JP5971291B2 - 口金、直管形ledランプ及び照明装置 - Google Patents

口金、直管形ledランプ及び照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)を光源とする直管形LEDランプ、該直管形LEDランプに用いることが可能な口金、該直管形LEDランプを備えた照明装置に関する。
近年、光源にLEDを用いたLEDランプが普及している。
LEDランプにおいては、従来の照明器具と比べて消費電力や二酸化炭素の排出量を大幅に低減できるとともに、製品寿命も大幅に拡大できる利点がある。
このため、従来の蛍光灯に代替する照明器具として直管形LEDランプが注目されている。
両側給電方式である既存の蛍光灯器具を、安定器についての工事をすることなくそのまま用いるタイプでは、蛍光灯器具への直管形LEDランプの取り付け時、あるいは蛍光灯器具からの直管形LEDランプの取り外し時に、作業者に電流が流れる事態を防止するための安全対策が講じられている。
例えば、口金の外面に突出する操作片を備え、口金の端子がソケットに挿入されて操作片が押し込まれたときに導通させるスイッチを内蔵した直管形LEDランプが提案されている(特許文献1)。
口金の端子がソケットに完全に挿入されない状態では導通せず、これにより安全性を確保するものである。
しかしながら、口金の外面にスイッチをオン・オフさせる操作片を突出させる構成では、作業中に作業者が操作片を押し込むことも可能である。
このため、例えば、直管形LEDランプの一方側を蛍光灯器具に装着した状態で、他方側を装着する際に作業者が操作片を押し込むと、他方側の端子に電流が流れてしまうため、作業者の安全を確保するための対策を講じる必要があった。
本発明は、このような現状に鑑みてなされたもので、ランプの取り付けや取り外し作業における安全性を確実に確保できる口金の提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、棒状のランプ本体の端部に設けられ、灯器具のソケットに装着される一対の端子を備えた口金であって、前記ランプ本体の端部を収容するハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前記一対の端子と前記ランプ本体との間を導通させて前記ランプ本体を点灯させるためのスイッチと、一部が外部に突出した状態で前記ハウジング内に設けられ、前記一対の端子を前記ソケットに装着するときには前記一部が前記ソケットに押圧されることにより前記一部が前記ハウジング内に埋没するように退避可能であり、前記一対の端子を前記ソケットから取り外したときには前記一部が突出した状態に復帰する可動部材と、前記スイッチをオンする位置とオフする位置とに設定可能なスイッチ操作部材と、を備え、前記スイッチ操作部材は、前記可動部材が退避したときに前記スイッチをオンする位置への設定が可能となり、前記一部が突出した状態にあるときは前記スイッチをオンする位置への設定が不可となり、前記可動部材は、前記一部を備え前記ランプ本体の長手方向にスライド可能な可動体と、該可動体を前記一部が突出するように付勢する付勢手段とからなり、前記スイッチ操作部材は、前記ハウジングの前記長手方向と交差する周方向に回転する形状を有しているとともに、前記可動部材に嵌合する形状を有し、前記可動部材が退避したときには前記スイッチ操作部材と前記可動部材との嵌合が外れて前記スイッチ操作部材の回転が可能となる。
本発明によれば、ランプの取り付けや取り外し作業における安全性を確実に確保できる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の分解斜視図である。 ランプ本体の分解斜視図である。 ランプ本体を図2とは反対側から見た斜視図である。 直管形LEDランプの一方側の口金の斜視図である。 口金を示す図で、(a)は突出片が突出している状態の斜視図、(b)はハウジングを除去した斜視図、(c)は(a)のC−C線での断面を示す斜視図である。 口金を示す図で、(a)は突出片を押し込んだ状態の斜視図、(b)はハウジングを除去した斜視図、(c)は(a)のC−C線での断面を示す斜視図である。 口金を示す図で、(a)は突出片が突出している状態の断面図、(b)はハウジングを除去した斜視図、(c)はスイッチ操作部材を回転させることができない状態を示す要部斜視図である。 