JP5952318B2 - 冊子カバー - Google Patents

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Description

本発明は、冊子を覆う冊子カバーに関する。
書籍、ノート又は手帳等の冊子を覆う冊子カバーには、例えば特許文献1に記載されているように、重なった内側及び外側の2枚のシートの間に空間が設けられ、筆記用具、メモ用紙等の物品を収容することができるものがある。
特開2013−226764号公報
しかし、特許文献1に記載のカバーは、カバーを構成する2枚のシートが平坦なシートであるため、収容される物品は小さい筆記用具を想定している。従って携帯電話又は携帯音楽プレイヤー等、収容する物品が大きい場合、カバーが破損するという問題があった。あるいは、カバーを構成するシートが変形してしまうということも生じていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、厚みのある物品を収容することができる冊子カバーを提供することを目的とする。
本発明に係る冊子カバーは、長方形状の外側シートと、該外側シートの一面側に重ねられており、三辺の周縁が前記外側シートの三辺に接着した長方形状の内側シートとを備えて袋体を形成し、前記袋体の外面である前記内側シートの一面側に冊子を配置させて該冊子を覆う冊子カバーにおいて、前記外側シート及び内側シート夫々の前記三辺と異なる一辺側に設けられ、前記袋体の口を開閉する開閉部と、前記外側シートの他面側に設けられ、前記外側シートが折り返された層状をなしており、一面が前記袋体の外側に面した外側層と、該外側層の端部における第一折り目から内側に折り返された折り返し層と、該折り返し層の端部における第二折り目から折り返し層内側に折り返されており、一面が前記袋体の内側に面した内側層とを備え、前記外側層の外面には、前記第一折り目の両端側より中央側の方が該第一折り目と垂直な方向に突出した線状をなす溝が設けられており、前記袋体に物品が収容されることにより、該袋体の外側に伸長する伸長部とを有することを特徴とする。
本発明に係る冊子カバーは、前記伸長部は、各層を接着して固定する固定部を前記一辺と垂直方向の両端側に備えることを特徴とする。
本発明に係る冊子カバーは、前記外側シートには、前記伸長部と前記開閉部との間に、形状の異なる孔が複数設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、外側シートに伸長部が設けられることにより、厚みのある物品を収容することができる冊子カバーを提供することができる。
冊子カバーを示す正面斜視図である。 冊子カバーを示す背面斜視図である。 冊子カバーを示す分解斜視図である。 冊子カバーを示す正面図である。 伸長部を示す断面図である。 冊子カバー及び冊子の使用状態を示す正面斜視図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 冊子カバーの使用状態を示す部分斜視図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す平面図である。 外側第一表紙部を示す部分平面図である。 外側第一表紙部を示す部分平面図である。 冊子カバーを示す背面図である。
第1の実施形態
本実施形態における冊子カバー1について説明する。図1は、冊子カバー1を示す正面斜視図である。図2は、冊子カバー1を示す背面斜視図である。図3は、冊子カバー1を示す分解斜視図である。冊子カバー1は、内側シート2、外側シート3、第一差込シート41及び第二差込シート43を備える。内側シート2は内側第一表紙部21、背部である内側背表紙部22及び内側第二表紙部23を備える。外側シート3は外側第一表紙部31、背部である外側背表紙部32及び外側第二表紙部33を備える。
内側シート2は、長方形状をなしており、ポリエチレン、ポリプロピレン又は塩化ビニル等を含んだ樹脂製である。内側第一表紙部21、内側背表紙部22及び内側第二表紙部23は、内側シート2の長手方向に連続して設けられている。内側第一表紙部21及び内側第二表紙部23は、同じ大きさの長方形状をなしている。内側背表紙部22は、内側第一表紙部21と内側第二表紙部23との間を繋いでおり、短辺の長さは、内側第一表紙部21及び内側第二表紙部23の短辺よりも短い。
