28の全ての開閉が終了したと判定した場合にはステップS450−5に処理を移し、大入賞口28の全ての開閉が終了していないと判定した場合には当該特別電動役物制御処理を終了する。
(ステップS450−5)
上記ステップS450−4において、大入賞口28の全開閉が終了したと判定した場合には、メインCPU100aは、エンディング開始処理を実行する。ここでは、エンディングコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットするとともに、所定のエンディング時間が経過するまで待機する。
(ステップS450−6)
次に、メインCPU100aは、エンディング時間が経過したか否かを判定する。その結果、エンディング時間が経過したと判定した場合にはステップS450−7に処理を移し、エンディング時間は経過していないと判定した場合には当該特別電動役物制御処理を終了する。
(ステップS450−7)
上記ステップS450−6において、エンディング時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、特図特電処理において特別遊技終了処理が実行されるように、特図特電データに「04」をセットし、当該特別電動役物制御処理を終了する。
図32は、上記ステップS460の特別遊技終了処理を説明するフローチャートである。この特別遊技終了処理は、上記ステップS410において、特図特電データ=04であると判定した場合に実行される。
(ステップS460−1)
まず、メインCPU100aは、メインRAM100cに記憶された特別図柄データ、および、遊技状態バッファに記憶された大当たり当選時の遊技状態に係るデータをロードする。そして、図14に示す遊技状態設定テーブルを参照し、特別遊技の終了後の遊技状態を設定する。具体的には、高確遊技フラグ、高確回数、時短遊技フラグ、時短回数を設定する。
(ステップS460−2)
次に、メインCPU100aは、遊技状態を確認し、遊技状態指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。この遊技状態指定コマンドは、上記ステップS460−1で設定された高確遊技フラグ、高確回数、時短遊技フラグ、時短回数、特別遊技の実行契機となった大当たり図柄の種別に係る情報を有している。
(ステップS460−3)
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において特別図柄変動開始処理が実行されるように、特図特電データに「00」をセットし、当該特別遊技終了処理を終了する。
次に、図33〜図37を用いて、主制御基板100において実行される上記の普通図柄遊技に係る処理について説明する。
図33は、上記ステップS500の普図普電処理を説明するフローチャートである。
(ステップS510)
まず、メインCPU100aは、普図普電データの値をロードする。この普図普電データは、普通図柄変動開始処理の実行を示すデータ「10」と、普通図柄変動停止処理の実行を示すデータ「11」と、普通図柄停止後処理の実行を示すデータ「12」と、普通電動役物制御処理の実行を示すデータ「13」と、が設けられている。
次に、メインCPU100aは、普通図柄変動開始処理(ステップS520)、普通図柄変動停止処理(ステップS530)、普通図柄停止後処理(ステップS540)、普通電動役物制御処理(ステップS550)を実行する。これら各処理について、以下に、図面を参照して説明する。
図34は、上記ステップS520の普通図柄変動開始処理を説明するフローチャートである。
(ステップS520−1)
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通図柄変動開始処理の実行を示すデータ「10」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=10と判定した場合にはステップS520−2に処理を移し、普図普電データ=10ではないと判定した場合には当該普通図柄変動開始処理を終了する。
(ステップS520−2)
上記ステップS520−1において、普図普電データ=10と判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)が1以上であるかを判定する。その結果、普図保留数(Y)≧1と判定した場合にはステップS520−3に処理を移し、普図保留数(Y)<1と判定した場合には当該普通図柄変動開始処理を終了する。
(ステップS520−3)
上記ステップS520−2において、普図保留数(Y)≧1と判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)から「1」減算した値を新たな普図保留数(Y)として記憶する。
(ステップS520−4)
次に、メインCPU100aは、普通図柄保留記憶領域に記憶されている普図保留をシフトする処理を行う。具体的には、第1記憶部に記憶されている当たり決定乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部〜第4記憶部に当たり決定乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を1つ番号(序数)の小さい記憶部にシフトさせる。具体的には、第1記憶部に記憶されている乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部に記憶されている乱数を第1記憶部にシフトさせて記憶する。同様に、第3記憶部および第4記憶部に乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を番号(序数)の1つ小さい記憶部にシフトさせる。これにより、普通図柄保留記憶領域に記憶された普図保留は、記憶された順に処理領域に書き込まれることとなる。つまり、普通図柄保留記憶領域に記憶された乱数は、先に記憶された乱数から順に読み出されて、当選判定処理に用いられることとなる。
(ステップS520−5)
次に、メインCPU100aは、処理領域に複写された当たり決定乱数の当選判定処理を行う。具体的には、現在の遊技状態が非時短遊技状態である場合には、図15(a)に示す普通図柄判定テーブル1を参照して、処理領域に複写された当たり決定乱数を判定する。また、現在の遊技状態が時短遊技状態である場合には、図15(b)に示す普通図柄判定テーブル2を参照して、処理領域に複写された当たり決定乱数を判定する。
(ステップS520−6)
次に、メインCPU100aは、上記ステップS520−5の当選判定処理の結果が当選であるか否かを判定する。その結果、当選の判定結果が得られた場合にはステップS520−7に処理を移し、当選ではなくハズレの判定結果が得られた場合にはステップS520−8に処理を移す。
(ステップS520−7)
上記ステップS520−6において、判定結果が当選であると判定した場合には、メインCPU100aは、当たり図柄データをメインRAM100cの所定の領域に記憶する。
(ステップS520−8)
一方、上記ステップS520−6において、判定結果がハズレであると判定した場合には、メインCPU100aは、ハズレ図柄データをメインRAM100cの所定の領域に記憶する。
(ステップS520−9)
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態が、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれに設定されているかを確認するとともに、現在の遊技状態に応じて普図変動時間をセットする。具体的には、図16(a)に示すように、現在の遊技状態が非時短遊技状態である場合には、普図変動時間カウンタに20秒をセットし、時短遊技状態である場合には普図変動時間カウンタに1秒をセットする。
(ステップS520−10)
次に、メインCPU100aは、普通図柄の変動表示を開始するための変動表示データをセットする。これにより、普通図柄の変動表示が行われる場合には、普通図柄表示器88が点滅表示を開始する。また、普通図柄の変動表示が開始するのと同時に、普図保留が1つ減ることを示すように、普通図柄保留表示器90が表示制御される。
(ステップS520−11)
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態を変動開始時の遊技状態として遊技状態バッファに記憶する。
(ステップS520−12)
次に、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄変動停止処理が実行されるように、普図普電データに「11」をセットし、当該普通図柄変動開始処理を終了する。
図35は、上記ステップS530の普通図柄変動停止処理を説明するフローチャートである。
(ステップS530−1)
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通図柄変動停止処理の実行を示すデータ「11」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=11と判定した場合にはステップS530−2に処理を移し、普図普電データ=11ではないと判定した場合には当該普通図柄変動停止処理を終了する。
(ステップS530−2)
上記ステップS530−1において、普図普電データ=11と判定した場合には、メインCPU100aは、普図変動時間(ステップS520−9でセット)が経過したかを判定する。その結果、普図変動時間が経過したと判定した場合にはステップS530−3に処理を移し、普図変動時間は経過していないと判定した場合には当該普通図柄変動停止処理を終了する。
(ステップS530−3)
上記ステップS530−2において、普図変動時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、普通図柄表示器88に普通図柄を停止表示するための停止表示データをセットする。これにより、普通図柄表示器88において、普通図柄が停止表示されることとなる。
(ステップS530−4)
次に、メインCPU100aは、上記のようにして普通図柄の停止表示を開始したら、停止表示時間カウンタに図柄を停止表示する時間をセットする。
(ステップS530−5)