口金を示す図で、(a)は突出片を押し込んだ状態の断面図、(b)はハウジングを除去した斜視図、(c)はスイッチ操作部材を回転させることができる状態を示す要部斜視図である。 第2のハウジング22内の部材を示す図で、(a)は組み立て構成を示す斜視図、(b)は分解斜視図である。 スイッチ操作部材を回転させてスイッチをオンした状態を示す図で、(a)ハウジング内の構成の平面図、(b)はスイッチ操作部材がスイッチをオンする位置に維持されることを示す要部拡大斜視図である。 突出片が突出するとスイッチが自動的にオフとなることを示す図で、(a)はスイッチ操作部材がスイッチをオンする位置に維持されることを示す要部拡大斜視図、(b)はスイッチ操作部材と可動体との係合が外れる状態を示す要部拡大斜視図、(c)は係合が外れてスイッチ操作部材がコイルバネの付勢力でスイッチがオフする位置に戻る状態を示す要部拡大斜視図である。 ハウジング内のスイッチ構成を示す図で、(a)は口金の側面図、(b)は(a)のA−A線での断面図でスイッチがオフした状態を示す図、(c)は(a)のA−A線での断面図でスイッチがオンした状態を示す図である。 スイッチ操作部材とスイッチ構成との関係を示す図で、(a)はスイッチONのときの斜視図、(b)は同水平断面図、(c)はスイッチOFFのときの斜視図、(d)は同水平断面図である。 口金のハウジングの分解斜視図である。 スイッチ操作部材を回転操作する方法を示す図で、(a)は操作前の状態を示す口金の斜視図、(b)は専用工具を取り外した状態の斜視図、(c)は専用工具を操作窓に嵌めた状態の斜視図、(d)は専用工具をスライドさせてスイッチ操作部材を回転させた状態の斜視図である。 第2のハウジングを回転させてLEDの照射面を変える操作方法を示す図で、(a)は操作前の状態を示す口金の斜視図、(b)はその断面図、(c)はラッチリングを押し下げた状態の斜視図、(d)はその断面図、(e)はラッチリングの押し下げによって係合が外れた状態を示す要部斜視図である。 第2のハウジングを回転させてLEDの照射面を変える操作方法を示す図で、(a)は第2のハウジングを回転させた状態の斜視図、(b)はその断面図、(c)は手を放してラッチリングの押し下げを解除した状態の斜視図、(d)はその断面図、(e)はラッチリングの戻りによって係合した状態を示す要部斜視図である。 LEDの照射位置の変更(7段階)と操作窓との位置関係を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図を参照して説明する。
図1は、照明装置200の外観を示す分解斜視図である。照明装置200は、直管形LEDランプ100と、直管形LEDランプ100を装着する照明器具(灯器具)150とを備えている。
直管形LEDランプ100は、細長い棒状のランプ本体5と、ランプ本体5の両端部に設けられた口金1a、1bとを備えている。
照明器具150は、蛍光灯を点灯させるための既存の器具と同じものであり、ソケット151a、151bの穴位置に合わせて直管形LEDランプ100の口金1a、1bに備えられた給電用の端子を差し込んで装着する構成を有している。
ソケットへの端子装着後、口金1a、1bに内蔵のスイッチを作業者がオン状態にすると、ソケットから給電される商業用電流が端子を介してランプ本体5内のLEDに流れ、ランプ本体5が点灯する。
図2に示すように、ランプ本体5は、断面が半円形の筒状の筐体2と、透光性のカバー3とから構成されている。
筐体2は、熱伝導率の大きい金属材料で形成されており、筐体2とカバー3との一体構成の外形は円筒形状となる。
筐体2の平坦部の外側であって、カバー3の内方には、カバー3に対向して、実装基板としてのLED基板11が粘着性を有するシート10を介して固定されている。
LED基板11は細長い長方形状のプリント基板であり、LED基板11aとLED基板11bとから構成されている。
LED基板11a、11bにはそれぞれ、EL効果を持つ半導体発光素子(光源)の一例としてのLED12a、12bが筐体2の長手方向に所定の間隔で複数実装されている。
図3に示すように、筐体2の平坦部の内側には、筐体2の長手方向に延びる細長い長方形状の電源基板7が配置されており、その実装面には直流電源変換用の電子部品9が長手方向に間隔をおいて複数搭載されている。