外側シート3は、長方形状をなしており、ポリエチレン、ポリプロピレン及び塩化ビニル等を含んだ樹脂製である。外側第一表紙部31、外側背表紙部32及び外側第二表紙部33は、外側シート3の長手方向に連続して配置されている。外側第一表紙部31、外側背表紙部32及び外側第二表紙部33は夫々、内側第一表紙部21、内側背表紙部22及び内側第二表紙部23とほぼ同じ寸法をなしている。尚、内側シート2と外側シート3はある一辺において連続する。即ち一枚のシートから構成されてもよい。
内側シート2と外側シート3とは重なっており、2つの長辺側の縁、及び一方の短辺側の縁の三辺が接着され、一体化されている。即ち、内側シート2と外側シート3とが接着している接着部11は、周縁に沿ってコの字状をなしている。これにより、内側シート2及び外側シート3により袋体が形成され、斯かる袋体の内部に物品を収容することができる。長方形状をなす外側シート3及び内側シート2の形状には正方形状も含まれる。
第一差込シート41及び第二差込シート43は、夫々内側第一表紙部21及び内側第二表紙部23における、外側第一表紙部31及び外側第二表紙部33が接着している面の裏面側に接着されている。第一差込シート41及び第二差込シート43は、長辺が内側第一表紙部21及び内側第二表紙部23と同じ長さであり、短辺が内側第一表紙部21及び内側第二表紙部23よりも短い。
第一差込シート41は、内側を除く三方の縁にあたる接着部12にて、内側第一表紙部21の縁と接着されている。一方、第一差込シート41は、内側背表紙部22側の長辺は内側シート2と接着されていない。これにより、第一差込シート41における、内側背表紙部22側の長辺側に差込口が形成される。
第二差込シート43は、内側を除く三辺が接着されている接着部13にて、内側第二表紙部23の縁と接着されている。一方、第二差込シート43は、内側背表紙部22側の長辺は内側シート2と接着されていない。これにより、第二差込シート43は、内側背表紙部22側の長辺側に差込口が形成される。
内側第一表紙部21と第一差込シート41と、及び内側第二表紙部23と第二差込シート43とにより夫々形成された2つの差込口に、冊子90の表表紙及び裏表紙を差し込んで使用される。これにより、冊子90の表表紙及び裏表紙のうち一の表紙を内側第一表紙部21及び外側第一表紙部31が覆い、背表紙を内側背表紙部22及び外側背表紙部32が覆い、他の表紙を内側第二表紙部23及び外側第二表紙部33が覆う。冊子90は例えば、書籍、ノート又は手帳等であるが、紙束の一辺側をリングで留めたようなものであってもよい。
内側第一表紙部21及び外側第一表紙部31の一方の長辺側の周縁には、開閉部6が設けられている。開閉部6は、レール61、62及びスライダー63を含む。
内側第一表紙部21の一方の長辺側の周縁にも、外側第一表紙部31に向かう凹凸をなしたレール61が設けられている。外側第一表紙部31には、長辺に沿っており内側第一表紙部21に向かう凹凸をなしたレール62が設けられておいる。またレール61、62には、スライダー63が跨って設けられており、該スライダー63が摺動することにより、レール61とレール62とが嵌合及び離脱される。
スライダー63を摺動し、内側第一表紙部21のレール61と外側第一表紙部31のレール62とを離脱させることにより、内側シート2及び外側シート3で構成される袋体に物品を収容することができる。また、収容後は、スライダー63を摺動し、レール61とレール62とを嵌合させることにより、収容した物品が脱離することを防止することができる。
なお、レール61、62及びスライダー63は樹脂製であるが、金属製であってもよい。また、レール61、62に代えて嵌合可能な歯が設けられていてもよい。
なお、開閉部6は、内側第一表紙部21と外側第一表紙部31との長辺側に設けられており、内側第一表紙部21と外側第一表紙部31とがなす袋体を開閉可能であれば、スライドファスナー以外であってもよい。例えば、袋体を開閉可能にする面ファスナーを設けてもよい。また、内側第一表紙部21及び外側第一表紙部31の夫々の周縁に磁石を設けてもよい。その他、内側第一表紙部21及び外側第一表紙部31には、袋体の口を留める留め具が設けられていてもよい。