次に、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄停止後処理が実行されるように、普図普電データに「12」をセットし、当該普通図柄変動停止処理を終了する。
図36は、上記ステップS540の普通図柄停止後処理を説明するフローチャートである。
(ステップS540−1)
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通図柄停止後処理の実行を示すデータ「12」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=12と判定した場合にはステップS540−2に処理を移し、普図普電データ=12ではないと判定した場合には当該普通図柄停止後処理を終了する。
(ステップS540−2)
上記ステップS540−1において、普図普電データ=12と判定した場合には、メインCPU100aは、停止表示時間(ステップS530−4でセット)が経過したか否かを判定する。その結果、停止表示時間は経過していないと判定した場合には当該普通図柄停止後処理を終了し、停止表示時間を経過したと判定した場合にはステップS540−3に処理を移す。
(ステップS540−3)
上記ステップS540−2において、停止表示時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、停止表示されている図柄が当たり図柄であるかを判定する。その結果、停止表示されている図柄は当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS540−5に処理を移し、停止表示されている図柄は当たり図柄であると判定した場合にはステップS540−4に処理を移す。
(ステップS540−4)
上記ステップS540−3において、停止表示されている図柄は当たり図柄であると判定した場合には、メインCPU100aは、普図普電処理において普通電動役物制御処理が実行されるように、普図普電データに「13」をセットし、当該普通図柄停止後処理を終了する。
(ステップS540−5)
一方、上記ステップS540−3において、停止表示されている図柄は当たり図柄ではない(ハズレ図柄である)と判定した場合には、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄変動開始処理が実行されるように、普図普電データに「10」をセットし、当該普通図柄停止後処理を終了する。
図37は、上記ステップS550の普通電動役物制御処理を説明するフローチャートである。
(ステップS550−1)
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通電動役物制御処理の実行を示すデータ「13」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=13と判定した場合にはステップS550−2に処理を移し、普図普電データ=13ではないと判定した場合には当該普通電動役物制御処理を終了する。
(ステップS550−2)
上記ステップS550−1において、普図普電データ=13と判定した場合には、メインCPU100aは、普通電動役物が制御中であるか、すなわち、すでに始動口開閉ソレノイド22cが通電制御中であるかを判定する。その結果、普通電動役物が制御中であると判定した場合には、ステップS550−5に処理を移し、普通電動役物は制御中ではないと判定した場合にはステップS550−3に処理を移す。
(ステップS550−3)
上記ステップS550−2において、普通電動役物は制御中ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、普通図柄の変動開始時の遊技状態が、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれであったかを判定する。
(ステップS550−4)
次に、メインCPU100aは、始動口開閉ソレノイド22cの通電制御を開始すべく、上記ステップS550−3において確認した遊技状態に応じて通電制御データをセットする。具体的には、普通図柄の変動開始時の遊技状態が非時短遊技状態であった場合には始動口開閉ソレノイド22cの通電制御データとして、開放回数=1回、1回の開放時間=0.1秒となる通電制御データをセットする。また、普通図柄の変動開始時の遊技状態が時短遊技状態であった場合には、開放回数=2回、1回の開放時間=2.9秒となる通電制御データをセットする。
(ステップS550−5)
また、上記ステップS550−2において、普通電動役物が制御中であると判定した場合には、メインCPU100aは、上記ステップS550−4でセットされた通電時間を経過したかを判定する。その結果、通電時間を経過したと判定した場合にはステップS550−6に処理を移し、通電時間は経過していないと判定した場合には当該普通電動役物制御処理を終了する。
(ステップS550−6)
上記ステップS550−5において、通電時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、始動口開閉ソレノイド22cの通電を停止する処理を行う。
(ステップS550−7)
次に、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄変動開始処理が実行されるように、普図普電データに「10」をセットし、当該普通図柄停止後処理を終了する。
以上のように、主制御基板100において各種の処理が実行されることにより、特別図柄遊技および普通図柄遊技が進行することとなるが、こうした遊技の進行中には、主制御基板100から送信されるコマンドに基づいて、副制御基板200において、さまざまな演出を実行するための制御が行われる。
本実施形態においては、遊技状態ごとに種々の演出が行われるが、ここでは、高確率遊技状態であって、かつ、時短遊技状態における変動演出の一例について説明し、その後、変動演出中に実行される特定演出(所謂先読み演出)の一例について説明する。
図38は、リーチなしパターンの変動演出の一例を説明する図である。この図に示すように、リーチなしパターンの変動演出では、演出表示部50aに背景画像が表示されるとともに、この背景画像に演出図柄40a、40b、40cが重畳して変動表示される。例えば、図38(a)に示すように、大当たりの抽選結果がハズレであったことを示す組み合わせで演出図柄40a、40b、40cが停止表示されているとする。この状態で、新たに特別図柄の変動表示が行われると、当該特別図柄の変動表示の開始に伴って、図38(b)に示すように、3つの演出図柄40a、40b、40cが変動表示(スクロール表示)を開始する。なお、図中下向きの矢印は、演出図柄40a、40b、40cが縦方向にスクロール表示されていることを示している。
そして、図38(c)に示すように、まず、演出図柄40aが停止表示され、その後、図38(d)に示すように、演出図柄40aと異なる図柄(態様)で演出図柄40cが停止表示される。そして、特別図柄の変動表示が終了して、第1特別図柄表示器80または第2特別図柄表示器82に特別図柄が停止表示するのとほぼ同じタイミングで、図38(e)に示すように、演出図柄40bが停止表示され、このとき停止表示されている3つの演出図柄40a、40b、40cの組み合わせによって、大当たりの抽選結果が遊技者に報知される。
なお、本実施形態では、大当たり当選時には、3つの演出図柄40a、40b、40cが全て同一の図柄(態様)で停止表示され、その後に特別遊技が実行される。一方、大当たりの抽選結果がハズレであった場合には、3つの演出図柄40a、40b、40cが全て同一の図柄(態様)で停止表示されることはない。
図39は、リーチ変動パターンの変動演出の第1の例を説明する図である。リーチ変動パターンの変動演出では、例えば、図39(a)に示すように、特別図柄の変動表示の開始に伴って、演出図柄40a、40b、40cの変動表示が開始された後、図39(b)に示すように、演出図柄40aが停止表示される。その後、図39(c)に示すように、演出図柄40cが停止表示される。このとき、演出図柄40cは、演出図柄40aと同一の図柄(態様)で停止表示される。
このように、演出表示部50aにおいて、演出図柄40a、40cが特定態様(同一の図柄(態様))、所謂「リーチ態様」で表示されると、図39(d)に示すように、演出図柄40a、40b、40cの形状を、特定態様になる前と異にして変動表示が継続される。そして、その後、演出表示部50aには、図39(e)に示すように、所定の動画(リーチ発展演出)が再生表示されるとともに、最終的に、演出図柄40a、40b、40cが停止表示されて大当たりの抽選結果が遊技者に報知されることとなる。
図40は、リーチ変動パターンの変動演出の第2の例を説明する図である。この例では、図40(a)に示すように、演出図柄40a、40b、40cの変動表示を開始した後に、当該変動表示を中断して、図40(b)に示すように、演出表示部50aに所定のカットイン画像が予め設定された時間表示される。なお、この場合において、カットイン画像を、演出図柄40a、40b、40cの変動表示に重畳して表示してもよい。そして、カットイン画像の表示が終了すると、演出図柄40a、40b、40cの変動表示が再開する。その後、図40(c)に示すように、演出図柄40a、40cが同一の図柄(態様)で停止表示されるとともに、図40(d)に示すように、演出図柄40a、40b、40cの形状が変化する。そして、上記と同様に、図40(e)に示すように、所定の動画(リーチ発展演出)が再生表示されるとともに、最終的に、演出図柄40a、40b、40cが停止表示されて大当たりの抽選結果が遊技者に報知されることとなる。
図41は、リーチ変動パターンの変動演出の第3の例を説明する図である。この例では、図41(a)に示すように、演出図柄40a、40b、40cの変動表示が開始した後に、図41(b)に示すように、演出図柄40a、40cが同一の図柄(態様)で停止表示されるとともに、図41(c)に示すように、演出図柄40a、40b、40cの形状が変化する。そして、図41(d)に示すように、演出表示部50aに所定の動画が再生表示されるとともに、その表示中に、動画の再生を中断して、図41(e)に示すように、所定のカットイン画像が表示される。なお、カットイン画像は、予め設定された時間のみ表示され、当該カットイン画像の表示が終了すると、演出表示部50aにおいて引き続き動画が再生されることとなる。ただし、この場合においても、カットイン画像を、再生中の動画に重畳して表示してもよい。なお、図40および図41に示す変動演出では、カットイン画像が表示されるタイミングのみが異なっており、その他の内容は同じである。