電源基板7はクランプ15で筐体2に固定されている。
電子部品9によって直流に整流された電流は、図示しないリード線を通してLED基板11a、11bに供給される。
口金1a、1bに接続されたコネクタから延びるリード線6a、6bを介して電源基板7に電流が供給される。
口金1a、1bに内蔵される後述のスイッチは、上記端子とリード線6a、6bとを電気的に接続する機能を有している。
図4に示すように、口金1aは、ランプ本体5の端部を収容する第1のハウジング20と、後述するスイッチ等を内蔵した第2のハウジング22とを有している。
第1のハウジング20は、ランプ本体5の端部を収容する内側ハウジング24と、外側ハウジング26とから構成されている。
第2のハウジング22の端面22aには、ソケット151aに挿入される給電用の一対の端子4a、4bが突出した状態に設けられている。
端面22aには長方形の開口部22bが形成されており、開口部22bからは後述の可動部材の一部としての突出片30aが弾性力で一対の端子4a、4bと同方向へ外部に突出している。
一対の端子4a、4bをソケット151aに装着するとき、突出片30aはソケット151aで押圧されて第2のハウジング22内に埋没する。口金1b側も同様の構成を有している。
図5(b)に示すように、可動部材28は、一対の突出片30a、30aを備え、ランプ本体5の長手方向にスライド可能な可動体30と、突出片30aが第2のハウジング22の端面22aから突出するように可動体30を付勢する付勢手段としてのコイルバネ32とから構成されている。
図5(c)に示すように、内側ハウジング24の内部にはフランジ部24aが形成されており、フランジ部24aの内側にはラッチ部材としてのラッチリング34が設置されている。
可動体30とラッチリング34との間にコイルバネ32が設定されている。ラッチリング34はコイルバネ32の弾性力で元の位置に復元可能である。
可動体30のランプ本体の長手方向における内方端部の外周面には突縁30bが形成されており、突縁30bが第2のハウジング22の内方端に突き当たることにより、可動体30の突出位置が規制されている。
図5(b)に示すように、第2のハウジング22の外面には、スイッチをオンする位置とオフする位置とに設定可能なリング状のスイッチ操作部材36が設けられている。
スイッチ操作部材36は、第2のハウジング22のランプ本体の長手方向と交差する周方向に回転する形状を有している。
突出片30aは可動体30とは分離しており、開口部22bから外側へ抜けない形状を有している。
可動体30の先端に突出片30aが固定されていないため、ソケット151aに対する突出片30aの当接状態の可変性により、可動体30に対するソケット151aからの押圧力を均一にすることができる。
突出片30aを可動体30に一体に固定してもよい。
図5(a)に示すように、第1のハウジング20の外側ハウジング26には、スイッチ操作部材36を回転させるための操作窓38が形成されている。
図5は一対の端子4a、4bをソケット151aに装着していない状態を示している。
一対の端子4a、4bをソケット151aに装着すると、図6に示すように、一対の突出片30a、30aがソケット151aで押圧されて第2のハウジング22内に埋没する。
これに伴って可動体30はランプ本体の長手方向にスライドして退避可能であり、コイルバネ32が圧縮される。
図7は、一対の突出片30a、30aが突出している状態、すなわち、一対の端子4a、4bをソケット151aに装着していない状態での可動体30とスイッチ操作部材36との係わり合い(以下、「係合」という)を示す図である。
図7(c)は図7(b)の点線円の部分の拡大図である。非装着状態では可動体30の凸部30cがスイッチ操作部材36の下面に嵌合しており、スイッチ操作部材36をスイッチがオンする方向である矢印方向に回すことはできない。
すなわち、突出片30aが突出した状態では、スイッチ操作部材36はスイッチがオンする位置への設定が不可となる。なお、スイッチ操作部材36は分かりやすくするためにドットで表示している(図8(c)において同じ)。
図8(a)、(b)に示すように、一対の突出片30a、30aが第2のハウジング22内に埋没するように可動体30が退避すると、図8(c)に示すように、可動体30の凸部30cとスイッチ操作部材36との嵌合が外れる。