図4は、冊子カバー1を示す正面図である。図5は、伸長部5を示す断面図である。図5は図4におけるA−A断面図である。また、外側第一表紙部31であって、望ましくは外側背表紙部32近傍には、外側シート3が重ねられた伸長部5が設けられている。伸長部5は、物品が収容された場合、折り畳まれていた伸長部5が開き、外側第一表紙部31が外側に伸長する。
伸長部5は外側シート3が折り返されており、外側層51、折り返し層52及び内側層53の3層重ねられた層状をなしている。外側層51、折り返し層52及び内側層53は夫々同形状の帯状をなしており、長手方向が外側第一表紙部31の長辺に平行であり、長辺の全長に亘って設けられている。
伸長部5は、外側層51における外側背表紙部32側の端である第一折り目51aから内側に折り返され、外側層51の下に折り返し層52が重ねられる。さらに折り返し層52は、開閉部6側の端である第二折り目52aから内側に折り返され、折り返し層52の下に内側層53が重ねられる。第一折り目51aと第二折り目52aとは共に、外側第一表紙部31の長辺と平行をなしている。
外側層51、折り返し層52及び内側層53の3層は、開閉部6側及び外側背表紙部32側の垂直方向である両端にあたる2つの短辺が接着されている。本実施形態では伸長部5は3層に重なっているが、例えば5層又は7層等に重なっていてもよい。伸長部5は、袋体の外側方向、即ち内側シート2が設けられた方向とは逆方向に伸長する。
伸長部5が設けられることにより、開閉部6を開け、袋体に物品を収容するにあたり、収容量を増やすことができる。また、物品を収容することにより内側シート2又は外側シート3が引っ張られ、接着された周縁が裂けるといった事態を防ぐことができる。
また、伸長部5の最も外側の層である外側層51には、外面に線状の溝55が設けられている。溝55は伸長部5の長手方向略全体に亘って設けられており、線状をなし、第一折り目51aの両端側より中央側の方が、該第一折り目51aの垂直方向である開閉部6側に突出した台形状の山型をなしている。
溝55が設けられることにより、内側シート2と外側シート3とがなす袋体に物品が収容され、伸長部5が広がった場合に、溝55に沿った折れ目が形成されるので、厚みのある物品を収納した場合でも見栄え良く収納することができる。
また、伸長部5の両端側、即ち両端よりやや内側には、固定部54が設けられている。固定部54は、3層に重なった外側層51、折り返し層52及び内側層53の各層を接着して、固定している。固定部54は例えば直角三角形状をなしており、スライダー63に近い側より外側背表紙部32側の方が、固定部54が伸長部5の長手方向に長くなっている。なお、固定部54の形状は、台形状であってもよく、その他多角形状、楕円形状等であってもよい。
袋体の中に物品を入れた場合、外側シート3の縁に力がかかり、外側シート3が裂ける、又は外側シート3と内側シート2との接着が剥がれる等、冊子カバー1が破損するという問題が生じる。しかし、伸長部5に固定部54を設けることにより伸長部5の周縁付近が補強されるので、冊子カバー1の破損を防止することができる。なお、固定部54は必ずしも設けられていなくてもよい。
また、外側第一表紙部31における伸長部5と開閉部6との間であって、伸長部5近傍であり、且つ外側第一表紙部31の一方の短辺側には、他方の短辺側に突出した弧状をなす孔34が設けられている。図6は、冊子カバー1及び冊子90の使用状態を示す正面斜視図である。斯かる孔34には例えば筆記用具91を袋体に挿入し、クリップ部分等を孔34の周縁に係合させることができる。
加えて、外側第一表紙部31における伸長部5と開閉部6との間であって、伸長部5近傍であり、且つ外側第一表紙部31の他方の短辺側には、一方の短辺側に突出した弧状の孔35が設けられている。孔35は、孔34とは形状が異なり、孔34より小さい。例えば携帯音楽プレイヤー92を袋体に入れた場合に、孔35にイヤホンの配線93を貫通させ、一部を袋体の外部に露出することができる。
図7は、外側第一表紙部31を示す平面図である。また、孔34、35の代わりに溝341、351が設けられていてもよい。溝341、351は外側シート3が他の部分より薄くなっており、使用者は溝341、351に沿って外側シート3を手で裂くことができる。使用者が溝341、351に沿って外側シート3を裂くことにより、略弧状をなす曲線状の孔34、35が形成される。