ここで、演出表示部50aに表示される変動演出画像は、主制御基板100から送信される変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドに基づいて決定される。副制御基板200のROM200bには、変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドに対応する変動演出決定用テーブルが設けられている。この変動演出決定用テーブルには、演出表示部50aに表示させる画像や動画のパターンが演出乱数に対応付けられている。そして、変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドを受信すると、当該受信コマンドに対応する変動演出決定用テーブルと、取得した演出乱数とに基づいて、演出表示部50aに表示させる画像や動画のパターン、表示タイミング等が決定されることとなる。
本実施形態では、演出図柄40a、40b、40cが特定態様(リーチ態様)となるまでの演出の態様および時間が、変動モードコマンドの後続コマンド、すなわち、主制御基板100で決定された変動モードA番号に基づいて決定される。また、1回の変動演出のうち、演出図柄40a、40b、40cが特定態様(リーチ態様)となった後の演出の態様および時間が、変動パターンコマンド、すなわち、主制御基板100で決定された変動パターン番号に基づいて決定される。そして、1回の変動演出において、挿入されるカットイン画像等の態様および時間が、変動モードコマンドの先行コマンド、すなわち、主制御基板100で決定された変動モードB番号に基づいて決定される。
具体的には、副制御基板200では、変動モードコマンドおよび変動パターンコマンドを受信すると、まず、当該受信したコマンドを解析する。そして、変動モードコマンドの後続コマンド(変動モードA番号)に基づいて、変動演出のうち、リーチ態様(特定態様)になるまでの演出の態様が決定される。次に、変動パターンコマンド(変動パターン番号)に基づいて、変動演出のうち、リーチ態様(特定態様)になった後の演出の態様が決定される。そして、次に、変動モードコマンドの先行コマンド(変動モードB番号)に基づいて、変動演出中に挿入されるカットイン画像等の態様が決定される。なお、カットイン画像を挿入するか否か、カットイン画像を挿入する場合にはその態様およびタイミングが、変動モードB番号に基づいて決定される。
上記のようにして、1回の変動演出の態様が決定されると、演出表示部50aに表示させる表示画像データが生成され、当該データに基づいて、画像制御基板210において画像の表示制御がなされることとなる。なお、本実施形態では、主制御基板100において、変動モードA番号が決定されると、同時に、リーチモードB決定乱数判定テーブルおよび変動パターン抽選テーブルが決定される。したがって、リーチモードB決定乱数判定テーブルにおいて決定される変動モードB番号の割り振りと、変動パターン抽選テーブルによって決定される変動パターン番号の割り振りとを適宜設計しておくことにより、1回の変動演出中に、互いに重複してはいけない演出の出現を回避することができる。
そして、上記したように、変動演出の実行中には、演出表示部50aに背景画像が表示されるが、この背景画像は、遊技者によって選択された演出ステージの種別に応じて決定される。ここで、演出ステージ(演出区分)というのは、演出表示部50aに表示される背景画像、登場キャラクタ、演出図柄40a、40b、40cの表示態様、出力音声やランプの点灯態様等の演出の実行態様を区分するものである。つまり、演出ステージというのは、実行される演出の態様を示すものであり、設定されている演出ステージに対応する演出が実行されることとなる。本実施形態では、高確率遊技状態かつ時短遊技状態における演出ステージとして、3種類の演出ステージが設けられている。
図42は、演出ステージを説明する図である。高確率遊技状態かつ時短遊技状態に設定されている場合には、演出ステージが、「草原ステージ」、「海中ステージ」、「宇宙ステージ」のいずれかに設定される。そして、「草原ステージ」に設定されている場合には、図42(a)に示す「草原」の画像が演出表示部50aの背景画像として表示される。また、「海中ステージ」に設定されている場合には、図42(b)に示す「海中」の画像が演出表示部50aの背景画像として表示され、「宇宙ステージ」に設定されている場合には、図42(c)に示す「宇宙」の画像が演出表示部50aの背景画像として表示される。
ここでは、主制御基板100において設定されている遊技状態が、高確率遊技状態かつ時短遊技状態である場合に、副制御基板200において設定される演出ステージについて説明したが、こうした演出ステージは、遊技状態ごとに設けられている。したがって、遊技者は、主に演出表示部50aに表示されている背景画像から、現在の遊技状態を把握することができるようになっている。
また、上記のように、演出ステージは、演出表示部50aに表示される画像をはじめとする演出の態様を決定するものである。したがって、1の遊技状態において、複数の演出ステージの中から遊技者がいずれかの演出ステージを選択することができるようにすることで、遊技者の好みに合った演出が実行されることとなる。
図43は、特別遊技中に実行されるステージ選択演出の一例を説明する図である。本実施形態では、特別遊技の終了後の遊技状態が高確率遊技状態に設定される場合に、複数回(5回もしくは15回)実行されるラウンド遊技のうちの、最終のラウンド遊技(5Rもしくは15R)中に、ステージ選択演出が実行される。このステージ選択演出では、例えば、図43(a)に示すように、演出表示部50aに「草原ステージ」、「海中ステージ」、「宇宙ステージ」を示す画像が表示される。
また、このとき、演出表示部50aには、演出操作装置56を模したボタン画像が表示されるとともに、当該演出操作装置56の操作を遊技者に促すメッセージが表示される。なお、演出操作装置56の操作有効時間は、最終のラウンド遊技が開始してから5秒に設定されており、操作有効時間の残り時間が演出表示部50aにおいてカウントダウン表示されている。
そして、上記の状態で遊技者が演出操作装置56を操作すると、図43(b)に示すように、現在選択中の演出ステージが切り換わったことを報知すべく、切り換え表示がなされる。具体的には、ステージ選択演出の開始時には、図43(a)に示すように、「草原ステージ」を示す画像が、他の演出ステージと識別表示(太線での囲み表示)されており、また、現在選択中の演出ステージを示す矢印が、「草原ステージ」を指している。
この状態で、遊技者が演出操作装置56を操作すると、「海中ステージ」を示す画像が、他の演出ステージと識別表示(太線での囲み表示)されるとともに、矢印が「海中ステージ」を指す。これにより、現在選択中の演出ステージが、「草原ステージ」から「海中ステージ」に移行したことが遊技者に報知されることとなる。このように、操作有効時間内に遊技者が演出操作装置56を操作するたびに、現在選択中の演出ステージが、「草原ステージ」→「海中ステージ」→「宇宙ステージ」→「草原ステージ」と切り換わる。そして、操作有効時間が経過すると、図43(c)に示すように、そのときに選択されていた演出ステージが決定されたことを報知する画像が、演出表示部50aに表示されるとともに、ここで決定された演出ステージに対応する演出が、特別遊技の終了後に実行されることとなる。
図44は、保留先読み演出を説明する図である。この図に示すように、演出表示部50aの下部には特1保留表示領域41および特2保留表示領域42が設けられている。特1保留表示領域41は、特1保留数を表示するものであり、主制御基板100の特1保留記憶領域に記憶されている保留情報(各種の乱数情報)に対応する保留画像41a、41b、41c、41dが表示される領域である。
より具体的には、特1保留記憶領域の第1記憶部に特1保留が記憶されている場合には、特1保留表示領域41に保留画像41aが表示される。同様に、特1保留記憶領域の第1記憶部および第2記憶部に特1保留が記憶されている場合には、特1保留表示領域41に、保留画像41a、41bが表示され、特1保留記憶領域の第1記憶部〜第3記憶部に特1保留が記憶されている場合には、特1保留表示領域41に、保留画像41a、41b、41cが表示され、特1保留記憶領域の第1記憶部〜第4記憶部に特1保留が記憶されている場合には、特1保留表示領域41に、保留画像41a、41b、41c、41dが表示される。
また、特2保留記憶領域の第1記憶部に特2保留が記憶されている場合には、特2保留表示領域42に保留画像42aが表示される。同様に、特2保留記憶領域の第1記憶部および第2記憶部に特2保留が記憶されている場合には、特2保留表示領域42に、保留画像42a、42bが表示され、特2保留記憶領域の第1記憶部〜第3記憶部に特2保留が記憶されている場合には、特2保留表示領域42に、保留画像42a、42b、42cが表示され、特2保留記憶領域の第1記憶部〜第4記憶部に特2保留が記憶されている場合には、特2保留表示領域42に、保留画像42a、42b、42c、42dが表示される。
したがって、特1保留表示領域41に表示される保留画像41a、41b、41c、41dは、それぞれ、主制御基板100の特1保留記憶領域における第1記憶部、第2記憶部、第3記憶部、第4記憶部に対応することとなる。また、特2保留表示領域42に表示される保留画像42a、42b、42c、42dは、それぞれ、主制御基板100の特2保留記憶領域における第1記憶部、第2記憶部、第3記憶部、第4記憶部に対応することとなる。
そして、主制御基板100の特1保留記憶領域および特2保留記憶領域の各記憶部に保留が記憶されると、当該各記憶部に対応する保留画像が、演出表示部50aに表示されることとなる。したがって、例えば、図44(a)に示すように、特1保留表示領域41に保留画像41a、41b、41c、41dが表示され、特2保留表示領域42に保留画像42a、42b、42c、42dが表示された状態で、特2保留が1つ処理されると、図44(b)に示すように、保留画像42dが消去され、これによって、特2保留が1つ処理されたことが遊技者に報知されることとなる。