これにより、スイッチ操作部材36をスイッチがオンする方向に回すことが可能となる。
但し、スイッチ操作部材36をスイッチがオンする方向に回すことが可能となるだけであり、一対の突出片30a、30aを作業者が押し込んだとしてもその操作に連動して自動的にスイッチがオンとなるわけではない。
従って、一対の端子4a、4bをソケット151aに装着するとき、作業者が誤って突出片30aを押し込んで、且つ、一対の端子4a、4bに触れても導通していないので、作業者の安全を確保することができる。
図9(a)は口金のハウジングを除いた内部の組み立て構成を示す図で、(b)はその分解図である。
図9(b)において符号40は嵌合ブラケットを、44はバネ部材としてトーションスプリングを示している。
嵌合ブラケット40はランプ本体の長手方向に延びる2本のアーム42を有し、アーム42の自由端部にはラッチリング34の内面に周方向に間隔をおいて複数形成された凹部34aに係合する凸部42aが形成されている。
凹部34aと凸部42aの位置関係は相対的で、アーム42側に凹部を形成し、ラッチリング34側に凸部を形成してもよい。
トーションスプリング44は、スイッチ操作部材36の中央部に配置され、その一端部は可動体30に留められている。
図10に示すように、トーションスプリング44の他端部44aは、巻き方向と略直角に外側へ平面を形成するように曲げられ、スイッチ操作部材36の中央部に形成された縦壁46の端部46aに嵌合している。
トーションスプリング44はスイッチ操作部材36に対して常時スイッチをオフする位置に戻すように付勢している。
スイッチ操作部材36をスイッチをオンする回転角30°の位置まで回すと、トーションスプリング44の他端部44aが可動体30の凸部30dの湾曲面(ガイド面)が途切れる部分で外側にずれ、湾曲面と直交する側面に係合する。
これによりスイッチ操作部材36にはトーションスプリング44の付勢力が作用しなくなり、スイッチ操作部材36はスイッチをオンする位置に維持される。
スイッチ操作部材36のリング部48の外周面には、周方向に間隔おいて操作用溝48aが複数形成されている。
ソケット151aから一対の端子4a、4bを外したときは、スイッチ操作部材36は自動的にスイッチをオフする位置に回転する。これを図11に基づいて説明する。
ソケット151aから一対の端子4a、4bを外すと、コイルバネ32の付勢力で可動体30は突出片30aが突出する方向にスライドして復帰する。
図11(b)に示すように、可動体30のスライドに伴って凸部30dも矢印方向に移動するため、可動体30の復帰動作に伴ってトーションスプリング44の他端部44aと凸部30dとの係合が外れる。
係合が外れると、縦壁46にトーションスプリング44による戻す力が作用し、縦壁46を一体に有するスイッチ操作部材36はスイッチをオフする位置に回転する。
従って、一対の端子4a、4bをソケット151aから取り外すとき、ソケット151aから外した瞬間にスイッチがオフとなるので、作業者が誤って突出片30aを押し込んで、且つ、一対の端子4a、4bに触れても通電していないので、作業者の安全を確保することができる。
スイッチがオフになったときは、図7(c)で示したように、可動体30の凸部30bとスイッチ操作部材36とが嵌合し、スイッチ操作部材36をスイッチがオンする方向に回すことはできなくなる。
図12及び図13に基づいて、スイッチ操作部材36の回転によってオン・オフされるスイッチの構成について説明する。
第2のハウジング22内に収容されているスイッチは、一対の端子4a、4bに接続された第1端子50と、軸回りに回転可能に設けられた太線で示す第2端子52と、上述のリード線6aが接続される第3端子54とから構成されている。
第2端子52は常時第3端子54と接触している。
図12(b)は、第1端子50と第2端子52とが離間したスイッチOFFの状態を示し、図12(c)は第1端子50と第2端子52とが接触して全ての端子が電気的に接続されたスイッチONの状態を示している。
図13(a)、(b)に示すように、スイッチ操作部材36をスイッチをオンする方向(時計回り方向)へ回すと、スイッチ操作部材36に一体に形成された操作用支柱36aと同期移動可能に設けられた第2端子52が回転して第1端子50と接触する。