また、図1及び図6に示すように外側第二表紙部33には直線状のスリット80が設けられている。スリット80は、外側第二表紙部33の長辺側の中央よりやや一方に寄っており、短辺側の中央に設けられている。スリット80は、外側第二表紙部33の短辺よりも10度ないし30度程度傾斜した直線状をなしており、短手方向の両端近くまで延びている。
また、スリット80の両端には、スリットの幅より大きな直径の円状をなす円状部分が設けられている。斯かる円状部分を有することにより、スリット80の端から外側第二表紙部33が裂けることを防止する。外側第二表紙部33に直線状のスリット80が設けられていることにより、外側第二表紙部33にも物品を収容することができる。スリット80は、特に紙類など厚さの薄い物品を収容する場合に便利である。
本実施形態によれば、外側シート3に伸長部5が設けられていることにより、厚みのある物品を収容することができる冊子カバー1を提供することができる。
第2の実施形態
第2の実施形態について説明する。本実施形態は、孔34の形状が第1の実施形態と異なる。図8は、外側第一表紙部31を示す平面図である。外側第一表紙部31には、図8に示すように直線状の孔34が設けられていてもよい。また、図8において、孔71の両端は、円状になっている。孔71が斯かる形状であることにより、外側シート3の破損を防止することができる。図9は、外側第一表紙部31を示す平面図である。なお、図9に示すように、直線状の孔72の両端は、円形ではなく部分円状であってもよい。また、本実施形態において孔34は、伸長部5の近傍に設けられているが、一例であり、その位置は問わない。
図10は、外側第一表紙部31を示す平面図である。外側第一表紙部31には、図10に示すように孔34の形状は直線部分と円形部分とが連結部分を介して設けられていてもよい。直線部分は、外側第一表紙部31の短辺と平行に設けられており、円形部分は直線部分の延長線上に設けられており、円形部分の直径と直線部分の幅とがほぼ等しい。また、連結部分は直線部分の孔より幅が狭い。
孔34が図10に示す形状であることにより、例えば直線部分と円形部分とを互いに異なる用途に用いることができる。
図11は、外側第一表紙部31を示す平面図である。外側第一表紙部31に設けられた孔34は、図11に示すように一定の角度をなした複数の直線部分が連結された形状をなしていてもよい。例えば図11では正六角形の一部を構成する形状をなしている。また、図11において、孔34の端部は円形をなしている。なお、孔34は、外側第一表紙部31の短辺に平行な直線状であってもよい。また、孔35の形状は、図9から図11までの孔34と同様な形状であってもよい。
図12は、外側第一表紙部31を示す平面図である。図12に示すように、孔36が外側第一表紙部31の縁に設けられていてもよい。外側第一表紙部31の一方の短辺には切り欠きが設けられており、斯かる切り欠きを除く外側第一表紙部31の縁が内側第一表紙部21と接着することにより、孔36が形成される。孔36は、外側第一表紙部31の短辺に平行な直線状をなしている。孔36を縁に設けることにより、例えば筆記用具を孔36に入れやすくなる。
第3の実施形態
第3の実施形態について説明する。本実施形態は、外側第一表紙部31の孔が覆われている。
図13は、外側第一表紙部31を示す平面図である。外側第一表紙部31には、一定の角度をなした複数の直線状の孔が連結された形状をなした孔37が設けられている。孔37は、両端が外側第一表紙部31の長手方向に沿った直線状をなしており、斯かる両端の間に設けられた2本の線分が山型である形状をなしている。
さらに、斯かる孔全体を覆う矩形の覆部70が設けられている。覆部70は全周が外側第一表紙部31に接着されており、さらに外側第一表紙部31の短手方向に沿った直線状の孔71が設けられている。孔71の両端は、平面視において、外側第一表紙部31の孔37の両端と重なる位置になるよう配置されている。図14は、冊子カバー1の使用状態を示す部分斜視図である。なお、本実施形態において孔37及び覆部70は、開閉部6の近傍に設けられているが、一例であり、その位置は問わない。なお、孔71の両端は、平面視において、外側第一表紙部31の孔37の両端と重ならず近傍の位置になるよう配置されていてもよい。