ここで、上記したとおり、遊技状態が高確率遊技状態かつ時短遊技状態に設定されている場合には、演出ステージが「草原ステージ」、「海中ステージ」、「宇宙ステージ」のいずれかに設定されるが、本実施形態では、特2保留表示領域42に表示される保留画像が演出ステージに対応付けて複数種類設けられている。
図45は、保留画像を説明する図である。図45(a)に示すように、演出ステージが「草原ステージ」に設定されている場合には、特2保留表示領域42に、「白丸」、「パンダ」、「うさぎ」、「トラ」の4種類の保留画像が表示される。また、図45(b)に示すように、演出ステージが「海中ステージ」に設定されている場合には、特2保留表示領域42に、「白丸」、「ヒトデ」、「クジラ」、「サメ」の4種類の保留画像が表示される。さらに、図45(c)に示すように、演出ステージが「宇宙ステージ」に設定されている場合には、特2保留表示領域42に、「白丸」、「星」、「太陽」の3種類の保留画像が表示される。
ここで、「白丸」は、各演出ステージ共通のものであり、デフォルト画像として表示される。一方、例えば、「パンダ」、「うさぎ」、「トラ」等、デフォルト画像以外の保留画像は、当該保留画像に対応する特2保留の期待度等に応じて表示されるものである。換言すれば、各保留画像は、大当たりの当選可否や大当たりに当選した場合の以後の遊技状態等を示唆するものである。
ここでいう「期待度」というのは、対応する特2保留が、大当たりに当選して特別遊技が実行され、しかも、特別遊技の終了後の遊技状態が高確率遊技状態に設定されるもの、すなわち、特別遊技を挟んで高確率遊技状態が継続する確率に相当するものである。したがって、図45において「期待度高」と記された「うさぎ」、「クジラ」、「星」が表示されると、当該特2保留によって、多量の賞球を獲得しながら、しかも、高確率遊技状態が継続するのではないかという高い期待感が遊技者にもたらされる。また、「期待度低」と記された「パンダ」、「ヒトデ」が表示された場合にも、上記の期待感が遊技者にもたらされるが、その期待度(確率)は、「期待度高」と記された保留画像が表示された場合よりも低く設定されている。
一方、ここでいう「危険度」というのは、対応する特2保留が、大当たりに当選して特別遊技が実行されるものの、当該特別遊技の終了後の遊技状態が低確率遊技状態に設定されるもの、すなわち、特別遊技によって高確率遊技状態が終了する確率に相当するものである。したがって、図45において「危険度高」と記された「トラ」、「サメ」、「太陽」が表示されると、当該特2保留によって、高確率遊技状態が終了してしまうのではないかという危機感が遊技者にもたらされることとなる。
なお、ここでは、理解を容易にするために、各保留画像を「期待度」や「危険度」に区分けしたに過ぎない。したがって、例えば、「期待度低」の保留画像(例えば「パンダ」)が表示された場合に、当該保留画像に対応する特2保留によって、高確率遊技状態が終了することもある。また、これとは逆に、「危険度高」の保留画像(例えば「トラ」)が表示された場合に、当該保留画像に対応する特2保留によって、特別遊技が実行され、しかも、高確率遊技状態が継続する場合もある。
また、遊技状態が低確率遊技状態に設定されている場合には、上記の3種類の演出ステージとは異なる演出ステージに設定されており、この場合には、図45(d)に示すように、「白丸」、「黒丸」のいずれかが表示される。この場合においても、「白丸」はデフォルト画像として表示され、「黒丸」は大当たりに当選する期待度が高い場合に表示されるものである。
なお、上記したように、本実施形態では、特1保留については事前判定処理が行われず、特1保留表示領域41に表示される保留画像41a、41b、41c、41dは、常に同一のデフォルト画像となる。ただし、特1保留についても、主制御基板100において事前判定処理を行い、特2保留と同様に、複数種類の保留画像の中から「期待度」や「危険度」に応じて、いずれかの保留画像を表示することとしてもよい。
図46は、草原ステージ用の保留画像決定テーブルを説明する図である。特に、図46(a)は、当該特2保留がハズレである場合に選択されるハズレ時保留画像決定テーブルを示し、図46(b)は、当該特2保留が、大当たりに当選し、かつ、特別遊技の終了後に高確率遊技状態に設定される場合に選択される高確大当たり時保留画像決定テーブルを示し、図46(c)は、当該特2保留が、大当たりに当選し、かつ、特別遊技の終了後に低確率遊技状態に設定される場合に選択される低確大当たり時保留画像決定テーブルを示している。
上記したように、時短遊技状態に設定されているときに第2始動口22に遊技球が入球して特2保留が記憶されると、主制御基板100では事前判定処理が行われ、当該特2保留に係る事前判定コマンドが副制御基板200に送信される。この事前判定コマンドは、当該特2保留が記憶されたときの遊技状態において決定される変動パターン番号に係る情報を有している。ここでは、特2保留が記憶されたときに受信した事前判定コマンドを解析し、変動パターン番号に基づいて、いずれかのテーブルが選択されることとなる。
なお、副制御基板200では、事前判定コマンドを受信すると、0〜249の範囲から1の保留決定乱数が取得され、この取得した保留決定乱数の値と、選択したテーブルとによって保留画像が決定される。図46において、マトリックス状に区分けされた各領域に記される数字は、取得した保留決定乱数の選択範囲、すなわち、乱数値の比率を示している。
例えば、「草原ステージ」に設定されているときに、ハズレ時に決定される変動パターン番号に係る事前判定コマンドを受信すると、図46(a)に示すハズレ時保留画像決定テーブルが選択される。このテーブルによれば、リーチなしパターンに対応する事前判定コマンドを受信した場合には、当該特2保留に対応する保留画像として「白丸」が決定される。また、リーチパターン1(ハズレ)に対応する事前判定コマンドを受信した場合には、保留決定乱数が0〜149であれば「パンダ」が決定され、保留決定乱数が150〜199であれば「うさぎ」が決定され、保留決定乱数が200〜249であれば「トラ」が決定される。同様に、リーチパターン2(ハズレ)に対応する事前判定コマンドを受信した場合には、保留決定乱数が0〜199であれば「パンダ」が決定され、保留決定乱数が200〜224であれば「うさぎ」が決定され、保留決定乱数が225〜249であれば「トラ」が決定される。
一方、「草原ステージ」に設定されているときに、大当たり当選時であって、かつ、以後の遊技状態が高確率遊技状態に設定される場合に決定される変動パターン番号に係る事前判定コマンドを受信すると、図46(b)に示す高確大当たり時保留画像決定テーブルが選択される。このテーブルによれば、リーチパターンA(大当たり)に対応する事前判定コマンドを受信した場合には、保留決定乱数が0〜49であれば「パンダ」が決定され、保留決定乱数が50〜229であれば「うさぎ」が決定され、保留決定乱数が230〜249であれば「トラ」が決定される。同様に、リーチパターンB(大当たり)に対応する事前判定コマンドを受信した場合には、必ず「うさぎ」が決定される。
さらに、「草原ステージ」に設定されているときに、大当たり当選時であって、かつ、以後の遊技状態が低確率遊技状態に設定される場合に決定される変動パターン番号に係る事前判定コマンドを受信すると、図46(c)に示す低確大当たり時保留画像決定テーブルが選択される。このテーブルによれば、リーチパターンC(大当たり)に対応する事前判定コマンドを受信した場合には、保留決定乱数が0〜19であれば「パンダ」が決定され、保留決定乱数が20〜249であれば「トラ」が決定される。同様に、リーチパターンD(大当たり)に対応する事前判定コマンドを受信した場合には、必ず「トラ」が決定される。
図47は、海中ステージ用の保留画像決定テーブルを説明する図である。特に、図47(a)は、当該特2保留がハズレである場合に選択されるハズレ時保留画像決定テーブルを示し、図47(b)は、当該特2保留が、大当たりに当選し、かつ、特別遊技の終了後に高確率遊技状態に設定される場合に選択される高確大当たり時保留画像決定テーブルを示し、図47(c)は、当該特2保留が、大当たりに当選し、かつ、特別遊技の終了後に低確率遊技状態に設定される場合に選択される低確大当たり時保留画像決定テーブルを示している。
この海中ステージ用の保留画像決定テーブルによれば、「白丸」、「ヒトデ」、「クジラ」、「サメ」が保留画像として決定されるが、これら各保留画像が決定される比率は、「草原用ステージ」で決定される「白丸」、「パンダ」、「うさぎ」、「トラ」と同じに設定されている。つまり、図46および図47からも明らかなように、草原ステージ用の保留画像決定テーブルにおいて「パンダ」が決定される保留であれば、必ず、海中ステージ用の保留画像決定テーブルにおいて「ヒトデ」が決定され、「うさぎ」が決定される保留であれば、必ず、「クジラ」が決定され、「トラ」が決定される保留であれば、必ず、「サメ」が決定される。つまり、「パンダ」は「ヒトデ」に対応し、「うさぎ」は「クジラ」に対応し、「トラ」は「サメ」に対応するように設定されている。
このように、「草原ステージ」に対応する保留画像と、「海中ステージ」に対応する保留画像とは同数設けられており、「草原ステージ」に対応する保留画像のそれぞれは、「海中ステージ」に対応するいずれか1の保留画像と対の関係を有することとなる。詳しくは後述するが、上記のように、両ステージ間で対の関係を有する保留画像を設定することで、特別遊技の実行前後で「草原ステージ」から「海中ステージ」に、もしくは、「海中ステージ」から「草原ステージ」に変更された場合に、当該特別遊技の終了後の保留画像を、当該特別遊技の実行前の保留画像と対の関係を有する保留画像に変更するだけの簡易な処理で、保留画像の切り換えを行うことが可能となる。
図48は、宇宙ステージ用の保留画像決定テーブルを説明する図である。特に、図48(a)は、当該特2保留がハズレである場合に選択されるハズレ時保留画像決定テーブルを示し、図48(b)は、当該特2保留が、大当たりに当選し、かつ、特別遊技の終了後に高確率遊技状態に設定される場合に選択される高確大当たり時保留画像決定テーブルを示し、図48(c)は、当該特2保留が、大当たりに当選し、かつ、特別遊技の終了後に低確率遊技状態に設定される場合に選択される低確大当たり時保留画像決定テーブルを示している。