本実施形態ではスイッチ操作部材36を30°回転させることにより第2端子52と第1端子50とが接触する。
図13(c)、(d)に示すように、スイッチ操作部材36をスイッチをオフする方向(反時計回り方向)へ回すと、スイッチ操作部材36の操作用支柱36aの逆方向の移動に伴って第2端子52が逆方向に回転して第1端子50から離間する。
図12(a)に示すように、口金先端部としての第2のハウジング22の外径wは25.78mm以下であり、その長さhは8.71mm以上である。
従って、JIS規格のφ26の蛍光灯規格に対応している。
また、図13(d)に示すように、スイッチOFFの状態での第1端子50と第2端子52との間の最短空間距離gは3mm以上に設定されており、スイッチとしての規格も満たしている。
以下に、スイッチ操作部材36を回転させてスイッチをオンする操作方法を説明する。
図9に示すように、ラッチリング34には、スイッチ操作部材36を回転させるための専用部材を着脱自在に取り付けるための受け部56が一体に形成されているとともに、径方向で対向する位置に一対の摘み部58が一体に形成されている。
図14に示すように、第1のハウジング20は、外側ハウジング26に内側ハウジング24を挿入して嵌合する構成となっている。
外側ハウジング26にはランプ本体の長手方向に延びる保持部材26aが3つ形成されており、保持部材26aの先端部には突起26bが形成されている。
内側ハウジング24には、ラッチリング34の摘み部58と受け部56とに対応する位置にスリット24bが形成されている。
受け部56に対応するスリット24bの上端には、上記専用部材の凸部を収容する凹部24cが連設されている。
内側ハウジング24の上端には、爪部材26aの突起26bに対応する位置に溝部24dが形成されている。
内側ハウジング24と外側ハウジング26とを互いに合わせて押し込むと、保持部材26aが弾性変形してその突起26bが溝部24dに係合し、一体化される。
既述のように、外側ハウジング26にはスイッチ操作部材36のリング部48と対向する位置に操作窓38が形成されている。
操作窓38の近傍には、スイッチ操作部材36を回転させる方向を示した矢印マーク60が表示されている。
図15(a)に示すように、受け部56には専用部材としての専用工具62が装着されている。
操作窓38の開口幅は外から作業者が指でリング部48を操作できない幅に設定されている。
作業者は、一対の端子4a、4bがソケット151aに装着されてスイッチ操作部材36を回転可能な状態となったら、図15(b)に示すように、専用工具62を受け部56から取り外す。
操作窓38にはスイッチ操作部材36のリング部48と操作用溝48aが対向し、外から目視できるようになっている。
作業者は、図15(c)に示すように、取り外した専用工具62をその凸部62aが操作用溝48aに係合するように操作窓38に嵌め、図15(d)に示すように、矢印マーク60で示す方向に専用工具62をスライドさせる。
専用工具62を操作窓38の周方向の幅内でスライドさせるとスイッチ操作部材36が30°回転するようになっており、上述のようにスイッチがONとなる。
スイッチをONする操作が終了したら、図15(a)に示すように、専用工具62を受け部56に戻して装着する。
上記のように、突出片30aを押し込んだ状態で、専用工具62を用いてスイッチをON状態にして初めて通電可能な状態になる。
従って、一対の端子4a、4bのソケット151aに装着するとき、作業者は突出片30aを誤って手で押し込んでも、手ではスイッチ操作部材36を回転させてスイッチをON状態にすることができない。
このため、取り付け作業中にランプが通電状態になる不具合を確実に防止することができる。
換言すれば、突出片30aを押し込んだだけではスイッチがONとならず、スイッチ操作部材36を所定位置に設定する必要があり(1段階)、スイッチ操作部材36の回転操作が専用工具62でなければできない(2段階)、という2重の安全対策が施されている。
取り外す作業も同様に、一対の端子4a、4bをソケット151aから外した瞬間にスイッチがOFF状態になるので、作業者は突出片30aを誤って手で押し込んでも、手ではスイッチ操作部材36を回転させることができない。