図15は、外側第一表紙部31を示す平面図である。図15において、外側第一表紙部31の孔37は、該外側第一表紙部31の一方の短辺側に突出した弧を有する半円状をなしている。一方、覆部70の孔71は、該外側第一表紙部31の長手方向側であって、外側第一表紙部31の他方の短辺側に突出した弧を有する半円状をなしている。なお、孔37及び孔71は共に、直線部分の端に小さい半円状の部分が設けられている。斯かる半円状の部分が設けられていることにより、物品を挿入する際に、孔37及び孔71から外側第一表紙部31が裂けることを防止する。外側第一表紙部31の孔37及び覆部70の孔71は平面視において、外側第一表紙部31の長手方向に並置されている。
本実施形態によれば、覆部70を設けることにより、塵などの異物が侵入することを抑えることができる。また、筆記用具等の物品を収容する場合に、位置が異なる孔71及び孔37を通じて挿入するので、物品の位置を固定することができる。
第4の実施形態
第4の実施形態について説明する。本実施形態は、伸長部5が複数設けられている。
図16は、外側第一表紙部31を示す平面図である。本実施形態では、外側第一表紙部31に伸長部5、5が二つ設けられている。
一の伸長部5は、外側第一表紙部31における外側背表紙部32と近接した側に設けられている。他の伸長部5は、外側第一表紙部31における開閉部6と近接した位置に設けられている。二つの伸長部5、5夫々は、第一折り目51a及び第二折り目52aが、外側第一表紙部31の長辺と平行になるように設けられている。二つの溝55、55は互いに対向する方向に突出している。
図17は、外側第一表紙部31を示す平面図である。伸長部5、5は、夫々の外側層が夫々同形状の帯状をなしており、長手方向が外側第一表紙部31の短辺に平行であり、短辺の全長に亘って設けられていてもよい。また、長手方向が外側第一表紙部31の短辺に平行な伸長部5と、長手方向が外側第一表紙部31の長辺に平行な伸長部5とが組合せて設けられてもよい。例えば、外側第一表紙部31の二つの短辺近傍に設けられ、長手方向が外側第一表紙部31の短辺に平行な伸長部5、5と、外側背表紙部32近傍に設けられ、長手方向が外側第一表紙部31の長辺に平行な伸長部5とが、コの字状をなすように設けられてもよい。
本実施形態によれば、伸長部5を複数設けることにより、伸長部5が一つの場合と比較して収容することができる容量を増やすことができる。
第5の実施形態
第5の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態と溝55の形状が異なる。
図18は、外側第一表紙部31を示す部分平面図である。図18における溝55は、開閉部6側に突出した弧状をなしている。図19は、外側第一表紙部31を示す部分平面図である。また、溝55は、図19に示すように、2本の直線の端点が接合し、接合箇所が開閉部6側に突出した山型をなしていてもよい。溝55は、第一折り目51aと垂直な方向に突出した線状をなしていれば他の形状であってもよい。
第6の実施形態
第6の実施形態について説明する。本実施形態は、第一差込シート41及び第二差込シート43の形態が異なる。
図20は、冊子カバー1を示す背面図である。第一差込シート41、41…は、複数枚重ねられていてもよい。重なった第一差込シート41、41…は、周縁がコの字状に接着されている。これにより重なった第一差込シート41、41…の間にも紙などの物品を収容することができる。
また第一差込シート41、41は、中央付近において、第一差込シート41、41の短手方向に平行であり、互いに接着している直線状の接着部44が設けられている。接着部44は、重なった2枚の第一差込シート41、41を接着することにより、第一差込シート41、41の間が仕切られるので、小さい物品を収容する際に便利である。また、第二差込シート43、43…も同様に直線状の接着部44が設けられている。
本実施形態によれば、第一差込シート41、41…又は第二差込シート43、43…が複数枚設けられていることにより、第一差込シート41、41…の間又は第二差込シート43、43…の間に物品を収容することができる。特に紙類など厚さの薄い物品を収容する場合に便利である。