この宇宙ステージ用の保留画像決定テーブルによっても、上記と同様の処理によって保留画像が決定されるため、ここでは詳細な説明は省略するが、この宇宙ステージ用の保留画像決定テーブルは、3種類の保留画像のみが決定され得る点で、上記の「草原ステージ」および「海中ステージ」用のテーブルと異なっている。
図49は、保留画像と大当たりの抽選結果との関係を説明する図である。この図に示すように、上記の各保留画像決定テーブルによれば、大当たりの抽選結果と保留画像との間に次の関係が成立する。すなわち、デフォルト画像である「白丸」が表示された場合には、当該特2保留は、大当たりに当選することはなく、必ず、ハズレとなる。また、「期待度低」に区分される「パンダ」、「ヒトデ」が表示された場合には、当該特2保留が、ハズレになる場合もあれば、大当たりに当選する場合もあり、しかも、大当たりに当選した場合に、特別遊技の終了後の遊技状態が低確率遊技状態に設定されることもあれば、高確率遊技状態に設定されることもある。ただし、「期待度低」に区分される「パンダ」、「ヒトデ」は、特別遊技の終了後の遊技状態が低確率遊技状態に設定される場合に表示される確率よりも、特別遊技の終了後の遊技状態が高確率遊技状態に設定される場合に表示される確率の方が高く設定されている(図46、図47参照)。つまり、「期待度低」に区分される「パンダ」、「ヒトデ」は、「期待度」とともに「危険度」も伴うものであるが、当該「危険度」は低いものとなっている。
また、「期待度高」に区分される「うさぎ」、「クジラ」、「星」が表示された場合には、当該特2保留が、ハズレになる場合と大当たりに当選する場合とがある。ただし、大当たりに当選した場合には、必ず、特別遊技の終了後の遊技状態が高確率遊技状態となる。したがって、「期待度高」に区分される「うさぎ」、「クジラ」、「星」が表示された場合には、高確率遊技状態が継続する期待感に加え、高確率遊技状態が終了することがないという安心感が同時に付与されることとなる。
また、「危険度高」に区分される「トラ」、「サメ」、「太陽」が表示された場合には、「期待度低」に区分される保留画像と同様に、当該特2保留が、ハズレになる場合もあれば、大当たりに当選する場合もあり、しかも、大当たりに当選した場合に、特別遊技の終了後の遊技状態が低確率遊技状態に設定されることもあれば、高確率遊技状態に設定されることもある。ただし、図46〜図48に示すように、「危険度高」に区分される保留画像は、「期待度低」に区分される保留画像に比べて、高確率遊技状態が終了する確率が極めて高く、また、高確率遊技状態が継続する可能性も残されているものの、その確率は極めて低く設定されている。
上記のように、高確率遊技状態において新たに特2保留が記憶されると、当該特2保留について決定される変動パターン番号に基づいて保留画像が決定される。しかしながら、特別遊技中は、主制御基板100において遊技状態が低確率遊技状態かつ非時短遊技状態に設定されているため、高確率遊技状態における変動パターン番号に係る情報が、事前に副制御基板200に送信されていない。また、特別遊技を挟んで低確率遊技状態から高確率遊技状態に変更された場合にも、特別遊技の実行前に記憶された特2保留については、高確率遊技状態における変動パターン番号に係る情報を、事前に副制御基板200で把握することができない。
この点、特2保留が記憶された場合には、常に、低確率遊技状態における変動パターン番号と、高確率遊技状態における変動パターン番号とを事前に判定して副制御基板200に送信することも考えられる。しかしながら、遊技状態ごとに変動パターン番号を事前に判定するとなると、主制御基板100における処理負担が極めて大きくなる。そのため、イレギュラーな場面の対策として、遊技状態ごとに変動パターン番号を事前に判定するのは現実的ではない。
上記の理由により、特に特別遊技の終了直後においては、変動パターン番号に係る情報を有していない特2保留が記憶されてしまうことがあるが、こうした特2保留については、上記と同様の処理によっては、保留画像を決定することができない。そこで、特別遊技の実行中に記憶された特2保留や、低確率遊技状態において記憶された特2保留については、デフォルト画像としての「白丸」を表示することも考えられる。しかしながら、変動パターン番号に係る情報を有していない特2保留に対応する保留画像をデフォルト画像としてしまうと、デフォルト画像が表示された特2保留によって大当たりに当選してしまう場合があり、その結果、大当たりの抽選結果と保留画像との間における上記の関係性が成立しなくなってしまう。そこで、本実施形態では、特別遊技の終了後、特別図柄遊技の再開に伴って演出表示部50aに表示する保留画像は、上記とは別のテーブルを用いて決定することとしている。
図50は、保留画像差し替えテーブルを説明する図である。詳しくは後述するが、本実施形態では、特別遊技が実行されると、その開始に伴って全ての保留画像が演出表示部50aから消去され、特別遊技の終了に伴って、保留画像が演出表示部50aに再表示される。このとき、特別遊技の実行前後で、遊技状態が変更された場合や、遊技状態が変更されていなくとも、「宇宙ステージ」と他の演出ステージとの間で演出ステージの変更がなされた場合には、特別遊技のエンディング処理中に、図50に示すテーブルを参照して保留表示画像が決定される。
図50(a)は、特別遊技における最終のラウンド遊技中に「草原ステージ」が決定された場合に選択される保留画像差し替えテーブル1を示し、図50(b)は、特別遊技における最終のラウンド遊技中に「海中ステージ」が決定された場合に選択される保留画像差し替えテーブル2を示し、図50(c)は、特別遊技における最終のラウンド遊技中に「宇宙ステージ」が決定された場合に選択される保留画像差し替えテーブル3を示している。
上記したとおり、事前判定コマンドは、遊技状態ごとの特2保留に基づく大当たりの抽選結果に係る情報と、当該特2保留が大当たりに当選するものと仮定した場合に、当該特2保留によって決定される特別図柄の種別(特別図柄Aか特別図柄Cか)に係る情報とを備えている。そこで、特別遊技の終了時には、これらの情報に基づいて、選択された演出ステージごとに特2保留の保留画像を決定することとしている。
例えば、特別遊技の終了後に再開される特別図柄遊技中の演出ステージとして「草原ステージ」が決定されているとする。この場合には、特別遊技の終了時(エンディング開始時)に記憶されている保留について、図50(a)に示す保留画像差し替えテーブル1と、特2保留が記憶されたときに取得した保留決定乱数とに基づいて、保留画像が決定される。この保留画像差し替えテーブル1によれば、大当たりの抽選結果がハズレとなる保留については、「白丸」、「パンダ」、「うさぎ」、「トラ」のいずれかが図示の比率で決定される。
一方、大当たりに当選する保留のうち、特別遊技の終了後に高確率遊技状態となる特2保留(特別図柄A用事前判定コマンド受信保留)については、「パンダ」および「トラ」のいずれかのみが決定され、特別遊技の終了後に低確率遊技状態となる特2保留(特別図柄C用事前判定コマンド受信保留)については、必ず、「トラ」が決定されるように設定されている。
また、例えば、非時短遊技状態に設定されているときに特1保留によって大当たりに当選し、特別遊技の終了後の遊技状態が高確率遊技状態に設定されるとする。このとき、非時短遊技状態において特2保留が記憶されていたとすると、当該特2保留については、事前判定コマンドが一切送信されないことから、副制御基板200では、当該特2保留についての情報が一切記憶されていないこととなる。このように、事前判定情報がない特2保留については、必ず、「危険度高」の「トラ」が表示されることとなる。これにより、仮に、事前判定情報がない特2保留によって大当たりに当選したとしても、大当たりの抽選結果と保留画像との間における上記の関係性が維持されることとなる。
ここで、図46(b)に示す保留画像決定テーブルによれば、特別遊技の終了後に高確率遊技状態となる場合に、「期待度高」に区分される「うさぎ」が高確率で決定されるように設定されている。しかしながら、この保留画像差し替えテーブル1においては、「期待度高」に区分される「うさぎ」が決定されることがないように、比率設定がなされている。なお、図50(b)に示す保留画像差し替えテーブル2は、図50(a)に示す保留画像差し替えテーブル1と同様の比率設定がなされている。また、図50(c)に示す保留画像差し替えテーブル3においては、「期待度高」の保留画像が決定されることなく、大当たりに当選する場合や、事前判定情報がない場合には、「危険度高」の保留画像が決定されるように設定されている。
以下に、上記の保留先読み演出を実行するための副制御基板200における制御処理について説明する。
(副制御基板200のメイン処理)
図51は、副制御基板200のメイン処理を説明するフローチャートである。
(ステップS1000)
サブCPU200aは、電源投入に応じて、サブROM200bからメイン処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM200cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
(ステップS1001)
次に、サブCPU200aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1001の処理を繰り返し行う。なお、演出乱数は複数種類設けられており、ここでは、それぞれの演出乱数が非同期的に更新されている。
(副制御基板200のタイマ割込処理)
図52は、副制御基板200のタイマ割込処理を説明するフローチャートである。副制御基板200には、所定の周期(4ms)でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU200aはタイマ割込処理プログラムを読み込んで当該タイマ割込処理を開始する。
(ステップS1100)
まず、サブCPU200aは、副制御基板200で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。ここでは、セットされているタイマカウンタのカウンタ値を0になるまで減算処理することとなる。
(ステップS1200)