このため、取り外し作業中にランプが通電状態になる不具合を確実に防止することができる。
なお、突出片を押し込むとスイッチがONとなる従来構成に比べると、突出片30aを押し込んだ後にスイッチ操作部材36を手で回転させることができる構成でも安全性を十分に確保することができる。
専用工具62は口金に着脱自在に備えられているので、管理が不要で無くす心配もない。
専用工具を忘れても現場にあるので、ランプの取り付け、取り外しの作業性も向上する。
本実施形態に係る直管形LEDランプ100は、指向性を有するLEDの照射面を任意の方向へ向けることができるようになっている。その構成及び動作を図16及び図17に基づいて説明する。
図16(a)、(b)はコイルバネ32の付勢力でラッチリング34がランプ本体側に押圧されている状態を示している。
この状態で図16(c)、(d)に示すように、ラッチリング34に一体に形成された摘み部58をコイルバネ32の付勢力に抗して押し下げる。
ラッチリング34を押し下げると、図16(e)に示すように、ラッチリング34の凹部34aと、嵌合ブラケット40のアーム42の自由端部の凸部42aとの係合(図9参照)が外れる。
これにより、嵌合ブラケット40が一体に組み付けられた口金先端部としての第2のハウジング22を、ランプ本体5の端部を収容した第1のハウジング20に対して回転させることが可能となる。
換言すれば、ソケット151aに対する一対の端子4a、4bの装着位置に対して、ランプ本体5の周方向の位置、すなわちLEDの照射面の位置を変更可能である。
図17(a)、(b)に示すように、ラッチリング34を押し下げた状態で第2のハウジング22を回転させる。
第2のハウジング22を所望の角度回転させた後、手を放してラッチリング34の押し下げを解除する。
手を放すと、図17(c)、(d)に示すように、コイルバネ32の付勢力でラッチリング34は上方へスライドし、図17(e)に示すように、ラッチリング34の凹部34aと、嵌合ブラケット40のアーム42の自由端部の凸部42aとが係合する。
これにより第2のハウジング22は回すことができなくなる。
本実施形態では、第2のハウジング22を±90度で30度ステップの7段階の位置に回転可能な構成としている。
従って、LEDの照射面を任意の方向へ多段階に調整することが可能であり、明るさの方向が異なる多様な照明状態を得ることができ、使用性の向上に寄与することができる。
図18に、スイッチをオンするアクセス場所としての操作窓38と、口金先端部としての第2のハウジング22の回転位置との関係を示す。+30度と、−60度の場合は省略している。
スイッチ操作部材36のリング部48には複数の操作用溝48aが形成されているため、第2のハウジング22の回転位置がどの位置にあっても、操作窓38の位置を一定にしてスイッチをオンすることが可能となる。
従って、第2のハウジング22の回転位置によっては操作窓38にリング部48の操作用溝48aが対向せず、スイッチのオン操作ができなくなる不具合が発生することは無い。
操作窓38の一定位置は、LEDの照射方向と一致している。これにより、操作窓38がランプ本体5の照明器具150に対向する側に位置してスイッチをオンさせる操作が困難となる不具合は無い。
上述した口金1aついての構成、操作及び動作は他方に口金1bにおいても同様である。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を例示したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1a、1b 口金
5 ランプ本体
151a、151b ソケット
20 第1のハウジング
22 第2のハウジング
28 可動部材
30 可動体
32 付勢手段としてのコイルバネ
34 ラッチ部材としてのラッチリング
34a 凹部
36 スイッチ操作部材
38 スリットないし開口としての操作窓
42 バネ部材としてのトーションスプリング
42a 凸部
62 専用部材としての専用工具
100 直管形LEDランプ
150 灯器具としての照明器具
200 照明装置
特許第4976579号公報

Claims (10)

  1. 棒状のランプ本体の端部に設けられ、灯器具のソケットに装着される一対の端子を備えた口金であって、