第7の実施形態
第7の実施形態について説明する。本実施形態は、冊子カバー1を、電子機器を覆う電子機器用のカバーとして用いる。
冊子カバー1は、紙製の冊子90に限らず、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ブックリーダ、タブレット端末又はノート型のコンピュータ等の電子機器を覆ってもよい。この場合において、例えば、第二差込シート43に代えて、板状の電子機器の隅を留めるための留め具等を設けてもよい。留め具は例えば、電子機器の四隅に対応する箇所に設けられており、両端が内側シート2に接着された帯状をなし、留め具と内側シート2との隙間に電子機器の隅を挿入することができるものであってもよい。
なお、本実施形態において、内側シート2は、第1から第6までの実施形態における内側シート2より厚く、曲がりにくいように構成されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施形態に記載されている技術的特徴は、相互に組合せ可能であり、組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
[付記1]
前記外側シート及び内側シートは、前記冊子における背の位置に対応した背部を備え、
前記伸長部は、前記背部より開閉部側に設けられている
ことを特徴とする冊子カバー。
[付記2]
前記第一折り目及び第二折り目は、前記一辺と平行をなす
ことを特徴とする冊子カバー。
[付記3]
前記第一シートには、スリットが設けられている
ことを特徴とする冊子カバー。
1 冊子カバー
11、12、13、44 接着部
2 内側シート
21 内側第一表紙部
22 内側背表紙部
23 内側第二表紙部
3 外側シート
31 外側第一表紙部
32 外側背表紙部
33 外側第二表紙部
34、35、36、37、71 孔
341、351 溝
41 第一差込シート
43 第二差込シート
5 伸長部
51 外側層
51a 第一折り目
52 折り返し層
52a 第二折り目
53 内側層
54 固定部
55 溝
6 開閉部
61、62 レール
63 スライダー
70 覆部
80 スリット
90 冊子
91 筆記用具
92 携帯音楽プレイヤー
93 イヤホンの配線
94 紙類

Claims (3)

  1. 長方形状の外側シートと、
    該外側シートの一面側に重ねられており、三辺の周縁が前記外側シートの三辺に接着し
    た長方形状の内側シートとを備えて袋体を形成し、
    前記袋体の外面である前記内側シートの一面側に冊子を配置させて該冊子を覆う冊子カ
    バーにおいて、
    前記外側シート及び内側シート夫々の前記三辺と異なる一辺側に設けられ、前記袋体の
    口を開閉する開閉部と、
    前記外側シートの他面側に設けられ、前記外側シートが折り返された層状をなしており

    一面が前記袋体の外側に面した外側層と、
    該外側層の端部における第一折り目から内側に折り返された折り返し層と、
    該折り返し層の端部における第二折り目から折り返し層内側に折り返されており、一面
    が前記袋体の内側に面した内側層とを備え、
    前記外側層の外面には、前記第一折り目の両端側より中央側の方が該第一折り目と垂直
    な方向に突出した線状をなす溝が設けられており、
    前記袋体に物品が収容されることにより、該袋体の外側に伸長する伸長部とを有する
    ことを特徴とする冊子カバー。
  2. 前記伸長部は、各層を接着して固定する固定部を前記一辺と垂直方向の両端側に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の冊子カバー。
  3. 前記外側シートには、前記伸長部と前記開閉部との間に、形状の異なる孔が複数設けら
    れている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冊子カバー。
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