次に、サブCPU200aは、サブRAM200cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板200においては、主制御基板100からコマンドが送信されると、コマンド受信割込処理が行われ、主制御基板100から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析するとともに、受信バッファにコマンドが格納されていた場合に、後述する受信コマンドごとの処理が実行されることとなる。
(ステップS1300)
次に、サブCPU200aは、実行中の演出進行状況に応じて、演出操作装置56の操作の受け付け可否を判定するとともに、演出操作装置検出スイッチ56aの信号のチェックを行う。そして、演出操作装置検出スイッチ56aから操作信号が入力されたときに、演出操作装置56の操作受け付け中であった場合には、演出操作装置56が操作されたことを画像制御基板210に送信すべく、送信バッファにコマンドを格納する。
(ステップS1400)
次に、サブCPU200aは、サブRAM200cの送信バッファにセットされているコマンドを画像制御基板210や電飾制御基板220へ送信し、タイマ割込処理を終了する。
図53は、上記コマンド解析処理のうち、始動入賞コマンドを受信した場合に実行される始動入賞コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、この始動入賞コマンドは、主制御基板100において、図20のステップS330−10または図21のステップS340−10でセットされた後、ステップS800の出力制御処理(図18参照)によって副制御基板200に送信される。
(ステップS1200−1)
始動入賞コマンドを受信すると、まず、サブCPU200aは、同時に事前判定コマンドを受信しているか否かを判定する。その結果、事前判定コマンドを受信していると判定した場合にはステップS1210に処理を移し、事前判定コマンドを受信していないと判定した場合にはステップS1200−2に処理を移す。
(ステップS1200−2)
上記ステップS1200−1において、事前判定コマンドを受信していないと判定した場合には、サブCPU200aは、保留画像通常処理を行い、当該始動入賞コマンド受信処理を終了する。詳しい説明は省略するが、ここでは、特1保留が記憶された場合に、保留画像41a〜41dを特1保留表示領域41に表示するための処理や、非時短遊技状態に設定されているときに特2保留が記憶された場合に、保留画像42a〜42dを特2保留表示領域42に表示するための処理を行う。なお、非時短遊技状態に設定されているときに特2保留が記憶された場合には、後述する事前判定情報記憶部に、保留決定乱数が記憶される。
(ステップS1210)
一方、上記ステップS1200−1において、事前判定コマンドを受信していると判定した場合には、サブCPU200aは、事前判定コマンド受信処理を行う。この事前判定コマンド受信処理について、図54を用いて説明する。
図54は、上記の事前判定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。なお、事前判定コマンドは、図22〜図24に示す事前判定処理のステップS341−9、ステップS341−13、ステップS341−17、ステップS341−21、ステップS341−22、ステップS341−24、ステップS341−25でセットされた後、ステップS800の出力制御処理(図18参照)によって副制御基板200に送信される。
(ステップS1210−1)
サブCPU200aは、受信した事前判定コマンドを解析し、当該事前判定コマンドに対応する事前判定情報を、サブRAM200cの事前判定情報記憶部に記憶する。なお、事前判定情報記憶部は、第1記憶部〜第4記憶部を備えている。これら各記憶部は、主制御基板100の特2保留記憶領域における第1記憶部〜第4記憶部に対応するものであり、例えば、特2保留が第1記憶部に記憶された場合には、当該特2保留についての事前判定情報が、事前判定情報記憶部の第1記憶部に記憶されることとなる。また、事前判定情報記憶部に記憶された事前判定情報は、変動演出の開始時にシフト処理される。具体的には、変動演出の開始時には、第1記憶部に記憶されている事前判定情報は破棄されるとともに、第2記憶部〜第4記憶部に記憶されている事前判定情報が、1つ番号(序数)の小さい記憶部に移行することとなる。
(ステップS1210−2)
次に、サブCPU200aは、0〜249の範囲内から1の保留決定乱数を取得し、上記ステップS1210−1で事前判定情報が記憶された記憶部に記憶する。
(ステップS1210−3)
次に、サブCPU200aは、現在、主制御基板100において特別電動役物制御処理中(特別遊技中)であるかを判定する。その結果、特別電動役物制御処理中であると判定した場合には、当該事前判定コマンド受信処理を終了し、特別電動役物制御処理中ではないと判定した場合には、ステップS1210−4に処理を移す。
(ステップS1210−4)
一方、上記ステップS1210−3において、特別電動役物制御処理中ではないと判定した場合には、サブCPU200aは、現在の遊技状態が高確率遊技状態であるかを判定する。その結果、高確率遊技状態であると判定した場合にはステップS1210−6に処理を移し、高確率遊技状態ではないと判定した場合にはステップS1210−5に処理を移す。
(ステップS1210−5)
上記ステップS1210−4において、高確率遊技状態ではないと判定した場合には、サブCPU200aは、低確率遊技状態であって、かつ、時短遊技状態時における保留画像処理を実行する。ここでは、上記ステップS1210−1で記憶した事前判定情報に基づき、保留画像を決定、表示するための処理が実行されることとなる(図45(d)参照)。
(ステップS1210−6)
一方、上記ステップS1210−4において、高確率遊技状態であると判定した場合には、サブCPU200aは、現在設定されている演出ステージ(演出ステージフラグ)と、上記ステップS1210−1で記憶した変動パターン番号に係る事前判定情報とに基づき、図46〜図48に示す各テーブルの中から、いずれかのテーブルを選択してセットする。
(ステップS1210−7)
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1210−6でセットしたテーブルと、上記ステップS1210−2で取得した保留決定乱数とに基づき、いずれか1の保留画像を決定する。そして、決定した保留画像に対応するデータを、上記ステップS1210−1で事前判定情報を記憶した記憶部に記憶する。
(ステップS1210−8)
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1210−7で記憶したデータに基づき、特2保留表示領域42に保留画像42a〜42dを表示するための処理を実行し、当該事前判定コマンド受信処理を終了する。
以上の処理により、特別電動役物制御処理中以外に、事前判定コマンドを受信した場合には、当該事前判定コマンドに基づいて、特2保留表示領域42に保留画像42a〜42dが表示されることとなる。
図55は、上記コマンド解析処理のうち、図柄決定コマンドを受信した場合に実行される図柄決定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、この図柄決定コマンドは、主制御基板100において、図27のステップS420−6でセットされた後、ステップS800の出力制御処理(図18参照)によって副制御基板200に送信される。
(ステップS1220)
図柄決定コマンドを受信すると、サブCPU200aは、主制御基板100でいずれの特別図柄が決定されたのかを記憶する。ここでは、図柄決定コマンドを受信するたびに、当該受信した図柄決定コマンドに対応する図柄情報を、サブRAM200cに記憶されている前回の図柄情報に上書きする処理がなされる。これにより、直前に決定された特別図柄が副制御基板200で把握されることとなる。
図56は、上記コマンド解析処理のうち、オープニングコマンドを受信した場合に実行されるオープニングコマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、このオープニングコマンドは、主制御基板100において、図31のステップS450−1でセットされた後、ステップS800の出力制御処理(図18参照)によって副制御基板200に送信される。
(ステップS1230−1)
オープニングコマンドを受信すると、まず、サブCPU200aは、演出表示部50aに表示されている保留画像を消去するための処理を実行する。
(ステップS1230−2)
次に、サブCPU200aは、特別遊技の実行前に設定されていた演出ステージを前回演出ステージとして記憶する。
(ステップS1230−3)
次に、サブCPU200aは、オープニング専用の演出を実行するためのオープニング演出実行処理を行い、当該オープニングコマンド受信処理を終了する。
図57は、上記コマンド解析処理のうち、ラウンド開始コマンドを受信した場合に実行されるラウンド開始コマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、このラウンド開始コマンドは、主制御基板100において、図31のステップS450−3でセットされた後、ステップS800の出力制御処理(図18参照)によって副制御基板200に送信される。
(ステップS1240−1)
ラウンド開始コマンドを受信すると、まず、サブCPU200aは、受信したラウンド開始コマンドが、複数回のラウンド遊技のうちの最終回(5回もしくは15回)のラウンド遊技であるか否かを判定する。その結果、最終回のラウンド遊技の開始であると判定した場合にはステップS1240−3に処理を移し、最終回のラウンド遊技の開始ではないと判定した場合にはステップS1240−2に処理を移す。
(ステップS1240−2)
サブCPU200aは、ラウンド遊技の回数に応じた専用の演出を実行するためのラウンド専用演出実行処理を行い、当該ラウンド開始コマンド受信処理を終了する。
(ステップS1240−3)
一方、上記ステップS1240−1において、最終回のラウンド遊技の開始であると判定した場合には、サブCPU200aは、上記ステップS1220でサブRAM200cに記憶された図柄情報を参照し、特別遊技終了後の遊技状態が高確率遊技状態であるか否かを判定する。その結果、特別遊技終了後の遊技状態が高確率遊技状態であると判定した場合にはステップS1240−4に処理を移し、特別遊技終了後の遊技状態が高確率遊技状態ではないと判定した場合にはステップS1240−2に処理を移す。