    前記ランプ本体の端部を収容するハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられ、前記一対の端子と前記ランプ本体との間を導通させて前記ランプ本体を点灯させるためのスイッチと、
    一部が外部に突出した状態で前記ハウジング内に設けられ、前記一対の端子を前記ソケットに装着するときには前記一部が前記ソケットに押圧されることにより前記一部が前記ハウジング内に埋没するように退避可能であり、前記一対の端子を前記ソケットから取り外したときには前記一部が突出した状態に復帰する可動部材と、
    前記スイッチをオンする位置とオフする位置とに設定可能なスイッチ操作部材と、
    を備え、
    前記スイッチ操作部材は、前記可動部材が退避したときに前記スイッチをオンする位置への設定が可能となり、前記一部が突出した状態にあるときは前記スイッチをオンする位置への設定が不可となり、
    前記可動部材は、前記一部を備え前記ランプ本体の長手方向にスライド可能な可動体と、該可動体を前記一部が突出するように付勢する付勢手段とからなり、
    前記スイッチ操作部材は、前記ハウジングの前記長手方向と交差する周方向に回転する形状を有しているとともに、前記可動部材に嵌合する形状を有し、前記可動部材が退避したときには前記スイッチ操作部材と前記可動部材との嵌合が外れて前記スイッチ操作部材の回転が可能となる口金。
  2. 請求項1に記載の口金において、
    前記スイッチ操作部材は前記ハウジングの外周面に形成されたスリットないし開口を介して専用部材を用いて回転可能である口金。
  3. 請求項2に記載の口金において、
    前記専用部材が前記ハウジングに着脱自在に設けられている口金。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の口金において、
    前記スイッチ操作部材を前記スイッチをオフする位置に戻すように付勢するバネ部材を有し、
    前記スイッチ操作部材を回転させて前記スイッチをオンする位置へ設定したとき、前記バネ部材の一端が前記可動部材の一部に係り合って、前記スイッチ操作部材は前記スイッチをオンする位置に維持される口金。
  5. 請求項4に記載の口金において、
    前記一対の端子を前記ソケットから取り外したとき、前記バネ部材の一端と前記可動部材の一部との係り合いが解除され、前記スイッチ操作部材は前記スイッチをオフする位置に戻る口金。
  6. 請求項〜5のいずれか1つに記載の口金において、
    前記ハウジングが、前記ランプ本体の端部を収容する第1のハウジングと、前記一対の端子、前記スイッチ、前記可動部材及び前記スイッチ操作部材を備えた第2のハウジングとからなり、
    第1のハウジングには、前記ランプ本体の長手方向にスライド可能で、前記可動部材の弾性力で元の位置に復元可能なラッチ部材が設けられ、
    前記ラッチ部材と第2のハウジングとの間には、周方向に間隔おいて設けられた複数の凹部とこれに嵌合する凸部とが相対的に形成され、
    前記ラッチ部材をスライドさせて前記凹部と凸部との嵌合を解除した状態で第1のハウジングに対して第2のハウジングを回転させることにより、前記ランプ本体の周方向の位置を変更可能である口金。
  7. 請求項6に記載の口金において、
    第1のハウジングに前記スイッチ操作部材を前記スイッチをオンする位置に設定するためのスリットないし開口が形成され、
    前記スイッチ操作部材には前記スイッチをオンする位置に設定するための操作用溝が形成され、
    前記操作用溝は、第2のハウジングのいずれの回転位置でも前記スリットないし開口に位置するように形成されている口金。
  8. 請求項に記載の口金において、
    前記ランプ本体の照射方向が周方向で限定され、前記スリットないし開口の位置は照射方向と一致する口金。
  9. 棒状のランプ本体と、
    前記ランプ本体内に配置された半導体発光素子と、
    前記ランプ本体の両端部に設けられた、請求項1〜8のいずれか1つに記載の口金と、
    を有する直管形LEDランプ
  10. 請求項9に記載の直管形LEDランプと、該直管形LEDランプを装着する灯器具とを備えた照明装置
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