(ステップS1240−4)
上記ステップS1240−3において、特別遊技終了後の遊技状態が高確率遊技状態であると判定した場合には、サブCPU200aは、図43に示すステージ選択演出を実行するための処理を行う。
(ステップS1240−5)
次に、サブCPU200aは、ステージ選択演出の実行中であることを示すステージ選択演出フラグをオンする。
(ステップS1240−6)
次に、サブCPU200aは、ステージ選択演出において、演出操作装置56の操作を受け付ける操作有効時間をタイマカウンタにセットし、当該ラウンド開始コマンド受信処理を終了する。なお、ここでタイマカウンタにセットしたカウンタ値(操作有効時間)は、上記ステップS1100のタイマ更新処理において0になるまで減算処理される。
ここで、副制御基板200における処理についての理解を容易にするため、各種コマンドを受信した際に実行されるコマンド解析処理の説明を中断し、先に、上記ステップS1300における演出操作装置制御処理について説明する。この演出操作装置制御処理は、上記のとおり、副制御基板タイマ割込処理が行われるたびに、つまり、4msごとに繰り返し行われるものである。
図58は、上記ステップS1300の演出操作装置制御処理を説明するフローチャートである。
(ステップS1300−1)
まず、サブCPU200aは、ステージ選択演出フラグがオンしているか否か、すなわち、ステージ選択演出の実行中であるか否かを判定する。その結果、ステージ選択演出フラグがオンしていると判定した場合にはステップS1300−2に処理を移し、ステージ選択演出フラグはオンしていないと判定した場合には当該演出操作装置制御処理を終了する。
(ステップS1300−2)
上記ステップS1300−1において、ステージ選択演出フラグがオンしていると判定した場合には、サブCPU200aは、操作有効時間が経過したか否かを判定する。その結果、操作有効時間が経過していると判定した場合にはステップS1300−3に処理を移し、操作有効時間は経過していないと判定した場合にはステップS1300−6に処理を移す。
(ステップS1300−3)
上記ステップS1300−2において、操作有効時間が経過していると判定した場合には、サブCPU200aは、現在、選択中の演出ステージフラグをオンする。
(ステップS1300−4)
次に、サブCPU200aは、ステージ選択演出フラグをオフする。
(ステップS1300−5)
次に、サブCPU200aは、決定された演出ステージを遊技者に報知するための画像を演出表示部50aに表示する等の決定ステージ報知処理を実行し、当該演出操作装置制御処理を終了する。
(ステップS1300−6)
一方、上記ステップS1300−2において、操作有効時間は経過していないと判定した場合には、サブCPU200aは、演出操作装置検出スイッチ信号が入力されているかを判定する。その結果、信号が入力されていると判定した場合にはステップS1300−7に処理を移し、信号は入力されていないと判定した場合には当該演出操作装置制御処理を終了する。
(ステップS1300−7)
上記ステップS1300−6において、演出操作装置検出スイッチ信号が入力されたと判定した場合には、サブCPU200aは、現在、選択されている演出ステージの表示を切り換える処理を実行して当該演出操作装置制御処理を終了する。
上記の処理により、操作有効時間内に演出操作装置56が操作されると、現在、選択中の演出ステージが切り換え表示され、操作有効時間が経過したところで、最終的に選択されている演出ステージが決定されることとなる。
図59は、上記コマンド解析処理のうち、エンディングコマンドを受信した場合に実行されるエンディングコマンド受信処理を説明するフローチャートである。上記したとおり、このエンディングコマンドは、主制御基板100において、図31のステップS450−5でセットされた後、ステップS800の出力制御処理(図18参照)によって副制御基板200に送信される。
(ステップS1250−1)
エンディングコマンドを受信すると、まず、サブCPU200aは、演出ステージフラグがオンしているか否かを判定する。その結果、演出ステージフラグがオンしていると判定した場合にはステップS1251に処理を移し、演出ステージフラグはオンしていないと判定した場合には、ステップS1250−2に処理を移す。なお、特別遊技の終了後に高確率遊技状態に設定される場合には、必ず、いずれかの演出ステージフラグがオンしており、特別遊技の終了後に低確率遊技状態に設定される場合には、演出ステージフラグがオンしていることはない。
(ステップS1250−2)
上記ステップS1250−1において、演出ステージフラグはオンしていないと判定した場合には、サブCPU200aは、各保留に対応する全ての保留画像をデフォルト画像で表示するための処理を実行する。
(ステップS1251)
一方、上記ステップS1250−1において、演出ステージフラグがオンしていると判定した場合には、サブCPU200aは、保留画像決定処理を実行する。この保留画像決定処理について、図60を用いて説明する。
(ステップS1250−3)
次に、サブCPU200aは、決定されている演出ステージに対応する背景画像や、大当たり当選時に最後に停止表示された演出図柄40a、40b、40cを演出表示部50aに表示する等、特別図柄遊技の再開後の演出処理を行って当該エンディングコマンド受信処理を終了する。
図60は、上記ステップS1251の保留画像決定処理を示すフローチャートである。
(ステップS1251−1)
まず、サブCPU200aは、事前判定情報記憶部に、高確率遊技状態用の変動パターン番号が不明な保留があるか否かを判定する。その結果、不明な保留があると判定した場合にはステップS1252に処理を移し、不明な保留はないと判定した場合にはステップS1251−2に処理を移す。
なお、特別遊技の実行中、主制御基板100では遊技状態が低確率遊技状態かつ非時短遊技状態に設定される。そのため、特別遊技中に特2保留が記憶された場合には、当該特2保留については、低確率遊技状態用の変動パターン番号に係る事前判定情報しか有しておらず、高確率遊技状態用の変動パターン番号については不明な保留であると判定される。また、例えば、特別遊技の実行前の遊技状態が低確率遊技状態かつ時短遊技状態に設定されており、その間に記憶された特2保留が残っていた場合や、特別遊技の実行前の遊技状態が非時短遊技状態に設定されており、その間に記憶された特2保留が残っていた場合にも、高確率遊技状態における変動パターン番号が不明な保留であると判定されることとなる。
(ステップS1251−2)
上記ステップS1251−1において、変動パターン番号が不明な保留はないと判定した場合には、サブCPU200aは、上記ステップS1230−2(図56参照)で記憶した前回演出ステージと、上記ステップS1300−3(図58参照)でオンした演出ステージフラグとを比較し、特別遊技の実行前後で演出ステージが変更されたか否かを判定する。その結果、演出ステージが変更されたと判定した場合にはステップS1251−3に処理を移し、演出ステージは変更されていないと判定した場合にはステップS1251−5に処理を移す。
(ステップS1251−3)
上記ステップS1251−2において、演出ステージが変更されたと判定した場合には、サブCPU200aは、その変更が、「草原ステージ」と「海中ステージ」との間の変更であるかを判定する。その結果、「草原ステージ」と「海中ステージ」との間で演出ステージが変更されたと判定した場合にはステップS1251−4に処理を移し、「草原ステージ」と「海中ステージ」との間以外の演出ステージの変更がなされたと判定した場合にはステップS1252に処理を移す。
(ステップS1251−4)
上記ステップS1251−3において、「草原ステージ」と「海中ステージ」との間で演出ステージが変更されたと判定した場合には、サブCPU200aは、事前判定情報記憶部の保留画像データを書き換える処理を行う。ここでは、事前判定情報記憶部に記憶されていた保留画像に対応するデータを参照し、当該保留画像と対の関係を有している保留画像に対応するデータに書き換える処理を行う。これにより、例えば、「パンダ」に対応するデータと「ヒトデ」に対応するデータとが交換され、「うさぎ」に対応するデータと「クジラ」に対応するデータとが交換され、「トラ」に対応するデータと「サメ」に対応するデータとが交換されることとなる。
(ステップS1251−5)
次に、サブCPU200aは、事前判定情報記憶部に記憶されているデータに基づき、保留画像を演出表示部50aに表示させるための保留画像表示処理を実行し、当該保留画像決定処理を終了する。
(ステップS1252)
一方、上記ステップS1251−1において、高確率遊技状態に対応する変動パターン番号が不明な保留があると判定した場合、または、「草原ステージ」と「海中ステージ」との間以外の演出ステージの変更が行われたと判定した場合には、差し替え処理が行われる。この差し替え処理について、図61を用いて説明する。
図61は、上記ステップS1252の差し替え処理を説明するフローチャートである。
(ステップS1252−1)
まず、サブCPU200aは、事前判定情報記憶部の第1記憶部に特2保留が記憶されているかを判定する。その結果、第1記憶部に特2保留が記憶されていると判定した場合にはステップS1252−2に処理を移し、第1記憶部に特2保留は記憶されていないと判定した場合には、当該差し替え処理を終了する。
(ステップS1252−2)
上記ステップS1252−1において、特2保留が記憶されていると判定した場合には、サブCPU200aは、記憶部番号を示すNに「1」をセットする。
(ステップS1252−3)
次に、サブCPU200aは、記憶されている演出ステージフラグを参照し、図50に示すいずれかの保留画像差し替えテーブルをセットする。
(ステップS1252−4)
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1252−3でセットしたテーブルと、第N記憶部に記憶されている保留決定乱数とに基づいて保留画像を決定し、当該決定した保留画像に対応するデータを、事前判定情報記憶部の第N記憶部に記憶する。
(ステップS1252−5)
次に、サブCPU200aは、現在記憶されているNに「1」を加算した値を、新たなNとして記憶する。
(ステップS1252−6)
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1252−5でセットされたNに基づき、第N記憶部に特2保留が記憶されているかを判定する。その結果、第N記憶部に特2保留が記憶されていると判定した場合にはステップS1252−3からの処理を繰り返し行い、第N記憶部に特2保留は記憶されていないと判定した場合にはステップS1252−7に処理を移す。
(ステップS1252−7)
上記ステップS1252−7において、第N記憶部に特2保留は記憶されていないと判定した場合には、サブCPU200aは、Nを「0」にして当該差し替え処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、記憶部に記憶された特2保留について、変動パターン番号に係る情報に加えて、各遊技状態における大当たりの抽選結果(特別遊技の実行可否)を示す事前判定情報と、特別遊技が実行される場合における当該特別遊技の終了後の遊技状態を示す事前判定情報とが導出される。そして、これらの事前判定情報に基づいて、特別遊技の終了後に表示される保留画像が決定されるので、特別遊技の実行前後で遊技状態が変更された場合にも、大当たりの抽選結果と保留画像との間の関係性を、初期の設定のとおりに維持することが可能となる。したがって、保留画像の表示に不整合を生じることがなく、保留先読み演出の不整合によって生じる遊技の興趣低下を抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態においては、遊技の進行を制御する主制御基板100と、主制御基板100から送信されるコマンドに基づいて演出を実行制御する副制御基板200とにおいて、上記のとおりに協働することで変動演出が実行されることとした。しかしながら、主制御基板100および副制御基板200において、上記の各機能をどのように分担するかは適宜設計することが可能である。
なお、上記実施形態において、図4(a)に示す大当たり決定乱数判定テーブル1によって設定される条件が本発明の低確判定条件に相当し、図4(b)に示す大当たり決定乱数判定テーブル2によって設定される条件が本発明の高確判定条件に相当する。
また、上記実施形態における大当たり決定乱数、当たり図柄乱数、リーチグループ決定乱数、リーチモードA決定乱数、リーチモードB決定乱数、変動パターン乱数が本発明の乱数情報に相当する。ただし、本発明の乱数情報は、1つの乱数値によって構成してもよいし、その種別や数等は特に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、図20のステップS330−4〜ステップS330−9、および、図21のステップS340−4〜ステップS340−9の処理を実行するメインCPU100aは、本発明の乱数取得手段に相当する。
また、上記実施形態において、図27のステップS420−5の処理を実行するメインCPU100aが本発明の抽選手段に相当する。
また、上記実施形態において、図31の処理を実行するメインCPU100aが本発明の特別遊技実行手段に相当する。
また、上記実施形態において、図32のステップS460−1の処理を実行するメインCPU100aが本発明の遊技状態設定手段に相当する。
また、上記実施形態において、図58に示す処理を実行するサブCPU200aが本発明の演出区分決定手段に相当する。なお、上記実施形態では、演出区分を遊技者が選択可能な構成としたが、抽選によって適宜演出区分を決定してもよいし、また、予め設定された順番で演出区分が決定されるようにしても構わない。
また、上記実施形態において、図38〜図41の変動演出を実行するサブCPU200aが本発明の演出実行手段に相当する。
また、上記実施形態において、図22〜図24に示す事前判定処理を実行するサブCPU200aが本発明の保留先読み手段に相当する。
なお、上記実施形態では、乱数情報が記憶されたときに事前判定情報を導出することとしたが、事前判定情報を導出するタイミングは、乱数情報が記憶部に記憶されてから当該乱数情報が前記抽選手段によって読み出されるまでのいずれかのタイミングであればよい。
また、上記実施形態における大当たり確定コマンド(ステップS341−17)、高確時大当たりコマンド(ステップS341−21)、ハズレコマンド(ステップS341−22)が本発明の第1の判定情報に相当し、特別図柄A用事前判定コマンド(ステップS341−24)および特別図柄C用事前判定コマンド(ステップS341−25)が本発明の第2の判定情報に相当する。
また、上記実施形態において、図60に示すステップS1251−4および図61に示す処理を実行するサブCPU200aが本発明の保留画像決定手段に相当する。なお、上記実施形態では、特別電動役物制御処理中(特別遊技中)のエンディングにおいて保留画像を決定することとしたが、保留画像は、演出操作装置56の操作がなされた後(演出区分が決定された後)、特別図柄の変動表示が再開される前(大当たりの抽選)のいずれかのタイミングで決定すればよい。
また、上記実施形態において、図60に示すステップS1251−5の処理を実行するサブCPU200aが本発明の保留表示手段に相当する。
1 遊技機
8 遊技盤
16 遊技領域
20 第1始動口(始動領域)
22 第2始動口(始動領域)
50a 演出表示部(画像表示部)
56 演出操作装置(演出操作部)
100 主制御基板
100a メインCPU
100b メインROM
100c メインRAM
200 副制御基板
200a サブCPU
200b サブROM
200c サブRAM

Claims (2)

  1. 遊技者に有利な特別遊技の実行可否が、予め設定された低確判定条件にしたがって導出される低確率遊技状態、および、前記低確判定条件よりも前記特別遊技の実行を可能とする決定が高確率で導出される高確判定条件にしたがって前記特別遊技の実行可否が導出される高確率遊技状態のいずれかの遊技状態にて遊技が進行する遊技機であって、
    遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤と、
    前記遊技領域に設けられ遊技球が進入可能な始動領域と、
    前記始動領域に遊技球が進入すると、少なくとも前記特別遊技の実行可否、および、以後の遊技状態を決定するための1または複数の乱数情報を取得して記憶部に記憶する乱数取得手段と、
    予め設定された始動条件の成立により、前記記憶部に記憶された乱数情報を読み出すとともに、前記遊技状態が前記低確率遊技状態であれば、当該読み出した乱数情報および前記低確判定条件に基づいて前記特別遊技の実行可否を決定し、前記遊技状態が前記高確率遊技状態であれば、当該読み出した乱数情報および前記高確判定条件に基づいて前記特別遊技の実行可否を決定する抽選手段と、
    前記抽選手段により前記特別遊技の実行を可能とする決定が導出された場合に、前記抽選手段による以後の決定処理を中断して前記特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    前記特別遊技実行手段によって前記特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態を、当該特別遊技の実行が決定された乱数情報に基づいて前記低確率遊技状態または高確率遊技状態に設定する遊技状態設定手段と、
    前記特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態に対応付けて設けられ、互いに演出の実行態様を異にする複数種類の演出区分の中からいずれかの演出区分を決定する演出区分決定手段と、
    前記特別遊技の終了後、前記抽選手段による決定処理の再開に伴い、前記演出区分決定手段によって決定された演出区分に対応する演出画像を画像表示部に表示する演出実行手段と、
    前記乱数情報が記憶部に記憶されてから当該乱数情報が前記抽選手段によって読み出されるまでのいずれかのタイミングで、当該記憶部に記憶された乱数情報について、前記抽選手段によって決定される前記特別遊技の実行可否を示す第1の判定情報、および、前記特別遊技が実行される場合における当該特別遊技の終了後の遊技状態を判別可能な第2の判定情報を少なくとも含む事前判定情報を導出する保留先読み手段と、
    前記画像表示部に表示され前記記憶部に記憶されている乱数情報に対応する保留画像を、当該乱数情報についての事前判定情報、および、前記演出実行手段によって画像表示部に表示されている演出画像の演出区分に基づいて決定する保留画像決定手段と、
    前記保留画像決定手段によって決定された保留画像を前記画像表示部に表示して、前記記憶部に記憶されている乱数情報の数を報知する保留表示手段と、を備え、
    前記保留画像は、
    1の演出区分について複数種類設けられ、
    前記高確率遊技状態に対応付けられた演出区分には、演出の実行態様を互いに異にする第1演出区分および第2演出区分が少なくとも含まれ、
    前記保留画像決定手段は、
    前記特別遊技の終了時に記憶部に記憶されている乱数情報に対応する保留画像を、当該乱数情報についての前記第1の判定情報および第2の判定情報と、前記演出区分決定手段によって決定された演出区分とに基づいて、当該演出区分に対応する複数種類の保留画像のうちのいずれかに決定し、
    前記特別遊技の実行前後の遊技状態が高確率遊技状態であり、かつ、当該特別遊技の実行前後で、前記演出区分が前記第1演出区分から前記第2演出区分に変更された場合に、当該特別遊技の実行前の保留画像に基づいて、当該特別遊技の終了後の保留画像を決定することを特徴とする遊技機。
  2. 前記保留先読み手段は、
    前記第1の判定情報として、遊技状態が高確率遊技状態である場合に前記抽選手段によって決定される前記特別遊技の実行可否を示す情報と、遊技状態が低確率遊技状態である場合に前記抽選手段によって決定される前記特別遊技の実行可否を示す情報とを導出することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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